>>1808
>中古借地物件であれば借地期間内のローンしか組めません
間違いです。定借であればその通り。普通借地権ならその限りではない。転借地権では関係がない。
> 建物自身の価値が下がるのに土地を担保にとれない借地は銀行ではあまり貸したくない物件です。
ここは担保に取れるから銀行にとっては関係がありません。
> 買い手が20年しかローンを組めなければ月々の支払額が増え欲しくても買えない人が多くなり売りずらくなります
前提が間違ってるのでそうはならないです。
>そうするとリセールに不利となりやすいのです。
ここは住宅ローンに関しては不利になりません。ただ、リセールが(所有権と比べて)不利になるのは正しいです。
リセールってのは結局のところ(所有権かどうかに関わらず)買い手または借り手がどれだけつくかだけの話であり、(論理的、合理的な解釈以前の問題として)抵抗(=不安)がある人が大勢いるのはその通りで圧倒的に不利だと思います。これはFXや株がいまだ”危ない!怖い”というのを盲目的に信じてる方が未だたくさんいるのと同じ話ですね。いまだ現物大好きな日本人においては不利になれこそすれ有利になることはまずないと言えます。
>当然永住するならリセールなんて気にする必要はありません。
これは間違いですね。「永住」って言いますがそもそも「個人の意思だけで永住できれば苦労しない」ですね。
そもそも個人の意思など経年と状況次第で簡単に変わります。また自分の意思では永住したいとおもってても家族の意思、住環境の変化等の内的・外的要因によっておうおうにして人は考えが変わります。あとそもそも個人および家族が求める環境に対する要件は成長とともに変わっていくのが普通ですから(そのときそのときの要件に会ってないにも関わらず無理に)住み続ける必要性自体がないので普通は引っ越します。50年たって建て替えてるマンションがいくつかありますが住んでる人のほとんどは後から住んだ住民です。新築時に購入したいわゆる一期生がほとんどそのまま住み続けて建て替え論議をしてるのではないです。戸建では建て替え前提でしょうが、日本のマンションでは住み替えが前提(=脱出戦略必須)であって、普通はながーくかかる建て替え議論も視野にいれての永住者ってのは現実的にほとんどいないと思います。(気持ち的に、ほとんどの人は新築マンションを買うときに「永住目的」だとおもいますが、それと実際そうなるかは完全に別の話で普通は合理的見地から住み替えます)。
で、あと3%の承諾料が云々とかいってますが、仮に7000万で買ったものを同じ金額で打ったとしてたかだか200万の話。
不動産取得税、購入時の価格の按分+その按分から生まれた住宅ローン費用の按分を考えれば大した話じゃないかなと思います。
まぁ、いずれにしても日本において借地権ってポピュラーじゃないことは事実ベースとしてそうだしそこが織込めない人は疑心暗鬼が増大するだけなので選択肢から除外した方が早いかなって思いますよ。賃貸vs分譲とほとんど同じ話ですから結論なんてでません。すべては「結果論」にすぎないので。