>>345
この手の話は工法によって変わってくる。要はバランスが重要です。
防湿シートを使用しているメーカーや工法とタマホームを単純に比べても意味がありません。
>室内側からの湿気を防ぐ防湿シートがないのが気になります。
この件で重要な事は壁内から通気層に水蒸気が出て行くかですよ。
防湿シートを貼る事は施行がとてもめんどくさい事を知っていますか?実績があって、慣れた職人を持っていないところでお願いすると、十分機能を発揮できません。
だから、タマホーム以外でも実績や経験が少ないところに依頼する事は止めた方がいいですよ。
また、通気層があるなら、あまり意味はありませんが。
>防水透湿シートの内側には合板を使用しているので、
>本当に通気層へ湿気を逃がす事ができるのかとても不安です
>>298に9mmの構造用合板の透湿抵抗を書いています。
簡単に書くと、通気層と壁内の気圧差が約1.4%あれば、問題なく壁内の水蒸気は通気層に輩出されます。
通常、昼間に外壁は温められるので通気層の空気も暖められ、緩やかに空気は下から上へ空気の流れがあります。空気の流れが起こると通気層内の気圧が下がるので、壁内の水蒸気は排出されます。
イメージで構造用合板は水蒸気を通さないイメージがあるが、通気層があれば問題ないレベルですよ。
少し前までは、通気層の無い工法がほとんどでした。
だから、通気層が無い場合には外壁の下には防水のためにアスファルトフェルトなどの防水防湿シートが貼られていました。これは全く水や水蒸気を通さない物です。この場合に於いて構造用合板を使用した2×などの工法の場合、室内側の防湿処理をちゃんとしないと壁内結露が問題となりました。
防湿処理も色々な考え方や、方法があります。
どんな方法でもバランスさえ間違っていなければ、壁内結露を心配する必要はありませんよ。
逆に『構造用合板を使用すると結露し易い』ようなことを、工法を無視して言う人がいたら、その人は勉強不足です。もし、そのような人が住宅の営業なら、その人は信用できませんね。