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住宅産業全体に対して、不信が広がっています。
この業界には、危なくなると会社をたたんで、頃合いを見て新たな名前で出直す会社があるように聞きます。
広告や官報を確認するのは、個人には無理です。
清算・破産等の情報がありましたら、連絡を入れて下さい。
なお、根拠のない情報は、風評害をもたらす怖れがありますので慎重にお願いいたします。
[スレ作成日時]2005-12-29 19:37:00
住宅産業全体に対して、不信が広がっています。
この業界には、危なくなると会社をたたんで、頃合いを見て新たな名前で出直す会社があるように聞きます。
広告や官報を確認するのは、個人には無理です。
清算・破産等の情報がありましたら、連絡を入れて下さい。
なお、根拠のない情報は、風評害をもたらす怖れがありますので慎重にお願いいたします。
[スレ作成日時]2005-12-29 19:37:00
おもしろいな、うちの会社は民間相手ではもうかるけど、公共事業は全然もうからない。
だけど随契で降りることも許されず、発注額は毎年削減されていく。
早く競争入札にしてくれ。
そしたら好きな金額入れられるのに。
スレ違いで失礼しました。
そうそう、道路新設工事など、もうずーとやって無いですね。
まわりでも、かなり稀です。
耐震補強や、改良工事、補修工事、下水道などの更新工事です。
苦労ばかり多くて、割に合わない工事ばかりですね・・・。
JR東海があせってリニアを作ると言い出したのも、東海道新幹線が
当初構造物の寿命と言われていた50年に達するからです。
東海道新幹線は今、延命補修を続けていますが、いずれ大規模改修
をしなければならないのを見込んでの事です。
思うに、100均のような生産を人件費の安い中国でモノを作らせて、使い捨てが当たり前になってしまったのも原因があるのでは?
内需を増やすには、確かに少し値は張りますが、国産をもっと増やし、モノを大切にする生活を取り戻すべきかな…、とも思います。
でも、この不景気でただでさえ賃金が減る世の中では厳しいかな?
>>981
来年と言わず今年度のこれから発注されるかなりの物件が競争入札に成りそうですよ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081216-OYT1T00396.htm?from=na...
希望通り好きな価格を入れられる時代は、すぐそこです。でも、「これ以下じゃやらない」ってな価格を入れると仕事が回って来ないのではと思えます。
鳩山兄に感謝してください(笑)
一住民さんは何故建設の仕事に固泥するんでしょう。
人口構成も社会のインフラも変わってるのに、多くの会社が民事再生や会社更生
によって同じ業種で再出発に拘る理由ななんなのでしょうか?。
建設業は波及効果が大きいとか、国がわざと不況にするとかおよそ後ろ向きで
なんとかこの業界にとどまろうと考える事の愚かさに気づいてください。
どうせ税金を使うなら、人や会社の産業構造や業態転換をサポートするような
事業にお金を使いましょうよ。いまの産業分布を維持しても不良債権の先送り
でしかありません。
986さん
>なんとかこの業界にとどまろうと考える事の愚かさに気づいてください。
この発言は、一住民さんのような業界で働く技術者に対して失礼な言い方ですよ。
上でも書かれているように、技術者や職人は皆自分のやった仕事が一人でも多くの人々に
喜ばれるようにがんばっているわけで、それを愚かなどとコケおろすとは。
問題なのはとどまろうと考えているのではなく、他に行き場がない人が多いことなのです。
(建設業でも技術者と呼ばれる方なら、それなりの資格者ですから大抵は他の業種へも
努力しだいで移れると思います)
でもこれは建設業に限った話ではないし、どの産業で働く人でも全く違う専門業種への
転職はスムースにいかないのが現状じゃないですか?
だから一度解雇されるとタクシーとか日雇いとかすぐにありつける職に人が集まってしまう
ではないでしょうか?
>他に行き場がない人が多いことなのです。
だから産業構造の変化に合わせて、他に行けるような仕組みを作る方に
お金を使いましょうといってるんです。
住宅は世帯数を超えるほどの戸数があり、道路も日本全国をつないで
これ以上劇的に増やす理由は無いんですよ。これだけの現実をつきつけ
られながら、ただ不況だから公共事業を、建設業界は裾野が広くて経済
に与える影響も大きいから有効だとかは、問題の根本解決には寄与しな
い、無駄な投資でしかありません。
とりあえず延命をうけるなら、抱き合わせで業態の転換や新規事業の為
に社員教育を行うとかの条件をだし、その事業計画も出させる等に条件
をつけねば、またバブル後と同じ事を繰り返す。
北海道なんか走ると、がらがらの一般道に平行して専用道作ったりしてて、
はっきりと無駄だって思いますよ。地元の人もそういってるし。
一生懸命努力をして、誠心誠意ものづくりをしても、
それが時代と社会のニーズにあっていなければ結局ムダに分類されてしまいます。
土建屋さんもオリンピック誘致で一儲けしようとか、そういうのが透けて見えるから、
ますます国民からの理解は得られなくなるんです。
不動産関係も、そもそもマンションブームで空前の利益を計上していた時期に、
必ず来るブーム終了に備えてちゃんと自己資本を充実させなかった企業は、
儲かった分だけ分け取りにし、あとは破綻してもそのときはそのときという、
確信犯的なキリギリス生活を謳歌していたといわざるを得ません。
いずれにしても、建築や不動産がらみが今のままの市場規模を維持するのは困難だし、
日本経済をマクロで見てもなんらかの産業革命的ブレイクスルーが必要なんでしょうね。
エコロジーか新エネルギーかロボットか、皆必死にそれを模索していますが。
今こそ国策的にそういう分野に資本を傾斜配分すべき時なんだろうけど、
そういう絵が描ける官僚も政治家もとんと居ないね。
頭を使わない肉体労働が多くの人間にとっては手っ取り早いんだよね。
そうでない人間をたくさん作るのには時間もコストもかかる。
今の不況にはもう間に合わんでしょう。
今年中に中小デベに500億、来年は2000億の資金援助が
政府から出る。 どうしてなの?
もう逝くの見られない。
肉体労働の職場を維持するなら、鎖国しかないよ。
グローバル市場で肉体労働で勝負しようとしたら、
中国北朝鮮インド、その他もろもろの食うや食わずの労働者と競争するということですよ。
彼らと同じ生活に甘んじるということですよ。無理でしょう。
非常事態の激変緩和に2500億なら仕方ない捨て金でしょう。
ただ、効果は一時しのぎ。身の振り方を考える猶予時間をつくったに過ぎない。
潰れるところはやはり潰れるでしょう。
>>988 さん
なにも、新しい道路を造れとは言ってませんよ。
効率よく予算を使うのには大賛成。
しかし、今後必要になってくるのは、現在ある社会資本の維持管理です。
古くなった橋は掛け替えなければなりません。
道路は、消耗品ですので、維持管理をしないと使えなくなります。
これも、建設予算ですよね。
実際、もうこちらの方向にシフトしつつあります。
ただ、これにも当然のことながら、費用がかかります。
道路はいらないといって、予算を削り過ぎれば、維持すら支障をきたしますよ
と警告しているだけです。
それと、マスコミが建設業を叩いてばかりいるが、建設が不況になった分、
その他の分野にまで不況が広がっていくのだぞと言いたかったにすぎません。
多分、記事を書いている人間も、読んでいる一般の方も気がついていない
でしょう。
それと、さらっと書いたので気が付いていないかもしれませんが、景気を
回復したいなら、「建設業でなくてもよいので景気の良い分野を作る」と
言いました。
あなたの言われる方向でも別に良いのですよ。
それに、建設業は、景気の良い分野さえあれば、仕事が回ってきますからね。
あと、他業種に簡単に手を出すのはどんなもんでしょうね・・・?
最初のバブルでいかれた会社は、軒並み株や土地などに手を出していた会社、
つまり、本業以外に手を出していた会社です。
ちなみに、うちの会社は堅実で(ただ流れに乗れなかっただけともいう)、
最初のバブルでは直接はほとんどダメージを受けませんでした。
その後の不況には振り回されてますが・・・。
まあ、だいたい、餅は餅屋、他業種に後から参加しても勝ち目はありませんね。
まったくの新規業種なら多少は部が良いかもしれませんが賭けですね。
>一住民さんは何故建設の仕事に固泥するんでしょう。
何度やめようと思ったことか・・・、しかも、やめるなら絶対他業種!!
とね・・・。
だけどね、他業種に転職となると、学生のころからの、知識も経験も、資格も
すべて捨てることになる。
これはなかなかすてられませんゎ・・・。
今の業種でのスキルを100とすると、他業種では20ぐらい残るでしょうか
・・・。
当然、収入にも反映されますわな・・・。
幸か不幸か、例えリストラされても、どう業種なら就職に困らないだろう資格
も取ってしまいましたしね。
もちろん、そんなことになれば、さしてよくない給料が、さらに大幅に減るで
しょうけど・・・。
>>989 さん
>土建屋さんもオリンピック誘致で一儲けしようとか、そういうのが透けて見えるから、
>ますます国民からの理解は得られなくなるんです。
長野オリンピックでは、建設業者悲惨な目にあってますよ・・・。
甘い見通しで、行政が見込みたてるから、地価の高騰などで予算が足りなくなり、
結果、その付けが全部建設業者に回った。
建設業者は自転車操業状態になり、長野オリンピック終了とともに、長野では
建設業者がバタバタ倒産した。
そして、その余波があの長野県知事・・・。
建設業者が今欲しているのは、そんなお祭り工事ではなく、必要な物を必要なだけ
作る、そして妥当な利益の出る安定した工事なのです。
オリンピックなどを誘致して、予算が足りなくなり、赤字ベースで無理やり大量の
工事を発注される方がよほど迷惑です。
>不動産関係も、そもそもマンションブームで空前の利益を計上していた時期に、
>必ず来るブーム終了に備えてちゃんと自己資本を充実させなかった企業は、
>儲かった分だけ分け取りにし、あとは破綻してもそのときはそのときという、
>確信犯的なキリギリス生活を謳歌していたといわざるを得ません。
そんなに儲かっていた業者はいないと思いますけどね・・・。
儲かっていたなら、この倒産ラッシュは早すぎでしょう。
全く余力が無かったから、一気に破たんしたんだと思いますよ。
少なくとも、ゼネコンはマンションで大儲けしたという話は聞いたことありませんね。
華やかな超高層マンションが建つたびに、下請けが倒産しているという話は、
風のうわさで聞きましたが・・・。
まあ、ミニバブルなんて言っているけど、私に言わせれば、政府宣伝によるところの
「張りぼて景気」が倒壊したにすぎませんね。
・・・実際は、どこも景気がよくは無かったという事です。
建築業界人で解雇されたものです。行く先がなくて自己破産寸前です。
職種を変えれば確実に収入も下がりますし、
そもそも異業種では年齢が上がれば上がるほど採用してくれなくなります。
応募したって「今更なんで?」と扱われて終わりです。
異業種転職が出来るのならば、今メディアで取り上げられている
自動車工場で働いている人たちは苦労しません。
単に異業種に転職するだけでいいのですから、但し同じ年収を確保して・・・。
加えて、建築関係の人たちは学校でも学んだり
永い間低給の下積みを経て頑張ってきた人たちです。
今まで積み上げてきたものを一切捨てると言うことは精神的に辛い
という単純な理由だけでなく、物理的に不可能です。
それが可能なシステムを作ることにお金を使えばと安易におっしゃりますが
それはものすごいお金がかかることですよ、経済界全体に関わることですから。
未経験でも各人々が安定した(生活の出来る)仕事へ転職できるような社会
・・・って要は年功序列をある程度国家として指導していかなければならなくなります。
よってすぐに出来ることではありません。
しかし人々は「今」困っているのです、分かりますか?
他業種にいけと安易におっしゃる方、そんなあなたは今それが出来ますか?
自分がそういう状況になったことがないから安易に言えるのです。
理想を上げても今目の前にある問題の解決にはならないのです。
失礼ながら建設関係に限らない話ですよね。
高齢でリストラされると他業種への転職はほぼ不可能。
日本は再チャレンジできない社会ですから。
建設業に限りません。
自分で何とかするしかないのです。
ここで道路を維持して守れと書いても、世の中の流れが道路縮小(特に地方の)になると
思われます。維持する必要すらない道路がたくさんあるんですよ。
ニーズのない鉄道路線が廃線になったように、少子・高齢化社会が招く車減少社会では
ニーズのない道路が数多く出てきますから。
少子・高齢化による人口減と都市部への人口集約。
それを見越して必要なインフラだけ維持すれば良いのです。
地方のたまにしか車が通らない道路の維持は不要です。
維持するだけの体力が日本にはなくなります。
>それと、マスコミが建設業を叩いてばかりいるが、建設が不況になった分、
>その他の分野にまで不況が広がっていくのだぞと言いたかったにすぎません。
これは違うと思いますよ。
今の不況の原因は、世界規模の経済縮小です。
日本のこれまでの実感なき好況を支えてきたのは輸出産業です。
それらが円高と世界経済縮小で急速に悪化しています。
自動車産業なんて非常に経済への影響が大きいことは有名です。
俗に1割産業と言われるくらいです。(全産業の1割は自動車関連であると)
建設業が特別なんて事はありません。
No.995さん
貴方のお嘆き、分からぬでもなしですが、私も建設業に30数年勤めた挙句、定年前に退社せざるを得なかった経験を持つ身からすると悲観的過ぎやしませんか?
お歳は分からないが、寿命80年としてその間に必要な最低限の費用(衣食住)を試算したことがありますか?
(海外旅行をしたいとか車を買い替えたいとかはおあとの話)
どうしても確保しなければならぬ年収をはじく覚悟がないと再就職は難しいですよ。
同じ業界への再就職でもかまわないが、この業界は元々人、特に技術者が流動している世界、安く買い叩かれて捨てられるだけじゃないかな。
因みに小生は全くの異業種に再就職、2年後には前職の年収を上回る額を受け取りました。
(この2年間は苦しかったが、その後は前職での年収を上回る額になった。勿論まっとうな、歩合制のような仕事ではない)
頑張って!
この国がおかしくなってるのは、マスコミが原因だと思う。
視聴率を取るために、都合よくおもしろおかしく報道される。
マスコミのせいで潰れた会社もあるし、影響を受けた会社・業界は数知れず。
それはしいては一般市民まで脅かしている。
例えば少し古いが高校生が亡くなった港区のエレベーター事故のときの例を見てほしい。
建物の管理者は港区の住宅公社である。
従前は随意契約で特定の業者がきっちり管理していた。
それをマスコミは非難し競争入札へ変更するよう煽った。
従来の半額程度で新たな業者が管理を請け負った。
結果はご存知の通り尊い命が失われた。
これが真実であるが、本来真実を伝えるはずのマスコミなのだがそのように報道するところはなく、すべては業者・公社の責任と報道された。
そればかりか、なぜ専門分野の仕事を随意契約でなく競争入札にしたのか糾弾した。
これはあくまで一例であり、随意契約の是非やエレベーターのことなどどうでもいい。
ただ、今の日本のマスコミに正義の報道機関はない。
自分たちの都合でいいように話をもっていき、一切責任はとらない。
今の建築業界も同じようにマスコミに潰される会社が出てこないか、心配です。たとえ会社が傾いていてもいい会社は残すべきだし、健全経営でも悪い会社は排除すべきなんです。
それを市民に報道するのがマスコミのあるべき姿です。
> 未経験でも各人々が安定した(生活の出来る)仕事へ転職できるような社会
> ・・・って要は年功序列をある程度国家として指導していかなければならなくなります。
若いうちは、年功序列だよと言われ、がんばってきた世代、それを受ける段になって
成績重視、能力主義の賃金体系になった
能力主義は一見合理的だが、技術の伝承を止めてしまう
> 今まで積み上げてきたものを一切捨てると言うことは精神的に辛い
> という単純な理由だけでなく、物理的に不可能です。
積み上げてきたも・・・これが何か、ではないかな、
単にある目的のものを積み上げても応用はできない、物理的に不可能の理由が分からない
一切捨てる・・・積み上げた経験があれ他の物も積み上げられるはずだが
出来ないと思うことはたやすい、出来ないと思うから出来ない
>>997 さん
そう建設業だけが特別ではありません。
建設従事者も全産業の一割、いや、今は8〜9%かな?
建設関連を含めれば軽く一割を超すでしょう。
そして、建設投資額の削減量は、自動車産業の減産の比ではありません。
ここのところの自動車産業の不況が、社会全体に多大な影響を与えている
なら、建設業がいかに、不況に影響を及ぼしていたかが、類推できると
思います。
さらに、自動車産業にとって、建設業は業務用にしろ、プライベートにしろ
いいお客さんだと思います。
特に、大型車両の需要は大きな割合を占めているでしょう。
だから建設業を優遇しろとはいいませんが、建設だけを抑えているつもり
でも、影響範囲は広いということです。
ようするに、建設業を叩くのもいいけど、道連れになるぞ!!
と言っているだけです。
わかっててやっているなら、仕方が無い・・・。
苦労を分かち合いましょう。
マンションブームのなかでは、多くの不動産会社が空前の利益を出していたんですよ。
過去最高益なんてところもありました。
完全売り手優位で価格の主導権も持っていたし、売り渋りさえできた。
おかげで上場も相次いだし。
でもそれがずっと続くと想定するのがおかしいのであって、
来るべき下落局面に備えるべきなのに、そういう努力を怠った。
そのツケを払う段になって、救済を期待というのは虫が良すぎる話。
急激な実体経済への影響を緩和しつつ、淘汰にまかせるほかないでしょう。
モラルハザードを許せば、また同じ事を繰り返すだけ。
転職の話は、言うは易し、なのでしょうね。
それこそ建築土木関係の学部学科定員から削減していかないとだめなのかもしれません。
転職して待遇が落ちるのであれば、その時点では、
自分にとって今いる会社が、自分の価値を最大限評価してくれる場所だということです。
転職したほうが待遇があがるくらい自社の待遇が落ちでもしないと、
動くインセンティブがありませんから。
例えば
炭鉱
造船
国鉄
時代時代に合った産業が生まれやがて淘汰されていく。
土建も時代に合わなくなったんだから消えていく運命。
それについて行けない人はホームレスでもなるしかないよね。
>>1002さん
>だから建設業を優遇しろとはいいませんが、建設だけを抑えているつもり
>でも、影響範囲は広いということです。
>ようするに、建設業を叩くのもいいけど、道連れになるぞ!!
>と言っているだけです
その発想自体が、時代錯誤だと思うのですが。
優遇とか抑えるとかそういう問題ではなく、将来の日本経済を牽引してくれるような成長産業を見つけて、そこに国として重点投資していかないと、もはやこの国は持たないところまで来てるんですよ。
影響が大きいからどうにかしろという問題ではないです。
今建設業を優遇してもそれは一時的な経済効果だけで、結局は莫大な負の遺産を将来の世代に残すことになるだけです。
建築のお仕事に誇りを持って取り組まれているのは分かりますし、建設業自体が悪いとは全く思ってはおりません。
ただ、考えてもみてください。
社会保障の問題や医療・少子化対策などが遅々として進まず、社会のセイフティーネットが崩壊しつつあるこの世の中にあって、建物を建て続けて本当に経済が潤いますか?
国レベルでの投資先の選択と集中が行われる中で、建設業の優先順位はこれからもっと低くなっていくと思いますよ。多くの一般国民にとって、道路や箱ものより人の生命や社会生活を支える社会保障の順位が高いのは当然です。
長文…
仕事しよう
>>1004 さん
>>1005 さん
いらないとか、時代錯誤なんて言われていますけど、ほんとにいらないと思っているのですか?
あなたの周りは、土木構造物・建築物に囲まれているのですよ。
家、道路・鉄道はもとより、上下水道、電気・ガス・各種通信網さらには、河川の治水設備、
港湾設備、護岸設備、空港設備などなど。
そして、それらはみな永久構造物ではありません。
さらに、食料品以下、衣食住に必要なすべての物の流通は、道路に頼っています。
いらないものはありますかね?
田舎の道路は維持しなくてもよい、などという強烈な意見も言われていますが、そもそも
使用頻度の少ない道路は、使われないので、それほど維持費がかからない。
それに、農村部を片っ端から廃村にするわけにもいかないだろうし、強制するなら、それこそ
補償し、代替え居住区を整備してやらなければならない。
あなた方の言うように、コンパクトシティ構想である程度都市部に移動させるなら、移住さ
せる住民は、ただ同然の土地から、ある程度値の張る土地への移住を補償することになる。
いったいどれだけ予算をつぎ込むことになるのやら・・・。
それに、過疎状態の地域は山間部に多く、どのみち、河川や山林の防災上ある程度は維持して
おく必要があるでしょう。
それに、維持に費用が必要なのは、むしろ都市部の社会資本ですね。
周りをよく見てください、ぼろくなっている橋とかありませんか?
うちの近所にはありますね、ぼろくていい加減になんとかしたほうが良いと思う橋がいくつか。
しかも、だいたいそういうところは渋滞のメッカ。
また、この道が完成すれば、渋滞が無くなり移動がスムーズになるというところもあちこちに
あります。
さしあたっては、各交差点に右折ラインを設けてもらいたいですね。
それと、東京外環自動車道・・・、これはいい加減東名高速までつなげてほしいですね。
>人の生命や社会生活を支える社会保障の順位が高いのは当然です。
新鮮な食料も、水も、緊急時の移動力も、各種防災設備も、建設業が支えているのですがね。
もちろん建設業だけではないし、完璧でも無いですが。
極端な状態を示せば、発展途上国の状態を思い浮かべてみてください。
道路がそこにあるのが当たり前だと思っているのでしょうが、建設作業員が汗と埃にまみれて
維持しているからそこにあるのですよ。
新しいスレッド建てれば
977,987です。
1007さんのおっしゃるとおりです。皆様が暮らしている街、家、そしてライフラインは
すべて建設業で支えられています。建設業というと=公共工事=土建屋=道路、建物という
短絡的で視野の狭い意見が目立ちますが、あのパナソニックだって日立だってみな産業用の
設備機器や住宅用の設備機器の売り上げに大きく依存しています。建設業の完工事高が
減れば必ず多きく減収になります。白物家電やデジタル製品の売り上げだけに目がいって
建設業と関係ないように思われているようですが大きく違います。
産業用機器とは建築用建材から、大型冷凍空調設備や照明、ポンプ、防災など多岐に
渡っています。
私は建設業のみを優遇することは疑問を感じますが、社会保障も医療も人命救助も建物、電気
水道ガス、空調そして道路というように皆建設業者の作ったライフラインが整って初めて
機能するのです。電気だって電柱まで電気が来ていても家に引き込む業者がいなくなれば
無意味なライフラインです。極論かもしれませんが1007さんがおっしゃりたいことは
そういうことだと思います。
私は上場の自動車関連会社で製品開発10年をやったあと上場の電気メーカーでITなどの
通信機器開発を6年やって今は建設業にいます。異業種への転職は最初はわからないこと
だらけで、現場監督や親方に散々怒られましたが今の業界に移って経験不足のハンデを
埋めるためにあらゆる建設分野(土木、電気、水道、空調など)の資格を取得して
今はコンサルタントができるまでになりました。
たぶん最初から何十年も建設業に携わっている方は、やっと自分の地位や技量を世の中が
認めてくれるようになったのに、いまさら違う産業へ行って仕事をはじめたてのように
監督や親方に相当する上司に尻をたたかれるのはもうゴメンだという人が多いのではないでしょうか?
何事も今の自分の地位に甘んじず初心からスタートすればどんなことでも対応できると
思いますが、そのための基礎というかとっかかりを若いうちに学校で教えるべきだと思うのです。
建設業が社会の吹き溜まりのような言い方をされていますが、中学、高校と
進学などを考えないで遊んだ人たちが気が付くと就職先が建設業という若者の図式を
根本から変えていかないと、会社は淘汰いつになっても建設業者の就業人口は減らないでしょう。
私は建設業者が淘汰されることはある程度しょうがないとしても、これ以上の過当競争を
繰り返すとかならずそのシッペ返しを一般ユーザーや市民が受けることになると思います。
かといって年功序列や社会主義制度がよいとは思いませんが、淘汰された業界の人の受け皿と
なる産業の整備と、過去の経験をもっと新しい産業へ橋渡しできるような制度や職種の整備が
必要だと思います。
>>1007 一住民さん
道路がいらないとも、建設業がいらないとも一言も言ってない様に見えるのですが・・・
建設業界の方は被害妄想にでも取り付かれてるですかね?。
時代錯誤とは建設業は影響範囲が広いとか、経済に与える云々とかいう考え方を時代錯誤と
また「淘汰」と「いらない」は全く意味が違うと思いますよ。
建設関係のあなたには、インフラを含めて多くを支えてると言う自負があるのでしょうが
だからと言って、過剰な数の業者が存在して良い事にも、非効率な業界構造も、景気悪化
のたびバタバタと倒産して会社更生や民事再生してやり直していい事にはならないのです。
既に人口や車も減少傾向にあり新しい建物や道路がこれまでのペースで作る必要もなく
既存の道路維持や今後建築需要の為だけに、現在の業者・従事者が必要ですか?。
もし足りないとすれば実際の作業員でしょう。デスクワーク止めて労働の再分配として
作業員にでもなってくれるなら、良いでしょうが。
現在の多重請負による受注が効率的ですか?。どこの何に金を取ってるのか知りませんが
ゼネコンならゼネラルコンダクターではなくゼネラルコントラクターであってくださいよ。
コンダクターばかりじゃ「船頭多くして、船、山に登る」の諺どおり業界の迷走は深まる
ばかりです。もっとも建設関係者はみな自分達はコントラクターだと思い込んでるのかも
しれませんけど・・・
既に何度なく景気悪化を経験して、そのたびに真っ先につぶれていく不動産や建設関係の
方々は、経営とか学習とか言う言葉を知ってるんですか?。
愚かな発注元がいる事を差し引いても、不要な道路、利用率の低い建物を次々と作っては
あげくちょっと景気が悪くなれば借金残して倒産。ゴミ(道路や建物)は残すし、借金の
棒引きは迫るしで、あげくはクレクレとは図々しいにも程があります。
まずはあなた達の業界に内在する問題についてもっと見直すべきでしょう。
景気のせいだけしていては全く進歩はありません。
建設業保護活動しろとでも言うのかね?
この国は借金だらけで格差も拡がり、昔のような一億総中流ではないのだよ。
潰れるべき物は潰れる。
それがたまたま建設業だというだけ。
土建国家に群がってきたから数が多すぎるんだよ。
少子高齢化が進み、地方切り捨てが進めば今のインフラ維持に必要なだけの業者の数に収斂してゆく。
それを自然淘汰と言う。
昔みたいな大きなパイはもうないのだから、小さくなったパイに見合う業者数になれば良いのだ。
なぜ建設だけ特別視してほしいのか理解できない。
あなたは、今まで他の産業が競争に敗れて倒産・失業してゆくのを見ていただけだろう?
繊維・造船・石炭などなどバタバタ潰れて、もう数社しかない業界の事はどう思うの?
その波が建設業にもきただけだよ。
>これ以上の過当競争を繰り返すとかならずそのシッペ返しを一般ユーザーや市民が受けることになると思います。
過当競争???。過剰競争の間違いでしょう。業界の方々は認識が甘いのでは?。
仮に過当競争だとして、これまでは何も問題はなったのですかね?。
>淘汰された業界の人の受け皿となる産業の整備と、過去の経験をもっと新しい産業へ橋渡しできるような制度や職種の整備が必要だと思います。
まさにその通りです。これ以上過剰な建設会社を延命させる為にお金を使うよりも
よほど効率的な使い方です。業界の方が率先して、お仲間の議員さんに働きかけて
くださいよ。将来を考えても過剰ですから、新たな雇用の創出や職業訓練等にお金
をかけてくださいと。
あと根本的な勘違いをしているようだが、田舎の住民を都市部に移住させたりしないよ。
田舎は高齢化が進んでおり、年々死亡者数が多くなるから自然と人が減ってゆくんだよ。
数十年単位でみるとすごい勢いで人が減るよ、田舎では。
今でも地図上にだけ存在している廃村とかあるけど、ああいう感じになるのさ。
>建設業界の方は被害妄想にでも取り付かれてるですかね?。
そうとられても仕方ない書き込みが多いが、最近の建設業者会社更生や民事再生は
決して業者がマネーゲームなどで泡銭を運用した結果ではなく、理不尽な形で倒産していく
ケースが多々ありそこに働くまじめな労働者が被害を被っていることが問題なんだよ。
>既に何度なく景気悪化を経験して、そのたびに真っ先につぶれていく不動産や建設関係の
>方々は、経営とか学習とか言う言葉を知ってるんですか?。
不動産はどうか知らないが、建設業界では施主の言うとおりにちゃんと工事を竣工しても
代金未払いや滞納が横行しているからただでさえ競争の激しい中で原価率が悪いのに
そういった本来もらえるべき金がもらえないので手形を割り引いたりしてなんとか
やりくりしているところが多い。学習能力があるかといえばどちらともいえないが
どんなビジネスだって仕事をやってあるいは物を買って、メシ食って代金払わずにサヨナラを
しようとしても逃げ切れないし刑事処分をうけることになるだろう?
ところが建設業界は金を払わなくても刑事処分は受けないし、その踏み倒される金額が
車や家財などの比じゃないんだよ。被害を受けるのは施工業者だけじゃない、
材料を販売する商社や時にはメーカーだって被害を受けている。その辺わかって言ってるのかな?
どんな契約書を書いたって、裁判したって取れない金は取れないんだよ。だから公共工事のように
工事代金の取りはぐれのない工事の元請になろうと必死にやっている業者が多いんだよ。
>現在の多重請負による受注が効率的ですか?
効率だけ考えれば悪いと思うよ。しかし建設業法などの法律で、多くの零細企業はどんなに
優秀な技能者をそろえていても元請にはなれないんだよ。そういうことを知った上で
言っているのかな?
>>1010 さん
>バタバタと倒産して会社更生や民事再生してやり直していい事にはならないのです。
正直これにはまいります。
素直に廃業してくれていれば、もうとっくに楽になっているのですがね。
それに、建設業だからと言ってすべての会社が、会社更生法だの民事再生を受けている
わけではありませよ。
>既に人口や車も減少傾向にあり新しい建物や道路がこれまでのペースで作る必要もなく
>既存の道路維持や今後建築需要の為だけに、現在の業者・従事者が必要ですか?。
ここが間違ってますね。
とっくに新設工事の発注量は激減しています。
維持修繕や、更新工事が主流になりつつあります。
それを減らしてもよいのか?
ということを言っているのですけど・・・。
>現在の多重請負による受注が効率的ですか?。
妄想もはなはだしい、現在の切り詰められた工事金額のどこに余裕があると思っているので
しょうかね?
>既に何度なく景気悪化を経験して、そのたびに真っ先につぶれていく不動産や建設関係の
>方々は、経営とか学習とか言う言葉を知ってるんですか?。
まあ、建設業にいて10数年、景気が良いなどという話は聞いたことが無いですが、先にも
書いたとおり、つぶれたり支援を受けた会社ばかりでは無いですよ。
労働人口減ってるのにマンション作りまくったらどうなるか、皆解っていた。
しかし、とりあえず荒稼ぎできるから辞める事はは出来なかった。
稼ぎのいいときは豪遊し、悪くなると国の支援を貰う、
そんなことがまかり通るハズがない。
>>1015
泡銭だろうがまじめにやってようがそんな事は、極端な話どうでも良いんですよ。
被害を受けるのが建設会社だけじゃないことも承知してますよ。
ただつぶれない様な経営をしてくださいというだけです。慣習が10-10-80だとしても
それは慣習で有って、法律で規制されてるわけではないですよね?
リスクヘッジをして学んでくだいって事ですよ。常に悪条件でしか仕事が請けられない
のであれば、それは不要か過剰な会社なんじゃないですか。
>しかし建設業法などの法律で、多くの零細企業はどんなに優秀な技能者をそろえていても元請にはなれないんだよ。
これは知りませんでした。しかしこれも言い訳であって、おかしな法律なら
変える様に働きかければ良いじゃないですか。それこそ族議員への口利きは
得意技ですよね。憲法変えなきゃいけないって事なら同情しますが。
なんか不幸自慢、哀れみを
万年不景気も、採算度外視の受注も、
これみんな業者数、従業者数が多すぎるからでしょ。
淘汰が進んで、数が適正化されれば、
修理にしろなんにしろ、社会的に必要な仕事が皆無になる事がない以上、
相対的におのずと工事単価も上がり、利益も出るようになるはずです。
自明ですよね。
淘汰を進めるためには、コンプライアンスを徹底した公正な市場で競争し、
不祥事を起こしたり競争に敗れた企業は退場させる原則を貫くことです。
バブル崩壊時無理やりゾンビ化させた債権放棄企業が、
なりふりかまわずマンションを建てまくり、
今になってまた負債を抱えて火種になっているのを見ても、
下手な政治的介入による救済が、慢性的な業界の停滞を招いているのはあきらかですよ。
>>1019 さん
>しかし建設業法などの法律で、多くの零細企業はどんなに優秀な技能者をそろえていても元請にはなれないんだよ。
というか、すべての業種(杭打ち工、鉄筋工、型枠工などなど)の技術者を揃え、作業員を一社で確保していたのでは、それこそ非効率。
工事を計画し、専門業者を効率よく手配し、材料を揃え、スムーズに作業が流れるよう施工を管理
し、品質を管理するのがゼネコンの役目。
専門業者は言わずもがなですね。
一社で完結できる工事はほとんどないですね。
それぞれの業者に、役目があるのです。
商社だって、役所の人間だって何も生産していませんが必要でしょう?
<1018さん
の言う通り。 こんなにマンション作りすぎてどうするんだ! 荒稼ぎしておきながら、今さら泣き言を言うんじゃないよ。情けない。
国の支援を受けるって? 国民の税金を何だと思っているんだ。福祉とか、もっと役にたつ事に税金は使ってもらいたいよ。 なんといっても、この業界数が多すぎるのさ。
>>1019
>リスクヘッジをして学んでくだいって事ですよ。常に悪条件でしか仕事が請けられない
>のであれば、それは不要か過剰な会社なんじゃないですか。
そんな難しいことを言ってるのではないです。もっとも私はリスクヘッジなど専門外でわかりません。その辺、無知な建設業者にわかりやすく説明してもらえると互いの言いたいことの理解も
進むと思うのですが。
要は世界のトヨタだのパナだの普通の企業は、物を作って売るときに代金引換で金を
受け取りますよね?ところがそれが物だけ受け取って、お金は工面がついたらはらうからね〜。
そう言っているうちに逃げられたり、元請という立場を利用して支払いを何年も分割で延ばされ
たり、つぶれたりしてもらえなかったらどんな健全経営している会社だってつぶれますよ。
こういった工事代金の回収について、金額が大きいのに法律的には民事のことなので警察の
介入も行政による補償も何もないことが問題なんですよ。
生き残っている大きな会社の多くはバブル時代や海外事業で談合や癒着による
汚れた金でそういった損失をなんとかやりくりしているだけですよ。
>常に悪条件でしか仕事が請けられないのであれば、それは不要か過剰な会社なんじゃないですか。
今の時代、悪条件でない工事はまれです。
>おかしな法律なら変える様に働きかければ良いじゃないですか。
別におかしな法律じゃないんです。資本的に体力のない会社が、体力に見合わない工事を
受注してその工事が資金的に行き詰まり結果、未完成のゴミと不良債権が残るのを防ぐためです。
また会社が小さければ設計、施工監理や管理(工程管理、品質管理、安全管理)の業務にあてる
人員がいないため、ある一定以上の規模の工事では元請にはさせないようにするためです。
つまり多重請負は、それなりにうまく回っているいるうちはそれでよいし建設業法でも
多重請負の構図は定義されています。
ただ最近は建設業法で禁止されている一括下請け丸投げが横行していて、体力のある元請が
取り分をピンハネしてほとんどなにもせず、下請けに原価割れ工事をさせている。そして
工事が終わっても金を素直に払わない。下請けも仕事がないから原価割れでもやらざる終えない
これが現状です。
族議員への口利きは、公共工事の発注減などの理由から今はあまりやられていないと思います。
以前は選挙などにもかりだされましたが、現在は人が集まらず実質は崩壊したと思います。
だから上でも書いたように産業構造の改革が必要なのですけど、今の政治では無理そうですね。
>>1020
>相対的におのずと工事単価も上がり、利益も出るようになるはずです。
>淘汰を進めるためには、コンプライアンスを徹底した公正な市場で競争し、
いかにも霞が関の役人が考えそうな空想ですね。
コンプライアンスを徹底した公正な市場?あなたも暇があったら入札結果でも覗いて
みてください。あれだけ談合根絶を騒がれていながら、いまだに疑わしい結果が後を絶たない。
生き残ろうと手を組んだ企業は、皆談合に参加している疑いが高い。そこで得た汚れた金で
優良企業を装ってもわかる人にはわかるんです。素人が考えるような公正な市場など
ほとんど存在しない。仮に公正な競争やったとしても、原価割れ寸前の工事の内容に
コンプライアンスは期待できないですよ。まじめに地道にやっている会社が淘汰される時代です。
>不祥事を起こしたり競争に敗れた企業は退場させる原則を貫くことです。
ですから上でも書いたように、生き残る会社がまっとうな会社じゃない可能性が十分あり
残った表向き優良企業どうしが市場価格(単価)のツリ上げ(カルテル)招く。
今の鉄鋼などの業界を見てくださいよ。生き残ったからこそ自由に価格をコントロールしている。
そんな市場で不必要に高い物を買わされる一般人が目に浮かびますよ。
>ところがそれが物だけ受け取って、お金は工面がついたらはらうからね〜。
こういう無茶な条件で受注してる時点で、健全な経営じゃないんですよ。
ある時払いや延納に応じるなら、
その間の金利やデフォルトリスクに見合う保険料分を上乗せして請求してください。
でも、それができないのは、
「そんな事言うなら他に頼むよ、いくらでも代わりは居るから」
といわれてしまうからでしょう。
つまり、業者が多すぎてあふれてるのが問題なんですよ。
この問題を解消しない限り、業界全体に不健全な綱渡り、
行き当たりばったりの経営が横行し続けるんですよ。
淘汰は資本主義の大事なメカニズム。
これにあらがうような保護や救済は最小限にとどめるべきです。
鉄鋼や石油等の素材業界は過去の大不況時に、合併して大きくなって、固定費負担の削減と価格支配力を手にした。が、ガソリン価格を見ればわかる様に、過度の上昇は需要の低下を引き起こし、市場価格に収斂していく。
次は電機(パナソニックと三洋)に波及しつつある。製造業ではこういう動きが一般化している。
他方、土木建築業は、掛け声は上がるものの、大手ゼネコンの合併は無い。みんな中途半端なサイズで、本社費などの固定費負担に苦しんでいる。だから儲けが出ない。
土建業は多すぎる。高度経済成長期で、インフラ整備していた頃ならまだしも、成熟社会になり、新規投資を減らさなければならない現在、どう考えても多すぎ。減らないと過当(過剰?)競争もなくならないでしょう。
談合だの癒着だの、不公正な行動を目にしてるなら告発して戦ったら?
真面目にやって損してる貴社にとっては生死を分かつ問題でしょう?
ほかのだれよりも戦いの当事者になるべき資格と理由をもっているとおもいますが。
どうせみんな不公正なルールでやってるんだから、
俺らも金無い時は助けてくれよって、
そりゃチンピラの強請りかたかりの理論ですよ。
土建も不動産も儲かるときはべらぼうに儲かるからね。
バブル破綻後も、経済対策の公共工事で焼け太りしてる地方の土建屋が居たのも事実。
みんな旨い汁吸いたいから社長やりたいし役員になりたいし、
そのために会社作って上場目指すようなもん。ほっときゃ会社数減るわけない。
末端の奴隷の上層部には、
アンダーグラウンドの方々を含め、たくさんの利権を握った面々が負ぶさってる。
救われない業界。
>こういう無茶な条件で受注してる時点で、健全な経営じゃないんですよ。
受注段階でわかっていればそんな工事は受注しませんよ。
竣工引渡し段階になって初めて支払いを渋りだす。そこで工事代金を期限内に
回収できない業者が銀行に融資を求める。貸し渋り→資金の行き詰まり→
あとはなるがままです。
>つまり、業者が多すぎてあふれてるのが問題なんですよ。
もちろんそう思います。しかし1024でも書いているように、競争相手の少ない機器や工事、
作業などは今の段階でも恐ろしいほどのぼったくりようですよ。
この値段が払えなければ買わなければ良い、修理しなければよいという顧客重視の今では
信じられないような言葉をよく耳にします。
業者が必要以上に淘汰されたら今の価格では到底家やマンションは買えませんよ。
なにせ作り手がいないのですから施工サイドは相当強気に出るでしょうね。
当然品質なんて二の次です。
ですから急激に、連鎖的に歯止めなく逝ってしまうことをある時点で食い止める必要も
あると思いますよ。そうでなくても業界は技術や技能の伝承者が減って平均年齢がかなり高い
産業なのですから。
>>1027さん
>談合だの癒着だの、不公正な行動を目にしてるなら告発して戦ったら?
>真面目にやって損してる貴社にとっては生死を分かつ問題でしょう?
私もそれは何度も考えました。でもTVでやってましたよね。告発した会社の社長の
哀れな姿を。私の会社は公共工事にはほとんど依存していません(というか普通に社員の生活を
考えた工事単価の積算では落札はできません。なんでそんなに安くなっているのか理解できない
入札が多くなりました)
ですので告発などしても回りはだれも信用しないでしょう。それより怖いのは、告発によって
機器メーカー、商社、施工の同業者から村八分にされるでしょうね。いやがらせも受けるでしょう。
そこまでしてこの腐った業界を正そうというパワーはありませんし、民間工事の厳しい競争で
日々原価割れと戦うのがせいいっぱいです。できることなら社員にも将来は他の業種へ
転職できるよう自分の経験を生かして教育していきたいところですが、現場仕事はできても
ひらがなの読み書きがやっとの人たちには他業種は無理ですかね。