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コストの面抜きに考えて、つまりお金あれば結局鉄筋コンクリートが一番いいでしょう?丈夫だし長持ちするし、間取り変更簡単だし。
都内のお金持ちの家はほとんどRC。
[スレ作成日時]2008-01-08 17:23:00
コストの面抜きに考えて、つまりお金あれば結局鉄筋コンクリートが一番いいでしょう?丈夫だし長持ちするし、間取り変更簡単だし。
都内のお金持ちの家はほとんどRC。
[スレ作成日時]2008-01-08 17:23:00
なるほど、ここには専門家さんはいなかったようですね。ありがとうございました!
私は建設会社で橋脚の設計や維持管理をしています。いちおう、コンクリートについては詳しいのですが、家は木造にしました。HMとの話で、施工に信頼性がなかったためです。
260さんへ
コンクリートのpHは13程度と高いアルカリ性です。このような中では、鉄は不動態皮膜に覆われるので腐食(錆び)しません。コンクリート自体、pHが下がっても強度は下がりませんので、問題ないのですが、内部の鉄筋が錆びると鉄筋が体積膨張し、コンクリートが剥がれてしまうので、耐久性がおちます。おっしゃるように、内部の鋼材が錆びなければ、耐久性は相当程度あるものと思われます。
おお、回答きてたー!
263さま、264さま、ありがとうございます!
やはりコンクリート自体は強度落ちないのですね。
これで安眠できます。ありがとうございました。
沖縄はRCがシェアNo.1です。長寿です。海に囲まれ湿気も多いですが、特に何も感じません。台風でもびくともしません。
観光客は、RCの施設やホテルで、沖縄最高、自然が素晴らしいと言います。
内装はざ・琉球ですからね。
沖縄で木造は少ないかと…。木造の場合、九州からの運搬費が高い。
↑そうゆう理由じゃないと思いますよ。
RCは通気性が悪いからすぐカビちゃいますね。
空気も悪いし。
やはり木材や漆喰といった自然素材の家が、
住みやすいのではないでしょうか。
呼吸をする建材の方が快適だとは思いませんか?
海に近いかとかより、施工時のことを気なさいよ。
施工時に鉄筋が酸性雨にさらされてないかとか、砂利は本当に川砂利を使ってるかとか。
今どきないかとは思うけど、海砂利ならアウト。
あとはシャブコン使用により乾燥(数年後)でひび割れし、雨水が浸食して鉄筋が錆びたり。
RCは施工精度が高けりゃ問題は少ないはずです。
施工後に止水剤でも塗っておけばさらにいいです。
ただ、手抜きが多いのも事実。
沖縄も最近は木造が多くなったですよ。
沖縄にRC造りが多いのは、戦後にボコボコ出来た米軍住宅が、どれもRCだった影響が強いです。
軍隊関連で作る住宅、これは資材調達や強度も含め、RCが最適と判断したんだと思います。
そのRC住宅を見て、当時沖縄の人達は思いました「これなら雨風負けずに良さそうだ」
その結果、戦後しばらくの間、沖縄の家と言えばRC造りが定番となりました。
でも時代が流れるうちに、色々な事が解ったり変わったりしました。
RCはやたらと暑い事。当時の資材や技術の問題もあり、意外と長持ちしない事。
そして日本の住宅自体も、瓦が飛ばないなどの進化がありました。
時代背景もあると思いますが、今は沖縄古来の住宅に似た(沖縄風?)木造住宅に回帰して来たところです。
これは沖縄モダンなのかな?
今作られる沖縄の伝統的木造住宅も、かなりイイです。歴史に洗練されたその姿には
国や地域の違いがあっても、どれも素晴らしいものばかりですね。
そう言った意味では、都市部の狭小・騒音・公害の厳しい条件に建つRCも、素晴らしいと思います。
よく269さんのように、木の呼吸する家がいいとか言う方がいるんですがその呼吸ってどういうことなんですか?
調湿とかいうことですか?それとも外気と交換するってことですか?
僕は、別にコンクリ打ちっぱなしにするつもりじゃなく、構造材としてRC使おうとおもってるので内装に木材使うので一緒な気がするんですが。
外気とっていうことなら、高高住宅目指すので木造でも密閉されて一緒だと思うのですがどうなのでしょう。
24時間換気もありますしね。
俺もそう思う。
結局は、木造や鉄骨造は構造部分にその材料を使うが、 「外壁はサイディングとかALC」 を使って、 「室内の壁は、石膏ボードとか」 でしょ。
木の呼吸も何も有ったものではない。
RCなら建物の構造材と外壁の下地も兼ねられるので、木のぬくもりが良いなら室内に、フローリングなどの木を使えば良い。
手直しとかは木造がやりやすいよ。コンクリートはガラ処分とか騒音振動粉塵の問題も木造に比べたら大きいからね。
木造だって基礎はコンクリート
手直しというのは、シロアリに食われたり、湿気で腐ったりということでしょうか?
コンクリならそういうことが無いので、乾燥によるヘアクラックの補修ぐらいじゃないですか?
増築とかは、木造の方がやりやすいでしょうね。
解体時の騒音振動粉塵問題っていうのは住宅密集地ならありますね。
住む分には振動騒音は逆に少ないですよね。
いつするか分からない解体時の為にこれから何十年も快適に住むのを諦めるのも現実的じゃない気がするのです。
ガラ処分は費用ということでしょうか?RC造自体費用かかる商品ですし、それなりの人が買うと思うのでそんなに問題は無いと思うんです。
それに、建て替えサイクルを長く出来るでしょうから、それである程度相殺できるのではないでしょうか。
上にあるように、鉄筋の錆対策をして2世代3世代リフォームしながら使えば価値あると思うのですがどうでしょう。
賛成
こいつは昔から解体時のことばっかり気にしてる奴なんだよ
内外コンクリート打ちっ放しの住居に住んで3年になります。関東地方在住です。
今のところ、ここで話題に出ているような夏暑く、冬寒く、通気が悪くてカビると言うような症状は全くございません。ビルトインガレージ(2台収納)付きの住宅で延床面積は70坪程です。坪単価は設計費込みで70万ほどです。
好きで建てた家なので、RCの弱点を十分理解し納得した上での入居なので気にもしませんでしたが、住んで見ると快適そのものです。
但し、設計施工時にRCの弱点を克服するために以下の対策を講じた上での話しです。
(1)屋根
一般にRC構造では屋根部は平面なスラブ状にしてそこに防水処理(防水シートや防水材を塗布、ビルの屋上のように)を施しますが、我が家は屋根の形をRCで造り、その上に屋根材(ガルバニウム)を張りました。屋根材の下には防水シートと断熱シートを張っています。
(2)壁
躯体は壁式構造を採用しています。このため、コンクリート壁の厚みは最低でも300mm、耐力壁部は400~500mm程度を確保しました。これにより壁厚があることからある程度の断熱性が確保されています。
また、冬場の陽の当たらない北側壁からの放射冷却(輻射)を防止するために、北側の壁のみ内側に断熱壁材を張りました。
(3)冷暖房
主要な部屋はエアコンを設置。リビングとダイニングには床暖房を設置。さらにバックアップとしてリビングの一角に薪ストーブを設置。薪ストーブの熱はリビング以外の部屋にへも循環できるよう工夫しました。これにより冬場は大変暖かいです。(バックアップで設けた薪ストーブが主力になりそれだけで十分)
夏は、とても涼しいです。家の中がひんやりしているのです。冷房はほとんど使いません。
(4)天井、床
コンクリート打ちっ放しの住居では天井も打ちっ放しにするケースがよく見受けられますが、我が家はあえて天井をあげました。天井材は無垢の縁甲板(檜)を張り、コンクリートスラブと縁甲板との間には約200mmの断熱層を設け、そこに断熱材を敷き詰めました。床は全て無垢材を使い、床暖のない床板の下にも断熱材を全フロア敷き詰めています。
(5)内装施工時期
躯体のコンクリートが打ち上がってから1年間、内装工事をやらずに放置しました。コンクリートを十分に乾燥させるためです。 私が思うにはRCで通気が悪くてカビると言う原因は、内装の施工時期にあるのではないかと思います。 特にマンションなどは工期に追われ、コンクリートが十分に乾くまで待たずに内装(床、壁、他)を施してしまうので、後にコンクリートから水分が放出され、それが湿気やカビの原因になると思います。
コンクリート打ちっ放しの住宅で、あえて不満なところを申しますと、電波の通りが悪いと言うことです。これはコンクリート故の遮蔽構造のためし方がないことですが、携帯電話、無線LAN、セコムの送受信など対策が必要になります。
それから、設計段階で予測できなかったこととして、夏場にガレージ内が非常に暑くなることです。ガレージに収納した車からの放熱を見込んでいませんでした。 またガレージシャッター(電動巻上げ式)も全く断熱性が無く、いくらガレージの壁を厚くしてもシャッターからの入熱を抑えることができません。 ガレージにも空調設備を付けておけばよかったと後悔しています。
私はこの家に住めて大変満足しています。 例え寿命が10年短くなっても(もともと信じないが)住み続けます。
参考になりました。