最近の書き込みでモイスと構造用合板のことがよく話題になりますが、壁内結露に対する考え方の違いですよね。
透湿抵抗は9.5ミリのモイスが3.65、9ミリの構造用合板が10.3です。
これだけ比べたら、モイスは構造用合板の1/3しか抵抗が無いので壁内の湿気をよく排出するように感じます。
しかし、透湿抵抗の数値の意味は1m2当たり、1時間に1gの水分(湿気)を通すのに、いくらの気圧差(mmHg)が必要かということです。だから、一気圧は760なので、どちらも僅かな気圧差と言えます。
通気層に空気の流れがあるので、通常、構造用合板の外壁側は気圧が低くなっています。
だから、地域(高温多湿の地区)にもよりますが壁内結露に対してタマホームの工法ではモイスもダイライトも構造用合板でも差が出ません。
実績と強度から考えると構造用合板の方が良いと私は思いますね。