販売当初は中層階でも平米100万円だったので、15%程度の値下げですか。
たった4ヶ月で値下げとは!!
でもまだ高いですよね。平米あたりもう10万円くらい安くても良いと思いますが。
それはそうですよ。あれだけの債権放棄をうけて、コアビジネス以外を切り離し、コアである
マンション販売も不良在庫をかんたんに損ギリしてるから、コアだけに限って言えば業績は
回復してるように見えるだけ。
ダイキョのあたらしいビジネスモデルは、最初は高い値段で売り出して、売れなければ価格を
下げていく、そして最後は損ギリして切り離す。車の販売みたいですな。
新車出したすぐは定価で売って、売れないと値引きしていく・・・
業界のタブーにあえて挑戦ですか、ある意味では画期的なことかもしれませんね。
だけど最初に買った人は原辰則ですな。マンションの場合は価格違っても引渡し一緒でしょ。
ダイキョのマンションほしい人はいちばん最後に買うのが正しいわけ?
未だに、定価信仰みたいなものを持っている人がたくさんいますからね。
「もともと高いものを安く買った」ということで、お得感を持つ人たち。
こういう人にとっては、高い値付けをしておくのが有効な手段なのでしょう。
売れた値段がそのモノの値段だということがわかっていれば、そんなことにならないんでしょうけど。
いっそのことバナナの叩き売り形式をとってみてはいかがですか。
たとえば、販売期間を引渡しをまたいで30ヶ月とすれば、最初は平米100万円からスタートし、
3ヶ月ごとに平米3万円づつ安くしていく。最後は平米70万円というわけ。
高くても気に入った住戸を買いたい人は早く契約し、価格優先の人は販売状況みながら最後に買えば
いいわけ。隣同士で購入価格が大きく違っても、最初から承知の上での判断だから、高く買った人も
腹立たないんじゃあないの。
むかし公団住宅の販売で、売れ残りを大幅値引きしたら、最初に買った人が裁判で公団を訴えたこと
があったけど、安易な価格の引き下げは無用のトラブルをおこすだけ。
駅直結の物件で東池袋のエアライズがありましたが、平均的な住戸で平米70万円くらいだったと、
おもいました。
この物件も立地はまずまずと思いますので、エアライズと同じくらいの価格であれば買っておいて
後で後悔することはないと思います。
ただし、仕様は天井高が2.40mということでもわかるとおり、細かい点でグレードは落ちます。
一昔前の仕様か賃貸仕様ですよね。ディスポーザーが無いとかは中古で売るとしてもそれほど影響
ないでしょうが、高層マンションの天井高2.5〜2.6m前後が一般的になっていることを考えると、
潰しはきいても価格はたたかれる可能性がある。天井高はリフォームで変更できませんから。
マンションの仕様は年々グレードアップしてますから、そのへんが気になる方はやめたほうが良い
ような気がします。「若い働き盛りの高給取り」の方でしたらもっとグレードの高いマンションの
ほうが良いようなきがします。もっと魅力的なマンションがどんどんできてますよ。
低グレードの仕様や共用施設などは気にならない年配の方で、「上野」という土地に
特別の思い入れのある方にとってはお勧めかもしれませんね。
ああ上野駅で「就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ
配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり」と唄っているように、上野は心の故郷なので
あって、成功した人が住むところではないというのが私の意見です。
↑ 最後の3行はこのマンションの評ではなく、一般論としてですから悪しからず。
このマンションは小ぶりの住戸が多いので、子供が独立した年配のご夫婦が老後を過ごすには
ベストな選択とおもいます。電球の交換は天井が低いほうが年配の方には都合がよいですよ。
そういえばメーカーも中高年に人気のある聖子さんをイメキャラに使ってましたから、
中高年に的をしぼってるんでしょうね。いっそのこと車椅子仕様にでもすればよかった
のに、アイデア不足ですか。