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12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
>>290さんへ
IかJタイプで間口6.4mでは、スラブの大梁内法距離もその程度と判断され、
建築学会RC規準の算定式で求まる値ぎりぎりというか、本当は220mm程度は
確保すべき部分ですね。超高層タワーマンションでは、この場合ボイドなしの
トラス筋内蔵のPC板で床が構成されるので、その合成床板(現場コンクリートと
工場打設のコンクリート板が現場で一体化されるのでこう呼びます)独自の
算定式となっている可能性も高いですが。
これで地震時にスラブが抜け落ちることは全くないと判断されますが、
長期たわみの進行は大きなものになります。このたわみは上下階で同じように進行すれ
ば特に問題は生じないだろうと推測されますのでご安心ください。
ただし、20-25Fの住戸プランでは戸境壁の乾式二重壁を部分的にスラブ中央に配置
しているケースがあり、経年のスラブ長期たわみで、スラブの中央ほど大きくたわむ
(スパン/250で長期たわみを設計することが多いので、この場合6400/250=25mm
近くのたわみが可能性としての最大値です)ので、乾式ボードの上下隙間が追随できず
に、シールが切れて戸境間の遮音性が劣化する危険性が増してきます。(長期修繕時に
手直しすればよいのでしょうが。また290さんの想定住戸は影響ない部分です)
一般的な推測ですが、施工するゼネコンが構造設計の手伝いをしながら、デベの要求
する施工単価を実現させていくことがよくあり、当ゼネコンはスラブ厚さを極限まで
薄くして、建物重量を最小化することで、構造体コストのミニマム化を図ったと思われ
ます。推測される階高は3100mm前後でしょうか。その余裕の中での、スラブ厚さ
200mmは先のSI仕様でないことと共に残念な部分です。
しかし、山手線駅からの徒歩圏内で割安感のあることも事実ですから、長期的な修繕
時の対応性に課題が残っていることなどが、目くじらたてることの程でもないと判断し、
案件そのものを気に入れば、特に問題ないプロジェクトなのでしょう。
>>290 ゼネコンボーイ様
度々にわたる細かい解説本当にありがとうございます。「大梁内法距離」が少々解らないのですが
漠然とで良いので解説頂けますか。(ネットで調べても今一理解ができませんでした。)
またGB様のこのマンションに対する評価(構造面)は10段階で表すとどの位になりますか?
度重なる質問申し訳ございません。私としては今までの意見を参考に当物件を前向きに検討しようと
思っております。
290さんへ
大梁間内法寸法と記載すべきでしたが、スラブが大梁で支えれているときの
大梁の側面から他方の大梁の側面までの距離です。これをスラブスパンと呼びます。
通常この寸法でスラブ設計を行いますが、人によっては大梁のセンター間をスパンに
することもあり、こちらの方が安全側の設計になります。
構造面評価では、全体のフレーム架構がよく分からないのですが、7点ぐらいですかね。
とにかく経済性重視の設計のようですが、当然平均的な評価では及第点だと思います。
新進のデベですが、財務信用度は抜群と思われますので、前向きにご検討ください。
>>290 ゼネコンボーイ様
本当に数々のアドバイスと知識の啓蒙ありがとうございました。当物件に関しては今後も検討物件筆頭に
入れて考えていきます。これからもGBさんのありがたいスレを期待しています。
ありがとうございました。
追伸:首都圏の城北地区でGB様お勧め物件がございましたらHPアドレス等を載せて頂きたいのですが
(GB様の所属会社の手掛かりになっちゃうかな?)
初めて投稿します。
ボイドスラブの物件を検討しています。
「カイザーボイド」らしいのですが,他の中空スラブと較べてどうなのでしょうか?
ゼネコンボーイさんお願いします。
WRPC工法ってご存知ですか?
耐震強度は他と比べてどうなんでしょうか?
教えてください。おねがいします。
>>304 290さんへ どのマンションがよいかの調査は時間的にできませんで
ご容赦ください。
>>305の方へ カイザーボイドは、ボイドの平面サイズが400×1200の矩形ボイドを
使用するものです。現在、このタイプはタワーマンションを中心として、間口が6.5mを
超える際に多用されています。競合品としては、オムニアボイドスラブ、フジモリ
ボイドスラブ、KHスーパーボイドスラブがありますが、どれも似たようなもので
差別化できておらず、誰が製造してもよいものですが、(財)日本建築センターの評定品
ということで、数社で独占販売を続けています。
(20年以上前からの工法だから、いいかげん誰が製造しても問題ないもののはず)
タワーマンションで競合するのは、スパンクリートですが、スパンが9mを境として、
経済的にスパンクリートが有利になるようです。
遮音上は、矩形ボイドの場合は、遮音タイプを使用することが大切で、そうでないと、
間仕切りがボイド上部に来たときに、インターフォンの呼び出し音や扉の開閉音が下階
に響くようになります。(ボイド上部の薄板部分が共振する)
また、スパンクリートは中央がむくっているので、現場で上部をコンクリート打設
した後の合成床板ではスラブ中央の厚みが薄くなるきらいがあります。(その分、中央
部分の遮音性は落ちる)PC鋼線のおかげで薄い板厚さでスパンを飛ばせ、軽量化できる
ので使用されますが、その分振動はしやすいものかも知れません。
中空部に水がたまらないためには、矩形ボイドでは無垢タイプを使用することが予防
となり、スパンクリートでは、施工時に孔部分にしっかりと止水処理があることが肝要と
なります。(この止水処理が不十分で、コンクリート打設時に孔内に水がたまる事例がある
そうです)
いずれにせよ、間口が広く内部に小梁のない住戸の普及は、優良なマンションストック
の構築からも望ましいことであり、305さんの選択は望ましいと思います。
>>306の方へ
一般に壁式の耐震性は優れているといわれます。
地震時の水平力に対しての変形が微少であり、耐力に優れている場合が多いからです。
戸建てでも、在来軸組工法に比較して、2×4の壁式の方が遙かに大震災に耐えたのが
実証されてきました。GBの同僚である構造設計担当者ももわざわざ壁式のマンション
を探して、購入しました。
壁式のプレキャスト造は、一時期昔の住宅公団の旗振りもあり、工業化工法として
推進されましたが、コスト上の課題で、在来工法に取って変わるまでにはなりませんで
したが、三井プレコンなどこだわる会社が続けているものです。
検討して損はない物件だと推測されます。
305です。
ゼネコンボーイ様,詳しく説明くださりありがとうございました。
カイザーボイドスラブが20年以上前から実績あり,一般的な工法とのことで安心しました。
検討中のものが遮音タイプかどうかを売主に確認してみようと思います。
販売センターで閲覧することのできる設計図で確認できるものでしょうか?
間仕切りとの位置関係くらいは分かるかもしれませんが・・・
ありがとうございました。
また,相談させてください。
305です。もう一つご教示ください。
カイザーボイドスラブの物件でリビング等は床厚360㍉です。(間口は約9,300㍉)
配管を通すためだと思いますが,洗面室・浴室等は180㍉です。気になる点が2点あります。
・洗面室床下に根太材?を置いてその上に合板が張られるのだと思いますが,
いわゆる太鼓現象が生じやすいと思いますが,それを防ぐための方法があるでしょうか?
・ユニットバスの洗い場の中心にはシャワー音の伝搬を防ぐためゴムで防振していると聞きましたが,
それ以外は金属脚がスラブに直接置かれるようです。
浴室は寝室に隣接する間取り(専用部の中心に浴室がレイアウトされているため)であり,深夜の
入浴により騒音が生じるのではと思います。
よろしくお願いします。
>>308
返信ありがとうございます。安心しました。
用心深いので耐震強度は?って質問したら
1.0らしいです。計算方式が合わなくて
実際は数字以上あるとの事でした。ニュースステーション
でやってましたがソフトによって誤差があるみたいですから
1.0っていわれてもどうなんだろうって思ってしまいます。
ゼネコンボーイさんどう思われますか?お願いします。
>>310. 305ボイドスラブさんへ
ボイドスラブ厚さが360mmとは、すごい厚さですね。床仕上げは直床ですね。
洗面室は配管のために、180mm程度の二重床仕上げとすることで、
床レベルを全フロア同一にしています。よって、いわゆるLDに使用するのと同じ
ゴム付き支柱で、パーティクルボードを支え、その上部にコンパネか通常合板を捨て貼り
して、クッションフロアなどの仕上げを行っています。(最近は、フローリングを回す
ことも多い)この二重床は、壁取り合い部分を透かすことで、太鼓現象を緩和させます。
洗面の場合は化粧台で隠れる部分や洗濯機パンの後ろ部分などの目立たない部分で、
十分に空気抜きさいた施工をすることが大切になります。
ユニットバスの質問は新鮮ですね。ユニットバスは音が出やすい部位で、今は
この水回り段差部分のスラブ厚さも200mmとる例が多くなりました。下階への衝撃音
伝搬を防止するために徹底的に防振化を図ることもあるようですが、その場合出入り口
との取り合いが難しくなるとか、浴槽の水による変位や人の振動に耐えうる配管類の
遊びも必要になってるので、通常は305さんのような仕様です。自分の寝室との仕切り
はPB2枚ずつの両面張り仕様の間仕切り壁となっていれば、まず及第点ですが、
不安ならばさらに内部にGWを充填してもらいましょう。
ゼネコンボーイさん初めまして。
ひとつ質問をさせていただけないでしょうか。
現在検討中のマンションの戸境壁が二重壁です。
コンクリート260mm+軽鉄+9.5mmプラスターボード+クロス
あまり見たことのない二重壁なのですが、
防音性能等、いかがなものなのでしょうか。
http://www.nomu.com/new/vc-yoyogi/equipment/index.html
の下のほうに、概念図があります。
お忙しいのにぶしつけな質問で申し訳ないのですが、
お分かりになる範囲でお教えいただけないでしょうか。
>>313.次郎さんへ
これは特に問題ありません。
このような戸境壁は正確には、ふかし壁付きのRC戸境壁と呼びます。
20年前にスーパーゼネコンで立証されているといって、「一流建築家」がいまだに、
マンション選定マニュアル本でクロス直貼りの方がふかし壁より優れると喧伝して
いますが、ボードとRC壁の間に55mm以上の中空層を設定する場合、
全く問題ないどころか、250Hz帯域以上では5dB以上遮音性がよくなります。
これは人の会話等は、より聞こえなくなるというものです。
特にこのようにRC壁自体が透過損失係数でRr55の等級を持っているので、200mm
戸境壁のクロス直貼りよりははるかによい性能です。(平面詳細をみると、ふかし壁と
しているのは居間や洋間の部分だけのようですが)
もともと立地の良さ(土地代が高い)、敷地面積の制約と設定価格のかねあいで、
1フロア3戸の計画とし、専有面積が少ないプランなのに、どうしてこの界壁だけ、
有効面積を減らしてまで高級遮音性を確保するのかの疑問が生じますが、タイプAと
タイプCの間の戸境壁が耐震壁としては、玄関開口とバルコニー仕切開口を持つものと
なっており、耐震壁そのものの必要厚さが200mmを超えたので、Rr55等級となる
260mm厚さにしたのかも知れません。(床の方は、天井厚さも50mmとかGBも
どう納めるのか知りたいような薄さになっており、その分遮音性はやや犠牲にされ、
階高はかなり圧縮させている印象を受けます。)
詳しくお教えいただき、感謝&感激です。
二重天井&二重床ということで安心しておりましたが、
そうですね、たしかに階高を圧縮させていますね。
こちらも貴重なご助言、ありがとうございました。
ゼネコンボーイ様に質問です。
マンション購入を考えています。
スラブ厚とか数字が色々ホームページに載っているのですが、
基準が良く分からないので良いのか悪いのか、どう判断したらいいのか分かりません。
こんどモデルルームに行って質問したいのですが・・・
http://purelife.sanpre.co.jp/shinden/quiality/index.html
↑に詳細が載っているのですが、もしよろしければ良いところ・悪いところ等
ゼネコンボーイさんの意見を踏まえて答えて頂けたら嬉しいです。
どうか宜しくお願いします。
>手付金等の保全措置手付金は5%以下につき保全措置は講じない
のこ会社大丈夫?
ゼネコンボーイさん
検討中のマンションについおて、高価格の割にはスペックが悪い、との意見があり迷っています。
著名デザイナーを使用し、大理石な度使っているのですが、換気システムが熱交換でなく換気口があいているだけとか、
サイレントシンクでは無い、とかエアコンがカセット出ない、とか言うことですが、購入者としてはこれらを、どの程度
重視したら良いのか、デベロッパーの姿勢に問題があるということなのか、どのように考えたら良いのか困っています。
専門家の立場からのご意見(一般論で結構ですので)をいただければ大変有難いです。
>>316の方へ (ひょっとして306の方ですか?)
三立プレコンは、自社のプレキャスト工場を回転させるため、デベ事業を始めたよう
ですが、コンセプトはしっかりしているようですね。ただ、このHPにある9階WRPCは、
かなり耐震壁付きラーメン構造に近いというか、桁行き方向は、壁というよりは、
かなり柱に近いディメンションで、柱幅と梁幅が同一になっているだけのような。よって、
通常の耐震壁付きラーメンより同じ1.0でより強いかどうかGBはよく分かりません。
また、なぜ柱型を部屋内に出すようにしているのか、よく理解できない部分ではあります。
しかし、280厚さの矩形ボイド合成床板を使用し、フローリングの下地には、今は主流で
はない発泡スチロールブロックによるものです。確か床厚さが薄い場合に、軽量衝撃音の
250Hz当たりに弱点があったような気がしますが、今回の件ではそれほど薄くないだし、
重量衝撃音では、通常の乾式二重床(素面より−5dB程度悪くなる)に比較して、
ほとんど劣化させない使用なので、よいですね。しかし、HPの表現は何か、建築学会
規準と品確法の対策等級の表示が混乱しているようですね。(たぶん、重量が対策等級4で、
軽量は対策等級3のはず。LL45の1級表示は、性能試験から類推した現場推定値の一つで
あり、公的なものではないでしょう。軽量の対策等級3はLL55の達成を指標にしている
ものですから。同様に、重量の対策等級4はLH55の達成を指標にしています。
(過去事例での実測データをみせてもらいましょう)
最後に、戸境壁のしくみがGBもよく分かりません。戸境壁もPC工場製品とすると、
片側はPBを完全密着で貼るのでしょうか?他方の空気層はどのように形成している
のか、独立間柱で形成しているのか?遮音性能のデータはあるのか。MRで聞いてもら
えると有り難いですね。
過去のマンション事例を見ても、屋上は屋根付きを標準とするなど、良質な
マンションを提供していきたいという姿勢が伺えるように思います。
>>318の方へ
>熱交換型の換気システムについて
特に意識する必要ないでしょう。熱交換型は確かに、省エネにアピールする部分も
大きいですが、排気ガスと吸気ガスのショートサーキットはよく指摘されるところですし、
全熱型(顕熱=空気温度と潜熱=湿度が内在している熱エネルギーの両方を交換させよう
とするもの)では、湿気に内在する臭いやNOXなどの分離が現状できないようなので、
やめた方がよいものです。導入するとしても顕熱型ですが、先の短絡の問題も外部の気流
がないような時は問題だし、空調負荷の電気代の差異も、高級マンションを購入する人が
気にする範囲のものではないでしょう。
参考:http://www.ads-network.co.jp/ziten/S01-kanki/S01-03.htm
「住宅設備・家電」が危ない 足立博 2004.12 ㈱エクスナレッジ
も大変勉強になります。
>シンクの防音処理
これも無いよりは有った方がよい程度のもので、マンション選択の規準になるような
ことでないでしょう。だいたい、食器洗いのときは食器を重ねる音が生じるし。
>エアコンが天井カセット式
そうなっていれば、確かに豪華な感じもしますが、実際には、意匠的に壁部分に付ける
部分がなくなって、ビルトインしている事例も多々あります。居間にある天井カセット型
は単に室内機を天井部分に持ってきたものですが、その分階高がないとうまく設置できま
せんが、室外機が個々に必要です。マルチ仕様にしても2つの室内機しかまかなえません。
その点、マンション用の全館空調システムが導入されている方が、初期コストは生じます
が、全部屋の空調用室外機が一つになり、その分バルコニーが有効に使えて、より高級な
仕様といえるでしょう。しかし、壁型のよい点は、戸建てを含めて大きく普及している
ので、コストパーフォーマンスがよく、買い換え時の作業も容易なことです。よって
天カセかどうかも特に購入時の選定基準にすべきことではないでしょう。
詳しく説明していただきありがとうございます。
指摘して頂いた所は担当者に聞いてみたいと思います。
外観重視より屋根があった方が今後色々といいらしとの事。
建物のこだわりもそうですが、それ以前の段階で住人の事を
きちんと考えられて作られてる・・・そんなデベなら安心できますね。
嫁さんが自転車なので買い物も便利な場所ですから、前向きに検討します。
ゼネコンボーイさんのおかげで一歩前に進めました。
詳しく説明して頂き本当に有難うございました。
今後もチョコチョコ覗かせて頂きます。
ゼネコンボーイ様
いつも楽しく拝見させていただいております。
さて現在契約しているマンションの耐震性について営業に質問してみました。
その結果、最低1.15で階によってバラつきがあるといわれました。
最高は1.4の場所もありました。
そこで質問なのですが、この1.15というのは十分な耐震性なのでしょうか。
またこのマンションは住宅性能評価制度を利用しており、耐震性は1という評価
でした。この1という数値は十分な値なのでしょうか。営業は中低層のマンション
では、免震装置なので備えていないため、1で問題ないと言っていました。
これは専門家の目から見て、本当だと思われますか?
すみませんが教えてください。
322さんに便乗して、耐震強度についての質問です。
限界耐力計算法と許容応力等計算法では、
数値にどのくらいの差が出てしまう可能性があるのでしょうか?
購入予定のマンションが構造計算を再計算した結果
限界耐力計算で耐震強度1.5という数値になった、と聞きました。
ですが、限界耐力と許容応力等では
限界耐力のほうが数値が甘く出る、という話も耳にします。
札幌在住のため、かなり不安になっています。
ネットで自分なりに調べたのですが、どうにも解りませんでした。
もしよろしければ参考までにお教えください。
宜しくお願いします。
新築マンションに入居して約三週間になりますが壁のクロスの継ぎ目が目立ってきたり隅のほうの亀裂ができ
ていたりします。大丈夫なもんですか?
318です。
丁寧に御説明いただき有難うございました。
おかげさまで、不安が解消しもやもやとした迷いが吹っ切れました。
これで、購入に向けて一歩前に進めることができます。
誰に相談したら良いものか分からず、悩んでいましたので、本当に助かりました。
素人の質問ですみませんが、ご教授願います。
■内覧会の時、乾式壁(戸境壁)の遮音性能を確認する方法を教えていただけませんか。
乾式壁が、両隣の住戸との間に「隙間無く、びっちり」取り付けられているか、
どうすれば確かめられるでしょうか。有効な方法や必要なツールがあればご指示ください。
※事前に売主の立会いを要求しようと思います。
マンションは既出の http://www.mmtowers40.jp/ です。
>>322.の方へ
以前に言明しているように、現役の構造設計者ではないので、即答できなくて済みません。
構造設計に関する質問は、次の分を含めて、詳しい現役の方が、代返していただくと
非常に助かるのですが・・・・。
分かる範囲でお答えすると、
ほとんどのマンションが1.0に限りなく近くして、躯体コストを落とすなかで、
最低1.15は、非常に構造設計者の良心を感じる数値です。
また、大半のマンションは等級1なので、平均以上という意味では十分な耐震強度です。
ただし、震度5強でも、軽微な損傷ですむ。震度6強でも建物の崩壊はなく、
人命は安全であるというのが、この耐震強度1の思想です。しかし、確率的な
問題もあるので、100%そうなるという保証はないので、建築基準法でも、
耐えれる震度を具体的に明記すること避けています。
これが、等級2(=耐震強度1.25以上)、等級3(=耐震強度1.5以上)となると、
どの程度の安全性がアップするかというと、これまた非常に複雑な状況になるようです。
GBは現状、具体的な表現(例えば、等級3ならば阪神大震災の震度7が来ても、
99%崩壊しないとか)でのこの違いを説明する素養を持っていません。
>>323.の方へ
限界耐力計算は2000年の基準法改正時に、それまでの仕様規定(仕様を守れば、
建築OKの判断をとるもの)から、要求される性能を満たす性能規定という世界標準へ
の大きな流れの中で、出てきた計算手法であり、これは損傷限界耐力という、その建物が
使用期間中に1回以上遭遇する可能性の高い地震に対しては、建物地上部分が損傷しない
ことを確認し、きわめて稀に発生する地震に対しては倒壊、崩壊することがないように、
安全限界耐力計算を行うものです。当然地域によって違ってきますが、ざっくりと「1回
以上」が震度5強に対応し、「きわめて稀」は震度6強に対応すると思ってだいたいあって
るそうです。この「」内の表現が建築基準法で記載されているものであり、今の耐震設計
の基本姿勢でもあるものです。
これ以降の話しは、もっと情報収集してからご紹介するようにします。
>>324.の方へ
昔のクロスはそのようなことなかったと思いますが、近年のホルムアルデヒドの規制で
のりがでんぷん主体のものに代わり、接着性が弱くなったからなのでしょうか。
機会をみて、業者にその辺の事情を聞いてみます。
「今のクロスはそんなもの」で済ませる問題でもないので、入居後の初回定期点検
(引き渡し後2から3ヶ月後が多い)に、しっかり対処してもらいましょう。
>>326.MMTFさん
よい物件をご購入ですね。残念ながら、
>乾式壁が、両隣の住戸との間に「隙間無く、びっちり」取り付けられているか、
は非常に難題ですね。一般に躯体精度の誤差は水平レベルは端から端まで10mm前後の
起伏は自然に生じるので、乾式ボードの遮音材の上下端は隙間が生じるのが通常の納ま
りであり、そこが遮音性上の弱点にならないように、遮音材を入れてシールしたり、
専用のフェルトをかましてパテ材を埋めたりしている訳です。この辺がしっかり施工
されているかどうかは、施工者を信用するしかない部分です。
一般に乾式二重壁工法はそれぞれ実験室での遮音性能(透過損失値TLD値)をもって
いますが、実際の住戸間の遮音性は、外壁部分からの回り込む騒音にも影響を受けます。
(これを側路伝搬と呼びます)よって、隣戸の音がするときに、それが乾式二重壁の施工
不良部分や隙間を通過しているのか、側路伝搬なのか非常に不明確なものでもあります。
現状のマンションでは、隣戸間の騒音苦情はごく少ない状況にあり、
また当現場の意気込みからして、心配するような状況はないと想像されますが。
(公的機関に隣戸間の空気伝搬音の透過損失値を測定依頼できますが、1回の測定で30万
円はかかるみたいです。これを自己負担しますからと言えば、引き渡し前に測定を実施し
てくれるかも知れませんが、両隣がある場合は、その1.5倍の費用でしょう)
326MMTFです。ご回答ありがとうございました。
GBさんのおっしゃる通り、現場を信頼してみます。
はじめまして。
排水管の事で色々調べていたら、このスレに辿り着きました。
GBさん、ぜひご教授お願い致します。
*排水管の材質が『耐火被覆塩ビ管』です。
遮音性は、遮音ゴムシートやGWを巻いても、気休め程度で
夜中などに排水音がかなり聞こえる。耐久性についても、高圧洗浄に
絶えられない。避けたほうがよい材質である。
と何かの本で読みました。本当でしょうか。
現在、築30年の団地に住んでいて、排水音も上階の音もかなり
ひどく聞こえます。
いまの住まいと比べたら全てが“雲泥の差”と思っていましたが、
いろんなスレを見ているうちに、不安になってきました。
宜しくお願い致します
>>332の方へ
またまた、碓井氏=一流建築家のコメントに惑わされた訳ですね。
(個人的な狭い経験で、多くの人々に影響を与えているという責任と
自覚のない人ですね)
次のスレをご参照ください。
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/16332/
ここにあるように、BCSのまとめた冊子
http://www.bcs.or.jp/asp/ano/book.asp?view=40&book_name=&iinka...
530 2004.04 設備工事情報シート
の終わりに、耐火被覆塩ビ管=耐火二層管
は、遮音性がよい方であるとの見解が載っています。
一般的に、今の分譲マンションは、排水管の防振支持及び
PS部の間仕切り壁の遮音性仕様に気を遣っており、
332さんの心配もまず不要です。
332です。
GBさん、早々のご返信とご丁寧なお答え、本当にありがとうございます。
友人が貸してくれた本(雑誌?)を読んだのですが、
確認したら碓井氏のものでした。(ショックです。購入の際参考にしたので)
GBさんが貼り付けてくださったURLも見ました。安心しました。
スレは探したのですが、気が付きませんでした。スミマセン。
購入前にこの“GBさんなんでも質問スレ”を知っていたら、とチョッと
残念に思っています。
ど素人ながら、精一杯調べたつもりでも、契約後、気持ちが落着くと細かい所に
色々疑問や不安が出てきました。納得して契約したのですが。(苦笑)
ちなみにデベはジョイントコーポレーションです。
来年3月入居迄、また、GBさんにお世話になる事が多々あるかもしれませんが、
宜しくお願い致します。
324です。早速のお返事ありがとうございました。少しほっとしました。
2年程前に友人が購入したマンションも後からクロスの継ぎ目が目立ってきたよ
と聞いていたのですが家はちょっと早すぎ?と思って不安になっていました。
先日ゼネコンの水周りの点検の際関係なかったのですがちょっと見てもらったら
一冬越した位で補修した方がいいので半年点検の際に指摘して下さい。と
言われました。やはり・・・のり?でしょうか?少し様子見してみます。
ありがとうございました。
ゼネコンボーイ 様
いつもこちらの内容を参考にさせていただき
常日頃からGB様の回答に感銘を致しています。
今回、物件購入に伴い何点か質問させて頂きたいと思います。
当方、素人の為、質問の主旨が分かり難いかも知れませんが
宜しく御願い申し上げます。
まずは物件の大まかな概要を記述します。
・構造規模 鉄筋コンクリート造地上7階建て
・総戸数 250戸位
・敷地面積 10,000m2位
・売主 N不動産(未上場・証券系関連会社)
・施工会社 マンション建築ではTOPクラスの会社
Ⅰ 【戸境壁の仕上げ】について
外側から以下のような構造ですが標準仕様でしょうか?
石膏ボードの厚みが薄い気がします。
・タイル貼り
・ダブル配筋コンクリート180mm
・断熱材20mm
・下地
・プラスターボード9.5mm
・ビニールクロス貼り
Ⅱ 【住戸上下間床スラブ厚(直床・二重天井)】について
耐久設計基準強度30N/mm2以上の100年コンクリートと謳われて
おり、カタログ上は、厚み200mmとなっております。
LL40等級フローリング仕様になっていますがLHについては
記載がありません。遮音性及び必要最低限の構造的強度に
問題は無いでしょうか?
検討住戸のスパン等は以下の通りです。
・奥行 12000mm
・間口 6300mm
・最大天井高 2550mm
(階高は手元資料では不明です)
Ⅲ 【水廻りが隣接する場合の間仕切壁】について
以下カタログの引用です。
『居室と水廻りが隣接する場合の間仕切壁は、
壁の片面のプラスターボードを天井スラブまで二重に貼りました。
これによって、天井内からの音の伝わりにも配慮しています。
また、洋室とその他の居室が隣接する場合は、壁の両面の
プラスターボードを二重貼りにしています。』
と有りますが石膏ボード厚みに記載が有りません。
規格として9.5mm以下のものはあるのでしょうか?
また9.5mmのモノを2重貼りは標準でしょうか?
Ⅳ 【さや管ヘッダー方式】について
以下カタログの引用です。
『給水・給湯管には熱に強く、錆や腐食の心配がなく
耐久性に優れたポリブテン管を採用。』
と有りますが、《ポリブテン管》とは良いものなのでしょうか?
また、通常さや管自体は洗面室の床下付近に有るものなのでしょうか?
Ⅴ 【1階床下点検スペース】について
以下カタログの引用です。
『共用配管などの保守点検時に基本的に住戸内に入ることなく、
点検やパーツ交換ができるように、
床下点検スペースを設けています。』
と有りますが最近では当たり前なのでしょうか?
Ⅵ 【杭打ち】について
以下カタログの引用です。
『支持地盤は地表面から約39m。
拡底アースドリル工法により、
杭を122本打ち込んでいます。
(一部の杭はアースドリル工法)』
場所打ちのアースドリル工法は、他の
杭打ち工法に比べ優れているのでしょうか?
>>336.wakkuさんへ
1.について
まず、この部分は外壁と呼び、戸境壁は隣戸との間にある壁で、このマンションでは180mmとしているようですね。GL工法にしない分、優れています。ただ、どのような下地を使い、断熱層からしっかり離れているかどうか、GBもよく知りたい部分ですね。
2.について
70G1タイプですか。直床なので、二重床による重量衝撃音の劣化がないのですが、逆梁形式なので、たぶんLH55のレベルだと推測されます。重量衝撃音は低音であるので、上で子供が暴れない限り、たまにあっても余り気にならないものです。それよりは物の落下音や椅子の音などの軽量衝撃音の方が大切だと言えます。その点、本案件は直床であり、なおかつ外壁にGL工法を使用していないので、LLの測定値としてはカタログ値通りになる可能性も高く非常に優れています。(二重床では、際根太が在来方式の場合はLL50〜55程度、防振際根太採用でもLL50程度となり、ほとんどLL45の実測値が得られません)ただ、柔らかいのでその歩行感に慣れる必要がありますが、そのうちこんなものかと思うようになります。JFEでは直床を多用しますが、野村では二重床が多いので、今回は高さ制限もあり、天井高を2550取る方を優先したのでしょう。想定される階高は、
200+12.5+12.5+2550+85=2860でしょう。
3.について
二重張りにも様々なランクがあり、9.5mm2枚の場合も、外側に硬質せっこうボードを使用すると遮音性がさらに上がります。これは通常の石膏ボードの2倍の比重を持っているものです。遮音性の判断には、二重張りの厚みではなくて、二枚のボードの合計面密度で判断します。(MRで質問してください)
http://www.gypsumboard-a.or.jp/product2.shtml
また、特殊なものを除いて、ボードの厚さは9.5mmから始まります。
(以降は、後日に返答します)
336ことwakkuです。
ゼネコンボーイ様、早々のご回答及び的確丁寧な内容に
感謝いたします。有難うございます。
物件HPも、さすがにおわかりのようですが以下のものになります。
1の質問の、下地と断熱層の距離等はこれでわかるでしょうか?
http://www.nomura-re.co.jp/sumai/mansion/g260/structure/index.html
3の石膏ボードの件は、後日構造説明会が開催されますので
その際に確認してみようかと思います。
4〜6についての回答もお待ちしております。
お手数をおかけ致しますが何卒宜しく御願いいたします。
GB様
マンションの最上階の屋根部分の工法で、
BUF工法という記載が、MRの「構造図」にあったのですが、
これはどんな工法でしょうか?
はじめまして、GB様。
来年三月にできるユ○デ○オコーポレイションの販売するマンションに入居を予定している者なのですが、周辺のモデルルームの販売担当の方にあそこは経営自体が危なくなっているから止めたほうがいいと言われ不安になってます。自分の所を購入してもらいたいがための作戦なのかな・・・とも考えたりするのですが、買った後倒産したらアフターサービスなんかもなくなるんですよね・・・。なんか、業界のうわさとかってあるんでしょうか・・・。どうやったらわかるんですかね・・・。
それは、GBさんに聞く質問じゃないんじゃない?
株屋とか投資家でしょ?
Yahooファイナンスとかみたら?
GBさん、去ってしまったの?
ゼネコンボーイさま
新築のマンションに引越してきて一ヶ月ほどになります。
マンションが入居開始からは二ヶ月程になると思うのですが、
昨日キッチンのレンジ周りの壁材が普通の壁(クロス張り)より
浮き上がって、その間が一センチほども開いているのに気が付きました。
こんなに短期間でここまで浮き上がってくるなんてショックです・・・。
8月末から9月頭頃に半年点検があるのですが、それまで我慢しなければならないのでしょうか・・・。
浮き上がった壁の一部がすでにレンジフードに接触しているので、
あと4ヶ月程の間このままにしておいていいのか心配です。
ゼネコンボーイ様
9月末に建つマンションの契約したのですが、検査機関がERIです。
契約会の時、売り主は「他の検査機関で再検査してもらおうと思っています」と言ってましたが、
今年1月半ば頃、またERIで再検査していました。
他で再検査するように、売り主に言うべきでしょうか?
買い主が言って、検査機関を変えてもらうことはできるものなのでしょうか? どうぞよろしくお願いします。
あげます
ゼネコンボーイ様
入居一週間でユニットバスの壁をぶち割ってしましました。
床に腰掛けようと屈んだ際、壁に背中が当たってしまいバキッ!っと…
結構あっけなくエ?って感じで…
すぐに修理をしなければなりませんがユニットというだけに浴室全取替えで
100万円以上とか掛かってしまうものなのでしょうか?
それとも割れている壁のパネル一枚を交換で済むものでしょうか?
因みに破損箇所はW100H200位のパネルで構成されています。
運良くパネル交換で済んでも修理代は結構してしまうものでしょうね?
GB様の専門外かもしれませんが他に頼る術もなく書き込ませていただきました。
忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
346さん、壁が背中で割れてしまったとのことですが、お体は大丈夫でしたか?
お気遣い有難うございます。体は全く大丈夫でした。
自分的には少し強めによしかかった程度の感覚でしたので…
今はお見積が如何程かのほうが悩ましい状況です。
みなさま。
また、しばらくあけてしまって済みません。
年度末と年度始めは忙しくて。
>>339.の方へ よく分かりません。
>>340.の方へ
当該デベさんのことは全く知りません。実績のないところや、新興のデベ案件を購入するリスクは各購入者が負ってください。また、デベが継承されずに消滅した際も、施工したゼネコンを相手に損害賠償を起こすことは可能だと聞いていますが、よほどの瑕疵の場合だけで、小さいものは救われないでしょう。また、デベ以上にゼネコン側の消滅も中小では激しいものがあります。
>>343.の方へ
一般に、扉の不具合や、設備機器の不具合以外で、生活上支障のないものは定期点検でとなりますが、あまりに大きなほころびは早急に直してもらうように、デベに掛け合いましょう。気になって仕方ないものは、その分精神衛生上よくないことですから。
>>346.の方へ
一般に、浴室パネルは、以前はFRPの圧縮成型のものが使用されていました。今の流行は詳しくないのですが、基本的のその部分だけの取り替えで済むはずです。ただし、製造ロットの違いで、色合いは微妙に違ってくる可能性があります。もともと内側から組み立てる商品なので、部分撤去もさほど難しくないはずです。こんなに簡単に壊れるのはおかしいと言って、安く交換してもらいましょう。
戸建てとマンションでよくユニットバスの単価が比較されますが、戸建ては一品生産となるので、高くなります。マンションは100戸単位で製造を流すので、割安になる訳です。その意味で、壊したタイプが売れている商品だと取り替えパネルも安く、そうでないとやや高いものになる可能性があります。取り替え作業は2時間あれば終わるのではないでしょうか。
346です。GB様。
忙しい中、とても丁寧なご回答有難うございます。
これからもお体を大切にがんばって下さい。
343です。ゼネコンボーイさま。
お忙しい中、ご回答頂き感謝します。
デベに連絡とってみましたところ担当者が見に来てくれることになり、
少し気持が楽になりました・・・。
ゼネコンボーイ様 344です。
お忙しい中、大変申し訳ありません。
今回、ご回答頂けなかったのですが、スレ違いだったでしょうか?
>>344の方へ
すみません。よくみていませんでした。
一般に、別の審査機関に出し直すというのは、その時点から別の機関に切り替える
ということになります。よってまた審査に少なくとも3週間以上はかかることになります。
購入されるマンションが品確法の「建設性能評価」を取得予定で、これを同一のERIが検査機関になっていると、検査のタイミングもあり、容易に変更できなくなります。
別の審査期間に切り替える方が、別の機関に検証してもらうより安く済むのですが、工程的にそうできない状況もあったりする訳です。よって、以下の選択肢になります。
・再検査したという書類をもらい。デベ・ERIを信頼する。
・当初の話しと違うので、別途検査機関以外の第三者の検証をお願いする。
マンションの規模によって違いますが、確認費用は数十万円であるのに対して、
構造設計内容の検証を第三者に出すと、数百万円の費用が生じます。
ゼネコンボーイ様
教えてください。
アンボンドスラブ工法(PC鋼材がスラブ内に入っているそうです)
を用いたマンションというのは、
結構メジャーなのでしょうか?
小梁が出にくい工法のようですが、
通常のモノに比べ強度等は劣るのでしょうか?
ご教示願います。
ゼネコンボーイ様
344です。
詳しくご回答頂き、ありがとうございました!
先日、売り主に「検査機関がERIですが、他の検査機関で再検査はしないのでしょうか?」と聞いたところ、
「建築確認申請については日本ERI株式会社で取得しておりますが、
平成17年12月に関西住宅品質保証株式会社にて任意再調査を実施し、問題がないことを確認しておりますので、ご安心下さい。
関西住宅品質保証で行ったのは、日本ERIで行った建築確認申請伴う、構造計算等に問題が無かったかを再確認する為のあくまでも任意再検査ですので、問題が無いとの結果から再度建築確認申請を取得する必要性は無く、番号の取得、契約書上での記載はございません」とのことでした。
(性能評価書は付いておりません)
建築番号がERIだと、資産価値が下がる可能性はありますでしょうか?
何度も申し訳ありませんが、お教え頂きたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ゼネコンボーイ様
御教示頂ければ幸いです。 皆様、スレ違いでしたら、御誘導頂ければ。
最近訪ねたMR(2ヶ所のみ)には、洗濯機置場への給湯がありませんでした。
これは温水洗浄可能な洗濯機の需要増加によるもので、最近のマンションの全体的な傾向でしょうか。
4-5年前までは、4点給湯(洗濯機置場・キッチン・洗面室・浴室)が主流だったと記憶しております。
宜しくお願い申し上げます。
357さん、ありがとうございます。 356です。
「現代」の洗濯機は、冷たい水でも汚れが落ちる性能、が前提。
そして、洗濯機自体に温水で洗う機能がある、との理由も。
コスト削減か?、と思っておりました。重ねて御礼申し上げます。勉強になりました!
ゼネコンボーイ様
くだらない質問ですみません。
天井高2,300だとやはり圧迫感があるでしょうか?
リビングは18.8帖のL字型で、下がり天井もあるようです。
リビングは西向きですが、角部屋なので北側にも幅1,500くらいの窓があるだけ
まだ救いかなとは思います。
しかし今どき2,300はあまり見かけないですよね。
やっぱり苦しいかな。。
>359さん
以前住んでた所が天井高230センチでした。
そのせいかは分かりませんが上階の音に悩まされ辛い思いをしました。
昨年購入したマンションは天井高262㎝で騒音の悩みは無くなりました。
階高と騒音が関係あるのか分かりませんが、そうゆう事がなければいいですね。
>>359の方へ
残念ながら、今の天井高は2450ぐらいが、主流になっていますね。
スラブ厚さ200mmのときの標準的な階高構成は、
スラブ厚さ+二重床高さ+天井高+二重天井仕上げ厚さ
=200+150+2450+110=2910(階高)となります。
二重床の最小寸法は110mmぐらい。天井は85mmぐらいなので、
200+120+2400+90=2810(階高)もよくあるパターンです。
極限の階高は直床を使用するとして、その直敷きFLの厚さ+床暖房を25mmとすると、
200+25+2400+85=2710(階高)ですね。
先の階高2810の場合では、二重床の空間を活用して、ボイドスラブ300mmを使用すると、直床仕様ですが、
300+25+2400+85=2810(階高)が可能です。
この方が、重量も軽量衝撃音もよくなりますが、この話題はまた別の機会に。
(直天井は、軽量衝撃音の遮音性がよくないので、検討対象からはずしています。)
さて、359さんの検討マンションの階高はいくらなのでしょうか?どうして、天井高が2300になったのかに関心がありますが、特に住みづらいということもないでしょう。転売目的の購入でないのならば、後は自分が決断するだけだと思います。
上記の階高にある共通した傾向があり、以下の質問を設定できます。
>どうして階高は、50の倍数+10mmが多いの?
これは、マンションの外装が45二丁タイルでの仕上げが主流なので、そうなります。
コンクリートは階ごとに打設するので、各階のスラブレベルではシール目地をタイル間に設定します。タイルの目地幅は5mmなので、タイル1枚の高さはちょうど50mmですが、このシール目地は最低でも15mmはとることとが望ましいので、階高に10mmの半端数を生じます。
>360.さんのコメントについて
貴重な体験談ですが、階高は上下階の界床の遮音性能に余り影響はしない部分です。天井面と床面を音が反射する際に、音圧が増幅される周波数が求まりますが、その周波数の天井高の若干の違いによるズレは小さいものです。しかし、部屋の階高は高い方が、吸音してくれる面積も増えるので、わずかですが、天井高の高い方が遮音上は有利です。その意味で、360.さんの経験認識は正しいのですが、階高以上に、スラブの仕上げ方(二重床か直床か、在来際根太か防振際根太かなどの影響の方がはるかに大きな決定要素です)
>>356.の方へ
357.さんに返答していただきましたが、関東以西では、昔から温水は使用していません。
冬場の水は確かに冷たいですが、それを使用して洗濯して来たはずです。
(それでも、洗濯機への給温をオプションとして要望される入居者はいましたが)
実は、GBは寒冷地仕様のマンションをよく知らないので、機会をみて訪問するようにします。
勉強になりました。
ゼネコンボーイ様。356です。
ご返答頂けなかったので、もしよろしければ、ご返答頂きたいです。
何度も申し訳ありません。
スレ違いでしたら、申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。
↑363です。
356→355の間違いでした。
大変失礼致しました。
>360様
ご返答ありがとうございます。
現在は天井高2620!のところで快適にお住まいなのですね。
羨ましい限りです。
騒音に関しては最上階なので大丈夫だと思いますが、リビングが西向きなので
夏はかなり暑くなるのではないかということと、やはり圧迫感があるのではと心配です。
以前のお住まいでは圧迫感は感じられませんでしたか?
>ゼネコンボーイ様
早速のご返答ありがとうございます。
359です。
階高というのがあるのですね。知りませんでした。
パンフレットを見ますと、床コンクリートスラブ275-300mm
フローリングLL-45とあります。
床暖房はありますが、二重床や二重天井ではないようです。
なんだか天井を低くして無理矢理戸数を増やしている感じがします。
転売は難しいですか。。
立地が気に入っているだけで、創りは全然気に入っていないので
しばらく悩んでみます。
>>355. 344さんへ
「任意再検査」というしくみがあるのですか。その検査機関がどこまでの責任を持つのかなど、関心がありますね。その任意再検査の書類はどのような文言になっているのか、是非紹介してください。
>建築番号がERIだと、資産価値が下がる可能性はありますでしょうか?
基本的に気にしなくてよいと判断します。
日本の最大手ですから、取り扱い物件も多いので、姉歯のはなった矢の数本が当たった被害者かも知れません。イーホームズなど、仕事量をこなすために、チェックが慎重でなかった面も否定できなかった要素があるらしいですが。
姉歯の事件以降、福岡市では、設定荷重の過小評価の事例が発覚し、北海道では、独自の耐震判断で設計した二級建築士がいて問題になったりしました。三菱地所では、埼玉の事務所が構造設計した案件で、法律上は問題ないが、再チェックすると自社規準にそぐわないので、購入予約をキャンセルしてまで、耐震補強するということになりました。(これは、限界耐力計算を使用した設計では、構造設計者による自由裁量の度合いが大きく、よく理解していない人が濫用すると問題があるという指摘の事例だと思いますが)
つまり、姉歯問題による構造計算の再チェック嵐により、姉歯ほどひどくなくても、ややいい加減な設計をしてしまう人は皆無ではありまんせでした。残念なことです。単純な偽装では見抜けるものが、設定荷重が妥当かとか、構造計画のバランスがよいか、限界耐力計算の計算設定がどうかなどは、構造設計経験がない審査員によるチェックではその辺の判断が困難であろうと言われています。
その意味では、偽装以前の案件では特に、どの検査機関の物件も似たようなリスクを抱えていると思われます。やがて中古市場では「構造鑑定書=確認検査ではない、第三者の構造専門家によるチェック」が必要となってくるような状況が来るかも知れません。そのような状況になれば、日本ERIだろうが、どこの確認申請番号だろうが、意識する必要がなくなります。
それにしても、管理設計者が一級建築士であれば、構造設計は誰がやってもよいというのは、やはり問題ですね。昨年末より東京都や千葉県では、確認申請図書の構造計算書に、構造設計担当者の名前を明記するようになりましたが、最終的に「建築構造士」が捺印するような責任体制が望まれる部分です。この資格は、(社)日本建築構造技術者協会(JSCA)の設定している民間資格ですが、確か98年ごろから始めた資格で、最初は構造設計経験の長い人はフリーでもらっていましたが、今はなかなか合格できない資格です。(協会は、この機に国家資格化を目指していますが)
構造関係の設計図面にも、構造面の最終責任者のサインを設定すべきしょう。医者も弁護士も補助的な作業は、周囲がやるものの、すべてを掌握して、最終的な責任はすべてとっている訳ですが、図面に掲載される管理建築士は、意匠設計者であることが多く、構造面は完全に他人任せになっているのでが現状ですから。
355です。
貴重なご回答、本当にありがとうございました!
「任意再検査」の売り主からの回答は電話で聞いただけなので、今度、文書を見に行ってきます。
文書を見ましたら、またメールさせて頂きます。
ゼネコンボーイ様。
いつも拝見しております。質問者に対しての気配りや丁寧な回答には感服しております。
今回は私も質問させて下さい。
私は、築16年のマンションを購入しました。ここのみなさんのように、新築で素晴らしい物件では
無く、設備、仕様等も昔のものです。で、今回は構造、遮音、フローリングについてお聞きしたいのです。このマンションですが・・・ 階高は2700mmしか無く、フローリング直床で、スラブは200mm、180mm、150mmの場所があります。フローリングはクッション含めて、全厚で60mmです。ここは角部屋で、スラブの短辺5000mm×長辺7700mmのところに180mmスラブ、2750mm×7700mmに150mm、5000mm×4340mmに180mmです。でも、隣の住居は、6800mm×7000mmに200mmを配置し、これと私の5000mm×7700mm、180mmスラブの部屋が戸境壁(EW15)でとなりあっております。戸境壁はクロス直張で、150mmと薄いわりに、人の声は全力の怒鳴り声ぐらいしか聞こえません。
で、お聞きしたい事ですが・・・
① なんで、こっちの居間のスラブは180mmで、となりは200mmなのでしょうか?
② 短編6800mmには、6800/30=227mmのスラブ厚が必要だと思っていたのです が、考え違いでしょうか?
③ この時代のフローリングは堅く、かなり響くのですが、LLでどの程度のものが使われておりま したでしょうか?
④ 最上階角部屋だからかもしれませんが、重量衝撃音が回りこみ(?)天井やら、あらぬ方向から 聞こえたりします。これは、防ぎようが無いのでしょうか?
最新の物件でもなく、質問も訳のわからないもので申し訳ございません。お時間のあるときにご教授頂けましたら、幸いです。よろしくお願い致します。
>365さん 360です。
以前の住まいはリビングが西向きで11畳しかありませんでしたが
壁に沿って低い家具を配置してたので狭いわりには空間もありました。
天井のクロスが真っ白で壁の方もオフホワイトだったからか余り圧迫感を
感じませんでしたが長身とかで個人差のある事だと思います。
只、廊下の天井高が215cmは幅がないせいか、より低く感じました。
18.8畳有りますから、圧迫感は広さがあれば緩和されるように思います。
ゼネコンボーイ様
マンションを購入するにあたって、何を信じて購入すればいいのか分かりません、そこで目安になるのが住宅性能評価書になるわけですがその評価書の発行元が信用できない所だと最初から分かっていれば購入をしませんでしたし検討の対象外です。その点を考慮した解約や検査機関変更の申し出はできるのでしょうか?ERIは最近半年くらいの間にいろいろと噂になっているみたいですが・・契約をしてから知りました、この場合に重要事項説明にのせなくてもいい事なのでしょうか?確かにたまたまのミスが重なってしまったような感じで、全部の物件が必ずしも偽造うとは限らないと思うのですが買主側ではそんなことは言ってられません・・・すごく心配です!!さらにこちらの物件は設計・施工・管理まで一貫してやってる所なのでなおさら検査機関が頼りになるのです、何かいいアドバイスがありましたら宜しくお願いします。
設計性能評価取得済み、建設住宅性能評価書は建築後取得予定になっています。
細長く切ったゴーダチーズに豚バラ肉をスパイラルフープしてフライにするとおいしいです。
ゼネコンボーイ様
もうすぐ入居後1カ月が経とうとしています。
フローリングの隙間が広い箇所や幅木の無い壁部分とフローリングの隙間に
コークボンド(触ってみたら柔らかいので多分)が詰めてあり、
埃等がくっついて非常に汚らしく見えます。乾拭きの雑巾で簡単に
掃除という訳にもいかなくてイライラしています。
他の部屋を見た事が無いので良く分からないのですが
普通このような隙間にコークボンドを入れるというのは正しい施工なんでしょうか?
GBさま、お世話になります。
http://www.mmtowers40.jp/の外壁仕上で、困った問題が発覚しました。
契約者としては、どのように売主と対峙すればよいか、
売主に言いくるめられないように、業界の方から、アドバイスをお願いします。
添付図書(図面集)の仕上表は以下の通りです
■外部仕上
屋根 コンクリートスラブの上アスファルト防水コンクリート直押え
外壁 低層棟 磁器質タイル貼他
高層棟 50二丁掛磁器質タイル
サッシュ アルミ二次電解着色(11階以下は網戸付)、Low−E複層ガラス
バルコニー 床 防滑性ビニール床シート
腰部 コンクリート塗装仕上
手摺 合わせガラス入りアルミ手摺他
軒天 珪酸カルシウム板塗装仕上
そこで、質問ですが、これを見る限り少なくとも高層棟の外壁は
全て磁器質タイル貼りで、吹付けタイルや塗装仕上の部分は無いはずです。
また、バルコニーの外柱や梁が、磁器質タイル貼でないなら、それは、
単純な売主による変更で済ませられない、重大な変更であると考えられます。
※外壁(外装)仕上は、重要事項説明書では以下の通りです。
6.建物工事完了時における形状、構造、その他国土交通省例で定める事項:
形状、主要構造部、内装、外装、設備および建物配置等については、
別途パンフレットおよび別途敷地配置図記載の通りです。
添付図書:
②M.M.TOWERS FORESISパンフレット
〔各階平面図、立面図、間取図、概要、仕上表、価格表、
住宅金融公庫のご案内、ホームローンのご案内〕、敷地配置図
「バルコニーの外柱」ってなんだ?
GBさま、失礼しました。
377に指摘された記述ですが、素人ですので、
「構造柱でバルコニーに出ている柱(部分)」のことを
外柱と表現しました。不適切でしたらご容赦願います。
仕上表のその記述だけをみて
「タイル貼り以外の仕上げ面は一切無い筈だ」
と解釈するのは早計だと思うよ。
普通は完成CGと併せて確認するとか
細かいところまで気にするなら立面図や展開図でウラを取るものだ。
日頃図面を見慣れていない人には酷かもしれないが
仕上表の記載はどうしても概略的な表現になりがち。
積算や実際の施工も、仕上表だけで全てを把握している訳では無い。
引用されている記載内容を見る限り、購入者向けのアナウンスとしては
もう少し詳しくても良い気もするので、そこはし主張てもいいかも。
問題は、それで何を求めようとするのか? という事だが
まず仕上げは今更変わらないだろうし、解約を望む訳でもあるまい。
GB その3
みなさん。また返事が遅くなりました。
>>376.MMTFさんへ
物件をよく知らないのですが、外壁の意匠上のポイントである曲面を連続させた手摺り部分はタイル張りで、その内側のバルコニー内部の柱型・梁型がタイル張りではないということですね。
一般的に、手摺り外壁部分をタイル張りにしても、バルコニーの部屋側の「外壁」部分をタイル張り仕様にすることは、外観上目立たない部分でもあるし、逆梁方式の場合を除いて、特に柱型や梁型は吹き付け塗装で済ませることが多い部分です。(徹底して張る場合も稀にありますが)
確かに、外気に触れている部分はすべて外壁かも知れませんが、一般に最外部であるバルコニーやバルコニーのない部分の外壁がタイル張りである場合に、タイル張り仕上げの外装と呼んでいますので、デベは通常の感覚で、仕様を謳ったのでしょう。つまり、勝手な仕様変更ではないと思われます。「外壁=タイル張り」を、MMTFさんのように考えることもありうることかも知れませんが、その場合には玄関側というか、吹き抜け側にある共用廊下部分の外壁もすべてタイル張り仕様となりますね。
外気露出部分が全部タイル張りと思って契約し、そうでないと分かり、納得いかない場合は、事情を説明して、無償で解約させてもらいましょう。
(バルコニーをあそこまで、詳細に述べるのであれば、柱型や梁型にも言及しておけば、このような誤解もなかったですね。しかし、デベは柱型・梁型は外壁ではないと弁明するかも知れません。そうすると、言葉の解釈という泥沼にはまるので、誠意を持って、業界の用語慣習を説明すると思います。今、言葉の正確さにうるさい人もいるようで、スラブ厚さも「約200mm」とか、変な感じになってきましたね。この「約」を目障りにもわざわざ付けなくても昔から、(設計値)200mmの暗黙の了解があったのですが・・・)
↑上記の「GB その3」に特に意味はありません。
>>375の方へ
一般的に、水平面の隙間をボンドコークで埋めると、ボンドコークのねばねばで、埃(ほこり)をかんで汚くなるので、不可です。常時埃がたわりやすい床面ではやっていけない手直し方法なので、内覧会の時は、よく分からなかったと言って、定期検査時に徹底的に手直ししてもらいましょう。
(この辺を強く言うと、現場担当者も次の現場から、床仕上げ業者に安易な施工を許さなくなる)
一般的に、クロス張りのときも、隙間が気になる部分があると、ボンドコークのお世話になりますが、これは垂直面での話しなので、それが限定的使用である場合はまずまず許容範囲です。(当然ながら、上手な職人による施工では、この補修はほとんど生じませんが)
内覧会で、木幅木と壁とのわずかな隙間が気になる方もいらっしゃいますが、隙間がごくわずかである場合は、そのままにしておいた方が得策です。375.の方の事例と同じように、コーク上にほこりが付着して汚くなります。
ゼネコンボーイ様
>>376と同じMSの購入者です。便乗質問で恐縮ですが、お伺いします。
ここは、まさにその逆梁のマンションです。
建物は、内廊下式なので(共用廊下側の吹き抜け部分と
おっしゃられても)、外気に触れないため、
玄関側が、タイル貼仕様である必要はないのではありませんか。
ですので、外壁及びバルコニーの柱・逆梁部分がタイル貼でないから、
図面集を見て、全面タイル貼ということで契約したため納得がいかないと言えば、
重説時の説明もなかったことだし、無償で解約できる可能性は高いでしょうか?
>>371の方へ
ご心配はよく分かります。すでに述べていますが、日本ERIは確認検査の最大手であり、これを疑うと、これまでの数十万のマンション購入者も同じ思いになります。たまたま姉歯案件の仕事がこなかった検査機関が、日本ERIより厳しいチェックをしていたかどうかは不明ですが、たぶん、どこの検査機関であれ、同じような検査態勢だったと推測します。偽装事件以降は、各機関の構造審査も厳しくなり、設計者に返す質疑の量も倍増したようです。しかし、それも計算書が想定される検討項目を網羅しているかどうかのチェックが多く、構造設計の再計算をしている訳でもなく、また各種設定の妥当性も、それが基準法の範囲内であれば、あえて検査官の個人的な見解を入れてくることもないようです。つまり、構造設計の妥当性は、最終的には設計者を信用するしかないと思われます。(今、改正案では、構造計算書を一定規模以上では、ピアチェックできる第二機関でダブルチェックしようとする話しになっていますが、構造設計者の自覚の問題であり、反対する専門家も多くいます。)
たぶん371.の方は、今回の偽装マンションの購入者のような犠牲者にはなりたくないの一心なのでしょうが、それを回避したい場合は、選択できる案件が狭くなっても、財力のあるデベやゼネコンの物件にするしかないでしょう。(特に財力が大きくなくても、良心的なデベやゼネコンが多いことも確かです。特色あるデベが今回の事件で影響を受けてることがあれば、これまた寂しい限りです)
構造設計が確かなものとして、次は施工に問題ないかの検証ですが、建設住宅性能評価も、通常規模のマンションで躯体工事に3回程度見に来るだけなので、完璧なものではありません。と言って、常駐の監理者を置くのも、デベ側の負担が増えて、なかなか進まないし、そもそもその監理者がどこまで責任を持って見てくれるのか、将来構造的な瑕疵が発覚した際に、責任を取らない監理者なんて、と二の足を踏む感じもある訳です。一応、設計事務所が監理も兼務することが多いですが、通常規模のマンションでは常駐するようなことはなく、また、将来瑕疵があっても、監理者は完全に免罪されているのが実状です。これも課題の多きことですが、保険制度のようなもが登場すれば、皆さんの心配も薄らぐかも知れません。(多くのゼネコンは、今まで以上に品質確保に努力しているはずです。この状況下での欠陥露呈は命取りですから)
>>386の方へ
何か今、フォレストのHPがよく観れない状況なので、逆梁かどうかのコメントはまた次回にします。逆梁だったとした場合、梁が直接に外周部に来ますが、その外周部がタイル張りではないのですか?そうだったとすると、「外壁=タイル張り」は問題ある記載ですね。
いずれにせよ、一般の購入者が自然な発想で、全面タイル張りと思って購入を決意したものならば、無償で解約できる可能性も高いと思います。(全面タイル張り仕様にこだわる必要も特にないと思いますが、それで価格に満足していたらやはり別問題かもしれません)
ゼネコンボーイさんへ
柱型や梁型の注記が無く外壁のみの表記の場合は、柱型や梁型の仕様も外壁に含まれるのが建築設計業界の常識ではありませんか?
また、現在は施工中であること、また外周バルコニーであること、地所の施工過程の中間報告には今後タイルを貼るとの記載(誰かの書き込みで・・)があったやに記憶しておりますので、今後、現場でのタイル貼りが十分にありうる故、この件で心配な方は先ずは地所への直接の確認が必要でしょう。
お世話になっております。
>>376 >>386 と同物件の購入者です。いくつか補足させて下さい。
・386さんは誤解をされているようですが当物件は逆梁構造ではありません。
・当物件は全周にわたって連続したバルコニーになっています。
・バルコニー内の外向き面には躯体本体の柱型と梁型、窓ガラスが露出しているだけで、どの住戸にも『壁』に相当する構造は存在しません。
・当物件は外壁に光触媒タイルを採用しメンテ負担を軽減したことを売りにしています。
・バルコニーのPC部材はタイルが取り付けられた状態で現地へ搬入されています。
・ごく最近購入者に送付された中間報告書には、今後の工事スケジュールとして「躯体工事完了部よりアルミサッシ、......、防水工事、外壁のタイル貼りが行われます」という説明があります。
次に私からも質問があります。御回答いただければ幸いです。
・隣に建っている同デベの先行物件M.M.TOWERSはバルコニー内まで全面タイル仕上ですが、梁型のR部分を良く見ると曲面ではなく多面体になっており、多面体の角と目地とが合うように上手くタイルが貼られています。これに対して当物件の梁型は完全な曲面として造られているようです。バルコニー面より内側にあるだけ梁型の方がRがきついと思われますが、そのためにタイルの現場貼りができなくなった可能性はあるでしょうか。
・仮にタイル⇒吹付けに仕様変更が行われていた場合、この変更は重要事項説明書の「同等の機能・性能を有すると認められる範囲内」と考えて良いでしょうか。
・実際問題として、当該部分が光触媒磁器タイルである場合と、吹付け仕上げの場合とで、将来的な躯体の耐久性に差が出るでしょうか。
・躯体表面の大部分を占める当該部分について仕上表に記載しないことは、業界常識としてあり得るのでしょうか。
目立たない部分なので仕様自体にはこだわっていませんが、事情によってはデベロッパの姿勢・体質に疑念を持たざるを得ない問題と考えています。
>>390.さんへ
ご指摘ありがとうございます。
ちょっと説明不足でしたが、例えばバルコニーが連続し、隣戸との仕切部分にも付け柱(マリオンと呼ぶ場合がある)があり、その外部がタイル張りであれば、バルコニー内部がタイル張りでなくても、タイル張りマンションに見えることが多々あります。その意味で、バルコニー内部がタイル張りでなくても、建物最外部を外壁とみなしての表現ではないかと推測しました。
ご指摘のように、バルコニーが連続しないようなマンションで外壁タイル張りとなれば、それは仕上げの連続性からして、バルコニー内部の柱型も梁型もタイル張りを設定するのが通常です。その意味で、RENNKONさんのご指摘はごもっともです。
>>390.の後半の情報によると、今後バルコニー内部を含めて全部タイル張りをしてもらえば、よい訳ですが、>>376.MMTFさんの指摘は、「すべて」という表現があり、どの部分がタイル張りであるかを確認された後での質問だったと想定した場合の返答になりました。
>逆梁なのかどうか?(389.の続き)
軒天が二重天井になっていることからも、逆梁ではないと思いますが・・・。梁の外側に、バルコニーPC板を設置しているように見受けましたが。逆梁構造では、通常柱型も最外部に来ます。(実はかなり前ですが、現場を外からちらっと見たことがあるので)
>タイル後貼りについて (←張りと貼りが混用してませんか?)
一般に壁面のタイル仕上げはタイル「張り」仕上げと記載します。タイルの設置方法は接着工法だけではないからです。このフォレシスではバルコニー板も後貼りになっているのですか?しかし、30Fの超高層マンションでは、外装タイルはPC部材に打ち込みのが常識なので、何か先行打ちできない理由があったと推測します。(上層階からは、タイル打ち込み板になってくる可能性もありか)
仮に、このバルコニー板がタイル打ち込みでなく、後貼りだとすると、将来の剥離の危険性があってよくない仕様です。その辺ゼネコン側もよく自覚していることなので、仮に30階まで全部後貼りする予定ならば、どのような剥離防止対策をしているか、事前によく確認しておきましょう。また、何故打ち込みにしなかったのか教えていただくと、大変参考になります。
↑上記392.は391.を見ない段階で、記入を開始し、そのままレスしたものです。
>>392さんへ
貴重な情報ありがとうございます。
バルコニー板は、タイル打ち込みが確認できて、一安心です。
その他、今から外出なので、後にご返答します。
ゼネコンボーイ様
369です。流れて行ってしまいました。最新の物件ではなく、皆様のように切迫した状況にもありませんが、お見逃しでしたらと思い書きました。お時間のあるとき、かつ返答できる事項の場合は、ご教授下さい。重ねてのお願いで申し訳ございません。
>>394 残念ながら塗装でした。
315: 名前:匿名さん投稿日:2006/04/29(土) 13:57
結論:柱は『塗装』
先ほどMRで設計図書を確認して参りました。
(これを読んだ営業さんには私の身元がバレてしまいますが、まあ良いでしょう)
意匠図の仕上一覧表にも何故か柱部分の項目だけが無く、さんざん図面を引っくり返して
ようやく棟全体の立面図で発見致しました。柱部分から一本の引き出し線が引かれ、その先に
符号『B』、『B』の説明として『塗装』と書かれておりました。残念ながら塗装自体の仕様
(使用塗料など)は不明です。MRで外観・触感などで調べた範囲では、柱部分の塗装は
バルコニー腰部内面と同じ仕様と思われます。具体的にはいわゆる吹付けタイルとは少し違う、
本当にコンクリートに直接ペンキを塗った様な感じでした(昔の小学校の教室を思い出した)。
営業担当者は柱部分の仕上説明が重説図書から抜け落ちていた点は認めましたが、
普通どのマンションでもこの部分は塗装です、と主張しております。
>>391.の方のご質問への返答
>・隣に建っている同デベの先行物件M.M.TOWERSはバルコニー内まで全面タイル仕上ですが、
>梁型のR部分を良く見ると曲面ではなく多面体になっており、多面体の角と目地とが
>合うように上手くタイルが貼られています。これに対して当物件の梁型は完全な曲面として
>造られているようです。バルコニー面より内側にあるだけ梁型の方がRがきついと思われますが、
>そのためにタイルの現場貼りができなくなった可能性はあるでしょうか。
GB:後貼りを想定しての対応はまずありません。また、曲面でも極端でない限り後貼りは可能ですが、タワーマンションでは避けます。先行物件はPC工場で打ち込んだ来たはずです。フォレシスもそうであれば、工場で打ち込んできます。(その方が安全だし、現場の工数も減る)
>・仮にタイル⇒吹付けに仕様変更が行われていた場合、この変更は重要事項説明書の
>「同等の機能・性能を有すると認められる範囲内」と考えて良いでしょうか。
GB:これはダメでしょう。
>・実際問題として、当該部分が光触媒磁器タイルである場合と、吹付け仕上げの場合とで、
>将来的な躯体の耐久性に差が出るでしょうか。
GB:差が出ます。塗装は種類にもよるのでしょうが、10年ぐらいで劣化の進行が顕著になります。
>・躯体表面の大部分を占める当該部分について仕上表に記載しないことは、業界常識として
>あり得るのでしょうか。
GB:ここが今回の大きな論点ですが、重要事項の説明書類としては、バルコニー部分をあれだけ詳細に記述するのであれば、完全な不手際かと思います。バルコニーは外壁ではないと言えば、その通りですが、逆に、バルコニー内部の建物外壁部分がタイル張りで、この建物の一番のポイントであるバルコニーの外部側仕上げが塗装だったら、これはこれで物議を呼ぶでしょう。その意味では、大きな概念ではバルコニーも外壁の一部です。特に本案件では。
>>384.のGBの最初のコメントですが、これは、>>386.MMTFさんの記載にあった下記の仕上げ表の表現をみて、これを実際に作成した、販売会社の気持ちになって判断したものです。
******引用******
>添付図書(図面集)の仕上表は以下の通りです
■外部仕上
屋根 コンクリートスラブの上アスファルト防水コンクリート直押え
外壁 低層棟 磁器質タイル貼他
高層棟 50二丁掛磁器質タイル
サッシュ アルミ二次電解着色(11階以下は網戸付)、Low−E複層ガラス
バルコニー 床 防滑性ビニール床シート
腰部 コンクリート塗装仕上
手摺 合わせガラス入りアルミ手摺他
軒天 珪酸カルシウム板塗装仕上
******引用終わり*******
ここでは、屋根、外壁、サッシュ、バルコニーと大きくくくっていますが、外壁は一番目立つ部分のバルコニーを意識したのだろうと推測できます。一般に外壁と言えば当然に居室の内と外を隔てるものですが、この図面集の仕上げ表を記載した人は、主な外装仕上げぐらいの感覚で記載した可能性が高い訳です。実際に、バルコニーに内には真の外壁は存在しないのですから。
結果として、誤解を避けるために、
・外装仕上げ:45二丁タイル(バルコニー部)
・外部仕上げ:吹き付けタイル(柱型、梁型)←梁型が軒天からどの程度露出かよく知りませんが。
のようにすべきでした。(なお、一般購入者がこの図面集の仕上げ記載を見て、柱型部分もタイル張りであると思うのはごく自然なことです)