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12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
>57(49)
これってたぶんもとは日立所有の土地じゃないかな?
中央商事は日立系列の不動産会社。デベというより中抜き。
だから他にちゃんとしたデベに集まってもらわないと何もできません。中央商事自体、一般には
知られていない会社だし、そういう意味合いもあっていくつも一流どころを揃えているのでしょう。
近所のモデラ・ピークスとかグランフォーレとかも同じです。西口側にもありますね。
ただ、銀行融資うんぬんはありえない話でしょう。日立の益出しのために使われてるのだから、
銀行も中央商事のバックにどこがいるかは分かってるわけだし。
本筋とは関係ない話で失礼しました。
>61の方へ
詳細情報ありがとうございます。
日頃より、どのようにプロジェクトが立ち上がるか興味あるので、
いろいろ推測しましたが、ご説明で理解が深まりました。
>58の方へ
一般には、General Contractor:の略として、ゼネコンになり、総合請負業者が和名です。
施主と工事の完成を1括して請負う元請けとして機能します。実際には各工種で数多く
の下請け業者=サブコン(sub contractor)の方々の尽力で建物が完成していきます。
一方で、General Constructer (総合建設業者)の略が発端であるという主張も根強く
あり、GBはどちらでもよいと思っています。どちらにしても和製英語で、英語では
元請けのことをMain Contractor と呼び、特にその契約者である建設会社をゼネコン
とは呼ばないようです。
ゼネンコンボーイ様
15で質問したのものです。
回答ありがとうございました。
読んでみてちょっと難しかったのですが
1・平面構成がゆったりしている場合は、免震の採用事例が増えている。
板状のタワマンでは制震で対応しているものもあるということですが、
タワマンでも免震を採用しているものとしていないものがありますが、
地盤の違いや建物の形にも左右されていると考えてもいいのですか?
それから、建物の形がイメージつかないのですが、ゆったりしたものと
板状のものでわかりやすそうな建物はなにがありますか?
2・免震はゴムの部分を地震がおきるたびに新しいものに替えるんだと
聞いたことがあったのですがこれは本当の話なのですか?
3・制震の低降伏点鋼を替えるほうが免震のメンテよりもお金がかかるということですか?
>>15の方へ RES. for 63.
>63Q1:
一般に、免震にしなくても、すべてのタワーマンションは設計可能です。
免震にすることで、他の通常物件とは違う付加価値を付けているだけです。
ゆったり平面構成での免震は、例えばMM21のミッドスクエアや地所がやっているMMタワーズです。
内部に吹き抜け部分を持つので、平面構成に広がりを持ち、建物も安定しています。
http://www2.mmmid.com/mmmid/index.html
http://www.mmtowers40.jp/
板状タワーマンションの例は、下記です。
一般に住戸を単一方向に直線配置してタワー状にしたプランです。
しっかり造らないと、ボキッと折れてしましそうです。(冗談)
http://www.first163.com/public/index.html
(どこかで見た覚えがあるが、制震付きタワーはみつからなかった)
ゼネコンボーイ様
15・63です。
丁寧な回答ありがとうございました。
よくわかりました。
67さん
ありがとうございます。
ゼネコンボーイ様
またまた質問させて下さい。
1・67さんの紹介されたHPを見たのですが、制振ダンパーは4Fから25階まで
入ってるようです。ここは地上37階建てですが、25階から上はどうなってしまうのですか?
2・ここの物件ではないのですが<極低降伏点鋼>と書かれているものもありました。何か違いは
あるのですか?
3・制振ダンパーと制振間柱は同じものですか?
4・基礎ですが、杭を打つ方法だけだと思っていたら、地下にコンクリで人工基盤を作り、その上に
建物を建てる方法もあるようなのですが、この方法を選択する時はどんなことが考えられるのでしょうか?
また、一般的な方法なのですか?
>>69について:
>69Q1:
先の>>36.で述べたように、菱形(厳密には平行四辺形)になる変形が必要なので、
建物の上層階部分はこの変形が少なくて効率的でないので設置していません。
よって、25階以上の構造の健全性が落ちるといったものでは全くありません。
>69Q2:
確かにこの用語もあるようなので、低降伏点鋼に種類があるのかどうか、今度機会が
あれば調べることにします。
http://www.eae.co.jp/pdf/panel.pdf
>69Q3:
制震ダンパーと言えば、油圧ジャッキのようなものを設置するタイプから、ブレースを
わざと伸縮するようにした摩擦ダンパーとかいろいろある訳ですが、制震間柱とは、
低降伏点鋼のパネルダンパーを設置したものをさします。
>69Q4:
一般に、タワーマンションになると、地下にしっかり構造物を構築して、建物全体の
重量バランスをとるようにします。そうしないと、地震時の杭への引き抜き力が
大きすぎてまともな設計ができないからです。よって、選択するものではなく、
プロジェクトによって、自然とそうなっているものです。
ゼネコンボーイ様
おはようございます。
69です。
いつも丁寧な回答ありがとうございます。
4番目の質問は、自分の検討している2つの物件が、一つは杭で、もう一方は人工基盤で
建設されるようです。この2つではどのような違いがあるのかを知りたかったのです。
地盤の違いなのか、上に乗っかる建物の大きさによるのか、コストの関係からなのかなど
同じように高層の建物を建設するのに土台が全然違うので不思議に思っていました。
それで、これを選択する違いや安全面で優れているのはどちらなのかなと思ったのです。
>>70.(67.の方に感謝)
これまた、2060戸とはばけものプロジェクトです。
(このような超大規模PJが進行すると、他のPJと職人の取り合いになって、
またマンション建築施工費の上昇を招くかもしれない)
このブレースタイプの低降伏点鋼プレートによる制震ダンパーを
どのように構造体フレームに組み込んでいるのか関心がありますね。
http://www.shimz.co.jp/sheet/111-263/111-263.html
その意味もあり、マンションの紹介HPには、基準階平面図も標準で掲載して
もらうとありがたいのですが、さらに欲を言えば階高等の確認できる
断面詳細図(矩計図)も。(この辺は、実際にMRにくる人にしか公開しない
ようだが、一般購入者がこの辺の情報を事前に欲しがるようになれば変わって
いくのでしょうか。)
ゼネコンボーイ様:
下記の戸境壁についてご意見を伺いたし。
厚さ:136mm
詳細:
タイガースーパーハード 9.5mm
接着剤
タイガーボード タイプZ 21mm
スタッド[65 +グラスウール 75mm
タイガーボード タイプZ 21mm
接着剤
タイガースーパーハード 9.5mm
他:
乾式だそうです。
http://www3.daiwahouse.co.jp/mansion/kanto/33800/kugenumaisigami/
平米単価が70万前後のわりに薄すぎる(180~200がベスト?)と感じ投稿させて頂きました。
>75の方へ
乾式戸境壁の遮音レベルの記載があると思いますがいかがですか。
180〜200mmの規準はRC戸境壁の場合の規準厚さです。
乾式では、特にこの寸法にとらわれる必要はなく、いかに面材の重量・剛性を
確保するかが大事になります。
今、戸境壁の遮音に関しては、充電中なでの詳しい説明は後日一気にさせてください。
HPを拝見すると、情報量が限られていますが、各階2戸のペンシルタイプですね。
これは、各戸の採光面が3面とれるので、自ずと平米単価は高いものになります。
ただ、各戸の専有面積が70㎡以上あるときに、なぜRC戸境壁でないのか、
よく分かりません。(売れ行きをみて、完売ないなときに、2戸をつなげて
1戸ワンフロアで売りをかけるのか?)
ゼネコンボーイ様
69です。
お返事ありがとうございました。
私が検討しているマンションHPは基礎部分が出ていなく営業マンに問い合わせ、知りました。
HPはお粗末であまり参考になることがなく残念なものです。
また何かありましたら教えて下さい。
ゼネコンボーイ様:
75です。
迅速なご対応に感謝いたします。
戸境壁の詳細は楽しみに待っております。
ご指摘の通り2戸を繋げて販売も可能だと、説明がありました。
2世帯的な仕様も想定しているのでしょうか。
遮音レベルについては後日確認してみます。
>69の方へ
HPをみて、説明しようと思っていたのですが、
杭のない直接基礎で建っているマンションの方が、一般に地盤のよいところされ、
地震時の安全性も高いといわれています。
(HPや広告でも直接基礎は自慢しているケースがある)
阪神のときも、軟弱地盤の特定地域では、地盤を伝達する地震波が、
山から反射して来た波とで増幅する部分が生じ、甚大な被害が生じる場所を生じました。
地盤のよいところでは、このような増幅現象は生じにくいと考えられます。
ゼネンコンボーイ様
69です。
直接基礎は割といいものなのですね。
地下2Fくらいの所にコンクリで人工〜を作り、制振を採用です。
もう一方は、42mほどの長さの杭を打っているとの事です。
こちらは免震とも制振とも記載されてなくわかりません。
地盤が良くないと直接基礎は採用されないのですね。
ありがとうございました。