免震は長周期地震の際危険と言われ始めています。とくに中間層免震の建物。
制震は起こってみないと設計通りに揺れを吸収出来るか謎ですし。
そもそも構造を気にされるなら60メートルも杭が必要な東雲は対象外では?
アップルの温泉掘削も地盤沈下の原因になりそうですし。
>>201
長周期地震の問題はあるけど、それを言うなら非免震の超高層の方が危険性は高いですよ。
免震装置などの減衰性能が少ないわけで、むしろ危険度は高いですよ。
そこまで詳しいなら、免震や制震のないタワーは止めた方が賢明です。
少し前までは、高層建物の場合には建物の固有振動数が大きいため、免震にするメリットは少ないと言われてました。
もちろん、免震にした方が地震の際には建物の揺れは少ないのですが、低層物件ほど差は少ない。
耐震構造の場合、低層階では揺れますが、中層階以上になると耐震建物と免震・制震の差はあまり出ません。
↓真ん中くらいに鹿島のシミュレーショングラフが載っています。
http://www.c-m-t.com/structure2.html
でも建物躯体に生じる損傷の程度では免震>制震・耐震ではないかな?
>>206
そうですね。
地盤が固くないと免震は威力を発揮しにくいらしいね。
今湾岸地域で探しているので私は免震にはこだわってないけど、湾岸地域で免震っていうと202さんが書いているCMTぐらいの
もんでしたっけ?
>>208
芝浦は湾岸の中では地盤固いほうみたいですね。
あとTTTはべた基礎みたいなので、地盤には相当自信があるようです。
ルサンク大崎なんかは湾岸ではないけど、免震と制震の併用だったと思います。
軟弱地盤に免震が向かないというのは、一昔前の話。
日本の免震技術はこの数年でもかなり進歩していますよ。
東雲のCMって何であんなどんよりとした日に撮ったんだろう?
タノシメシノノメつっても、何か暗い‥‥。
免震技術の出発点は阪神大震災の様な内陸型地震の短周期地震動にどう対応しようか・・・と言うところから始まっているようです。
ところがここ最新の研究では南海・東南海地震のような海溝型地震の様な震源からの距離がある地震では長周期地震動による被害が懸念されているようです。
長周期地震動に対しては免震建物の安全性に警鐘をならす研究者もいることは事実。
http://www.kojiro-irikura.jp/pdf/Poster01w80.pdf#search='蜈埼怫%20莠ャ驛ス螟ァ蟄ヲ'
特に関東平野は地下3キロ〜4キロにおよぶ軟弱な堆積層で出来ており、大阪平野・濃尾平野と並び長周期地震動の影響を受けやすい地形のようです。
http://www.geocities.jp/toolbiru/topic/top-05.04.29.htm
そうですね!
次世代の免震では揺れに一定のリズムを持たせないような、コンピューター制御による可変減衰式のダンパー等が開発されているようですね・・・
しかし気になるのが前出のCMT。
CMTのHPを見てみると、「芝浦では長周期の揺れが入り難い」事を前提に免震を採用しているようです。
http://www.c-m-t.com/structure4.html
ただ、関東平野全体が長周期の影響を受けやすい軟弱な堆積盆地と言われている中で、芝浦だけ例外って言うのもなんかね〜
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/furumura/05Miyagi/
いろいろ調べていると、197さんの言うことも一理ありって気がしてきました・・・
いや、それでも耐震より制震がいいってことになるけどね。
制震のことすっかり忘れていました(笑)
確かに現状のタワーマンションで言えば、制震的な考えの方が私的にもしっくりくると思います。
そうなると今度の豊洲が制震でしたっけ?
ただ価格が・・・・
いずれにしても今の賃貸にいるよりはずっとましだと思いますので、早く決断できるようにがんばります。
安全・金銭・居住空間・立地‥‥‥何を重視するか難しいところです。
あせらず納得いくまで熟慮して、選んだ物件に誇りをもてる選択ができることを期待します。