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検討中のメーカーが、最近増えている木造軸組み工法で耐力壁にパネルを使うという仕様なのですが、アンカーボルトが田植えなんです。
筋交いのみの軸組みに比べるとモノコックは、地震の際に梃子の原理で引き抜き力が強くなるような気がするんですが、田植えで大丈夫でしょうか?
詳しい方、ご意見よろしくお願いいたします。
[スレ作成日時]2008-04-04 12:45:00
検討中のメーカーが、最近増えている木造軸組み工法で耐力壁にパネルを使うという仕様なのですが、アンカーボルトが田植えなんです。
筋交いのみの軸組みに比べるとモノコックは、地震の際に梃子の原理で引き抜き力が強くなるような気がするんですが、田植えで大丈夫でしょうか?
詳しい方、ご意見よろしくお願いいたします。
[スレ作成日時]2008-04-04 12:45:00
そもそも田植え方式をやめた方がいいのでは…固定してもらうようお願いしたらどうでしょうか?
>>02さん
レスありがとうございます。やはりそう思われますか。
その際の注意点というか、配筋直結にしたとき基礎や土台ははこうしなければいけない、みたいな定石ってあるんでしょうか?
どうもそのあたりの情報が見つけられなくて・・・件の検討中メーカーでもはっきりした回答が得られなかったんです。
オプション料払って変更したのに、全体としては強度落ちた、なんて話になりませんから。
基礎工事の段階で最も大切なポイントとなります。
定石といわれてもたくさんありすぎて書ききれません。
近所の建築士さんに相談されたほうが良いと思います。
そもそも田植え式のアンカー設置業者の品質管理を疑います。
>そもそも田植え式のアンカー設置業者の品質管理を疑います。
これってどういうこと?
田植えだからダメってことじゃないよね。
本来のアンカーボルトの強度が期待できないと言うことです。
>>04さん
レスありがとうございます。
ははあ、田植えから直結にしたとき気をつけなければいけないポイントは多いですか。
>本来のアンカーボルトの強度が期待できないと言うことです。
インターネットで調べる限り、基礎立ち上がりの真ん中に垂直に立ってれば大丈夫、のような論調が多かったものですから。。。
構造からフツーに類推してください。専門知識は要りません。
田植えだからダメというわけでなく、田植えだと施工精度が低いからダメということです。
施工精度が低いと、
土台引きのときに合わなくてアンカーをひん曲げたり(塑性変形させれば強度は落ちます)、
土台の中心にアンカーが来なかったり(中心から外れれば土台の耐力に偏りが発生します)、
また植えたときに配筋と干渉してコンクリのかぶり厚不足を引き起こしたり、、、
と、致命傷ではないかもしれませんが、百害あって一利なしです。
いずれにせよ、田植えはキッパリ言ってやめさせましょう。
針金や金物を使って配筋に固定する、そのごくごくわずかな手間を惜しんでいるだけです。
正直、ロクな基礎屋ではないですし、それを容認するHMにも問題がありますね。
(打設するコンクリ強度も確認しておいたほうが良いかもしれません。温度補正とか・・・)
あ、読み返したらスレ主さん少し勘違いしておられるようなので、蛇足ですが…
アンカーボルトと基礎との直結は針金等でやるだけですので、
上屋の引き抜き力に対する耐力はホボ無いですよ。
上で書きましたが、田植えではない方法=金物固定・針金固定、いずれも同じです。
どちらも、アンカーボルトの施工精度を上げることが目的です。
直結という意味がよく解らないのですが・・・
それはともかく 08さんのおっしゃることも大切なことです。
スレ主さんの当初の疑問について
>筋交いのみの軸組みに比べるとモノコックは、地震の際に梃子の原理で引き抜き力が強くなるような気がする
耐力壁となるものは、その剛性(単純に言うと強さ)により引き抜き力は変わります。当然 剛性が大きくなる(強くなる)と引き抜き力も大きくなります。そこでアンカーボルトの役割ですが、柱→土台→基礎に伝える役目をなしています。柱→土台の接続金物以上の引っ張り力がかかる場合は、ホールダウン金物を使用し、柱→基礎に直接伝えます。
アンカーボルトに関しての大切なことは、耐力壁のそれぞれの柱の際(柱芯より20cm内外)に入れることです。この位置が、施工可能で構造的に最も有効とされています。
又、土台をナットで締めた時、ネジ山が3山以上残るだけの基礎天端からの長さが必要です。(特殊ナットの使用の場合は例外)
後 土台のジョイント部は、必ずアンカーボルトを入れます。
土台・梁のジョイント部は、耐震壁部分では絶対にしてはなりません。
>>08さん
>田植えだと施工精度が低いからダメということです
レスありがとうございます。
なるほど、よく分かりました。
>アンカーボルトと基礎との直結は針金等でやるだけですので、上屋の引き抜き力に対する耐力はホボ無いですよ
2×4の現場も見たことあるのですが、例外なく基礎と結んでありましたので、そちらのほうが引き抜きに強いのかと勘違いしておりました。
>>10さん
レスありがとうございます。
>直結という意味がよく解らないのですが・・・
直結というのが正しいのか分かりませんが、田植えでなく、基礎配筋とあらかじめ結んで植立するの意味で用いました。
アンカーボルトの位置について、非常に参考になります。
実際にどこまでチェックできるか(配筋の段階でどこに土台のジョイントがくるか、イメージしにくい・・・)我ながら自信ないですが、とにかくがんばってみます。
いずれにせよ、田植えはナシの方向で話進めます。
しばらく放置のスレだったのに、昨日から急にレスつくようになって驚いてます。
みなさん、ありがとうございました。
また田植えとか言う言葉を使う輩が沢山出てきたよ。
基礎工事で言う田植えとは、今みたいにべた基礎が主でないころに
縦筋(st)をスラブ筋に取り付けることなくベースコンクリート
(当時は耐圧盤とは言わなかった)に打設しながらずぶずぶと
入れていく様を言った言葉なんですよ。
腰を曲げながら鉄筋を挿して行く様子が様子が田植えのようだからと言うことです。
枠の立っている部分にアンカーボルトを設置していく様が田植えのようだなんてあまりにも
ナンセンスですよ。大体打設時の設置の方が間違いなく芯に入りますよ。
ようは打設前に確認したい監督の希望や、今は無きメーカーが他社との差別化を図るために始めたものが始まりですしね。
鉄筋に結束線でくくるってのは、やはり手間がかかります。ただ、それが、しっかりとした施工なのでしょうね。
アンカーも、昔は、直のストレートだったのが、今は先がフックになってたり、引っ張り応力に対応してます。後入れアンカーでも、十分強度は期待できると思います。施工者が、基礎の芯に入れなかったりした場合被り厚が足りなかったりする場合があるかもしれません。
お客さんは、安い家がいいですよね。安くていい家。その値びいたコストは何処で消化されると思いますか?やはり手間で消化するしかないのです。
自分の思った通りに施工して欲しいのなら、しっかり施工会社に主張して、意志を伝えることをおすすめします。その施工方法でコストがかかっても、一生ローンを支払うのですから。
芯に入れるとか、確認する監督のためとか
それはおまけの様なもので本来の施工不良となる原因を知らなすぎます。
田植えで鉄筋を差し筋するする業者は、鉄筋コンクリート本来の施工品質管理を知らない
人たちですね。
大学教授さん、教授と名乗るくらいなので、論文慣れしてるでしょう。詳しく説明お願いします。
愚弄するだけなら、誰でもできますからね。
私は基礎屋でわないので、教えていただきたいです。
宜しくおねがいします。
>打設時の設置の方が間違いなく芯に入りますよ。
聞きたいのだが芯って何だ?
基礎のどこが芯なんだ?
もちろんホールダウン金物とつなぐアンカーは位置がずれてはまずいので、基礎と結ばねばならないでしょうが、土台を括るだけのアンカーも田植えじゃまずいのでしょうか?
いい加減な施工管理なら良いんでは?
お勧めはしませんが・・・