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住宅としての長期保有。耐震マンションはやはり価値の下落は強くでるのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-11-09 13:48:45
住宅としての長期保有。耐震マンションはやはり価値の下落は強くでるのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-11-09 13:48:45
>149
住まいに詳しくないだけでなく、日本語も詳しくないようですね。
電車は安全だとはいいませんよ。
電車は安全だと思いますと言うのです。
電車は安全な乗り物ですが、事故を起こさない乗り物ではありません。
などと使うのです。
自分勝手で他人には伝わらない表現を、公の掲示板で書くのは異常ですよ。
それから、あなたが住宅に詳しくないと自分で証明している文章がありますよ。
>「新耐震基準を満たしたマンションは、100%に近い確率で倒壊しません。」
本気で書いたのでしょうか?
耐震基準を満たしていないマンションは存在しませんよ。
自分の土地に無許可で自分が住むなどの目的で、全て自己資金で建てた建物であれば、耐震基準を満たしていない建物はあるでしょうが、合法的に建てた賃貸や分譲マンションで耐震基準を満たしていないマンションは有り得ません。
新耐震基準が出来る前の建物は、当然ですが新耐震基準を満たしてはいませんが、建築許可を申請した時点での耐震基準は満たしています。
しかも、新耐震基準を満たしている建物でも倒壊した建物はありますよ。
あなたが言ってる倒壊とは、完全倒壊のことだけなのです。
住まいに詳しいのなら、建築での当たり前である倒壊の意味を知っているのではないでしょうか?
倒壊には色んなレベルがありますが、ご存知ですよね?
罹災証明ベースのもの(全壊/半壊・・・)の方が内閣府基準ですね。
>147では「倒壊」「全壊」「大破」などなど似たようにも聞こえがちな言葉の、それぞれどこを目指して基準法上の構造計算が行われているかを説明することが主旨でした。わかりやすく見せると、
「地震被害調査のための鉄筋コンクリート造建物の破壊パターン分類」(高井伸雄、岡田成幸)より
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004304923
図を見てください。(概念図で、当然実際は個別に状況が違うので、これとも一致するわけではないのですが)
>電車は安全だとはいいませんよ。
>電車は安全だと思いますと言うのです。
そうですか。なるほど。それは大変ですね。
>新耐震基準を満たしている建物でも倒壊した建物はあります
の例だけでも出しましょう。マンション以外ならあるのかもしれないですしね。
住まいに詳しい人って言うのは、耐震基準を満たさないと建築申請許可が下りないことを知らないのですね。
>166
大地震でも初期ひび割れしか生じないと言った覚えはありませんが。
>新耐震に準拠したマンションが倒壊・大破・中破したのが・・・
どうして倒壊と大破・中破を同一に語ろうとするのか意図が分かりません。
>終局を迎え劣化した部材が、次の地震でも「綺麗な紡錘形のループ」
>を描くとでも思っているのですか
話を分けて考えましょうか。
RC造の一般建物の場合、部材に塑性ヒンジが生じていてもその建物の保有水平耐力は変わらないというのは理解できますよね。
要するに耐震性能は変わらないということです。
メカニズムに達している状態(倒壊・崩壊)ならダメですが、大地震でもメカニズムに達しないように設計するのが構造設計です。
時刻歴応答解析を行うRC造建物の場合、通常90秒から120秒の長さの地震波を使って解析しますが、当然途中で塑性ヒンジが発生するわけです。その状態で変形、加速度、せん断力などの応答値を用いて検証するのですからヒンジ状態での性状は考慮されていると言えます。
実際の地震で超高層や制震の建物に塑性ヒンジが生じたという事例は聞きませんが、生じた場合は、補修案を評定委員会で審査してもらうことになるんでしょうね。
ヒンジが生じた状態でのモデルで応答解析することになると思いますが、上記の理由でおそらくもつのではないかと思います。
ですので、塑性ヒンジが生じたら補修不可能という認識は間違いです。
また武田モデルによれば塑性ヒンジが生じた後でも紡錘形のループを描くということになっていますよね。武田ループをよく見ると2回剛性低下する点があると思いますがその2回目が塑性ヒンジができた時点です。
ちなみに塑性ヒンジとひび割れは別物です。
まぁ、彼の星では内部減衰0ですからね。多分重力が無い星の方だと思われます。なので、履歴ループも武田モデルでは無くただのトリリニアになるということです。合点が行きます?
>175
ママさんじゃなくなりましたね。(微笑
もはや技術論ではなくなっていますよね。
>大地震で大破したマンションは水平耐力のみならず鉛直荷重に対する耐力すら失っており・・・
いいえ。
大破ということは崩壊形に至っていない状態ですので脆性破壊は生じていないということになります。脆性破壊が生じていないということは軸力や水平力に耐えられない部材がないということになります。
ところであなたはなぜ大破すると水平耐力と軸耐力を失うと考えたのでしょうか?
あなたの勘でしょうか
根拠を示してください。
>現実世界では終局変位付近において耐力は落ち込みます。
あなたの勘でしょうか。
根拠を示してください。
現実世界では、って・・・
それはあなたの脳内の世界なのでは?
>いいえ、言えません。
どうして言えないといえるのでしょうか。
あなたの勘でしょうか。
根拠を示してください。
>逆S字型のサイクルに近付き
それは武田ループではありませんよね。あなたが武田ループを持ち出したんですよ。
S造ブレース構造などで逆Sになります。
特に湾岸埋立地マンションの耐震構造は、科学ではなく、カルトがベースですからね。
正常性バイアスなんつー耐震材使ってますから。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>180
建築構想屋と言う名前も無知からの造語です。
建築業界では単に構造屋とは呼びますが建築構造屋とは呼びません。
書いている内容もつじつまが合わないことばかりです。
RC造の話ですので、一度大きな地震で受けたダメージは、二度と回復することはありません。
RC造の基本中の基本の話です。
人間の体なら、骨にひびが入ったり折れたりしても人間が持っている治癒力で骨をくっつけようとしますし、切り傷を負うと皮膚をくっつけようとします。
しかし、残念ながらコンクリートは治癒力を持っていません。
一度大きな力を受けてクラックが生じれば自然に治ることはないのです。
そのクラックが深いほど、そのクラックに外的要因が影響しクラックを広げようとするのです。
よって、一度大きな地震を経験すれば、初期の耐力に回復することはないのです。
マンションの場合、共用部分で補修・補強できる部分は極一部です。
ダメージを受けた躯体の大半は、専有部分から手を入れないと補修も補強も出来ないのです。
また、一度ダメージを受けたコンクリートを、元の耐力に戻すことは理論的には可能ですが、現実では専有部分の内装をはがしチェックする必要がありますし、損傷箇所を見つけて補強するには元の状態よりも盛り上げることになりますので、専有部分が狭くなってしまいますし、それに掛かる費用は膨大な金額になります。
自称、建築構造屋の書いた内容の大半は、素人の一部には通用するかも知れませんが、その内容は間違っていますし空想の部分も多いのです。
バイクのヘルメットも、一度でも転倒などして衝撃を受けると使えなくなるのと同じですね。
>182
何度も同じことを言うようですが、
大地震に対する検討というのは、建物がグズグズに壊れ倒崩壊寸前の状態の建物の耐力で大地震の水平力に耐え得るかを検証しておりますので、たとえ塑性ヒンジができていたとしても大地震に対する耐震性能は変わりません。ですので耐力的に見れば補修の必要は無いのです。
感覚的に信じられないのは分かりますが、それだけ安全を見て設計をしているということです。
それとあなたは何か大きな勘違いをしているようですが、
私は個人的見解を述べているのではなく、建築基準法が定める耐震設計法の考え方について解説しているにすぎません。この耐震設計法は膨大な実験データと解析結果に基づいて定められています。
それを否定するならするで構わないのですが、であるならば膨大な実験データを覆すような構造力学的根拠を示していただかないと箸にも棒にもです。
「コンクリートには人間のような治癒能力がないからクラックが生じれば耐力が減る。」
が否定の根拠にはならないことは分かりますよね。
あなたがこれから改めて示すであろう根拠が構造力学的に見て説得力があるのであれば、建築基準法改正ということになるかもしれません。
まずは学会で論文発表でしょうね。
研究発表「コンクリートの治癒能力について」
がんばってください。
>185
>以上、日本建築学会 被災度区分より
分かって言っているのか分からないで言っているのかよく分かりませんが、
それは被災度判定での定義ですよね。
設計ではそれを「崩壊形に達した」といいます。
>以上、コンクリート工学 年次論文報告集より。
論文の一部分を抜粋しても何の参考にもなりませんよね。
少なくともどういう実験を行った論文なのかを明らかにしてください。
>それは被災度判定での定義ですよね。
>設計ではそれを「崩壊形に達した」といいます。
そうですか。
貴兄の中の『設計(?)』では、『大破=塑性ヒンジを伴う健全な曲げ破壊』なのですね。
>論文の一部分を抜粋しても何の参考にもなりませんよね。
なるよ。
だってこれ、論文の冒頭に、既知の事実として書かれている事項だから。
>少なくともどういう実験を行った論文なのかを明らかにしてください。
明らかにしてもいいけど、ちゃんと理解できなきゃ、意味無いよ?
・繰り返し大変形を受ける鉄筋コンクリート単柱のせん断強度劣化の評価に関する研究
http://c-pc8.civil.musashi-tech.ac.jp/RC/ciber/tai/tai_pdf/oe.pdf
・各種の大変形繰り返し載荷を受けるRC梁の破壊時までの累積消費エネルギー量による損傷度指標
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/48358/1/s...
・繰り返しによる耐力低下が鉄筋コンクリート構造の地震応答に与える影響
http://data.jci-net.or.jp/data_pdf/20/020-01-3171.pdf
【一部テキストを削除しました。管理担当】
構造設計一級建築士(?)さん
論文から『既知の事実』として引用した箇所を、再掲しておきますね。
『鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象が見られ,このようが現象が地震応答に影響を及ぼすと考えられるが,Takedaモデル等の地震応答解析で良く使われる復元力特性モデルでは,この繰り返しによる耐力低下が考慮されていない.』
それでもなお、ご自身の
『建物がグズグズに壊れ倒崩壊寸前の状態の建物でも大地震に対する耐震性能は変わらないし補修の必要も無い』
という革命的な新説に一点の疑念も抱かないようでしたら、まずは学会で論文発表でしょうね。
建築基準法改正はおろか、ノーベル賞モノかもしれません。
がんばってください。
>No.187 by 建築構造屋 2012-11-26 22:05:27
>
>何度も同じことを言うようですが、
>大地震に対する検討というのは、建物がグズグズに壊れ倒崩壊寸前の状態の建物の耐力で大地震の水平力に耐え得るかを検証しておりますので、たとえ塑性ヒンジができていたとしても大地震に対する耐震性能は変わりません。ですので耐力的に見れば補修の必要は無いのです。
>
>「コンクリートには人間のような治癒能力がないからクラックが生じれば耐力が減る。」
>が否定の根拠にはならないことは分かりますよね。
>
>あなたがこれから改めて示すであろう根拠が構造力学的に見て説得力があるのであれば、建築基準法改正ということになるかもしれません。
>まずは学会で論文発表でしょうね。
>研究発表「コンクリートの治癒能力について」
>
>がんばってください。
仲の良い二人に質問
これからのマンション購入は制振・免震構造ですか?
まず、本当は詳しくない自称「住まいに詳しい人」が答えるべきです。
ところで、どうして君が出てくると似非建築構造屋は出てこないのかな?
建築士っていうのは建築確認を通すのが仕事なので、それが本当に安全かどうかを検証するプロじゃないんで、
意見を聞いても意味がありません。
本当に安全かどうかを調べるのは、大学で実験をしている研究者でしょう。
>192
現実世界さんこんにちは。
反論も追加説明も無しですか。
引用されている3つの論文の趣旨がバラバラで、この論文であなたが何を言いたいのかが意味不明です。
一般論を述べておきますと、
梁などで大変形時にに耐力が低下するのは、せん断破壊が生じるためです。実験結果などでP-δが負勾配になった時にせん断破壊が生じたと判断します。
実際の設計では大地震時でもせん断破壊が生じさせないように設計するのが通常です。ですので耐力の低下は生じません。
>194
治癒能力さんこんにちは。
論文の進み具合はいかがでしょうか。
話を分けて考えましょうか。
まず一般建物の場合、倒崩壊寸前の耐力で大地震に対する検証を行うというのは事実です。興味があるなら建築基準法または黄色本(建築物の構造関係技術基準解説書)を読み込んでみてください。
これでノーベル賞をとれるとするなら受賞者は誰になるんでしょうね。国交省でしょうか。
本気でそう思うのなら推薦してみてはいかがでしょう。
がんばってください。
時刻歴応答解析を行う免震制震や超高層建物の場合、剛性が負勾配にならない武田モデルで解析を行っています。
ですが、あなたの挙げておられる「鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象」は柱の場合、ですよね。
実際の設計では柱に塑性ヒンジが生じさせないように設計、するのが通常ですので、剛性負勾配を考慮する必要はありません。
なぜ、そこまでムキになって現行の耐震設計法を否定しようとするのか、私には意味が分かりませんが
現行の設計法に対する問題提起は良いことだと思います。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>梁などで大変形時にに耐力が低下するのは、せん断破壊が生じるためです。実験結果などでP-δが負勾配になった時にせん断破壊が生じたと判断します。
いいえ、判断できません。
包絡線とせん断劣化曲線の交差関係次第です。
>実際の設計では大地震時でもせん断破壊が生じさせないように設計するのが通常です。ですので耐力の低下は生じません。
いいえ、耐力の低下が生じます。
包絡線とせん断劣化曲線が交差しない場合せん断破壊は生じませんが、包絡線自体も負勾配となりますので、耐力は低下します(図-1)。
http://c-pc8.civil.musashi-tech.ac.jp/RC/ciber/tai/tai_pdf/oe.pdf
>あなたの挙げておられる「鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象」は柱の場合、ですよね。
>実際の設計では柱に塑性ヒンジが生じさせないように設計、するのが通常ですので、剛性負勾配を考慮する必要はありません。
以前の主張からは、ずいぶんすり替わっているような・・・?
>168 by 建築構造屋
>RC造の一般建物の場合、部材に塑性ヒンジが生じていてもその建物の保有水平耐力は変わらないというのは理解できますよね。
>要するに耐震性能は変わらないということです。
>187 by 建築構造屋
>大地震に対する検討というのは、建物がグズグズに壊れ倒崩壊寸前の状態の建物の耐力で大地震の水平力に耐え得るかを検証しておりますので、たとえ塑性ヒンジができていたとしても大地震に対する耐震性能は変わりません。ですので耐力的に見れば補修の必要は無いのです。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>202
構造設計一級建築士は、何年合格ですか?
204さんの書いた通りですよ。
202の自称「建築構造屋」さんは、本当に有資格者ですか?
文章内容から考えて、204さんの言うように、202さんは似非か妄想としか思えません。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>204
現実世界さんこんばんわ。
あなたは威勢がいい割には内容がいつもイマイチですよね。
まぁ構造設計に興味があるということだけは伝わってきます。
>いいえ、判断できません。
普通はそう判断する、と言っているんですよ。
>包絡線とせん断劣化曲線の交差関係次第です
あなたは意味が分かっているのでしょうか。
説明してみてください。
>・・・、耐力は低下します(図-1)。
ですから、
それはせん断破壊で低下しているんでしょ。
>自身の書き込みに責任を持ちなさい。
あなたは私の書き込みの内容がほとんど理解できていないようですね。
分けてかんがえましょう、と何度も言っていますよね。
一般建物と時刻歴応答解析を行う建物では設計手法が違うからです。
あなたがどこから勘違いしているのか不明なので、
どこから説明してあげればよいのか分かりません。
もう一度私の過去の投稿を読み返して何が分からないのか整理してください。
分からないことは教えて差し上げます。
>>包絡線とせん断劣化曲線が交差しない場合せん断破壊は生じませんが、包絡線自体も負勾配となりますので、耐力は低下します(図-1)。
>ですから、
>それはせん断破壊で低下しているんでしょ。
それは貴方が「ということにしたい」だけですね。
図-1(c)では、包絡線とせん断劣化曲線は交差せず穏やかな曲げ破壊となりますが、終局付近で包絡線は落ち込み、耐力は低下します。
http://c-pc8.civil.musashi-tech.ac.jp/RC/ciber/tai/tai_pdf/oe.pdf
>分けてかんがえましょう、と何度も言っていますよね。
>一般建物と時刻歴応答解析を行う建物では設計手法が違うからです。
以下は何れも貴兄が『一般建物』について書いた文章です。
>168 by 建築構造屋
>RC造の一般建物の場合、部材に塑性ヒンジが生じていてもその建物の保有水平耐力は変わらないというのは理解できますよね。
>要するに耐震性能は変わらないということです。
>202 by 建築構造屋
>あなたの挙げておられる「鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象」は柱の場合、ですよね。
>実際の設計では柱に塑性ヒンジが生じさせないように設計、するのが通常ですので、剛性負勾配を考慮する必要はありません。
あからさまに、主張をすり替え、誤魔化していますね・・・
【一部テキストを削除しました。管理担当】
細かいことはどうでもいいので、
結局、これからのマンション購入は制振・免震構造ですか?
どっちですか?
これからのマンションは免震で決まりです。以上。
低層耐震でお願いします。実績ありますしね。
東日本大震災の建物被災状況を見ると、耐震よりも制振・免震がいいなと思う。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/71sinsai-taisin.pdf
建築構造屋さん、構造設計一級建築士の免許を取ったのは何年ですか?
>213
あなたの言う「ひび」と言うのは、どの場所に、どの向きに、どれだけの長さで、どれだけの太さの「ひび」ですか?
それによっては、全く気にしなくて良い「ひび」と補修が必要な「ひび」かに分かれます。
設計基準の耐震で良いのか、制振にしたほうが良いのか、免振が適しているのかは、建物の形状や大きさによって変わりますよ。
例えば、全ての建物に免振が適しているとは言えませんよ。
それにもうひとつ、大事な見極めポイントがあります。
立地です。
活断層の近くなのか、海岸近くの砂地なのか、内陸の粘度地なのかでも変わります。
構造云々より地盤のいいところの低層でしょ。湾岸エリアのタワーなんて、制震・免震でも危うい。
何カ月前かの某雑誌に構造設計士が次のように語っていました。超高層建築においてアスペクト比(立面における縦横の比)がある数値以上は、免振工法は実際のところどうなるか分からない、と。つまり、理論上は大丈夫であっても実際はどうなるかわからないというこでしょうか?確かに免震工法は、引っ張りなどの力が加わった場合や、パイルの上の地中スラブが縦に破壊された場合などはどうなるのか。簡単な言い方をすれば、免震は土台にのっているだけ、耐震や制震は土台につきささっているとような状態と解釈すればよいのでしょうか。様々な方向から力を考えた場合、耐震や制震のほうが安全性が高いような気がしますが。建築構造に詳しい方、ご教授願います。
すみません。221です。何かお二人でバトルされている最中だったようで・・・・。割り込んでしまい、すみません。一段落したら、是非ご回答お願いいたします。
>219
この掲示板で詳しく書くのは不可能です。
何故なら、色んな立地がありますし色んな建物もありますので、詳しく背梅井するための組み合わせは無限だからです。
それくらいは理解して下さい。
>221
免振は、まだまだ解明されていない状態です。
一定方向の力に対しての検討しかされていないに等しいのです。
それに、一定方向の力の揺れであったとしても、建物の形状や樹炉湯分布などの違いがあるので、建物自体が均一ではないので、例えば、何処か一派所の柱に応力が集中して深いクラックが入った途端、建物の揺れ方が変わるから予想なんて出来ないのです。
免振は、よく用いられる概念は、基礎の上にコンニャクを敷き、その上に建物を乗せたようなものです。
耐震は、独立基礎がや杭基礎が地面にしっかり密着し、その基礎に、柱や梁は頑丈で、耐震壁と組み合わせた大変頑丈な建物を強固に固定したようなものです。
「土台につきささっているような状態」と表現しても良いと思います。
制震は、電車に乗っている人が、電車の揺れなどに対して手すりやつり革に捕まらず、自力でバランスを取りながら倒れないようにするような装置を、耐震の建物に取り付けたようなものです。
223さん
>何かお二人でバトルされている最中だったようで・・・・。割り込んでしまい、すみません。一段落したら、是非ご回答お願いいたします。
ご存知の通り、既に一人が逃亡して終了しており、何も問題ありません。
>何カ月前かの某雑誌に構造設計士が次のように語っていました。
AERA '12.4.2 免震超高層への不安 ですね。
>超高層建築においてアスペクト比(立面における縦横の比)がある数値以上は、免振工法は実際のところどうなるか分からない、と。
免震超高層マンションの存在意義自体が、安全性ではなく、耐震構造より設計上の耐力を落としてコストを削減でき、素直な客にウケが良い事のようです。
>つまり、理論上は大丈夫であっても実際はどうなるかわからないというこでしょうか?
「理論上は大丈夫」なのではなく、「建築基準法上は大丈夫なことになっている」だけですね。
誰かさんも盲目的に信奉している現行の建築基準法は、あくまでも阪神淡路大震災のように周期が0.5~2秒と短い周期の地震派を想定したものでしかありません。
実在する3つの免震超高層物件について、東海・東南海・南海三連動地震を想定した周期2~20秒の摸擬派に対する応答を計算したところ、2つの物件で免震層が変形限界を越え、うち1つの物件では建物が擁壁と衝突するという結果が出たそうです。
3.11の影響で思わず免震超高層マンションに飛びついてしまった人は、数年後の建築基準法改正後、既存不適格となった夢のマイホームで途方に暮れているかもしれませんね・・・
このあたりも面白いので、時間があれば是非ご一読を・・・
住宅市場に“質の競争”を ~建築基準法の本質的欠陥と改正提言~
http://www.tkfd.or.jp/admin/files/2008-10.pdf
『そもそも建築基準法は1950年、日本が第二次大戦の破壊からまだ立ち直っておらず、バラック同然の家が次々建てられていく中、そこそこ倒れない、燃えないという意味での「最低基準」を定めるために作られた法律である。1981年の新耐震基準など幾多の改正を経た今でも、その基本精神は変わっていない。
当然、耐震性能についてもあくまで「最低の基準」である。その意味は、わかりやすく言えば「震度6強の地震が来ても倒壊しない(すなわち建物の中にいる人は死なない)」という程度のものにすぎない。当然震度6強でも半壊し建て替えが必要になるケースもあるし、震度7の地震には倒壊し、人命が失われるケースもある。
一般国民の感覚からすると建築基準法を守ることにより大地震に対しても十分な安全性を備えていると考えがちであるが、そうではない。一部のディベロッパーなどはその誤解を利用し、顧客から耐震性能について問われた際に「建築基準法の基準を満たしているので耐震性能には何の問題もありません」などと説明する場合もある。また、建築確認を通ったことで国のお墨付きを得たような錯覚が生じてしまうという点も大きい。こうして、国民の間に一種の“安全幻想”のようなものが生まれており、多くの人々が意味を知らぬままに最低基準のマンションに住み続けている。』
もうさあ、いいかげん、そのくらいにしときなよ。
みんな揚げ足取りは飽きてるしさ、
そろそろ本題に戻ってくれないかな?
結局今までの長々とした論評はマンションが「買えない人の悪あがき」という事でしょ?
いいえ、免震超高層マンションに興味を持っている人へのアドバイスですね。
いま免震が欲しければ、多少高くても低層マンションか一軒家にしましょう。
消費者が耐震性能を求めない以上
最低基準に張り付けておくのが、戦略としては合理的とは、、、
国交省は消費者の安全を考えれば
長周期地震動対策の基準を決め、義務化を早くすべきでは?
国交省が考えるのは国益です。国益というのはGDPの事です。だから結論は分かりますね?
現在の認可を受けている全ての建物は「耐震」で、その他に「制震」「免震」があります。
耐震は万能ではありません。
同様に、制震も免震も万能ではありませn。
またこの3つは、巨大地震に対して十分なものでもありません。
同じ建物でも建てられた場所の違いにより起こった地震からの距離だけでなく揺れ方も変わるのです。
震源地に近い巨大地震以外の地震なら耐震で十分ですが、建物への被害を最小限に抑えたいなら免震が有効だと考えられます。
しかし、同じ建物であっても資源地が遠くで直接の揺れは震度1以下なのに長周期地震動が到達した場合、免震が建物の被害を増加させたり、居住者を傷つけたりすることになる場合もありえます。
今の技術では、巨大地震から完璧に守ろうとするのは不可能です。
しかも、いくら金を使ったとしても、解明されていないので、なんとも出来ないのです。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>233
万能か万能でないかなんて何故に分かるのかが理解出来ない。人間である以上経験や知恵を振り絞っても作られているものに限界が有るかもしれないという言い方ならまだ理解出来るが、そこまで論破できる姿勢に理解に苦しむ。
>234
>人間である以上経験や知恵を振り絞っても作られているものに限界が有るかもしれない
意味は同じです。
世界の中でも特殊な日本語特有の湾曲させると言う不明瞭な文章を用いるか用いないかの違いだけです。
しかも、免震も制振も自ら適不適があり万能ではないと言うのは周知の事実です。
湾曲じゃなくて、婉曲でしょ。
免震マンションでコンクリが減らされていることは事実なんです。
さてと。
>国交省は消費者の安全を考えれば
>長周期地震動対策の基準を決め、義務化を早くすべきでは?
そうですね・・・
2000年の建築基準法改正において、超高層ビルに一定の範囲で長周期地震動を設計に反映させる告示が定められたものの、5秒以上の長周期において強い揺れを持つ波は基準として用いられておらず、国の長周期地震動対策の取り組みは不十分と言わざるを得ません。
中央防災会議の公表した近い将来予想される東海及び東南海巨大地震の被害想定においても、長周期地震動の被害は考慮されておらず、これらの巨大地震で必ず発生する強い長周期地震動が無視されています。
国は長周期地震動対策の必要性をしっかりと認知し、建築基準法等の法令の整備を早急に行い、東海・東南海・南海大地震に対して長周期地震動を加えた被害想定を公表すべきです。
223です。
225さん、ありがとうございます。
雑誌のこと御存知だったとは、さすがですね。私は建築素人ですが、常識的に考えてみても、細長い超高層の建物がゴムの上にのっているだけで安全だとはなかなか信じられません。確かに、横から力を加えても倒れない低い建物ならゴムの上にのっていても大丈夫なような気がします。
また教えてくださいね。
お友達(女性)が免震超高層マンションの購入を考えているのですが、何かアドバイスはありますか。
223です。224さんもありがとうございます。