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SE構法(重量木骨の家)を検討しています。既に採用された方、検討中の方、いろんな情報お願いします。
[スレ作成日時]2007-02-14 23:22:00
SE構法(重量木骨の家)を検討しています。既に採用された方、検討中の方、いろんな情報お願いします。
[スレ作成日時]2007-02-14 23:22:00
色々と文章で書いても判り辛いかもしれないので、YouTubuにあった制震と免震の動画のサイトを紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=wdfZvaZHad0
家の骨組みだけの家が何度も引っ張られると、緩みが生じて反動を抑えられなくなってきます。
それに対し、制震の機能を持つ家の骨組みでは、緩みは生じているようでも、反動を抑えて早く揺れが収まっています。様はこうした事に良い点がみられるのが、制震です。
続いて免震
http://www.youtube.com/watch?v=q7Wi6vDmAUw
地面の揺れが家に伝わるのを最小限に抑えよう、といった事が免震ですよね。このお陰で家の中の家具が倒れたり、最悪倒壊といった事が起きないようになります。
まぁ、何を信じて何を否定しようと、自由ですけどねw
>100さん
>免震は建物の規模によっては50万円程度から採用できますが、
>制震だと100万円程度からとなるようです。
えっ、そうなんですか。私の把握では、
免震で250~350万円程度
制震で 50~100万円程度
だったんですが、本当なのでしょうか。
SE構法においては
補強金物の支持力といったものが衰える・緩むのでは?
と私も思っています。まあこれは素人発想ですので、
たとえ緩まなくても、緩んだことを想定して、
補える方法はないのかなと考えています。
(予算上、追加できるコストは限られていますが)
SE構法の耐震を過信せずに、
制振ダンパー http://www.mak-1.net/mak1.html
制震テープ http://www.ibrain.jp/tape/
といったもので補えば、
コスト的にも満足できると思い、あれこれ検討しています。
SE構法が正式に免震も取り入れてくれれば、
私にとっては好みの工法になるのですが。
くどいようですけど、
SE構法が1度目の地震を耐えたあとの、
2度目3度目の地震に耐えられるためには
何かできることはないのかな...と
あれこれ検討・模索しているわけです。
(できれば低コストで)
http://www.youtube.com/watch?v=3z7iJvfw2hk
耐震と制震の比較動画を見つけました。
フェアじゃないと感じるのは耐震は体力パネルの両側に筋交いは無くガランドウで、制震はそこに制震ダンパーが付いていることです。
耐震パネルの両側に筋交いが付いたものと、耐震パネルの両側に制震ダンパーが付いているものを比較すべきです。
制震ダンパーの場合って、結局は家は揺れる状態だから実物大の実験を見ても判り辛いんじゃないかな?
YouTubeで検索をしても、やっぱりシリンダーの部分のみの実験映像ばかりだよ。
それでもうちは>103と同じで、2度3度と地震を受けて弱くなってもそれを補える、という事を考えたいし、安価でもある程度の効果が期待できれば制震ダンパーでもいいと思う。
まぁ、それでも不安で、更に金のある人は免震すればいいんじゃないかな。
さっきテレビで宙に浮く家とかやってたし、そういうのにすれば究極的でいいんじゃないの。
>108さん
>安価でもある程度の効果が期待できれば
同感です。
こんな動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=C6DFeJz77-o
Hiダイナミック制震工法
http://www.gensin.jp/aboutgh/index.html
ただ、これだとSE構法に干渉してしまいそうで、
あくまでもSE構法を中心に考えますと
・制振ダンパー http://www.mak-1.net/mak1.html
・制震テープ http://www.ibrain.jp/tape/
くらいかなと思います。
>>114
>>そのダンパーの効果を見せるのが目的。
その通りでしょうね。更に無しと有りの比較ですから、先に結果は見えています。
言われるように、筋交いとダンバーの比較だったらこうしてはっきりと差が出たものか?
この事も知りたいですが、動画は施主にダンパーの有効性をアピールするのが目的な訳です。
だとすれば、無しと在りの比較、といった最も単純で差が出やすい設定の方が効果は高いのでしょう。
ちなみに木製の筋交いと比較をする場合ですが、試験にあるような1度の揺れに対しての抵抗に差がなくても、経年による低下はどうなのかも気になります。
この点を考えると、クギやビスで固定されてしまう筋交いよりも、揺れる力を伸縮して受け止められるダンパーの方が、繰り返し地震の揺れを受けても耐力の低下は少ないのではないでしょうか。
それはそうと、SE構法で例えば
・制振ダンパー http://www.mak-1.net/mak1.html
・制震テープ http://www.ibrain.jp/tape/
といったもので補っている方はいらっしゃるのでしょうか。
余計なこと、勝手なことをすると
SE構法の20年保障の対象外となるかも知れませんね。
私の知り合いでは、制振ダンパーを付けた人はいません。
耐震等級3にこだわって、壁下地材をダイライトやタイガーグラスロック
にしたり、筋交いを襷がけにしたりです。
以前見た劇的ビフォーアフターで今にも潰れそうな家にダンパーをつけていました。ダンパーのサイズ形状を見ると、臍穴のある在来木造の耐震リフォーム用なのでは?
新築に付けるダンパーは、普通エムジオ、シーカス、ディークトの様な物を付けると思いますが、
KES工法やSE工法の様なメタルジョイントは柱の臍穴も無く、強いので耐力面材か筋交いで十分だと思う。
制震テープのホームページ見ました、私は非常に怪しく感じました?
SEやKESといった工法ですが、経年劣化が無いのでしょうか?
それとも、阪神淡路の震災にみられた震度7といった強い地震に何回耐えられるのか?そういった具体的なデータでもあるのでしょうか。
サイトで構造をみると、太い構造材と強い金物部材を使って組んいるようでしたが、接合部分には木製部材に穴を開けてボルトを貫通させてありました。
こうした一見頑丈そうな締め込みでも、何度も揺れに合ううちに穴の口径に遊びが出来たりはしないのでしょうか?
何か具体的なデータが公表されていればまだ良いのかもしれませんが、強い地震に見舞われる事は1度きりとは限らない昨今、経年劣化で弱くなるであろう構造を補う為の手段を講じておく事も必要なように思いますね。
はっきり言います、経年劣化はどんな構造でもあります、
SEやKESといった工法に限らずどんな建物でも阪神淡路大震災のJR鷹取波で無損傷はありえません。
穴の口径の遊びはわかりませんが、杉や檜の様に低密度の材木は年数が経つとやせます。
ダンパーの取り付け部も隙間が開くかも知れません。但し欅などの堅木はやせません。
制振ダンパーの悪い所は、ダンパーが効いた時点で構造躯体は倒壊しなくても変形してます。
その時点で内装に亀裂発生、壁紙はずたずた。構造躯体も大なり小なり損傷します。
だから、壁下地材をダイライトやタイガーグラスロックにしたり、筋交いを襷がけにし剛体にする。
壁式鉄筋コンクリートor耐震等級3+免震構造が最強、お勧めです。
経年変化ねぇ・・・。
施工時にあまり気にすること無いと思います。
経年変化が起きるモノとしてそれを点検できるようにしておくことです。
木造だと10年後20年後にボルトを締め直すとか、締め直すことが出来る構造にしておくようにしておくことが大切でしょう。
木造にこだわるなら、木造部分以外の基礎と基礎から下をしっかりと作り、高耐久仕様、2階建て以下の階数で、コーナーは耐震壁をL型に取り、耐震等級3をクリアーすればだいじょうぶだと思います。
それでも不安ならRC壁式で建てることです。
>>120
問題なのは、強い地震に合った後、家に後々まで影響が残っている状態にあるとしたら。。。と考えます
仮に「内装に亀裂発生、壁紙はずたずた。構造躯体も大なり小なり損傷・・・」といった状態にあっても、ダイライトが完全無欠でその後の地震にも対応できる建材であるなら良いです。
しかしダイライトやタイガーグラスロックといった建材なら経年劣化も無く、また強い揺れに何度合おうとも少しの損傷も出ないのでしょうか?
もしそうした建材にも経年劣化や、地震による損傷があるとしたら、言っている事がチグハグですよね。
そんなチグハグな見解より、耐久性についても示されていて、その間は伸縮といった動作で揺れを軽減する事の出来るダンパーの方を採用する事の方が安心に思います。
>126
>土台のアンカーボルト以外、金物は全て露出しています。
「全て露出」は無理じゃないですか?
梁と金物の接合箇所は露出することができても、
柱と金物の接合箇所は梁で塞がれてしまいますよ。
そこに関しては梁を外して点検するわけにはいかないでしょう。
まあ梁と金物の接合箇所だけでも点検できることは良いことだと思います。
ちょっとイメージがわかないのですが、
http://www.kusukame.com/contents/modelhouse/index.html
こんな感じに近いのでしょうか。
東日本大震災ではSE構法の全棟が無事だったと比較的早期に確認されていますが、
あれから1年、たとえば土台のアンカーボルト接合部といった金物接合部など
弱点と指摘されることもある部位はちゃんと検証されて発表されているんでしょうか。
ただ「無事だった」という情報だけでは、
・今回は無事だったが満身創痍で限界なのか?
・今回も無事だったし今後も耐えられる余力があるのか?
といったことが判断できないです。
それよりも、
今回は耐えて乗り切ったが、小さいとはいえこういうダメージを受けたため、
これを教訓に、このように強化し改善し、新たなSE構法に...
また既存SE構法の建物にはこれこれこういうような補強工事をされるよう推奨していく...
とかいう情報があると信頼できて好印象で、
このSE構法というものに即決したいと思います。
東北地方で192棟だったら1年かけて出来そうなものなんですが、
なかなかむつかしいのでしょうかね。
>東北地方で192棟だった
そんなもんなのかな。
>130
>・今回は無事だったが満身創痍で限界なのか?
>・今回も無事だったし今後も耐えられる余力があるのか?
SE構法に限らず検証したところで
何らかの計算ができるわけでもないし、
結局は同じ規模の地震が再度来ないとわからない。
SE構法って在来軸組構法や2×4工法とコストは見積上では変わらなかったです。同じであれば結構良いのではないでしょうか。
うーん。よくわからないですね。
在来軸組構法や2×4工法でボられてるだけかも知れませんし、
SE構法が得意なの(誘導されている?)かも知れません。
SE構法はきらいではないので有力候補です。
いや「全て」ではない。
露出箇所が多いというだけ。
考えればわかる。
しかもSE構法じゃなかったというオチ。
木材は、脆性部材
構造力学において木構造は、許容応力内で
やっと力学が確立しつつあるところ
それ以上の力が加わった時は、??
現在使用されている人乾・集成材は、
許容されている力以上になると間違いなく脆い
そこら辺をよく加味して検討すべき
簡単に
大きな力を少ない箇所で耐えるのか
沢山の箇所で耐えるのか
どちらが良いかは、建て主の判断によるところ
>142
140→141の流れに対して話が噛み合っていないですよ。
ドリフトピン工法はどれも
>141
>「少ない箇所」ではなく2×4工法と同じように「沢山の箇所」で耐え
ています。
あと、
>142
>強度で言うと積水ハウスのシャーウッドや土屋ホームの勝ち
かどうか、ドリフトピン工法における優劣は私にはわかりません。
強度の比較はどうやってされたのでしょうか。
SE構法に限らず積水シャーウッドや土屋にも関心がありますので
教えていただければ助かります。
土屋の集成材は不明ですが、
SE構法は欧州赤松か米松の集成材、
積水シャーウッドはホワイトウッドの集成材、
これらは関係あるんでしょうか。
>142
SE構法の話に断熱は関係ないかと。
>断面欠損が少ない
>断面欠損を最小限に
という表現でメーカーは説明していますので、
在来工法よりも強いという結論になるのでしょう。
SE構法における断面欠損は梁が主で、
柱の断面欠損はさらに少ないように考えます。
http://www.ncn-se.co.jp/faq/q-003-05-se.html
まあ素人判断ですが。
153です。SE工法は、耐力壁が設置できない場合、耐力フレームで、半剛節ラーメン(怪しい)として持たせる。
下記2件は他スレからコピペの施主の声です、倒壊はしなくても地震に弱そうと思ったのです。
『SE構法の家に住んでいます。
我が家の説明書を読んで気づきましたが、揺れるように造られてますと書かれていました。
震度1でもガタガタ震度三は怖いです。
耐震はは震度5の1.5倍までと書かれていますがどうでしょう?
立地や職人さんや不確定要素多いと思います。』
『妻の実家がこの工法で建てたんだけど、今回の東日本大震災ではハンパなく揺れて家財が相当やられたそうです。
家を買うとき営業マンに1棟ずつ構造計算をしマンション並の基礎を採用してます。っていわれ地震保険にも入ってなかったみたい。
ラーメン構造がことごとく今回の地震でやられたからこの工法は今後どうなるのかな。
体力壁がもうちょっとあったらよかったんだろうけどって思うな 』
KES工法は基礎を含め全て構造計算、大規模建築で実績あり、ラーメンとは言って無い、NETでもKESの悪い話は聞かない。
・・・・と言う訳でKES工法の方が良いのでは?と思ったのです、私はそんなに詳しくありませんゴメンネゴメンネ~。
>155
>施主の声です
たとえ裏が取れなくても施主さまの主観や体験談も確かに重要ですが、
客観的事実も一応言及しておきます。
[東日本大震災]においても
東北地方で192棟建つSE構法の家は無事だったとのことです。
http://matsuoka-arch.jugem.jp/?eid=2964
[新潟県中越地震]においても
SE構法の家は無事だったようです。
http://www.kentiku-koubou.co.jp/dfp/niigata.pdf
地震の種類にもよると思いますが、
少なくとも近年の日本で実際に生じた大型地震においては、
計算上でもなく実験上でもなく現実として結果を出していると評価でき、
ひとまず信頼して安心しても良いのではないでしょうか。
もちろんSE構法について過信はしませんし、安全神話など無いでしょう。
>155
>私はそんなに詳しくありませんゴメンネゴメンネ~。
皆同じでそんなに詳しくないですよ。
引き続き、KES構法とSE構法との違いがわからないままです。
KES構法とSE構法に違いは無いでしょう。
あと、
KES構法の話はSE構法のスレでしばしば登場します。
KES構法のスレではSE構法の話どころか、
スレそのものが淋しいかぎりです、一度ご覧ください。
SE構法が最有力候補です。
足元固定(緊結)構法である限り
頑張って努力して耐震等級7を達成したところで、
震度7どころか震度6強にすら耐えられない...
だそうです。(某免震工法より)
http://www.iau.jp/m-taishintoukai.htm
SE構法は一般よりも強固な足元固定(緊結)構法ですね。
どう思います?
参考までに。
使用する集成材の樹種
SE構法 :レッドウッドか米松ダグラスファー
住林BF構法 :レッドウッド
積水シャーウッド:ホワイトウッド
土屋ホーム :スプルース(マツ科)
個人的にはホワイトウッド集成材が嫌いです。シロアリは大好きなようですが。
>162
>164
足元固定(緊結)構法である限り、SE構法も
住林ビッグフレームも積水シャーウッドも土屋ホームもKES構法も
「震度6弱」までしか耐えられず、それ以上では倒壊する
...だそうですよ。(某免震工法より)
http://www.iau.jp/m-taishintoukai.htm
>168
リンク先見ました、ドリフトピン工法云々ではなく全ての普通の建築物は倒壊する。(可能性がある)
以下は転載です。
『すなわち、建築基準法通りでは、
耐震・制震:稀に発生する地震動=震度5弱(80~100gal程度)に対して無損傷、
極めて稀に発生する地震動=震度6弱(300~400gal程度)以上では倒壊・崩壊の可能性
免震 :極めて稀に発生する地震動=震度6弱(300~400gal程度)に対しても無損傷
だからです。
品確法の耐震等級1・2・3の場合でも、上記加速度に対して
・ 耐震等級1は、1.00倍 (建築基準法同等)
・ 耐震等級2は、1.25倍
・ 耐震等級3は、1.50倍
となるだけです。
「無損傷」について、
・ 耐震等級1、 80~100gal=震度4~5弱 (建築基準法同等)
・ 耐震等級2、100~125gal=震度5弱
・ 耐震等級3、120~150gal=震度5弱
まで「無損傷」となり、これを超えると「破壊」が始まります。
「倒壊・崩壊の可能性」について、
・ 耐震等級1、300~400gal=震度6弱 (建築基準法同等)
・ 耐震等級2、375~500gal=震度6弱~6強
・ 耐震等級3、450~600gal=震度6強
これを超えると「倒壊・崩壊の可能性」がでてきます。』
安全な住宅を建てるには免震にするか、壁倍率10倍以上の
トーチカとか要塞とか核シェルターのようなシェル構造しかないということですね。
少なくともSE構法(耐震等級3相当)においては、
>156
>[東日本大震災]においても
>東北地方で192棟建つSE構法の家は無事だったとのことです。
>http://matsuoka-arch.jugem.jp/?eid=2964
>[新潟県中越地震]においても
>SE構法の家は無事だったようです。
>http://www.kentiku-koubou.co.jp/dfp/niigata.pdf
とのことですから、
新潟県中越地震の小千谷波136カイン(震度7)くらいが
「無損傷~無事」の目安になるかと。
ただし、SE構法は阪神淡路大震災は未経験のため、
JMA神戸112カイン(震度7)は耐えられても、
JR鷹取169カイン(震度7)あたりになると厳しいと個人的には思います。
とはいえ、JR鷹取169カイン級の地震は、
SE構法に限らず多くの工法も厳しい結果になると思うのです。
あと、
建物に影響を与える地震の強さを考えるときには、
従来の加速度(ガル)ではなく、現在主流の速度(カイン)で考えましょう。
http://www.kozosoft.co.jp/gijyutu/s04.html
http://www.jsca.or.jp/vol3/15tec_terms/200403/20040320-1-view3.php
SE構法のデメリットって何でしょうか。
SE構法のデメリットは無いです。
しいて言えば、KES工法や積水シャーウッドや土屋ホームや住林ビッグフレーム
など全て同じで、SE構法じゃなくて他の工法でも良いと言うことです。
>参考までに。
使用する集成材の樹種
SE構法 :レッドウッドか米松ダグラスファー
住林BF構法 :レッドウッド
積水シャーウッド:ホワイトウッド
土屋ホーム :スプルース(マツ科)
個人的にはホワイトウッド集成材が嫌いです。シロアリは大好きなようですが。
住林てレッドウッドなんだ
CMだと桧っぽくない?
ビッグフレーム構法の要となる“ビッグコラム(大断面集成柱)”には
>住友林業が独自に開発した高耐久・高精度な高性能構造用集成材(樹種:オウシュウアカマツ)を採用
しているとのことです。
http://sfc.jp/ie/lineup/taika/taishin/index.html
詳細は住友林業のスレで。
最近、近所の宅地が切り売りされ、狭い宅地に3階建ての住宅が多くなってきています。建築現場を見ると基礎コンクリート
にがっちりと緊結された金物工法が殆どです。しかも1階に車庫があり建物の1面が壁が極端に少なくなっています。
基礎にガッチリは地震の揺れを家にガッチリ伝える、事になります。参考になる例が以下のビデオと説明です。
建替え予定の私も衝撃を受けました。基礎にガッチリではなく土台にガッチリの工法を探しています。
軸組工法は、やはり、筋違と耐力面材で壁が4面に均等な家と思っています。SE構法等の柱が耐力のラーメン構造には
二の足を踏みます。No.71 by 匿名さんのスレッドを参考にします。
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=tWSUwPCqZFI
〉長期優良住宅が倒壊した。耐震等級は2以上、3以下の建物である。奥側の試験体がそうだ、震度6強の地震で実験した
〉ものだが、手前の試験体は全く同じプランで金物関係がそれより劣るプランだ。
〉奥側で倒壊したのは皮肉にも金物関係を強くしたからで、手前の試験体はロッキング現象によって倒壊を免れた結果に
〉なってしまった。
ここでは話題にあがってないのですね。
去年の朝〇新聞で、KES構法で立てられた建物だけが津波に流されなかったという記事を読みました。
壁はところどころ波で流されたけど、基礎や柱は無事でリフォームという形で再び住めるようになるって。
構法をアメリカで学んで建てた施工主と家の写真も載ってました。周辺は壊滅って感じでした。(気仙沼か陸前高田だったか?)
当方ES構法とKES構法の違いがよくわからない素人だけど、その記事を見て新築するならKES構法を第一希望にしようと決めてます。「百聞は一見にしかず」の説得力がある記事でした。
2×4工法は良い意味でも悪い意味でも、ほとんど完成している工法(国土交通省告示によって構造的な仕様等が定められているようです。)と思いますが、軸組は現段階でも、まだまだ発展途上の工法なのだと思います。逆に言えば、各社がなんだかんだと言って特徴をだしやすいのだと思います。よって、軸組工法を選ぶ施主もそれなりの知識が必要となってくるのではないかと思います。
地元でSE工法を推奨してる業者がありますが、ソコで使っている木材は、エンジニアリングウッド、となってます。
コレって、木の種類ではなくて集成材ですよね?
通常の木材(?)より湿度に強くて反りなど狂いが無い、といった売り込みですが、実際にはどうなのでしょう?
SPF材よりは強いとは思うのですが。。。
>>190
そうですね。
集成材のメリット、デメリットについては語りつくされていると思いますが、大体以下のようなところでしょう。
(もし間違っていたら補足や訂正をお願い致します)
◆集成材の良いところ
・大きな断面の部材を無垢材よりも断然安価に入手できる
・無垢材よりも初期の品質をコントロールし易い(構造計算を要するラーメン構造には必須の要件ではないかと思います)
・同じ断面であれば無垢材よりも概ね強度が高いとされる
・経時による反りや狂いが少ない
・無垢材よりも多少燃えにくい?
◆集成材の不安なところ
・実績が浅く、接合面の強度がいつまで保たれるのか接着剤に対する不安がある
ですが、歴史的な建造物など何百年ももたせる必要のあるものでなければ、接着剤についてはそれほど心配する必要はないでしょう。それよりも一般的な工法ではないので、業者が正しく設計・施工出来るのかどうかを気を付けた方が良いと思います。
知り合いに建築士が数人いますが、一級建築士は集成材が良いと言ってて
工務店の大工は無垢材が良いといいます。
私適には集成材の勝ちと思っております。
理由は、集成材に使われている接着剤を否定すると構造用合板やフローリング等も否定しなければならなくなり、全て自然素材の丸太小屋にしか住めなくなってしまいます。
集成材は100年くらいの歴史はあるので耐久性は十分です。
SE構法は構造計算必須ではありません。(数十万は必要無し)
KES工法は必ず構造計算します。
ハウスメーカーのメタルジョイント工法も2階建てまでは壁倍率計算書だけで、第4号建築です。
SE構法のサイトでは
>家の規模や階数にかかわらず、安全・強さを確認するために、鉄筋コンクリート造や鉄骨造と同じ構造計算方法を立体解析によって行っているのです。
と書いてありますが。
重量鉄骨とSEとはどちらが価格高くなりますかね?
>197
今は、重量鉄骨の方が高いですね。両者が近い線になった時期はあると思いますが。
あと、重量鉄骨は揺れますよ。
揺れる駆体と、住宅に使う仕上げ材は、どこまで行っても相性が良くないと思っています。ビルなら別ですが。
SE構法も、許容変位の押さえ込みは課題で、たぶん初期の頃から計算手法を含めてずいぶん改良を進めていると思います。今は、塗り壁などでもある程度安心して使えるようになりましたから、よほど大丈夫になっているものと思います。
逆に、初期のものは鉄骨と同じような悩み(揺れ)を感じた可能性はあると思います。
構造計算のメリットについて
構造計算って、想定外の力がかかった場合にどのように安全に壊すかを計画する事でもあります。
ほとんどの部位が100の力に耐えても、一カ所30の力で崩壊してしまう部分があれば、建物としては30の力にしか耐えられない建物という事になってしまいます。それなら、全体をぬかりなく70の力でつくった方がコスト的にも耐力的にも良いよね。というのが構造計算です。もちろん、一気に倒壊しては危ないので、壊れる順番や状況も想定します。
で、構造計算をしたから建物が強くなるわけではありません。構造計算によって、100の力でも大丈夫なように確認すれば、100以上、120の力でも大丈夫なように確認すれば、120以上になります。30の力で計画すれば30にしかなりません。
建築基準法で、50の力でOKな場合、実際には、部位によって70だったり100だったりする力に耐えられる場所もあるわけですが、それはもったいないという事で、できるだけ、すべての箇所で50の力すれすれで持つようにする、つまり、コストダウンを最大の目的にする構造計算もあります。(大規模な建物では、こちらの要素が強く、結果、姉歯事件のような事も起きます。)
一般的に、構造計算費用は、構造の最適化による無駄を省く費用に対し、十分に見合う投資だと思われます。
しかし、小規模の住宅できわめて素直な設計ができるケースでは、経験とか、勘とかいったもので、数字的な裏付けはなくとも、ほぼ間違いない判断ができるケースもあります。そのような場合は、構造計算そのものが無駄という場合もあります。
SE構法にすること自体がもったいないという事もありますね。
構造計算をしている○○構法が強いかどうかは、その計算によってどの程度以上の強度を目指す事に決めているかという運用上のルールにつきると思います。これは、企業の経営姿勢で決まる部分が大きいと思います。このハードルをあげれば全体コストは上がりたくさん売れなくなるかもしれないですし、ハードルを下げれば万が一の地震時に倒壊案件がでてしまいイメージを損なうかもしれない。
SE構法でも、日本で起こる可能性のある地震程度では倒壊しない程度に最低基準を設定しています。ただ、この設定レベルを十分とみるか不安とみるかは、半分は価値観にゆだねられる部分もあるのかなと思います。
構法毎の強度の優劣の話をするのはある意味ナンセンスで、SE構法であれなんであれ「うちの建物は、より強い計算でお願いします。」と構造計算の数値を上げてもらえば良いのです。当然、部材が太くなりコストが上がったり、計画に制限がでたりしますが、より強い建物になります。
「強さ」は構造計算をする事により在来工法を含め、構法に関係なくおおむねオーダーできます。(在来工法である程度精度のある構造計算を仕様と思うと、より強烈な制限がかかる上金額もはるので、一般的ではありませんが。)
一方、耐久性というものは構法にある程度左右されるものと思います。
こちらは、現実的な比較のできる環境が、現在のところそろっているとは言いがたい状況です。
各社の説明を良く聞いて、判断するしかありませんね。
ちなみに、日本において木造建築の構造計算の王道は「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」というものに沿ったものだと思われますが(伝聞)、SE構法などは実験結果も踏まえた独自手法による計算になっているので、その部分に対し懐疑的な意見があるのも事実です。
前者が水銀体温計だとすると、後者はオムロンの電子体温計と言ったところでしょうか?後者の場合、オムロンのアルゴリズムを疑えば、その結果の数値も疑う事になり、本当にその体温なの?という疑問が生まれます。
実際、前者の計算ではSE構法よりさらにごっつい高コストな構造になる事が多く、それを正解とするのであればSE構法に懐疑的なる意見も理解できなくはないです。
いずれにしても、お金に糸目をつけないという前提で言えば、SE構法に限らずより強い建物をより確実な方法で作る方法はあります。いわゆる庶民ではない方々の家づくりでは、普通に使われています。
で、自分を含め、庶民の家づくりでは金額を意識しないわけにはいきませんから、その中では、最も効率よく強度を高められる方法として、SE構法を支持しています。盲目的に安心だという気はないのですが、かなり良くできた構造でありシステムです。
何より、たゆまない改善も行われていますし。
って、通りかかったわりに長々と書いてしまいました。
SE構法も扱う工務店の人間の意見でした。免震や制震についても書きたかくなりましたが、仕事に戻ろうと思います。