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3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
とどのつまり、タワーは怖いと強調したいだけか…
築浅の分譲で倒壊した有名デベマンションはない。いまだかつてない。津波にも流されなかった。もし倒壊するなら戸建物もほとんど倒壊し全滅よ。それより家具など固定することでしょう。
私も同じ様に考えます。
特に東京23区内にあるマンションは、特にタワーは、家具をしっかり固定しないと建物の被害は少なくても家具で命を落とすこともありますからね。
固定と言っても震度7とか東南海地震で起こる長周期地震動に対して、内装壁、つまり軽量鉄骨下地に石膏ボードへの固定や、二重天井への突っ張りなどでは、固定した部分自体が地震のエネルギーが凄いので、揺れの加速度や振幅の大きさで破壊されてしまうことも考えられますので、あまり過信しないで、固定方法を変えるかの対処が必要でしょうね。
また、直下型と東南海のどちらが先に起こるのかわかりませんが、建物には昨年の東日本大震災での直接的な揺れと長周期地震動で受けた表面化されていないダメージがあり、更に、直下型地震動と東南海の長周期地震動を受けることになれば、建物の強度は落ちていますので、どこまで耐えられるかわからないので、倒壊と言う可能性もありますね。
耐震設計では、このような巨大地震を繰り返し受けると言うことは考えられていませんし、長周期地震動に関しては、全く考慮されていない、と言っても過言ではないのですからね。
直下型と東南海が起こり、倒壊はしなかったが補修に高額な費用が掛かるので資金が出せない建物や、補修するなら建て直したほうが安く出来ると言う建物や、補修すら出来ないので解体するしかないような建物が多く残るでしょう。
しかし、倒壊せずにやり過ごしたとしたら、命だけは守ってくれたことに感謝しなければいけませんよね。
これこそ、建物の本来の設計意図なのですからね。
大震災はその時にどこにいるか?です。
現在築36年の都内の賃貸マンションに居住していて、引越しを検討しています。
地震のことを考えると、また賃貸かなと迷う日々ですが、年齢(40代)を考えると
ローンが組める最後のチャンスかもしれないし・・・。
高層マンションは地震に強いというのが魅力なのですが、テレビで繰り返し流される
高層階で家具が飛び回っているの映像を見ると正直怖い感じがします。
一方、低層マンションの壁式構造が最強、という記事を見つけて少し心が動いています。
http://okguide.okwave.jp/guides/41137/print
高層マンションに住まわれていて、日々恐怖感はありませんか?
賃貸マンション、高層免震マンション、低層壁式構造マンション、どれにするべきか・・・。
>278
今、このようなことを知った上で都内にローンを組んでマンションを買おうと言うのは大きなギャンブルと言われても仕方ないでしょうね。
このような条項、かなりリスクが高いのに銀行も良くローンを組ませますよね。
直下型と東南海の長周期地震動を考えますと20階建て以上の高層マンションは大変リスクが高いことになりますが、15階建て以下くらいのマンションで地盤が良く、つまり液状化が起きないようなエリアであるのなら、大地震が起きた時には補修費用の支出をする覚悟なら23区でも良いと思います。
壁式のマンションはまずありませんので、出来るだけ間取りや部屋の配置がバランスよく設計されている建物なら、柱と耐震壁とのラーメン構造ですが、柱が揃っていなくてでこぼこしていたり耐震壁が少ない建物よりも、かなり丈夫な建物になりますので、建物全体を見て決めることをお薦めします。
都内に永住する気がないのなら、賃貸にすべきです。
耐震性と関係ない話ですが、都内の20階に在住のものです。
揺れはとてもゆっくりで大きく、バスタブのお湯(8割入っていた)が半分以上外にあふれ、浴室の扉を何度閉めても揺れで自然に開いてしまう為、室内に大量の水が漏れました(扉は揺れやゆがみで閉じ込められないように開く仕様だと思います)。
向きが良かったのかテレビは倒れませんでしたが、冷蔵庫がスルスルと出てきてキッチンの真ん中にいました。
背の高いスタンドライトやハンガーラックなどは全て倒れました。
また、ベランダの窓(ハイサッシで結構重め)の鍵をかけていなかったので、揺れる度に凄い勢いで開いたり閉まったりして怖かったです。子供が指などを挟んだら危険でした。それ以来必ず鍵をかけています。
同じマンションの低層(8階位まで)の方はそういったことは無かったと聞き、次に家を買う時は5階位の位置が良いかなと考えています。
来週契約予定です。
地盤改良して地震に強い物件にしましたが>279のこういうカキコみるとやっぱり不安になりますね…
でもそんなこと言ってたら何もできない…
住む所は確保しなきゃいけないし賃貸できちんとしたマンションにするなら家賃が高い…
281さん、地盤改良と言うのは、大きな地震に対しては、液状化にのみ有効だろうと言うことです。
地震が無いのなら、地耐力を上げて杭を打たなくても設計上の地耐力にすると言うことですが、あくまでも表面だけのことなので、その下には地盤改良していない地層があるのです。
地盤改良した範囲には液状化が起きないかも知れませんが、その外側は液状化して、更に、地盤改良した部分の下が液状化しますので、地盤改良した部分全体が沈むこともあります。
また、高層マンションだとしたら、長周期地震動に対して地盤改良は全く意味がありません。
有効なのは、2階建ての一般住宅とか庭や平置き駐車場のような平地くらいです。
地盤改良の意味はちゃんと理解していますか?
住んでる人は、いかにして身を守るかを考えること
普段から階段を使い身体を鍛える。
家具(物)を減らす。
一ヶ月分の食品の備蓄をする。
地震だけでなく、パンデミックに備える
久々の投稿です。申し訳ありません。
>>282さんは専門家ですか?
世紀の地盤改良工事って、昭和末期に竣工した何の工事であったか御存知でしょうか?
人類の自然に対する飽くなき挑戦は留まることを知らない。
それでも自然の力の前には負けて立ちすくむ事が有るのは地球上において人類はちっぽけで虫けらの存在でしかない。
そうした事を今日一周年となった東北地方太平洋沖地震で思い知らされたと思います。
従って、巨大地震に対する完璧な程の耐震性があり損傷もなく無傷である土木構造物と一般建築物はこの世には存在しない。そこには人が居るって事でしょう。
>>有効なのは、2階建ての一般住宅とか庭や平置き駐車場のような平地くらいです。
こんな施工事例が一般的に可能なんですか?
コスト倒れで設計・施工すら困難だと思います。
液状化対策に伴う本格的な地盤改良工事は、大規模であればあるほど大型公共工事と大規模物件でしか実施できないのが実情なのでは?
現在施工中の北海道新幹線の道内の区間。
泥炭地と言う軟弱地盤のために埋め立て地でなくても地盤改良工事を施しています。
新しい新築RCは半壊すらなかった。新基準の手抜きなしは大丈夫と思いますよ。ただ10階最上階以下が倒壊しにくく揺れも少なく安心です。
スレ主さん、282です。
自分が書いた内容を読み返して言葉が足りず誤解を招く書き方だと思い反省しています。
私が大手ゼネコンで実際に携わった多くの木造一戸建て物件のなかで、昭和50年代の建物には、地盤改良を行い地耐力を上げていました。
建物受領が軽いことが条件ですので、木造一戸建てにしか用いることは出来ませんが、そのような住宅は沢山存在します。
地震の液状化に対しては有効ですが、絶対ではありませんし、地震に対しても絶対ではありません。
私が言いたかったのは、マンションの営業トークで地盤改良しているから地震でも安心してよいと言うような内容であれば、それは液状化に対してのみであると言うことだと知って欲しかったのです。
東京ディズニーランドでは、3.11の時、駐車場は液状化して車が沈んだりしましたが、ランド内は全て地盤改良を施していたため、液状化は起こらなかったと言うことからも、地盤改良が液状化に対しては有効であると、机上の君論ではなく、現実問題として、かなり信頼出来るものであると言うことです。
それから、東に本題審査での建物被害の大半は、津波によるもので、地震の揺れに関する被害は、津波の映像を見る限り、それほど悲惨なものとはいえないようです。
しかし、東京を襲う直下型地震では話は別です。
震度7と言う、縦か横かもわからない、とんでもない揺れが来るとしたら、杭基礎の支持層がどうなるのかも想像できませんので安心だとは言えないのです。
地盤改良は、埋立地だけでなく田んぼの跡地とか沼の跡地などの色んな軟弱地盤の土地とか地下水位が高い砂地などで古くから用いられています。
一般的には地盤改良材と言うセメントのような粉をその土地で掘り起こした土や砂に適した量を混ぜて埋め戻して押し固めると言う方法を取ります。
在来工法の木造一戸建て住宅には安価で施工時間も短くて長期的に有効な方法ですが、建物重量が重くなると相当な厚みと広さを地盤改良しないと効果は出せなくなります。
重い重量の建物などに用いるのは耐震性と言う意味合いよりも液状化の抑制と液状化によって建物周囲に設置された設備配管や周辺施設への悪影響がないようにしている場合などが考えられます。
14階建物でもかなり揺れるものですか?
結局、建物の固有振動周期、地震波、表層地盤、深層の岩盤(数百~数千m)まで含めた立地、震源との位置関係などで変わるでしょう。311でいろいろな動画が公開されていますが、今回は、東京ではどうも耐震の10階ぐらいの建物が体感としての揺れ方が一番ひどい印象を受けます。あとは40階弱の建物の中間階。超高層階は外から見れば振幅は大きいですが、加速度がそんなに大きい訳ではないので、ゆらゆらはしますが恐怖感とか物の転倒・落下は相対的に少なかったのではないでしょうか。
ちなみに私はタワーマンションの50階弱で遭遇しましたが、体感は上記の通りで、転倒・落下は一切ありませんでした。
もちろん、あくまで311では、という話です。
千葉・茨城のマンションて、主要構造部は相当ダメージを受けてるのでは?
>>287
専門家でしたんですね。こちら素人ですが、わざわざ反省されたのを恐縮しております。
さて、世紀の地盤改良工事で世界最先端の施工をしたのは青函隧道であったのを専門家であればもう御存知ですね。
>>私が言いたかったのは、マンションの営業トークで地盤改良しているから地震でも
>>安心してよいと言うような内容であれば、それは液状化に対してのみであると言う
>>ことだと知って欲しかったのです。
営業トークは元々『ああ、そう。』でしか思っていませんでしたよ。
例えば『棒鉄筋』と『異形鉄筋』の違いすらわからないのが多数だとは思っていましたよ。
元々『安心です』なんて、人類が造った構造物は強大な自然の前では、絶対の安心なんて有り得ませんし。
液状化に関して軟弱地盤と言う事は、橋脚のケーソンを建てる際に河床や海峡に基礎杭を打設する事を連想すれば、如何に基礎杭が大事がわかっていましたから。
TDRに関してはTDLの地平駐車場は液状化対策をしていないと言うよりケチった事でしょう。
もしあんな面積で地盤改良工事をしていたらコスト倒れになるのでは?
対してTDSの立体駐車場は構造物の荷重がかかることから当然地盤改良工事をしていたと思います。
その中で、巨大な設計荷重に耐えたのは京葉線の二つの誇道橋だと思います。
何しろ複々線化を想定してもう一つ桁を載せられるように設計してあった様ですから。
>>震度7と言う、縦か横かもわからない、とんでもない揺れが来るとしたら、杭基礎の支持層がどうなるのかも想像できませんので安心だとは言えないのです。
建築・土木の専門家の間で『安心』と言う言葉は使わないのでは?
『ビクともしない』と言うのでは?
それに人が絡む以上完璧な構造物・建築物は存在しないと解釈しています。
例えば、施工中の北陸新幹線北陸自動車道の誇道橋の橋脚に設計ミスとも思える形状をしている部分があると聞いた事もあります。
スレ主さん、仰ることは理解しているつもりですし、基本的な部分では同じ考えをもっていると思っています。
しかし、この場で専門家同士が専門家にしか理解できない文章を書き綴っても、専門家以外の人たちには誤解無くどれだけ伝わるでしょうか。
おそらく、ほとんどまともには伝わらないと思います。
ですので、専門用語はあまり用いないで、専門家の間なら誰もが知っている理屈でさえ全く知らない人も多いと思います。
その多くの人たちに少しでも誤解無く伝えらるようにすべきだと私は考えているだけです。
今また大きな地震が続いています。
プレートや断層、アウターライズ地震など、起こる場所や深さ起こる向きや範囲などにより、同じマグニチュードであったとしても、揺れ方だけでなく、津波が起こるかどうかなどで、建物への影響や被害は大きく変わります。
超高層ビルは、何度の大型地震に耐え、どのような長周期地震動に耐えられるのでしょうか?
耐震設計は、繰り返し何度も起こる大型地震の検証は行っていませんので未知数なのです。
それに加えて地震と津波で被害を受け、事故を起こした福島原発の水槽がどこまで耐えられるのかも全く不明の状態ですので、今後起こる大型地震は、原発を更に悲惨な状態にし、避難範囲を桁違いに拡大したり、日本の経済を麻痺させることも十分考えられます。
東京23区も避難エリアに入る可能性も高いので、建物が大丈夫であったとしても、放射能の影響で何世紀も人が住めなくなるかも知れませんからね。
311での揺れは、たとえば層間変形率では、設計上の許容値の1/3ぐらいだっただろうと思います。
普通は1/100ぐらいを安全値で造りますが、今回は1/300程度です。
単純に、許容値の1/3程度であれば、数百回遭遇しても躯体自体は何ら問題ないと思います。
吊り天井とか耐力壁でない隔壁は、変形に追随できず傷んでいるのは間違いないですが。
実際に実験を行って検証したわけではないのですから、問題ないと思うと言うのは単なる個人の感想でしかないと言うことです。
これまでにも、設計上では絶対に壊れるはずのないはずなのに、壊れてしまったと言うこともあります。
例えば、風が強く吹く場所に作られた吊り橋が、壊れるはずのない設計値のはるか下の弱い風だったのに壊れてしまったと言う有名な実例があります。
この例は地震ではありませんが、想像も出来なかった原因で破壊されてしまうこともあるのです。
繰り返し起こる地震に対しての実験を伴わない個人的な考えですが、鉄骨や鉄筋が長い範囲で曲げられるのなら繰り返し揺らされても問題ないでしょうが、一点だけが曲げられた場合、その部分が極端に弱くなり、折れてしまうことになるでしょう。
コンクリートは少しでも曲げられると目には見えなくても亀裂が入りますが、内部に鉄筋があるので壊れずに戻りますが、何度か繰り返しているうちに、亀裂が大きくなりぼろぼろと剥がれ落ちてしまいますので、一度でも大きな揺れを経験した建物には、設計当初の耐震性はないと考えています。
>>294
専門用語が交わされる事に関して誤解無く伝わる様にするには、難しい問題ですね。
しかし、そうした用語が交わされる事でスレの攻撃が避けられるように思います。
(ある意味専門的で敬遠してくる。)
アウターライズ地震は先日の千葉東方沖地震がそのようですね。
>>耐震設計は、繰り返し何度も起こる大型地震の検証は行っていませんので未知数なのです。
確かにそうは思います。
eディフェンスでこれまで実験されてきた兵庫県南部地震でのJR鷹取工場が観測した地震動によるシミュレーションですが、あくまで実際に近い様なシミュレーションで、実際にはさらに複雑な力が建物に加わっているとは思いますね。
ただ、鉄骨の柱の座屈や柱の梁との接続部での溶接部分の破断が見られたようですね。
>>不明の状態ですので、今後起こる大型地震は、原発を更に悲惨な状態にし、避難範囲を桁違いに拡大したり、日本の経済を麻痺させることも十分考えられます。
>>東京23区も避難エリアに入る可能性も高いので、建物が大丈夫であったとしても、放射能の影響で何世紀も人が住めなくなるかも知れませんからね。
東北地方太平洋沖地震時に日本原電の東海第二原発が津波に若干襲われ、非常用全電源喪失の瀬戸際の状況だったようですね。
http://www.japc.co.jp/news/press/2011/pdf/230407.pdf
もし非常用全電源喪失の最悪の状況になった場合、首都東京は捨てなければならなくなった状況だったかも知れませんね。
>>296
>>297
>>コンクリートは少しでも曲げられると目には見えなくても亀裂が入りますが、
>>内部に鉄筋があるので壊れずに戻りますが、何度か繰り返しているうちに、
>>亀裂が大きくなりぼろぼろと剥がれ落ちてしまいますので、一度でも大きな
>>揺れを経験した建物には、設計当初の耐震性はないと考えています。
専門家ならではの見解を有り難うございます。
S造ではなくRC造の場合、コンクリートが最大強度に達するのは打設から1ヶ月過ぎでしたっけ、それから次第に強度は劣化していくようですね。
それに加えて巨大地震の地震動による強い変形で被りコンクリートが剥がれ、そらに進むと主筋内部のコンクリートも破壊れる為、荷重を支える強さが失われ『段落とし』となり主筋がはらみ出す現象も起こるようですね。
それが東北地方太平洋沖地震時に東北新幹線が被災しており、ラーメン構造の高架橋でも柱の剪断破壊が見られましたね。
にも関わらず、ジャッキアップして再使用してしまう技術力って何なのでしょうか?
そもそも、東北新幹線は1981年の開通前でも施工中に何度か東北地方の大きな地震に襲われており無傷とは言えず損傷しては補修していたようですし。
高架橋の土台の場合、せんだん破壊が起きていても内部状況が良好ならば、崩れそうな破片を戻すように修復し、間に接着剤などを注入し、周囲を包帯のように包んで固めてしまいますと、コンクリートに求められる耐力である圧縮、つまり、上に重いものを載せても耐えられるように戻せますが、建物の場合、外壁の範囲だけで、その補修補強が出来ればいいのですが、建物の場合、内装の仕上げであるなどの占有部分や共用部分における有効寸法や意匠部分に関わってきますので、理論的には直せるのですが、高架橋の土台とは違い、現実には常識を超えるコストは掛かりますし、占有面積が小さくなったり、廊下などの有効幅が取れなくなったりしますので、建物内で出来る部分もあるが出来ない部分も出てくるのです。
また、シャッキアップするにしても高層マンションの総重量は、高架橋の土台よりもはるかに重くバランスを崩して倒してしまう可能性も考えますと、責任問題になりますので誰も手を付けたくないですからね。
構造体の耐力や補修方法などは共通しているかも知れませんが、それが有る場所や用途、取り巻く法規などが合致しない構造体とは単純に比べることは出来ないと思います。
阪神淡路大震災で1981年以降の施工マンションでは半壊すらなかった。安心してよいのではないか?
阪神大震災を引き起こした地震と、関東大震災を再び引き起こそうとしている地震とでは、タイプも大きさだけでなく、それを取り巻く条件も違いすぎるので参考にはならないです。
予想されているマグニチュードにおいても「1」くらいの違い、つまり対数表記ですので10進法でわかりやすくしますと「16倍」の違いがあります。
それに加え、対象となる建物の形状と規模も違いすぎます。
阪神大震災当時にはなかったような景色で、超高層ビルなどが乱立しているのです。
マグニチュード5と6が、10進法での5と6の違いだ思い込んでる人が多いのでしょうか?
ただ、マグニチュード5と6の違いは、約16倍ではなく約30倍です。
ですから、マグニチュード5と7のように2つ違えば約1000倍になるのです。
それなら全滅よ?なのに東京にいて大震災で倒壊すると信じる人は東京には住めないはず。過去の震災ぐらいと信じてるから住めるのではないか?
全滅と言う意味がわかりませんね。
東京都の全ての建物が全滅、つまり、倒壊すると言うことですか?
そうなら違います。
起こって見なければ誰にも確実な結果を予想することすら出来ません。
新耐震以前の在来工法の建物は倒壊の危険が高く危険ですが、新耐震以後の建物は在来工法を含め倒壊せずに残る可能性は高いと思いますが、修復不可能な状態になったり、修復には新築くらいの金額が必要になる建物が多いでしょう。
ただ、東京23区内でも、北側のエリアなら震度も小さくなりますし、津波の心配もしなくて良いエリアもあります。
でも、南側のエリア、海沿いや古くからの埋立地などは危険ですので、今からその辺りでマンションを購入する人は少なくなっているでしょう。
過去の震災時と今とでは、建物などの景色が大きく変わっていますので、同じ様に考えることは出来ません。
築浅の物件に住めば倒壊だけは免れると言うことか?
必ずしも築浅の物件に住めば倒壊だけは免れると言うことではありません。
建物の損壊状態は、どのエリアにある建物かによって大きく異なります。
同じ震度であったエリアだとしても、揺れ方が違ったり、同じ年に建てた同じ階数の建物であっても、形状が違えば壊れ方も違ってきます。
例えば、同じ5階建て40世帯だとしても、50㎡クラスの2LDKばかりの建物と、80㎡クラスの4LDKなどでワイドスパンの間取りの建物とでは、前者のほうが建物は強いといえますので、倒壊の危険性は低く、損壊の度合いも少なくなるでしょう。
また、大小の間取りが組み合わされているマンションの場合、それらの間取りの組み合わせによっては、揺れを上手く逃がすように揺れたり、その逆で、揺れを増幅するように揺れたりすることで、大きな地震に耐える建物もあるが、それほど大きな揺れでないのに深刻な被害を受ける建物もあるでしょう。
単に、築浅だからとか、上辺だけではわからないのです。
>>306
そちらは不動産関係業者ですか?
巨大地震関連、建築・土木工学関連を離脱したような投稿内容が見られます。
こうした投稿は遠慮して頂きたい。
>>新耐震以前の在来工法の建物は倒壊の危険が高く危険ですが、新耐震以後の建物は在来工法を含め
>>倒壊せずに残る可能性は高いと思いますが、修復不可能な状態になったり、修復には新築くらいの
>>金額が必要になる建物が多いでしょう。
新耐震以前の在来工法って何ですか?
木造住宅の在来工法と2×4工法の違いの事を言っているのではないですか?
RC造及びSRC造の集合住宅の場合は、新耐震基準以前の在来工法とかのは存在しないはずです。
あるのは免震か制震工法だけではないのでしょうかね?
新耐震基準ではなく旧耐震基準でもビクともしないような構造もあるはずです。
梁に『ハンチ』をつけると言うのは聞いた事がありますか?
現在、ハンチは省略されているのが殆どです。
何故、ハンチを省略するようになったか? これは鉄筋の加工に手間が掛かり面倒だと言う事を聞いたことがあります。
それほど昔は下手な新耐震基準の建築・土木構造物より手間をかけたものがあると言う事です。
最近の整備新幹線を代表する新線のラーメン高架橋はその殆どがハンチを省略し、鉄筋を太くして橋脚の間隔も広がり、素人が見て一見きゃしゃな鉄道模型の世界のようなものを見かけます。しかし、それを実現しているのは構造計算でパーソナル・コンピューターの性能の向上で昔の旧耐震基準でもしっかりしたものと同等の耐震性能を保証したものと個人的に思います。
>>ただ、東京23区内でも、北側のエリアなら震度も小さくなりますし、津波の心配もしなくて良いエリアもあります。
そんな事は無い。
そもそも巨大地震のメカニズムを理解していない表れです。
マグニチュードの大きさ、そして震源の深さも関係してきます。
直下型の場合は 23区内の北側だけではなく首都圏全体を激震に襲われるのが普通です。
しかも関東平野全体が関東ローム層としたのが曲者ではないのですかね?
津波の心配もしかり、直下型ではまず発生は有り得ません。発生時の断層の高低差を想像していますか?
水深の浅い東京湾のことですから、兵庫県南部地震時の野島断層の様に高低差が1m以下の断層なら東京湾の海底下で発生したとして潮位だけの変化の津波でもどれくらいの規模が想像出来ないのですかね?
津波の心配をするのは、海溝型地震で海底下の巨大な破壊が発生し地殻の沈降あるいは隆起によって海面を押し上げたり下げたりする事で発生します。東北地方太平洋地震の連動型超巨大地震に関してTVのメディアや書籍などで散々説明されているはずです。
問題は想定されている南海トラフなどで東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震時の大津波が東京湾に侵入してきた時です。
>>でも、南側のエリア、海沿いや古くからの埋立地などは危険ですので、今からその辺りでマンションを購入する人は少なくなっているでしょう
何が危険なのか? 23区の西側の杉並区などは細い街路が集中し木造住宅が密集している住宅の不燃化が遅れており、古い都市計画で形成されています。逆に火災の延焼が危険になってきます。
南側のエリアって何ですかね?
埋め立て地は江戸時代から続く過去の都市計画からして街路の狭さの対策として火災の延焼を避けるべく広い街路が取られています。
これは震災時の避難経路に重要な役割をします。
私は建築工学の関係です。
在来工法とは、仰るとおり、柱と梁で組み立てていく木造住宅のことです。
こちらは高層建築に関するスレッドだとはわかっていたのですが、305のような「全滅」と言う発言に対して、戸建も含まれていると思えたので戸建の例をだしたのです。
新耐震以後の在来工法には色々な工夫がみられます。
特に弱い1階の梁を柱に取り付けるために穴を開けて柱の断面積を半分くらいにしてしまう部分と、その次に弱いのが柱下部と土台との接合部分です。
地震の揺れで、その柱の部分が折れてしまい、ちょうど1階部分の柱が、柱の剛性で保っている壁と共に倒れるように壊れ、2階が倒れた1階の上に載ってしまうという壊れ方をするのを、ニュースなどでの実験の映像を流しています。
ごらんになったことはあるのではないかと思います。
同じ形の建物で、1つは古くからの在来工法で、もう1つは最近の耐震補強などを施した建物での比較です。
高層建築ではない2バイ4ですが、完全なる壁工法の建物で地震には強い建物です。
モデルルームを取り壊すときにメーカー協力のもと、実験を行った実例での話しですが、バランスを考慮しながら外周の壁を撤去していくと、外周全部の壁を取り去っても、2階の建具は正常に動作していまして、床の傾きもほとんど出ませんでした。
もう1つは、建物の南東の角から3分の1くらいの外壁と内壁を取り去ったのですが、2階の状態は前述の状態と同じでした。
構造用合板と補強プレートと釘での壁構造ですが、木の特性から鉄骨増のような粘りのある建物です。
ハンチは土木関係でよく用いられていますね。
建築ではあまり見られませんし在来工法にハンチを用いることは前述の理由で意味がありません。
RC造ではハンチを用いる場合もありますが、高層マンションの場合、室内に梁型が出ますので見た目がよくなく室内の使い勝手が悪くなります、ハンチを用いるのは住宅ではなくオフィスビルなどに限られるでしょう。
関東大震災は、震源地が相模湾でしたので直下型とは違います。
今懸念されている直下型は、今現在の断層の状態がわからないこともありますので、前回の揺れ分布からの想定でしかありません。
直下型地震の震源地は東京港あたりの想定で、最大震度7だとすると、新宿あたりでは震度6になるかどうかだと言われているようです。
しかし高層建築物への問題は長周期地振動との複合の揺れです。
土木での橋脚と建築でのマンションなどの建物とでは、考え方が根本から違う部分が多いですね。
橋脚の場合、建築物とは規模が違い過ぎます。
マンションはひとつの塊ですが、橋は、かなり間隔をあけた橋脚の上に橋を載せたものです。
重量バランスはもちろん、重心位置や基礎に掛かる荷重の大きさや向きが異なります。
直下型地震でも、房総半島と三浦半島で周囲を取り囲まれたエリアですので、反射した波が津波となる可能性があります。
実際に3.11の津波が同じ現象で増幅された記録があります。
今の湾岸に建てているマンションでは、5~7mの津波を想定して建てているものが多いです。
津波で壊されるということがなくても、タイで起こったような状態になるでしょう。
南のエリアは低いので、一度、水が入ってくると抜け難いので、長期に渡り水深2~3mくらいになるエリアが多いのです。
先日、葛飾区役所に行った時、区役所付近で水深3mになるという表示が道路にしてありました。
この水深は荒川が決壊したときの想定だそうです。
東京湾で起きた直下型地震での津波が川を遡り決壊を引き起こすという東京都が作ったCG映像にも出されています。
映像によると、銀座も水没していました。
>>310
専門家との事、これは非常に失礼しました。
専門用語一つも出てこなかったので識別が難しかったのでして。
既に巨大地震の発生のメカニズムに加え、建築・土木は素人の私以上に詳しいと思うのでそれを前提に考えておきます。
ハンチを持っている建築物はS40年代以前までの施工では目立っていたと思います。
>>直下型地震でも、房総半島と三浦半島で周囲を取り囲まれたエリアですので、反射した波が津波となる可能性があります。
>>実際に3.11の津波が同じ現象で増幅された記録があります。
これは違うのではないのでしょうか?
東北地方太平洋沖地震の場合は東京湾に侵入してきた津波が湾内で反響して波高が高くなった所もありますし。
しかし、浦安沖の波高はTDRを運営するOLCが観測しており何と0.5mしかなかったとのことです。
そして津波は御存知の通りいきなり高い波が来るのが津波ではなく徐々に潮位が変化するのも津波ですからね。
恐らく東京湾周辺を震源とする津波はそれほど問題とはならない可愛いものではないか?と。
何故なら海底下の断層が海水を押し上げる程の地殻の破壊力は東北地方太平洋地震とは桁違いに少ないのでは? と。
三連動超巨大地震の場合、東京湾に侵入して来た津波で潮位の変化を一番受けやすいのが、江東ゼロメートル地帯では無いのでしょうか? 旧木場などの河川で筏の係留をしていた光景は消え、RCの堤防で守られている運河の河川は殆ど姿を消しました。代わって、隅田川と荒川の防潮堤に守られていることになり、そこが損傷し浸水が始まると、如何に排水ポンプを持ってしてでも震災時に停電している可能性もあるので排水が間に合うかどうかも微妙ですね。
逆に海側の埋め立てられている地帯はどれも海抜ゼロメートルではなく1m以上はある訳ですし。
ただ、潮位が2m以上になると明らかに水没しますね。
例えば、3.11の前、平成17年に発表されている中央区の情報に3.11のことを付け加えたものがあります。
http://www.city.chuo.lg.jp/saigaijoho/tunamiekijouka/index.html
他でも、3.11の時、荒川か隅田川で2m水位が上がったとニュースで報道していました。
3.11のことがあってから、これまでの想定では役に立たないので東京都が見直している最中です。
東京直下地震でも湾内で反射して、最大3~4mくらいの津波になる可能性があると言う学者もいるようで、そのような意見も積極的に取り入れて、3.11のような想定外で多くの人命を失わないようにするようです。
まだ発表されていませんので、どの当たりに決めるのかわかりませんが、神奈川県の状態を考えると、かなり変わるのではないでしょうか。
大震災で耐震基準1の普通の物件でも倒壊しないかどうか?今までの大震災では倒壊しなかった。?
非常階段のある付近は倒壊しにくいのではないか?物件でも端だけにある非常階段一つの物件より真ん中や両サイドに非常階段がある方が倒壊しにくい物件と言えるのではないか?
晴海の検潮所でも311での津波は1.4mとありましたが、引き波と押し波の高低差ではないのでしょうかね?
近隣に住んでいますが、そこまでの実感はありませんでした。
ただ314が引用している学説は、東京湾に津波が入りやすい震源かも知れませんね。
近傍震源だとより強震になるため、防潮水門や排水機場の設備などが損傷する惧れもなきにしもあらず。
>>315
高層建物では、構造自体は非常階段とは独立しているので(壁式建物や木造のように、階段室付近に主要な柱等が集中している訳ではなく、基本的に均等な構造割りの中で、階段自重を支えるだけの鉄骨で支持されているという意味)、格別その付近が丈夫という訳ではないように思います。
非常階段が倒壊しないとか頑丈だというのは誤解です。
階段の周囲がRCの耐震壁で四角に柱があったとしても、建物に接しているものですから建物が倒壊すれば同じ様に倒壊します。
トイレが一番頑丈だとかの間違ったことが信じられているのです。
今回発見された2つの活断層、千葉県の海岸線から100キロくらい東に、南北方向160キロで高低差約2キロの断層と、その東にある南北方向300キロで高低差約3キロの断層で地震が起きると、マグニチュード8以上の巨大地震となるそうです。
東日本大震災のように海底の深い部分で大きく長く揺れるので、揺れも大きいし長周期地震動も発生するし、大津波が起こることになるようです。
発見されたばかりですから、いつ起こるのかはわかりませんが、この地震が起こった時には、東南海大地震よりも深刻な被害を関東に与えるでしょう。
津波は当然のごとく東京湾にも侵入し、大きく長い揺れで破壊された水門や緩んだ河川の防潮堤を破壊して川から都内深くまで浸水させて大きな被害を出すでしょう。
東日本大震災で最大2mくらいの津波が東京の河川で観測されたということから、千葉県沖の巨大地震が起これば、千葉や神奈川は宮城のような津波被害となり、東京も4m以上の津波になるのではないでしょうか。
>>318
房総沖にこれまでノーマークであった未知の活断層の存在に関してメディアで知りました。
JAMSTECも報告しているので信頼できるものと思います。
それがいつ起こるのかは不明なだけに不安を増大させるのは明らかですね。
未知の活断層と言うと東北地方太平洋沖地震で巨大な地殻変動が起きた以上、日本列島各地に次々に未知の活断層を発見するのではないのでしょうか?
まさに故小松左京氏の『日本沈没』を彷彿させる様な日本列島全体の巨大な地殻変動が起きているのをこの世で起きているとは…。
七大都市で有史以来、巨大地震が発生していない空白期間が長い大都市もリスクを考える必要もあると思いますが。
東京湾はその湾口が一種の防潮堤の役割をしているような感じで、東北地方太平洋沖地震で人工の防潮堤の開口部から潮位が上がった津波が侵入してくる事を連想しそうです。
その時に問題となるのが湾内で反射した波が、波高を上げる事ですね。
しかし、その先には米海軍横須賀基地、日産自動車追浜工場がある…どんな被害になるか想像したくはないです。
聞いた話ですが、ニュースで南海トラフでの巨大地震、つまり南海大地震が起こったら、最大34mの津波が予想されているそうです。
浜岡原発のようなのですが、今、津波を食い止めるために高さ18mの防波壁を作っているようですが、そこの予想高さは21mだそうです、
しかし、原子力発電所の前だけに防波壁を作っても意味ないので、原子力発電所の周囲を囲むのでしょうが、一部でも決壊すれば、決壊しなくても波が乗り換えれば、内部は全て浸水し、水没するでしょうね。
津波で侵入したのと同じ能力の排水が出来れば良いのでしょうが、そんな排水能力のある設備なんて考えられません。
よって、実際に津波がくれば結果的に無駄となり、それに掛けた費用も無駄になるのです。
浜岡原発もメルトダウンを起こすと、日本はどうなるでしょうね。
東日本大震災の巨大余震で発生する巨大津波は東北を遅い長周期地震動が東京を襲うでしょうし、千葉沖大地震では巨大津波と長周期地震動が東京を襲うでしょうし、東南海巨大地震でも大津波と長周期地震動が東京を遅い、直下型大地震では震度7が東京を遅うことになるので、東京はどうなるのでしょうね。
可能性のある最悪のケース。
流出した大量のオイルに引火してそのまま東京湾を漂えば、数日間火の海です。
更に漂流した火災が発電所の様な危険施設に引火すれば爆発もあり得ます。
>>322
東京湾上でその様なケースに陥った場合、首都東京の支援物資の配給は絶望的となると思います。
羽田からの支援物資は米軍のC-5も含む空自ともC-130すら降りられなくなる事態に陥り、大量の支援物資配給の頼りになる強襲揚陸艦すら近づけなくなり極めて最悪の事態となり得ます。
横田・厚木基地のランウェイが無傷、それとも早期に復旧できたとしても、内陸部の道路の被災、大渋滞による交通障害などでヘリでの輸送が主体になるのではないのでしょうか?
>>321さんが仰る通り南海トラフの地殻が破壊された場合、日本列島そのものが絶望的状況になるのではないか? と。
先日の新聞のメディアでも鶴賀の原発周辺の断層の数を精査したらしく驚くほどの断層の数だったようですね。
>>321
最近の政府の傘下での検討会では、これまでの甘い想定を覆す最悪の想定をする様になってきていますね。
より現実的な想定にやっとのこと動き出したのでしょう。
四国沿岸で最大34mの巨大津波となると大阪湾、伊勢湾、浜名湖、東京湾に侵入してきた潮位の変化の大きい津波が問題となりそうですね。
また、浜岡原発が再稼働していたら…。
SFの様な世界が現実に近付くのを見るのは勘弁して欲しいと思います。
今回の南海トラフの想定でも、東京湾奥は2~3mの予測です。
湾内の反射波が重なってもっと高くなることはあるでしょうが、移動している海水の量や高波高の継続時間が小さいので、極端な浸水にはならないでしょう。
ヘリ輸送は1回のペイロードが小さく、ツインローターの双発大型ヘリでもせいぜい3トンがいいところ。一般ヘリなら500キロがせいぜいで、併用して日本中から100機を輸送用(救難・捜索を除く)に投入し、1日100回ピストン輸送しても1万トンちょっとしか運べません。これは大型トラック800台分、揚陸艦(母艦の方)の5隻分にしか過ぎません。
東京区部だけでも被災人口は1000万人はいますから、根本的にはとにかく陸路と海路を確保するしかないです。
まだ序の口ですが、第2東名が開通したのはせめてもの幸いです。
前提が重要なんですが、高潮と重なるというのは、まあ巨大地震が5000回起きるとして、そのうち1回ぐらいでしょう。
水門が閉まり、実際にメートル単位で水位が上昇する高潮(台風由来)は、10年に1度もありませんから。
また震度7というのはあくまで直下震源の場合で、津波が発生する海溝型の地震の場合は、東京では最大震度5強です。
3連動のM9だと継続時間が長くなるのであるいは液状化被害が311並みになるかも知れませんが、実際の311で防潮設備に被害はありませんでした。
もちろん、直下地震で水門がやられ、復旧しないうちに3連動というのであれば、それなりに浸水する地域が広がるでしょう。ただし順序が逆なら、津波被害は限定的だと思います。
泣きっ面に蜂という言葉もありますし、最近の学者・行政の想定は、「想定外」とあとから非難されないよう最悪パターンを示し、無責任なマスコミもそれに乗っかる風潮がありますから、327さんのご紹介のようなケースも、それはそれで存在意義はありますね。
すいません、首都直下型地震と混じってしまいました。
直下型地震では東京湾に通じる水門の多くは、震度7で機能しなくなると言ってました。
また、土地は水平でも平らでもありませんので、一度侵入した水は、低いところに溜まり、流れ出ないエリアが沢山ありますので、自然に吸収されるか蒸発するまで水没したままだとも言ってました。
それよりも、高潮とは報道番組で私が「満潮」だと思っていたことを差していまして、毎日起こるものですので、そんなに少ない確立ではないと思います。
思い出しました、河川の両側にある堤防ですが、直下型地震では破壊されるのですが長周期地震動ででも緩むとも言っていました。
例えば、1mの津波とは単に水面が1m上がるのではなく、1mの高さで押し寄せてくる水の巨大な塊なのです。
1mだからと言って、1mの防波堤では、どんどん押し寄せるので、そこで水面が高く盛り上がり1mの防波堤を乗り越えてしまうのです。
同様の理屈で、1mの津波だとしても、緩やかな登り斜面での最高到達高さは1.5m以上になるようです。
津波とは、波とは違い、巨大な水の塊が長時間に渡り一定の強さで押し寄せ続けて来るものです。
津波が波と同じだと勘違いしている人が多いので、津波の怖さを知らずに海岸まで見に行こうなどと考える人が多いのです。
30センチの津波が来たら、300キロの重さの物を動かすと実験で見せていました。
3.11の津波の映像を見れば一目瞭然だと思うのですが、それでも津波は波と同じように解釈するのは他の人に誤解を与えてしまうので辞めるべきだと思います。
>>329
付け加えますと津波と言うものは、いきなり高い波が来るのだけが津波ではなく、潮位が徐々に30cm変化しただけでも津波ですよね。
押し波と引き波もありますので、押し波が来た状態で暫くその潮位が続く事もあり、今度は潮位が戻って行く水が引き始めるのが引き波ですね。
風による波に対して津波は海底下の地殻変動で隆起もしくは沈降による海水の潮位の変化は『波長』が違うと言う事を理解されていない方も多いか…と思います。
この『波長』そのものを理解するのが難しいようです。
>>326
ヘリに関する詳細な輸送力のフォローを有り難うございます。
ツイン・ローターと言うとCH-47チヌークの事ですよね。自衛隊にも多数現役で配備されていますし。
ただ、東北地方太平洋沖地震で支援物資を届けることが困難な(自衛隊では支援力の限界に来ていて米軍へ要請)場所へ輸送した米海兵隊のヘリは空自にも配備されているSH-3シーキングが活躍したそうですし。
普通の波でさえ、浜辺に打ち上げられれば、その時の平均海水面の高さよりも高い位置まで到着し、引いて行きますね。
浜辺の波打ち際に立っていると、波の強い時には引き波で足元の砂が波ですくい取られ、波が引いた直後、足が少し埋まってしまい、足で引き波の強さを感じることが出来ます。
津波では波と違い、3.11の映像でご覧になったように、まるで川の流れかのように一定の時間、同じ速度で押し寄せ続けるので、ちょっとした丘などは飲み込んでしまうのです。
押し波は水の塊が低いところから高いところへ移動するので重力がその勢いを抑えてくれるのですが、引き波では重力が加わりますので押し波よりも速度が速くなり強い力を出すのです。
この理屈は波でも同じですが、津波の場合、移動する水の塊の量と移動距離と時間が、圧倒的に多いのです。
単に見ていると穏やかにも見えるので、ニュースなどでは近付かないで直ぐに避難して下さいと言っているのが大袈裟に思い込んでしまい、大袈裟に言い過ぎているんじゃないのかと勘違いしている人も多いのでしょう。
今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称しているマンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。
しかも、津波に関しては、波と誤解しているかのような対策しか施されていないのに、東京都の発表を元に安全が確保されていると思っているのです。
スーパー堤防などと称している傾斜を使った堤防が多いのですが、津波の高さプラス1~2mくらいでしか作っていないため、今回の想定では無に等しく、過去の想定であっても津波は乗り越えて来る可能性が非常に高いのです。
タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。
更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。
火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。
最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。
東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。
地震も心配ですが、今日のような強風も、高層マンションへの影響は大きいですね。
東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。
東北でM6前後の地震があったときに拾う揺れの感じです。
目をつぶって立っていると、身体が自然にバランスをとります。
バルコニーの隔て板が風圧で割れるかも知れません。
こんな悪天候のときに大地震が重なったりすると、避難も遅れて大変ですね。
そんなに揺れるのですね。
揺れることで地震に耐えると言う建物なのでしょうが、これだけ長時間揺られていると船酔いのような状態になるのでしょうね。
直下型を含め、今問題にされている巨大地震たちが1日でも遅く起こることを祈りたいです。
>>332
専門家としての見解ですか?
湾岸地区の被災しか見ていない偏った傾向が見られますけど。
>>今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称している
>>マンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。
安全性を語っていると仰っていますが、デベのアナウンスですか?
建築・土木の世界だと安全性に関して絶対などあり得ない筈です。
それは国の骨格としてのインフラで高速鉄道・高速道路の被災(損傷)も見られました。
関東平野部の茨城県側の常磐自動車道の土工区間の崩落や常磐線の土路盤の沈下で軌道が暫く崩れ不通になった区間もあります。
>>タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、
>>杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。
その様な状況になると河川に設置されている橋梁のケーソンも同じ事になります。
まず、設計荷重が杭に何千tの荷重がかかっているか理解する必要があるのではないのでしょうか?
杭の剪断破壊は可能性がゼロとは言えず、どこかかしこか損傷する可能性はあると思います。
これが、安全性に100パーセントの絶対は無いと言う事ではないのでしょうか?
>>更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。
>>火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。
そうなると首都の都区内の中心部は大変な被災をしている事は変わらないのですかね?
補修にしろ大量の資材は主に海運を頼らざるを得なくなる(311時にはガソリンや軽油の燃料輸送で東北本線が被災したため、日本海側の北陸本線・羽越本線を経由した鉄道貨物輸送作戦が行われました。)為、コンビナートが被災すると内陸部とは言え陸路の道路の補修の大量の資材も海運が主になるはずです。
>>最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。
湾岸部の被災ばかりに偏るとその様な見解になります。
>>東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。
これにも語弊があります。
いくら内陸部とは言え、都市計画が古く街路も狭いようでは資材輸送がスムーズに行かなくなります。
超高層の揺れ、「東日本」の2倍…3連動地震
読売新聞 4月7日(土)9時17分配信
東海・東南海・南海の三連動地震が起きた場合、首都圏の超高層建物の揺れの速さは東日本大震災の2倍以上になることが、日本建築学会小委員会の分析でわかった。
建物の崩壊までは至らないが、補修が必要な損傷が生じるおそれがあるという。
分析によると、東日本大震災では高さ100メートル以上の超高層建物を大きく揺らす周期2~6秒の「長周期地震動」が、首都圏ではあまり強くなく、速度は毎秒20~50センチ程度だった。実際、10分間以上揺れ続けたが、構造被害はなかった。
これに対し、三連動地震では、同じ周期の長周期地震動は強く、速度は毎秒50~100センチと予測された。高さ60メートル以上の超高層ビルの耐震性を確保するため、建築基準法で設計用の基準とした「告示波」(地盤の揺れ)の速度を一部で上回り、損傷の可能性がある。
最終更新:4月7日(土)9時17分
>>334
>>東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
>>風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。
超高層建築は地震の揺れの他にも風揺れも勘案しているのではないのでしょうか?
あの911のWTCビルですら風揺れは考えていた。
S造は良くたわむ様だけど、RC造はまだましではないか? と。
たわまないコンクリートなどこの世に存在しないのは、橋梁でPC橋梁の桁の中間部に立ち止まって居れば車両荷重の移動でも揺れていることがわかるはずです。
また、先日の瀬戸大橋の吊り橋のように巨大橋梁でも風圧の圧力によってたわんでいる事も御存知か…と。
むしろ巨大構造物がたわまない方が、驚くに値しないのでしょうか?
あらゆるものが、その差はあれど熱膨張することさえ知らないと言うよりも、考えたことのない人は多いです。
同様に、鉄筋コンクリートの壁を目の当たりにして、1m当たり数ミリも曲がるなんて信じられないようです。
風耐力は考慮されています。
しかし、原子力発電所で起こった事故同様、想定外はありますし、先日のような強風が長時間吹き続けると言う想定に対しての耐力は想定外、すなわち構造計算外です。
1度や2度で深刻なことにはなりませんが、想定外の大きな揺れが多くなれば、その分、ストレスが蓄積して巨大地震が来た時に、設計当初の耐力が出るかどうかの心配はありますね。
でも、安全率は所定の数値よりも多く見るのが通例ですので、直下型地震での震度7であっても倒壊することはないでしょうが、長周期地震動の場合は大きく揺らされてしまうため心配です。
建物の形状と振幅方向と周波数によっては、文字通り、途中で折れてしまうような破壊が起こる可能性もあるでしょうね。
高層マンションの大規模改修工事なんて想定外
現実的じゃない
341さん、どうも茶化したくてしょうがないように思うのですが違いますか?
高層マンションの大規模修繕工事が想定外だと言うのは間違いであると言い切れます。
マンションの躯体寿命100年にもなっている建物もありますので、大規模修繕工事は行えるようにするのが大前提です。
ただ、低層マンションのようには出来ませんし費用も異なります。
S造だと床面積1㎡当たりの上物重量は1トン程度、耐震のRC造だと同1.5トン近くあります。
最近のオフィスビルの階高は4.5m、一方タワーマンションは3.3mぐらいなので、容積当たりにするとRCの方が2倍近く重く、単純に、それだけ風揺れはしにくいです。
風に正対する面積が1万㎡(高さ180m×幅60m)のマンションなら、重量は15万トンぐらいになると思います。
一方風圧は、台風程度ならたぶん㎡当たり100kg単位のレベルで、1万㎡で1000トンと建物重量の1%程度しかありません。
このため一定風速ならば、風洞実験で建物形状を工夫すれば乱流を軽減でき、建物は風下に押されたままで揺れにはつながりません。
通常の対風設計はこれが主眼です。
しかし暴風の場合は風の息(強弱)があるので、強く吹けば押され、弱まると建物は元に戻ろうとし、これが揺れの主因になります。風の息がたまたま建物の固有振動周期と合致したりすると、意外な揺れにつながります。
オフィスビルではご存知のように屋上等に重りをアクティブに動かす制御装置を組み込んだりしますが、横浜のランドマークタワー70階の311映像に見るように、さすがに大きな(長周期)地震動になると軽減効果があるのかわかりませんね。
<日本海溝>巨大4地震の痕跡 日独チームが1万年分調査
毎日新聞 4月8日(日)10時28分配信
東日本大震災の震源域で海底調査をしていた日独の共同研究チームが、日本海溝の海底から過去1万年分とみられる堆積(たいせき)物を採取し、4回の巨大地震の痕跡と考えられる層を発見した。独側責任者のブレーメン大のジェラルド・ウェファー教授らが7日、毎日新聞の取材に明らかにした。日本を襲った複数の巨大地震の痕跡が海底で確認されたのは初めてという。
研究チームは東日本大震災の発生メカニズムを解明するため、ドイツ側の呼びかけを受け、ドイツの海洋調査船「ゾンネ号」で調査をした。
ウェファー教授によると、太平洋プレートが北米プレートの下に潜り込む日本海溝沿いで、地震による海底の地形変化などを調べるため堆積物を採取した。水深約7700メートルの海底15カ所で長さ10メートルの円柱状の機器を打ち込み、過去約1万年とみられる深さ10メートル分を引き上げた。
このうち宮城県牡鹿半島沖の南北65キロの間で採取した3本で、巨大地震で積もったと考えられるタービダイト(乱泥流堆積物)を4層確認。最上部が東日本大震災のものとみられ、2番目の層は火山灰層のすぐ上にあった。ウェファー教授とともに取材に答えたチューリヒ大学のミヒャエル・ストラッサー教授は「2番目のタービダイトは1000年ほど前の堆積で、文献などから(東北沿岸に大津波を起こした)貞観(じょうがん)地震(869年)のものとの仮説が立てられる」と語る。【福井聡】
【ことば】タービダイト
大地震などにより海底の斜面が崩落し、海底がかく乱するなどして砂や泥と海水が混合した「乱泥流」によりできた密度の高い層。
>343さん
超高層の風荷重はもうチョイ大きめの300kgf/m2程度になるかと思います。
ただし、おっしゃるとおりのマンションなどのRCでは自重が大きいので
地震荷重に対しては非常に小さくなりますね。
超高層マンションの平面形状が隅切りしてあるのは、風荷重時の居住性の安定だと思っていますが、違うのかな。
平面の隅切りと言うのは、おそらく4角形の平面であれば4角を45度で切り取った8角形にすると言うことだと思います。
風に対して真正面から受けるとしたら、単純に面積が小さいほうが風の影響は受けにくくなります。
しかし風は平面に対して斜めに吹く場合のほうが圧倒的に多いので、意味がないと考える設計士も多いです。
今の高層ビルの場合、天空率と言う規制がありまして、地面に立ってそのビルを見上げた時に空が多く見えるようなデザインが求められています。
ユニークな建物では、1階から建物の途中までの床面積よりも途中から最上階までの床面積のほうが広いと言う形の建物も実在します。
野球のバットのグリップを下にして立てたような建物です。
このように、4角をカットすることで見上げた時の面積が少しでも小さくなることの意味が強いと思います。
100kgfの風荷重というと、風速45m秒程度なので、平均風速20m強×最大瞬間1.5倍×高層1.3倍ぐらいな感じでしょうか。
台風としては序の口ですね。
仰るように超高層建築や長大橋などはmax80m秒(300kgf強)ぐらいの設計でしょうか。
重量の3%の荷重として、無理やり加速度換算すると30gal程度、仮に地震の加速度と同じ(ということはあり得ませんが)とすると、震度3と4の境界ぐらいですね。1%荷重でも10galで、やっぱり震度3です・・・ちょっと違いますか。。
戸建物とマンションどちらが大震災でも倒壊しにくい?
倒壊と言うのが文字通り建物が倒れて壊れてしまうような状態だとし、東京23区と言うエリアに限って、戸建やマンションの種類に関係なくと言うことですと、今の予想最大震度7での想定ならマンションのほうが倒壊し難いと思います。
昨夜のアンビリバボーの内容では長周期地震動に触れていませんでしたね。
しかし、津波が2mになる可能性があると言っていましたので、東日本大震災での津波のように、海面を移動する時の高さは15mだったのに、陸に上がり上り坂を上ったり狭い場所に入り込んだ津波の高さは2倍以上にもなったりしましたので、4mは想定していないといけませんし、満潮と干潮との差が約1mありますので、5mくらいの予想が必要でしょう。
直下型地震の場合、東京湾内が震源地になることが想定されていますので、東京湾内で起こる津波は地震発生後僅か5分で到達するので水門が壊れていなくて作動していたとしても間に合わないと言っていました。
水門を閉めるのに必要な時間は10~15分だからです。
河川に津波が入り込めば高くなるのは必死で、一部でも堤防が決壊すれば、その部分を広げながら圧倒的なちからで津波は東京を飲み込んで行くようです。
最悪の場合、東京湾周辺のコンビナートから大量の重油などが流れ出て発火し、人類がこれまでに経験したことが無いような巨大な火災が起きた場合、想像も出来ないような巨大な火災旋風で東京湾周辺の広範囲のエリアが数百度の熱風で覆われることにあるのです。
これにより火災が誘発され木造住宅は壊滅してしまうかも知れません。
高層マンションは、倒壊しないにしても、これまでにデーターのない、一般のマンションの面積当たり数倍にもなる高層マンションの自重の影響が地盤に対してどうなるのかが不安のたねです。
建物は倒壊せずに耐えたとしても、部屋の内部では家具などが凶器となり人命を奪おうとしますので、十分な配慮が必要となります。
今の耐震グッズなどは震度7には対応していないと言うことですが、知らない人も多いのではないでしょうか。
埋立地ではじばんが水平に7mも海側に移動する可能性もあると言ってましたので、湾岸エリアのマンションは高層マンションに限らず危険でしょう。
これまで地震学者などにはわかっていたことも多いようですが、国などが政治的な圧力もあり、情報を操作していたので、我々には知らされなかっただけの話です。
このような操作された情報、都合の悪いことは隠蔽されてしまった結果、いざ巨大地震や巨大津波が来ると知られてしまった今、取り返しのつかない建物の許可や都市計画によって作られた都市が対応できない状態であると明白になったのです。
年金問題などと同じです。
私利私欲でしか動かない人ばかりが立候補して、悪巧みに加担する人を集めて当選させ、今だけが良ければ将来のことなんて家計無いと言うことが正しいことだと積み重ねてきたことを許した結果がこれです。
火山活動によって生まれ、火山の上でサーフィンしているかのように存在している日本と言う国土を認識しなおすべきです。
>>350
>>直下型地震の場合、東京湾内が震源地になることが想定されていますので、
>>東京湾内で起こる津波は地震発生後僅か5分で到達するので水門が壊れて
>>いなくて作動していたとしても間に合わないと言っていました。
こんな事言ってたんですかね?
南海トラフを震源とする東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震で南海トラフの巨大な破壊による沈降・隆起に伴う大津波の東京湾の侵入を言っていたのではないのでしょうか?
まず、直下型地震では津波は殆ど発生しないことになっています。
東京湾の水深と湾の形状、そして東京湾北部地震における海底下の活断層の段差を想定する必要があります。
せいぜい兵庫県南部地震時の野島断層と同等に段差は1mも満たないはずです。
それでは海底の隆起と沈降を勘案しても海水を押し上げるそれとも沈降させるにしても1mにも満たないことになります。
東北地方太平洋沖地震時の日本海溝の巨大な破壊は、南北500km、破壊された地殻の隆起や沈降は直下型とは比べものにならないほど超巨大なものがあのような大津波を発生させたことになっています。
スレ主さん、350です。
番組内ではそのように言っていました。
直下型地震で津波が起こると言うのは政治の力で抑えられていたようです。
東日本大震災が起こってから、これまで常識とされていたことが「想定外」として誤魔化されてしまいましたが、かなり以前から巨大地震や巨大津波のことを研究して知っていたのに少数派とされたか、原発建設に対して不利な情報だったのでもみ消されたというか隠蔽されたのでしょう。
現に数年前から福島原発は津波に耐えられないので改善すべきだと指摘されていたにもかかわらず、そんないつ来るかわからない津波対策に金を使うのは無駄だと判断して無視していた結果があのざまです。
東京湾での直下型地震による津波が起こるのは東京都の見直しでも認められたので、それも含め津波の高さが変更になったようです。
1mの隆起で起こった津波でも、起こった場所の深さ分の水が持ち上げられるため、浅瀬に行けばその分高くなることのようです。
極端な私の勝手な例えですが、震源地が水深10mだとして深さ10m分の水を1m持ち上げたとすると、その持ち上がった分が平行移動していくですが、海底が浅くなるとその分だけ津波の高さが高くなると言う感じです。
当然、液体ですので固体のようにはいかず、四方八方に逃げる部分もありますが、実際に15mと言われていた津波が陸地では40mの高さまで水に浸かったことからすれば理解出来ると思います。
>>352
>>現に数年前から福島原発は津波に耐えられないので改善すべきだと指摘されていたにもかかわらず、
>>そんないつ来るかわからない津波対策に金を使うのは無駄だと判断して無視していた結果があのざまです。
この様な事は同じ巨大技術である日本の高速鉄道も同様です。
早期地震警戒システムの元となったユレダスシステムですが、直下型地震には殆ど無効なことが中越地震じの上越新幹線脱線事故でほぼ証明されました。
その結果、土木学会(これは原発でも絡んでいますね)ではこれ以上の対策(構造物関係)は不可能だとして、車両屋よりも真っ先に脱線防止対策を車両や軌道に設置しよと打診してきた筈です。
また、茨城県の日本原電の東海原発も津波に多少襲われ、全電源消失の瀬戸際だったのも御存知ですか?
人が関わる以上どんな技術が可能だとしてもそこには人が居る。だから100パーセントの安全性は無いと言う事でも。
>>1mの隆起で起こった津波でも、起こった場所の深さ分の水が持ち上げられるため、浅瀬に行けばその分高くなることのようです。
水深が問題となるのではないのですかね?
東京湾は日本海溝に比べて水深は遙かに浅いです。
浅瀬に行くほど高くなると言うより、海底の深さと地形の形状による津波の遡上が以下の仰る結果となっていますが。
>>実際に15mと言われていた津波が陸地では40mの高さまで水に浸かったことからすれば理解出来ると思います。
まず、東京湾の直下で発生した活断層による津波は兵庫県南部地震の事例を見るとそれほどの大規模ではなく、潮位がゆっくり上がったり下がったりする可能性があると思います。
問題は相模トラフで発生した巨大地震と南海トラフを主因とする三連動型超巨大地震ですね。
その時東京湾の湾口は狭いため自然の巨大な防潮堤と言う感じで、先の東北地方太平洋沖地震で見られた防潮堤の開口部から海水が突入してくると言う感じではないのでしょうか?
東京湾北部地震・・・可能性一番高いようだから、湾岸と下町はだめ。特にゼロ・メートル地帯。
立川活断層・・・最近特に注目されてる。三鷹・多摩地区もだめ。
南埼玉地震・・・・昔から想定されている。特に川口駅周辺の乱立マンション、赤羽・川口間の荒川べりのマンション、危 険。河岸段丘という地勢の強度も不明。 埼玉県は、津波が荒川を遡上してくることも想定。
綾瀬川活断層・・・埼玉では最大の損害になると想定。「川口土建にだまされた」
というブログにも書いてあった。
昔は地震による火災を怖がってたが、今は耐震性そのものと津波になった。
特に日本は、体裁を重んじることが多いので、真実の追究を諦めてしまう傾向が強いため、一見、穏やかで良さそうに見えるのですが、自信や津波などのように利益を追求する一握りの人たちの独裁的な考えにより、日本人の性格を悪用して真実を隠蔽していたのです。
実際には世界全体で行われていることですが、大人しい国民であればあるほど、一握りの独裁的思想家が私腹を肥やしやすいのでしょう。
日本の高層マンションは、本当に大丈夫なのでしょうか?
>>355
もっと物理的な方向に話を持って頂きたいです。
>>日本の高層マンションは、本当に大丈夫なのでしょうか?
震度6以上になると流石に無傷だとは思えませんね。
ただ、倒壊はあり得ないと言って良いと思います。
無傷ではないと言うのは、柱と梁の接続部が地震動による度重なる変形によってストレスがかかり、ひび割れ多数の損傷が発生すると言う事です。
場合によっては、被りコンクリートが剥がれ主筋に囲まれているコンクリートが破壊され主筋がはらみ出す段落としも発生するかも知れません。
それそそれで、倒壊に至らないために中にいる人命の保証をされていることになり耐震性が保証されたことになるのではないのでしょうか?
でももう住めないでしょ。マンション。
物理的に展開するには本当の情報が少なすぎませんか?
巨大津波の高さ同様、我々には知らされていないが巨大地震ではもっと特殊な揺れが発せいしている可能性があるとか、実験などでは震度6までは大丈夫だとか良いながら、震度7が最大震度にしているのには隠された理由があるのかも知れません。
震度8や震度9まで設定するのに意味が無いのか、設定すると都合が悪いのかなどです。
設定を無視して震度6では大丈夫でも、震度7.1以上だと突然、階段を踏み外したように倒壊でなく崩壊することが実験では起こっているが、そんなことはまず起こらないだろうから無視しましょうと隠蔽されているかも知れません。
よって、情報操作された都合の良いデータしか与えられていない状態では理論的解析や物理的解析をしても意味がないでしょう。
私が一番心配しているのは建物本体よりも地盤です。
過去と同じ地震が起こっても、建っている建物は全く違いますし、相対的な重さも桁違いに重くなっています。
これらによって同じ地震だとしても、同じ揺れが起こるとは限りません。
地下鉄が走り回り、地下街が出来ていたりして地盤の条件も大きく変わっていることも大きな要因です。
倒れなくても液状化ではないほかの現象で建物が沈んだり、盛り上がったりすることが起こる可能性もあると思います。
そうなると、傾いた建物のように、住めなくなります。
>>設定を無視して震度6では大丈夫でも、震度7.1以上だと突然、階段を踏み外したように
>>倒壊でなく崩壊することが実験では起こっているが、そんなことはまず起こらないだろう
>>から無視しましょうと隠蔽されているかも知れません。
これは崩壊と言うのではなく柱の座屈と言いませんか?
RCの柱や橋脚ではないS造の橋脚で現に兵庫県南部地震で阪神高速の溶接部が剥がれたように鉄骨が舐める様に座屈になった現象もありましたし。
だから、隠蔽などはされていないと思います。
私の様な素人の眼では見ていない事が、土木や建築の関係者には奥深く見ている思います。
例えば土木の超専門家に聞いてみると、
『一般の人(素人)が見てバランスの悪そうな不安定な形状をしていると感じるのであれば、それは本当に危ない。』
と聞いた事があります。
如何にもバランスが悪く不安定な構造は良くないのでは? と思います。
例えば首都高速の無理矢理な橋脚で不安定な形状ですね。
地盤に関しては関東ローム層と言うのは専門家には熟知していたようで、高速道路や鉄道などで沈下が伴う土工区間よりも基礎杭を打設しわざわざ高架構造にしているのは、車両の度重なる荷重による沈下の対策の為とか。
物理的な展開のみを良しとするにはデータが乏しすぎますしどこまで信じてよいのか誰にもわかりませんね。
崩壊と称したのは、柱の座屈だけでなくせん断や捻れなどの複合要素からなる破壊が、建物の構造や形状や規模や地盤の状態などにより変わってしまうので、誰にでもわかり易いと思う表現にしたかったからです。
物理的な方向の話にされたいと言うのであれば、スレ主さんも物理的な話をされたほうが良いと思います。
でも、私は物理的な話だけに絞るのではなく、物理的な根拠をもった抽象的な表現の話でも良いと思います。
>溶接部が剥がれたように鉄骨が舐める様に座屈
これは座屈なのでしょうか?
溶接部とは柱頭の部分なのでしょうか?
写真を見ればわかるのでしょうが高速道路の柱脚とマンションなどの建築物とでは違いが大きく同じものとして見ることはできませんし、地震時のことですので、高速道路の柱脚と言う形状や重量バランスから推測すると、鉄骨で良く起こるのは捻れ、つまり曲げによる場合が多いのではないでしょうか?
物理的な話をするのなら、高速道路や鉄道などに絞った展開にされたほうが良いと思います。
>>溶接部とは柱頭の部分なのでしょうか?
>>写真を見ればわかるのでしょうが高速道路の柱脚とマンションなどの建築物とでは違いが大きく同じものとして見ることはできませんし、
ご存じ無かった様ですね。
橋脚の頭部ではありません。
箱形の鋼管鉄骨の四方溶接部です。
これが破断して、単なる一枚ごとの鋼板の状態になり、荷重が支えられずぺシャンコになった事例です。良く報道された重いPC桁を支えているRCの橋脚がせん断破壊により横倒しになったよりもあまり報道されていないもので、当時新聞の紙面に小さく書かれており、その画像も見ました。
まさか、その溶接部が破断するとは思いませんでした。
現時点では、eディフェンスの加震実験でも、S造の建築物でH鋼の梁ので溶接部が破断した事例もあるようですし。
あと『柱脚』の言い回しはなんでしょうか?
どこに居れば安全なのか。
正直、立地と環境が重要で、建物性能は二の次に思う。
近隣が壊滅的被害を受けているのに、高性能な一棟だけが助かるというのは稀な話。
反対に性能が多少悪くても立地や地盤さえ良ければ助かってしまう。
幾ら耐震性に優れた建物でも、隣に倒れそうな建物があれば安全とは言えないし、住宅密集地にあれば貰い火の確率が高くなり、水辺にあれば津波に襲われる心配がある。
まずは、原発火山津波火災断層震源等により壊滅的被害を受けそうな地域は避け、出来るだけ低リスクな土地を選びたい。
そこまで心配するとなると、日本で大都市に住むなら札幌ぐらいしかないですね。
お気持ちはわかりますが、議論の全否定になってる感じです。
本当の答えは確かにそこにあるのかも知れませんが・・・
確かに日本で安全と言われる大都市は碁盤目状に広い道路が整備され、しかも建物と土地の建坪率も首都東京に比べて過密していないから札幌は安全ですね。
ただ、北海道に今後巨大地震がないと言えば、ウソになりそうなので七大都市どこでも巨大地震に襲われる可能性はありますね。
地震大国ですし、北海道にも火山は沢山ありますので、今回の地震同様で既に誰かが知っているような巨大地震があったでしょうし今後も起こるでしょう。
しかし巨大地震だけならまだ良いと思います。
どうしようもないのは巨大津波です。
東日本大震災でも津波さえなければ、あのような悲惨なことにはなりませんでした。
福島原発もメルトダウンして今でも危険な状態が続いていることにもなりませんでしたね、
不幸中の幸いと言えるのは、原発が少なくとも日本にとっては危険なものであることが明白になったことだけです。
しかし、その代償は余りにも大き過ぎて言葉もありません。
今の高層マンションは、津波と液状化さえなければ、直下型地震で倒壊することはないでしょう。
後で住めないような状態になるかも知れませんが、命を奪うような長周期地震動や阪神大震災のように蹴飛ばされたような上下の揺れで家具などが人の命を奪わないなら、命は守れるでしょう。
>>今の高層マンションは、津波と液状化さえなければ、直下型地震で倒壊することはないでしょう。
倒壊? そんな事自体想像しているのが不思議です。
高層建築に限らず、建物の総重量と言うか設計荷重の重い建築物は事前にポーリング調査をします。
これによってベタ基礎か杭基礎か決まるはずです。これは高速道路や高速鉄道も同じでボーリング調査によってルートが決まり下手に一直線になっていません。
内陸部でも地下水の問題も有り、上越新幹線中山トンネルが度重なる異常出水事故により不自然な急曲線があるのも有名な話です。
倒壊と言うよりせん断破壊による傾きでしょう。
東北地方で津波に襲われたRC造集合住宅と学校校舎に倒壊したケースがありましたっけ?
むしろ新耐震基準はビクともしなかった事を証明した格好ですが。
しかし、火山の噴火による辺り一面が太陽光線を遮る様な降灰は、電気・ガス・水道のインフラに大きな影響を与えるので深刻ですね。
高層マンションが倒壊するかどうかと言う話は、多くの人の話題となっています。
専門家であればそうでしょうが、それを知っている専門家と言うのは、日本国民の僅か数%です。
残りの人は専門家ではないので知らないのです。
専門家は、自分が知っていることは世間一般の常識で、誰もが知っていると誤解した前提の話をする人が多いです。
素人からすると、喧嘩売ってるかのように取られてしまうこともあります。
相手のことを考えて話すべきです。
このスレッドが専門家しか立ち入れないのならいいのですが、このスレッドは誰でも訪れることのできるオープンなスレッドであることを認識すべきです。
高層マンションを題材にしているのに、どうして高速道路や電車のことが出てくるのか理解できません。
全く違う建物と言うか構造物ではないのでしょうか?
連なって何キロにも及ぶ空中を通り、その上を自動車やトラックや電車が高速で走るものと、人が住む建物とでは、地震の影響の受け方も違うし、補強の方法も全く違うし、壊れた時の修理の方法や、高速道路なら修理できるが高層マンションだと物理的に修理は出来るが、住んでる人の考えや金の問題で修理出来ないことになるなどの違いもあります。
なによりも、物理的な話になっていないですし、論理的でもありません。
他人の揚げ足をとったりする内容が目立っていますよ。
仙台周辺で全壊認定のRCマンションもあったのではなかったでしたっけ。
兵庫県南部地震とは違って、揺れそのもので文字通り横倒しとか柱が座屈したRC建物の映像は殆どみかけませんでしたが、報道が津波被害に偏っていたこともあるでしょうし、311本震時の投稿映像で、戸建て住宅から避難して外を映したときに、工場事務所かなにかと思われる3階建ての結構大きな建物の2~3階が広範囲に崩れ、消防が放水している画も見ました。
もっとも、最近の高層MSに限れば、足元で地表面までズレた断層を跨いでいるとか、震源が5キロ未満で、1500とか2000ガル以上の揺れに直面しない限り大丈夫そうな感じはします。建築基準法で求める6強(短周期で上限850ガルぐらい?)で大破しない=安全係数で1.5倍ぐらいは強度が取ってあることが多い=設計通りの施工が保証されていればですが。
また高層MSがある大都市では津波が進入しても最大5m程度でしょうし、直撃されて幅50mの建物に高さ5mで1㎡当たり20トンの力がかかっても、全体で5000トンに過ぎません。幅50m、高さ150mのMSなら上物だけで10万トン程度の自重があり、さらに基礎で固定されているので主要構造部分が被害を受けることはほぼ皆無でしょう。
私も高層マンション自体は大きな被害を受けないと思います。
しかし、津波に関しては心配です。
海岸で砂浜の波打ち際で、波が寄せた時には踝くらいまでのところ立つと、引き波で足元の砂の周囲がえぐられて波が数回くると踝まで砂に沈んでしまうのと同じで、建物自体は大丈夫でも、周囲の土地がえぐれたりするのではないかと言う心配があります。
地震の揺れで地盤が緩み、緩んだところに津波でえぐられる、と言うことです。
過去の大震災で倒壊した1995年以降築の大手企業のマンションはない。戸建物もない。
高速道路や電車の線路や橋などの高架になっている長い距離にわたる建築物と高層マンションとを比較するには無理があります。
まず、用途が全く違いますし、構造はもちろん安全性に対する考え方も全く異なる部分も多いです。
破損箇所や補修が必要箇所を調べたりチェックする方法の基本的な部分は同じですが、実際の方法が異なったり、判定方法が異なります。
また、同じような破損あるいは補修が必要な箇所があったとしても、用途が全く違いますので、補修や修理方法も違いますし、もしかすると高層マンションの場合なら、補修せずに様子をみるなどが適当な場合もあります。
高層マンションと言う限定でのスレッドを立ち上げたスレ主が高層マンションとは全く異なる方向に話を進めるのはおかしいと思います。