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12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
GB その3
みなさん。また返事が遅くなりました。
>>376.MMTFさんへ
物件をよく知らないのですが、外壁の意匠上のポイントである曲面を連続させた手摺り部分はタイル張りで、その内側のバルコニー内部の柱型・梁型がタイル張りではないということですね。
一般的に、手摺り外壁部分をタイル張りにしても、バルコニーの部屋側の「外壁」部分をタイル張り仕様にすることは、外観上目立たない部分でもあるし、逆梁方式の場合を除いて、特に柱型や梁型は吹き付け塗装で済ませることが多い部分です。(徹底して張る場合も稀にありますが)
確かに、外気に触れている部分はすべて外壁かも知れませんが、一般に最外部であるバルコニーやバルコニーのない部分の外壁がタイル張りである場合に、タイル張り仕上げの外装と呼んでいますので、デベは通常の感覚で、仕様を謳ったのでしょう。つまり、勝手な仕様変更ではないと思われます。「外壁=タイル張り」を、MMTFさんのように考えることもありうることかも知れませんが、その場合には玄関側というか、吹き抜け側にある共用廊下部分の外壁もすべてタイル張り仕様となりますね。
外気露出部分が全部タイル張りと思って契約し、そうでないと分かり、納得いかない場合は、事情を説明して、無償で解約させてもらいましょう。
(バルコニーをあそこまで、詳細に述べるのであれば、柱型や梁型にも言及しておけば、このような誤解もなかったですね。しかし、デベは柱型・梁型は外壁ではないと弁明するかも知れません。そうすると、言葉の解釈という泥沼にはまるので、誠意を持って、業界の用語慣習を説明すると思います。今、言葉の正確さにうるさい人もいるようで、スラブ厚さも「約200mm」とか、変な感じになってきましたね。この「約」を目障りにもわざわざ付けなくても昔から、(設計値)200mmの暗黙の了解があったのですが・・・)
↑上記の「GB その3」に特に意味はありません。
>>375の方へ
一般的に、水平面の隙間をボンドコークで埋めると、ボンドコークのねばねばで、埃(ほこり)をかんで汚くなるので、不可です。常時埃がたわりやすい床面ではやっていけない手直し方法なので、内覧会の時は、よく分からなかったと言って、定期検査時に徹底的に手直ししてもらいましょう。
(この辺を強く言うと、現場担当者も次の現場から、床仕上げ業者に安易な施工を許さなくなる)
一般的に、クロス張りのときも、隙間が気になる部分があると、ボンドコークのお世話になりますが、これは垂直面での話しなので、それが限定的使用である場合はまずまず許容範囲です。(当然ながら、上手な職人による施工では、この補修はほとんど生じませんが)
内覧会で、木幅木と壁とのわずかな隙間が気になる方もいらっしゃいますが、隙間がごくわずかである場合は、そのままにしておいた方が得策です。375.の方の事例と同じように、コーク上にほこりが付着して汚くなります。
ゼネコンボーイ様
>>376と同じMSの購入者です。便乗質問で恐縮ですが、お伺いします。
ここは、まさにその逆梁のマンションです。
建物は、内廊下式なので(共用廊下側の吹き抜け部分と
おっしゃられても)、外気に触れないため、
玄関側が、タイル貼仕様である必要はないのではありませんか。
ですので、外壁及びバルコニーの柱・逆梁部分がタイル貼でないから、
図面集を見て、全面タイル貼ということで契約したため納得がいかないと言えば、
重説時の説明もなかったことだし、無償で解約できる可能性は高いでしょうか?
>>371の方へ
ご心配はよく分かります。すでに述べていますが、日本ERIは確認検査の最大手であり、これを疑うと、これまでの数十万のマンション購入者も同じ思いになります。たまたま姉歯案件の仕事がこなかった検査機関が、日本ERIより厳しいチェックをしていたかどうかは不明ですが、たぶん、どこの検査機関であれ、同じような検査態勢だったと推測します。偽装事件以降は、各機関の構造審査も厳しくなり、設計者に返す質疑の量も倍増したようです。しかし、それも計算書が想定される検討項目を網羅しているかどうかのチェックが多く、構造設計の再計算をしている訳でもなく、また各種設定の妥当性も、それが基準法の範囲内であれば、あえて検査官の個人的な見解を入れてくることもないようです。つまり、構造設計の妥当性は、最終的には設計者を信用するしかないと思われます。(今、改正案では、構造計算書を一定規模以上では、ピアチェックできる第二機関でダブルチェックしようとする話しになっていますが、構造設計者の自覚の問題であり、反対する専門家も多くいます。)
たぶん371.の方は、今回の偽装マンションの購入者のような犠牲者にはなりたくないの一心なのでしょうが、それを回避したい場合は、選択できる案件が狭くなっても、財力のあるデベやゼネコンの物件にするしかないでしょう。(特に財力が大きくなくても、良心的なデベやゼネコンが多いことも確かです。特色あるデベが今回の事件で影響を受けてることがあれば、これまた寂しい限りです)
構造設計が確かなものとして、次は施工に問題ないかの検証ですが、建設住宅性能評価も、通常規模のマンションで躯体工事に3回程度見に来るだけなので、完璧なものではありません。と言って、常駐の監理者を置くのも、デベ側の負担が増えて、なかなか進まないし、そもそもその監理者がどこまで責任を持って見てくれるのか、将来構造的な瑕疵が発覚した際に、責任を取らない監理者なんて、と二の足を踏む感じもある訳です。一応、設計事務所が監理も兼務することが多いですが、通常規模のマンションでは常駐するようなことはなく、また、将来瑕疵があっても、監理者は完全に免罪されているのが実状です。これも課題の多きことですが、保険制度のようなもが登場すれば、皆さんの心配も薄らぐかも知れません。(多くのゼネコンは、今まで以上に品質確保に努力しているはずです。この状況下での欠陥露呈は命取りですから)
>>386の方へ
何か今、フォレストのHPがよく観れない状況なので、逆梁かどうかのコメントはまた次回にします。逆梁だったとした場合、梁が直接に外周部に来ますが、その外周部がタイル張りではないのですか?そうだったとすると、「外壁=タイル張り」は問題ある記載ですね。
いずれにせよ、一般の購入者が自然な発想で、全面タイル張りと思って購入を決意したものならば、無償で解約できる可能性も高いと思います。(全面タイル張り仕様にこだわる必要も特にないと思いますが、それで価格に満足していたらやはり別問題かもしれません)
ゼネコンボーイさんへ
柱型や梁型の注記が無く外壁のみの表記の場合は、柱型や梁型の仕様も外壁に含まれるのが建築設計業界の常識ではありませんか?
また、現在は施工中であること、また外周バルコニーであること、地所の施工過程の中間報告には今後タイルを貼るとの記載(誰かの書き込みで・・)があったやに記憶しておりますので、今後、現場でのタイル貼りが十分にありうる故、この件で心配な方は先ずは地所への直接の確認が必要でしょう。
お世話になっております。
>>376 >>386 と同物件の購入者です。いくつか補足させて下さい。
・386さんは誤解をされているようですが当物件は逆梁構造ではありません。
・当物件は全周にわたって連続したバルコニーになっています。
・バルコニー内の外向き面には躯体本体の柱型と梁型、窓ガラスが露出しているだけで、どの住戸にも『壁』に相当する構造は存在しません。
・当物件は外壁に光触媒タイルを採用しメンテ負担を軽減したことを売りにしています。
・バルコニーのPC部材はタイルが取り付けられた状態で現地へ搬入されています。
・ごく最近購入者に送付された中間報告書には、今後の工事スケジュールとして「躯体工事完了部よりアルミサッシ、......、防水工事、外壁のタイル貼りが行われます」という説明があります。
次に私からも質問があります。御回答いただければ幸いです。
・隣に建っている同デベの先行物件M.M.TOWERSはバルコニー内まで全面タイル仕上ですが、梁型のR部分を良く見ると曲面ではなく多面体になっており、多面体の角と目地とが合うように上手くタイルが貼られています。これに対して当物件の梁型は完全な曲面として造られているようです。バルコニー面より内側にあるだけ梁型の方がRがきついと思われますが、そのためにタイルの現場貼りができなくなった可能性はあるでしょうか。
・仮にタイル⇒吹付けに仕様変更が行われていた場合、この変更は重要事項説明書の「同等の機能・性能を有すると認められる範囲内」と考えて良いでしょうか。
・実際問題として、当該部分が光触媒磁器タイルである場合と、吹付け仕上げの場合とで、将来的な躯体の耐久性に差が出るでしょうか。
・躯体表面の大部分を占める当該部分について仕上表に記載しないことは、業界常識としてあり得るのでしょうか。
目立たない部分なので仕様自体にはこだわっていませんが、事情によってはデベロッパの姿勢・体質に疑念を持たざるを得ない問題と考えています。
>>390.さんへ
ご指摘ありがとうございます。
ちょっと説明不足でしたが、例えばバルコニーが連続し、隣戸との仕切部分にも付け柱(マリオンと呼ぶ場合がある)があり、その外部がタイル張りであれば、バルコニー内部がタイル張りでなくても、タイル張りマンションに見えることが多々あります。その意味で、バルコニー内部がタイル張りでなくても、建物最外部を外壁とみなしての表現ではないかと推測しました。
ご指摘のように、バルコニーが連続しないようなマンションで外壁タイル張りとなれば、それは仕上げの連続性からして、バルコニー内部の柱型も梁型もタイル張りを設定するのが通常です。その意味で、RENNKONさんのご指摘はごもっともです。
>>390.の後半の情報によると、今後バルコニー内部を含めて全部タイル張りをしてもらえば、よい訳ですが、>>376.MMTFさんの指摘は、「すべて」という表現があり、どの部分がタイル張りであるかを確認された後での質問だったと想定した場合の返答になりました。
>逆梁なのかどうか?(389.の続き)
軒天が二重天井になっていることからも、逆梁ではないと思いますが・・・。梁の外側に、バルコニーPC板を設置しているように見受けましたが。逆梁構造では、通常柱型も最外部に来ます。(実はかなり前ですが、現場を外からちらっと見たことがあるので)
>タイル後貼りについて (←張りと貼りが混用してませんか?)
一般に壁面のタイル仕上げはタイル「張り」仕上げと記載します。タイルの設置方法は接着工法だけではないからです。このフォレシスではバルコニー板も後貼りになっているのですか?しかし、30Fの超高層マンションでは、外装タイルはPC部材に打ち込みのが常識なので、何か先行打ちできない理由があったと推測します。(上層階からは、タイル打ち込み板になってくる可能性もありか)
仮に、このバルコニー板がタイル打ち込みでなく、後貼りだとすると、将来の剥離の危険性があってよくない仕様です。その辺ゼネコン側もよく自覚していることなので、仮に30階まで全部後貼りする予定ならば、どのような剥離防止対策をしているか、事前によく確認しておきましょう。また、何故打ち込みにしなかったのか教えていただくと、大変参考になります。
↑上記392.は391.を見ない段階で、記入を開始し、そのままレスしたものです。
>>392さんへ
貴重な情報ありがとうございます。
バルコニー板は、タイル打ち込みが確認できて、一安心です。
その他、今から外出なので、後にご返答します。
ゼネコンボーイ様
369です。流れて行ってしまいました。最新の物件ではなく、皆様のように切迫した状況にもありませんが、お見逃しでしたらと思い書きました。お時間のあるとき、かつ返答できる事項の場合は、ご教授下さい。重ねてのお願いで申し訳ございません。
>>394 残念ながら塗装でした。
315: 名前:匿名さん投稿日:2006/04/29(土) 13:57
結論:柱は『塗装』
先ほどMRで設計図書を確認して参りました。
(これを読んだ営業さんには私の身元がバレてしまいますが、まあ良いでしょう)
意匠図の仕上一覧表にも何故か柱部分の項目だけが無く、さんざん図面を引っくり返して
ようやく棟全体の立面図で発見致しました。柱部分から一本の引き出し線が引かれ、その先に
符号『B』、『B』の説明として『塗装』と書かれておりました。残念ながら塗装自体の仕様
(使用塗料など)は不明です。MRで外観・触感などで調べた範囲では、柱部分の塗装は
バルコニー腰部内面と同じ仕様と思われます。具体的にはいわゆる吹付けタイルとは少し違う、
本当にコンクリートに直接ペンキを塗った様な感じでした(昔の小学校の教室を思い出した)。
営業担当者は柱部分の仕上説明が重説図書から抜け落ちていた点は認めましたが、
普通どのマンションでもこの部分は塗装です、と主張しております。
>>391.の方のご質問への返答
>・隣に建っている同デベの先行物件M.M.TOWERSはバルコニー内まで全面タイル仕上ですが、
>梁型のR部分を良く見ると曲面ではなく多面体になっており、多面体の角と目地とが
>合うように上手くタイルが貼られています。これに対して当物件の梁型は完全な曲面として
>造られているようです。バルコニー面より内側にあるだけ梁型の方がRがきついと思われますが、
>そのためにタイルの現場貼りができなくなった可能性はあるでしょうか。
GB:後貼りを想定しての対応はまずありません。また、曲面でも極端でない限り後貼りは可能ですが、タワーマンションでは避けます。先行物件はPC工場で打ち込んだ来たはずです。フォレシスもそうであれば、工場で打ち込んできます。(その方が安全だし、現場の工数も減る)
>・仮にタイル⇒吹付けに仕様変更が行われていた場合、この変更は重要事項説明書の
>「同等の機能・性能を有すると認められる範囲内」と考えて良いでしょうか。
GB:これはダメでしょう。
>・実際問題として、当該部分が光触媒磁器タイルである場合と、吹付け仕上げの場合とで、
>将来的な躯体の耐久性に差が出るでしょうか。
GB:差が出ます。塗装は種類にもよるのでしょうが、10年ぐらいで劣化の進行が顕著になります。
>・躯体表面の大部分を占める当該部分について仕上表に記載しないことは、業界常識として
>あり得るのでしょうか。
GB:ここが今回の大きな論点ですが、重要事項の説明書類としては、バルコニー部分をあれだけ詳細に記述するのであれば、完全な不手際かと思います。バルコニーは外壁ではないと言えば、その通りですが、逆に、バルコニー内部の建物外壁部分がタイル張りで、この建物の一番のポイントであるバルコニーの外部側仕上げが塗装だったら、これはこれで物議を呼ぶでしょう。その意味では、大きな概念ではバルコニーも外壁の一部です。特に本案件では。
>>384.のGBの最初のコメントですが、これは、>>386.MMTFさんの記載にあった下記の仕上げ表の表現をみて、これを実際に作成した、販売会社の気持ちになって判断したものです。
******引用******
>添付図書(図面集)の仕上表は以下の通りです
■外部仕上
屋根 コンクリートスラブの上アスファルト防水コンクリート直押え
外壁 低層棟 磁器質タイル貼他
高層棟 50二丁掛磁器質タイル
サッシュ アルミ二次電解着色(11階以下は網戸付)、Low−E複層ガラス
バルコニー 床 防滑性ビニール床シート
腰部 コンクリート塗装仕上
手摺 合わせガラス入りアルミ手摺他
軒天 珪酸カルシウム板塗装仕上
******引用終わり*******
ここでは、屋根、外壁、サッシュ、バルコニーと大きくくくっていますが、外壁は一番目立つ部分のバルコニーを意識したのだろうと推測できます。一般に外壁と言えば当然に居室の内と外を隔てるものですが、この図面集の仕上げ表を記載した人は、主な外装仕上げぐらいの感覚で記載した可能性が高い訳です。実際に、バルコニーに内には真の外壁は存在しないのですから。
結果として、誤解を避けるために、
・外装仕上げ:45二丁タイル(バルコニー部)
・外部仕上げ:吹き付けタイル(柱型、梁型)←梁型が軒天からどの程度露出かよく知りませんが。
のようにすべきでした。(なお、一般購入者がこの図面集の仕上げ記載を見て、柱型部分もタイル張りであると思うのはごく自然なことです)
なんと。 まだモデルルームが有る物件の話だったのか。
しかも、そこには閲覧可能な設計図書が置いてあって
見難いとはいえ、各部仕上げを示す凡例まで明記されている、と。
そうなると「減額目的の設計変更」があったかどうかは関係ないのでは?
契約前に仕様を確認する方法があったのに、気付いたのは契約後だった。
今となっては気になって仕方がない。・・・・それだけの話だと思うんですが。
こういう事を書くと、また「デベの工作員」とか何とか言われちゃうのかな。
購入者なら誰しも負っている責任とリスクというものがある。
そこを自分だけが「特別に」スポイルできると思っている人、このサイトには
すごく多いと思う。
「バルコニーの外柱」というから、バルコニーの外側に構造柱が位置しているとか
マリオンがあるとか、そういった類の事を指しているかと思っていたけれど
物件サイトで間取り図を見てみたら、どうもアウトフレームでは無い様だし・・・・。
私なら、この物件で柱の仕上げを気にするなら必ず図面で確認するか
売主から何らかの回答を得ておくと思う。
そもそも、モデルルームでバルコニー周りの仕様は表現されてなかったんだろうか?
もしも、そこで表現されていた内容と実際の施工が異なるというのであれば
正面切って喧嘩をすればいいのだ。
ゼネコンボーイさんとやら。
優しいアドバイスだけが「技術者の正義」なんだろうか?
貴方がレス384で書いた、11〜13行目がこの話の答えだと思う。
しかし依頼者さんには、まだ正確には伝わっていないように見えますよ。
もっとビシッと言うのが貴方の役目では?
402.の方へ
実際に販売をしたことがないので、契約時の重要事項の説明の範囲はよくしりませんが、書類上の話しとして、>>376.さんの記載が正しいとすると、購入者にそれ以上の質問や、ましてや、一般の方には必ずしも100%情報を伝わる訳ではない、MRの設計図書を閲覧する義務などないでしょう。
>引用:>>376.の後半より
6.建物工事完了時における形状、構造、その他国土交通省例で定める事項:
形状、主要構造部、内装、外装、設備および建物配置等については、
別途パンフレットおよび別途敷地配置図記載の通りです。
添付図書:
②M.M.TOWERS FORESISパンフレット
〔各階平面図、立面図、間取図、概要、仕上表、価格表、
住宅金融公庫のご案内、ホームローンのご案内〕、敷地配置図
>引用終わり
>フォレスト関係者の皆様へ
今後、各購入者がどのように対処されるかは、専用の板でご議論ください。
GBの本件に関するコメントは、これまでとします。
ゼネコンボーイ様
391でございます。
素人の愚問にお答えいただきありがとうございました。
今回の問題は基本的に買主側の確認不足が発端とはいえ、配布資料に品質誤認を招くような表現が複数存在することも一要因となっている点は否定できないと思います。このサイトを見ている購入者は全体のごく一部ですし、どれだけの人が設計図書で外装仕様を確認してから契約したのか、と考えると、この問題は将来再燃する可能性がありそうです。
自分もメーカー技術者の端くれですが、図表に要求される厳密性が業界によってこんなにも違うものかと驚いております。今回の問題で、不動産売買では自分が一消費者に過ぎないことを思い知ると同時に、業界の情報に疎い一般消費者を保護するという消費者契約法の制定趣旨が少し理解できたような気が致します。
>>369.の方へ
大変遅くなりました。
>①なんで、こっちの居間のスラブは180mmで、となりは200mmなのでしょうか?
GB:設計者が最小スラブ厚さで設計しているからです。より経済性を追求したものですが、今では200mm以上が標準です。
>② 短編6800mmには、6800/30=227mmのスラブ厚が必要だと
>思っていたのですが、考え違いでしょうか?
GB:確かに、スラブ設計に関する建設省告示(平成12年)では、スパン/スラブ厚さ≧1/30が示されていますが、別途解析して検証した場合はこの限りでないとされているます。16年前の設計は、たぶん大梁の内法寸法を使用し、当時の建築学会のRC規準で判断したと推測します。今の規準でみてもぎりぎりの感じがありますが、小梁があるのであれば、また別の話になります。
>③この時代のフローリングは堅く、かなり響くのですが、LLでどの程度のものが使われて
>おりましたでしょうか?
GB:これはかなり難しい質問ですね。16年前=1990年ぐらいで、仕上げ厚さ60mmの直敷きFLが一体どのような構成なのか、よく知りません。
>④最上階角部屋だからかもしれませんが、重量衝撃音が回りこみ(?)天井やら、
>あらぬ方向から聞こえたりします。これは、防ぎようが無いのでしょうか?
GB:一般に、角部屋は妻側に開口部が多い分、下階の音も空気音として窓を経由して伝搬したり、外壁面のGL工法の面積も増えて、よく響くことがあるようです。将来的にマンション全体が全面改修となる際は、サッシュを防音仕様にして、GL工法の内壁はやや部屋が狭くなっても、独立支柱のふかし壁にすればかなり改善されると思います。
GBさま、ありがとうございました。
ご意見を参考に、売主とは、最悪の場合も考えて、
交渉していきたいと思います。
バルコニー部も、周辺MS同様タイル張りであることは、
購入決定の一因でしたので、私にとっては重大問題です。
(資産価値も減少です)
訂正:>>400.・外部仕上げ:吹き付けタイル→吹き付け塗装。
>>336ことwakkuさんへ
これまた大変遅くなりました。
>Ⅳ 【さや管ヘッダー方式】について
> 以下カタログの引用です。
> 『給水・給湯管には熱に強く、錆や腐食の心配がなく
> 耐久性に優れたポリブテン管を採用。』
> と有りますが、《ポリブテン管》とは良いものなのでしょうか?
> また、通常さや管自体は洗面室の床下付近に有るものなのでしょうか?
GB:ポリブデン管は、架橋ポリエチレン管と共に、1990年代より集合住宅を中心に普及してきた熱に強く耐久性のある樹脂管による給排水工法の一役を担っています。これにより、現場も楽になりました。GBも確か1997年頃に現場で目撃しましたが、一住戸の配管をすべて工場製作して、現場ではそれを広げるだけになり感嘆したものです。(今から思うと、ヘッダー方式ではなく、分岐方式でしたが)wakkuさんの質問の鞘管ヘッダー方式とは、各蛇口への給水系統を1カ所のヘッダーから、個々につなぐ方式で、さらに管の取り替えをヘッダー部分より行えることで、維持管理機能に優れたものです。また、分岐工法と違って、複数の水栓使用時の流量変動少ないことも利点です。このヘッダー用点検口は、給水竪管近傍のどこに設置してもよいのですが、水まわりの中心である洗面所の床が多いようです。
>Ⅴ 【1階床下点検スペース】について
> 以下カタログの引用です。
> 『共用配管などの保守点検時に基本的に住戸内に入ることなく、
> 点検やパーツ交換ができるように、
> 床下点検スペースを設けています。』
> と有りますが最近では当たり前なのでしょうか?
GB:たぶん、今も昔も当たり前です。(昔の低層マンションには、気にしていないケースがあるかもしれません)
>Ⅵ 【杭打ち】について
> 以下カタログの引用です。
> 『支持地盤は地表面から約39m。
> 拡底アースドリル工法により、
> 杭を122本打ち込んでいます。
> (一部の杭はアースドリル工法)』
> 場所打ちのアースドリル工法は、他の
> 杭打ち工法に比べ優れているのでしょうか?
GB:マンションや事務所ビルにように高層で各柱の軸力が大きい場合に、この現場造成杭で大きな荷重を支えます。「打ち込んでいる」という表現は、やや不正確で、現場造成=場所打ち杭は地盤に孔をくって、そこに鉄筋コンクリートの籠を入れて、コンクリートを流し込んでいます。
場所打ち杭には、他に「リバースサーキュレーション」が主な工法ですが、大型工法であると同時に、砂利の多い地盤には不向きなので、主に臨海部埋立地で使用されます。また、既製杭工法としては、あらかじめ工場製作した鋼管やコンクリート管を現場でジョイントしながら、圧入していく工法もあります。鋼管は臨海部の大型工事で使用されることが多く、またPHC杭などは、あまり重たくない建築に多用されますが、昔と違って、ディーゼルハンマーでたたき込み訳にはいかないので、掘削しながら杭を押し込んでいく手法が多くなります。
マンションでは、このアースドリル工法がほとんどであり、バケットを掘削孔に投入しては、一定量の土を掘り出していき、杭孔は崩壊したないように、ベントナイトというものを混ぜた高い比重の液とすることで安定させます。拡底杭とは、バケットに工夫がしてあり、杭先端を広げた形で掘削できるようにしたものです。これで杭の支持耐力をあげることが可能です。杭孔が支持地盤にまで形成できた後に、鉄筋籠を挿入し、上部よりトレミー管を挿入して、コンクリート打設を一気に行います。(他の工法に比較するもなにも、通常はほとんどこれしかやっていない。もちろん地盤状況や立地条件によっては、アースドリル工法が使用できないケースもある)
皆様へ
本業が多忙なので、しばらく休みます。
急がないご質問は、記載されてかまいません。
ゼネコンボーイ様
ご多忙なところ、コメントをいただきありがとうございました。
特に音のまわりこみについては、参考になりました。
つまらない質問で申し訳ございませんでした。
ゼネコンボーイ様
>>371です貴重な意見有り難うございます、確かにおっしゃるとおりだと思います、考えようによってはERIも今だからこそ見直しが必要であり失敗は許されない状況なのかな?と思います、下手なことをすれば会社の信用に関わってきますしイーホー状態になりかねませんよね?デベもそうだと思うので(大手もそうですが中小企業だからこそ・・・)あまり考えないようにしようと思います。
>ERIも今だからこそ見直しが必要であり失敗は許されない状況なのかな?と思います
大阪のマンションで耐震強度不足が判明、再計算にも誤り
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/free/NEWS/20060512/129403/
>マンション購入本記載事項について その1
>「現場監督が暴く!欠陥マンションの簡単な見抜き方」 山河宗太著
一般的に、現職を離れて購入アドバイスの著述業になると、最新情報に触れることがなく過去事例の紹介になったり、また詳しくない部分は他の購入本からの受け売りとなり、的はずれな部分や間違いを継承した指南書となりやすい。この本はその典型例である。
・冒頭から、屋上の水道タンク内の話しが出てくるが、今のマンションでは地下ピットに組み込んだ受水槽からポンプ圧送することが、今や主流である。
・誰の影響か知らないが、アンボンド工法を盤振動とか、業界でも余り使用しない用語で、完全否定している。(著者の限られた体験や、他の購入本を鵜呑みにして記載してはいけない)
・「駐車場は、多くの場合、管理を理由にして所有権は売り渡されていません」という。いまどき、そのようなマンションは皆無に近いのでは。
・直床マンションを「いまは使われない古い工法であり、その工法では階上の音が階下に響くという例がいままでにたくさん報告されており、とても新築で購入するものでないので」友人に別物件を購入するようにアドバイスしたという。デベの採用度合いに西高東低はあるものの、直床は立派な床工法であり、重量も軽量も一般に二重床より遮音測定値としては優れている。(詳しくは次次回に説明)***続く
>マンション購入本記載事項について その2
>「現場監督が暴く!欠陥マンションの簡単な見抜き方」 山河宗太著
・構造スリットの説明の部分で、「地震が起きると柱はそれぞれ違った揺れ方をします」だから、スリットが必要という説明になっている。
GB:構造設計の重要な前提事項に、地震時には柱が同じ水平変位をするということがあります。そのためスラブには、地震時の水平力を柱の剛性に応じて伝達する重要な機能があり、このことをスラブの「水平剛床」仮定と呼びます。よってこの表現はデタラメです。
構造スリットは例の耐震偽装事件で、施工ミスの事例でも盛んにテレビに登場したが、要は‘80年以前の地震で特に学校建築で腰壁付きの柱の曲げ変形が拘束されて上部柱がせん断破壊する事例が多発したことにより、この短柱現象を緩和するために、’81年の新耐震基準で取り込まれたものです。
つまり、マンションの桁行き方向は、柱をスリット付きの疑似純ラーメン構造とすることで、柱がしなやかに変形し、結果としてねばりのある構造が確保できる。他方、梁間方向はRCの戸境壁が一面に耐震壁として存在することで、地震時の水平耐力を確保している。(この本は、さらにスリットを壁下部に水平に設定しているイラストがあるが、そのようなマンションは見たことがない)
・巻末の用語集で、この「戸境壁」を「とざかいへき」と呼んでいる。
GB:このような呼び方はあるかもしれないが、たぶん「こざかいへき」が主流であり、住戸の境という意味からも、この方が正しいだろう。
・他にも指摘事項があるが、これで終わりにします。
>マンション購入本記載事項について その3
>「安心して生涯住める マンション 一発判定」2004.11 長嶋修&さくら事務所=監修
・ここで、「軽量衝撃音に強い二重床は可変性にも対応」の項目があり、直床より性能がよいとの記載がされています。
GB:最近はややトーンが変わったようです。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/g/13/02.html
二重床と直床はほぼ同じ評価になっていますが、これは二重床が防振際根太の施工となっている場合であり、在来際根太の施工ではまずは1ランク(=5dB)以上値が悪くなります。
また、先のHPにある「現在のマンションで重量衝撃音が悪化したのは、梁をなくした工法によるところが大きいのである。」の記載は依然として、正しくありません。スラブ面積が増えても悪化しない事例はすでに、「建築技術」誌の2000年1月号p.156に古くは記載があり、最近では「日経アーキテクチャ」2005-4-18号p.90に同様な記載があります。長くなるが引用します。
●“スラブの固有振動数は梁で囲まれたスラブの面積や厚さ、固定方法などで決まる。固有周波数でスラブが振動すると、その周波数帯域で床衝撃音の遮音性能が低下する。つまりスラブの固有振動数がその帯域に含まれるかで、重量衝撃音の大きさは異なってくる。
例えば、スラブ厚さ250mm、スラブ面積を76.4m2、4辺固定とする大型スラブでは、固有周波数は16Hz帯域となりる。重量衝撃音の遮断性能を決定するのが63Hzなので、この場合は重量衝撃音の遮蔽性能が低下することはない。一方、スラブ厚さを200mm、スラブ面積を17.6m2、4辺固定とする小型スラブでは、固有周波数は63Hz帯域となるので、スラブが共振して重量床衝撃音の遮断性能が低下する。“●(引用終わり)
>マンション購入本記載事項について その4
>「マンションはこうして選びなさい」2004.5 碓井民朗、長嶋修他
この本で、「床の遮音性はスラブ厚さと梁間面積で決まる」という項目があり、小梁を他方の小梁からバルコニー側の大梁に渡しているイラストが登場します。このイラストが、先のその3の本や、達人の他の著書に継承されていますが、GBはこのような小梁構成のマンションを見たことがありません。(荷重の伝達具合からしてあり得ない構成。また、大梁への換気口が設置できなくなる)
GB:その3で紹介したように、小梁のあるなしは直ぐには、床遮音性の優劣につながりません。スラブ自体の厚さ=剛性が一番大切です。その次に床の振動を拘束する大梁、小梁が近傍にあると有利ですが、スラブ全体としての1次固有振動数がどこにくるかも大きな影響要素になるので、小梁付きもそうでない無梁床板も似たような性能になります。(実際に統計を取ってもそのような傾向にあります)
>二重床の遮音性能 補足その1
一般に、二重床は重量衝撃音では直床より悪くなります。空気層の太鼓現象があるからです。軽量衝撃音でも、一般には直床の方が測定上はよい値になります。二重床メーカーのカタログに、二重床の遮音性能として、LH50やLL45等の記載がなされていますが、これは際根太のない状態の製品で試験したものを掲載しているので、現場ではほぼ必ず記載値より悪い値が測定されます。つまり、際根太がないから、太鼓現象が緩和されている。際根太がないから、軽量衝撃の際根太からの伝達がない状態で試験して、それをカタログ値にしています。スラブの素面に対して劣化しない二重床とは、例えば重量衝撃音では、厚さ8mm以上のアスファルト系制震シートが必要です。
http://www.nichieiintec.co.jp/system_floor/daizin/index.html
http://www.awaji-giken.co.jp/product/tokunin/t100.html
ここで、大臣特認でΔ=0を得たと表現している部分が、素面に対して遮音性の劣化がないという意味です。(大臣特認は、品確法の性能標示に直結するものなので、厳格に際根太を設置して試験します)
通常の二重床仕様は、20mmのパーティクルボードの上にFL材直張りが多いですから、ほとんど素面性能を劣化させない直床の方が一般的によい値となります。
>二重床の遮音性能 補足その2
次に、軽量衝撃音についてですが、よく購入本にグラスウールを敷設できる分、二重床の方が対策がしやすいという解説がされます。このグラスウールは内部の空気の動きを阻害するので、重量衝撃音においては逆効果という指摘はある程度そのようなこともあるかも知れませんが、それ以上に問題は、グラスウールを入れても余り軽量衝撃音は改善されていないという事実です。
GBのこれまでの実感としても、せいぜい0.5〜1dBぐらいの改善効果でしょうか。この6月に開催される音響学会の春季発表会では、GWは軽量の緩和対策になっていないという報告がされるという噂を聞いています。(当然、軽量衝撃音の決定周波数である250Hzから500Hzにおけるはなしで、高音域はそれなりの効果を示しているはずですが、その帯域は二重床自体で十分に減衰されています)
これまで、さんざん二重床を攻撃しているような記載になりましたが、遮音性の部分はそのようになっているのが事実です。二重床の総合的な性能や購入者の嗜好を否定するものではありません。
お忙しいところ申し訳ありません。
今、ある物件を購入しようかと迷ってます。
当初は二重床、二重天井の物件を購入予定でしたが申し込む前に価格変更があり9割が値下がり
しましたが当方が希望提出していた物件は変更がなく足元を見られたようでデベに対し不信感を
いだき他の物件を検討することにしました。
新たな物件は二重天井ですが直床でスラブ厚275mm〜300mm(一部約200mm)、LL-45等級のフロー
リングとあり工法はスパンクリート合成床工法採用とあります。
私どもは小さい子供がいるため階下に対する騒音などを心配しております。
防音性のあるカーペットなどを敷こうと考えていますが、これで大丈夫でしょうか?
>二重床選定時の注意事項
二重床はその歩行感のよさから、好まれる場合も多いと思いますが、是非「防振際根太」の仕様を重視してください。これで軽量衝撃音がかなり緩和されます。その分、壁際に重いものを置くと巾木より数ミリの隙間を生じる状況となりますが、下階への衝撃音緩和のため仕方ない部分です。しかし、防振際根太になっていても、小物を落とすと、下階では依然として音が響きます。ものが落ちる可能性のある部分では、カーペットなどを敷設される方が、より下階に対してやさしくなります。
一部のメーカーで、さらにLL値をよくするために、柔らかすぎる支柱ゴムを使用しているケースがあります。歩行感がフアフアするだけでなく、周辺の家具も振動しやすくなりますので、モデルルームでよく確認して、そのような極端な仕様は避けるのでが賢明です。
最近、二重床の太鼓現象の緩和のために、巾木をフローリングより2mm程度透かしている事例があります。内部の空気を周囲より逃がすためです。これは、少しでも音のトラブルを少なくしたいデベ側の努力の表れでもあるので、施工精度が悪いと勘違いしないで、寛容の目で見てあげてください。
(本来は、先に紹介した低減量=0の特認仕様を普及させるのが本道のはずですが、コストアップと工期が延びる要素なので、ほとんど普及していない現実があります)
ゼネコンボーイさんの投稿は大変勉強になります。
さて、この物件↓の購入契約を先日済ませました。
http://www.u-ashiya.com/
そこで、質問です。モデルルームのフローリングは直張りとのことですが、歩行感がフワフワ
して少々気になります。フローリングの仕様をLL値を変えない条件で変更することは可能でしょうか?
リビング(32帖)だけでも変更したいと考えています。
よろしくお願いします。
GBさん復活ですねw
お体気をつけてあんまり無理しないようにね。
>>418.の方へ
まさかあの時間帯に質問されている方がいらっしゃるとは思いませんでした。
スラブの仕様は分かりましたが、スラブのスパン=間口(スラブを支える大梁間の距離)はいくらですか?
>>420.の方へ
二重床への変更は、まず間違いなく却下されます。戸内の床レベルが合わないこと以上に、
仮に戸内すべてを嵩上げしたとしても、バルコニー側とのサッシュとの取り合いが狂ってくるからです。(天井高がその分、低くなることは入居者ががまんすれば済むはなしですが、一住戸のためにサッシュを特注することはまずしません)
また、同じ厚さで同じ遮音性能の「フアフアしない」直敷きフローリングは存在しません。
確かに、最初は若干の違和感もある方も多いとは思いますが、やがてそんなものかと慣れてきます。
例えがよくないかも知れませんが、絨毯とフローリングの順番が逆になり、拭き掃除がし易くなった遮音床工法だと考えてください。
(広い居間と広い住戸面積でいいですね)
ゼネコンボーイさん復活ですね!
早速質問
ゼノコンボーイさんの目から見て
今、都内で売出し中の物件で将来
資産価値が上がると思われる物件はズバリ、ドコですか?
いきなり無茶な質問すいませんw
420です。
ゼネコンボーイさん、早速コメントいただきありがとうございます。
そうですか。。。直敷きフローリングの宿命ですか。。。
大きめの絨毯を敷いて誤摩化すのと「慣れ」に期待することにします。
続いて質問です。この物件は、「戸境壁は約200mm、床コンクリートボイドスラブ(サイレントボイド)は約320mmの厚さ(一部除く)を確保している」と謳っていますが、この数値は業界平均と考えてよいのでしょうか?
また、Qu/Qun値は1.16とのことですが規制値1をどの程度超えていたらよいのか判断できません。
マンション関係は素人には判断基準がなじみがなくパンフレットを見てもピンときません。
よろしくお願いいたします。
すみません、遅い時間に・・・
いろいろ資料とか見て悩みまっくって毎日寝不足です(^。^;)
スパンですが、どこをみればいいでしょうか?
上層階でルーフバルコニーがあるので・・・
なにぶん土素人ですのでお許し下さい。主人にも確認してみます。
GBさん
私も一流建築家や達人が不勉強なまま消費者に情報を流してるのを疑問に思う一人です。
各学会の基準、最新技術の情報収集もせず、いつまでも過去の事例を紹介しているのを
見ると、彼らが建設業界を不信にさせてるとしか思えません。
GBさん頑張って下さい。
スレと関係ない発言お許し下さい。
>>418の方へ
あなたの場合は、隣戸との戸境壁から、ルーフバルコニーのある部分の外壁までの距離になるはずです。
>>424の方へ
この種の質問には答えることができません。
そんなに、しらみつぶしに案件を見ている訳でもないので。
法則としては、すぐに完売する案件が、資産価値の高いマンションです。
これはと思ったところでは、抽選会に参加しましょう。
初回の抽選会の倍率が高いものは、だいたいはずれが少ないと思いますが、
本当に耐久性が高くて、可変性に対応したものかどうかは、よく事前に下調べするしかありません。
中古案件では、高さ制限がきびしくなった地域のその高さ以上の居室の価値は高くなります。
具体的にそれがどの場所かは秘密です。
戸境壁からLD→和室→洋室→ルーフバルコニーとなっています。
和室と洋室の間に柱があります。
戸境壁から柱までは7,450ですが、外壁までだと11,050になっています。
>>429 418.の方へ その1
スパン約7.5mで、厚さ275mmは構造的に経済設計となっている標準的なものです。スパンクリートはその下端部にPC鋼線が緊張状態で打ち込まれている穴あきPC板工法で、長期的なたわみが抑制される分、設計によってはさらにスラブ厚さを薄くすることが可能になりますが、本案件においてはそうではないようです。
同様に、アンボンド工法というのは、現場において、PC鋼線を内蔵したシース管をスラブ内に中央で下にたわんだ状態で打設し、コンクリート硬化後に、スラブ両端より緊張作業を行い、スラブのたわみを抑制する工法です。このPC鋼線のあるスラブ工法の注意事項は、そのたわみ抑制能力をフルに活用して、スパンに対して限界まで薄くしないことです。このスラブスパン−スラブ厚さのプロポーションが悪くなると、先の>>414-415で記載したように、1次の振動モードの周波数は確かに63Hz帯域(この辺の説明は、>>243-248を参照)より低くなりますが、今度は2次の振動モード(スパン内に2つの弦振動が存在)が大きくなる可能性があり、注意が必要です。
先の購入本でアンボンドスラブが遮音性が悪いと指摘されるのは、たぶん、スラブ厚さを抑えてスパンを跳ばした場合に遭遇したと推定されますが、そのような極限の設計をしない限りは、特に問題ないというか、他のスラブ工法と同様な性能になります。
その意味で、418さんの購入検討物件もスラブの遮音性能は標準と考えてよいと思います。(本当は、間取りの開示があれば、より確かな推測になりますが)