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エアー免震ってどうですか?これまでの免振設備に比べて比較的コストパフォーマンスはよさそうですが・・・。
[スレ作成日時]2011-04-01 13:21:16
エアー免震ってどうですか?これまでの免振設備に比べて比較的コストパフォーマンスはよさそうですが・・・。
[スレ作成日時]2011-04-01 13:21:16
>>100
「最後にIAUさんの更なる技術改革とコストダウンで 世界の免震住宅の更なる普及を心から願います。」
励ましのお言葉、ありがとうございます。
「免震」はコスト問題に尽きると言っても過言ではありません。
量さえ出れば、100万円台は可能と試算しています。
国がエコ同様に、当初だけでも半額補助を出していただき、量さえ出れば、恐らく、免震装置は半額にできるでしょう。残るは鋼製架台です。これも量さえ出れば、量産化、そして大幅なコストダウンが可能になるものと思われます。
今回の話に関連しますのでさらに続けますと、
国土交通省系の雑誌「建築技術」で「耐震の歴史」+「免震の歴史」について連載しました。
最終回の第5回は、「地震防災事業」から「日本復活」の話です。
これらの連載内容は、東日本大震災以前に構想したものですが、5月号執筆中に、東日本大震災が来ましたので、5月号のみ大震災について加筆しました。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu1.pdf (今年1月号連載第1回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu2.pdf (今年2月号連載第2回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu3.pdf (今年3月号連載第3回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf (今年4月号連載第4回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu5.pdf (今年5月号連載第5回)
第4回が「免震の歴史」に当たります。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf (連載第4回)
「石場建て」から「免震」の将来について書いています。
実は、日本の建築の歴史は、1400年近く「足元フリー」の「免震」だった。そして、それに戻そうというお話です。
今回の東日本大震災以降、大きく歴史は動くと思われます。そして「免震」が当たり前の時代が来るものと思われます。
ご参考として、もうひとつ
(社)大阪府建築士会の会報誌「建築人」5月号の
http://www.menshin.jp/pdf/201105kenchikushikai.pdf (「戸建住宅の免震について」)
もご参照ください。
「良い免震の基準」について記載しています。
>>101
隣地からの有効空き(クリアランス)寸法は
平成12年10月17日建設省告示第2009号(いわゆる「免震告示」)
http://www.icba.or.jp/kokuji/kaisei/h12_2009.htm
によって決まっています。
一般的には50cm程度でしょうか。
不特定の人の通行がある玄関等の場合はそれ以上になります。
ただ、「エア断震」の場合は、免震装置(材料)の大臣認定を取得せず、さらにこの「免震告示」の規定さえも守ってないので、たとえこれ以上のクリアランス寸法を取ったとしても、人が挟まて大怪我また死亡すれば、関係者すべての責任になるでしょう。
>>102
内容が難解でなので、解釈が間違っているかもしれませんが、
クリアランスに関して、「免震層の応答変位」に関する部分を見る限り、
通常でも50cmで済むとは思えないのですが、いかがでしょう?
「通行の用に供する場合においては、更に0.6メートルを加えた数値」とか
書いてありますし。
IAUの免震装置の最大変位量はいくつなのでしょう?
最大変位量が10cm程度の免震ならともかく、壁と家の距離が50cmしかない場合、
30cmも動けば、隙間は20cmしかないので、人が挟まれてしまいます。
一条の免震だと、人は家から35cm離れるように注意書きがあります。
境界の壁までの距離65cm-35cm=30cmで、最大限に動いた場合でも、
30cmの隙間があれば通行中の人が助かると考えているようです。
また、30cmより低いものなら、家にピッタリつけても免震が動いたとき
ぶつかることはないそうですので、地面に伏せれば挟まれないで済むかもしれませんが、
エアー断震では地面から数センチしか浮かないそうなので逃げ場がないですね。
IAUさんの話しをまとめると、
技術的な問題として
1、エア免震は巨大地震でバルーンが破裂して免震機能を失う可能性を十分検証されてない。
2、直下型地震では浮上が間に合わない可能性がある。
こんな感じですね。
個人的には将来に期待です。
ところで伝統工法の免震性能が科学的に証明されてきたのが阪神大震災以降のようで、日本の住宅の性能は、対地震に関しては戦後60年以上ほぼ何やってたんだ?状態になりそうですね。失われた60年というか。
そもそも日本の住宅建築の流れが免震から耐震にシフトした要因はなんだったのでしょうか?
耐火性能だけ上げてけば良かったような。
話しズレすぎですね。
>>103
隣地からの有効空き(クリアランス)寸法は
平成12年10月17日建設省告示第2009号(いわゆる「免震告示」)
http://www.icba.or.jp/kokuji/kaisei/h12_2009.htm
によって決まっています。
一般的には50cm程度でしょうか。
不特定の人の通行がある玄関等の場合はそれ以上になります。
について
上記告示第2009号の第6の、3の
五 上部構造と当該建築物の下部構造及び周囲の構造物その他の物件との水平距離が、上部構造の部分ごとに、それぞれ免震層の地震応答変位に次の表に掲げる当該部分の周囲の使用状況に応じた距離を加えた数値以上であること及び免震層の風応答変位以上であることを確かめること。
周囲の使用状況 距離(単位 メートル)
(一) 通行の用に供する場合 0.8
(二) (一)に掲げる場合以外の人の通行がある場合 0.2
(三) (一)及び(二)に掲げる場合以外の場合 0.1
から、
(一) 免震層の地震応答変位+0.8
(二) 免震層の地震応答変位+0.2
(三) 免震層の地震応答変位+0.1
地震応答変位が0.3mですと、
(一) 1.1
(二) 0.5
(三) 0.4
(二) の場合は、人間の厚みを、0.2m程度と見ています(測られればわかります)。
つまり、建物と塀に平行になって避けると言うことです。
通行の用に供する場合には 0.8mですので、人間が平行でなくても、十分逃げられます。
この0.8~0.2mを使い分けるのです。
玄関等の人の出入りの多いところは、地震応答変位+0.8m以上です。
居住者しか入り込まないところは、地震応答変位+0.2m以上です。
場所によっては、中間の寸法を適宜取るということです。
大抵の住宅では、居住者もしくは関係者しか入り込まないところが多いので、「一般的には50cm程度でしょうか。」と言いました。「不特定の人の通行がある玄関等の場合はそれ以上になります。 」と言ったのです。
ともにユーザーズマニュアルでの説明対象です。
また、
上記告示第2009号の第4の、二の
ヘ 上部構造と当該建築物の下部構造及び周囲の構造物その他の物件との水平距離が、上部構造の部分ごとに、次の表に掲げる当該部分の周囲の使用状況に応じた距離以上であること。
周囲の使用状況 距離(単位 メートル)
(一) 人の通行がある場合 0.5
(二)(一)に掲げる場合以外の場合 0.4
もありますが、あまり使用されていないと思います。
また詳細は、
「免震建築物の技術基準解説及び計算例とその解説」(国土交通省国土技術政策総合研究所他編、日本建築センター発行、平成17年)の8~12頁をご参照してください。
なお、これは、告示第2009号の則る場合で、一条工務店さんの場合、当初大臣認定取得が1998年改正(2000年施行)前の(一般)大臣認定ですので、数値が違うと思います。
>>104
「IAUさんの話しをまとめると、
技術的な問題として
1、エア免震は巨大地震でバルーンが破裂して免震機能を失う可能性を十分検証されてない。
2、直下型地震では浮上が間に合わない可能性がある。
こんな感じですね。」
http://www.iau.jp/m-10.htm#air01
を、再度ご覧下さい。
まず、問題なのは、
一番重要な地震時において「建築基準法違反」なのです。
法的には、一番重要な地震時において「浮上している」こと自体が違反なのです。
次に、安全上の問題で言えば、地震時の挙動がわからないと言うことです。
想定する間取(プラン)に対して、想定される地震によって、地震時の挙動を検証する必要がありますが、大臣認定のための委員会等で検証されていません。
個別敷地での個別大臣認定であれば、サイト(地震)波が限定されますが、
「エア断震」の場合は、日本中に建てていますので、日本中のサイト波での検証を要求されます。
IAUも、大手ハウスメーカーとの一般大臣認定取得時には、地震波を多数提示されて、日本中のサイト波を作ってゆきました。これだけでも膨大な気の遠くなる作業でした。
さらに大変なのは、それに対して、(木造・鉄骨造等の)構法、間取りごとの、地震時の挙動の検証が要求されます。どれだけの構法を対象にするのか、それごとにどれだけの間取数にするのか。構法等を限定し、間取数を限定しないと、大変なことになります。
そして、上記の日本中のサイト(地震)波と、構法数+間取数との組合せでの検証です。気の遠くなる作業です。
さらに、「エア断震(免震)」が、心配なのは、空中に僅かしか浮かないので、直下型地震等での接地問題、間取りによる偏心荷重による接地問題があります。地震時の挙動が非常に不安定で不確定になります。
それに復元材(地震後の復元材ではなく、地震中の復元材です。これは必要です)のどれを使用するかによると、共振問題、間取りによる捩れ問題があります。
さらに、復元材による共振を抑制するために、減衰材を使用すると、間取りによる捩れ問題もあります。
簡単には自由なプランなど得られなくなります。
以上の「地震時の挙動の検証」の前に、致命的なのは「電気等の動力使用」の問題でしょう。
全ての建物対象の、一般大臣認定のような形では、国土交通省は認めないでしょう。
例えば、IAUの「風揺れ固定装置」の大臣認定要件は、次の3つでした。
1.500年に一度の強風に耐えられる。
2.完全自動
3.電源を使用してはいけない。
http://www.menshin.jp/pdf/201105kenchikushikai.pdf
2.3.が重要でしょう。
電源を使用せずに、完全自動であることです。
電気を使用するなら、個別大臣認定でしょうか。
さらに、これらの「地震時の挙動の検証」の前に、免震装置単位での、免震装置(材料)の大臣認定でしょうか。
免震装置メーカーとしてはこれが要です。
免震装置(材料)としての各種性能データです。この大臣認定取得だけでも、実は非常に大変なのです。
安定した性能が得られるのか、60年程度の経年変化後どうなのか。
各種のデーターが要求されます。
問題が山積です。
一つ一つ検証して、大臣認定のための委員会等で納得してもらうのです。
そのために、まずは個別敷地での個別大臣認定を重ねてゆきます。
「免震」の場合は、1986年から十数年かかって、建築基準法の中に
いわゆる「免震告示」(平成12年10月17日建設省告示第2009号)
http://www.icba.or.jp/kokuji/kaisei/h12_2009.htm
ができました。
免震装置(材料)の告示は、平成12年10月17日建設省告示第1446号
です。同時にできました。
これらの「免震告示」は、それまでの十数年かかっての個別大臣認定取得の物件の積み重ねのお陰なのです。
これら全てを、「エア断震(免震)」は無視しているのです。
日本の建築法制度をまったく無視しているということになります。
姉歯事件以降、このような事が起こるとは思いもよらなかったのです。
「法令遵守」がこの業界に厳しく求められました。姉歯事件後でも、この業界はまだ懲りないのか、という声が聞こえてきそうです。
>>104
「ところで伝統工法の免震性能が科学的に証明されてきたのが阪神大震災以降のようで、日本の住宅の性能は、対地震に関しては戦後60年以上ほぼ何やってたんだ?状態になりそうですね。失われた60年というか。
そもそも日本の住宅建築の流れが免震から耐震にシフトした要因はなんだったのでしょうか?
耐火性能だけ上げてけば良かったような。 」
このことについて、
前述の、国交省系の雑誌「建築技術」連載の「耐震の歴史」+「免震の歴史」
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu1.pdf (今年1月号連載第1回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu2.pdf (今年2月号連載第2回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu3.pdf (今年3月号連載第3回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf (今年4月号連載第4回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu5.pdf (今年5月号連載第5回)
の
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu1.pdf (連載第1回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu3.pdf (連載第3回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf (連載第4回)
に書いています。
簡単に言ってしまえば、
「足元フリー」から「足元固定」の転換は、1920年の(建築基準法の前身の)市街地建築物法施行からです。
1920年当時の静的解析では、「足元フリー」は解析できなかったのです。
コンピューターを使用した「動的解析」から「足元フリー(免震)」が解析できるようになりました。
「免震」は、それを待たざるを得なかったのです。
そして、実大実験でも検証できるようになりました。
http://www.iau.jp/m-6.htm#jitsudai
そして、阪神・淡路大震災が、建築基準法に盛り込まれる、一番のきっかけになりました。
・動的解析での検証
・実大実験での検証
・阪神・淡路大震災での検証
でしょうか。
足元フリーまた免震の歴史は、588年に造営が始まった法興寺(飛鳥寺)が最初といわれています。それから数えると1400年以上の歴史があります。
実は、最大のチャンスは、1891年の濃尾地震だったのです。
その直後の、
・中村達太郎 曽禰達蔵 片山東熊 辰野金吾著/野口孫市 設計「木造日本風住家改良構造仕様」( 1896年)
では、「足元フリー構法」の提案です。
この執筆者の、辰野金吾は東京駅設計者、片山東熊は赤坂離宮設計者、曽禰達蔵は丸の内の三菱オフィス街の設計者で、当時を代表する建築家です。
それが、
・佐野利器著「家屋耐震構造論」(1915 年)」
では、「足元固定(緊結)構法」です。
この「家屋耐震構造論」の中で「足元フリー構法」を「空論」と断じています。
ここから、現在も続いています「足元固定(緊結)」が始まりました。
それが法律になったのが、1920年の市街地建築物法です。
市街地建築物法では、大都市だけが適用でしたが、1950年建築基準法で、全国に「足元固定(緊結)(緊結)」が適用されました。
非常に残念な歴史です。
提案なんですが、最近ココのスレッドで戸建免震の書き込みが多いことですし、戸建免震のスレッド立てませんか?
各社色々な方式の「免震」があるのですし、ココで書き込んでいてもIAUさんとエアー断震さんを検討している/もしくは既に入れた方しか書き込みできないと思いますし。
個人的にはIAUさんを選択しましたが、その他の免震のメリット等も話し合えたら今後免震を検討する方の参考にもなると思います。
私自身は一昨年から家を建てるにあたり免震を検討・導入しましたが、なかなか情報を得るのは難しい物でした。
「免震」と言う言葉すら知らないHMの営業さんもいたくらいです。(という私も家を検討する前まで免震と言うものの存在は全く知りませんでした。汗)
一生に何度もあるものではない家を建てるという大イベントですし有益な情報が共有できればと思っております。
大手各社はそれぞれ独自開発したものや、THKさん、オイレスさんなどを導入している所もあります。
一口に免震と言っても色々なメーカーが色々な方式を出しているので、各社の特徴を話し合える場があっても良いのではないでしょうか?
既存の「地震に一番強いハウスメーカーさんはどこなんでしょうか?」とかで話をしても良いですが、せっかくなら「戸建免震」に特化したスレッドを作るのはいかがでしょうか?
駄文失礼しました。
久々にここにきたら、難しい事がいっぱい書いてあってビックリ!
IAUさんへ
私が検討している工務店の社長が、どこかの免震メーカーがテレビ局にエアー断震を出すなって圧力かけてるって言ってた。でもその免震メーカーは、本部にも、加盟している工務店にもなぁ~んにも言ってこないし見にもこないんだそうです。
もしかしてIAUさんなの?
難しい事いっぱいで、私にはわけわからないけれど、ここまで書かれているような浮かない時とか直下型とかはつくばの防災科学研究所で108回揺らしたとか言ってたけれどそういう実験検証したりとか、加盟店のHPにも載ってたけれど今回の地震のお客の話とか確認した方がいいんじゃない?それにあたりまえだけれど国土交通省とか地元の茨城県とかすでに相談済みだそうだよ。そうじゃなければ青森から沖縄まで実績残せないでしょ。
IAUさんが何をびびっているのかわからないけれど、私も見に行ってみたけれど、エアー断震の本部なんて茨城の土浦のレンコン畑の真ん中にあるちっぽけな会社なんだからIAUさんならいつでもつぶせるから大丈夫ですよ。
そんなことより、建築に関わる人間なら、直接見に行って話してきたら?
そうしてくれると、これからエアー断震で建てようかなって考えている私たちも助かるんですが・・・
私は家族や自分の命が大切だから、確かに違法はまずいけれど、国がどう言おうが自分のエアー断震を取り入れたいという気持ちを信じます。そもそも、違法ではないと思うけれどね。法律が追いついていないだけで。
お願いします。
行ってきてくれますか?IAUさん
>>109
「IAUさんへ
私が検討している工務店の社長が、どこかの免震メーカーがテレビ局にエアー断震を出すなって圧力かけてるって言ってた。でもその免震メーカーは、本部にも、加盟している工務店にもなぁ~んにも言ってこないし見にもこないんだそうです。
もしかしてIAUさんなの? 」
品の無い、中傷めいた内容です。
「私が検討している工務店の社長が、どこかの免震メーカーがテレビ局にエアー断震を出すなって圧力かけてるって言ってた。」
これは、私どもではありません。堂々と主張しますが、裏でコソコソやるような、特に圧力をかけるような卑劣な会社ではありません(TV局に対しても違法性の問題については説明はします。報道するかどうかはTV局の判断です)。
「でもその免震メーカーは、本部にも、加盟している工務店にもなぁ~んにも言ってこないし見にもこないんだそうです。」
についても、IAU免震導入会社に対して、今回の私たちのTV取材について逐一報告してテレビ取材を受けるように求めました。IAU免震導入会社にお尋ねになったら「今回のTV取材について逐一報告があり、テレビ取材を受けるように求められた」こともわかると思います。
実は、「エアー断震」ついて、2009年当時に一度調べましたが、その後今回のTV取材までその後のことはほとんど知らなかったのです。
ただ、調べれば調べるだけ、姉歯事件以降の、「法令遵守」が厳しく求められるこの業界にとって、非常にまずい話だと気づいたところです。
そのため、
http://www.iau.jp/m-10.htm#air01
に、TV放映後の連休明けくらいから、特に加筆しました。
「それにあたりまえだけれど国土交通省とか地元の茨城県とかすでに相談済みだそうだよ。」
「相談済み」とは、行政側が「了解した」という意味ですか。
「茨城県に確認したところ、建築基準法に準じていないという指摘がありました。」という報告も4月18日段階にきています。国土交通省も困っているという話も聞いています。
「IAUさんが何をびびっているのかわからないけれど」
また、品の無い中傷めいた内容です。
何をひびる必要があるのですか(立場が違うと思います)。
びびっておれば、このような公開の場で、これほど堂々と書きません。裏でコソコソやるのでしょう。
「そんなことより、建築に関わる人間なら、直接見に行って話してきたら? 」
「行ってきてくれますか?IAUさん」
今回のTV取材時に、エア断震の開発者の坂本さんから相談があれば相談に乗ったと言いました。しかし、そういう形には今までなりませんでした。
私たちが今までこの場で述べてきたことの反論を、坂本さんご自身が、この公開の場で書かれたらどうでしょうか。
そのことの方が、ユーザー皆様にとっても明瞭になります。
こちらが相手方に伺ったとしても、向こうからこられたとしても、そこでの全ての議事内容を、客観性をもって、ユーザー皆様に報告することは難しいです。
同時に、茨城県等の各自治体、国土交通省の方々にも連絡を取って、坂本さんご自身の主張が正当かどうか、ご覧いただくことも可能です。この方が行政との話も進捗し、白黒がはっきりすると思います。
いかかでしょうか。
せっかく書いてくれたけれど、なんだかそんなに一生懸命書かれると逆にうたがっちゃうよ。
私はIAUさんの免震には興味もないし何も言うつもりはありません。
たぶん、私の想像だけれどエアー断震の側もIAUさんには興味ないと思います。
ただ、ちゃんとIAUさんも自分の目で見てから発言した方がいいんじゃないかなってだけです。
私は自分の目で見て、これに命かけようって思いました。
それから、議論の場と言う点では、ある意味、ここも裏みたいなもんですよ。
エアー断震に対して物を申したいのなら、もっと公で多くの人がわかるような所がいいんじゃないですか?法律のことはよくわからないけれど、こういうことで免震メーカーが被害をこうむっているなら訴えてみたらどうですか?
繰り返しになるけれど、法律も大切だけれど、一番大切なことって家族の命なんじゃなかな。そのために、私はそれを守れる家を造りたいだけなんだけれど。それを国がどうのこうのよりも自分が自分の責任でよいと思うものを使いたいそれだけなんです。価値観がIAUさんとは違うのかもしれないけれど。
IAUさんへ
エアー断震は建築基準法では
貴方のコメントから違法なのは解りましたが
そこまで全否定して施主責任まで問うのであれば
ご自身で伝統工法とエアー断震は別物としてますし
伝統工法の件は別として告発すればいいのでは?
もし”ひとくくり”にされるから告発出来ないと言うなら
上で書かれている様に、伝統工法とエアー断震の違いを
しっかり書いてエアー断震のみ告発する事も出来ますよね。
穏便にと上で書いてるけど、自社HPやここの掲示板で批判してる割には
現物を見てない、告発もしないなら施主責任にも言及してますし
放置すればいいんじゃないですか?
他社を批判するなら最低でも現物を見るのは当たり前の事じゃないですか?
姉歯の件と同一視してるようですが、エアー断震は耐震偽装してるのですか?
放送で説明してることは総て嘘でしたか?
私個人の見解としては
エアー断震は、現在の法では問題が有りそうですが
従来にない摩擦が起きない画期的な免震システムとして評価してますし
これからの発展を期待したい施主の一人でもあります。
現実に今回の大震災でも縦揺れしてますし
建物の損傷も無かったというのは施主からしたら
告発されていない以上、当然検討したい装置だと思いますよ。
もし施主や建築業界の為と言われるのなら告発してこそ
正しい道じゃないですか?
>>111
「せっかく書いてくれたけれど、なんだかそんなに一生懸命書かれると逆にうたがっちゃうよ。 」
また、また、中傷めいた内容です。
「それから、議論の場と言う点では、ある意味、ここも裏みたいなもんですよ。」
ここが「裏」かどうか、私にはわかりませんが、No.88 の ユーザー様からの声があったので、放置してはいけないということで、書いただけです。
それよりも、このサイトをご覧のユーザー皆様からみて、
>>110
で記載の
「私たちが今までこの場で述べてきたことの反論を、坂本さんご自身が、この公開の場で書かれたらどうでしょうか。
そのことの方が、ユーザー皆様にとっても明瞭になります。
こちらが相手方に伺ったとしても、向こうからこられたとしても、そこでの全ての議事内容を、客観性をもって、ユーザー皆様に報告することは難しいです。
同時に、茨城県等の各自治体、国土交通省の方々にも連絡を取って、坂本さんご自身の主張が正当かどうか、ご覧いただくことも可能です。この方が行政との話も進捗し、白黒がはっきりすると思います。
いかかでしょうか。」
の私たちの主張に関して、ユーザー皆様の、ご意見は、いかがでしょうか。
今回の問題は、これで片付くと思います。
坂本さんという方が、この場を見てなければ
反論しようがないと思います。
もし見てたとしても論破されると思ったら
当然コメントはしないでしょうね。
それがネットの世界ですよ。
IAUさんへ
私も、IAUさんが実際の浮く家を見た方がいいと思いますよ。見ないで批判するより見るべきです。
なんなら、うち見にきますか?テストボタンでいつでも浮かせますよ。友達にみせびらかしています(笑)
本当にぜんぜん揺れなくて、すごいですよ。地震の時、近所はみんな家からでたけれどうちは家が一番安心だから、外に出ませんでした。っていうか大地震に気づきませんでした。
やっぱり散らかっているし、ちゃんと説明できないから来られたら困るかな(笑)
私も会った事あるのですが坂本さんも、社長さんもみんな田舎の小さな会社のきさくな人たちですし、断らないと思いますよ。それに大先生みたいに偉そうでもないし、田舎のおじさんとお兄ちゃんでした。田舎田舎言ってごめんなさい。上の方にレンコン畑の中って書いてあったけれど、本当です(笑)あんな田舎であんなすごい事考えるって、日本ってすごいなって思います。だって、都会の大会社でもないし大研究所も無いんですよ。そのギャップがすごい!今は小さい会社だからてんてこまいみたいだから、今日すぐってわけにはいかないだろうけれど、本当に見せてもらった方がいいと思いますよ。
私も家が浮くなんてウソつけって最初思っていましたから、価値観っていうか人生観変わります。
本当に、エアー断震でよかったです!!
なんだか、宣伝になっちゃった(笑)
いやいや ここで見てる人がどーのなんて関係ないじゃないですか?
初めにエアー断震を全否定した上で、素人の施主まで責任があると書いたり
建築業界を憂いたのは貴方ですよ。
ねえ、IAUさん
のんきに、うちに見にきたら、なんて書いたけれど、
私も法律違反してるの?
怖い思いしないですんでよかったって思っているのに。
>>118
「私も法律違反してるの?」
問題は、「法律違反」を知って、建物を建てたかどうかでしょう。
恐らくほとんどの方は知らなかった思います。
自分の建物が「法律違反だ」と後から知らされたとしても、「法律違反」を知らされずに「違法ではない」と説明されて建ていた場合であれば、逆に被害者です。
ひどい話です。逆に訴える側でしょう。
「法律違反」を隠蔽して建てることも「偽装」です。
一連の「偽装」事件(多くの「偽装」事件がありました)でも、ほとんどの場合、施主は知らなかったので、逆に被害者です。訴える側になっています。
動機とかの心情的な意味において、姉歯事件と同じでないところは分かります。
・問題なのは、法律上の手続を踏まなかったことです。
・さらに問題なのは、この装置の開発者及び関係者(関係者のどこまでか知りませんが)は、「違法※」を知っていながら、多くの施主を巻き込んで「違法ではない」と説明して建てきたことでしょう。これは決して許せないやり方です。
※「竣工検査を受けるまでは浮かせない。浮かした時点で違反建築になる」と云った内容の発言があります。「違法性」は、この装置の開発者はご存知のようです。
法律の難しいことはわからないけれど、
現実に大地震があった時、家が浮いて怖い思いをしないで済んだという事実だけで、私には充分だし正解だったなと思います。
IAUさんがここでいろいろおっしゃっているだけで現実の浮く家を見る気がなさそうなので、この問題はたいしたことないんだなと思いました。
IAUさんだけではなくて、疑問に思っている方は実際の浮く家を見に行ってみて自分の目で判断する事をおすすめします。いろいろな疑問が解消されると思います。もし、国がこれからなんだかんだと言ってきたら、地震での事実を言うだけです。私も見るまでは信じられませんでしたが見て納得し、今回の大地震で正解だと確信しました。
今回の地震で感じませんでしたか?国や自治体や大会社が決めた事をただ鵜呑みに信じる事の怖さを。
建築基準法に精通してる多くの設計士や工務店が
エアー断震を取り扱ってますが
その人なり会社は違法と知ってて
客に売りつけてると言うのですね。
それは大問題です。
でもこうやって画期的な工法は何時の時代も
競合他社によって闇に葬られるのでしょうね。
>>121
「建築基準法に精通してる多くの設計士や工務店が
エアー断震を取り扱ってますが
その人なり会社は違法と知ってて
客に売りつけてると言うのですね。
それは大問題です」
そこまでは知りません。恐らく今回の「違法性」は知らない可能性が高いと思います。
エアー断震を取り扱っている多くの設計士さんや工務店さんも、逆に被害者でしょう。
IAUさん
ちょっと疑問なんですが揺れ幅も解らないのに
壁に人が潰される可能性があるなんて
それこそ貴方の勝手な想像ではありませんか?
折角、客観的なデータを出してるんですから
想像で話さない方がいいと思いますよ。
違法性を散々説いてますけど
現場も見ない告発もしないのであれば
自社のHPだけて書けばいいのでは?
競合他社さんはエアー断震の事は
表向きにはスルーしてますよ。
こうは書きましたが
私はIAUさんで検討してますけどね。
>そこまでは知りません。恐らく今回の「違法性」は知らない可能性が高いと思います。
>エアー断震を取り扱っている多くの設計士さんや工務店さんも、逆に被害者でしょう。
えっ 建築士が知らないなんて有り得ますか?
それは無理な話ですよ。
貴方が前から書いていることが矛盾しますよ。
>>120
「今回の地震で感じませんでしたか?国や自治体や大会社が決めた事をただ鵜呑みに信じる事の怖さを。」
国交省系の雑誌「建築技術」の、昨年の特別記事をご覧下さい。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2010k-gijutsu1.pdf (「建築技術」2010年1月号特別記事)
一昨年段階で地震発生確率が異常となり、警鐘を鳴らしていました。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2010k-gijutsu4.pdf (「建築技術」2010年4月号特別記事)
http://www.iau.jp/m-taishinkijunkaitei.htm (4月号詳細編)
昨年段階で「東日本の地震発生頻度が異常」であることを説明していました。
このような発表をしていたのは、IAUだけです。
これを受けて、同雑誌において、今年「耐震の歴史」+「免震の歴史」について連載していたのです。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu1.pdf (「建築技術」今年1月号連載第1回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu2.pdf (「建築技術」今年2月号連載第2回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu3.pdf (「建築技術」今年3月号連載第3回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf (「建築技術」今年4月号連載第4回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu5.pdf (「建築技術」今年5月号連載第5回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu2.pdf (「建築技術」今年2月号連載第2回)
これを読まれれば、分かりますが、
「国や自治体や大会社が決めた事をただ鵜呑みに信じる」
ような会社ではありません。
>>124
「>そこまでは知りません。恐らく今回の「違法性」は知らない可能性が高いと思います。
>エアー断震を取り扱っている多くの設計士さんや工務店さんも、逆に被害者でしょう。
えっ 建築士が知らないなんて有り得ますか?
それは無理な話ですよ。」
一度、現在の建築基準法の体系をお知りになると、いかに一筋縄でいかないものか分かると思います。
また、建築の領域は、大きく、意匠、構造、設備、施工に分かれます。
今回の住宅クラスで、「構造設計事務所」が出てくることはまずありません。
木造住宅はほとんど法律上の「4号建築」で「構造設計」が「不要」だからです。
そのため、今回の話にタッチなされているとしたら、「意匠」事務所=いわゆる建築設計事務所、「施工」=工務店だからです。
ただ、私たちが説明し始めて、このサイト、及び、
http://www.iau.jp/m-10.htm#air01 (今年5月以降に加筆)
を読まれた限りでは、違ってきます。
ただ、このサイト及び上記URL加筆に関して、それほど日がたっていませんので、
今までの関係者が、十分知っていたとは思いにくいと言っているのです。
>>123
「IAUさん
ちょっと疑問なんですが揺れ幅も解らないのに
壁に人が潰される可能性があるなんて
それこそ貴方の勝手な想像ではありませんか?」
どこに書いてあるのですか。根拠が分かりません。
>>121
「でもこうやって画期的な工法は何時の時代も
競合他社によって闇に葬られるのでしょうね。」
明らかな中傷ですね。
正当なものであれば、決して葬られないでしょう。
正当性を証明されればよいのです。
一番簡単なのは、この場で、堂々とその正当性を主張されればよいのです。
110に記載した通り、
私たちが今までこの場で述べてきたことの反論を、開発者の坂本さんご自身が、この公開の場で書かれたらどうでしょうか。
そのことの方が、ユーザー皆様にとっても明瞭になります。
同時に、茨城県等の各自治体、国土交通省の方々にも連絡を取って、坂本さんご自身の主張が正当かどうか、ご覧いただくことも可能です。この方が行政との話も進捗し、白黒がはっきりすると思います。
どこが「闇」でしょうか。公然とした形になるでしょう。
>>123
「自社のHPだけて書けばいいのでは?
競合他社さんはエアー断震の事は
表向きにはスルーしてますよ。」
「自社のHPだけて書けばいいのでは」のつもりでしたが、
No.88 の話から、この場に引き出されてしまったということです。
ただ、何事も知っていて、黙っていることが良いのか、
知っていたのだけれども、言わなかった、のが良いかどうかです。
(一部の専門家だけが知っていて、その方々が言わなかったことで)大問題、大事故が起こってからでは「後の祭り」です。その場合の後悔は、非常に大きいのです(今回の「原発」もそうでしょう)。
No.125 で書きましたように、
・ http://www.menshin.jp/pdf/2010k-gijutsu1.pdf (「建築技術」2010年1月号特別記事)
一昨年段階で地震発生確率が異常となり、警鐘を鳴らしていました。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2010k-gijutsu4.pdf (「建築技術」2010年4月号特別記事)
http://www.iau.jp/m-taishinkijunkaitei.htm (4月号詳細編)
昨年段階で「東日本の地震発生頻度が異常」であることを説明していました。
これは各方面に相当に警告しました。学会、行政、政府の中枢まで何回も説明しました。
当時おかしいと思った人はほとんどいなかったのです。
その結果、ほとんど何も対処されなかったのです。
世の中そんなものです。しかし、諦めたらだめで、気づいた時に、はっきり言うべきものだと思っているのです。特に自分達の専門領域は、はっきり言おうと思っているのです。その一つ一つの発言の蓄積で、社会は良くなります。
>>120
「今回の地震で感じませんでしたか?国や自治体や大会社が決めた事をただ鵜呑みに信じる事の怖さを。」
おっしゃるとおりです。私たち一人一人が、きちんと発言して世の中を変えていくものだと思っているのです。
IAUさんおつかれさまです。
盛り上がってますね。
ところで、結局見に行かないんですか?
行きづらかったら、お客さんのふりでもいいから行ってみて、ここや貴社のHPで専門家として体験レポートを書いてくださいよ。IAUさんの立場としては、世のため人のためになるんじゃないですか?エアー断震は免震じゃないけれど、私も検討中なので免震の専門家の意見も聞きたいし。ただ、見ないでいろいろ言っているのは信憑性に欠けると思うので。プロは現物見ないでもわかるのかな?私の仕事の分野では考えられません。建築の世界って机上で成り立つ甘いものなんですね。のんびりしているのか、競合先って意識がまるでエアー断震の方はIAUさんに対してなさそうだから、たぶん、前にも書いたけれど、エアー断震の方は、IAUさんがIAUですって言っても見せてくれると思いますよ。
体験リポート期待してます。
また、いろいろとIAUさんに怒られちゃうかな?
IAUさん、こんなところで頑張っていて会社大丈夫?
ヒマなの?
>>131
「ただ、見ないでいろいろ言っているのは信憑性に欠けると思うので。プロは現物見ないでもわかるのかな?私の仕事の分野では考えられません。建築の世界って机上で成り立つ甘いものなんですね。」
毎度毎度、失礼な文面をいただき、ありがとうございます。
私たちのホームページの「研究と構想」でも見られたら、納得されると思います。
実は、私たちの「免震」の発想も、空中に浮かすことからスタートとしています。そのくらいの実験もしています。
しかし、「安定性」の問題で、現在の「鋼球」を使用する形になったのです。
一番重要な「動的解析」の運動方程式はまったく同じものが使えますし、性能もほぼ同じクラスのものが得られます。
開発者の坂本さんが、最初に私たちのところを訪ねてこられて、相談でもされていれば、こんな法律を逸脱した形にならなかったと思います。
私たちの方も、16年前の開発当初は、本当に小さな小さな会社からスタートしています。
当初に相談にこられて私たちのお話を聞いていただいていれば、こんな形にならなかったと思います。
ここでの事って、顧客対応だったんだ!すばらしい!
そんで、しつこいかもしれないけど、見に行かないの?
ネットっていいね、答えたくない事は答えなくて、言いたい事言えて。
でもえらい!ちゃんとIAUって名乗っているもんね。
えらい!えらい!
エアー断震って怪しげなものは控えておいた方が良いという結論でよろしいですか?
IAUさん、エアー断震検討中さんの書いている事は失礼でしょうか?私はそうは思いません。IAUさんを批判しているわけではないと思います。見に行かないでいろいろ言う前に、現物を見てはどうかというだけのように私には感じます。IAUさんがいろいろと書いて、IAUさんの主張をみなさんに理解してもらいたい気持ちはわかりますが、素人には分かりにくいです。それから貴社のホームページもいろいろ書かれていて分かりにくいです。IAUさんにわかっていただけるのか不安ですがこれは批判ではなくて私の感想です。専門的な話もいいと思いますが、もう少し分かりやすくされた方が、子どもでもわかるような言葉の方が主張は伝わると思いますよ。
138さんありがとうございます。
IAUさん、失礼に思われて残念です。
ただ、IAUさんが実際に見てどう感じたかが知りたかっただけです。
答えていただけなかったけれど、見に行っていただけなくて残念です。
私は、エアー断震で建てます。
IAUの商品も素晴らしいと思うし、エア断震も画期的で現行法ではグレー
(今現在行政指導も受けてないから違法とまで言えない)だろうけど実績は出来た。
どの安全を選ぶかは施主の自由だね。
それに伴って自己責任も着いてくるけど
ぶっちゃけ何処の免震メーカーも地震保障は付かないからね。
> IAUさん、エアー断震検討中さんの書いている事は失礼でしょうか?
第三者が普通に読んで、失礼だと感じますよ。
エアー断震検討中が関係者であってもなくても、エアー断震検討中の内容のない執ようなレスが、結果的にエアー断震の評価を逆に落としたことは間違いないですね。
>>136
「でもえらい!ちゃんとIAUって名乗っているもんね。えらい!えらい!」
110に記載した通り、
私たちが今までこの場で述べてきたことの反論を、開発者の坂本さんご自身が、この公開の場で書かれたらどうでしょうか。
そのことの方が、ユーザー皆様にとっても明瞭になります。
同時に、茨城県等の各自治体、国土交通省の方々にも連絡を取って、坂本さんご自身の主張が正当かどうか、ご覧いただくことも可能です。この方が行政との話も進捗し、白黒がはっきりすると思います。
開発者の坂本さん自身でなくても、関係者の方でも良いと思います。
坂本さん自身は見てられなくとも、関係者の方々は見ておられると思いますが、名前を名乗られて、ご自身の主張を述べらたらいかがでしょうか。
それが一番、ユーザー皆様、採用を考えている皆様に対して、明瞭になると思います。
また書かれる場合は「匿名」ではなく「エア断震の関係者」等と名前を堂々と名乗られて、ご自身の主張を述べらたらいかかでしょうか。
その方が、ユーザー皆様、採用を考えている皆様は、納得されると思います。堂々と書かれないことは、より疑いが増すだけです。
また、「匿名」の方々も、堂々と名前を名乗られる方が、「エア断震の関係者」と疑われずに済みます。執拗に書けば書くだけ「エア断震の関係者」と疑われるだけです。それはプラスではないでしょう。
また、なぜ「エア断震の開発者及び関係者」は、堂々と名前を名乗って主張を述べないのか。時間が経てば経つだけ疑われるだけです。もう白黒をつけられたらいかかでしょうか。
茨城県等の各自治体、国土交通省の方々に対して、「エア断震」の主張の正当性を述べられる最大のチャンスです。
ご自身の主張の正当性を述べられなければ、各自治体、国土交通省の方々が「エア断震の開発者及び関係者は「違法性」を認めている」と確信すると思います。そして時間の問題になってきます。それは既に建てられたユーザー皆様に対しても得策では無いと思います。「違法」となれば、ユーザー皆様は被害者です。いかかでしょうか。
開発者は違法を認めているのですよね。違法を知っててテレビを巻き込んで売りつけているのだから最低ですね。
IAU様 代表者様 社員様
本来の目的を失いかけておりませんか。
免震装置は、人の命を人の財産を守るために開発されたはずの貴重な技術のはずが
私が見る限りの文章は、誹謗中傷にしか見受けられません。
他社の技術を誹謗中傷にエネルギーを使われる事に注力せずに免震技術の発展とコストダウン
に注力してほしいです。日本中の新築住宅に導入される日が来るまで
免震住宅業界のNo1の自覚を持ち発展に寄与し、誹謗中傷ではなく批判するだけではなく
IAU様の力を弱小のAIR断震システムへ力を貸して業界の発展につなげることができると
素晴らしいのではないではないでしょうか。
地震大国の日本にある新築住宅で免震装置が常識となる日まで・・・・・・・・
顧客の立場で言えば、業界が常識になり、本当に安く導入できるようになれば安心して眠れる
万が一の地震が起きても、耐震住宅よりも安心できる戸建住宅が日本中のどこでも購入できるように
なれば、必然的にIAU様の発展につながるはず、寛大な心で一度、協力されるような関係を初めて見ては
いかがでしょうか。
個人の住宅施主として、将来本当に実現されれば幸せに存じます。
今こそ薩長同盟を!!
IAUが違法なものを違法といっていることは誹謗中傷ではないでしょう。事実を言っているだけ。以上。
IAU様の力を弱小のAIR断震システムへ力を貸して業界の発展につなげることができると
素晴らしいのではないではないでしょうか。
↑
素晴らしくないでしょう。認定も取れないものをIAUがアシストするのは無駄でしょう。
空気じゃなくて水(液体)で免震ってできないかなぁ?
このスレの内容を読む限り、私はIAUの方が真っ当なことを書いていると思うし、
それにエアー断震「信者」が非論理的に反発しているような感じを受ける。
(エアー断震が売れると儲かる業者なのかもしれないが)
WEB上に公開されている内容を比較する限り、エアー断震のコストは一条の免震並みか、
場合によってはそれ以上になるみたいだし、お上の認定を受けていないのなら、
認定を受けている一条やIAUより安かったとしても安心できないのではないか?
ふつうは安心する為に免震にすると思っていたのだが、
そうではないという人もいるのかもしれないが。
技術革新はいいと思うが、免震装置に問題が発生した場合、
その影響は住んでいる人だけでなく、周囲の住民にも及ぶ可能性があり、
それで自己責任とは言い切れないのではないか。
大震災でも免震でないと必ずしも命を落とすわけではないため「緊急避難」扱いにもできず、
命を守る大義名分があれば脱法していいという話にならないだろう。
企業が法を守るのは最低限の義務です。
エアー断震が違法状態を解消しようとする姿勢がないことは到底認められませんし、それが明らかになったことは価値があったと思います。
なぜ、違法が取り締まられないのですか?行政や他の免震メーカーは動いていないのですか?
>>145
「私が見る限りの文章は、誹謗中傷にしか見受けられません。」
また「匿名」ですか。
私たちの文章のどこが「誹謗中傷」か、具体的におっしゃってくださいませんか。
もう、そろそろ
「エア断震の開発者及び関係者」が、名前を名乗って、堂々と主張を述べられたほうが宜しいのではないですか。
No.144 さんが書かれているように、
このままの放置は「法律違反」を認めているということになります。
このまま放置するのは、よくありません。
私たちが協力できるとすれば、
これまでに法律に逸脱したものには、協力はできませんが(過去の法律に逸脱したものが、どうなるのかは国土交通省に相談なさることです。早くした方がよいです。現状の50棟でもあまりにも多すぎます。早く救済しないと社会的な問題となります。)、
まだ建てていないこれからのものには、協力できると思います。
それは、当然、法律的に正式な形での大臣認定手続です。
解析、特に動的解析はできます。これは難しくはありません。
免震装置としては、
「低摩擦係数型装置+復元装置(バネ・ゴム)」
のジャンルのものでしょう。
問題は、この「摩擦係数」が地震時に安定的に、長期的にも安定的に得られるかどうかでしょう。
具体的には、
・直下型地震等に浮上が間に合うのか。
・地震の上下動に対して安定的であるかどうか。
・上部構造の偏心荷重・荷重変動に対して安定的であるかどうか(全部が浮上せずに部分的に接触したままでは、捩れた大変危険な挙動を引き起こします)。
・長い継続時間の地震に安定的であるかどうか。
・繰り返し襲ってくる余震に安定的であるかどうか。
等です。
また、個別大臣認定を、3件程度は重ねないと、一般大臣認定のようなものは取得できません(違法のものをいくら重ねても意味はありません)。
ただ、電気を使用しているので、現状の一般(システム)認定は無理だと思います。
また、実大実験するなら、それにも協力はします。
直下型地震では、主要動がすぐ来ます。センサーが感知してて浮上に間に合うのか。
阪神・淡路大震災、2004年新潟県中越地震のもので、まずチェックすべきでしょう。
また、現状の浮上する量で良いのかどうか。
2004年新潟県中越地震での70cm程度の上下動の
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/kyoshin/jishin/041023_niigata/1756/...
の波の、上下動の加速度はいれて、変位量は25%50%・・・と上げてどこまでいけるか検討すべきでしょう。
また、それほど上下動が大きくない阪神・淡路大震災の神戸海洋気象台観測波は、絶対にクリアーする必要はあります(これは大臣認定で当然要求される波です)。
また、偏心荷重、変動荷重に関して、どの程度で、接地して正常な免震が得られなくなるのか。チェックすべきでしょう。
また、停電状態で、長い継続時間の地震及び余震回数にどれだけ、対応できるのか。
まず、地震の継続時間について
今回の東日本大震災では、例えば、いわき市小名浜(小名浜特別地域気象観測所)震度6弱で 約190秒 、仙台宮城野区五輪(仙台管区気象台)震度6弱 約170秒 継続しました。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/25a/201103251030.html
このように、震度6弱で 約190秒の地震だと、震度3・4程度にまでおちるのには、もっと時間が掛かりますので、浮上時間は大丈夫かという問題があります。
また、余震回数に関しても
平成16年新潟県中越地震では、地震発生直後の4時間だけで、164回の有感地震が発生、震度4以上だけでも26回発生しています。 約1週間で580回、震度4以上で45回、震度6弱以上で5回も発生しています。東日本大震災では、約1週間(3月18日12時)で発生した余震は、M7以上は3回、M6以上は49回、M5以上は262回、震度6強以上が3回も発生しています。有感地震は無数にありました。
また、現状の、地震後に働く復元装置では、問題でしょう。
今回の東日本大震災での地殻変動の大きさから、
地震時に地面(敷地)は、GPS観測の結果から、数十cmまたはそれ以上のずれ(東日本大震災では牡鹿観測点で約5.3mの水平移動を観測)を起してしまい、敷地が移動して、元の位置に戻らない状態になるわけです。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/11apr_sanriku-oki3/index.htm
また、もうひとつの問題は、地震後に働く復元装置のタイミングが、地震終了前だと「免震」を著しく阻害し、着地後では摩擦のため建物を元の位置に戻せなくなります。そのタイミングは、非常に難しいと思われます。
そのため、現状の、地震後に働く復元装置では、問題でしょう。
地震中も働く、普通の復元装置(バネ・ゴム)にすべきでしょう。
そうなれば、
「低摩擦係数型装置+復元装置(バネ・ゴム)」
です。動的解析は、非常に簡単です。
また、地震中も働く復元装置(バネ・ゴム)を使用すると、現状の摩擦係数が0に近いことは、非常に危険となってきます。
共振のために、必ず、ダンパー等の減衰材を必要とします。
いろいろと書きました。これは、私たちがすでに経験している話が非常に多いのです。だから、話は早いと思います。
しかし、一番の問題は、国土交通省さんとの対応でしょう。
なぜ、こんなやり方をしたのか、測りかねます。
逸脱する前に、私たちに相談して欲しかったと思います。
>>153
「そのため、現状の、地震後に働く復元装置では、問題でしょう。
地震中も働く、普通の復元装置(バネ・ゴム)にすべきでしょう。
そうなれば、
「低摩擦係数型装置+復元装置(バネ・ゴム)」
です。動的解析は、非常に簡単です。
また、地震中も働く復元装置(バネ・ゴム)を使用すると、現状の摩擦係数が0に近いことは、非常に危険となってきます。
共振のために、必ず、ダンパー等の減衰材を必要とします。」
に追加の説明をします。
私たちの最初の頃の1/100免震の話をします。
応答値10gal前後です。
1000galで、1/100免震、
http://www.mori-cc.com/about/
のエア断震のように2000galをいれますと、1/200免震
です。
しかし、「地震中も働く復元材」を設けないと、大振幅を数回程度いれるだけで、限界変位に達しました。そして、これ以上は外れ止め等にぶつかって免震しませんでした。
例えば、5/1000の摩擦係数ですと、応答値5gal前後です。しかし、基礎の傾きが、5/1000以上でなくそれよりも小さくても、振動をいれるとだんだんと、限界変位に近づいてきます。
それに今回の地殻変動、GPS観測の結果から、数十cmまたはそれ以上のずれ(東日本大震災では牡鹿観測点で約5.3mの水平移動を観測)が生じると、どうなるか、おわかりだと思います。
その結果、「地震中も働く復元装置(バネ・ゴム)」を使用することになります。また、共振のために、必ず、ダンパー等の減衰材を必要とします。
これは、世の中の、「低摩擦係数型装置+復元装置(バネ・ゴム)+ダンパー」 とまったく同じになってしまいます(これでは固有周期を持つ共振問題、偏心荷重による捩れ問題等を解決できませんが)。
さらに問題なのは、電気を使用することです。且つ、空中浮上時における不安定さです。
その問題の解消を考えると、「鋼球」使用が一番(長期的にも)安定的で且つ安いことになります。
ここで免震性能についてみても、
http://www.mori-cc.com/about/
等に、エア断震で39galと書かれています。これには、「地震中も働く復元装置+ダンパー」がありませんので、
上記の転がり免震での、「地震中も働く復元装置+ダンパー」無しの性能(10gal前後)よりもかなり悪いのです。
そのため、電気を使用して空中に浮かせて不安定にするよりも、「転がり」の選択の方が、断然有利なのです。
これが、1997年当時までの私たちの結論でした(ただ、空中に浮かせて39galでは免震性能は非常に悪いですが)。
>>154
「私たちの最初の頃の1/100免震の話」
のさらに追加説明をします。
ここで低摩擦係数型装置の「転がり系」ではどの程度の摩擦係数が得られるか。
そしてどの程度の「免震性能」が得られるか。
摩擦係数2/1000クラスは可能です。
「地震中も働く復元装置+ダンパー」を入れなければ、
「免震性能」は、応答値で2gal前後、震度で1程度です。
1000galで、2/1000免震、
http://www.mori-cc.com/about/
のエア断震のように2000galをいれますと、1/1000免震
さらに、20000galをいれますと、1/10000免震
です。
ここで、10000gal程度の地震が起こりえないかというとそんなことはありません※。
直下型地震で、日本で史上最大級の直下型地震である1891年の濃尾地震クラスを考えると否定はできまません。このクラスの地震でも、応答値2gal前後で、震度1程度なのです。
これが不可能かというと、そんなことはなく、「地震中も働く復元装置+ダンパー」を入れなければ、に関しての問題解答になりますが、これに限りなく近づけることは可能です。
ただし、敷地を選びます。また施工精度も非常に高いものが要求されます。
このことも、1997年当時までの私たちの結論でした。
※例えば、「平成20 年(2008 年)岩手・宮城内陸地震」において、震源に最も近いKiK-net
観測点IWTH25(一関西)において、きわめて大きな加速度4022galが観測されました。
時期ごとに、1000gal以下、2000gal以下、4000gal以下しか観測されなかったのは、単に加速度型強震計の「測定可能範囲」による問題です。
「(独)防災科学技術研究所は2007年度末までに強震観測網(K-NET, KiK-net)のほぼ全観測点において、地上設置型の加速度型強震計を測定可能範囲が、2000galのものから4000galのものへ換装」されました。
阪神・淡路大震災当時は測定可能範囲1000gal、その後、2000galに、そして4000galの時代に入りました。それに応じて、1000gal、2000gal、そして4000galが観測されるようになってきました。
http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu3.pdf (「建築技術」今年3月号連載第3回) の174頁ご参照。過去の観測記録は、175頁ご参照。
>>155に続く
結局、
・空中に浮かす方式
・転がり方式
の装置の選択は、
「免震性能」に関して、どちらもさほど差が無い(ただし、「エア断震」の、空中に浮かせて39galは悪すぎます。恐らく浮き方が不安定でどこかが接触しているのでしょう)。
そのため、
次の判断は、「安定性」、免震時の「安定性」、それもいつ襲ってくるか分からない地震時の(長期)「安定性」に対して、どちらが良いかになります。
地震に関しては、何十年後になるかもしれません。
そのために、「長期安定性」が、非常に重要になるのです。
前述したように「電気を使用しているので、現状の一般(システム)認定は無理だと思います。」
といったのは、この問題です。
この「電気等の動力使用」が一番問題になるのです。
「1997年当時までの私たちの結論」と何回か書いているのは、当時、「大臣認定」を受けるために準備していたからです。有識者をいれた(「大臣認定」を受けるために準備)委員会は 1996年から開催していました。
また、1997年は、本格的な実大実験の開始の年です。
第2回目の実験で、1/100免震の実大実験をしています。
http://www.iau.jp/m-6.htm#jitsudai
そして、1997年の第3回目の実験から「免震」に対する考え方、特に「免震支承」に関する判断は変わっていません。
このような経験を、エア断震の開発者の坂本さんたちが、できるだけ早い段階にご相談にこられていれば、全てお話できたと思います。また、現状の建築の法制度からの対処方法もアドバイスできたと思います。
これだけ目立ってくると苦しいですよね。この建物を構造計算なしで建てたのであれば、明らかに手続き違反が存在します。いい工法と主張されるのであれば、いろいろな方からの検証を受けて合法化すべきです。ただハードルが高そうですが。でもそうしないと導入した建物は救われません。
免震工法には入らないようですが、そうしたらどうやって安全確認するのか。まさか時刻歴応答解析。
耐震診断の講師が、エア断震がどうしてできるのかわからないようなことを言っていたそうです。これは確かな情報です。グレーではなくブラックかな。
>>156に続く
「ここで低摩擦係数型装置の「転がり系」ではどの程度の摩擦係数が得られるか。
そしてどの程度の「免震性能」が得られるか。
摩擦係数2/1000クラスは可能です。
「地震中も働く復元装置+ダンパー」を入れなければ、
「免震性能」は、応答値で2gal前後、震度で1程度です。
1000galで、2/1000免震、
http://www.mori-cc.com/about/
のエア断震のように2000galをいれますと、1/1000免震
さらに、20000galをいれますと、1/10000免震
です。」
ここまでは、免震研究者なら誰でも簡単に到達できます。そしてその免震性能に非常に感動します。
しかし、これはほんの始まりにしか過ぎません。
実大実験で、原点復帰しない加振(基線補正してしない、生の地震波によって)をすれば、どんどんとずれてしまいます。
そこで、地震後に戻せばという仕組(「地震後の復元装置」)は、一般的に考えつきますが、「地震中も働く復元装置」をもたなければ、大振幅の加振(基線補正しない本来の地震波)を繰り返すと、端にぶつかり、継続時間の長い地震では、駄目だと気づきます。
また、今回の東日本大震災のように、地殻変動で、GPS観測の結果から、数十cmまたはそれ以上のずれ(東日本大震災では牡鹿観測点で約5.3mの水平移動を観測)が生じます。その結果、大きくずれてしまい、「地震中も働く復元装置」をもたなければ、まったく駄目だと気づきます。
そこで、「地震中も働く復元装置」が必要だと気づきます。
その選択が、非常に重要で、非常に苦労します。
この段階まで至っていない人は、自分の装置の免震性能は高いと思っています。実はそうではありません。免震装置としてまだ完成していないだけなのです。「復元装置」等をもたないお陰で、免震性能が高いだけなのです。
そして、この「地震中も働く復元装置」の選択を間違えると、全て水の泡にします。
ここで、バネ・ゴム型の「復元装置」を一般的に使います。これは、非常な簡単で、動的解析ができますが、固有周期をもつ共振系装置になり、後で非常に後悔します。
特に非常に摩擦係数の小さい免震装置に、バネ・ゴム型の「復元装置」を使うと、非常に激しい共振をします。そして「減衰装置」(ダンパー)を使用します。そして、普通の装置になってゆきます。長周期地震に免震せず、共振する装置(ダンパーで抑制しても共振はしているのです)になってゆきます。
そこで、固有周期をもたないものをつくると、市販のソフトでは解析できない。実験をやっても実験値とはなかなか合わない。実大実験を重ねてソフトを改良して照合します。すごく時間と金のかかる世界です。
しかし、この「復元装置」の選択は、「低摩擦材」の選択に次いで、重要です。
さらに、次に「減衰装置」(ダンパー)の選択が必要です。
「減衰装置」(ダンパー)も、線形装置(固有周期をもつ共振系装置)と非線形装置(固有周期をもたない非共振系装置)では意味合いが、まったく違ってきます。
要するに、
1.「低摩擦材」(それの摩擦係数、それも、>>153で述べたように、いつ襲ってくるか分からない地震時の(長期)安定的な摩擦係数)
2.地震中も働く「復元材」
3.「減衰材」(ダンパー)
これらの選択が最低限なされていないと(これだけでは実は足りないのですが、最低限を考えれば)、地震の制御できない。
いろいろな地震波で動的解析すると、制御できないことが分かります(基線補正してしない生の、様々な地震波による実大実験を行っても同じですが)。
免震装置として未完成です。大臣認定として、まだ無理です。
実は、まだ、始まったばかりなのです。
こういうことを、ご相談にこられていれば、発売前にアドバイスできたのです。
>>158に続く
No.157 さんの「そうしたらどうやって安全確認するのか。まさか時刻歴応答解析。」
その「まさか」です。
最初の数棟は、最低限「時刻歴応答解析」をするのが、大臣認定手続上では絶対必要です(「時刻歴応答解析」ルートでは毎回必要です)。
今回の話、特にNo.158の話は、「時刻歴応答解析」のための条件の話にもなっています、
1.「低摩擦材」
2.「復元材」(地震中も働く)
3.「減衰材」(ダンパー)
これらのその材料(免震装置)が無いと、地震制御ができません。
それだけでなく、その材料(免震装置)の「性能値」が決まらないと「時刻歴応答解析」はできません。
この「時刻歴応答解析」ために、各免震装置の「性能値」が決まらないと、応答解析ができないのです。
その「性能値」を決めるのが、材料(大臣)認定制度です。
結局、
1.各免震装置の「性能値」の確定
2.それによる「時刻歴応答解析」での検証
この2つを飛ばしてしまっています。
しかし、その前に、
2.「復元材」(地震中も働く)
3.「減衰材」(ダンパー)
の材料(免震装置)が不足していますので、装備する必要があります。
また、
2.「復元材」(地震中も働く)
3.「減衰材」(ダンパー)
の材料(免震装置)を必要としないなら、それの証明をする必要がありますが、しかし、この2つの材料(免震装置)がないと、地震制御(応答値を収めきれない)ができません。
私たちが1997年(実大実験成功)から1999年まで大臣認定(現在のIAU免震の形)を取るのが遅れた理由は、この問題(2つの免震装置を不要にできないか含めての)との格闘(すなわち「完全免震」ができないか)だったといっても良いかもしれません。
この問題(「完全免震」はできないか)に比べれば、
1.各免震装置の「性能値」
2.それによる「時刻歴応答解析」
などは楽なものです。
大臣認定だかなんだか知らんけど、地震が起きた時に仮に免震が働かなくて被害が起きても、どのメーカーも結局なんの補償もないんでしょ?そんなに自社の製品に自信があるなら、補償をつけたらどうですか?それからこのスレは戸建てを検討している人が参考にする程度のものなので、あまり専門的な内容をダラダラ書かれても・・・。業者同士の話は業者同士で直接してください。意見はエッセンスを手短に。逆に説得力ないですよ。
> 大臣認定だかなんだか知らんけど、地震が起きた時に仮に免震が働かなくて被害が起きても、どのメーカーも結局なんの補償もないんでしょ?
認定とらないってことは、違法ってことだよ。
違法と法令順守じゃ、天と地の差。違法な工法は話にならない。
免震は必要条件じゃないんだから、高いコストに見合うと思う人だけ合法な免震装置を付ければ良いのでは。
認定取らなくていいのなら、免震装置なんて素人でも簡単に作れそうなんですけどね。
しかし、認定が取れていない割にコストが高いのは残念。
消費者が興味あるのは、安全かどうかだけです。
違法かどうかなど、どーでも良いことです。
古臭くて穴だらけの法律に合っていると、安全なんでしょうか?ばかばかしい
163
求めているのは理論と実証だけです。
その他はどーでも良い
>あまり専門的な内容をダラダラ書かれても
いやいや、
158のような理論的な話しが、非常に重要なのです
> 消費者が興味あるのは、安全かどうかだけです。
エアー断震が危険だということを、これだけAIUさんが理論的に説明してるのに何故無視するのでしょうか。
> 古臭くて穴だらけの法律に合っていると、安全なんでしょうか?
穴だらけであることを理論的に実証してください。
> 消費者が興味あるのは、安全かどうかだけです。
> 違法かどうかなど、どーでも良いことです。
> 古臭くて穴だらけの法律に合っていると、安全なんでしょうか?ばかばかしい
姉歯が聞いたら泣いて喜ぶでしょうね。姉歯マンションの住人がこのレス読んだら
どんな気持ちになるか知りたいものです。
姉歯のマンションは人によって壊されましたが、地震では壊れませんでした。
日本は法治国家なんで法を無視すれば、安全かどうかなんて意味がなくなります。
地震に安全でも、人によって壊されることもある。結局、法を守らなければ資産価値も
ないでしょう。
> 地震に安全でも、人によって壊されることもある。結局、法を守らなければ資産価値も
> ないでしょう。
この問題が大きくなれば、エア免震も取り壊されるのでしょうか?
No.160 及び No.163 No.164 の 匿名さんのご意見に対して、
「消費者が興味あるのは、安全かどうかだけです。
違法かどうかなど、どーでも良いことです。
古臭くて穴だらけの法律に合っていると、安全なんでしょうか?ばかばかしい」
「求めているのは理論と実証だけです。
その他はどーでも良い」
建築基準法及びその関係法令を読まれたら分かりますが、特に構造関係は、本当に実務的な法律です。
1950年の公布から60年以上、その前身の市街地建築物法から90年以上です。そして、被害地震ごとに改定されてきました。多くの学者、研究者、実務家等の検討によって、毎回改定がなされてきました。その時期時期までの安全に関する一定の合意で(問題放置などはされていません。その時々における最新の内容までが反映されていませんが、そこで私たち含めて多くの方々が国土交通省建築指導課に意見を申し上げています。そして改正されてゆきます)がなされたものでしょうか。
そのため、「違法」とは、形式的な場合もありますが、特に構造関係では、実務的な実質的な安全性の担保において、その検証がされていないということでしょう。
特に、「エア断震」は、実質的な安全性の担保においても、その検証がされていないということでしょう。
(私たちが長く書いたのは、No.138のご意見「素人には分かりにくいです」「もう少し分かりやすくされた方が」から、専門的な内容なので、分かりやすく書いたからです。「子どもでもわかるような」に達していません。まだ十分でないことは分かります。)
私たちも、1996年の(「大臣認定」を受けるために準備)委員会から1999年12月末の大臣認定まで、実質的な安全性の担保、検証のために、これだけの時間をかけました。
この期間は、「大臣認定」という法手続をやっているのですが、そういう感じよりは、「実質的な安全性の担保、検証」をしていたという感じです。
一回でも、「大臣認定」手続を受けられたら分かります。
ほとんとが、安全性の担保、検証、それも工学的な検証です。
「検証」といっても、独りよがりの「検証」では許されません。
ほとんどがこの領域での大学教授等によって「検証」がなされてゆきます。間違っていれば指摘していただけます。そして客観性が与えられてゆきます。自分で「検証」するよりも、よほど効率的で安いと思うときもあるくらいです。
(1996年からの「大臣認定」手続によって多くを学びました。実は、委員会スタートの1996年段階では何もしらなかったという感じです。この領域の多くの先生方によって育てていただいたという感じです。)
既に50棟も建てられた「エア断震」が、なぜ一棟もこのようを客観性をもった手続をやらず、50棟も建ててしまったかです。
それが一番問題なのです。
>姉歯のマンションは人によって壊されましたが、地震では壊れませんでした。
日本は法治国家なんで法を無視すれば、安全かどうかなんて意味がなくなります。
極論だね
そういう話すんなら、アスベストとの事はどう説明すんのよ
元は国が認めたモンだぜ?
>>169 の
「その時々における最新の内容までが反映されていませんが、そこで私たち含めて多くの方々が国土交通省建築指導課に意見を申し上げています。そして改正されてゆきます。」
の追加説明をします。
1998年建築基準法改正前には、38条の大臣認定がありました。
新しい工法、材料が誕生した場合には、その都度、建築基準法として認めていく法律です。
それに代わるものとして、
「免震」に限っては、
いわゆる「免震告示」(平成12年10月17日建設省告示第2009号)
http://www.icba.or.jp/kokuji/kaisei/h12_2009.htm
ができました。
免震装置(材料)の告示は、平成12年10月17日建設省告示第1446号
です。同時にできました。
それでも足りない場合は、個々に国土交通省建築指導課にご相談です。
足りないケースもあるので、何度も意見具申して、認めてもらうのです。
また、法律には不備が当然あります。
私たち国民がそれを発見して是正していくことです。
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu1.pdf (「耐震基準」連載第1回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu2.pdf (「耐震基準」連載第2回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu3.pdf (「耐震基準」連載第3回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu4.pdf (「耐震基準」連載第4回)
・ http://www.menshin.jp/pdf/2011k-gijutsu5.pdf (「耐震基準」連載第5回)
のように発表して、いい方向に持っていくことです。
民主主義国家ですから、労力と時間が掛かります。
「免震」も、1986年が1号棟です。法律に組み込まれるまでに、十数年掛かっています(使いやすくするまでにもっと時間が掛かります)。
労力と時間と金が掛かりすぎるから言って、(また法律には欠陥があるからと言って、それをあげつらって、法律を守らなくても良いとか、)法律無視して、法手続省くということには、ならないと思います。
> この問題が大きくなれば、エア免震も取り壊されるのでしょうか?
問題が大きくなれば、改善命令は出されるだろうけど取り壊しはないでしょう。結局浮かなくなるように指導されるでしょうから、エア免震に投資した分は無駄になりますが。
>>171 に続く
正式な免震装置は、
1.「低摩擦材」(支承)
2.「復元材」(地震中も働く)
3.「減衰材」(ダンパー)
を必要とします。
「エア断震」同等の、
1.「低摩擦材」(エア)
だけならどうなるのか比較します。
★免震性能
まず、免震性能で言えば、
IAU免震で言えば、
現状でも
8~12gal程度です。エア断震は39gal程度( http://www.mori-cc.com/about/ )です
これに
2.「復元材」(地震中も働く)
をIAU免震つけて(エア断震無し)、
30~40gal程度です。
さらに
3.「減衰材」(ダンパー)
をIAU免震つけて(エア断震無し)、
IAU免震の場合は、「地震変位抑制装置」ですが、
阪神・淡路大震災の最大加速度の神戸海洋気象台(JMA神戸)で
80gal程度です。
★価格
価格で言っても(標準的な住宅で)、
IAU免震の場合
1.「低摩擦材」+ 2.「復元材」(地震中も働く) ⇒ 約36万円程度
3.「減衰材」(地震変位抑制装置) ⇒ 約30万円程度
です。
IAU免震の場合は、
これに、地震の上下動で跳ね飛ばされないための「引き抜き防止装置」
さらに、「風揺れ固定装置」
をつけます(不要な建物の場合もあります)。
エア断震同等であれば、上記約36万円には、2.「復元材」(地震中も働く)が付いているので、1.「低摩擦材」だけであれば、20万円台くらいのものでしょうか。
これも、IAU免震の場合は、当然大臣認定を取得しての価格で、大臣認定取得費用で高くなった価格です(エア断震は大臣認定を取得していません)。
免震性能、価格において、「エア断震」は、非常に勘違いされていると思います。
不備のない正式な免震装置の場合は、
1.「低摩擦材」(支承)
以外の
2.「復元材」(地震中も働く)
3.「減衰材」(ダンパー)
の要素で、
免震性能が悪くなり、価格も高くなるのです。
「エア断震」は、免震装置として不備(欠陥)にして(その上に大臣認定を取得せず)、性能、価格を表示していることになります。そのため、著しい「誇大広告」です。
エア断震同等であれば(免震装置としては欠陥であり、認められませんが)、
免震性能は、
IAU免震10gal程度、エア断震は39gal程度です。
免震装置価格(大臣認定取済み)は、
IAU免震は、20万円台です(当然、電気等のランニングは掛かりません。また40年間の保証書付きです(問題があれば40年間は無償交換します))。
「エア断震」は、根本的に勘違いされていると思います。
>>170
>そういう話すんなら、アスベストとの事はどう説明すんのよ
>元は国が認めたモンだぜ?
国が認めたものは被害が出たときにも責任を取って補償してくれる。
むしろ、公的機関が認めていないものを信じる方が異常。
だから信者と呼ばれちゃうんだよ。
磁石やコンデンサで車が省燃費になると信じている奴らと同じ。
>>173に続く
「40年間の保証書付きです」
現状の(住金関西工業製造の)免震装置です。
http://www.ski-hp.co.jp/
但し、維持管理していることなどの条件がつきます。
維持管理は、目視が中心です。
>>175
以上のことから、今回の話は、簡単に、以下のようになります。
(「意見はエッセンスを手短に」と言うことであれば、ここまでのお話を書いてきて、はじめて簡略に書けるのです)、
「エア断震」同等に、重要且つ不可欠な免震装置を省いてよいなら、
「IAU免震」では、
免震性能は、10gal程度(エア断震は39gal程度、4倍程度「IAU免震」が良い)
免震装置価格は、20万円台(電気等のランニングは掛かりません。また40年間の保証書付きです。それも、住友金属工業100%出資の住金関西工業製造の免震装置です。)
となります。
逆に言えば、エア断震同等の、重要且つ不可欠な免震装置を省くことを国が認めるなら、
IAU免震は
免震性能 :10gal程度
免震装置価格:20万円台
で提供できるということです。
しかし、こんなものは、価格として非常に安いかもしれませんが、免震装置として「欠陥」であり、国も認可しません。私たち免震研究者も、研究者の良心から、決して認めるわけにはゆきません。
また、製造メーカーとしても、「欠陥」があるもの、「国の認可の無いもの」は売れないということです。
私たち、免震研究者及びメーカーの良心からの真の怒りがあるとするなら、
重要且つ不可欠な免震装置を省いて、国の認可もとらず、本来売ってはいけないものを、「エア断震」はユーザーの皆様に売っていることです。
それもTV等を利用して、大々的にです。これは信じられない異常な行為です。
またさらに、私たちの免震装置等と比較して、免震性能、価格において、「優れている」と、著しい誇大広告を行って、です。
現状の重装備の「IAU免震」と、重要且つ不可欠な免震装置を省き「欠陥」且つ国の認可も取得していない違法の「エア断震」とを比較しても、5月のールドビジネスサテライトのTV放送でわかりましたように、免震性能、価格において両者に大きな差が無いことが分かりました(欠陥+違法のものと比較すること自体が、非常におかしいのですが)。
以上のことから、
今まで書いてきたようなことを、まったく知らされず、既に50棟も建ててこられた「エア断震」のユーザーの皆様は、被害者です。
また、このことを知らずに「エア断震」に(巻き込まれて)関与された方々も同様に被害者である可能性が高いと思います。
しかし、ここまで書いても、まだ「エア断震」を弁護する方々がいれば、それは「エア断震」の関係者であると可能性が高いと思われても仕方ないと思いますので、ユーザーの皆様に誤解(ユーザーのような言動で)を与えないために、「エア断震」の関係者は、堂々と名前を明らかにして「エア断震」を弁護して欲しいのです。それは、ユーザーの皆様に対する「良心」だと思います。
>>176に続く
「20万円というのは、支承1基の価格ですよね?」
という質問がありました。
「20万円台」というのは、1基ではありません。8装置の免震支承分(1階面積が20坪程度の標準的な住宅)です。
No.26に書いていますが、
「エア断震同等であれば、上記約36万円には、2.「復元材」(地震中も働く)が付いているので、1.「低摩擦材」だけであれば、20万円台くらいのものでしょうか。」
1.「低摩擦材」に換算したものです。
1.「低摩擦材」+ 2.「復元材」(地震中も働く) では、約36万円程度です(8装置の免震支承分)。
>>178に続く
ここで、
「エア断震」同等の、重要且つ不可欠な免震装置を省けば、
「IAU免震」は、1階面積が20坪程度の標準的な住宅で、
免震装置価格:20万円台
で提供できるということです。
と言うことです。
「地震応答制御」等を省けば、この金額になり、非常に安いということです。
これに鋼製架台150~180万円(材工、免震装置設置費用含む)を入れた合計で、200万円前後または200万円以下ということでしょうか。
私たちの免震装置は、このような重要且つ不可欠な免震装置を省けば、このくらいの価格になります。
「エア断震」よりも格段に安い。且つ、免震性能も良い。
「IAU免震」では、同条件であれば、10gal程度ですので、エア断震の39gal程( http://www.mori-cc.com/about/ )度に比べて4倍程度良いということになります。
しかし、こんな比較は、全く意味がありません。
欠陥+違法のものと比較すること自体が、異常なのです。
しかし、私たちが、こういうことを言わなければ、大臣認定取得した正式免震にとって、格段に不利な比較が、TV等でどんどん報道されていったということです。
(この「エア断震」のTV放映のときには、毎回くらい話がありましたが、https://www.e-kodate.com/bbs/thread/166331 のNo.4の「低レベルの次元」にかかわることを拒否してきました)。
しかし、東日本大震災後では、この問題は、放置しておけない、と。
そこで、今回の、5月2日放映のワールドビジネスサテライトのTV取材に応じたのです。
私たちが恐れたのは、この比較法です(欠陥+違法のものと比較されていることです。異常です )。
この比較法では、免震の正常な発展を阻害するということです。
また、「エア断震」同様の手口の免震が増えれば、これほど恐ろしいことはありません(免震の正常な発展の崩壊です)。
また、私たちに怒りがあるとすれば、既に、免震の正常な発展を阻害しているということです。
それだけTVの影響は大きい。
「エア断震」がTV等を利用して広告している間に、正式な形で免震開発し、大臣認定を取られて販売を始められた免震会社の方々は、大変な迷惑をこうむったと聞いています(特に、すべり系の免震性能の悪いものは大変だった思います)。
正式な方は、重要且つ不可欠な免震装置を省けないので何倍かの開発費がかかり、その上、その免震装置分の大臣認定取得等に莫大な費用が掛かり、さらに、免震装置も重装備であり、競争にならなかったと思われます(私たちは免震は、そのような比較法でも価格的には拮抗していますが、性能面では、私たちにとってもまったく不利な比較です)。やってられないという感じだったと思います。
>>179に続く
こんな競争では「やってられない」と敗退してしまったメーカーさんには気の毒です。こんな手口を使うのか、また許されているのかと、新規参入者が、自分もやってやろうでは、滅茶苦茶なことになります。
不正(違法)な競争もいいところです。
阪神・淡路大震災後の、免震開発の競争は、正々堂々としたものでした。
あの当時の方が熾烈でしたが、誰もこんな不正なやり方はしなかった。
正常な競争によって、正常な技術の発展がなされました。
ところが、今回の「エア断震」のやり方には、目にあまるところがあります。
東日本大震災によって「免震」の効果が立証されました。
さらに、東日本大震災によって大地震の誘発が懸念されています。
そして、「免震の時代」が来るでしょう。
しかし、その「免震の時代」は、不正な、違法な「免震の時代」であってはなりません。
いわゆる「悪貨は良貨を駆逐する」ではいけません。
「エア断震」のようなやり方が、許されてはなりません。
免震技術の正常な発展をもたらし、国民の命と財産を守るためにも、
こんな不正な、違法なやり方は、決して認められてはなりません。
(このまま放置すると認められてしまいます。そして新規参入のメーカーにも伝染すると大変です。それを一番懸念しました。)
国の制度に問題があれば、(脱法、違法とかいうような形を取らずに)堂々ともの申して、改変して欲しいのです。その方が、免震技術の発展に寄与します。
このままでは、免震技術の正常な発展を阻害し、正式な法手続をとった免震メーカーが馬鹿を見て敗退し消えてゆくのです(そちらの方が余程、労力と時間と金がかかるからです)。
1998年建築基準法改正前には、38条の大臣認定がありました。
新しい工法、材料が誕生した場合には、その都度、建築基準法として認めていく法律です。
それに代わるものとして、
「免震」に限っては、
いわゆる「免震告示」(平成12年10月17日建設省告示第2009号)
http://www.icba.or.jp/kokuji/kaisei/h12_2009.htm
ができました。
免震装置(材料)の告示は、平成12年10月17日建設省告示第1446号
です。同時にできました。
これが、なぜ「告示」なのか。
改正に国会の決議を必要としないからです。改正しやすい形をとっているのです。
「免震」のこの告示ができるまでに、1986年の免震1号から十数年掛かっています。
1986年から「免震告示」ができるまでの期間は、全て、上記の38条の大臣認定でした。
当初は、1棟につき、大臣認定手続(設計事務費含む)だけで1500万円かかったと言われています(後でも数百万円かかかっています)。それを数十棟重ねて、1998年の建築基準法改正まで持ち込んだのです。
その大変な苦労をしたメーカー・工務店等から考えれば、今回のやり方は決して許されるものではありません(このような馬鹿を見るなら、新規参入者が、脱法、違法やろうかなどとなってしまいかねません)。
>>180に続く
「当初は、1棟につき、大臣認定手続(設計事務費含む)だけで1500万円かかったと言われています(後でも数百万円かかかっています)。それを数十棟重ねて、1998年の建築基準法改正まで持ち込んだのです。」
の「数十棟」は、「戸建て免震」だけの話です。
大型のビル免震では、大臣認定手続費用が掛かろうが、採算が合いますが、「戸建て免震」では、たまったものではありません。そういう大変な苦労を「数十棟」重ねてきたのです。
>国が認めたものは被害が出たときにも責任を取って補償してくれる。
アスベストで死んだ人は納得できる保障をうけましたか?
>むしろ、公的機関が認めていないものを信じる方が異常。
だから信者と呼ばれちゃうんだよ。
磁石やコンデンサで車が省燃費になると信じている奴らと同じ。
あなたの自分本位の考え方に突っ込みを入れただけで信者扱いですか??
>>170、>>182の匿名さんの議論
>そういう話すんなら、アスベストとの事はどう説明すんのよ
>元は国が認めたモンだぜ?
に関して
人の議論に首をつっ込むのはどうかと思いますが、
匿名さんの、これらの議論の帰結として、
国の体制・制度または法律に欠陥があるから、それをあげつらって、法律を守らなくても良いとか、法手続を省いて良いとか、を主張せんがために、まさか、このような議論をしておられるわけではないですよね。
当然、私たちも、国の体制・制度に大きな不満があります。
例えば、今回の東日本大震災で、怒りがあるとすれば、
気象庁の最初の発表です。
14時46分発生直後で、M7.9でした。
約1時間15分後の
16時00分発表で、M8.4に修正(既に津波で今回の死者数になっています)。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/11b/kaisetsu201103111600.pdf
約2時間45分後の
17時30分発表で、M8.8に修正。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/11d/201103111730.pdf
2日後の
3月13日12時55分発表で、M9.0に修正。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/13b/kaisetsu201103131255.pdf
ところが、米国地質調査所(USGS)では、地震発生直後に、M8.9でした。
http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eqinthenews/2011/usc0001xgp/ (その後M9.0に修正は日本とほぼ同時期)
地震発生直後の発表において、
M7.9(日本)とM8.9(米国)では、エネルギーは32倍違います(M1違うとエネルギーは32倍違います。0.2で2倍違います)。
地震発生直後に、政府が、USGSに基づき、
当初からM8.9と発表していればどうだったのか、
1000年に1回程度の超巨大地震とわかっていれば、
(NHK等の各報道機関は「1000年に1回程度の超巨大地震」を連呼するだけでもよかった。)
今回の津波で亡くなられた方々は、より高いところに避難したでしょう。
恐らく、死者・行方不明2万人以上ということはならなかったと思われます。
福島原発の対処法も違った。
今回の地震被害は、まったく違った可能性があります。
非常に悔やまれます。
国の体制・制度には、非常な怒りをもつ時がしばしばあります。
しかし、だからといって、法律を守らなくても良いとか、法律を無視して、法手続を省くということには、ならないと思います。
国民一人一人が声を上げて(特に専門の方々はより声を上げて)、是正を要求していくしか方法は無いのです。それも正しいやり方で。それが民主主義国家のやり方です。
>>183に続く、
もうひとつ追加します。
東日本大震災の直前の、今年3月8日まで、ほぼ連日のように、政府中枢の方々に、地震の異常事態であることを、以下の内容で説明していました。以下の値を見て下さい。
2009年と2008年とで、地震発生確率が、2~4倍程度違っています。
これを見て異常事態と思わない人はいません。
2005年~2008年までの計算がおかしかったという話もありますが、2009年の値だけを見ても、非常に大きい値になっているのです。地震防災予算を削っている場合ではないと進言していました。
【 建物の全壊が始まる震度6弱以上の地震の30年以内の発生確率 】
政府の地震調査委員会の資料から50%を超える地域を抽出しますと、
http://www.iau.jp/pdf/m-JISHINCHOSAIINKAI01.pdf (政府の地震調査委員会の資料から)
となります。
例えば、東京都区内・横浜市・名古屋市・大阪市を例に取り出せば、以下のようになります。
2009年 2008年
東京都
大田区役所 67.93% 29.20%
江戸川区役所 66.27% 30.94%
葛飾区役所 64.31% 29.78%
荒川区役所 63.55% 14.27%
江東区役所 62.25% 40.17%
足立区役所 61.75% 13.06%
港区役所 61.32% 27.15%
中央区役所 61.20% 24.76%
横浜市
港北区役所 71.41% 30.48%
栄区役所 69.00% 15.85%
神奈川区役所 68.23% 29.62%
鶴見区役所 67.82% 32.82%
西区役所 67.66% 45.92%
市役所 66.73% 32.87%
中区役所 66.73% 32.68%
南区役所 55.96% 32.88%
磯子区役所 55.22% 27.71%
名古屋市
南区役所 88.11% 67.52%
天白区役所 84.57% 44.74%
中村区役所 82.78% 64.48%
中川区役所 81.40% 48.92%
港区役所 77.57% 53.46%
西区役所 77.17% 58.03%
北区役所 72.33% 55.52%
熱田区役所 53.50% 47.36%
緑区役所 50.67% 60.03%
中区役所 50.01% 39.36%
大阪市
平野区役所 68.79% 28.55%
鶴見区役所 68.61% 24.98%
城東区役所 68.56% 30.19%
都島区役所 68.52% 29.55%
東成区役所 68.06% 25.73%
旭区役所 65.80% 23.05%
東淀川区役所 64.60% 21.84%
住之江区役所 63.66% 26.75%
西区役所 60.89% 23.52%
市役所 59.73% 23.04%
福島区役所 59.04% 22.33%
淀川区役所 57.65% 21.43%
大正区役所 56.87% 24.31%
西淀川区役所 56.14% 20.84%
港区役所 55.06% 23.21%
此花区役所 52.66% 22.00%
このことを、国交省系の雑誌「建築技術」で昨年1月(一昨年12月発刊)
http://www.menshin.jp/pdf/2010k-gijutsu1.pdf (「建築技術」2010年1月号特別記事)
に発表し、
東日本が地震活動期に入った可能性も、昨年4月(昨年3月発刊)に
http://www.menshin.jp/pdf/2010k-gijutsu4.pdf (「建築技術」2010年4月号特別記事)
で説明していました。
そして、東日本大震災の直前の、今年3月8日まで、政府の中枢の方々に、地震の異常事態であることを、説明していました。
しかし、間に合わなかったのです。
今回の大震災後、非常に絶望しました。
全てやる気がなくなりました。
今回の大震災で、国民は、あまりにも多くのことを学びました。
しかし、この国の体制・制度がおかしいからといって、体制・制度を否定して、法律を守らなくても良いという結論に至ってはいけないのです。
それよりも、より一層声を上げて、是正を要求していく。
それが、民主主義国家での正しいやり方で、それしか方法は無いのです。
>>183 の
「気象庁の最初の発表です。
14時46分発生直後で、M7.9でした。」
について追加します。
東京で、今回の地震を体験し、地震に詳しい人なら、これが三陸沖(速報段階の発表)であり、この東京の揺れの大きさと異常な継続時間から、気象庁のM7.9の発表は大きな間違いで、米国地質調査所(USGS)のM8.9の方が正しいと判断できた人は非常に多かったと思います(エネルギーで32倍違います)。
気象庁もプロなのだから即座に修正すべきだった。
政府もプロがいるはずなので、USGS発表のM8.9を根拠にすべきだったのです。
津波が襲ってきて、今回の被害(もう最終死者数にほぼ達している)が出てからの、約1時間15分後の M8.4の修正、2時間45分後の M8.8の修正、では何の意味もありません。
完全な「後の祭り」です(被害の大きさを見てからおかしいと気づき、修正したのでしょうか。地震防災予算を削らず、少しでもこの貧弱な「地震速報体制」に振り向けていればよかったと思いました)。
津波到達までに時間がありました。
地震発生段階で、「M8.9」と米国地質調査所と同じ値の発表していれば、
今回の震災被害は、かなり様相は違っていました。
少なくとも、津波による死者数は違っていた。多くの方々が助かった可能性も否定できません。
また、福島原発の対処法も違っていたでしょう。
別スレ立てたら?
> 別スレ立てたら?
いや、ここの方がいい。
非常に勉強になる。
>>189
すでに別スレあるんだけどね。
IAU免震システムの評価
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/166331/
確かに複数のスレに同じ内容を投稿するマルチポストはウザいが、
被害者はエアー断震の信者だけなので、普通の人は気にしない。
>>192
「複数のスレに同じ内容を投稿するマルチポストはウザいが、」
今回「ウザい」の対象の
>>182の内容に関するコメントの>>183以降は、同じ内容の投稿はしていません。
「普通の人は気にしない。」に関して、
>>184の内容は、「普通の人」にとって重要です。
http://www.iau.jp/pdf/m-JISHINCHOSAIINKAI01.pdf (政府の地震調査委員会の資料から)
は、全国の値なので、ご覧下さい。目を疑います。
>>183+>>188 は、「普通の人」にとって、無関心でいられない内容だと思い書きました。
特に将来襲ってくる「東海・東南海・南海地震」被害地域の方々にとっては、無関心でいられない内容だと思い書きました。
しかし、これら全ては、あくまで、>>182の内容に関するコメントです。
この>>183+>>188 内容について、一箇所修正
米国地質調査所(USGS)では、地震発生直後にM8.8(その後すぐにM8.9)でした。
http://www.asahi.com/international/update/0311/TKY201103110477.html
もう一箇所、補足しておきます。
気象庁のMjとUSGSのMwに関して、Mjはマグニチュードが大きいと大きくずれるのでMwにあわせるようにしています(そのため日本のM9.0の発表はMwです)。
>すでに別スレあるんだけどね。
だったらそっちでやれって話だろ
>確かに複数のスレに同じ内容を投稿するマルチポストはウザいが、
被害者はエアー断震の信者だけなので、普通の人は気にしない
そう思ってるのは、IAU信者だけ
てか、自演でしょ?
>>194
>自演でしょ?
中傷ですか。困った人ですね。
>だったらそっちでやれって話だろ
>>184の内容
>>183+>>188の内容の
「別スレ立てたら?」というお話だと思います。
IAU免震システムの評価
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/166331/
の話とも、まったく違います。
「>>184の内容は、「普通の人」にとって重要です。
http://www.iau.jp/pdf/m-JISHINCHOSAIINKAI01.pdf (政府の地震調査委員会の資料から)
は、全国の値なので、ご覧下さい。目を疑います。」
の上記データは、東日本大震災前の地震発生確率です。
現在は、これより(このデータでも目を疑いますが)、地震発生確率はかなり上がっているものとお考え下さい(まだ修正での発表はされていませんが)。
>>198に続く
上記の
「震度6弱以上の地震の30年以内の発生確率」についての参考として、
http://www.iau.jp/pdf/m-zenkairitukeisokushindo2.pdf
もご覧下さい。
全壊率-計測震度グラフです。
上記グラフは、中央防災会議と気象庁が作成したものです。
震度6弱から全壊が始まっています。
震度6強と震度7の境界の計測震度6.5付近では、全壊率70%に近い場合もあります。
震度6強の下の方の計測震度6.17付近で、全壊率100%に達しているものもあります。
全て、現行の耐震基準に合致している1982年以降の新耐震の木造の場合です(耐震基準ギリギリが下記の「耐震等級1」です)。
また、近年の実大実験の結果もご覧下さい。
【木造】
★耐震等級1の木造が実験で倒壊
2004年に、(財)建材試験センターが行った実大実験において、現行の建築基準法通りの木造住宅が、震度6強の地震動(JMA神戸波 NS818gal、3方向100%加振)で倒壊しました。
同実験の論文(2005年日本建築学会大会発表論文 講演番号22003)にも、「建築基準法や品確法の等級1を満たした建物であっても、(中略)兵庫県南部地震のような大地震時に倒壊する危険性を有していることがわかった。 」と記載されています。
http://www.asahi.com/special/051118/TKY200611230297.html (記事)
★耐震等級2(ほぼ耐震等級3)の木造も実験で倒壊
2009年10月27日に(独)防災科学技術研究所などが行った、耐震等級3に近い、建築基準法の1.46倍の耐力をもつ木造住宅が、震度6強の地震動で倒壊しました。
http://www.bosai.go.jp/hyogo/research/movie/wmv/20091027.wmv (動画)
特にこの動画は必ずご覧下さい。
この上記の(>>184のお話)
「震度6弱以上の地震の30年以内の発生確率」のデータの意味することが分かると思います。
しかし、これは東日本大震災前の地震発生確率ですので、現在はこれより地震発生確率はかなり上がっているものとお考え下さい。
>地震が起きた時に仮に免震が働かなくて被害が起きても、どのメーカーも結局なんの補償もないんでしょ?
これに対する答えがまだ出ていないように思いますが?
>どのメーカーも結局なんの補償もないんでしょ?
誰に質問しているのですか。
不特定多数のメーカーさんにですか。