マンションなんでも質問「構造・施工系質問箱〜GBその2」についてご紹介しています。
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ゼネコンボーイ [更新日時] 2009-05-13 22:47:00

 これは下記のGBスレッドを継承するものです。
「ゼネコンボーイさんマンションなんでも質問スレ」
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/
GB自身がこの2つ目のスレッドを立てましたが、これまで以上の頻度でお答えする状況ではありません。以下の条件を継承させていただきます。
・諸般の事情により返事がいつになるか分からないので、急ぎの質問はご遠慮ください。
・返答されていない質問が3つ以上ある場合は、新たな質問はご遠慮ください。

 このHPの住宅質問板で例えば、
「子供の走る音について その2」
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/16198/
を拝見すると、本当に悩んでいる方が多いと思いますが、実際のゼネコン側からすると、マンション施工後に構造的に遮音性能が悪いという苦情が来ることは稀です。「隣接して生活すると衝撃音の伝達は防ぎ切れないので、下階を意識して生活しましょう」は、マンション生活上の注意事項として、説明書の筆頭に記載しているからでしょうか。でも、GBはマンション購入者が、上階購入者についてあれこれ悩むことがないように、現状以上に遮音性を高めることが必要だとは常々感じています。
>スラブが、直床やボイドスラブでお悩みの方へ
「今時直床でスラブ20センチ」(GBは163.以降に)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3700/
「ボイドスラブと普通のスラブについて」(GBは56.以降に)
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/3322/
>スラブの遮音性を質問される方へ
 床衝撃音の予測は非常に難しい分野で、今も統計的に実測結果と合うように調整されている予測式がほとんどであり、しかも精度はいまいちです。GBは一般的な傾向としてのコメントになるので、それが実際の性能を保証するものではありません。

[スレ作成日時]2006-06-17 23:21:00

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構造・施工系質問箱〜GBその2

  1. 2 匿名さん

    現在、以下の仕様のマンション購入を検討しております。
    間取り:両面バルコニー85㎡4LDK
    スラブ種別:中空ボイドスラブ
    スラブ厚:25cm
    スパン:6.4m
    縦の長さ:14m
    メインバルコニー側大梁:65cm×75cm(横×縦)
    メインバルコニー側大梁から真ん中の大梁まで:9.2m
    真ん中大梁:65cm×75cm(横×縦)
    真ん中大梁から反対バルコニーの大梁まで:4.8m
    反対バルコニーの大梁:不明
    戸境コンクリート厚:25cm
    階高:3,060mm
    天井高:2,500mm
    床と天井:2重床、2重天井
    工期:24ヶ月
    メインバルコニーと真ん中大梁の間にLDKがあります。
    真ん中大梁と反対側バルコニーの間は、在来スラブ20cmです。
    戸境壁は、体力壁となっており、戸境壁の上には梁はないようです。
    こちらのスレを見てるとボイドスラブ、2重天井、2重床は遮音性に
    問題が出やすいとの記載も見かけます。
    0歳と3歳の子供がいるので、上下階の遮音性が非常に気になります。
    スラブ厚は全ての階で同一ですが、
    大梁のサイズ、戸境壁の厚み、階高は、階によって異なっていますが、
    上記は、申し込み候補のサイズです。
    お手間でしたら、大梁の幅や体力壁の厚み、階高によっても上下階の遮音性は異なるか否かの
    回答だけでもいただければと思います。検討中マンションはこちらです。
    http://www.haseko-hub.co.jp/syuto/sinki/morinodai/bukken.htm
    (本質問は、実際には投稿日:2006/06/17(土) 01:14 にされたものです)

  2. 3 ゼネコンボーイ

    >>02.の方へ
     間口6.4mで、ボイドスラブ厚さ250mmは標準的ですが、戸境壁の上部に梁型がないことは、重量衝撃音上やや不利になります。妻側住戸プランに許される「奥行き方向2スパンプラン」ですが、北側スパンの2つの洋室は、床衝撃音が悪くなる傾向にあります。(子供部屋は、洋室3にする方が無難かもしれません) というのは北側洋室は、床衝撃音の振動エネルギーが水平方向に拡散するプランでない分、そのエネルギーの大半が下階に流れ、しかも部屋の体積に比較して、外壁内壁のGL工法による仕上げ面積が多いからです。
     といっても、このタイプのマンションは少なくないので、気を付けて生活される限り、特に問題もないとも思いますが、上階がある場合には、その上階の方が北側洋間をどのように使用するかに注意が必要と思われます。
     二重床は防振際根太を確認ください。二重天井は、確かに重量衝撃音を若干悪化させますが、軽量衝撃音や空気伝搬音の遮蔽性能の面からは、分譲マンションでは必須要素です。
    >大梁の幅や耐力壁の厚み、階高によっても上下階の遮音性は異なるか否か?
     同じマンションでの小さな違いでは、大差ありません。
    小さな違いですが、大梁の幅が大きいほど、階高が高いほど、天井高が高いほど、遮音性はよくなります。耐力壁の厚さに関しての実際のデータはないようですが、厚いほど、スラブの拘束性の高くなるので、わずかによくなると推測されます。

  3. 4 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    防振際根太確認してみます。
    02です。丁寧な解説によるご回答、本当にありがとうございます。
    不動産購入は、人生の一大イベントなので、非常に助かります。

  4. 5 匿名さん

    02,04です。
    防振際根太確認してみました。
    使ってないそうです。
    ないと、遮音性に影響するものなのでしょうか?
    モデルルームで見た床の模型は、床暖も含め、ボードが4重になっており、
    それぞれ1cmくらい厚みがありました。
    床の厚みとしては、標準レベルでしょうか?

  5. 6 ゼネコンボーイ

    >>05. 02さんへ
    ご質問を受けて、今までの説明不足を悟りました。
     二重床工法には、2×6工法とテーブル工法があり、前者は2尺×6尺のパーティクルボードを規準サイズにして、ボード間に支柱を設置して構成します。通常そのボード上部に直ちに、フローリングを張ります。後者は、個々のパーティクルボードの中に複数の支柱を設置します。フローリングを張る前に、必ず12mmのコンパネで捨て張りを行い、このタイプでは壁際の支柱本数を増やすことで、壁際の沈みに対抗します。
     よって、防振際根太採用か、テーブル方式の二重床というのが正しい説明でした。といっても、テーブル方式はブリヂストンとフクビしか扱っておらず、少数派です。
     2×6方式の際根太が在来固定工法であると、軽量衝撃音で1ランク(5dB)程度の差が生じます。(物を落とす音や、椅子の引きずる音がよく響きます。当然、その分カーペット類等で、
    十分に注意して生活すればよいわけですが、・・・)
     ボードが4重というのは、パーティクルボード20mm、合板捨て張り6〜12mm、温水系床暖パネル12mm、フローリング12〜13mmの構成でしょうね。通常、このような構成になっています。

  6. 7 匿名さん

    まさかこんなに早く回答いただけるとは!?
    際根太がないと聞いて少し不安でしたが、ありがとうございます。

  7. 8 はじめまして

    最近マンションの購入を検討し始めこの掲示板も拝見しているのですが、マンションの性能は色々な条件が錯綜して決まるようで自分では判断がむずかしく、ゼネコンボーイ様に直接教えを請いたく思いました。以下についてご教授いただければ幸いです。よろしくお願いします。

    1、地震と騒音に対してどうか
    2、2月に入居を開始した物件のモデルルームであることについて
    3、業者について信用に足るか(丸紅はともかく、淺沼組は他のスレでひどく叩かれていたので…)

    現在購入を考えているのは以下の物件のBタイプです。

    http://www.gs-tagajo.com/index.html

    ※内断熱・ダブル配筋・戸境壁180mm以上の直貼だそうです。
    ※2420万→2270万に値下げされています。

  8. 9 うにっ

    ゼネコンボーイ様
    はじめまして、実はこちらの物件の購入を検討しているのですが、
    アーバンさんというデベ、関東ではかなりマイナーです。実は、はじめて知りました。
    (東雲でタワーもやっているようですが・・・)
    まじめなデベなんでしょうか?関東では、評価対象の物件が少なくいまち心配です。
    立地、価格、仕様もそこそこなんといっても、23区内で100%駐車場(100戸分)完備
    なのが魅力に思えました。

    http://www.urban-style.jp/uv/74/

  9. 10 ゼネコンボーイ

    >>08さんへ
    もうすでに購入を決意されているのかどうか分かりませんが、
    一応分かる範囲で、返事します。
    >1.2 地震についてどうか?
    GB:構造図や構造計算書の余裕度をみないとなんともいえないですが、プランをみる限りでは特に問題ないと思われます。(Bプラン右の柱の位置が上下で大胆にずれているのが、やや間取り優先の犠牲になっているようですが、たぶん許容範囲でしょう)
    >1.2.騒音については?
    GB:実際に現物があるので、外部騒音に関しては部屋の中でご確認してください。
    重量床床衝撃音に関しては、一般に逆梁マンションはやや不利になります。
    戸境壁上部に梁型があるのは、評価できます。
    また、バルコニーの回されていない角部屋も上下階の騒音で若干不利ですが、Bタイプは中住戸で特に問題ありません。
    Bタイプのスパンやスラブ仕様が分かると、もっと評価できるかもしれません。(上が入居済みなので、デベに無理言って、夕方に販売居室を訪問するのもよいかも)
    >2.モデルルーム
    GB:3階がモデルルームであったというのは、やや理解に苦しみます。
    たぶんモデルルームであった可能性が高いのは、1階Dタイプだけであり、値下げの口実として
    そのように扱っていると思われます。
    >3.業者について
    GB:建築全体でも、たぶんマンション施工でも業界15位くらいのゼネコンなので、何か不具合があれば、最後までつき合ってくれるはずです。(やがてGBのお里が知れるので、この手の質問は困るのですが)
    >その他
    地方都市においては、このようなワイドスパンのマンションが販売上通例になっていますね。
    小高い丘での立地ならば、明るいガラス手摺りのデザインがよかったですね。
    モデルルームのページにある「空間の採光と開放感を高める逆梁工法&ハイサッシュを採用」とありますが、これは本当にそう感じるかどうか、直接お確かめください。GBはたぶんどちらも、順梁ガラス手摺りマンションの方が採光も開放感もよいと思いますが、・・・・。
     逆梁マンションは、デザイン性とプライバシー確保感を優先する人のためですが、マンション紹介のHPでは、この採光性アップを主張していることが多いですね。逆梁でバルコニーが暗くなるので、サッシュはハイサッシュにしないとダメと言った感じのものでしょう。これと、「二重床による遮音性向上」がマンションHPにおける二大不適切表現でしょう。
     GBは特に、逆梁マンションを否定している訳ではなく、通常のマンションより採光性がアップしているという宣伝文句がおかしいと言っているだけです。08さんも直接確認されて、立地や部屋の間取り等気に入れば、それはよい買い物だと思います。

  10. 11 ゼネコンボーイ

    >>09.の方へ
     アーバンコーポレーションさんは、広島から大きくなった会社のようですね。
    社長は、確か大京OBです。長年販売戸数最大手のデベである大京さん出身の方々が作った
    新興デベは他にもたくさんあるようです。
     HPで、IRをしっかり公開しているようですし、その辺で健全性を判断されたら、
    特にこだわる必要がないと思いますが。
     当物件HPを拝見すると、なるほど値段がそこそこだとすると魅力的でしょうね。

    >GBの小言 http://www.urban-style.jp/uv/74/structre/index.htmlについて
    ・杭は最近登場してきた既製杭工法。でも、しかるべき公的認定をとっているので大丈夫でしょう。
    ただし、他のどの工法に比較して、高い支持力と耐震性を持つのかは不明。
    ・コンクリート強度が最高で33Nということは、それ以下もある訳でそれで一般評価してはいけない。
    ・コンクリートかぶり厚は、壁30mm以上とするのは、普通のこと。耐久性を確保するのであれば、バルコニーのスラブ鉄筋など屋外露出度の高い部分のかぶり確保が一番大事。
    ・今は、そのマンションもスパイラルか閉鎖型フープが通常仕様となってきました。
    >床スラブ厚は200mm(一部150mm・180mm)以上とし、隣戸や上下階から伝わる日常音をできるだけ>軽減できるように配慮しています。
    ・一部は水回りの段差スラブ厚さを指していますが、この部分は昔は150mmで設計していたが、浴室騒音のクレームが多くなるに従い、今は200mm以上とする設計が多くなってきた。
    >コンクリートスラブに直接、床材や天井材のボードを張るのではなく、隙間を作って二重に組む二>重床構造を採用しました。スラブと床との間にできる空気層によって、遮音性が高まります。
    ・この説明が、ダメですね。今時の直床は専用のフローリング材を使用するので、一般的に二重床の方が遮音性は落ちる。制振シートを使用していたりすれば、自慢してもよい部分かも。
    >エレベータ部分の250mm壁厚さ
    ・これは評価してよい部分かと。しかし、居室側をウレタン吹き付け+GL工法では、厚くした意味がなくなるので、ご注意を。
    >設計性能評価取得済み
    ・ならば、どのような項目でどの等級を取得しているかの公開を。
    (性能評価取得→高性能とは限らない)

  11. 12 うにっ

    GB様
    詳しい解説有難うございます。とても参考になりました。
    おっしゃる通り、取り立ててよい仕様ではないですが、とても閑静な立地、自分の予算内ということで
    契約する方向です。二重床二重天上が希望仕様だったのですが妥協しました。(希望仕様通りだと駅から遠かったり、予算外だったり・・・)
    アーバン自体は、東証一部上場・・・(しらなかった)・・・決算修正(違法ではない)があってレオパレス21とともに株価にインパクト与えていたらしいですね。

  12. 13 はじめまして

    ゼネコンボーイ様
    色々とご指摘ありがとうございます。本当に参考になります。
    確かに順梁のマンションは魅力的なのですが、この地域は物件数が少なく、中古物件も出にくいので選びようがないのです(ToT) 18時半ころでも本が読める状態だったのでまぁ良しかなと。

    騒音についてはご助言に従い、夕方5時半から1時間半ほどお目当ての部屋で音チェックしてきました。
    結果は足音・話し声は一切聞こえず、和室の襖が縁にぶつかる音&キッチンで重いものを落としたような音が各1回しただけでした。単純に上階の方が静かに歩かれるタイプなのかもしれません。

    スラブがどのような構造なのか詳しくは分かりませんが、ピアノ線は入っていないとの事だったので、アンボンドではないようです。もし床衝撃音の評価材料となるようでしたら、ご意見をお聞かせください。
    ご参考までに↓
    http://www.marubeni-sumai.com/bukken/0117/index.html

    ちなみに402号室はまぎれもなくモデルルームとして4ヶ月ほど使用されたようです。家具つき販売ですが、一応入居前にクリーニングはしてくれるとのことでした。
    他のスレではモデルルーム販売時に壁紙が交換されたりしてるようですが、通常はどの程度ケアをしてくれるものなのでしょうか?ご存知でしたら教えてください。よろしくお願いします。

  13. 14 ゼネコンボーイ

    >>13. 08さんへ
     同じ物件なのに、紹介HPがたくさんあるものですね。
    (逆梁の採光性の比較イラストに力が入ってますね。順梁の梁型を居室側に持ってくることは、通常しません。カーテンボックスとかの納まりがよくないので)
     このHPでも、スラブの仕様は直接に記載されていませんが、先の>>08.で紹介された方の間取り図では、小梁の位置がよく読みとれます。2本の小梁が設定してあり、一つ和室の引き戸の上部に、もう一つは洋室2の下がり部分がそれに対応します。
     LD部分の200mm厚さのスラブは、逆梁部分と小梁で囲まれていますが、これが200mmにしてはやや広面積です。特に、ハイサッシュの部分にRC雑壁がなく、全面サッシュ設計なので、この近傍は振動しやすいものとなっています。ここに順梁があれば、その辺は緩和されるので、この辺の状況が、一般に逆梁マンションが不利になる構造的要因です。
     先の体験された上階の音は、固体伝搬音で、スラブ厚さ200mmではそのような音は聞こえてくるもので、受容範囲と思ってください。歩行音も普通に歩いている限り問題ありませんが、子供が飛び跳ねを始めるとかなり響きます。
     *扉は乱暴に開け閉めしない。
     *跳びはねさせない。
     *敷居を滑らすタイプの引き戸には専用の滑りシートを貼る。(何も対策していないと、響くことがあります。敷居の下には、通常二重床の防振ゴム支柱のようなものは設定しておらす、在来際根太と同じような状態だからです)
     以上、お互い注意しながら、生活されれば、よいマンションだと思います。
    (通常販売終了後に、この居室にを新たにモデルルームにしたといいうことですね。4ヶ月程度では、通常は壁紙の張り替えしないでしょう。壁紙はできたら、余り張り替えない方がよいと思います。はがす度に、プラスターボードの下地がわすかですが徐々に痛んで来ているはずなので)

  14. 15 匿名さん

    近隣に建設される事になったマンションなのですが、
    市教委が遺跡調査をしたそうです。
    初めは14階建だと聞かされていただけですが、
    最近になって「遺跡を保護する為1.5mの盛り土を
    します」って言って来ました。

    14階でも高いのにその上に盛り土?また高くなるよ。
    これってほんとかしらね、遺跡を保護するならこの
    マンション建設は出来ないのでは?基礎の杭打ちも
    出来ないでしょうに、何か魂胆があるのかな?
    何故盛り土するのか理解不能!

    ゼネコンボーイ様、事例があったら教えてくださいませ。

  15. 16 はじめまして

    GB様
    重ねてのご助言ありがとうございます。全体的には特に問題なく、このレベルの物件だと音は住んでる人次第というところですね。第三者からのご意見ということで信頼でき、とても参考になりました。ありがとうございました。

  16. 17 ゼネコンボーイ

    >>15.の方へ
     類似の事例はありませんが、遺跡で工事がストップする事例はよくあります。
    遺跡が出てきたら工事を無償でストップする強い法律があります。
    デベは予定通り販売できなくなるし、ゼネコンはデベに言われてタイトな工期をさらに短くするようになるので、運が悪いとあきらめますが。(まあ、当事者でない限り、大切なこととは思いますが)
     さて、遺跡はよほどのものでないと、その場での保存はしません。
    >最近になって「遺跡を保護する為1.5mの盛り土をします」って言って来ました。
    は、誰が連絡してきたのですか?
     たぶん、現場技術者の場合、マンションの高さが変わるのであれば、
    「1.5m嵩上げします」と述べることが多いかと思います。
    盛り土は、遺跡調査の一時的な対応のような気がしますが・・・。
    いずれにしても、販売目的のマンションと遺跡が共存することはないでしょう。

  17. 18 匿名さん

    >15です。
    ご説明ありがとうございました。
    次の説明会で、設計者に少し質問をしてみることにします。
    高齢者が多いのでごまかし続けられ、その上に「嵩上げ」
    されたのでは困りますし、これ以上日照を妨げられる事が
    許せません。
    また、お尋ねしなければならないかもしれませんが、
    どうぞよろしくお願い致します。

  18. 19 匿名さん

    はじめまして。
    立地が気に入ってこちらのマンションを検討しているのですが・・・
    http://www.ct-shintoshin.com/equipment/structure.html
    床についてお尋ねします。
    ここの「中空スラブで直床」というのを他のマンションでは見かけたことがないのですが、遮音等についていかがなものでしょうか?
    補足しますと、天井は2重天井で、階高:3010mm、天井高:2600mm、スパン:6200mm、廊下側壁からバルコニー側壁まで:13130mmです。
    ちなみに我が家の希望はタイプBで、上階も下階も同じ間取りです。
    よろしくお願い致します。

  19. 20 ゼネコンボーイ

    >>19.さんへ
    人気がでそうですね。
    バルコニーのプラバシーを確保しながら、扁平梁、ガラス手摺りによる明るさ確保はよいですね。
     外壁面の仕様が、GL工法でなくて、独立支柱のふかし壁仕様もよいですね。一部GL工法となっていますが、この独立支柱のふかし壁で妻側の住戸の内壁すべてが設計してあったら、これは素晴らしいことですね。床衝撃音を悪化させる要素が少なくなるので。
     さて、スパン6.2mで合成床板厚さ250mmはやや余裕がある寸法になります。他に間口のあるプランがあるのでしょう。しかし、天井高を2.6mも取るのであれば、思い切ってスラブ厚さ300mm+天井高さ2.55mにして欲しかったですね。
     直床のボイドスラブorスパンクリート250mmは、一般に防振際根太付きの小梁付き200mmスラブと同等です。(いつも同じ性能になる訳ではなく、統計的にその平均的性能はどっこいどっこいという意味です)特に、今回戸境壁上部の梁型を省略していないので、そのようになると評価してよいでしょう。同じスペースを活用した2つの床工法:
    >200mm+二重床140mm v.s. 300mmボイドスラブ+直床40mm
    の比較をすると、後者の完全勝利です。(スパンが7m前後の場合)
     GBはなぜこの仕様が増えないのか、常々不思議に感じていますが、なかなか人気の二重床仕様を関東物件ではデベもはずせないようです。
     この物件は、その要素をあえてはずして、天井高確保優先にいったようで、もともと直床は歩行感が初体験ではややふわふわ感じるだけの話しで、床衝撃音はむしろ直床の方が勝る部分も多いので、デベも敢行したのでしょう。
     このような主要駅近立地のマンションは、もう少し階高をとって排水竪管を共用廊下側で下ろすSI仕様にしてほしかったですね。欲を言えば切りがないですが。SIで、水回りの配置も自由にすると、上下階での用途違い状況が発生して、より遮音性の高い床構造が必要になりますが、水回りは特に変更しなくても、竪管だけは外に置くというメリットは、20年後30年後に大きくものを言ってきます。
    (この案件も、性能表示を取得しているが、なぜ等級を公開しないのだろう)
    (扁平梁は、よく使われる手法であり、とても特許になると思えません。このデベさんは、特許申請がお好きなようですね)

  20. 21 匿名さん

  21. 22 匿名さん

    19です。
    早々にお答え頂きましてありがとうございました。色々な観点からのご意見、素人ながらよくわかりました。
    このような掲示板でも物件のHPでも様々な意見が飛び交っているので混乱しておりました。その中で、ゼネコンボーイさんが一番真摯にお答えになってらっしゃるとお見受けし、おすがりした次第です。貴重なご意見を是非参考にさせて頂き、購入を検討致したいと思います。本当にありがとうございました。
    またお尋ねするかも知れません・・・

  22. 23 匿名さん

    GB様、
    最上階の戸境壁にヒビが入る問題が他スレであがっています。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4969/
    これはよくあることなのでしょうか?今後大きな問題となる
    のでしょうか?教えていただければ助かります。

  23. 24 ゼネコンボーイ

    >>23.の方へ
     先のスレッドの11.以降、記載されている方でよろしいのでしょうか。
    原因は、当スレッドの15.さん記載の通りで、よくある失敗です。
    ゼネコン側が、屋上断熱工法を外断熱に切り替えて、大がかりな手直し工事をしているようなので、ひとまず安心ですね。これで、屋上躯体部分の温度変化が緩和されたので、最上階戸境壁のひび割れの進行もほぼ解消されるでしょう。ましてや、その下の階への影響は全くありません。
     ゼネコン側が、最上階の戸境壁を両側に10mmずつふかしているのは、再びひび割れないように、ひび割れ対策の補強シートでも貼ったのでしょうか?同じクレームは受けないという強い姿勢を感じます。一度ひび割れが生じると、その部分が弱くなりますから。例えば、エポキシ樹脂の注入などがよく行われますが、弾性係数はコンクリートの約1/10なので、まだ竣工間もないマンションで温度による伸縮でひび割れた場合。今後のコンクリート自体の乾燥収縮で、弱い部分にしわ寄せが来ると想定した場合、簡単なひび割れ補修の上に再びクロス直貼りとするのは、耐えれないと判断したのでしょう。
     一般に、乾燥収縮だけが原因の場合は、戸境壁のように周辺の拘束状態が均等になっていると、だいたい垂直方向にひび割れを生じます。しかも、クロスを貼ると乾燥収縮も抑制されるので、乾燥収縮が原因のひび割れは、生じるとしたら、だいたいがクロス張りの前に生じることが多いようです。当然そのような場合には、ゼネコン側はしかるべき補修をした後に、クロス貼りを行います。
     また、屋上がどのような断熱方式であれ、外壁を含めて最上階の壁には斜め方向にひび割れ対策筋を追加します。マンションの屋上は非歩行とすることが多く、外断熱が多いのですが、ルーフバルコニー付きの場合は、専用使用を考えるので、防水層の上に保護コンクリートの打設を行います。
     この場合も、ルーバルスラブの防水層の上に断熱層を設置するのが、より丁寧な施工になりますが、施工上工期がタイトな場合などに、スラブ下に断熱材を打ち込みことが多くなります。ルーフバルコニーは、全日日射を受けるケースは少ないので、温度変化も屋上ほどのことはありませんが、この断熱材先行打ちをする場合は、ルーバル下の各外壁、戸境壁に通常以上にしっかりと温度伸縮に対抗する補強筋を入れることが肝要になります。

  24. 25 匿名さん

    GB様、23です。お忙しい中ご回答ありがとうございました。
    実は私は先のスレッドにて相談した本人ではないのですが、同様の問題が
    私のマンションでも発生しており先のスレッドを引用させていただきGB様
    に相談した次第です。本件よくある失敗ということで理解いたしました。
    また、当方マンションも斜めに入ったひびにエポキシ樹脂注入で対処する
    と施工会社から聞いておりますが、通常の対処方法なのですね。安心しました。
    どうもありがとうございました。

  25. 26 匿名さん

    ゼネコンボーイさま。他スレでもありましたが、某マンション指南をなさっている方の中に、最低これだけはチェックしなさい!みたいなコーナーで、「外階段に鉄骨階段は避けるべき」がありました。私も某マンション契約した後に気づいたのも情けないのですが、見てから気になって目に付くマンションを見ていますが、結構鉄骨階段のマンションはあるものです。この指摘は単に将来、鉄骨部の錆補修にコストがかかるからとかそういう問題だけなのでしょうか?それとも他にデメリットはありますか?

  26. 27 匿名さん

    ゼネコンボーイさま、はじめまして。
    このたび、タワーマンションの購入を考えています。
    そこで戸境壁について教えていただければ、と思うのですが
    そこの構造は、中空になっているようで、パンフレットには
    1、中央にグラスウール保温板(24K、25ミリ厚)
    2、それを抑える形で(グラスウール方向へところどころ出っ張りがある)SLPエース8ミリ厚
    3、一番外側にエフジーボード5ミリ厚
    となっています(イラストで説明されています)。

    タワーマンションの場合、軽量化のため普通のマンションよりも戸境壁の防音性能が落ちるとは聞いていますが、上記のような仕様なら、タワマンとしては標準的と考えて宜しいのでしょうか?

    また、戸境壁にテレビを置いたとした場合(もちろん壁から少しは離しますが)、隣の家に迷惑がかかるほどの音漏れがする可能性はありますでしょうか?

    変な質問ですが、よろしくお願いします<(__)>

  27. 28 ゼネコンボーイ

    >>26.の方へ
     補修が面倒といえば、そうですが。それを言い始めると、外装はPCa板の工場でコンクリート打設時にタイルを打ち込んだもの以外は、10年置きのメンテが必要で面倒だということになる。
    (まあ、鉄部の補修は、より頻繁にはなりますが)
     ・吹き付けタイル・・・・まあ15年に1回は吹き直しが必要。
     ・現場貼りの45二丁掛けタイル・・・・10年置きに剥離検査をした方がよい。
      (タイルの場合、施工コンディションがよいと、何もしなくても半永久に保つケースもある)
     在来工法でもPCa板で構築しても、ジョイント部分のシール目地は10年を待たずに劣化することが多い。シールが切れてもとりあえず漏水しない納まりが肝要。→妻側もバルコニーが連続しているマンションが理想的です。
     さて、本題に戻りますと、鉄骨階段はその昇降音が問題になるかと。日頃使用する住民がいなければ、問題なしですが、頻繁に利用する人がいる場合に、そのそばの住戸ではややうるさく感じることがあることでしょう。一般に片廊下型マンションでは、廊下側に付くので、その階段に近い北側の洋間に居る際に、やや昇降音を感じるケースがあるでしょう。
     また、一般の妻側住戸やタワーマンションのコの字プランで、そのスリット部分に階段を設置するケースがよくありますが、その際は鉄骨階段に隣接した住戸では注意が必要です。階段側の外壁にウレタン吹き付けのGL工法で内壁を作ると、階段の昇降音がよく響く住戸になります。
     この場合、独立支柱によるふかし壁仕様とする必要があります。梁型も同じように安易にGL工法で化粧しないで、LGS下地で梁型を作ります。これも未だに犯しやすいミスなので、心当たりのある購入者は、その部分の施工方法を事前によく確認してください。

  28. 29 26です。

    ご丁寧な回答、ありがとうございました!鉄骨階段は音がポイントなのですね。一応、マンションパンフレットの外部仕上げ表には、「外部直通階段:鉄骨階段 床・PCコンクリート板またはコンクリート金コテ押え 手摺・スチール製」とあります。床部にコンクリート仕様ということは、いわゆるカンカンカン!ってイメージの音は発生しないのかなぁ?と思っておりますが、いかがなものでしょう?

  29. 30 ゼネコンボーイ

    わ〜。
    しばらくみない内に、なんとリフォームされている。
    GBのこれまでの書き込みが読みずらいのなんのって。・・・
    気を取り直して、
    >>29. 26さん
     通常、鉄骨階段は床の踏み面部分は、コンクリート又はモルタルを打設します。
    PCコンクリート板だと少しはよいかも知れませんが、やはり通常のRC階段に比較すると、
    響きやすい階段になります。

  30. 31 ゼネコンボーイ

    >>27.の方へ  大変遅くなりました。
     この(株)エーアンドエーマテリアルの押出成形セメント板の仕様と、
    吉野石膏などの石膏ボードの多重貼り工法による乾式壁がタワーマンションの壁工法を
    二分しています。どちらも性能は同じようなもので、ゼネコン側も競争させて安い方を使用します。
     さて、http://www.aa-material.co.jp/index3_1.html
    のSLPエース耐火120の部分に、カタログがリンクされていますが、ここに掲載れている
    RC150壁との比較は、やや極端な事例を持ってきているようで、RC戸境壁の場合には、
    四方が柱梁で強固に保持されているので、空気音の振動が来ても、125Hz近辺の低音域は
    比較的得意の部類に入り、一方で、乾式壁はボード端部の固定が甘い分、どんどんと言った
    感じの低音がやや弱いと言えます。(衝撃力が大きいと振動しやすい)
     空気音は、音圧が面で作用するもので、衝撃音は点で作用するものといった違いがありますが、
    まあどちらも性能上はだいたい似たようなものです。
     その意味で、子供がプロレスごっこをして、壁にぶつかると、乾式の方が音が大きいでしょう。
    夫婦げんかして、皿が投げられた場合、これはRC壁の方がうるさいことがあるかも知れません。
     いずれにせよ、TLD57の製品であれば、乾式であれ、特に空気伝搬音では問題ありません。
    (TLD60の方がよりよいですが、この57の製品は幅広く標準仕様で採用されています)

  31. 32 匿名さん

    27です。
    ゼネコンボーイさま、分かりやすい説明、ありがとうございました。
    タワーマンションの仕様としては標準的とのことで、ひと安心しました。
    念のため、テレビを置く予定に後ろになる戸境壁にはエコカラット等を施して
    多少なりとも、厚みを持たせようかとも考えています(気休めかも知れませんが)。
    どうもありがとうございました。

  32. 33 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、現在マンション契約しようか迷っています。
    私は音に対して敏感なほうとおもいますが、以下マンションの遮音性は生活するのに十分でしょうか。
    ボイドスラブ厚 275mm、二重床(際根太:在来工法)LL45 、二重天井なし 、営業の説明では、
    遮音性は LH50、LL45の仕様となるとのことでした。なお、上階には、夫婦と3歳の子供が入居予定です。どうぞよろしくお願い致します。

  33. 34 寒がり(関西在住)

    ゼネコンボーイ様
    今回、1階が駐車場(3段機械式)になっている真上の2階住戸を契約しました。
    ひとつ心配なのが、床からの冷気です。外壁については、ウレタンフォーム30mmの断熱材との
    記述があるのですが、2階床または1階天井の断熱については説明書きはありません。
    後日問合せてみようかとも思うのですが、その場合の聞いておくポイントとかあるでしょうか?
    ちなみに床は全室フローリングで遮音等級LL-55、コンンクリートスラブ厚さは250mm
    (一部200mmとの記述あり)です。1階駐車場の天井は化粧ボード仕上げとなっています。
    普通、その辺りの断熱はきちんとやってるもので、心配しすぎかもしれないのですが、
    どうぞよろしくお願い致します。

  34. 35 ゼネコンボーイ

    >>32. 27.の方へ
    質問にすべて答えていなかったようで、・・・。
    今のマンションで、隣のテレビの音が聞こえることはまずありません。
    そのようなケースはお互いにバルコニー側のサッシュを開けていたときとかですね。
    よって、テレビの音にそれほど神経質になる必要はありません。
     テレビも、ピアノもスピーカーの振動、弦の振動による空気伝搬音と、
    その振動を支えている筐体から、床に伝搬して広がる固体伝搬音のミックスしたものとなります。
    よって、それぞれ、音の伝搬を防止する緩衝部分を床との間に設置すると、
    隣戸への伝搬や階下への伝搬は、より軽減されたものとなることは確かです。
     今流行の平面パネル型のTVを導入される方も、スピーカーのある部分の下は、
    ゴム系の防振マットを敷設すると、よりよいかも知れません。
    しかし、もには限度があるので、
    余りボリュームを上げないことが、一番のエチケットだと思います。

  35. 36 ゼネコンボーイ

    >>33.の方へ
     音が気になるようでしたら、たぶんアウトかと思われます。
    まず、前にもの述べましたが、二重床のカタログ値が、LH50、LL45の仕様であると
    思われますが、これは現場ではまず再現できません。
     というのが、未だにメーカーは際根太のない状態での試験を繰り返しており、
    それを公的機関が、現場における推定値ということで、成績証明書を出している現状が
    あるからです。いいかげん、際根太のある状態での試験に切り替えればよいのですが、
    昔から、そのような試験をしていないので、今急激に切り替えると、普及価格で、
    LH50、LL45の商品が出せなくなるという現実があり、また自分一社だけが、現実の
    レベルをパンフやHPに記載すると、他のメーカーの商品に負けてしまうというジレンマも
    あるようです。
     しかも今回の場合、直天・在来際根太ですので、LH55、LL55ぐらいが実際のところだと
    推測されます。
     デベも設計事務所も、二重床メーカーのカタログ値が達成できると思っている人が
    まだたくさんいるのが現実で、この状況が、マンションにおける床衝撃音性能の向上を
    阻害しているとも言えます。
     GBの思う今の二重床の最低基準は、
    通常スラブ200mm以上、ボイドスラブ250mm以上+防振際根太付き+二重天井ですが、
    直天+275mmボイドスラブ+在来際根太はやや劣っていると感じます。
    (この最低基準でも、上の人がそれなりの注意をしないと、響くことに変わりはありません)

  36. 37 ゼネコンボーイ

    >>34.の方へ
     この部分は通常地域で、25mmの押出成形ポリスチレン(スタイロフォームなど)
    を断熱材として打ち込むのが通例であり、それを省略する事例を未だに見たことがありません。
     下に機械式駐車上がある場合は、下階への床衝撃音を気にしなくてよいメリットがある反面、
    駐車機械作動時の振動や音が伝搬する危険性もはらんでいるので、防振ゴム等で、
    制振対策されていることを確認しましょう。
     高級な仕様では、この部分を二重スラブとして、遮音性を高めることもあります。

  37. 38 寒がり(関西在住)

    ゼネコンボーイ様
    34です。
    省略する事例を未だに見たことがないとのこと、少し安心しました。
    確かに、駐車場の振動と音対策の方が気をつけないといけないですね。
    合わせて確認します。
    ありがとうございました。

  38. 39 32=27

    ゼネコンボーイさま
    重ね重ねの回答、本当にありがとうございました。
    今更ですが^^;、TVの隣室への音漏れ、私が心配だった理由は
    ・隣りの部屋が、隣家の寝室になる可能性が高いこと。
    ・私が帰宅してTVを見る場合、時間帯が23時から午前1時ごろになること。
    という背景があり、気になっておりました。
    音量はもちろん気をつけるつもりでしたが、アドバイスにもありますように
    防振マット等も使うようにして気をつけていきたいと思います。
    どうもありがとうございました。

  39. 40 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    33です。回答ありがとうございました。遮音性はやや不足ということせすが、間取り、立地等気に入って
    いるのでどうしようか迷っています。音は、騒音源が上階の真下の部屋でなければ、それ程気にならなく
    なるものなのでしょうか?

  40. 41 バイオ

    ゼネコンボーイ様

    先日マンションを購入しマンション建設中なんですけど
    雨の中(小雨)降っている中、現場の方が作業していました。

    私が心配なのが、雨(小雨)が降っているときにコンクリートを流す作業を
    行うことでコンクリートに悪影響があるかどうかです。
    強度的に弱くなるとか心配です。

    知識がなくてすみません。

    よろしくお願いいたします。

  41. 42 ゼネコンボーイ

    >>33. 40の方へ
     ある程度気に入って相談される方が多いので、できるだけ否定したくないのですけどね。
    上が子供3人とのことですが、上の方が気を付ける方であれば、特に問題ないし、
    下で住む人も、マンションだからこんなものかと思えば、そのなに苦痛に感じることでもない
    訳です。子供もみんな中学生になれば、部活が始まって家で騒がなくなるでしょう。
     二重天井がある場合、子供のどんどんに対してはむしろ悪い作用がややあるのですが、
    250Hz帯域以上の成分では、1ランク=5dBの低減効果があるので、
    中高音の成分が少なくなる分、心理的に、ぐっと遮音性が高まった感じがする訳です。
     どこかのHPに、二重天井内にグラスウールを入れて、上階の騒音に対処した事例が
    載っていますが、あれは厳密にJISの重量衝撃音レベルを測定して比較した訳ではなく、
    GWを入れると、250Hz以降での数dBの削減があるので、63Hz帯域以降の重量衝撃音は
    改善されてなくても、250Hz帯域以降の緩和でも少しは静かになった感じがしたということですね。
    (つまり、入居者の感想を掲載して、あたかも重量衝撃の対策工事ができるかのように
    宣伝していますが、重量衝撃音レベルそのものは改善していないと思われます)
     参考事例が長くなりましたが、高音域の方が心理的にうるさいので、
    軽量衝撃音の緩和を含めて、やはり遮音上は二重天井であった方がよいのです。
    (将来的な天井照明の付け替えも楽。たぶん、空調の効き具合もよいハズです。)
    しかし、そのようなもの優先するのが立地などの好みでしょう。

     ご質問の斜め下の住戸の場合ですが、直下の部屋より1ランク強〜1.5ランク程度落ちますね。
    これは、RC戸境壁上部にRCの梁型があるかないかで、若干ちがってきます。
     同様に、同じ住戸内で上階も同じ間取りの場合、騒音源直下の部屋と隣の部屋では、
    これまた3dB程度違って聞こえます。小梁付きの場合は、その小梁を超えての伝搬が緩和
    される傾向があります。その分、同じ位置での床衝撃音は、小梁内ではその直下に衝撃エネルギー
    がやや集約され、ボイドなどの無梁床板では床板全体に拡散される傾向を持ちます。
     この状況が、一概に小梁付きがよいと言えない状況を作り出している一因ですね。
    (→剛性の高い=厚さが十分にとれているボイドであれば、総合性能が勝るケースが多くなる)

  42. 43 ゼネコンボーイ

    >>41.の方へ
     小雨なら、心配する必要ありません。
    旧スレッドをご参照ください。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/95-102

  43. 44 匿名さん

    ゼネンコンボーイ様
    33、40です。音に関する詳細なご説明ありがとうございます。とても参考になります。
    購入に関しては、遮音性以外の部分も含めて再考したいと思います。

  44. 45 バイオ

    >>ゼネンコンボーイ様

    有難うございました。

    大変失礼いたしました過去スレにあったんですね

  45. 46 多分No.46

    ゼネコンボーイ様

    購入検討中のマンションについて、営業担当に耐久設計基準強度について
    問い合わせたところ、設計基準強度が27N以上なので、耐久設計基準
    強度も27N程度という返事が帰ってきたのですが、これは正しいのでしょうか?
    設計基準強度と耐久設計基準強度の、具体的な数字の関連性について
    ご教示くださいませ。

  46. 47 ゼネコンボーイ

    >>46.の方へ その1
     設計基準強度とは、建物の構造設計をして、例えば地震時の外力を受けて場合の
    構造体コンクリートの応力度が、コンクリートの許容応力度を超えないように設定する
    ものです。
     圧縮強度の場合は、その応力度が設計基準強度の1/3以下となるように設計しており、
    単純に言うと、この強度はコンクリートのピースを圧縮したときの壊れる強度で
    確認しています。
     耐久設計基準強度とは、1997年版の日本建築学会の標準仕様書JASS5(鉄筋
    コンクリート工事)より、取り込まれた概念で、構造上要請されるものだけではなく、
    コンクリートの中性化による構造体の劣化に着目して、耐用年数の指標を考慮した
    ものです。
     というのが、コンクリートの水セメント比(生コン中の水/セメントの重量比で、
    建築の場合50〜55%前後が多い)を小さくする程、緻密なコンクリートが得られ、
    結果として、コンクリートの圧縮強度も、中性化速度の遅延性能も同時に高くなる
    からです。
     だから、耐用年数の観点からも、使用するコンクリートの設計強度を採用して
    いこうという発想が97年以降、性能設計確立の機運と共に登場してきた訳です。
     そのJASS5では、建物の計画共用期間の級を
    1.一般(大規模修繕不要予定期間としておよそ30年、供用限界期間としておよそ65年)
    2.標準( 〃 65年、 〃 100年)
    3.長期(大規模修繕不要予定期間としておよそ100年)
    の3水準とし、それぞれの使用するコンクリートの耐久設計基準強度を
     1.18N/mm2  2.24N/mm2、 3.30N/mm2
    としています。
     これで、マンション販売のカタログ中に、コンクリート強度が30N以上であることを
    謳う事例が多くなりました。(特にタワーマンションでは、構造設計上、大部分の必要
    強度が30N以上となるケースが多くなるので、それだったらPRできるように、
    すべての構造体コンクリートを30N以上にしようという事例も多いようです)
     46.さんの事例の27Nでは、上記の2.に該当するので、「標準」設計となります。
    つまり、有意な耐久設計基準強度は、上記の3つの値しかないのが現状ですが、
    耐久性能もコンクリート強度で連続的変化するとすれば、耐久強度=27Nと言う
    のも間違いではないかも知れませんが、余り公的価値はない表現でしょう。

  47. 48 ゼネコンボーイ

    >>46.の方へ その2
     それでは、コンクリート強度を30N以上とすれば、本当に100年間大規模修繕が
    不要でしょうか?
     これには、日本建築学会より発行されている下記の指針案が参考になります。
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    ここで、性能検証型一般設計法と標準仕様選択型設計法が示されています。
     前者では、建物の劣化現象ごとに設定された要求性能を全て満たすように、
    材料・工法を選択するとあります。この劣化現象には、コンクリートの中性化、
    塩害、凍害などがあり、通常の地域では、中性化対策が一番の課題になります。
     要求性能としては、建物の設計耐用年数の期間中、構造体及び部材が設計限界状態に
    達しないこととなり、中性化の場合は、最外側鉄筋の20%が腐食状態になったときと
    定義されています。
     後者の標準仕様選択型では、その都度要求性能を検証していく作業も大変なので、
    一般地域における設計耐用年数の標準を65年、100年の二通りとして、
    それぞれの場合に要求されるコンクリートの材料規定を設定しています。
     この100年仕様が細かく仕様規定されていますが、主なものとして、
      1.設計かぶり厚さを、屋内仕上げあり以外では、65年仕様よりも10mm大きくする。
      2.耐久設計基準強度を30N/mm2以上。(65年仕様では、24N以上)
      3.地下以外には、高炉セメントやフライアッシュセメントの使用は不可。(65年はOK)
    などです。
     この2.の部分がちょうど、先述したJASS5の計画供用期間の級と対応させています。

     マンションのカタログで、100年仕様を謳っている場合は、現状としてこの2.や3.
    を守っている場合がほとんどであり、1.の条件を厳守している事例は少ないでしょう。
     本当に100年マンションが欲しい人は、この「かぶり厚さ」の規定部分もよく確認
    するようにしてください。

  48. 49 No.46です

    ゼネコンボーイ様
    丁寧なご説明、ありがとうございます。
    コンクリートの圧縮強度と中性化速度の遅延性能というのは、
    同じ指標で表わせるのですね。
    うちは100年コンクリートまでは求めていないのですが、
    その意味もよくわかりました。
    本当に助かります。

  49. 50 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、遮音について教えてください。
    現在内覧にて物件チェックを行っておりますが、その中で疑問点がございます。
    当方の物件、2重床なのですが遮音(吸音?)用にグラスウールが敷き詰めてる形なのですが
    隙間があります。

    施工側としては規定で60%以上敷き詰めることになっているから多少隙間があったり
    また、2重床の脚の部分はどうしても空いてしまうとのことでした。

    よくわからないのは、通常の場合、こういったものなのか、それともびっちり敷き詰めるもの
    なのかということと、敷き詰めない場合(6割程度満遍なくしいた場合)での問題点があるのか
    どうかということです。

    その辺お分かりでしたら教えていただけませんでしょうか?

  50. 51 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    免震構造の効果について教えて下さい。
    湾岸地域に建つ免震構造のタワーマンションですが、
    確実に発生すると言われている東海・東南海・南海地震の
    長周期(2〜6秒)・長時間(10分)の揺れを
    減衰させる効果は期待できるのでしょうか?
    高層階なので心配です。
    どうぞ宜しくお願いいたします。

  51. 52 匿名さん

    ゼネコンボーイ様

    お忙しいところ恐れ入ります。

    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/6488/
    のNo.07にある書き込みですが、
    こちらはゼネコンボーイ様のご回答でしたでしょうか?
    なんとなく文章の書き方が、ゼネコンボーイ様のものと違うような印象を受けたのと、
    サイト内を探しても、回答に対する質問が見当たらなかったので...。
    もし違っていたらごめんなさい。

    ところで、このマンションについて質問させてください。
    http://www.ch-sendai-ttt.com/

    (1)南棟と東棟の位置関係について、ちょっと無理があるように思うのですが、
       適切なものでしょうか?

    (2)西松建設の施工なのですが、雨漏りがする、梁が斜めだった(?!)など、
       あまりよい評判を聞きません。どう思われますか?

    (3)基礎構造について、「地下約15m以深、N値50以上の砂岩層を支持地盤としています」
       とありますが、実際には砂岩層までの深さは位置によってマチマチだそうです。
       大丈夫でしょうか?

    (4)「隣の住戸との間には、耐火性・遮音性に配慮した、厚さ約136mmの乾式耐火遮音壁を採用。
        石膏ボードの間には遮音性能に効果のあるグラスウールを充填しています。」
       とあります。
       19階建てのマンションで重量に配慮したものと思いますが、
       地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?

    (5)間仕切壁について
       「専有部内の間仕切り壁は厚さ約9.5mmのプラスターボード貼りにしました。」
       とありますが、こちらも(4)と同様に、耐久性に不安があります。
       また、上階などからのPS騒音にも不安がありますが、いかがでしょうか?

    (6)耐震構造について。
       19階建てで、今時「免震」でも「制震」でもなく、「耐震」設計ということについて、
       どう思われますか?

    (7)ほか、設備・仕様など、問題点らしきものがあれば教えてください。

    以上、お忙しい中恐れ入りますが、お手すきの際にでもお返事いただけたら幸いです。
    よろしくお願いいたします。

  52. 53 匿名さん

    ゼネコンボーイ様
    はじめまして。もう契約してしまったのですが。湾岸海沿いのマンションです。
    塩害対策として聞くと
    水セメント比50%以下、仕上げ材仕様(吹きつけとタイルの併用ですが、吹きつけが面積大きいと思われる)、金属部分は特殊な鍍金がしてあるとのこと。
    コンクリートはプレキャストになってます。
    今吹き付け中でしょうか。色が着いている箇所とコンクリートむき出しの箇所があります。
    吹きつけとタイルで塩害対策と言えるのでしょうか?また、両者に塩害への違いがあるのでしょうか?
    別の方に聞くと、塩害への効果は基本的に同じで、吹き付けのほうが技術がさほど難しくなく、よってコスト安。タイルは職人の腕次第でコスト高とのこと。
    ちなみに被り厚は建築基準+1センチ(普通でしょうか)。
    塩害(ひび割れ、鉄筋腐食、爆裂が比較的発生しやすいと解釈すればいいでしょうか)対策として十分と考えていいでしょうか?
    ちなみにデベもゼネも日本橋にゆかりのある財閥系のところです(違う法人ですが、素人から見れば一心同体のごとく見える。どこの物件もこのコンビ)。

  53. 54 ゼネコンボーイ

    >>50.の方へ
     そのようなものです。
    下記もご参照ください。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/284-289

    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/4992/res/414-417

  54. 55 ゼネコンボーイ

    >>51.の方へ
     別にGBの専門でもないのですが、
    長周期の震動は、遠方で発生した地震が平野部の堆積層で表面波の形で増幅されて
    遠隔地へ伝わる。その際この堆積層の厚さで、周期は変化し、
    関東の場合、その周期が6から7秒前後となることが多いといわれています。
     2004年10月の中越地震でも、都内の複数のエレベータが長周期の影響で、
    安全停止する事例が多発しました。
     一般に免震構造では、固有周期を4秒ぐらいにチューニングし、
    一般の中高層建物の固有周期である1から2秒で周期だと、同調しやすくなる一般地震動を
    やり過ごします。で、長周期の地震動もその免震構造物の固有周期からははずれるので、
    特に問題ないだろうとされています。(一定の揺れは防ぎようがありませんが)
    >詳しくは、検討案件のデベにご質問ください。
    >構造設計者が丁寧な説明書を作成してくれるはずです。

  55. 56 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、
    住まい○ーフィンにて、碓井氏が2重床必須を主張するためにものすごい論理を展開しています。
    面白いのでのぞいてみてください。

  56. 57 匿名さん

    >>54
    GB様、ありがとうございました。
    以前同じような質問があったのは見てはいたのですが6割ってのが気になってたもので。。。
    (施工が言ってたこの6割以上ってどんな資料からなんだろうと思って...)
    あと洗面下からみたらぽーんと1個GWが置いてあっただけで大丈夫か?みたいだったので。。。
    とりあえずあれば問題ないということで安心しました。

  57. 58 匿名さん

    >>56
    計測器より自分の耳を信じるですか・・・・
    まあ、人間という生き物はある先入観があると、その感覚(五感)が脳内で増幅される・・・・というのが最新の脳科学の常識なんですがね(笑)
    薄井氏は、典型的なサンプル例ですね。

  58. 59 匿名さん

    >>56
    これを読んだ人の中に二重床の物件だけを選択、購入される人へ影響が出る可能性
    とか考えてるんですかね・・・。

  59. 60 51

    >>55
    ゼネコンボーイ様
    ご回答いただきありがとうございました。
    免震構造では固有周期をチューニングできるとは驚きました。

    横浜の物件ですが、関東大震災の時に東京よりも横浜の方が震源に近くて
    当時の写真を見ると壊滅的な被害を受けていたことと、
    東海地震でも震源に近いので、耐震性を一番重視したいと思っていました。
    これで安心できました。

  60. 61 ゼネコンボーイ

    >>52の方へ
    まず、他スレッドでの引用ですが、「今時直床」のNo.258で述べていますね。
     ここのスカイウイングもまずまず売れているようですね。
    >(1)南棟と東棟の位置関係について
    GB:実際にはかなり離れているようで、問題なしですね。
    (デベの方々は、全体配置図・標準階平面図をHPに掲載するようにして欲しいですね)
    >(2)西松建設の施工
    GB:ノーコメント
    >(3)実際には砂岩層までの深さは位置によってマチマチだそうです。大丈夫でしょうか?
    GB:そんなものです。
    >(4)戸境壁・・・地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?
    GB:タワーマンションでは乾式が通常であり、他に選択肢はありません。
    大きな地震が来て、乾式二重壁の上下シール部分が傷むと、遮音性が悪くなることもありうるでしょう。そうなったとしても、補修すれば済む話です。
    >(5)間仕切壁について・・・・耐久性に不安があります。
    GB:どうなっていれば、満足ですか?
    また、PS周囲は、外側にPBを二重張にして、排水管自体も、遮音性を考慮したものになっているハズです。
    >(6)耐震構造について。
    >   19階建てで、今時「免震」でも「制震」でもなく、「耐震」設計ということについて、
    >   どう思われますか?
    GB:まず、このような板状マンションでは、免震にすると、免震部分に引き抜きも生じるので、
    対策が大変となり、無理に免震にしない。「制震」が「免震」の次によいと思っている人が多いが、
    制震にして、地震動エネルギーを吸収させて建物の応答を軽減している分、建物の骨組みもスリム化しているので、同じ耐震余裕度というか、品確法の対策等級が1であれば、同じような耐震性能でしょう。今は、構造スリム化による経済性を考慮して、制震部材を組むことが多い模様。
    よって、耐震で設計できているのであれば、特に気にしなくてよいのでは。
    >(7)ほか、設備・仕様など、問題点らしきものがあれば教えてください。
    GB:仙台駅に近くてよいマンションと思いますよ。

  61. 62 匿名さん

    ゼネコンボーイ様、私のつたない質問に丁寧にお答えいただきまして、
    本当にありがとうございました。

    何しろ建築物に関してはまったくの素人、
    一戸建てと違って、気軽に修理できない(管理組合云々で)というイメージがあるので、
    どうしても慎重にしたほうがいいのかな、と思ってしまうのです。

    >(4)戸境壁・・・地震や経年劣化などに対する耐久性などは大丈夫なのでしょうか?
    >(5)間仕切壁について・・・・耐久性に不安があります。
    GB:どうなっていれば、満足ですか?

    についてですが、
    「戸境壁」が「タワーマンションでは乾式が通常であり、他に選択肢はありません。」
    については知らなかったのです。(勉強不足...)
    やっぱり自重の関係でしょうか?

    頭の中のイメージを簡単な図にすると(ズレてないといいなあ)

    ■━■━■━■━■━■━■━■
    ┃ │ │ │ │ │ │ ┃
    ┃A│B│C│D│E│F│G┃
    ┃ │ │ │ │ │ │ ┃
    ■━■━■━■━■━■━■━■

    よりも

    ■━■━■━■━■━■━■━■
    ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ┃A┃B┃C┃D┃E┃F┃G┃
    ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
    ■━■━■━■━■━■━■━■


    のほうが気分的に安心なんだけど...という気持ちでした。

    まだ30年ごとに100%来る!といわれている
    宮城県沖地震もきていませんし。

    同物件のHPでもわかる通り、
    肝心なところが明記されておらず、
    (耐震・免震・制震のどれかが明記されていない、など)
    営業さんから説明を受けても「売りたいだろうし、そういう答えだろうな」と思ってしまう。

    構造説明会でも、質問に対してズレた答えが返ってきているのを見て、
    「大丈夫なの?施工業者さん?」となっていたので、
    ゼネコンボーイ様からのご回答で
    かなり安心することができました。

    お忙しい中本当にありがとうございました。

  62. 63 匿名さん

    あ!62=52です。
    名乗るのが抜けてしまいました。
    ごめんなさい。

  63. 64 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ 
    質問が高度なので、会社にある
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    を見て、ご返事します。
    >>56の方へ
     情報ありがとうございます。その3までの記載がそろった段階で、糾弾させていただきます。
    >>62. 52さん
     平面図の労作ありがとうございます。今回新規分譲される方の棟(14F)が、
    通常のRC戸境壁なのにと思われたわけですね。
     スカイウイングぐらい高層(19F)になり、しかも板状のマンションとなると、
    戸境壁をRC造にすると、そこに地震時の水平力が大きく作用して、
    今使用しているコンクリート強度だと、逆に容易に壊れるものになります。
    (最下層の耐力壁端部の応力度の値がすさまじいものになる)
     そこで、純ラーメン構造といって、耐震壁のない構造にすることで、
    一定の変形を許しながらも、壊れない建物とします。
    (妻側住戸の妻側壁も耐震壁とし作用しないように、開口部を大きくしたり、
    軸をずらしたりしていますね)
     当然、純ラーメンの挙動を阻害しないように、四周にスリットを設置して、RC戸境壁と
    することも原理的には可能ですが、工程がかかること、建物全体の重量が増加することで、
    その仕様が選択されることはまずありません。
    (板状マンション以外の、ロの字プラン、コの字プランのタワーマンションでは、
    中央部にRCの耐震壁が構築されるケースがあります。しかし、その場合も戸境壁は、
    乾式で設計が原則です)

  64. 65 匿名さん

    53です。
    私は素人です。そんな専門的なものとは思いませんでした。
    しかし、ゼネコンボーイさんがそこまでおっしゃるのなら、待ちます。
    お手数おかけします。
    よろしくお願いします。

  65. 66 匿名さん

    はじめまして。
    下記マンションを検討しているのですが・・・
    http://www.homewith.net/mh/bkdetail/anyfile.jsp?nbk_id=ESTdv40vsb&...
    構造、遮音性についてご意見をいただけますでしょうか?
    直床、スラブ:200mm-240mm、階高:2900mm、天井高:2500mm、スパン:8100mm、
    バルコニーから北側梁まで:13650mm、戸境壁:220mm-240mmです。
    希望はタイプGで、上階も下階も同じ間取りです。
    よろしくお願い致します。

  66. 67 匿名さん

    >>56の方へ
    > 情報ありがとうございます。その3までの記載がそろった段階で、糾弾させていただきます。


    その3までの記載がそろったので、糾弾してください。
    https://www.****/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50

  67. 68 匿名さん

    https://  www.****  / member /wmbbs/wmbbs.php?b=50

  68. 69 匿名さん

    https://www. s u mai- surf i n. com/member/wmbbs/wmbbs.php?b=50

  69. 70 56

    56ですが、67-69は自分じゃないです。
    あおるのは本意ではないので。
    ゼネコンボーイさん、コメントは気が向いたらで結構です。

  70. 71 匿名さん

    56じゃないが、ゼネコンボーイさん、薄○氏の二重床論議に回答しろよ。

  71. 72 匿名さん

    >71
    エラソーな態度だな・
    低レベル臭プンプンだぞwww

    >1をよく嫁

  72. 73 匿名さん

    72の方が2chばかまるだしだが、ゼネコンボーイさん応答おまちしております。

  73. 74 匿名さん

    ゼネコンボーイさま。いつもありがとうございます。大変参考になります。

  74. 75 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ その1  遅くなりました。
     まず、はじめに断っておきますと、現状の仕様では、塩害対策は意識されていません。つまり、地区ごとに海岸線からの距離で、壁の仕様や鉄筋のかぶり厚さを規定することは、建築学会の鉄筋コンクリート工事標準仕様書であるJASS5においても、公共建築標準仕様書でも行っていません。先に紹介した、
     「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針(案)・同解説」2004.3
    で、その大きな方向性が、打ち出されているところで、これもスクラップ&ビルドから、より長く建築物の寿命を延ばしていく、サステナブル・ビルディングへの流れが大きく影響しています。ただ、この指針案をむやみに適用すると、その分高価なマンションになるので、普及が進んでいないと思われます。
     コンクリート中の塩化物濃度が一定値以上になると、不働態皮膜状態がくずされ、中性化の進行に関わらず、鉄筋の腐食が始まります。潮風で飛来する塩化物イオンは、コンクリート中に浸透し、鉄筋の方へ浸透すると言われ、実際に海岸縁の古いRC構造物では、庇等に鉄筋が腐食膨張し、かぶり部分の剥落している事例がみられます。
     この「耐久指針案」では、その塩化物イオンの鉄筋までの浸透を遅らせるためのかぶり厚さの規定を海岸線の距離からで規定し、さらに「塩化物イオンの進入を防止するための有効な仕上げ」を必須としています。防止する仕上げであれば、そこでカットできそうですが、それがあってもかぶり厚さをふかします。さらに、この仕上げがどのようなものが推奨されるか、一切記載がありません。この辺の研究は建築の場合特に進展していないようです。
     ここで、タイル仕上げvs吹き付けタイルですが、GBの勝手な推測としては、完璧施工の吹き付けタイルは塩化物イオンを通さないように思います。むしろタイルの目地部分が塩化物が滞留しやすく、コンクリートへの浸透に無防備のような気がします。しかし、一般に塩化物は樹脂も痛めることが多いので、より頻繁な吹き替えが必要なことも確かでしょう。 

  75. 76 ゼネコンボーイ

    >>53の方へ その2
     折角なので、「耐久指針案」の要求するかぶり厚さがどんな感じかご紹介しましょう。
       基準法では、柱・梁・構造壁の構造体最小かぶり厚さ=30mm以上。
              床スラブ・非構造壁の最小かぶり厚さ=20mm以上。
    これが、公共建築に適用される「公共建築工事標準仕様書」では、さらに仕上げがあるときに、基準法の厚さを最小厚さとして許し、仕上げがないときは、
         構造体で屋外面は基準法+10mm、
         床スラブ・非構造壁は屋内外共、基準法+10mmとします。
     さらに、JASS5では、あらかじめ10mmまでの施工誤差を考慮して、設計かぶり厚さとして、基準法+10mmの厚さを設計厚さとして、屋外仕上げなしの場合のみ、両者とも+20mmとします。これが、通常環境における設計耐用年数65年仕様でもあります。
    (よって、53さんの営業マンは、JASS5でやっていますという意味でしょう)
     因みに、品確法における「劣化対等級」では、
      等級3:先の公共建築仕様の最小かぶり かつ水セメント比50%以下
      等級3:先の公共建築仕様+10mmの最小かぶり かつ水セメント比55%以下
      等級2:等級3の条件で、水セメント比がそれぞれ55%以下、60%以下の場合。
    となっています。これは中性化速度に水セメント比も勘案したものです。
     これに対して、先の「耐久指針案」では、屋外面は仕上げありが当然とされ、
    その際の設計かぶり厚さ及びコンクリートの水セメント比は、構造部、スラブ・非耐力壁部分共に、設計耐用年数65年時に、
     ・準塩害環境地域  60mm、55%以下
     ・一般塩害環境地域 70mm、50%以下
     ・重塩害環境地域  80mm、45%以下
    と規定されています。これは、構造体部分の仕上げ有り時の標準設計かぶり厚さの40mmと比較して、かなり増やした形になります。
     ・準塩害=海岸線より250〜1000m
           (日本海側、沖縄では1000〜1500m、瀬戸内地方50〜250m)
     ・一般塩害=海岸線より50〜250m
           (日本海側、沖縄では250〜1000m、瀬戸内地方50m以内)
     ・重塩害=海岸線より50m以内   (日本海側、沖縄では50〜250m)
    となっています。日本海側でその距離が広いのは、海岸で波が砕けることが多いからです。
     こうなると、ほとんどの臨海部マンションにおいて対策が必要となります。逆に対策がないと、通常地域に比較して、やや不正確ですが、順に65年×40/60、40/70、40/80に耐用年数が縮まるという推測が可能です。これが本当かどうかは、今後、実際の建物が証明してくれるでしょうが、東京湾は穏やかな海であるので、ここまでのこともないような気がします。一方で建築業界も、各種仕上げの塩害防止能力の検証を進めることも必要でしょう。(一般に構造体や外壁部分がプレキャスト製品であると、高強度で水セメント比も小さい場合が多いので、耐久性は高いものになります)

  76. 77 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その1
     皆様お待たせしました。
     まず、碓井のコメントその1は、都内の某デベが直床の標準仕様を二重床に切り替える方向にあるとう話ですが、これは「リクルートコスモス」のことでしょう。まあ、碓井・長嶋の間違った本が、よく売れているようなので、完全に購入者が洗脳されてしまっているので、このデベさんもその被害者ということでしょうか。それでは、糾弾していきましょう。
     直床は、設計選択支の一つであり、斜線制限や高さ制限がある中で、販売専有面積を極大化できれば、その分、購入者はより安くマンションを購入できます。遮音性は、同じ厚さだと、直床の方が軽量・重量ともに優れている場合が多いです。配管は廊下側の配管ダクトや給湯器から、廊下側居室部分にその鞘管がコンクリートスラブに打ち込まれ、水周り段差部につながります。よって、本管の差し替え等、全く問題ありません。
    >碓井のコメントその2より。
    「直床」ですと「二重床」に比べてこの「重量衝撃音遮音性能」と「軽量衝撃音遮音性能」が劣るのです。
    これに関しては逆の事を言っている先生もいらっしゃいますが,私は実体験を致しましたのでお話致します。
    今から10数年前にある会社(二重床メーカーでは無い)が川口で分譲マンションの同じ縦列の2住戸を購入して,我々建築家に上下階の音の伝わり方の実験をして「二重床」の方が「直床」より上階の音があまり聞えない事を実証してくれました。
    上階の3LDKの住戸の仕様は標準が「直床」でしたが1部屋だけ「二重床」に改築して
    「直床」の部屋と「二重床」の部屋でスプーンを落としたり,椅子をひきずったり,また車のタイヤを落としたりころがして下階の同じタイプの住戸への音の伝わり方を実証したのです。
    その結果,「二重床」の方が「直床」に比べて「軽量衝撃音」も「重量衝撃音」も私の耳では伝わってくる音がかなり小さく聞え「遮音性能」に優れている事を体験致しました。
    この様な実験が実験室で行なわれる事が良くありますが,私は実験室での体験や計測値はあまり信用していません。
    その時の実験は実際に建って入居しているマンションの上下2住戸で行い自分の耳で体験したものですから私自身は納得しています。計測値より耳で実際に聞いて比較したのですから確かです。
    「二重床」の方が「直床」よりも「遮音性能」が高い事を実際のマンションで実験できた事は貴重な体験だと思っています。
    ですので私は自信を持って「直床」より「二重床」の方が「遮音性能」が良いと申し上げられるのです。
    >引用終わり
     GB:
    ・二重床にも直床に様々な工法があり、遮音性能にも大きく幅がある。どれとどれを比較しかのか不明。こんな個人的な単一体験で、すべてを判断してもらっては困る。
    ・同じ床仕様でも、階が違うと3dB程度の違いが生じることはよくある。これは、コンクリートの材令が違っていたり、スラブ工法の施工具合にややバラツキがあることが原因です。
     以上の2点で、碓井のコメントは全くナンセンスです。「試験値は信じない、自分の耳の方が正しい。」→間違った本でも売れて印税が入ると、自分がえらくなった錯覚をするのでしょう。

  77. 78 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その2
     碓井のコメントその3では、直床の場合、鳥居配管で、天井を通すのでウォーターハンマーのリスクがあり、よくないとしています。また、配管のヘッダーも天井にあるそうです。GBのこれまでの直床マンションの経験では、わざわざ天井配管することありません。その1で書いたように、鞘管をスラブ内に打ち込みます。ヘッダーは、廊下側のPSに作るか、水回り段差部に作り、わざわざ施工しづらい天井内とうことはしません。これも、碓井が目撃した貴重な直床の体験なのでしょうが、どの時期のものでしょうか。すでに、現役の設計者を引退して長いようですし、最近のマンション現場の施工段階を見る機会もないと推測されます。まして、直床マンションだったら、それだけで紹介を拒否するはずなので、クライアントに依頼されて、施工中の直床マンションをチェックする機会もないでしょう。
     ウォーターハンマーとは、給水栓がシングルレバー化されて、水流が一気に遮断されることで、その運動エネルギーにより配管が衝撃力を受け、その接合部で音を発生することを言います。鳥居配管にすると、その迂回部分がより揺れやすくなるのは、イメージできます。
     この鳥居配管は、二重床仕様でも配管経路が不足する場合は、一部の配管を二重天井内に通すことがあります。その場合も、専用の防止器具を付ければ問題ないことです。通常のデベであれば、クレームが来る前にそのようにするのが常識になっています。

  78. 79 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その3
     ここで、他の方のコメントの紹介します。
    http://allabout.co.jp/house/mansionbeginner/closeup/CU20040917I/index....
    >引用
    二重構造にすることで、給排水管やガス管、換気扇のダクトなどの配管類を収めやすくなる。管のつなぎ目部分に点検口を設ければ、水漏れなどのチェックや修理にも都合がいい。スラブを傷めずに配管を移動させることができるので、間取りを変更する大がかりなリもしやすくなるだろう。
    逆にスラブに配管類を埋め込んでしまうと、メンテナンスやリフォームがしにくくなる。埋め込んだ部分のコンクリート強度が落ちるので、耐久性の面でも望ましくない。
    >引用終わり
     GB:
    ・直床における設備機器のメンテ性が、二重床より劣ることはない。配管差し込む口は、廊下側か、二重床となっている水回り部(主に洗面所)に設置されており、直床内部には鞘管が打ち込まれているだけ。
    ・水周り部のスラブ段差は、SI仕様でもない限り、二重床仕様の場合も存在し、また配水管のその近傍に固定されているので、リフォームで、設備機器の位置変更や規模変更ができないのは、どちらでも一緒の状況。
    ・つまり、SI仕様二重床(スラブ段差が一切なく、PSが廊下側に集約されたマンション)と直床を比較するのであれば、それは前者の方が可変性が高い。しかし、SI仕様はまれ。
    ・むしろ、水周り以外の間取り変更では、スラブ上に配管がある二重床の方が気を使う。
     コンクリート強度が落ちるというのは、許容範囲なので特に指摘することでもない。二重床でも配線用のCD管は、スラブ内打ち込みが生じる。

  79. 80 ゼネコンボーイ

    二重床は必要最低条件? その4
     これまでの記載は、別に二重床を非難している訳ではなく、
    間違った評論家により、直床工法の選択支がなくなることは、結果として購入者のために
    ならないからです。
     ある敷地で、マンションが計画された際に、同じ価格で直床仕様にすると
    各戸の専有面積が3平米増やせるとします。特に問題がなければ、より広い方を
    選択する方も多いでしょう。
     前にも述べましたが、二重床がスラブ200mm+二重床仕上げ150mmの構成であったとすると、
    同じ空間を使って、ボイドスラブ300mm+直床仕上げ50mmとすることが可能です。
    ボイドスラブの遮音上の性能は、その9割厚さの無垢スラブに匹敵するので、
    こちらの仕様の方が、床衝撃音対策としては、勝るものになります。
     まちがった評論家がのさばることで、このような設計選択支までなくなってくることだけは、
    くい止めたいものです。

  80. 81 匿名さん

    ゼネコンボーイさんへ
    53です。ありがとうございました。吹き付け部分が多いので少し安心しました(確か12年程度で再塗料するはずです。しかし、住んでみないとわからないのも少し不安になりましたが、30年程度たっているマンションでも外見はあまり変化なく見えるのは大丈夫かなあとも思ったりします。
    じか床構造、参考になりました。

  81. 82 匿名さん

    やはり現役の技術者って説得力あるよね。

  82. 83 匿名さん

    二重床の説明はなんとなく理解できるのですが、ボイドスラブ300mm+直床仕上げ50mmの仕様というのは、あまり見た事がありません。コストがかかるとか、設計が難しいとか、そういう問題なのでしょうか?個人的には、遮音性に優れるのであれば、普及して欲しいのですが。

  83. 84 匿名さん

    おそらくは薄いの標的である長谷工マンション(直床、二重天井、二重壁)だと、
    ヘッダーはユニットバス天井部においてあり、鳥居配管かどうかは分かりませんが
    (共用管から住戸への引き込み位置が不明)
    給水系は天井から壁を通して下ろしていますね。(片鳥居!?)
    鞘管の打ち込みはないと思いますが。
    排水系も、段差スラブ+水周りに必ずPS隣接、なので、
    スラブと管の関係は、SI以外の二重床マンションと同じといえるのではないでしょうか。

  84. 85 匿名さん

    一般的に見る直床はスラブ200ミリが多いですよね。アンボンドで250くらい。
    対する二重床の場合はスラブ200〜220ミリ、ボイドの場合で260〜280ミリ。
    施工の仕方や部屋の広さによっても違ってくるのでしょうが、こうした条件での騒音実感の違いってどうなのでしょう。

  85. 86 匿名さん

    GBさん、参考までに教えて欲しいのですが結論として「ちゃんと設計施工された直床」と
    「ちゃんと設計施工された二重床」では遮音特性は全く一緒ってことでしょうか?
    それとも二重床のほうがポテンシャルとしてはあるのでしょうか?
    (ここでいうちゃんとというのは考えられる遮音に関する施しを最大限行うということで
     手抜き無しという意味です。ちなみにそれ以外の要素(スラブ厚とか階とかの要素は無し))

  86. 87 匿名さん

    GBさん
    いつも書き込み見せてもらっていますが、今回の回答は矛盾が生じていませんか?
    改めて確認したいですが、直床で鞘管やCD管を躯体に打ち込んだら、
    それこそ遮音性能に問題出ませんか?GBさんの回答を見ると躯体打込みしていない
    二重床の方が良いと感じます。また
    >二重床でも配線用のCD管は、スラブ内打ち込みが生じる。
    と書かれていますが、直天や戸境直壁にボックスがある場合を除いて
    見たことがありません。RC打ち放しなら分かりますけど、いまだに
    打込み配管をしているのが不思議です。

    84さん
    長谷工の施工はその通りです。
    共用部(MB)から住戸内への引込みは、住戸内の壁で立上げしてUB上部の
    ヘッダーに接続されています。

  87. 88 匿名さん

    ゼネコンボーイさんにはホント、マンション選びの本を出版していただきたいですね。
    匿名掲示板に埋もれさせておくのは勿体無いです。

  88. 89 匿名さん

    GBさん。
    >>77
    >遮音性は、同じ厚さだと、直床の方が軽量・重量ともに優れている場合が多いです。

    これはどういった理由によるものなのでしょうか?
    同じ厚さというのは>>80で書いているような、二重床では空洞の部分に
    スラブが埋まっている直床との比較では無いですよね?

    過去ログを読みきれていないのですが、もし過去に回答があるのでしたら
    レス番号を指定していただける方法でも結構ですので教えて頂けないでしょうか?

  89. 90 匿名さん

    ゼネコンボーイさま、初めてレスします。
    よろしくお願いします。
    半年前に新築マンションを購入して初めての夏に、
    お隣のエアコン室外機のモーター音が、
    窓を開けているとベランダだけでなく室内まで響き、とても気になります。
    でもお隣のモーター音は決して異常な大きさではなく普通だと思います。
    (お隣のベランダで聞かせて頂きました)
    音がどのように伝わり響くのか分かりませんが、
    これはベランダの構造上の問題でしょうか?
    (逆梁工法のマンションです)


  90. 91 ゼネコンボーイ

    >>66の方へ
     今、HPを開くと残り4戸とかになっているので、すでに手付けを打たれているかと。
    逆梁マンションになっていると、GBも繰り返すようになるのですが、居間部分の大梁が
    バルコニー外に離れるでの、やや響き安いものになります。
    これも、小梁があることで、若干の緩和はありますが、小梁があることで、逆に居間スラブ
    の1次固有周期が、63Hz帯域に入り低音可聴域として響きやすくなることもあるようです。
    とは言え、逆梁マンションとしては、ごく通常のパターンを踏襲しており、直床であることより、
    通常の二重床よりは、重量衝撃音の性能がよいと判断されます。
     Gタイプのプランは、玄関ポーチを大胆に取り込んであるのが特徴であり、そこで
    思い切って窓付き浴槽も実現させたものですね。

  91. 92 ゼネコンボーイ

     質問の数が一気に増加していますので、今日はまず、同じスラブ厚さの場合の
    直床vs二重床(重量衝撃音)の話をします。
    (これが、86さん89さん他に対する答えとなるものです。)
     まず、「低減量」×「床衝撃音」でぐぐります。
    低減量とは、コンクリートスラブの素面状態から、床衝撃音がどの程度改善されるかの値を
    示し、プラスの場合に「改善効果」があり、マイナスの場合は、「劣化」することになります。
     下記の某ゼネコンのHPに、乾式二重床の重量衝撃音の低減量を求めたグラフがあります。
       http://www.maeda.co.jp/tech_info/kankyo/07/38soundproof.html
     このページ右下の図表より、空気抜きを大胆に設定したり、増し貼りをした特別な仕様にしないと1ランク(5dB)程度劣化しているのが伺えます。
     また、某メーカーのHPに低減量Δ=0の大臣特認を取得した話が出てきます。
       http://www.nichieiintec.co.jp/system_floor/daizin/index.html
    この断面構成図をみると、10mmの制振シート(アスファルトを基材とした重く堅いシート)を二重床に組み込んでいます。このような対策をして初めて、遮音上悪さをしない二重床が可能になりますが、皆さんの購入しているマンションで、制振シートはまず使用していません。
     つまり、二重床下部の空気層で太鼓現状による63Hz帯域の増幅を生じるのが、今普及している
    二重床です。(たまに4mmのものを使用している事例がありますが、少数派です)
     一方、直床の例としては、Δ=0をうたった商品がヒットしません。
    これは、すでに品確法で、一般の直床製品をΔ=0と見なしてよいことが認めれているからです。
    やや面倒ですが、下記の品確法評価基準のpp.86-88をごらんください。
      http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/hinkaku/060601hyouk...
     直床では、カーペットなどの他、d.(i)(a)(b)の条件を満たせば、フローリング系ではΔ=0.と評価してよいとなっています。
     二重床では、d.(ii)(b)にあるように、30kg/㎡以上の面密度のアスファルト系制振材同等品が必要になります。それがない場合は、e.に記載されるように、一律Δ=−5dBと評価するようになっており、これが皆さんの購入している二重床の現状です。

  92. 93 89

    GBさん。
    返答ありがとうございます。
    まだ読みきれてませんが、じっくり読んでみます。

  93. 94 ゼネコンボーイ

    >>83の方へ
     関東以外の地方都市では、300mm前後のボイドスラブによる直床の計画はふつうにみられます。
    小梁なしで設計すると、スパンが8.5m前後で、この厚さが必要になるので。
    また、間口の大きいタワーマンションでは、280〜320前後のボイドスラブが合成床板方式で
    多用され、これは都内でも多くありますが、大半はさらに二重床にしています。タワーマンションでは、外周の梁せい(梁の高さ)が大きくなり、所定高さのサッシュを組み込むと、階高が3200mm前後になって余裕があるからですね。
     都内で300mm直床が通常物件で普及しないのは、
      ・その分天井高を増やした方がアピールしやすい。
      ・直床に悪いイメージを持つ人がいる。(誰かの影響というか、まちがった評価の本が2004年に
       続々と出版され、今は多くの住宅サイトが、その受け売りを流している現状があるようです)
      ・また、誰かが勝手に2割引きとか評価したので、大したことないと感じる。
       (実際は、1割引きとほぼ同等なので、270mm相当のスラブに対応します)
     重量はほぼ同様で、設計上の問題ではありません。コストは実際には、直床ではコンクリート
    打設後のセレフレベリング材による水平出し、ボイド工事が付加される分、「200mm+普及版二重床」よりも、「300mmボイドスラブ+直床」の方がやや高いものになります。

  94. 95 ゼネコンボーイ

    >>85の方へ
     質問はたったの4行ですが、これをまともに答えるとなると、・・・・。
    だいたい過去レスで述べているのですが、まとめは次の機会ということで。
    >>84さん。
     長谷工物件では、ヘッダーを浴室上部に設置ですか。住戸の壁を通してとは、知りませんでした。
    大変勉強になりました。
    >>87さん。
     GBは、長谷工物件を見たことがないので不勉強でしたが、そうでない場合はというか、GBの見てきた現場は打ち込んでいます。これは、遮音性を損なうような大それた行為ではありません。
     長谷工物件では、全くCD管の打ち込みはないのでしょうか?
     通常のマンションでは、二重床・通常スラブの場合も、だまっていると、電気屋さんは、どんどんCD管をスラブ内に配管していきます。(二重天井内が狭いことが多いでの、後で苦労するのを嫌って) 特に、電気系統のシャフトから住戸内の配電盤に引き込む際は、梁にスリーブを設置して、そこの耐火区画処理をするよりは、梁上のスラブ部分にCD管を打ち込んで梁を超えて、スラブ下で引き出した方が、工事も容易であり、この事情から、ほぼすべてのマンションでは、CD管のスラブ内打ち込みが発生していると推測されます。
     いずれにせよ、過剰でない限りは、スラブ内配管は構造上も遮音上も問題ありません。

  95. 96 ゼネコンボーイ

    >>90の方へ
     まず、窓を開ければ音は聞こえるのは仕方ないように思いますが、
    その程度の問題ですね。
     窓を閉じても感じるようであれば、それは逆梁工法で、室外機が住戸内スラブと
    同じスラブに設置され、それが隣戸のスラブも振動させてくるという推測はできるかもしれません。
    特に、戸境上部の梁型を省略するような設計だと、その可能性も高くなるでしょう。
    そのような場合は、ホームセンターで売っている、室外機専用の防振ゴムが有効でしょう。
     しかし、隣戸の室外機騒音の空気音が、気流の具合で、自分の部屋の方へ流れているような
    状況だと、それは窓が開いていれば聞こえるものかと推測します。また、バルコニー間にある
    非難用界壁の周囲の隙間をガムテープ等で閉鎖しても、改善されるかもしれません。
    (こう書くと、共用部をいいですかと注意されそうですが、逆梁では1m角程度の開口部を下部に
    設置して、外から目立たないので、許容範囲でしょう。)

  96. 97 83

    83です。「関東以外の地方都市では、300mm前後のボイドスラブによる直床の計画はふつうにみられます。」勉強不足でした。私は横浜市に在住しており、確かにあまり300mm前後のボイドスラブは見かけませんでした。関東の都市部はあまり無いのですね。私もなんとなく二重床の方が良いイメージを持っておりました。遮音性に優れるこのような仕様が、関東でも、正しい理解によって選択肢の一つとできれば良いのですが。ゼネコンボーイさんと所属ゼネコン(?)の益々のご発展をお祈りしております。ありがとうございました。

  97. 98 90

    ゼネコンボーイさま
    ご返答、ありがとうございました。

  98. 99 匿名さん

    程度の低い質問で申し訳ありませんが、どうしたらいいか思案に暮れておりますので、よろしくお願いします。

    築1年半、直床スラブ200mm、2重天井の分譲マンション最上階に住んでいます。
    和室の畳に布団で寝ているのですが、下の人のテレビの音が体に響くように聞こえてきます。
    また、夜や早朝などの静かな時には椅子に座っていてもテレビの音がわかります。

    今までも賃貸で集合住宅に住んできましたが、下の人のテレビの音が聞こえるという経験はなく、分譲マンションで信じられない思いです。
    売主に言ったところ、隣と接していない壁の内側と外側に隙間があるので、そこから聞こえるのかもしれないということで、隙間に充填剤を入れる工事をしてくれましたが、それでもやはり聞こえます。外から音が聞こえるというより、振動が伝わっているような感じです。

    布団ではなくベッドにする、耳栓をするということも考えていますが、階下のテレビの音が聞こえるというのはどうにも納得できません。
    また、サッシの開け閉めやカーテンを閉める音もよく響きます。
    そんなものなのでしょうか。それとも下の人のテレビの音が大きいのでしょうか。でも音が大きいのなら他の部屋からも苦情が出そうな気がしますが、出ていないようです。

    敏感過ぎると言われたこともありますが、敏感な私でもこういう経験は初めてです。
    何かよい解決法または対処法はないでしょうか。


  99. 100 ゼネコンボーイ

    >>99の方へ
     最上階の妻側の住戸ですか?
    その妻側にバルコニーはありますか?(特に、和室部分に)
    外壁部サッシュの防音仕様は? 複層ガラスですか?
    隙間に充填材とは、外壁のGL工法部分に、グラスウールを入れたということですか?
    和室と、下の方のテレビの位置関係は?
    座っている椅子は、和室ですか、居間ですか?
    下の方と同じ間取りですか?
    そのテレビは、その部屋のどの位置にどのように設置されていますか?(もし知っているようでしたら)

  100. 101 匿名さん

    84です。
    当方、長谷工物件で、内装前に室内に入ったことがあるのですが、
    すでにその段階で、給水管や電気配線の束は取り回してありました。

    >電気屋さんは、どんどんCD管をスラブ内に配管していきます。
    素人質問かもしれませんが、それって後から電気屋さんが
    ドリルか何かでガリガリとコンクリに穴あける、ってことでしょうか?
    そんな権限が電気屋さんにあるんでしょうか!?

    スラブに管類を打ち込むのって、私はてっきり、
    コンクリを流し込むときに、前もって管を入れておくものと思ってました。
    つまり、電気屋さんの判断で施工時に方法が決まるものではなく、
    設計工程から計画された行為だと・・・違うんでしょうか?

    壁に穴あけるならともかく、スラブに水平に管通すって・・・どうやって掘るのか想像が・・・??

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