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制震か免震かそれとも耐震がいいのか、色々な本やサイトをみているうちに
どれがすぐれているのがよくわからなくなってきてしまいました。
皆様はどうお考えですか?ちなみに私が購入を検討しているのは
15階建ての免震構造の物件です。
[スレ作成日時]2006-10-24 11:04:00
制震か免震かそれとも耐震がいいのか、色々な本やサイトをみているうちに
どれがすぐれているのがよくわからなくなってきてしまいました。
皆様はどうお考えですか?ちなみに私が購入を検討しているのは
15階建ての免震構造の物件です。
[スレ作成日時]2006-10-24 11:04:00
152を書いたのは私です。
まさか、建物をわざわざ45度角度につくり、留め士口のようにすると誤解しているようですが、そんなことをする建築屋はいないでしょう。
特に留めと指定しなければ、突合せです。
まさか、絵画などの額縁ではないので建物をわざわざ留めにはしませんよ。
建物の連結部分を45度にすれば、施工が難しく補修も出来なくなりますし、なんらか意匠的にどうしてもと言うことでもない限り、二等辺三角形の短辺の長さで済むものを、わざわざ1.4倍以上もの長さになるような無駄な設計をする設計士はいないでしょう。
さらに、揺れのエネルギーは、揺れている時に大きなエネルギーを持つのですが、揺れる前のエネルギーは大変小さいので、90度の角度で隣り合った建物をエキスパンジョイントでつなげば、互いの揺れをエネルギーが大きくなる前に押さえることが出来ることも理解できないのですね。
L型の建物の場合、周期の計算は難しくなりますね。
それは、両端の揺れだけが大きくなりますので、建物の剛性バランスを考えないと、途中で建物が捩れてしまい、その部分だけが大きく破損する可能性がありますので設計時に注意が必要ですね。
エキスパンジョイントは、建物を壊さないように自ら壊れるように設計されていますから、大破したのなら、建物の代わりに壊れてくれたことで建物本体への損害を最小限に抑えたのでしょうから設計通りです。
>162
私がここに書き込む時に、あまり注意していない時に「制振」と「制震」とを気にせず書き込むことが良くあります。
実は「制振」と「制震」とは別の意味を持つものです。
「制振」は揺れる時に用いる「振幅」の「振」なのです。
「制震」は文字通り「地震」の震えると言う意味の「震」なのです。
さて「制振間柱」ですが、おっしゃる通り、これはマンションに限らずテナントビルでも一つの建物に用いるもので、共用部分に設置して、メンテナンスが何時でもできるようにし、強い地震では変形することで揺れを制御するので自ら壊れてしまうこともあるものです。
メンテナンス費用も少なく済み、万一破損した時でも、破損したものだけを交換すればいいので、維持費も安くできます。
有効に働かせる場所に設置できればいいのですが、一般の分譲マンションの間取りでは、なかなか難しいのです。
>171
制振間柱のことでしょうか?
そうなら、どのように想定したかで変わります。
また、震度5であっても、3.11のように連動して長時間揺れる場合には、接合部分などが破損したり、制振間柱では対応できない場合もあります。
エキスパンジョイントも、想定した変形量を超えると周囲が壊れます。
>172
確かにそれは課題ですね。
マンションによっては、35年とか30年などの長期修繕計画に、1度の交換とか、一部の交換などで、もしもの時の予算を組み込んでいるマンションもあるようです。
予定した時までに使わなければ、その費用は積み立てられたものと見做せるので、それ以降には改めて積み立てる分を引いて毎月の修繕積立金を値下げするか、それ以降の値上げ額を見直して、値上げ分を下げるようにすれば良さそうです。
使わないに越したことはありませんが、もしもの時にまとめて徴収されても金額が大きくなりますし、もしもの時に支払うのは困りますので、積み立てておけば安心できます。
窮する問いをはぐらかしつつ、間違った知識を根底にした無意味な問いを繰り返しているのは貴方でしたか。
しょうがないですね、質問をどうぞ。
答えたことはしっかり理解してくださいね。エキスパンションジョイントに関しての貴方の妄想など、何度もバカげた問いに答えるのはうんざりなので。
サザンのことらしいですよ。何故か彼は>152で浦安と紹介していますが。
その後私が>155で間違いを指摘しても、>167にあるように彼は一向に考えを改めようとせず
>九十度の角度で隣り合った建物をエキスパンションジョイントでつなげば、互いに揺れのエネルギーが大きくなる前に抑えることもできる(サザンは4面でそうしている)
とかあり得ない理論を展開していますが。
そう言えば以前は狭小戸建が長周期地震動に共振すると言いだして、
>竹のように柔軟な鉄骨や木材で出来ている幅3.6m高さ15mの建物の屋根が瓦で最上階にキッチンや浴室がある間取りなら周期が長くなる
などと訳のわからない例を持ち出していましたね。(それでも固有周期は2秒に満たないですが。)
間違った知識の思い込みは知識不足よりはるかに厄介だという好例ですね。
戸建でも、地盤が液状化すれば固有振動数は変わりますよ。
戸建でも、鉄骨造で1階が駐車場、3階に水周りがある瓦屋根だと、周期は長くなりますよ。
建物の高さだけで決まることは絶対にありません。
>196
>四十階建て高さ120mで、南北が15mで東西が100mの建物 の、南北に揺れるときと東西に揺れるときの周期を概算で構いませんの で教えて下さい。
RCと仮定し>136で紹介した式T=0.02h に当てはめた場合、一次固有周期は2.4秒。(一説にはT=0.015hとも言われますが)
しかし仰るような極端なプロポーション(平面アスペクト 1:6.6)の超高層建築物は個別に周期を計算すべき案件となります。極端な形程、高次の固有周期算定も難しくなりますし、外形だけではなく地盤や壁(剛性)の入り方によっても変わるので外形寸法だけでは正確には出せませんよ。時刻歴応答解析による評価が必要な高さですし。ただしその建物がマンションであれば、前述の数字がX方向・Y方向共おおよその目安(概算)になることには違いありません。
実際の話をすると、そのようなアスペクトでその規模の超高層マンションを建てることはまずありません。
施工・地震対策他、法規上も有利な条件を求めて避け、マルチタワーにします。極端な形状は何をするにも不利になるので。
最後に、小学校程度(平面縦横比 1:4〜5程度)ならX方向・Y方向共にほぼ同程度の周期を持つと言われていることを付け加えておきます。
一般建築物の固有周期に関して言えば、まず建物の高さが数字を決定する主要因となり、次いで地盤(弱いと長周期化)と構造(SかRCか)、プロポーションはそのまた次ですね。巨大倉庫や特殊工場などはでまた全く違うものもありますが。
>200
私が196の質問をしました。
>小学校程度(平面縦横比 1:4〜5程度)ならX方向・Y方向共にほぼ同程度の周期を持つと言われていることを付け加えておきます。
つまり、X方向が南北でY方向が東西だとすると、解り易くする為に仮定の数字を当てはめますと、同じ建物において、X方向の奥行きが10mでY方向の幅が50mだとすると、高さに周期は比例するが、10mの幅のX方向に揺れる周期と50mの幅のY方向に揺れる周期が同じだと言うことですか?
どうも理解できません。
X方向が1cmでY方向が5cmで高さが5cmの消しゴムを作ったとすると、Ⅹ方向とY方向の周期が同じなのでいいのですか?
でも、揺れ幅は違いますよね?
X方向のほうが薄っぺらいのでY方向よりも揺れ幅は大きいのではないでしょうか?
なのにX方向とY方向の周期が同じとは不思議ですね。
何故同じになるのでしょう?
同じ高さで同じ階数の建物の場合、幅が広いほうが強くなります。
ひとつの正方形の部屋の10階建てと、同じひとつの正方形の部屋が10個並べて10階建てにしたものとを比べれば誰にでもわかると思います。
ひとつの部屋の10階建てなら、一番上をちょっと突付いただけで建物はゆらゆら揺れるでしょうが、10個の部屋の10階建てだと、狭いほうは前述と同じですが、広いほうはちょっと突付いてもびくともしません。