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検討しているマンションは基礎工事をしているところです。
裏手に回ってみるとホースが出ていてマンションの敷地から下水に水がすごい勢いで流されてました。
基礎工事の時には、地盤がそこそこいいところでもそんなに水って出るものなのでしょうか?
ちなみにN値50以上は35mとのことでした。
他は気に入ってる物件なのですが、なにせ基礎のことなので気になってます。
詳しい方いらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
[スレ作成日時]2007-09-23 10:50:00
検討しているマンションは基礎工事をしているところです。
裏手に回ってみるとホースが出ていてマンションの敷地から下水に水がすごい勢いで流されてました。
基礎工事の時には、地盤がそこそこいいところでもそんなに水って出るものなのでしょうか?
ちなみにN値50以上は35mとのことでした。
他は気に入ってる物件なのですが、なにせ基礎のことなので気になってます。
詳しい方いらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
[スレ作成日時]2007-09-23 10:50:00
近所にそういったマンションがあります。
以前もコンクリートの建物があったのですが、
戸数を稼ぐ為に!?道路よりも少し高かった土地を切り下げました。
工事が始まったら…凄い水量で驚きました。
一体どこから出てくるのか、と。
地下水脈でも切断してしまったのかと思えるほどの量でした。
24時間休み無く、ポンプで水を汲み上げていたのですが、
そこから見えていた基礎コンクリート部は、常に池状態でした。
それが、外構工事で土を入れ、蓋がされました。
今は低めの擁壁となっているのですが、
特に雨の後などは、長い間パイプから水が滲みだしています。
目に見えない部分では、どうなっているのか興味があります。
また、住居の湿気なども気になりますね。
釜場と言って、敷地の一角に一段深いピットを設け
そこに排水ポンプを設置し排水しているはずですね?
仮囲いに覗き窓があり、中が見える現場なら
よく見てみてください。敷地全体が池にはなっていないはずです。
乾いている地盤など皆無ですから、染み出た水もあれば
雨水が低いところに溜まる場合もあるし
基礎や地盤関係の工事中の排水は、
そんなに神経質にならくても大丈夫だと思いますよ。
>>01
>>02
順繰りにいきましょ。
>ホースが出ていてマンションの敷地から下水に水がすごい勢いで流されてました。
スレ主さんが言う「基礎工事」が「杭工事」の事を指しているのだとすると
状況としては特に不自然なことでは無いと思います。
現場造成杭の場合、竪孔の掘削には大量の水を使用し、竪孔にコンクリートを
打設する際には孔内の水が外に排出されます。
工事に使用した水の全てが一気に排出される訳ではないけれど、ある程度の量なら
外部の枡に放流してしまう事もあります。
>基礎工事の時には、地盤がそこそこいいところでもそんなに水って出るものなのでしょうか?
>ちなみにN値50以上は35mとのことでした。
状況から推察するに、その建物の基礎は現場造成杭かと。
現場造成杭は「支持杭」というものに分類され、表層部分が決して良好とは
言えない地盤(※あくまで上モノに対して、という意味)支持力が期待できる地層まで
杭を到達させて建物の重量を支える、という仕組みです。
なお掘削中は上述の「工事に使う水」の他に、地中に含まれる水もじゃんじゃん出ます。
この他にも、地下水位が地表近くまで来ているような場所では
地盤の耐力や土工事の施工性を改善するために、地中の水を強制的に排出する
工法もあるにはあります。
しかし今回のケースはたぶん当て嵌まらないと思います。
ちなみに>>02さんが例示しているのは、01さんのケースとは全く別だと思われます。
地下躯体のある建物なら、地下部分の躯体を作る際には基本的に
建物外周まわりの土を掘って、型枠やら設備の先行配管やらを施工するための
スペースを確保しなきゃなりません。そのための掘削工事は必ず必要です。
その際に、地下水位の高い現場であれば当然の事ながら結構な量の水が出ますし
工事期間中に雨でも降れば、その水がしばらくたまって池のようになったりします。
作業に差し障りのあるほどの量であれば随時排出するでしょうし、
地下部分に何かしらの屋内空間があるのであれば、壁を二重にしたり防水を施したり
するなど、何らかの対策がされていると考えるのが普通。
ちなみに
>それが、外構工事で土を入れ、蓋がされました。
↑これは「埋め戻し」と呼ばれる工程で、先述の掘削工事と対になって必ず発生し
04です。
最後4行が切れてました。
******
ちなみに
>それが、外構工事で土を入れ、蓋がされました。
↑これは「埋め戻し」と呼ばれる工程で、先述の掘削工事と対になって必ず発生します。
何かイケナイモノを隠すという意図があってやってる訳ではないので誤解のなきよう。
水を使う工事もあれば
地盤より低い部分で水が出るのは当たり前だし
広い敷地なら雨水を排出するのだって結構かかる
単純に「基礎工事」と言っても
山留、杭、根切り、杭頭処理、基礎配筋・型枠、埋め戻し等
いろいろな工程がある訳で、どうしても気になるなら
そこらへんも勉強して確認しないと適切なレスはつかないよ
ただ現場に提示してある週間工程表にただ「基礎工事」としか書かず
「基礎工事(杭)」等書いてないのは良心的なゼネコンとは言いかねる
こんなのは大した手間じゃないから、デペに
「近所だから現場をよく見る。工程表表記を詳しく!」とか
「現場の工程表が欲しい」とか、言ってみるのもいいだろうね
>04さん、06さん
ありがとうございます!
現場に今日も行ってきましたが、まだ水が流されてました。ポンプらしき音もしていました。
でも、地表が湿っていたり、水たまりがあったりということはなかったです。
自分が、建築のことは全くの素人なので、水の音を聞いただけで、これはマズイのかも、と思ってしまいました。
06さんのいう工程表がどこに貼ってあるんだろう、回ってみた時になかった気がしました。もう一度確認してきます。工程表って絶対あるべきですものね。まだまだ勉強しなくちゃ。
この現場は「既成コンクリート杭」だと聞きましたが、それはまた別の話ですか・・・。
検討しているマンションの基礎工事は、
棟ごとに違っているのですが、今は「地中梁下筋」と「根伐工事」
とのことでした。水を使う(水が出る)工事なのでしょうか?
A棟・・・地中梁下筋→止め枠→耐圧コン
B棟・・・根伐工事→捨てコン→杭頭補強 となってました。
A棟の方が工事が進んでいるように感じましたが、地中梁下筋の前が杭頭補強なのでしょうか?それとも工法が違うのでしょうか?
詳しくレス下さった方、また見てくれるといいな・・・。
無視してるが、No.3氏が回答済みだと思う
>>08
まず、「基礎工事が棟ごとに異なる」という点の真偽を確認されたし。
有り得ない話ではないけれど、スレ主さんが「現時点で行なっている工事」をみて
そのように判断しているのであれば誤解である可能性もあるので。
パンフに建築概要が掲載されていれば、それを見れば判ると思います。
さて、スレ主さんが列挙している単語の内容を順序だてて考えてみましょう。
(※実際にはもっと他の作業も絡みますが)
①根伐(ねぎり)
建物周囲を掘削して、基礎躯体(地中梁)を造るために必要なスペースを設ける。
今回のケースでは既製杭を施工済みなので、掘削して露出した土の表面には
既製杭のアタマ(杭頭)が露出する事になる筈。
②捨てコン
根伐によって露出した土の表面にコンクリートを薄く打設する。
打設したコンクリートの上に地中梁の墨出し(位置決めの目印)をしたり
鉄筋を並べたり型枠を組んだりする。(土のままでは作業が上手く出来ない)
この薄いコンクリート層は構造上の意味はなく、あくまで施工上の段取りとして
設けられるものなので「捨てコン」と呼ばれる。
※「捨てコン」は建築・土木工事の中の様々な場面において使われる言葉なので
上記の説明だけが正ではない。
③杭頭補強
打設済みの既製杭と地中梁を繋ぐために、杭頭部分を加工する処理。
一般的な既製コンクリート杭のてっぺんには金属製のプレートがついていて
そこに地中梁配筋との接続用に鉄筋を溶接したりする。他にも方法は様々。
④地中梁配筋
文字通り、建物の基礎として地中に設けられる梁の鉄筋を組み立てる作業。
地中梁は地上部分の梁に比べてはるかに「せい=垂直方向の寸法」が大きく
下端の主筋と上端の主筋が大きく離れている。
施工の手順として、この下端と上端の配筋を行う間に別の工種が絡む事があり
工程としても分けられるケースが多い。
スレ主さんの記載に「下筋」とあるのもこのため。
⑤止め枠
地中梁下筋と耐圧版(基礎部分のスラブ)の配筋が完了し、コンクリートを
流し込むための型枠を設置する。
⑥耐圧コン
⑤で組んだ型枠にコンクリートを流し込む。
本件では耐圧版と地中梁下部のコンクリートを先に打設し、地中梁上部の
配筋とコンクリートは後で行なうと予想。
以上。
長々と書きましたが、これをご理解頂ければ、スレ主さんの物件における
A棟・B棟との間にある「差」も理解できるのではないかと。
水に関しては>>06さんがおっしゃっている通り。
上記⑥項目の中で大量に水を排出するような工種は無いと思いますが
土を扱っている期間なので、他にも様々な要因は有り得るでしょう。
(それが問題となるような事かどうかも、スレ主さんの記述だけからは判断不能)
とりあえずこんなところで・・・・。
08です。
>10さん
丁寧なレスをどうもありがとうございます。
A棟とB棟はL字型の配置で、近くの建物の上から少し見えるのですが
工事の進み具合が違うようだなと思って工程表を見に行ってみたら
08に書いたような行程が書いてありました。
一つ一つの言葉の意味がなんとなくわかりました。
どうもありがとうございます。勉強になりました。
自分では何も勉強せず、ただただ回答を要求し
気に入らない&理解できない(しようともしない)レスはスルーですか?
こんなスレ不要だから、削除依頼出しなさいな
>>12
まあ、そうおっしゃらずに・・・。
勉強と言ったって、現場の事は自力でそう簡単に
調べたり理解したりする事は出来ないと思います。
私もスレ主さんには少しだけ申し上げたい事があります。
現場をみて、たとえば「水が大量に出ている」とか
「ふたつの棟でやっている工事が違う」という事に気づいた場合
それに疑問を持つ事はけっしてわるい事ではないのですが
自分がそこに何故、疑問や問題を感じているのか?という事を
ご自身なりに整理する事は必要だと思います。
単純に「わからないこと」を不安や不満に直結させてしまう必要は
無いと思いますし、こうした掲示板で質問を上げるにあたっては
ご自身の主旨をもう少し詳しく書いた方が良いように思います。
01(スレ主)です。
不安に思った気持を、自分で勉強や整理をしないままスレをたててしまって申し訳ありませんでした。この私の甘い気持ちを指摘してくださった方にも、丁寧に言葉の一つ一つの説明をしてくださった方にも感謝しています。
本当にありがとうございます。
このスレを立てるきっかけは・・・
MRに行ってとても気に入ったマンションの現場の周りをうろうろしていたら、現場にめぐらせてる鉄の壁(といったらいいのでしょうか)の間からホースが出ていて水が下水に流れていたのです。ポンプで水をくみ出しているのも見えたので、
水が出る=地盤がとっても緩い=危ないマンションになるのでは?
と、結びつけてしまい、不安になって、建築に詳しい知人もいなくて、
ここにスレを立てさせていただきました。
水を使う工事もあるのだとここで教えていただき、少し安心しました(まだ安心していいと決まったわけではありませんけれど)。
また、基礎工事といってもいろいろなものがあることをこのスレの中で
教えていただき、工程表さえ見たことがないことに気付いて見に行きました。
棟ごとに工事の内容(進み具合でしょうか)が違うと思ったのは、現場の様子が見れる場所があり、そこから眺めると、1つの棟は棟の形に枠があって、コンクリートで床(底の部分)ができ始めているのに対して、
もう一方は丸い大きな杭のようなものが地面にほんの少し見える状態で、枠などはなく、見た感じが全然違うと思いました。
工程表を見たら棟ごとに分かれていて、書かれている内容も違いました。
どうして工事の内容(進み具合)が違うかは、
・階数が棟でだいぶ違う
・一つの棟は事務所として使えるように作っているので性能評価
をとっていない
と聞いたので、性能評価をとっている棟とそうでない棟とでは工事の進め方も変わってくるのかな?と思っているところです。
または、階数が違うと高い階の棟のほうが頑丈に作るのかな?とも思っています。
結局勉強不足で、こう思う、とか、こう見える、とかばかりになってしまいましたが、自分なりにも勉強していきたいと思います。
スレの削除しなさいって言われちゃいましたが、本当に丁寧なレスをいただいて、これからもここに見にきたいと思うので削除しないでおきたいです。すみません。レスを下さった方も削除しないでおいていただけたらありがたいです。
今はネットでもある程度検索できるし
自腹を切ってそういう書物を購入したり
書店で立ち読みや図書館で借りるという手段もある。
人に聞く前に、まず自分で調べる癖をつけましょう。
どんな事柄でも、これは常識。
今の時代調べれば情報が出てくる、のいい例のスレでした。
ありがとうございます。