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3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
阪神淡路大震災で1981年以降の施工マンションでは半壊すらなかった。安心してよいのではないか?
阪神大震災を引き起こした地震と、関東大震災を再び引き起こそうとしている地震とでは、タイプも大きさだけでなく、それを取り巻く条件も違いすぎるので参考にはならないです。
予想されているマグニチュードにおいても「1」くらいの違い、つまり対数表記ですので10進法でわかりやすくしますと「16倍」の違いがあります。
それに加え、対象となる建物の形状と規模も違いすぎます。
阪神大震災当時にはなかったような景色で、超高層ビルなどが乱立しているのです。
マグニチュード5と6が、10進法での5と6の違いだ思い込んでる人が多いのでしょうか?
ただ、マグニチュード5と6の違いは、約16倍ではなく約30倍です。
ですから、マグニチュード5と7のように2つ違えば約1000倍になるのです。
それなら全滅よ?なのに東京にいて大震災で倒壊すると信じる人は東京には住めないはず。過去の震災ぐらいと信じてるから住めるのではないか?
全滅と言う意味がわかりませんね。
東京都の全ての建物が全滅、つまり、倒壊すると言うことですか?
そうなら違います。
起こって見なければ誰にも確実な結果を予想することすら出来ません。
新耐震以前の在来工法の建物は倒壊の危険が高く危険ですが、新耐震以後の建物は在来工法を含め倒壊せずに残る可能性は高いと思いますが、修復不可能な状態になったり、修復には新築くらいの金額が必要になる建物が多いでしょう。
ただ、東京23区内でも、北側のエリアなら震度も小さくなりますし、津波の心配もしなくて良いエリアもあります。
でも、南側のエリア、海沿いや古くからの埋立地などは危険ですので、今からその辺りでマンションを購入する人は少なくなっているでしょう。
過去の震災時と今とでは、建物などの景色が大きく変わっていますので、同じ様に考えることは出来ません。
築浅の物件に住めば倒壊だけは免れると言うことか?
必ずしも築浅の物件に住めば倒壊だけは免れると言うことではありません。
建物の損壊状態は、どのエリアにある建物かによって大きく異なります。
同じ震度であったエリアだとしても、揺れ方が違ったり、同じ年に建てた同じ階数の建物であっても、形状が違えば壊れ方も違ってきます。
例えば、同じ5階建て40世帯だとしても、50㎡クラスの2LDKばかりの建物と、80㎡クラスの4LDKなどでワイドスパンの間取りの建物とでは、前者のほうが建物は強いといえますので、倒壊の危険性は低く、損壊の度合いも少なくなるでしょう。
また、大小の間取りが組み合わされているマンションの場合、それらの間取りの組み合わせによっては、揺れを上手く逃がすように揺れたり、その逆で、揺れを増幅するように揺れたりすることで、大きな地震に耐える建物もあるが、それほど大きな揺れでないのに深刻な被害を受ける建物もあるでしょう。
単に、築浅だからとか、上辺だけではわからないのです。
>>306
そちらは不動産関係業者ですか?
巨大地震関連、建築・土木工学関連を離脱したような投稿内容が見られます。
こうした投稿は遠慮して頂きたい。
>>新耐震以前の在来工法の建物は倒壊の危険が高く危険ですが、新耐震以後の建物は在来工法を含め
>>倒壊せずに残る可能性は高いと思いますが、修復不可能な状態になったり、修復には新築くらいの
>>金額が必要になる建物が多いでしょう。
新耐震以前の在来工法って何ですか?
木造住宅の在来工法と2×4工法の違いの事を言っているのではないですか?
RC造及びSRC造の集合住宅の場合は、新耐震基準以前の在来工法とかのは存在しないはずです。
あるのは免震か制震工法だけではないのでしょうかね?
新耐震基準ではなく旧耐震基準でもビクともしないような構造もあるはずです。
梁に『ハンチ』をつけると言うのは聞いた事がありますか?
現在、ハンチは省略されているのが殆どです。
何故、ハンチを省略するようになったか? これは鉄筋の加工に手間が掛かり面倒だと言う事を聞いたことがあります。
それほど昔は下手な新耐震基準の建築・土木構造物より手間をかけたものがあると言う事です。
最近の整備新幹線を代表する新線のラーメン高架橋はその殆どがハンチを省略し、鉄筋を太くして橋脚の間隔も広がり、素人が見て一見きゃしゃな鉄道模型の世界のようなものを見かけます。しかし、それを実現しているのは構造計算でパーソナル・コンピューターの性能の向上で昔の旧耐震基準でもしっかりしたものと同等の耐震性能を保証したものと個人的に思います。
>>ただ、東京23区内でも、北側のエリアなら震度も小さくなりますし、津波の心配もしなくて良いエリアもあります。
そんな事は無い。
そもそも巨大地震のメカニズムを理解していない表れです。
マグニチュードの大きさ、そして震源の深さも関係してきます。
直下型の場合は 23区内の北側だけではなく首都圏全体を激震に襲われるのが普通です。
しかも関東平野全体が関東ローム層としたのが曲者ではないのですかね?
津波の心配もしかり、直下型ではまず発生は有り得ません。発生時の断層の高低差を想像していますか?
水深の浅い東京湾のことですから、兵庫県南部地震時の野島断層の様に高低差が1m以下の断層なら東京湾の海底下で発生したとして潮位だけの変化の津波でもどれくらいの規模が想像出来ないのですかね?
津波の心配をするのは、海溝型地震で海底下の巨大な破壊が発生し地殻の沈降あるいは隆起によって海面を押し上げたり下げたりする事で発生します。東北地方太平洋地震の連動型超巨大地震に関してTVのメディアや書籍などで散々説明されているはずです。
問題は想定されている南海トラフなどで東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震時の大津波が東京湾に侵入してきた時です。
>>でも、南側のエリア、海沿いや古くからの埋立地などは危険ですので、今からその辺りでマンションを購入する人は少なくなっているでしょう
何が危険なのか? 23区の西側の杉並区などは細い街路が集中し木造住宅が密集している住宅の不燃化が遅れており、古い都市計画で形成されています。逆に火災の延焼が危険になってきます。
南側のエリアって何ですかね?
埋め立て地は江戸時代から続く過去の都市計画からして街路の狭さの対策として火災の延焼を避けるべく広い街路が取られています。
これは震災時の避難経路に重要な役割をします。
私は建築工学の関係です。
在来工法とは、仰るとおり、柱と梁で組み立てていく木造住宅のことです。
こちらは高層建築に関するスレッドだとはわかっていたのですが、305のような「全滅」と言う発言に対して、戸建も含まれていると思えたので戸建の例をだしたのです。
新耐震以後の在来工法には色々な工夫がみられます。
特に弱い1階の梁を柱に取り付けるために穴を開けて柱の断面積を半分くらいにしてしまう部分と、その次に弱いのが柱下部と土台との接合部分です。
地震の揺れで、その柱の部分が折れてしまい、ちょうど1階部分の柱が、柱の剛性で保っている壁と共に倒れるように壊れ、2階が倒れた1階の上に載ってしまうという壊れ方をするのを、ニュースなどでの実験の映像を流しています。
ごらんになったことはあるのではないかと思います。
同じ形の建物で、1つは古くからの在来工法で、もう1つは最近の耐震補強などを施した建物での比較です。
高層建築ではない2バイ4ですが、完全なる壁工法の建物で地震には強い建物です。
モデルルームを取り壊すときにメーカー協力のもと、実験を行った実例での話しですが、バランスを考慮しながら外周の壁を撤去していくと、外周全部の壁を取り去っても、2階の建具は正常に動作していまして、床の傾きもほとんど出ませんでした。
もう1つは、建物の南東の角から3分の1くらいの外壁と内壁を取り去ったのですが、2階の状態は前述の状態と同じでした。
構造用合板と補強プレートと釘での壁構造ですが、木の特性から鉄骨増のような粘りのある建物です。
ハンチは土木関係でよく用いられていますね。
建築ではあまり見られませんし在来工法にハンチを用いることは前述の理由で意味がありません。
RC造ではハンチを用いる場合もありますが、高層マンションの場合、室内に梁型が出ますので見た目がよくなく室内の使い勝手が悪くなります、ハンチを用いるのは住宅ではなくオフィスビルなどに限られるでしょう。
関東大震災は、震源地が相模湾でしたので直下型とは違います。
今懸念されている直下型は、今現在の断層の状態がわからないこともありますので、前回の揺れ分布からの想定でしかありません。
直下型地震の震源地は東京港あたりの想定で、最大震度7だとすると、新宿あたりでは震度6になるかどうかだと言われているようです。
しかし高層建築物への問題は長周期地振動との複合の揺れです。
土木での橋脚と建築でのマンションなどの建物とでは、考え方が根本から違う部分が多いですね。
橋脚の場合、建築物とは規模が違い過ぎます。
マンションはひとつの塊ですが、橋は、かなり間隔をあけた橋脚の上に橋を載せたものです。
重量バランスはもちろん、重心位置や基礎に掛かる荷重の大きさや向きが異なります。
直下型地震でも、房総半島と三浦半島で周囲を取り囲まれたエリアですので、反射した波が津波となる可能性があります。
実際に3.11の津波が同じ現象で増幅された記録があります。
今の湾岸に建てているマンションでは、5~7mの津波を想定して建てているものが多いです。
津波で壊されるということがなくても、タイで起こったような状態になるでしょう。
南のエリアは低いので、一度、水が入ってくると抜け難いので、長期に渡り水深2~3mくらいになるエリアが多いのです。
先日、葛飾区役所に行った時、区役所付近で水深3mになるという表示が道路にしてありました。
この水深は荒川が決壊したときの想定だそうです。
東京湾で起きた直下型地震での津波が川を遡り決壊を引き起こすという東京都が作ったCG映像にも出されています。
映像によると、銀座も水没していました。
>>310
専門家との事、これは非常に失礼しました。
専門用語一つも出てこなかったので識別が難しかったのでして。
既に巨大地震の発生のメカニズムに加え、建築・土木は素人の私以上に詳しいと思うのでそれを前提に考えておきます。
ハンチを持っている建築物はS40年代以前までの施工では目立っていたと思います。
>>直下型地震でも、房総半島と三浦半島で周囲を取り囲まれたエリアですので、反射した波が津波となる可能性があります。
>>実際に3.11の津波が同じ現象で増幅された記録があります。
これは違うのではないのでしょうか?
東北地方太平洋沖地震の場合は東京湾に侵入してきた津波が湾内で反響して波高が高くなった所もありますし。
しかし、浦安沖の波高はTDRを運営するOLCが観測しており何と0.5mしかなかったとのことです。
そして津波は御存知の通りいきなり高い波が来るのが津波ではなく徐々に潮位が変化するのも津波ですからね。
恐らく東京湾周辺を震源とする津波はそれほど問題とはならない可愛いものではないか?と。
何故なら海底下の断層が海水を押し上げる程の地殻の破壊力は東北地方太平洋地震とは桁違いに少ないのでは? と。
三連動超巨大地震の場合、東京湾に侵入して来た津波で潮位の変化を一番受けやすいのが、江東ゼロメートル地帯では無いのでしょうか? 旧木場などの河川で筏の係留をしていた光景は消え、RCの堤防で守られている運河の河川は殆ど姿を消しました。代わって、隅田川と荒川の防潮堤に守られていることになり、そこが損傷し浸水が始まると、如何に排水ポンプを持ってしてでも震災時に停電している可能性もあるので排水が間に合うかどうかも微妙ですね。
逆に海側の埋め立てられている地帯はどれも海抜ゼロメートルではなく1m以上はある訳ですし。
ただ、潮位が2m以上になると明らかに水没しますね。
例えば、3.11の前、平成17年に発表されている中央区の情報に3.11のことを付け加えたものがあります。
http://www.city.chuo.lg.jp/saigaijoho/tunamiekijouka/index.html
他でも、3.11の時、荒川か隅田川で2m水位が上がったとニュースで報道していました。
3.11のことがあってから、これまでの想定では役に立たないので東京都が見直している最中です。
東京直下地震でも湾内で反射して、最大3~4mくらいの津波になる可能性があると言う学者もいるようで、そのような意見も積極的に取り入れて、3.11のような想定外で多くの人命を失わないようにするようです。
まだ発表されていませんので、どの当たりに決めるのかわかりませんが、神奈川県の状態を考えると、かなり変わるのではないでしょうか。
大震災で耐震基準1の普通の物件でも倒壊しないかどうか?今までの大震災では倒壊しなかった。?
非常階段のある付近は倒壊しにくいのではないか?物件でも端だけにある非常階段一つの物件より真ん中や両サイドに非常階段がある方が倒壊しにくい物件と言えるのではないか?
晴海の検潮所でも311での津波は1.4mとありましたが、引き波と押し波の高低差ではないのでしょうかね?
近隣に住んでいますが、そこまでの実感はありませんでした。
ただ314が引用している学説は、東京湾に津波が入りやすい震源かも知れませんね。
近傍震源だとより強震になるため、防潮水門や排水機場の設備などが損傷する惧れもなきにしもあらず。
>>315
高層建物では、構造自体は非常階段とは独立しているので(壁式建物や木造のように、階段室付近に主要な柱等が集中している訳ではなく、基本的に均等な構造割りの中で、階段自重を支えるだけの鉄骨で支持されているという意味)、格別その付近が丈夫という訳ではないように思います。
非常階段が倒壊しないとか頑丈だというのは誤解です。
階段の周囲がRCの耐震壁で四角に柱があったとしても、建物に接しているものですから建物が倒壊すれば同じ様に倒壊します。
トイレが一番頑丈だとかの間違ったことが信じられているのです。
今回発見された2つの活断層、千葉県の海岸線から100キロくらい東に、南北方向160キロで高低差約2キロの断層と、その東にある南北方向300キロで高低差約3キロの断層で地震が起きると、マグニチュード8以上の巨大地震となるそうです。
東日本大震災のように海底の深い部分で大きく長く揺れるので、揺れも大きいし長周期地震動も発生するし、大津波が起こることになるようです。
発見されたばかりですから、いつ起こるのかはわかりませんが、この地震が起こった時には、東南海大地震よりも深刻な被害を関東に与えるでしょう。
津波は当然のごとく東京湾にも侵入し、大きく長い揺れで破壊された水門や緩んだ河川の防潮堤を破壊して川から都内深くまで浸水させて大きな被害を出すでしょう。
東日本大震災で最大2mくらいの津波が東京の河川で観測されたということから、千葉県沖の巨大地震が起これば、千葉や神奈川は宮城のような津波被害となり、東京も4m以上の津波になるのではないでしょうか。
>>318
房総沖にこれまでノーマークであった未知の活断層の存在に関してメディアで知りました。
JAMSTECも報告しているので信頼できるものと思います。
それがいつ起こるのかは不明なだけに不安を増大させるのは明らかですね。
未知の活断層と言うと東北地方太平洋沖地震で巨大な地殻変動が起きた以上、日本列島各地に次々に未知の活断層を発見するのではないのでしょうか?
まさに故小松左京氏の『日本沈没』を彷彿させる様な日本列島全体の巨大な地殻変動が起きているのをこの世で起きているとは…。
七大都市で有史以来、巨大地震が発生していない空白期間が長い大都市もリスクを考える必要もあると思いますが。
東京湾はその湾口が一種の防潮堤の役割をしているような感じで、東北地方太平洋沖地震で人工の防潮堤の開口部から潮位が上がった津波が侵入してくる事を連想しそうです。
その時に問題となるのが湾内で反射した波が、波高を上げる事ですね。
しかし、その先には米海軍横須賀基地、日産自動車追浜工場がある…どんな被害になるか想像したくはないです。
聞いた話ですが、ニュースで南海トラフでの巨大地震、つまり南海大地震が起こったら、最大34mの津波が予想されているそうです。
浜岡原発のようなのですが、今、津波を食い止めるために高さ18mの防波壁を作っているようですが、そこの予想高さは21mだそうです、
しかし、原子力発電所の前だけに防波壁を作っても意味ないので、原子力発電所の周囲を囲むのでしょうが、一部でも決壊すれば、決壊しなくても波が乗り換えれば、内部は全て浸水し、水没するでしょうね。
津波で侵入したのと同じ能力の排水が出来れば良いのでしょうが、そんな排水能力のある設備なんて考えられません。
よって、実際に津波がくれば結果的に無駄となり、それに掛けた費用も無駄になるのです。
浜岡原発もメルトダウンを起こすと、日本はどうなるでしょうね。
東日本大震災の巨大余震で発生する巨大津波は東北を遅い長周期地震動が東京を襲うでしょうし、千葉沖大地震では巨大津波と長周期地震動が東京を襲うでしょうし、東南海巨大地震でも大津波と長周期地震動が東京を遅い、直下型大地震では震度7が東京を遅うことになるので、東京はどうなるのでしょうね。
可能性のある最悪のケース。
流出した大量のオイルに引火してそのまま東京湾を漂えば、数日間火の海です。
更に漂流した火災が発電所の様な危険施設に引火すれば爆発もあり得ます。
>>322
東京湾上でその様なケースに陥った場合、首都東京の支援物資の配給は絶望的となると思います。
羽田からの支援物資は米軍のC-5も含む空自ともC-130すら降りられなくなる事態に陥り、大量の支援物資配給の頼りになる強襲揚陸艦すら近づけなくなり極めて最悪の事態となり得ます。
横田・厚木基地のランウェイが無傷、それとも早期に復旧できたとしても、内陸部の道路の被災、大渋滞による交通障害などでヘリでの輸送が主体になるのではないのでしょうか?
>>321さんが仰る通り南海トラフの地殻が破壊された場合、日本列島そのものが絶望的状況になるのではないか? と。
先日の新聞のメディアでも鶴賀の原発周辺の断層の数を精査したらしく驚くほどの断層の数だったようですね。
>>321
最近の政府の傘下での検討会では、これまでの甘い想定を覆す最悪の想定をする様になってきていますね。
より現実的な想定にやっとのこと動き出したのでしょう。
四国沿岸で最大34mの巨大津波となると大阪湾、伊勢湾、浜名湖、東京湾に侵入してきた潮位の変化の大きい津波が問題となりそうですね。
また、浜岡原発が再稼働していたら…。
SFの様な世界が現実に近付くのを見るのは勘弁して欲しいと思います。
今回の南海トラフの想定でも、東京湾奥は2~3mの予測です。
湾内の反射波が重なってもっと高くなることはあるでしょうが、移動している海水の量や高波高の継続時間が小さいので、極端な浸水にはならないでしょう。
ヘリ輸送は1回のペイロードが小さく、ツインローターの双発大型ヘリでもせいぜい3トンがいいところ。一般ヘリなら500キロがせいぜいで、併用して日本中から100機を輸送用(救難・捜索を除く)に投入し、1日100回ピストン輸送しても1万トンちょっとしか運べません。これは大型トラック800台分、揚陸艦(母艦の方)の5隻分にしか過ぎません。
東京区部だけでも被災人口は1000万人はいますから、根本的にはとにかく陸路と海路を確保するしかないです。
まだ序の口ですが、第2東名が開通したのはせめてもの幸いです。
前提が重要なんですが、高潮と重なるというのは、まあ巨大地震が5000回起きるとして、そのうち1回ぐらいでしょう。
水門が閉まり、実際にメートル単位で水位が上昇する高潮(台風由来)は、10年に1度もありませんから。
また震度7というのはあくまで直下震源の場合で、津波が発生する海溝型の地震の場合は、東京では最大震度5強です。
3連動のM9だと継続時間が長くなるのであるいは液状化被害が311並みになるかも知れませんが、実際の311で防潮設備に被害はありませんでした。
もちろん、直下地震で水門がやられ、復旧しないうちに3連動というのであれば、それなりに浸水する地域が広がるでしょう。ただし順序が逆なら、津波被害は限定的だと思います。
泣きっ面に蜂という言葉もありますし、最近の学者・行政の想定は、「想定外」とあとから非難されないよう最悪パターンを示し、無責任なマスコミもそれに乗っかる風潮がありますから、327さんのご紹介のようなケースも、それはそれで存在意義はありますね。
すいません、首都直下型地震と混じってしまいました。
直下型地震では東京湾に通じる水門の多くは、震度7で機能しなくなると言ってました。
また、土地は水平でも平らでもありませんので、一度侵入した水は、低いところに溜まり、流れ出ないエリアが沢山ありますので、自然に吸収されるか蒸発するまで水没したままだとも言ってました。
それよりも、高潮とは報道番組で私が「満潮」だと思っていたことを差していまして、毎日起こるものですので、そんなに少ない確立ではないと思います。
思い出しました、河川の両側にある堤防ですが、直下型地震では破壊されるのですが長周期地震動ででも緩むとも言っていました。
例えば、1mの津波とは単に水面が1m上がるのではなく、1mの高さで押し寄せてくる水の巨大な塊なのです。
1mだからと言って、1mの防波堤では、どんどん押し寄せるので、そこで水面が高く盛り上がり1mの防波堤を乗り越えてしまうのです。
同様の理屈で、1mの津波だとしても、緩やかな登り斜面での最高到達高さは1.5m以上になるようです。
津波とは、波とは違い、巨大な水の塊が長時間に渡り一定の強さで押し寄せ続けて来るものです。
津波が波と同じだと勘違いしている人が多いので、津波の怖さを知らずに海岸まで見に行こうなどと考える人が多いのです。
30センチの津波が来たら、300キロの重さの物を動かすと実験で見せていました。
3.11の津波の映像を見れば一目瞭然だと思うのですが、それでも津波は波と同じように解釈するのは他の人に誤解を与えてしまうので辞めるべきだと思います。
>>329
付け加えますと津波と言うものは、いきなり高い波が来るのだけが津波ではなく、潮位が徐々に30cm変化しただけでも津波ですよね。
押し波と引き波もありますので、押し波が来た状態で暫くその潮位が続く事もあり、今度は潮位が戻って行く水が引き始めるのが引き波ですね。
風による波に対して津波は海底下の地殻変動で隆起もしくは沈降による海水の潮位の変化は『波長』が違うと言う事を理解されていない方も多いか…と思います。
この『波長』そのものを理解するのが難しいようです。
>>326
ヘリに関する詳細な輸送力のフォローを有り難うございます。
ツイン・ローターと言うとCH-47チヌークの事ですよね。自衛隊にも多数現役で配備されていますし。
ただ、東北地方太平洋沖地震で支援物資を届けることが困難な(自衛隊では支援力の限界に来ていて米軍へ要請)場所へ輸送した米海兵隊のヘリは空自にも配備されているSH-3シーキングが活躍したそうですし。
普通の波でさえ、浜辺に打ち上げられれば、その時の平均海水面の高さよりも高い位置まで到着し、引いて行きますね。
浜辺の波打ち際に立っていると、波の強い時には引き波で足元の砂が波ですくい取られ、波が引いた直後、足が少し埋まってしまい、足で引き波の強さを感じることが出来ます。
津波では波と違い、3.11の映像でご覧になったように、まるで川の流れかのように一定の時間、同じ速度で押し寄せ続けるので、ちょっとした丘などは飲み込んでしまうのです。
押し波は水の塊が低いところから高いところへ移動するので重力がその勢いを抑えてくれるのですが、引き波では重力が加わりますので押し波よりも速度が速くなり強い力を出すのです。
この理屈は波でも同じですが、津波の場合、移動する水の塊の量と移動距離と時間が、圧倒的に多いのです。
単に見ていると穏やかにも見えるので、ニュースなどでは近付かないで直ぐに避難して下さいと言っているのが大袈裟に思い込んでしまい、大袈裟に言い過ぎているんじゃないのかと勘違いしている人も多いのでしょう。
今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称しているマンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。
しかも、津波に関しては、波と誤解しているかのような対策しか施されていないのに、東京都の発表を元に安全が確保されていると思っているのです。
スーパー堤防などと称している傾斜を使った堤防が多いのですが、津波の高さプラス1~2mくらいでしか作っていないため、今回の想定では無に等しく、過去の想定であっても津波は乗り越えて来る可能性が非常に高いのです。
タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。
更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。
火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。
最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。
東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。
地震も心配ですが、今日のような強風も、高層マンションへの影響は大きいですね。
東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。
東北でM6前後の地震があったときに拾う揺れの感じです。
目をつぶって立っていると、身体が自然にバランスをとります。
バルコニーの隔て板が風圧で割れるかも知れません。
こんな悪天候のときに大地震が重なったりすると、避難も遅れて大変ですね。
そんなに揺れるのですね。
揺れることで地震に耐えると言う建物なのでしょうが、これだけ長時間揺られていると船酔いのような状態になるのでしょうね。
直下型を含め、今問題にされている巨大地震たちが1日でも遅く起こることを祈りたいです。
>>332
専門家としての見解ですか?
湾岸地区の被災しか見ていない偏った傾向が見られますけど。
>>今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称している
>>マンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。
安全性を語っていると仰っていますが、デベのアナウンスですか?
建築・土木の世界だと安全性に関して絶対などあり得ない筈です。
それは国の骨格としてのインフラで高速鉄道・高速道路の被災(損傷)も見られました。
関東平野部の茨城県側の常磐自動車道の土工区間の崩落や常磐線の土路盤の沈下で軌道が暫く崩れ不通になった区間もあります。
>>タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、
>>杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。
その様な状況になると河川に設置されている橋梁のケーソンも同じ事になります。
まず、設計荷重が杭に何千tの荷重がかかっているか理解する必要があるのではないのでしょうか?
杭の剪断破壊は可能性がゼロとは言えず、どこかかしこか損傷する可能性はあると思います。
これが、安全性に100パーセントの絶対は無いと言う事ではないのでしょうか?
>>更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。
>>火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。
そうなると首都の都区内の中心部は大変な被災をしている事は変わらないのですかね?
補修にしろ大量の資材は主に海運を頼らざるを得なくなる(311時にはガソリンや軽油の燃料輸送で東北本線が被災したため、日本海側の北陸本線・羽越本線を経由した鉄道貨物輸送作戦が行われました。)為、コンビナートが被災すると内陸部とは言え陸路の道路の補修の大量の資材も海運が主になるはずです。
>>最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。
湾岸部の被災ばかりに偏るとその様な見解になります。
>>東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。
これにも語弊があります。
いくら内陸部とは言え、都市計画が古く街路も狭いようでは資材輸送がスムーズに行かなくなります。
超高層の揺れ、「東日本」の2倍…3連動地震
読売新聞 4月7日(土)9時17分配信
東海・東南海・南海の三連動地震が起きた場合、首都圏の超高層建物の揺れの速さは東日本大震災の2倍以上になることが、日本建築学会小委員会の分析でわかった。
建物の崩壊までは至らないが、補修が必要な損傷が生じるおそれがあるという。
分析によると、東日本大震災では高さ100メートル以上の超高層建物を大きく揺らす周期2~6秒の「長周期地震動」が、首都圏ではあまり強くなく、速度は毎秒20~50センチ程度だった。実際、10分間以上揺れ続けたが、構造被害はなかった。
これに対し、三連動地震では、同じ周期の長周期地震動は強く、速度は毎秒50~100センチと予測された。高さ60メートル以上の超高層ビルの耐震性を確保するため、建築基準法で設計用の基準とした「告示波」(地盤の揺れ)の速度を一部で上回り、損傷の可能性がある。
最終更新:4月7日(土)9時17分
>>334
>>東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
>>風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。
超高層建築は地震の揺れの他にも風揺れも勘案しているのではないのでしょうか?
あの911のWTCビルですら風揺れは考えていた。
S造は良くたわむ様だけど、RC造はまだましではないか? と。
たわまないコンクリートなどこの世に存在しないのは、橋梁でPC橋梁の桁の中間部に立ち止まって居れば車両荷重の移動でも揺れていることがわかるはずです。
また、先日の瀬戸大橋の吊り橋のように巨大橋梁でも風圧の圧力によってたわんでいる事も御存知か…と。
むしろ巨大構造物がたわまない方が、驚くに値しないのでしょうか?
あらゆるものが、その差はあれど熱膨張することさえ知らないと言うよりも、考えたことのない人は多いです。
同様に、鉄筋コンクリートの壁を目の当たりにして、1m当たり数ミリも曲がるなんて信じられないようです。
風耐力は考慮されています。
しかし、原子力発電所で起こった事故同様、想定外はありますし、先日のような強風が長時間吹き続けると言う想定に対しての耐力は想定外、すなわち構造計算外です。
1度や2度で深刻なことにはなりませんが、想定外の大きな揺れが多くなれば、その分、ストレスが蓄積して巨大地震が来た時に、設計当初の耐力が出るかどうかの心配はありますね。
でも、安全率は所定の数値よりも多く見るのが通例ですので、直下型地震での震度7であっても倒壊することはないでしょうが、長周期地震動の場合は大きく揺らされてしまうため心配です。
建物の形状と振幅方向と周波数によっては、文字通り、途中で折れてしまうような破壊が起こる可能性もあるでしょうね。
高層マンションの大規模改修工事なんて想定外
現実的じゃない
341さん、どうも茶化したくてしょうがないように思うのですが違いますか?
高層マンションの大規模修繕工事が想定外だと言うのは間違いであると言い切れます。
マンションの躯体寿命100年にもなっている建物もありますので、大規模修繕工事は行えるようにするのが大前提です。
ただ、低層マンションのようには出来ませんし費用も異なります。
S造だと床面積1㎡当たりの上物重量は1トン程度、耐震のRC造だと同1.5トン近くあります。
最近のオフィスビルの階高は4.5m、一方タワーマンションは3.3mぐらいなので、容積当たりにするとRCの方が2倍近く重く、単純に、それだけ風揺れはしにくいです。
風に正対する面積が1万㎡(高さ180m×幅60m)のマンションなら、重量は15万トンぐらいになると思います。
一方風圧は、台風程度ならたぶん㎡当たり100kg単位のレベルで、1万㎡で1000トンと建物重量の1%程度しかありません。
このため一定風速ならば、風洞実験で建物形状を工夫すれば乱流を軽減でき、建物は風下に押されたままで揺れにはつながりません。
通常の対風設計はこれが主眼です。
しかし暴風の場合は風の息(強弱)があるので、強く吹けば押され、弱まると建物は元に戻ろうとし、これが揺れの主因になります。風の息がたまたま建物の固有振動周期と合致したりすると、意外な揺れにつながります。
オフィスビルではご存知のように屋上等に重りをアクティブに動かす制御装置を組み込んだりしますが、横浜のランドマークタワー70階の311映像に見るように、さすがに大きな(長周期)地震動になると軽減効果があるのかわかりませんね。
<日本海溝>巨大4地震の痕跡 日独チームが1万年分調査
毎日新聞 4月8日(日)10時28分配信
東日本大震災の震源域で海底調査をしていた日独の共同研究チームが、日本海溝の海底から過去1万年分とみられる堆積(たいせき)物を採取し、4回の巨大地震の痕跡と考えられる層を発見した。独側責任者のブレーメン大のジェラルド・ウェファー教授らが7日、毎日新聞の取材に明らかにした。日本を襲った複数の巨大地震の痕跡が海底で確認されたのは初めてという。
研究チームは東日本大震災の発生メカニズムを解明するため、ドイツ側の呼びかけを受け、ドイツの海洋調査船「ゾンネ号」で調査をした。
ウェファー教授によると、太平洋プレートが北米プレートの下に潜り込む日本海溝沿いで、地震による海底の地形変化などを調べるため堆積物を採取した。水深約7700メートルの海底15カ所で長さ10メートルの円柱状の機器を打ち込み、過去約1万年とみられる深さ10メートル分を引き上げた。
このうち宮城県牡鹿半島沖の南北65キロの間で採取した3本で、巨大地震で積もったと考えられるタービダイト(乱泥流堆積物)を4層確認。最上部が東日本大震災のものとみられ、2番目の層は火山灰層のすぐ上にあった。ウェファー教授とともに取材に答えたチューリヒ大学のミヒャエル・ストラッサー教授は「2番目のタービダイトは1000年ほど前の堆積で、文献などから(東北沿岸に大津波を起こした)貞観(じょうがん)地震(869年)のものとの仮説が立てられる」と語る。【福井聡】
【ことば】タービダイト
大地震などにより海底の斜面が崩落し、海底がかく乱するなどして砂や泥と海水が混合した「乱泥流」によりできた密度の高い層。
>343さん
超高層の風荷重はもうチョイ大きめの300kgf/m2程度になるかと思います。
ただし、おっしゃるとおりのマンションなどのRCでは自重が大きいので
地震荷重に対しては非常に小さくなりますね。
超高層マンションの平面形状が隅切りしてあるのは、風荷重時の居住性の安定だと思っていますが、違うのかな。
平面の隅切りと言うのは、おそらく4角形の平面であれば4角を45度で切り取った8角形にすると言うことだと思います。
風に対して真正面から受けるとしたら、単純に面積が小さいほうが風の影響は受けにくくなります。
しかし風は平面に対して斜めに吹く場合のほうが圧倒的に多いので、意味がないと考える設計士も多いです。
今の高層ビルの場合、天空率と言う規制がありまして、地面に立ってそのビルを見上げた時に空が多く見えるようなデザインが求められています。
ユニークな建物では、1階から建物の途中までの床面積よりも途中から最上階までの床面積のほうが広いと言う形の建物も実在します。
野球のバットのグリップを下にして立てたような建物です。
このように、4角をカットすることで見上げた時の面積が少しでも小さくなることの意味が強いと思います。
100kgfの風荷重というと、風速45m秒程度なので、平均風速20m強×最大瞬間1.5倍×高層1.3倍ぐらいな感じでしょうか。
台風としては序の口ですね。
仰るように超高層建築や長大橋などはmax80m秒(300kgf強)ぐらいの設計でしょうか。
重量の3%の荷重として、無理やり加速度換算すると30gal程度、仮に地震の加速度と同じ(ということはあり得ませんが)とすると、震度3と4の境界ぐらいですね。1%荷重でも10galで、やっぱり震度3です・・・ちょっと違いますか。。
戸建物とマンションどちらが大震災でも倒壊しにくい?
倒壊と言うのが文字通り建物が倒れて壊れてしまうような状態だとし、東京23区と言うエリアに限って、戸建やマンションの種類に関係なくと言うことですと、今の予想最大震度7での想定ならマンションのほうが倒壊し難いと思います。
昨夜のアンビリバボーの内容では長周期地震動に触れていませんでしたね。
しかし、津波が2mになる可能性があると言っていましたので、東日本大震災での津波のように、海面を移動する時の高さは15mだったのに、陸に上がり上り坂を上ったり狭い場所に入り込んだ津波の高さは2倍以上にもなったりしましたので、4mは想定していないといけませんし、満潮と干潮との差が約1mありますので、5mくらいの予想が必要でしょう。
直下型地震の場合、東京湾内が震源地になることが想定されていますので、東京湾内で起こる津波は地震発生後僅か5分で到達するので水門が壊れていなくて作動していたとしても間に合わないと言っていました。
水門を閉めるのに必要な時間は10~15分だからです。
河川に津波が入り込めば高くなるのは必死で、一部でも堤防が決壊すれば、その部分を広げながら圧倒的なちからで津波は東京を飲み込んで行くようです。
最悪の場合、東京湾周辺のコンビナートから大量の重油などが流れ出て発火し、人類がこれまでに経験したことが無いような巨大な火災が起きた場合、想像も出来ないような巨大な火災旋風で東京湾周辺の広範囲のエリアが数百度の熱風で覆われることにあるのです。
これにより火災が誘発され木造住宅は壊滅してしまうかも知れません。
高層マンションは、倒壊しないにしても、これまでにデーターのない、一般のマンションの面積当たり数倍にもなる高層マンションの自重の影響が地盤に対してどうなるのかが不安のたねです。
建物は倒壊せずに耐えたとしても、部屋の内部では家具などが凶器となり人命を奪おうとしますので、十分な配慮が必要となります。
今の耐震グッズなどは震度7には対応していないと言うことですが、知らない人も多いのではないでしょうか。
埋立地ではじばんが水平に7mも海側に移動する可能性もあると言ってましたので、湾岸エリアのマンションは高層マンションに限らず危険でしょう。
これまで地震学者などにはわかっていたことも多いようですが、国などが政治的な圧力もあり、情報を操作していたので、我々には知らされなかっただけの話です。
このような操作された情報、都合の悪いことは隠蔽されてしまった結果、いざ巨大地震や巨大津波が来ると知られてしまった今、取り返しのつかない建物の許可や都市計画によって作られた都市が対応できない状態であると明白になったのです。
年金問題などと同じです。
私利私欲でしか動かない人ばかりが立候補して、悪巧みに加担する人を集めて当選させ、今だけが良ければ将来のことなんて家計無いと言うことが正しいことだと積み重ねてきたことを許した結果がこれです。
火山活動によって生まれ、火山の上でサーフィンしているかのように存在している日本と言う国土を認識しなおすべきです。
>>350
>>直下型地震の場合、東京湾内が震源地になることが想定されていますので、
>>東京湾内で起こる津波は地震発生後僅か5分で到達するので水門が壊れて
>>いなくて作動していたとしても間に合わないと言っていました。
こんな事言ってたんですかね?
南海トラフを震源とする東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震で南海トラフの巨大な破壊による沈降・隆起に伴う大津波の東京湾の侵入を言っていたのではないのでしょうか?
まず、直下型地震では津波は殆ど発生しないことになっています。
東京湾の水深と湾の形状、そして東京湾北部地震における海底下の活断層の段差を想定する必要があります。
せいぜい兵庫県南部地震時の野島断層と同等に段差は1mも満たないはずです。
それでは海底の隆起と沈降を勘案しても海水を押し上げるそれとも沈降させるにしても1mにも満たないことになります。
東北地方太平洋沖地震時の日本海溝の巨大な破壊は、南北500km、破壊された地殻の隆起や沈降は直下型とは比べものにならないほど超巨大なものがあのような大津波を発生させたことになっています。
スレ主さん、350です。
番組内ではそのように言っていました。
直下型地震で津波が起こると言うのは政治の力で抑えられていたようです。
東日本大震災が起こってから、これまで常識とされていたことが「想定外」として誤魔化されてしまいましたが、かなり以前から巨大地震や巨大津波のことを研究して知っていたのに少数派とされたか、原発建設に対して不利な情報だったのでもみ消されたというか隠蔽されたのでしょう。
現に数年前から福島原発は津波に耐えられないので改善すべきだと指摘されていたにもかかわらず、そんないつ来るかわからない津波対策に金を使うのは無駄だと判断して無視していた結果があのざまです。
東京湾での直下型地震による津波が起こるのは東京都の見直しでも認められたので、それも含め津波の高さが変更になったようです。
1mの隆起で起こった津波でも、起こった場所の深さ分の水が持ち上げられるため、浅瀬に行けばその分高くなることのようです。
極端な私の勝手な例えですが、震源地が水深10mだとして深さ10m分の水を1m持ち上げたとすると、その持ち上がった分が平行移動していくですが、海底が浅くなるとその分だけ津波の高さが高くなると言う感じです。
当然、液体ですので固体のようにはいかず、四方八方に逃げる部分もありますが、実際に15mと言われていた津波が陸地では40mの高さまで水に浸かったことからすれば理解出来ると思います。
>>352
>>現に数年前から福島原発は津波に耐えられないので改善すべきだと指摘されていたにもかかわらず、
>>そんないつ来るかわからない津波対策に金を使うのは無駄だと判断して無視していた結果があのざまです。
この様な事は同じ巨大技術である日本の高速鉄道も同様です。
早期地震警戒システムの元となったユレダスシステムですが、直下型地震には殆ど無効なことが中越地震じの上越新幹線脱線事故でほぼ証明されました。
その結果、土木学会(これは原発でも絡んでいますね)ではこれ以上の対策(構造物関係)は不可能だとして、車両屋よりも真っ先に脱線防止対策を車両や軌道に設置しよと打診してきた筈です。
また、茨城県の日本原電の東海原発も津波に多少襲われ、全電源消失の瀬戸際だったのも御存知ですか?
人が関わる以上どんな技術が可能だとしてもそこには人が居る。だから100パーセントの安全性は無いと言う事でも。
>>1mの隆起で起こった津波でも、起こった場所の深さ分の水が持ち上げられるため、浅瀬に行けばその分高くなることのようです。
水深が問題となるのではないのですかね?
東京湾は日本海溝に比べて水深は遙かに浅いです。
浅瀬に行くほど高くなると言うより、海底の深さと地形の形状による津波の遡上が以下の仰る結果となっていますが。
>>実際に15mと言われていた津波が陸地では40mの高さまで水に浸かったことからすれば理解出来ると思います。
まず、東京湾の直下で発生した活断層による津波は兵庫県南部地震の事例を見るとそれほどの大規模ではなく、潮位がゆっくり上がったり下がったりする可能性があると思います。
問題は相模トラフで発生した巨大地震と南海トラフを主因とする三連動型超巨大地震ですね。
その時東京湾の湾口は狭いため自然の巨大な防潮堤と言う感じで、先の東北地方太平洋沖地震で見られた防潮堤の開口部から海水が突入してくると言う感じではないのでしょうか?
東京湾北部地震・・・可能性一番高いようだから、湾岸と下町はだめ。特にゼロ・メートル地帯。
立川活断層・・・最近特に注目されてる。三鷹・多摩地区もだめ。
南埼玉地震・・・・昔から想定されている。特に川口駅周辺の乱立マンション、赤羽・川口間の荒川べりのマンション、危 険。河岸段丘という地勢の強度も不明。 埼玉県は、津波が荒川を遡上してくることも想定。
綾瀬川活断層・・・埼玉では最大の損害になると想定。「川口土建にだまされた」
というブログにも書いてあった。
昔は地震による火災を怖がってたが、今は耐震性そのものと津波になった。
特に日本は、体裁を重んじることが多いので、真実の追究を諦めてしまう傾向が強いため、一見、穏やかで良さそうに見えるのですが、自信や津波などのように利益を追求する一握りの人たちの独裁的な考えにより、日本人の性格を悪用して真実を隠蔽していたのです。
実際には世界全体で行われていることですが、大人しい国民であればあるほど、一握りの独裁的思想家が私腹を肥やしやすいのでしょう。
日本の高層マンションは、本当に大丈夫なのでしょうか?
>>355
もっと物理的な方向に話を持って頂きたいです。
>>日本の高層マンションは、本当に大丈夫なのでしょうか?
震度6以上になると流石に無傷だとは思えませんね。
ただ、倒壊はあり得ないと言って良いと思います。
無傷ではないと言うのは、柱と梁の接続部が地震動による度重なる変形によってストレスがかかり、ひび割れ多数の損傷が発生すると言う事です。
場合によっては、被りコンクリートが剥がれ主筋に囲まれているコンクリートが破壊され主筋がはらみ出す段落としも発生するかも知れません。
それそそれで、倒壊に至らないために中にいる人命の保証をされていることになり耐震性が保証されたことになるのではないのでしょうか?
でももう住めないでしょ。マンション。
物理的に展開するには本当の情報が少なすぎませんか?
巨大津波の高さ同様、我々には知らされていないが巨大地震ではもっと特殊な揺れが発せいしている可能性があるとか、実験などでは震度6までは大丈夫だとか良いながら、震度7が最大震度にしているのには隠された理由があるのかも知れません。
震度8や震度9まで設定するのに意味が無いのか、設定すると都合が悪いのかなどです。
設定を無視して震度6では大丈夫でも、震度7.1以上だと突然、階段を踏み外したように倒壊でなく崩壊することが実験では起こっているが、そんなことはまず起こらないだろうから無視しましょうと隠蔽されているかも知れません。
よって、情報操作された都合の良いデータしか与えられていない状態では理論的解析や物理的解析をしても意味がないでしょう。
私が一番心配しているのは建物本体よりも地盤です。
過去と同じ地震が起こっても、建っている建物は全く違いますし、相対的な重さも桁違いに重くなっています。
これらによって同じ地震だとしても、同じ揺れが起こるとは限りません。
地下鉄が走り回り、地下街が出来ていたりして地盤の条件も大きく変わっていることも大きな要因です。
倒れなくても液状化ではないほかの現象で建物が沈んだり、盛り上がったりすることが起こる可能性もあると思います。
そうなると、傾いた建物のように、住めなくなります。
>>設定を無視して震度6では大丈夫でも、震度7.1以上だと突然、階段を踏み外したように
>>倒壊でなく崩壊することが実験では起こっているが、そんなことはまず起こらないだろう
>>から無視しましょうと隠蔽されているかも知れません。
これは崩壊と言うのではなく柱の座屈と言いませんか?
RCの柱や橋脚ではないS造の橋脚で現に兵庫県南部地震で阪神高速の溶接部が剥がれたように鉄骨が舐める様に座屈になった現象もありましたし。
だから、隠蔽などはされていないと思います。
私の様な素人の眼では見ていない事が、土木や建築の関係者には奥深く見ている思います。
例えば土木の超専門家に聞いてみると、
『一般の人(素人)が見てバランスの悪そうな不安定な形状をしていると感じるのであれば、それは本当に危ない。』
と聞いた事があります。
如何にもバランスが悪く不安定な構造は良くないのでは? と思います。
例えば首都高速の無理矢理な橋脚で不安定な形状ですね。
地盤に関しては関東ローム層と言うのは専門家には熟知していたようで、高速道路や鉄道などで沈下が伴う土工区間よりも基礎杭を打設しわざわざ高架構造にしているのは、車両の度重なる荷重による沈下の対策の為とか。
物理的な展開のみを良しとするにはデータが乏しすぎますしどこまで信じてよいのか誰にもわかりませんね。
崩壊と称したのは、柱の座屈だけでなくせん断や捻れなどの複合要素からなる破壊が、建物の構造や形状や規模や地盤の状態などにより変わってしまうので、誰にでもわかり易いと思う表現にしたかったからです。
物理的な方向の話にされたいと言うのであれば、スレ主さんも物理的な話をされたほうが良いと思います。
でも、私は物理的な話だけに絞るのではなく、物理的な根拠をもった抽象的な表現の話でも良いと思います。
>溶接部が剥がれたように鉄骨が舐める様に座屈
これは座屈なのでしょうか?
溶接部とは柱頭の部分なのでしょうか?
写真を見ればわかるのでしょうが高速道路の柱脚とマンションなどの建築物とでは違いが大きく同じものとして見ることはできませんし、地震時のことですので、高速道路の柱脚と言う形状や重量バランスから推測すると、鉄骨で良く起こるのは捻れ、つまり曲げによる場合が多いのではないでしょうか?
物理的な話をするのなら、高速道路や鉄道などに絞った展開にされたほうが良いと思います。
>>溶接部とは柱頭の部分なのでしょうか?
>>写真を見ればわかるのでしょうが高速道路の柱脚とマンションなどの建築物とでは違いが大きく同じものとして見ることはできませんし、
ご存じ無かった様ですね。
橋脚の頭部ではありません。
箱形の鋼管鉄骨の四方溶接部です。
これが破断して、単なる一枚ごとの鋼板の状態になり、荷重が支えられずぺシャンコになった事例です。良く報道された重いPC桁を支えているRCの橋脚がせん断破壊により横倒しになったよりもあまり報道されていないもので、当時新聞の紙面に小さく書かれており、その画像も見ました。
まさか、その溶接部が破断するとは思いませんでした。
現時点では、eディフェンスの加震実験でも、S造の建築物でH鋼の梁ので溶接部が破断した事例もあるようですし。
あと『柱脚』の言い回しはなんでしょうか?
どこに居れば安全なのか。
正直、立地と環境が重要で、建物性能は二の次に思う。
近隣が壊滅的被害を受けているのに、高性能な一棟だけが助かるというのは稀な話。
反対に性能が多少悪くても立地や地盤さえ良ければ助かってしまう。
幾ら耐震性に優れた建物でも、隣に倒れそうな建物があれば安全とは言えないし、住宅密集地にあれば貰い火の確率が高くなり、水辺にあれば津波に襲われる心配がある。
まずは、原発火山津波火災断層震源等により壊滅的被害を受けそうな地域は避け、出来るだけ低リスクな土地を選びたい。
そこまで心配するとなると、日本で大都市に住むなら札幌ぐらいしかないですね。
お気持ちはわかりますが、議論の全否定になってる感じです。
本当の答えは確かにそこにあるのかも知れませんが・・・
確かに日本で安全と言われる大都市は碁盤目状に広い道路が整備され、しかも建物と土地の建坪率も首都東京に比べて過密していないから札幌は安全ですね。
ただ、北海道に今後巨大地震がないと言えば、ウソになりそうなので七大都市どこでも巨大地震に襲われる可能性はありますね。
地震大国ですし、北海道にも火山は沢山ありますので、今回の地震同様で既に誰かが知っているような巨大地震があったでしょうし今後も起こるでしょう。
しかし巨大地震だけならまだ良いと思います。
どうしようもないのは巨大津波です。
東日本大震災でも津波さえなければ、あのような悲惨なことにはなりませんでした。
福島原発もメルトダウンして今でも危険な状態が続いていることにもなりませんでしたね、
不幸中の幸いと言えるのは、原発が少なくとも日本にとっては危険なものであることが明白になったことだけです。
しかし、その代償は余りにも大き過ぎて言葉もありません。
今の高層マンションは、津波と液状化さえなければ、直下型地震で倒壊することはないでしょう。
後で住めないような状態になるかも知れませんが、命を奪うような長周期地震動や阪神大震災のように蹴飛ばされたような上下の揺れで家具などが人の命を奪わないなら、命は守れるでしょう。
>>今の高層マンションは、津波と液状化さえなければ、直下型地震で倒壊することはないでしょう。
倒壊? そんな事自体想像しているのが不思議です。
高層建築に限らず、建物の総重量と言うか設計荷重の重い建築物は事前にポーリング調査をします。
これによってベタ基礎か杭基礎か決まるはずです。これは高速道路や高速鉄道も同じでボーリング調査によってルートが決まり下手に一直線になっていません。
内陸部でも地下水の問題も有り、上越新幹線中山トンネルが度重なる異常出水事故により不自然な急曲線があるのも有名な話です。
倒壊と言うよりせん断破壊による傾きでしょう。
東北地方で津波に襲われたRC造集合住宅と学校校舎に倒壊したケースがありましたっけ?
むしろ新耐震基準はビクともしなかった事を証明した格好ですが。
しかし、火山の噴火による辺り一面が太陽光線を遮る様な降灰は、電気・ガス・水道のインフラに大きな影響を与えるので深刻ですね。
高層マンションが倒壊するかどうかと言う話は、多くの人の話題となっています。
専門家であればそうでしょうが、それを知っている専門家と言うのは、日本国民の僅か数%です。
残りの人は専門家ではないので知らないのです。
専門家は、自分が知っていることは世間一般の常識で、誰もが知っていると誤解した前提の話をする人が多いです。
素人からすると、喧嘩売ってるかのように取られてしまうこともあります。
相手のことを考えて話すべきです。
このスレッドが専門家しか立ち入れないのならいいのですが、このスレッドは誰でも訪れることのできるオープンなスレッドであることを認識すべきです。
高層マンションを題材にしているのに、どうして高速道路や電車のことが出てくるのか理解できません。
全く違う建物と言うか構造物ではないのでしょうか?
連なって何キロにも及ぶ空中を通り、その上を自動車やトラックや電車が高速で走るものと、人が住む建物とでは、地震の影響の受け方も違うし、補強の方法も全く違うし、壊れた時の修理の方法や、高速道路なら修理できるが高層マンションだと物理的に修理は出来るが、住んでる人の考えや金の問題で修理出来ないことになるなどの違いもあります。
なによりも、物理的な話になっていないですし、論理的でもありません。
他人の揚げ足をとったりする内容が目立っていますよ。
仙台周辺で全壊認定のRCマンションもあったのではなかったでしたっけ。
兵庫県南部地震とは違って、揺れそのもので文字通り横倒しとか柱が座屈したRC建物の映像は殆どみかけませんでしたが、報道が津波被害に偏っていたこともあるでしょうし、311本震時の投稿映像で、戸建て住宅から避難して外を映したときに、工場事務所かなにかと思われる3階建ての結構大きな建物の2~3階が広範囲に崩れ、消防が放水している画も見ました。
もっとも、最近の高層MSに限れば、足元で地表面までズレた断層を跨いでいるとか、震源が5キロ未満で、1500とか2000ガル以上の揺れに直面しない限り大丈夫そうな感じはします。建築基準法で求める6強(短周期で上限850ガルぐらい?)で大破しない=安全係数で1.5倍ぐらいは強度が取ってあることが多い=設計通りの施工が保証されていればですが。
また高層MSがある大都市では津波が進入しても最大5m程度でしょうし、直撃されて幅50mの建物に高さ5mで1㎡当たり20トンの力がかかっても、全体で5000トンに過ぎません。幅50m、高さ150mのMSなら上物だけで10万トン程度の自重があり、さらに基礎で固定されているので主要構造部分が被害を受けることはほぼ皆無でしょう。
私も高層マンション自体は大きな被害を受けないと思います。
しかし、津波に関しては心配です。
海岸で砂浜の波打ち際で、波が寄せた時には踝くらいまでのところ立つと、引き波で足元の砂の周囲がえぐられて波が数回くると踝まで砂に沈んでしまうのと同じで、建物自体は大丈夫でも、周囲の土地がえぐれたりするのではないかと言う心配があります。
地震の揺れで地盤が緩み、緩んだところに津波でえぐられる、と言うことです。
過去の大震災で倒壊した1995年以降築の大手企業のマンションはない。戸建物もない。
高速道路や電車の線路や橋などの高架になっている長い距離にわたる建築物と高層マンションとを比較するには無理があります。
まず、用途が全く違いますし、構造はもちろん安全性に対する考え方も全く異なる部分も多いです。
破損箇所や補修が必要箇所を調べたりチェックする方法の基本的な部分は同じですが、実際の方法が異なったり、判定方法が異なります。
また、同じような破損あるいは補修が必要な箇所があったとしても、用途が全く違いますので、補修や修理方法も違いますし、もしかすると高層マンションの場合なら、補修せずに様子をみるなどが適当な場合もあります。
高層マンションと言う限定でのスレッドを立ち上げたスレ主が高層マンションとは全く異なる方向に話を進めるのはおかしいと思います。
>>36
7
このスレの目的は専門家が入りやすいように素人の誤解しているリスクなどの知識に圧倒される事なく、専門の高度な情報を頂きフォローを受けるのを主旨として立ち上げました。
まずはあり得ない超高層集合住宅の倒壊と書いたり、鉄道構造物に関して鉄道を電車と一般的な呼び方に置き換えたりするのは歓迎できません。
そもそもRC超高層集合住宅に使われている鉄筋コンクリートは、原発、鉄道・道路構造物(橋梁・随道など)、港湾施設、空港、ダム…などのスーパーストラクチャー土木分野のコンクリート工学が先に進んでいたのは嘘ではありませんし。
セメント・水・石材の基本材料の他に骨材として溶融スラグ・フライアッシュ等を混ぜた複合材料を電顕レベルで様々な解析をしているとかのレベルもこのスレでは展開を歓迎したいのです。
道路・鉄道構造物の基礎のノウハウは、設計荷重が違うとはいえ土木分野のノウハウの影響を少なからず受けたのですがね。
>>368さんが書かれていた様な超高層集合住宅の詳細な総重量で解説がどんどん取り入れられ、素人の限られた知識のなかで不安を解消させていくためのスレです。
>>設計通りの施工が保証されていればですが。
これは専門より度々聞いておりました。
施工したゼネコンの良心があれば…でしょうが。
手抜きはこの世か完全には無くならないと素人個人的には思っています。
スレ主さん、仰ることが良く理解出来ません。
鉄道を電車と表現するだけで受け入れる気は無いと言う姿勢のようですが、そうであるのなら、人が住むマンションと鉄道に用いられている構造物とでは、根本的な設計思想からして全く違うものです。
コンクリート工学のみの話で済むのなら同一視することが出来ますが、形や規模が桁違いですし、ましてや用途は似ても似つきません。
それに機能も全く違うものです。
橋脚の破損は直して使い続けることが出来ますが、共同受託であるマンションの場合、柱を補強するだけでも専有部分に立ち入るなどの問題が解決したとしても、誰がどれだけ費用を出すのかなどの問題は当然起こりますし、どのように補強するかなどで背入部分の面瀬が狭くなることが十分考えられますので、そうすると固定資産税が変更になるのかとかの問題にまで発展したり、会社で所有して会社の決定で好きにすることが出来るものとは根本的に違うものですので、そのような考えを高層マンションに当てはめてしか進められないのであることのようですので、今後、こちらへの書き込みは控えさせて頂きます。
私は、電車を走らせるものと、人が住むものは、別のものだと考えます。
日本列島の地盤自体が不安定なのだから、不安定な地盤の上にいくら基礎を念入りに作っても完全とは言えない。日本付近のプレートは世界で最も複雑に入り組んでいる。
むしろ地盤に固定しないという、発想の転換が必要。たとえば「ノアの方舟」型大型マンション、津波が来ても液状化しても、浮いていて絶対に沈まない。流される可能性はあるが、住民は一人も死なない。
>>高層マンションと言う限定でのスレッドを立ち上げた
そんなこと一行も書いていません。
そちらの勘違いです。
ラーメン構造のRC集合住宅の柱も梁もコンクリートですが、常にたわみの問題があります。
床スラブもたわむって事、知ってましたか?
スレ主さん
>>高層マンションと言う限定でのスレッドを立ち上げた
>そんなこと一行も書いていません。
確かに「高層マンション」とは書いていませんね。
しかしながら、あなたが作られたスレッド主旨の補足文には「高層住宅の耐震性」との記載があります。
それはどういうことでしょうか?
「高層住宅」と「高層マンション」の定義がスレ主さんの中で異なるのであればその説明をお願いします。
>3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
>果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
>>383
まず、巨大地震の逼迫性は3月11日の東北地方太平洋沖地震で本州の半分近く巨大な地殻変動が起きた事から次に懸念される南海トラフの三連動型超巨大地震、各地の未知の活断層(例として先日敦賀原発周辺の新たに判明した活断層)も含め既知の活断層が動くのを早めた直下型地震(これを誘発されて発生した単独の巨大地震)が迫っている事などの詳細な情報交換をしたい。
そして、次に巨大地震に伴うRC造高層住宅(超高層住宅の限定ではありません。低・中層住宅以上の建物の高さです。)が、損傷(新耐震基準ではまず倒壊はあり得ないと言われています。)がどの程度か? の耐震性の詳細な情報交換をしたい。
この情報交換には土木・建築の専門家の助言が必要で、一般素人のごく一般的な見解は遠慮願いたいと言う事です。
この耐震性とは構造的な話であり、資産とか物件の住民同士の話し合いとかこのスレの議題には入っていません。
住居も公共の構造物も同じコンクリート構造物であり、RC造高層集合住宅も巨大地震時にはどちらも大きな応力がかかるので構造的にも住居限定だけではなく視野を広げて議論してみたいのがスレ主の私の主旨です。
スレ主さん。
高速道路や鉄道などの高架橋や橋は、何故「高層住宅」に含まれるのか、誰もが納得出来る説明を願います。
スレ主さん。
そう言うつもりであるのなら、物理的。論理的に展開することを望まれるのなら、「高層住宅」と言う単語は不適当です。
スレ主さんが良く指摘される表現のことがありますが、「同じコンクリート構造物」と言う分類分けをするのなら大きな意味でなら「建築物」であるマンションなどの住宅も含まれる場合もありますが、それは素人相手での話しで、スレ主さんが求めている専門家を相手にするのであれば、普通「コンクリート構造物」と言うのは「土木構造物」を示しますので、建築物は含まれません。
私は建築関係者であって土木に関する表面的な知識しか持っていませんが、一般に建築物におけるコンクリートなどの物理的特性は土木構造物とは根本的に異なります。
例えば土木構造物の首都高速道路ですが、何十キロにもの長さがあり、そのほとんどは空中を自動車が走るように高架になっています。
片側2車線の4車線ですから幅は15mくらいになるのでしょうか、その幅の道路が何十メートルおきかにある橋脚で正しいのでしょうか?それが支える道路部分よりも狭い幅ではるかに小さな脚で支えることで成り立っています。
しかも、その道路には渋滞の時には車や大型トレーラーなどが荷物を満載して停止することや、100キロ近い速度でカーブを曲がったり、急停車や急発進などをすることに耐えられるように設計しないといけないものです。
それと、人間が移動するくらいしか考えられない住宅とを同じ土俵で比べると言うのは無理と言うものです。
建築物でも、住宅とホールや劇場とは全く違うものとして扱いますし、オフィスビルと住宅でさえ違うものだと扱うのです。
スレ主さんが全てを同じように比べるのは自由ですが、比べる基準を決めない限り何の展開も望めないでしょう。
私にとっては自転車と飛行機を比べるのと同じことです。
>>387
了解しました。こちらは素人です。
ただし、情報源はネットと言うより高度な技術を持つ機関の関係者からの情報です。
ちなみに『高層建築』とスレのタイトルの挙げられている通り、住宅・商業・ビジネス用途に分けておらずS造、SRC造、CFT造、RC造、の巨大地震に対する耐震性はどのようなものか? の奥深い議論をしたいわけです。
最近の建築物は倉庫などでも、S造よりも梁の方に工場で作られたRC造を見かけます。
これはどうしてなのでしょうか?
もう一度確認を、
スレのタイトルには
『迫り来る連動型超巨大地震&直下型誘発地震と高層建築の耐震性』
上記の通り【高層建築】と高層集合住宅限定にせず記述されています。
そしてその下の投稿には
『現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか…』
と記述しています。
つまり高層建築物の耐震性がどうかに始まって、そして集合住宅の耐震性はどうか…となっています。
スレ主さん。
失礼ながら、それは屁理屈と言われても仕方のない説明です。
「高層建築」に属するものと言えば、高層住宅や高層テナントビルやスカイツリーなどのタワーなどです。
レインボーブリッジや首都高速道路や鉄道などは、あえて表現するなら巨大構造物で、特に目くじら立ていのなら巨大建築物です。
川の両側にある堤防と同じ類のものです。
巨大構造物も含めても構いませんが、対比して話をする対象にはなりえません。
倉庫も同じです。
高層マンションと巨大倉庫とを比べることはできません。
旅客機と大型輸送機とを比べるようなものではなく、旅客機とトレーラーを比べるようなものです。
>>390
では、このスレで何の情報交換をしたいのか? 建築物の耐震性に関して高度な情報交換をしたいのか?
素人に対して屁理屈と言うのは簡単でフォローを誘うべきでは?
※橋梁な随道等は建築物と言う認識ではなく、土木構造物と認識しています。
スレ主さん。
まず、あなたはの言う内容は、統一性がありませんね。
>No.386 by スレ主 2012-04-30 11:13:41
>>385
同じコンクリート構造物として、奥の深い議論を臨むからです。
知れば知るほど奥が深い情報に損は無いと思います。
と書いています。
何においても他人が書いた文章内での表現する単語について神経質になられているにも関わらず、ご自分が書かれた文章には統一性が全くありません。
そして
>では、このスレで何の情報交換をしたいのか? 建築物の耐震性に関して高度な情報交換をしたいのか?
と書かれていますが、これは、あなたがスレ主として立ち上げたスレッドです。
誰に対しての疑問符なのですか?
これは、我々があなたに対して書く文章内容です。
それから
>素人に対して屁理屈と言うのは簡単でフォローを誘うべきでは?
>※橋梁な随道等は建築物と言う認識ではなく、土木構造物と認識しています。
についてですが、素人なら他人の考えなどを、あたかも自分の意見であるかのように書いてはいけませんね。
そのような文章であれば、誰の目にも素人とは思えるわけがありません。
ましてや、専門用語を使えだとか電車ではなく鉄道と表現しろと言う高飛車な指摘は素人であると言う認識が全くないと取られる文章内容です。
「フォローを誘うべき」と言う表現は、あなたに対して使う文章です。
私に言いたいのなら「フォローすべき」と書くのが普通です。
それに、素人だと言うあなたが、土木構造物と言う単語を使うのを私が読んだレスには見当たりませんので、私が書いたから知った言葉だと思います。
素人なら、素人のような文章で素人としての意見を書くべきです。
>>それに、素人だと言うあなたが、土木構造物と言う単語を使うの
>>を私が読んだレスには見当たりませんので、私が書いたから知った言葉だと思います。
これは完全に勘違いです。
素人としてこれまで得てきたものの中に事務所や居住に供する一般建築物に対して公共に供する土木構造物の設計と施工のレベルは違うと聞いています。
棒鉄筋と異形鉄筋の違いも聞いています。
まあ、こんな小っちゃいコップの中で言い争いしていても仕方ない。
3連動が時間差で起きると、当たり前だけど長周期は20分以上続くらしい。
大阪辺りは地盤の卓越周期が6~7秒だから、下手に免震を入れた50階級のタワーマンションは見事に共振するかもね。
どうして東京に較べて、大阪は内廊下+免震が多いんだろう。
画地が狭く(細い)、見栄っ張りな客に訴求しやすいってことなのかねえ。
スレ主さん。
全く話が繋がっていません。
あなたは私に対して答えているつもりかも知れませんが、自分に都合の悪いところは無視しているにしても、良く似ているが違うことを描いて、答えたように見せかけようとしているのです。
良く、会話ではあるのですが、会話の場合、言った言わないと言うことになり有耶無耶になるのですが、このような書いた証拠が残る掲示板では一目瞭然で、誤魔化すことはできません。
394さん。
卓越周期と言う専門用語ですが、ちゃんと理解されているのでしょうか?
理解された上で使っているのならいいのですが、この文章だと誤解されてしまうこともあるでしょう。
もしご存知ないようでしたら建築用語辞典に載っている内容を簡単に書いておきます。
卓越周期とは、地震を代表した不規則波に含まれる揺れの中でも、頻度や振幅が卓越したもののことです。
ちなみに、卓越周期と地盤の固有周期とは別のものです。
ただ、地盤の固有周期と卓越周期は近いことが多く、そのように発表されることが多いので、同じものだと誤解する人が多いのです。
しかし、地震とは非常に密接な関係にあるものですから、意味は違うのですが、周期はほぼ同じ場合が多いです。
高層マンションで免震の場合、免震である下の部分から揺れるので、下の階にも比較的大きな振幅の揺れが出るでしょうが最上階の揺れは制震よりも小さくなることが多いでしょう。
内廊下が多いと言うのは、高層マンションでなくても内廊下が多いということでしょうか?
高層マンション、俗に言うタワーマンションは、高層階の風が強いと言うこともあり、外廊下はまずないでしょうが、東京近郊での中低層マンションは、内廊下というのはほとんど無いですね。
何か理由があるかどうか不明ですね。
>>395
話が繋がっていないのはこちらにも感じました。
もしこのスレで本物の専門家としての見解なら、高層マンションと書くよりも高層集合住宅、タワーマンションならば超高層集合住宅と正統的に書くべきだとも思います。
その単語の表現の仕方で専門家とすぐわかります。それが私にはすぐには感じ取られなかった。
もう一度、素人としてお尋ねします。
近年はSRC造よりRC造が多く取り入れられており、どうしてそのようになったのでしょうか?
また、昭和の高度成長期にはラーメン構造でハンチを多用していた。
しかし、現在はハンチは殆ど見かけませんね。
これって何故なのですか?
スレ主さん。
もしかして、専門家と言うものに対してコンプレックスを持たれていませんか?
何も、専門家が全てにおいて正しいことはないのです。
専門家以外の人が沢山集う場において、専門用語をこれ見よがしに使うのは、専門家として関心しません。
大事なのは意味が正しく伝わるかどうかです。
専門用語が間違っていても大きな問題ではありません、どちらかと言うと構わないのです。
ただ、男性に対してお姉さんと言わないのと同じで、性別が違う場合には訂正しますが、男性に対して、おっさんと表現しても大きな問題ではないということです。
同様に、高層マンションやタワーマンションと言う呼称は一般化されていますので、高層マンション・タワーマンションでも構いませんし、専門家と言えども頑固に一字一句までこだわるような人以外の大半の専門家も、高層マンション・タワーマンションと言う呼称は使います。
それよりも超高層集合住宅と言うのは不確定要素が多いので何を特定しようとしているのかがわかりません。
集合住宅ではなく共同住宅と言う分類も不明確ですし、超高層と言うのは、何階建てのことを言っているのか、或いは、何メートル以上の高さの建物言っているのか、もしかすると、超高層大規模集合住宅ではないのかなど、非常に不可解な表現になってしまうのです。
つまり、高層マンションとかタワーマンションと同じようなものなのです。
高層と超高層の違いに関しても、辞典によって違っています。
大規模マンションかどうかについても明確な分け方はされていません。
素人が専門家を気取りたい時に、良く専門用語を羅列したりしますが、テレビなどでのコメンテーターとして出ている専門家は、必要最低限の専門用語しか使わないように配慮して、言い換えられる言葉は一般的に使われている言葉に置き換えたりしています。
何故なら、専門用語を多用しますと、聞いている人に専門家と同程度の知識がないと理解できないからです。
>近年はSRC造よりRC造が多く取り入れられており、どうしてそのようになったのでしょうか?
>また、昭和の高度成長期にはラーメン構造でハンチを多用していた。
>しかし、現在はハンチは殆ど見かけませんね。
>これって何故なのですか?
まずこれは、どんな建物に関しての質問なのでしょうか?
超高層集合住宅などと緻密に話をすすめるような文章を書いているのに、このような突然別人のような文章になるのは理解し難いです。
建物をある程度絞りこまないと高速道路や一戸建ても含んだ質問になってしまいます。
それから、「どうしてそのようになったのでしょうか?」とか「これって何故なのですか?」と言う質問形態ですが、私がそうした訳ではなく、私がそのようになるように仕向けた訳ではありませんので、そのような意図での質問なら答えることは不可能ですので、推測によることでしか書くことはできませんのでご理解下さい。
>>397
こちらが専門用語を使うのは、どこまで理解しているかを専門の人に伝わる為に記述しています。
実際に専門家と対面して話をするうちに、例えば『たわむ』を『しなる』とこちらが言ったことがあり、使い方を間違いを指摘されたこともありました。
>>何故なら、専門用語を多用しますと、聞いている人に専門家と同程度の知識がないと理解できないからです。
理解出来ない人がこのスレに入り込むと、煽り投稿からたちまち情報交換の質を落とし雑談化してしまうので、それを閉め出すために多用しています。
>>超高層集合住宅などと緻密に話をすすめるような文章を書いているのに、このような突然別人のような文章になるのは理解し難いです。
超高層(俗に言う航空障害灯が設置義務がある60mを超える建築。例外もあるが)でなければ、高層ともスレには記述しておらず、集合住宅でもなく単純に高層建築と記述しています。
>>近年はSRC造よりRC造が多く取り入れられており、どうしてそのようになったのでしょうか?
上記の質問は高層集合住宅の事です。H型鋼の鋼鉄を使いコストが増大するよりは、主筋を太くしてRC造の構造計算は、パーソナルコンピューターの普及により手計算よりもやりやすくなった為に鉄骨を省くようになった。
RC造よりもSRC造の方が構造計算が簡単だと聞きましたが…。
ハンチに関しては、S30年代~40年代の建築物に関して学校校舎、事務所、商業施設などに多用されていたが、鉄筋の加工に手間が掛かり使われなくなったと聞いていますが…。
ハンチがある方が強度が強かったのではないのでしたっけ?
スレ主さん、そうなら、専門用語を適切に正しく使うようにして下さい。
「たわむ」と「しなる」は専門用語ではありませんよ。
一般用語の使い方を間違えたのでしょう。
スラブの中央が下がることを「しなる」とは言わないで「たわむ」と言うのは国語の表現の問題です。
にわか覚えの専門用語を無理して使おうとするよりも、専門的な文章内容で多くの人に読んで理解できるようにするほうが良いと思います。
SRC造は、鉄骨の溶接が厄介で、鉄筋よりも重量が重いので施工性がどうしても鉄筋には劣り、金額も高くなると言うこともあり、一部の超高層とか呼ばれるウォールカーテンなどのテナントビルに用いるくらいですね。
今ではプレキャストコンクリートでブロックのように鉄筋コンクリートの部材を工場で作り、現場に搬入して積み上げるのが主流ですので、SRC造は少なくなりましたね。
ハンチですが、コンクリート強度も上がり、鉄筋の配菌方法や鉄筋自体が良くなったこともありますが、何よりも、ハンチを住宅の建物に付けると室内の梁型の仕上げに手間がかかりますし、見栄えが良くないので、今でもあるとすると、一部のテナントビルとか工場や学校くらいでしょう。
マンションの梁にハンチがついていると、使い勝手が悪くなったり見かけが良くないです。
これらに関しても、専門家の技術的な面でしか判断しないのですか?
実際に使用するマンションの居住者の意見は素人の意見で専門用語なんて皆無だから、菊に値しないのですか?
私は、どちらも同じように大事なことだと思います。
SRCは、鉄骨の溶接に時間が掛かるしチェックが厄介で揺れなどで溶接部分が弱くなってしまうとどうしようもないし、コンクリートの充填時に隙間が出来やすいなどの施工時に不具合が出やすい。
RCは経験者も多く色んな不具合の出ない施工のこつもあるので施工精度を高く保てる。
鉄筋の組み合わせで、建物に最適な配菌が安価に出来るし現場の変更での対応も楽である。
このようなことなどから、設計士が知らない現場でのことで施工費用が抑えられる。
SRCでなければ成り立たない建物以外はRCにすることが多くなる。