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12月末から出現し、的確なアドバイスを下さるゼネコンボーイさん。
毎度感心して記事を読ませてもらっています。
そんなゼネコンボーイさんとQ&Aをするコーナです。
みなさま質問をどうぞ!
[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
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[スレ作成日時]2006-01-06 01:34:00
>床衝撃音について その3 軽量衝撃音を決めるもの
また、軽量衝撃音の場合は、125Hzか250Hzが決定周波数となることが多くなります。
これは、通常の床仕上げで500Hz以降は4ランク(20dB)以上低減され、二重天井も
1ランク(5dB)程度低減する効果を持つからです。よく、軽量衝撃音は仕上げで決まる
とかいいますが、仕上げが及第点であるときは、次には>>191で示したスラブの基本
インピーダンスレベル(正確には、無限大板の駆動点インピーダンスと呼ぶ)が大切に
なります。
「達人」の「安心して生涯住めるマンション一発判定、双葉社2004.11」に、「軽量衝撃音
に強い二重床は可変性にも対応」の項目がありますが、GBの実感としては、300mm程度
のボイドスラブ+直床の方が容易にLL40〜45を達成できると思います。この直床を二重
床に切り替えても同様なものでしょうが、直床の方が際根太等の取り合いがない分、性能
も安定するようです。また、直床と二重床の軽量衝撃源での得手不得手のあることは、
「今どき直床スレッド169.」で説明しました。先の本で勝手にボイドスラブは8割の性能
とされているので、先の基本インピーダンスが同等になる厚さを述べると、通常スラブvs.
ボイドスラブ表示で、200-225、225-250、250-280、275-310ぐらいので、1割ぐらいの
厚さアップで同等の性能になります。これで、対比した通常スラブよりは1割以上軽くな
るので、使用する価値がある訳です。