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まぁ、ゆるーりと行きましょうよ
とりあえず、ぽぽさん待ちってことで
面白いか?
なんか文章が暑苦しい。
↑ぽぽの人気に嫉妬!
感じ方は人それぞれでしょうが、
私には面白いですよ!
地下鉄って儲かってないのかな。
駅ごとにカラーがあってもいいのに。
居眠りしていると、降りる駅かどうか窓の外を見てもでわからない駅が多いです。
どこもあまり綺麗な印象が無いし。
せめて銀座とか浅草とか最寄の駅くらい工夫しても良いのでは。
そういえば、浅草の駅にはお御輿が飾ってあったかな。
地下鉄は下車する駅に近づいた感じが分からないですよ。
初めてのる路線では、駅名の放送を聴いて、いきなりわかってあわてて降りる。
地上を走ればその辺大分ましなのですがね。
しかも降りたら出口の場所が分からなかったりする。
1週間ぶりに夜間帯の東西線乗ったら激混みで死ぬかと思った!
今日ってどこか花火大会あったっけ。
快速西船橋行きとか朝方以外走ってないのに何故か夜間にも出てた…
臨時ダイヤなのか??
■ 東西線 ■ T01~T23 (東京メトロ)
【沿線ランドマーク】イトーヨーカドーとジャスコ、兜町、神楽坂、早稲田大学
【利用者イメージ】船橋都民、城東の団地住まい、日本型サラリーマン、オタクな早大生
【料理に例えると…】吉野家の牛丼
●解説
<<★西から出発した東方見聞録 >>
東西線と言えば東陽町や葛西、浦安など、都心の東側の路線のイメージが強い。
地下鉄のくせに長大な高架区間を誇る東西線。東京メトロなのに堂々と千葉を走る東西線。
そして私鉄の朝ラッシュ時の最混雑区間を謳うようになった東西線。そう、路線名を「東方線」に
変えた方がいいんじゃないか? と思ってしまうほど、東西線のトピックは東側に集中している。
ところが意外にも東西線で1964年に先行開業したのは高田馬場-九段下間で都心の西側なのだ。
もっというと、東側の西葛西、南行徳、妙典の3駅はさらに後に既存線に追加された新駅だ。
この何気ない事実が意味するところは大きい。それは過去における東京の東西格差だ。
つまり開業順はすでに発展していた西武新宿線沿線からの旅客輸送こそが当時の早急の課題であった
ことを意味し、新駅の連打は「ど田舎が思ったより発展しちゃったよ」ということなのだろう。
最近は足立区や江戸川区も含め、城東地域を一括りに「下町」などと呼んだりするので
誤解が生じやすいが、都心より東側は新宿や渋谷の西側などよりも遙かに新しく若い町である。
いわゆる古くから人が住み、伝統を受け継いでいるという意味においての下町は、東西線でいえば
せいぜい東陽町までの区間だ。その先、砂町よりも東側ともなると、70年代にも差し掛かろうという
折りにすんなりと長大な高架を通せるほどだから、相当な陸の孤島であったことは想像に難くない。
なお、隣を走る都営新宿線や京葉線の開業は東西線の全線開通よりもさらに後の話となる。
<<★JRに勝って、自転車に負けた? >>
ひるがえって、現在の東西線。その発展ぶりは自慢の高架から車窓を眺めていれば一目瞭然。
雨後の竹の子のようなマンション群をはじめ、沿線の人口密度が凄まじそうなことは伝わるはずだ。
だが、東西線の混雑の理由はそれだけではない。「安い! 速い! うまい!」の3拍子で、
天下のJR路線を利便性で圧倒。まず、なんといっても東西線は速い。昼の快速なら西船橋から
お江戸日本橋までわずか21分だ。渋谷から日本橋までの移動が最短でも銀座線で18分かかる
ことを考えれば、これは特筆すべきタイムだ。
加えて東京メトロは長い距離を乗り通しても運賃はさほど加算されないし、東西線は銀座線や
日比谷線といった他の使える路線との乗り換えも便利。大手町駅も東京駅と連絡する絶妙な
ポジションであるなど、とにかく東西線は駅の造りがうまい。こうして東西線は遠方のJR線や
直通している東葉高速鉄道からも乗客をかき集めているのである。
そんな東西線にも泣き所がある。それは特に買い物においてだ。沿線の駅前に充実した商店街も
なければ都心の大繁華街に繋がっているわけでもない。確かに都心の会社には近いのだけど、
会社と家を往復する間に気晴らしとなるようなものや利便性、文化的体験が明らかに不足している。
ここらへんが西側の新宿や池袋、渋谷に繋がる路線との決定的な差であり、また、東西線のもつ、
独特のオヤジ臭の源泉なのだ。本当は西側よりもずっと若くて新しい地域なのにね。
かわりにこの沿線にあるのは、駅とはなんの関係もない場所に突如としてそびえる大型スーパー。
当然こういった場所にはマイカーや自転車で向かうこととなり、東西線との接点は何もない。
<<★東西線の老後に待ちかまえるものとは >>
さて、誰が何と言おうと新しくて若い東西線。産まれたときからちょっと老け顔だったかもしれないけど
沿線の細胞は今現在もなお新陳代謝が活発なのか、若いファミリーの姿もよくみかける。
東西線でどこへ?? 絶対途中で乗り換えるんだろうな…なんて差し出口はともかく、そんな
流入してきた人口を円滑に輸送するために当座の知恵として投入されるのがワイドドア車だ。
だけどそんなものを主力車種にしたら、高齢化でただでさえ年寄りが増えているのに
座席の数まで減って、若い人は東西線ではもう着席機会なんて与えられなくなるんだろうな…
昭和の「つくばエクスプレス」だった東西線。イメージ上のオヤジっぽさから、本当にオヤジ
ばかりにならないためにも、平成生まれの若者にとっても魅力的にうつる路線になっておくれ。
都心の勤務地に近いという強みも、将来、勤務形態が多様化したらどうなるかわからないんだからさ!
曙橋在住で茅場町が会社なので、九段下で東西線に乗り換えているけど、
竹橋までの快適さとは一点、大手町・日本橋で乗り込んで来るオヤジには毎朝辟易
しかも先頭車両にトロリー付きのスーツケース、何が詰まっているんだか知らんけど、
馬鹿デカイナイロンショルダーバッグを肩に掛けたのが退去してくる日々
これを避けるには九段下始発に乗るしかないのがツラい
>520
一点 → 一転
退去 → 大挙
誤変換多すぎ。
大手町の先頭車両なら東京駅乗り換えのビジネスマンだろ。
新幹線からの乗り継ぎもいるし。
九段下始発は朝の9時台に1本あるが、
この時間帯なら始発を狙わずとも、それこそ大手町日本橋で座れる。
よほどトロくない限り。
脳内通勤おつかれさま。
茅場町で降りるのにわざわざ1分弱のために、
わざわざ日本橋で座る馬鹿が居るのかぁ
そもそもドア付近に居た方が降車の効率いいし
座るのが必須なカッペなの方ですか?
それにしても脳内通勤の意味が分からんわー
京王とのタイミングでしょ。
ホント、私鉄の乗り入れは要らない。
東西線は最悪。
ちょっと悪天候になるとすぐ止まるし、最近は車両故障も多い。
そうなると沿線に代替路線がないからパニックになって半日は大混乱するよ。
こんな路線の沿線に住む人の気がしれない。
東西線住民です。葛西駅利用者です。
東西線も、通勤快速が浦安以西に停車するようになってから、ずいぶん乗車は楽になりましたよ。
以前は、乗り込むのにも一苦労だったこともありましたが、今は乗れないということはありません。
確かに風で止まったりもしますが、京葉線ほどひどくはありません。
今は東京スカイツリーも見えますし、荒川の景色を毎日眺めることができるので、地上区間があるのも悪いことではありませんよ。
とにかく、乗り換えなしで大手町・日本橋に20分以下で着くのは魅力です。
朝は7時半くらいまで子供とゆっくり遊んでいても、8時には会社に着けます。
東西線東側にはいろんな意見があるのでしょうが、もっと資金力があって、選択肢が多い方は、違うところに住めばいいだけの話です。
既に住んでいる人は、なんだかんだいって、それなりに満足しているのではないでしょうか。
うちの菩提寺は葛西か都営の瑞江が最寄り駅なんだが、周辺は昭和も相当末期になるまでトイレが水洗化されず、悲願となっていた。
親の家には、親が生まれた時は既に下水道が完備されていたので、寺に行く度に「ここはまだなんだね。」と感心していたものだ。
元は浅草にあったのが移転したそうで、今でもうちからはかなり遠いが、地下鉄のおかげでそれなりに発展を遂げたのはめでたい。
葛西は住みやすいってみんな言ってるな
住めば都、とはよくいったものですね。
じゃあ、ダンボールが一番安くていいんじゃない?
葛西と浦安ってそんなに離れてないが、マンションの価格って変わる?
西葛西とか、小さい子のいるファミリーがたくさんいるイメージありますね。
西葛西は街並み景観賞をとってるね
街並み景観賞ですか。
一度しか降りたことないのであんまり言えないけど、
そこまで綺麗なイメージなかったな~(^^;
友人宅がロードサイドのマンションだったからかなあ・・・
葛西でダンボールといえばダイエーパッケージだなw
光が丘って中古しかないのにベラボーに高い。
旧公団で築20年以上の3LDKで4000万とか…
まあそれでも需要があるんだろうけど。
豊島園駅付近もオススメ
花火大会終わった後の篠崎駅は凄かったですよ。臨時バスに500人以上並んでました。
■ 千代田線 ■ C01~C20 (東京メトロ)
【沿線ランドマーク】代々木公園、表参道、東京ミッドタウン、不忍池、谷根千、開成学園
【利用者イメージ】常磐線のことを千代田線と呼ぶ人たち、多摩急行のダイヤを空で言える人たち
【料理に例えると…】社員食堂のからあげ定食
●解説
<<★「トンネルのむこうは、松戸の町でした。」 >>
千代田線が一部直通している小田急沿線は、シモキタや世田谷のイメージ、さらに新宿、
渋谷にも近いということで、上京したての若者も多い。彼らの行動半径はテレビ、雑誌による
情報という名の燃料で規定されているため、とりあえずの目的地は大抵の場合、新宿駅だ。
複雑な地下鉄路線図はまだ馴染めないし、明治神宮前=原宿ということも念頭にないため、
小田急でたまに千代田線直通電車が来ようものなら「ウゼエ」と吐き捨てるのだが、うっかり
乗り間違えて千代田線内に突入してしまったものなら、もう大変。古く薄暗いホームには
窓が田の字のススけた電車が轟々と行き交い、しかも行き先の幕(LEDではない)で目にする
文字は「我孫子」「取手」「松戸」。例え、かの地はまったく知らなくとも、くすんだ幕に浮かぶ
「我孫子」の文字に鄙びた牧歌的な何かを感じ取ってしまうのは、無理からぬことだ。
こうして上京者は東京の光と影、タウン誌には載っていない大都会の本当の姿、流行だけ
ではなく変わることのできない歴史もあることを、千代田線を通じて知るのである。
そんなわけで目下の所、千代田線は東京で最も古びた印象を与えてくれる地下鉄である。
明治神宮前<原宿>駅のホームも例外なく暗いのだが、副都心線との連絡階段のまわりだけ
明るく綺麗なのが何とも当てつけがましい。副都心線の百貨店の化粧品売り場と見紛うばかりの
白くピカピカな<原宿>駅をみると、これ、同じ運賃体系でいいのか? と思ってしまうのだが…
カローラとレクサスぐらい差があるぞ!
<<★千代田というのかい…贅沢な名だねぇ! >>
基本的には千代田線は同じく北千住を経由する日比谷線と近似した性格の路線である。
山の手側では戦後の米軍駐留に端を発した国際色を武器に富裕層向けの市場が確立され、
北東側ではブルーカラー色の強い雑然とした気安い町が形成されるという、真逆の顔を持つ。
ただし、日比谷線が観光、商業、風俗面に長け、「魔都」と称するにふさわしい要素が積もった
裏社会的な面も一部のぞかせているのに対し、千代田線は官庁街やビジネス街の中枢を走る
表社会としての顔が強い。この2線の違いは、千代田区と港区、ミッドタウンと六本木ヒルズの
カラーの差がそのまま反映されているようで興味深い。
そういう意味では、昼の街である千代田区の名は、なるほど路線名にうってつけといえる。
と、同時に千代田線沿線で夜に繰り出す価値があるのは赤坂ぐらいだろう。堅気の仕事の
ない者には用のない路線であり、区の名前を引っ張ってことなければならないほど、沿線独自の
看板に乏しい「カオナシ」路線でもある。「大手町」や「霞ヶ関」など、良いところを通っているのに
どちらかというとマイナーな事情も、「千代田」の名にこめられているといえるだろう。
<<★特急ロマンスカーの正しい乗り方 >>
さて、千代田線の最近のトピックと言えば、なんといってもMSEことロマンスカーの登場だろう。
しかし平日の上りで千代田線内にやってくるのは朝の7時台に1本だけという、通勤ライナーとしても
あんまりなダイヤ。そうまでして小田急の遠方から都心に通勤するのなら、いっそ、北東側で
千代田線と直通する常磐緩行線に居を求めたらどうだろう? もちろん混雑率はかなり高いが、
都心まではそう遠くないのにお求めやすい価格のマンションも充実。北千住にだって「成城石井」が
ある時代、何が何でも世田谷にこだわる意味がどれだけあるのか。ロマンスカーは休日に
北千住から箱根への行楽目的で乗るのが正しい。…とまあ、新宿、渋谷、世田谷しか知らない
上京したての若者には、これぐらいお節介を言っても言いすぎではないかも、ね!?
ぽぽさん、どう見ても副都心線への思い入れが異常だけど、さしずめ池袋近辺担当のデベ営業?
それともこういう口車に乗せられちゃう人が
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/58885/
みたいなマンション買っちゃうのかな?
泉麻人氏の東京23区物語の二番煎じのような印象ですね。
↑
それって面白い?
>山手線の内側を縦横無尽に走れる事こそがメトロ(=営団)地下鉄網の価値
そう、そのとおり。複数の路線をどう乗りこなすかで、その人がどれだけ都会に慣れてるかが判ると思う。
逆に、イナカの人って乗り換え嫌がるよな。
全然関係ないけど、後藤慶太って誰ですか?
↑
TOKYU?
五島?
ゴートー?
× 地
○ 僻地
僻地、書き込み不可って事ないよね?
もっと僻地だったら普通の電車さえ怖いんじゃないか?
都会という言葉を使うのはカッペか地方出身者で間違いない…
都会、じゃなくて、このスレなら東京でいいんだよ。
ところが本来の東京に、埋め立て地やら都下やら余分なものがくっついているから面倒な事になる。
江戸切絵図にのっている地域プラス山手線内だけを東京と呼べばよいのに。
初めて地下鉄に乗ったときのことは覚えてないけど、
別に恐怖感はなかったな。
閉所恐怖症の人は最初怖いのかな?
地下鉄って曲がりくねっていて遠回りだよな。地下だから気にしないけど、道知ってるとイラつく。
なんでそこカーブすんだ、そっちじゃねえ!って感じ。
ま、城東の田舎は直線的だがな
日本は用地買収が大変だから地下鉄は道路の下を走るんだよ。
それなら用地買収しなくて済む。
城東の地下鉄路線がまっすぐなのは田んぼや工場とかばかりで用地買収が簡単だったから。
地下鉄を走らせるのは用地買収だけが理由じゃない気もするが
東西線は振り替え輸送が期待できないのでたまにしか乗りませんが、インド人乗客はけっこういますよね。昨夜飯田橋で乗ってきた子連れのインド人家族には驚きましたよ。
車内でハラハラしてみてましたけれど、これから混雑する中でドア付近にベビーカーを放置して離れた座席にいました。案の定日本橋から大量の乗客で埋めつくされてしまったのでベビーカーがどうなっちゃったのかはわからないですが、他の人からみたらなんか困ります・・・
そもそも地下鉄が道路の下を走っていたのは、シールド工法が使われるまでは露天掘りだったから。
地方出身者ですが、地下鉄に慣れるのに時間がかかりました。
駅の閉塞感とか階段を下りるところからホームまでのもわっとした空気が嫌でした。
最近は猛暑で外を歩くのが辛いので地下鉄の通路を良く利用します。
多少ですが外より涼しいし炎天下から逃れるのに都合がいいです。
もう少しお店とかカフェとかが増えると楽しいと思います。
■ 銀座線 ■ G01~G19 (東京メトロ)
【沿線ランドマーク】渋谷マークシティ、和光、三越、日本橋、上野駅、浅草雷門
【利用者イメージ】レディス4視聴者、お歳暮購入客、観光客、新橋帰りのサラリーマン
【料理に例えると…】資生堂パーラーのフルコース
●解説
<<★昭和の頃から~、エースで4番~! >>
丸ノ内線と双璧をなす、東京メトロのエース路線である。中央通りと246という東京の
二大目抜き通りの下を走っていると言えば、もうそれ以上の説明など不要であろう。
よって、沿線には住宅もスーパーもほとんどなく、最も生活感の無い路線でもある。
代わりに「お出かけ」という言葉がこれほど似合う路線はJRも含めて他にはない。
「銀座線でお出かけ」。この言い回しは銀座線だからこそ美しく響くのであって、
これが「東西線でお出かけ」だと、首にタオル巻いて江戸川にハゼ釣りに行くようにしか
聞こえないのだから、まったくイメージとは恐ろしいものだ。
なお、銀座線には親の家業を手伝う3人の子どもがおり、それぞれに人生という名の
道を歩んでいるようだ。ちょっとだけ紹介すると、長男の「日比谷線」は六本木のバーで
外国人をひっかけるほどの遊び人だ。自分では要領が良いつもりらしく、「法律なんて
穴だらけさ」と有頂天になり、銀座のクラブに夜な夜な繰り出していた頃までは良かったが、
株で失敗すると途端に行き詰まり、ついには北千住の場末のスナックに通うぐらいのこと
しかできなくなってしまった。孫を東武動物公園に連れて行くのが楽しみの静かな余生を
送っているが内心は「築地で寿司でも食いたいぜ!」ぐらいのことは考えているのかも。
次男の「千代田線」はというと、これは長男とは対照的に生真面目な性格だ。
霞ヶ関でも大手町でも勤められるぐらい勉強もしたし、古いモノを長く大切に使うなど
節約にも努めたが真面目なだけでは、所詮ただの凡才。結局、大した金も残せず、
流れ着いた先はやはり北千住の飲み屋。インテリらしく最近は「散歩の達人」を片手に
谷中銀座あたりを徘徊しているようだ。
そんな二人の兄を尻目に最も成功したのが末っ子の「半蔵門線」だ。甘えっ子で
小さい頃は親の銀座線にベッタリだったのに、ひとたび親元を離れるとスカイツリーなる
下町の最もオイシイ部分をかっさらっていってしまった。末っ子やるなぁ。……と、まあ、
こんな個性豊かな3人の子どもが必要となった理由は、それだけ銀座線が混むからだ。
銀座線だけが東京のメインストリートであり、他の路線はそもそも銀座線のローカルな
バイパスでしかなく、直通先の郊外沿線民をいかに銀座線に頼らず都心に運ぶかを
命題として計画されている。
<<★はぁ~花は上野よ~、ちょいと柳は銀座~! >>
銀座線は新橋を境に大きく2つに分けることができ、その理由は銀座線の歴史を
調べてもらえばすぐにわかるのだが、まずは中央通りを走る浅草~新橋間から。
この区間はズバリ、パリでいうメトロ1号線のようなものだ。シャンゼリゼだ。リヴォリ通りだ。
革命記念日のパレードはないけど、巨人軍の優勝パレードはあるぞ。また隅田川花火大会
でも大活躍するなどイベントにもことかかない。銀座線車内は曜日、時間を問わず
四六時中賑わっていて、まさに東京の華といえる区間だ。
が、同時にこの区間は東京の中でも長期低迷にあえぎ続けているという顔も持つ。
そもそも上野広小路などは銀座と共に都内一の地価だったのだが、とうにその面影はない。
特に中央通り沿道の百貨店の売り上げはどこも非常に芳しくない。マスコミからは銀座の
新ブティック出店やアキバの隆盛など華々しさばかりが伝わってくるが、大局的には
超長期低迷傾向から抜け出したとはとてもいえないだろう。隣の昭和通りなどはすでに
オフィスの再開発から見放されつつあり、これでは中央通りとは名ばかりの都心の
「東端」通りという有様に掛け値無しになりつつある流れだ。
<<★今日は渋谷で、5時! >>
逆に勢いを増しているのが渋谷~新橋の主に246区間だ。ちなみに、渋谷~新橋
といえば都バスの方でも都01という看板路線である。この区間の赤坂から虎ノ門、
新橋、にかけては大丸有(大手町、丸の内、有楽町)に次ぐほどの業務集積地帯であり、
特に朝は赤坂見附で丸ノ内線から大量の通勤客が乗り移ってくるために混雑が酷い。
一方で、休日のこの区間はさほど混んでいる印象はない。イメージはともかく実態としては
渋谷、表参道、新宿で買い物を済まして銀座までは行かない人がそれだけ多いということだ。
さて、終点の渋谷であるが、こちらは大改造が計画されている。渋谷上空から
東急東横店に突っ込み、改札と百貨店の売り場が一体化しているという、地下鉄随一の
アクロバティックもいずれ見納めになる。具体的内容はというと銀座線のホームが
現在の位置から文化会館跡地の「渋谷ヒカリエ」内に移動するという、井の頭沿線民
涙目なシロモノ。
そのことが東京にどういう変化をもたらすのか。銀座線は知っている。思えば地下鉄が
東京で最初に開業したのは浅草-上野間だったし、東京初の高層建築物も
電動式エレベータも浅草からだった。今はその反対側の渋谷でダイナミックな変化が
起きている。と、同時に日本橋や京橋でもビルの共同化を伴う建て替えが動き始めており、
都心機能のこれ以上の流出に待ったをかけている。銀座線とは最も古く、それでいて常に
新しい東京を教えてくれる路線なのかもしれない。
ぽぽさんだー!
もういきなり「レディス4視聴者」でププッと笑ってしまいました
3兄弟の言い回しも面白かったです^^
東横線と井の頭線唯でさえ離れてるのにもっと離れるんですね・・・面倒だな。
いつもより長い気がする
でも、全文読んでしまう自分がいるw