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住宅としての長期保有。耐震マンションはやはり価値の下落は強くでるのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-11-09 13:48:45
住宅としての長期保有。耐震マンションはやはり価値の下落は強くでるのでしょうか?
[スレ作成日時]2012-11-09 13:48:45
>192
現実世界さんこんにちは。
反論も追加説明も無しですか。
引用されている3つの論文の趣旨がバラバラで、この論文であなたが何を言いたいのかが意味不明です。
一般論を述べておきますと、
梁などで大変形時にに耐力が低下するのは、せん断破壊が生じるためです。実験結果などでP-δが負勾配になった時にせん断破壊が生じたと判断します。
実際の設計では大地震時でもせん断破壊が生じさせないように設計するのが通常です。ですので耐力の低下は生じません。
>194
治癒能力さんこんにちは。
論文の進み具合はいかがでしょうか。
話を分けて考えましょうか。
まず一般建物の場合、倒崩壊寸前の耐力で大地震に対する検証を行うというのは事実です。興味があるなら建築基準法または黄色本(建築物の構造関係技術基準解説書)を読み込んでみてください。
これでノーベル賞をとれるとするなら受賞者は誰になるんでしょうね。国交省でしょうか。
本気でそう思うのなら推薦してみてはいかがでしょう。
がんばってください。
時刻歴応答解析を行う免震制震や超高層建物の場合、剛性が負勾配にならない武田モデルで解析を行っています。
ですが、あなたの挙げておられる「鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象」は柱の場合、ですよね。
実際の設計では柱に塑性ヒンジが生じさせないように設計、するのが通常ですので、剛性負勾配を考慮する必要はありません。
なぜ、そこまでムキになって現行の耐震設計法を否定しようとするのか、私には意味が分かりませんが
現行の設計法に対する問題提起は良いことだと思います。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>梁などで大変形時にに耐力が低下するのは、せん断破壊が生じるためです。実験結果などでP-δが負勾配になった時にせん断破壊が生じたと判断します。
いいえ、判断できません。
包絡線とせん断劣化曲線の交差関係次第です。
>実際の設計では大地震時でもせん断破壊が生じさせないように設計するのが通常です。ですので耐力の低下は生じません。
いいえ、耐力の低下が生じます。
包絡線とせん断劣化曲線が交差しない場合せん断破壊は生じませんが、包絡線自体も負勾配となりますので、耐力は低下します(図-1)。
http://c-pc8.civil.musashi-tech.ac.jp/RC/ciber/tai/tai_pdf/oe.pdf
>あなたの挙げておられる「鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象」は柱の場合、ですよね。
>実際の設計では柱に塑性ヒンジが生じさせないように設計、するのが通常ですので、剛性負勾配を考慮する必要はありません。
以前の主張からは、ずいぶんすり替わっているような・・・?
>168 by 建築構造屋
>RC造の一般建物の場合、部材に塑性ヒンジが生じていてもその建物の保有水平耐力は変わらないというのは理解できますよね。
>要するに耐震性能は変わらないということです。
>187 by 建築構造屋
>大地震に対する検討というのは、建物がグズグズに壊れ倒崩壊寸前の状態の建物の耐力で大地震の水平力に耐え得るかを検証しておりますので、たとえ塑性ヒンジができていたとしても大地震に対する耐震性能は変わりません。ですので耐力的に見れば補修の必要は無いのです。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>202
構造設計一級建築士は、何年合格ですか?
204さんの書いた通りですよ。
202の自称「建築構造屋」さんは、本当に有資格者ですか?
文章内容から考えて、204さんの言うように、202さんは似非か妄想としか思えません。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>204
現実世界さんこんばんわ。
あなたは威勢がいい割には内容がいつもイマイチですよね。
まぁ構造設計に興味があるということだけは伝わってきます。
>いいえ、判断できません。
普通はそう判断する、と言っているんですよ。
>包絡線とせん断劣化曲線の交差関係次第です
あなたは意味が分かっているのでしょうか。
説明してみてください。
>・・・、耐力は低下します(図-1)。
ですから、
それはせん断破壊で低下しているんでしょ。
>自身の書き込みに責任を持ちなさい。
あなたは私の書き込みの内容がほとんど理解できていないようですね。
分けてかんがえましょう、と何度も言っていますよね。
一般建物と時刻歴応答解析を行う建物では設計手法が違うからです。
あなたがどこから勘違いしているのか不明なので、
どこから説明してあげればよいのか分かりません。
もう一度私の過去の投稿を読み返して何が分からないのか整理してください。
分からないことは教えて差し上げます。
>>包絡線とせん断劣化曲線が交差しない場合せん断破壊は生じませんが、包絡線自体も負勾配となりますので、耐力は低下します(図-1)。
>ですから、
>それはせん断破壊で低下しているんでしょ。
それは貴方が「ということにしたい」だけですね。
図-1(c)では、包絡線とせん断劣化曲線は交差せず穏やかな曲げ破壊となりますが、終局付近で包絡線は落ち込み、耐力は低下します。
http://c-pc8.civil.musashi-tech.ac.jp/RC/ciber/tai/tai_pdf/oe.pdf
>分けてかんがえましょう、と何度も言っていますよね。
>一般建物と時刻歴応答解析を行う建物では設計手法が違うからです。
以下は何れも貴兄が『一般建物』について書いた文章です。
>168 by 建築構造屋
>RC造の一般建物の場合、部材に塑性ヒンジが生じていてもその建物の保有水平耐力は変わらないというのは理解できますよね。
>要するに耐震性能は変わらないということです。
>202 by 建築構造屋
>あなたの挙げておられる「鉄筋コンクリート構造が繰り返し大変形を受ける時,同一変形で繰り返しても,繰り返す度に耐力が低下していく現象」は柱の場合、ですよね。
>実際の設計では柱に塑性ヒンジが生じさせないように設計、するのが通常ですので、剛性負勾配を考慮する必要はありません。
あからさまに、主張をすり替え、誤魔化していますね・・・
【一部テキストを削除しました。管理担当】
細かいことはどうでもいいので、
結局、これからのマンション購入は制振・免震構造ですか?
どっちですか?
これからのマンションは免震で決まりです。以上。
低層耐震でお願いします。実績ありますしね。
東日本大震災の建物被災状況を見ると、耐震よりも制振・免震がいいなと思う。
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/71sinsai-taisin.pdf
建築構造屋さん、構造設計一級建築士の免許を取ったのは何年ですか?
>213
あなたの言う「ひび」と言うのは、どの場所に、どの向きに、どれだけの長さで、どれだけの太さの「ひび」ですか?
それによっては、全く気にしなくて良い「ひび」と補修が必要な「ひび」かに分かれます。
設計基準の耐震で良いのか、制振にしたほうが良いのか、免振が適しているのかは、建物の形状や大きさによって変わりますよ。
例えば、全ての建物に免振が適しているとは言えませんよ。
それにもうひとつ、大事な見極めポイントがあります。
立地です。
活断層の近くなのか、海岸近くの砂地なのか、内陸の粘度地なのかでも変わります。
構造云々より地盤のいいところの低層でしょ。湾岸エリアのタワーなんて、制震・免震でも危うい。
何カ月前かの某雑誌に構造設計士が次のように語っていました。超高層建築においてアスペクト比(立面における縦横の比)がある数値以上は、免振工法は実際のところどうなるか分からない、と。つまり、理論上は大丈夫であっても実際はどうなるかわからないというこでしょうか?確かに免震工法は、引っ張りなどの力が加わった場合や、パイルの上の地中スラブが縦に破壊された場合などはどうなるのか。簡単な言い方をすれば、免震は土台にのっているだけ、耐震や制震は土台につきささっているとような状態と解釈すればよいのでしょうか。様々な方向から力を考えた場合、耐震や制震のほうが安全性が高いような気がしますが。建築構造に詳しい方、ご教授願います。
すみません。221です。何かお二人でバトルされている最中だったようで・・・・。割り込んでしまい、すみません。一段落したら、是非ご回答お願いいたします。
>219
この掲示板で詳しく書くのは不可能です。
何故なら、色んな立地がありますし色んな建物もありますので、詳しく背梅井するための組み合わせは無限だからです。
それくらいは理解して下さい。
>221
免振は、まだまだ解明されていない状態です。
一定方向の力に対しての検討しかされていないに等しいのです。
それに、一定方向の力の揺れであったとしても、建物の形状や樹炉湯分布などの違いがあるので、建物自体が均一ではないので、例えば、何処か一派所の柱に応力が集中して深いクラックが入った途端、建物の揺れ方が変わるから予想なんて出来ないのです。
免振は、よく用いられる概念は、基礎の上にコンニャクを敷き、その上に建物を乗せたようなものです。
耐震は、独立基礎がや杭基礎が地面にしっかり密着し、その基礎に、柱や梁は頑丈で、耐震壁と組み合わせた大変頑丈な建物を強固に固定したようなものです。
「土台につきささっているような状態」と表現しても良いと思います。
制震は、電車に乗っている人が、電車の揺れなどに対して手すりやつり革に捕まらず、自力でバランスを取りながら倒れないようにするような装置を、耐震の建物に取り付けたようなものです。
223さん
>何かお二人でバトルされている最中だったようで・・・・。割り込んでしまい、すみません。一段落したら、是非ご回答お願いいたします。
ご存知の通り、既に一人が逃亡して終了しており、何も問題ありません。
>何カ月前かの某雑誌に構造設計士が次のように語っていました。
AERA '12.4.2 免震超高層への不安 ですね。
>超高層建築においてアスペクト比(立面における縦横の比)がある数値以上は、免振工法は実際のところどうなるか分からない、と。
免震超高層マンションの存在意義自体が、安全性ではなく、耐震構造より設計上の耐力を落としてコストを削減でき、素直な客にウケが良い事のようです。
>つまり、理論上は大丈夫であっても実際はどうなるかわからないというこでしょうか?
「理論上は大丈夫」なのではなく、「建築基準法上は大丈夫なことになっている」だけですね。
誰かさんも盲目的に信奉している現行の建築基準法は、あくまでも阪神淡路大震災のように周期が0.5~2秒と短い周期の地震派を想定したものでしかありません。
実在する3つの免震超高層物件について、東海・東南海・南海三連動地震を想定した周期2~20秒の摸擬派に対する応答を計算したところ、2つの物件で免震層が変形限界を越え、うち1つの物件では建物が擁壁と衝突するという結果が出たそうです。
3.11の影響で思わず免震超高層マンションに飛びついてしまった人は、数年後の建築基準法改正後、既存不適格となった夢のマイホームで途方に暮れているかもしれませんね・・・
このあたりも面白いので、時間があれば是非ご一読を・・・
住宅市場に“質の競争”を ~建築基準法の本質的欠陥と改正提言~
http://www.tkfd.or.jp/admin/files/2008-10.pdf
『そもそも建築基準法は1950年、日本が第二次大戦の破壊からまだ立ち直っておらず、バラック同然の家が次々建てられていく中、そこそこ倒れない、燃えないという意味での「最低基準」を定めるために作られた法律である。1981年の新耐震基準など幾多の改正を経た今でも、その基本精神は変わっていない。
当然、耐震性能についてもあくまで「最低の基準」である。その意味は、わかりやすく言えば「震度6強の地震が来ても倒壊しない(すなわち建物の中にいる人は死なない)」という程度のものにすぎない。当然震度6強でも半壊し建て替えが必要になるケースもあるし、震度7の地震には倒壊し、人命が失われるケースもある。
一般国民の感覚からすると建築基準法を守ることにより大地震に対しても十分な安全性を備えていると考えがちであるが、そうではない。一部のディベロッパーなどはその誤解を利用し、顧客から耐震性能について問われた際に「建築基準法の基準を満たしているので耐震性能には何の問題もありません」などと説明する場合もある。また、建築確認を通ったことで国のお墨付きを得たような錯覚が生じてしまうという点も大きい。こうして、国民の間に一種の“安全幻想”のようなものが生まれており、多くの人々が意味を知らぬままに最低基準のマンションに住み続けている。』
もうさあ、いいかげん、そのくらいにしときなよ。
みんな揚げ足取りは飽きてるしさ、
そろそろ本題に戻ってくれないかな?
結局今までの長々とした論評はマンションが「買えない人の悪あがき」という事でしょ?
いいえ、免震超高層マンションに興味を持っている人へのアドバイスですね。
いま免震が欲しければ、多少高くても低層マンションか一軒家にしましょう。
消費者が耐震性能を求めない以上
最低基準に張り付けておくのが、戦略としては合理的とは、、、
国交省は消費者の安全を考えれば
長周期地震動対策の基準を決め、義務化を早くすべきでは?
国交省が考えるのは国益です。国益というのはGDPの事です。だから結論は分かりますね?
現在の認可を受けている全ての建物は「耐震」で、その他に「制震」「免震」があります。
耐震は万能ではありません。
同様に、制震も免震も万能ではありませn。
またこの3つは、巨大地震に対して十分なものでもありません。
同じ建物でも建てられた場所の違いにより起こった地震からの距離だけでなく揺れ方も変わるのです。
震源地に近い巨大地震以外の地震なら耐震で十分ですが、建物への被害を最小限に抑えたいなら免震が有効だと考えられます。
しかし、同じ建物であっても資源地が遠くで直接の揺れは震度1以下なのに長周期地震動が到達した場合、免震が建物の被害を増加させたり、居住者を傷つけたりすることになる場合もありえます。
今の技術では、巨大地震から完璧に守ろうとするのは不可能です。
しかも、いくら金を使ったとしても、解明されていないので、なんとも出来ないのです。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
>233
万能か万能でないかなんて何故に分かるのかが理解出来ない。人間である以上経験や知恵を振り絞っても作られているものに限界が有るかもしれないという言い方ならまだ理解出来るが、そこまで論破できる姿勢に理解に苦しむ。
>234
>人間である以上経験や知恵を振り絞っても作られているものに限界が有るかもしれない
意味は同じです。
世界の中でも特殊な日本語特有の湾曲させると言う不明瞭な文章を用いるか用いないかの違いだけです。
しかも、免震も制振も自ら適不適があり万能ではないと言うのは周知の事実です。
湾曲じゃなくて、婉曲でしょ。
免震マンションでコンクリが減らされていることは事実なんです。
さてと。
>国交省は消費者の安全を考えれば
>長周期地震動対策の基準を決め、義務化を早くすべきでは?
そうですね・・・
2000年の建築基準法改正において、超高層ビルに一定の範囲で長周期地震動を設計に反映させる告示が定められたものの、5秒以上の長周期において強い揺れを持つ波は基準として用いられておらず、国の長周期地震動対策の取り組みは不十分と言わざるを得ません。
中央防災会議の公表した近い将来予想される東海及び東南海巨大地震の被害想定においても、長周期地震動の被害は考慮されておらず、これらの巨大地震で必ず発生する強い長周期地震動が無視されています。
国は長周期地震動対策の必要性をしっかりと認知し、建築基準法等の法令の整備を早急に行い、東海・東南海・南海大地震に対して長周期地震動を加えた被害想定を公表すべきです。
223です。
225さん、ありがとうございます。
雑誌のこと御存知だったとは、さすがですね。私は建築素人ですが、常識的に考えてみても、細長い超高層の建物がゴムの上にのっているだけで安全だとはなかなか信じられません。確かに、横から力を加えても倒れない低い建物ならゴムの上にのっていても大丈夫なような気がします。
また教えてくださいね。
お友達(女性)が免震超高層マンションの購入を考えているのですが、何かアドバイスはありますか。
223です。224さんもありがとうございます。
>248
お友達が免震超高層マンションの購入を検討されているとのことですが、都内の物件だとすると、個人的にはやめたほうが良いと思います。
私なら、どうしてもそのマンションに住みたい場合、その分譲マンション購入者が賃貸で貸そうとしている部屋がいくつかあるはずなので、賃貸を探します。
そのお友達が相当な現金をお持ちなら、購入しても良いと思います。
何故なら、巨大地震によって建物の倒壊はまず無いのですが、被害は出ますので、どれくらいの被害になるかで補修費用が大きく異なりますし、もしかすると非常に高額な補修費用になるため、全ての居住者が支払えるとは限らず、支払い不能の人が多ければ補修を断念せざるを得ない事態にもなりかねないからです。
その結論を出すだけでも1年以上の期間が必要になることもあり、その間に住む場所を探さなければいけないので、相当な費用が掛かりますからね。
それに新潟地震で六本木ヒルズのエレベーターが壊された事実から、直下型地震よりも怖いのは長周期地震動です。
これに関しては、超高層ビルが建ってからのデータが非常に少ないですし、プラス免震となると更に少ないデータしかありませんので未知の領域と考えたほうが良いと思います。
ギリギリの計算で購入するのなら、それは博打ですね。
【一部テキストを削除しました。管理担当】
建築構造屋さん
タワーマンションなどで、構造設計的に見て何階あたりが一番安全、とかあるのでしょうか。
建築構造屋さん
連投失礼します
以前、AERAの記事に、タワーマンションに住む構造設計者はいないという記事があったようなのですが、実際はどうなのでしょうか。
タワマンには一般的に知られていないような問題があるのでしょうか。
>253-254
大地震でも倒崩壊や部分崩壊(特定の階が潰れる)しない(←建築基準法が定める最低限の耐震性能です)という前提でお答えしますと
マンションの居住性に関わる構造的な数値としては、地震時の「応答加速度」と「層間変形角」になるかと思います。
応答加速度とは揺れの強さのことで、この数値が大きいほど家具などが転倒しやすくなります。
層間変形角とは、その階の柱の傾き角度のことで、その階の変位を0としたときの上階の変位をDとしてそれを階の高さHで割ったものD/Hが層間変形角です。この値が大きいほど変形角度が大きいことになり、内装の壁紙(クロス)に亀裂が入ったりクロスの下の石膏ボードが割れたりという被害がでます。大体1/100くらいが相場です。
一般的なタワー型マンションの場合、応答加速度は最下階と最上階が最も大きくなり、中間階は小さくなる傾向があります。
これに対して、層間変形角は、中間階が最も大きく最下階と最上階が小さくなる傾向があります。
ですので、家具の転倒を心配するのであれば中間階、内壁の損傷が心配ならば下層階か最上階が有利といえます。
上記はあくまで目安です。個々の建物によって性状が多少違うので、目当ての物件があるのであれば販売担当者に「各階の最大応答加速度と最大応答層間変形角教えてくれ」といえば構造設計担当者からそうした資料が提示されるはずですのでそれを見ながら決めるのがよろしいかと思います。
AERAの記事についてですが、
私自身タワマンに住んでおりますし、私の周りにも何人かはタワマンに住んでいるので、構造設計者が住まないということはありません。
その記事を読んでいないのでなぜ構造設計者が住まないといっているのかは分かりませんが、超高層マンションで問題点を一つ挙げるならば、応答加速度に上限の規制値が定められていないことだと思います。建物によっては大地震時に最上階で1Gの応答加速度が出るという計算結果になるものもあるようです。1Gというとあらゆる家具が移動したり転倒したりするような状態です。
ですので上層階を狙っているのであれば必ずその階の最大応答加速度をチェックしておくべきだと思います。
ちなみに私は真ん中よりやや下の、加速度が小さく、層間変形角もそれほど大きくならない階を選びました。
東日本大震災では震度5強の地域でしたが小物も含めて倒れたものは無く、壁のクロスも破れていませんでした。
そうですか、ありがとうございました。
他の方の意見は、如何でしょうか?
層間変形角が小さいってのは耐震性がいいことなの?某物件で、耐震性について層間変形角の基準を採用して長期優良住宅に適合を謳っていたけど、住宅性能評価を提示してもらって耐震等級を確認したら1だった。ちなみにその物件は制震のタワー。
その物件、キャンセルした方が良くないですか?
DFSで層間変形角は小さくなるのかもしれませんが、川っぺりの軟弱な地盤に深く杭を打って建っていますし、そもそも隣に競馬場とソープ街があるマンションは、NGでしょう・・・
http://www.minatocho.jp/location.html
地震には耐えられても、日常生活に耐えられませんよ・・・
こんなとこまでリヴァリエ関係者が………
構造に関係ない話題はスレ違い
DFSとはダンパーの入れ方が違うけど、コアウォールとダンパーを使った制震といった意味では似た構造の鹿島のスーパーRCフレームがあるけど、ポートサイドの液状化したエリアに近い某タワマンでは3・11では被害にあった。構造だけじゃなくて地盤も大切でしょ。ちなみにスーパーRCフレームも層間変位角が小さいって言ってたな。
ダンパーって揺れを減衰させるもので、時間応答がある。データ見ると一発目の衝撃はダンパーの有無にかかわらす一緒なんだよね。それに耐えられなかったら壊れちゃう。
>260
免震って建物は揺れないけど、周囲の地面は揺れるから、つなぎ目のところに大きな力を受ける。東日本大震災のときに筑波でエントランスが大破なんてケースがあった。直後に画像がネットにアップされてたけど、あれはひどかったな。エントランスが壊れたら建物は無事でも、マンションに閉じ込められちゃう。
ゴム会社もダンパー会社も建設会社も全員が大喜びの免震制震マンションですね。
制震・免震でも乾式壁はあちこちで壊れた。石膏ボードのメーカーも大喜びでしょ。泣きを見るのは住民。長期修繕計画は災害を考慮して無いから、修理するにも費用の工面といった問題が発生する。
>地盤が原因でタワーマンションの建物構造に被害が出ることなんてあるんですか?
震源からの距離が同じであっても地盤によって揺れ方は違う。揺れが大きければ建物に与える影響も大きいでしょ。表層地盤増幅率といったデータもあるから、検討しているエリアが揺れにくいのか揺れやすいのかは見ておいたほうがいいよ。
耐震基準って、規定された揺れに耐えられるかどうかだからね。
表層地盤のゆれやすさは支持地盤に杭を打っているマンションには関係ないのでは?
建物の重みは支持層が支えてるわけだけど、杭は表層地盤にあるわけだから表層の揺れの力を受けるよ。特に横方向の。表層地盤が液状化して、緩んだら支えを失って杭が倒れたり、折れちゃうこともあるわけだし。
液状化して配管に損傷を受けたら、建物が無事でもライフラインを失ってタワマンは機能しなくなる。重い水を階段上って運ぶ体力が無い人はすんじゃダメでしょ。備蓄していても、各階になんてケースは極めて稀。
そうそう、免震って免震装置の上下で揺れ方が違うから、そこを通る配管って壊れる可能性あるよね。
阪神淡路大震災では杭が折れたケースがあるよ。建物直下の根元で折れるみたいだから、鋼管巻きして補強してあるかも確認のポイント。
>表層地盤のゆれやすさは支持地盤に杭を打っているマンションには関係ないのでは?
結論:
液状化層が厚い地域においては
●液状化によって杭の座屈荷重が大幅に低下する可能性がある
●杭の耐震設計法の検討項目とすべきである可能性が示された
http://www.suiri.en.a.u-tokyo.ac.jp/ppt/ppt_2009b_imai.pdf
建築構造屋さん
応答加速度と層間変角ですね。とても参考になりました。
ありがとうございます
大臣認定を取得するような建物(免震や制震、超高層)の場合は液状化を考慮した杭の設計は普通に行われていましたが
一般建物の場合、杭の設計に液状化を考慮し始めたのは4-5年前くらいからです。
建築構造屋様
>大臣認定を取得するような建物(免震や制震、超高層)の場合は液状化を考慮した杭の設計は普通に行われていましたが
>一般建物の場合、杭の設計に液状化を考慮し始めたのは4-5年前くらいからです。
客観的な証跡を、引用かリンクしていただけませんか?
あなた自身の言葉は、過去の経緯から今ひとつ信憑性に欠けるので、不要です。
制震って大臣認定だっけ。免震と60m以上の高層は大臣認定ってのは知ってたけど。
表層地盤の特性を考慮した杭の設計って建築基準には無いでしょ。デベによっては、行っているというレベルなのでは。
>時刻暦応答解析を行って設計している建物が大臣認定となります。
>免震や制震でも時刻暦応答解析を行わないで設計することは可能です。
>そうした物件は大臣認定とはなりません。
ですから、信憑性に欠けるあなたの言葉ではなく、客観的証跡を示しましょう・・・
http://www.bridgestone.co.jp/business/dp/construction/antiseismic_rubb...
>ですが、150galに対する液状化の検討ですので150galで良いのかどうかはまた別問題です。
たったの150galで評価したところで、グズグズに液状化した浦安や横浜の埋立地ですらパスしてしまうレベルですから、全く無意味ですね・・・
コストカット圧力ばかり気にしている設計者に、「書類審査を通せる最低限の安全」以上を求めたところで、無駄ですし・・・
やはり、現行の法令は、穴だらけですね・・・
1階辺りの階高が約3mとして20階建てを建てると60m以上になるから時刻暦応答解析をしなければならないという事を避ける為に19階建てで建てるなんて言うことはよく行われる事なのでしょうか?
59メートルで21階というのがよく使われる手法ですね。
現在全ての建物に義務付けられている耐震でいいのか未知数で多額のメンテナンス費用が必要な制振や免震にしたほうがいいのかは、建物の規模や形状そして立地によって変わるが、前述の未知数の部分がありますので、誰にもわからないのです。
巨大地震はあきらめるとして多額の維持費とメンテナンス費用がかかっても構わないのなら制振が良いでしょう。
免震は、風などでも舟のようにゆらゆら揺れて小さな地震でもゆらゆら揺れてしまい船酔いになる人が多いからです。
その点、制振は、建物が基礎にがっちり固定されていますので気分が悪くなる揺れが起こらないのです。
免震は、昔のアメリカ車の乗り心地がふわふわしていて車酔いを起こすのと同じです。
心地良く思う人もいますが、今では消え去ったことから、受け入れられなかったと言う証拠です。
>免震は、風などでも舟のようにゆらゆら揺れて小さな地震でもゆらゆら揺れてしまい船酔いになる人が多い
この板でもタワマン住民の人の書き込みで「大きな台風でもまったく揺れなかった」
「震度5でもほとんど揺れない」とあったと思いますが、
そういうのは都市伝説的なものじゃないんですか?
>296
タワーマンションに住んでいても、下層階だと感じませんよ。
上層階なら感じるのです。
ですから、タワーマンションに住んでいても半数以上の部屋に住む人には揺れていることが体感できませんし、揺れていることに慣れてしまったり、僅かな揺れなので体感できない人もいるので、揺れないと言う意見が大半を占めるのは当然のことです。
西新宿の超高層ビルの上層階に行ったことがある人ならわかるでしょうが、地上では風を感じないのに、ゆらゆらと少し揺れていることが良くありますよ。
3.11の時には長周期地震動ですが1m以上も揺れていましたね。