- 掲示板
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
3/11以降、東北地方の地殻変動で5m以上も東に動いたとした事もあり、東海・東南海・南海地震の三連動型超巨大地震と誘発性直下型地震のリスクが迫っていると騒がれています。
果たして、現状の高層住宅の耐震性は如何にどこまで信頼性があるか掘り起こして情報交換しましょう。
[スレ作成日時]2011-07-04 13:42:06
非常階段のある付近は倒壊しにくいのではないか?物件でも端だけにある非常階段一つの物件より真ん中や両サイドに非常階段がある方が倒壊しにくい物件と言えるのではないか?
晴海の検潮所でも311での津波は1.4mとありましたが、引き波と押し波の高低差ではないのでしょうかね?
近隣に住んでいますが、そこまでの実感はありませんでした。
ただ314が引用している学説は、東京湾に津波が入りやすい震源かも知れませんね。
近傍震源だとより強震になるため、防潮水門や排水機場の設備などが損傷する惧れもなきにしもあらず。
>>315
高層建物では、構造自体は非常階段とは独立しているので(壁式建物や木造のように、階段室付近に主要な柱等が集中している訳ではなく、基本的に均等な構造割りの中で、階段自重を支えるだけの鉄骨で支持されているという意味)、格別その付近が丈夫という訳ではないように思います。
非常階段が倒壊しないとか頑丈だというのは誤解です。
階段の周囲がRCの耐震壁で四角に柱があったとしても、建物に接しているものですから建物が倒壊すれば同じ様に倒壊します。
トイレが一番頑丈だとかの間違ったことが信じられているのです。
今回発見された2つの活断層、千葉県の海岸線から100キロくらい東に、南北方向160キロで高低差約2キロの断層と、その東にある南北方向300キロで高低差約3キロの断層で地震が起きると、マグニチュード8以上の巨大地震となるそうです。
東日本大震災のように海底の深い部分で大きく長く揺れるので、揺れも大きいし長周期地震動も発生するし、大津波が起こることになるようです。
発見されたばかりですから、いつ起こるのかはわかりませんが、この地震が起こった時には、東南海大地震よりも深刻な被害を関東に与えるでしょう。
津波は当然のごとく東京湾にも侵入し、大きく長い揺れで破壊された水門や緩んだ河川の防潮堤を破壊して川から都内深くまで浸水させて大きな被害を出すでしょう。
東日本大震災で最大2mくらいの津波が東京の河川で観測されたということから、千葉県沖の巨大地震が起これば、千葉や神奈川は宮城のような津波被害となり、東京も4m以上の津波になるのではないでしょうか。
>>318
房総沖にこれまでノーマークであった未知の活断層の存在に関してメディアで知りました。
JAMSTECも報告しているので信頼できるものと思います。
それがいつ起こるのかは不明なだけに不安を増大させるのは明らかですね。
未知の活断層と言うと東北地方太平洋沖地震で巨大な地殻変動が起きた以上、日本列島各地に次々に未知の活断層を発見するのではないのでしょうか?
まさに故小松左京氏の『日本沈没』を彷彿させる様な日本列島全体の巨大な地殻変動が起きているのをこの世で起きているとは…。
七大都市で有史以来、巨大地震が発生していない空白期間が長い大都市もリスクを考える必要もあると思いますが。
東京湾はその湾口が一種の防潮堤の役割をしているような感じで、東北地方太平洋沖地震で人工の防潮堤の開口部から潮位が上がった津波が侵入してくる事を連想しそうです。
その時に問題となるのが湾内で反射した波が、波高を上げる事ですね。
しかし、その先には米海軍横須賀基地、日産自動車追浜工場がある…どんな被害になるか想像したくはないです。
聞いた話ですが、ニュースで南海トラフでの巨大地震、つまり南海大地震が起こったら、最大34mの津波が予想されているそうです。
浜岡原発のようなのですが、今、津波を食い止めるために高さ18mの防波壁を作っているようですが、そこの予想高さは21mだそうです、
しかし、原子力発電所の前だけに防波壁を作っても意味ないので、原子力発電所の周囲を囲むのでしょうが、一部でも決壊すれば、決壊しなくても波が乗り換えれば、内部は全て浸水し、水没するでしょうね。
津波で侵入したのと同じ能力の排水が出来れば良いのでしょうが、そんな排水能力のある設備なんて考えられません。
よって、実際に津波がくれば結果的に無駄となり、それに掛けた費用も無駄になるのです。
浜岡原発もメルトダウンを起こすと、日本はどうなるでしょうね。
東日本大震災の巨大余震で発生する巨大津波は東北を遅い長周期地震動が東京を襲うでしょうし、千葉沖大地震では巨大津波と長周期地震動が東京を襲うでしょうし、東南海巨大地震でも大津波と長周期地震動が東京を遅い、直下型大地震では震度7が東京を遅うことになるので、東京はどうなるのでしょうね。
可能性のある最悪のケース。
流出した大量のオイルに引火してそのまま東京湾を漂えば、数日間火の海です。
更に漂流した火災が発電所の様な危険施設に引火すれば爆発もあり得ます。
>>322
東京湾上でその様なケースに陥った場合、首都東京の支援物資の配給は絶望的となると思います。
羽田からの支援物資は米軍のC-5も含む空自ともC-130すら降りられなくなる事態に陥り、大量の支援物資配給の頼りになる強襲揚陸艦すら近づけなくなり極めて最悪の事態となり得ます。
横田・厚木基地のランウェイが無傷、それとも早期に復旧できたとしても、内陸部の道路の被災、大渋滞による交通障害などでヘリでの輸送が主体になるのではないのでしょうか?
>>321さんが仰る通り南海トラフの地殻が破壊された場合、日本列島そのものが絶望的状況になるのではないか? と。
先日の新聞のメディアでも鶴賀の原発周辺の断層の数を精査したらしく驚くほどの断層の数だったようですね。
>>321
最近の政府の傘下での検討会では、これまでの甘い想定を覆す最悪の想定をする様になってきていますね。
より現実的な想定にやっとのこと動き出したのでしょう。
四国沿岸で最大34mの巨大津波となると大阪湾、伊勢湾、浜名湖、東京湾に侵入してきた潮位の変化の大きい津波が問題となりそうですね。
また、浜岡原発が再稼働していたら…。
SFの様な世界が現実に近付くのを見るのは勘弁して欲しいと思います。
今回の南海トラフの想定でも、東京湾奥は2~3mの予測です。
湾内の反射波が重なってもっと高くなることはあるでしょうが、移動している海水の量や高波高の継続時間が小さいので、極端な浸水にはならないでしょう。
ヘリ輸送は1回のペイロードが小さく、ツインローターの双発大型ヘリでもせいぜい3トンがいいところ。一般ヘリなら500キロがせいぜいで、併用して日本中から100機を輸送用(救難・捜索を除く)に投入し、1日100回ピストン輸送しても1万トンちょっとしか運べません。これは大型トラック800台分、揚陸艦(母艦の方)の5隻分にしか過ぎません。
東京区部だけでも被災人口は1000万人はいますから、根本的にはとにかく陸路と海路を確保するしかないです。
まだ序の口ですが、第2東名が開通したのはせめてもの幸いです。
前提が重要なんですが、高潮と重なるというのは、まあ巨大地震が5000回起きるとして、そのうち1回ぐらいでしょう。
水門が閉まり、実際にメートル単位で水位が上昇する高潮(台風由来)は、10年に1度もありませんから。
また震度7というのはあくまで直下震源の場合で、津波が発生する海溝型の地震の場合は、東京では最大震度5強です。
3連動のM9だと継続時間が長くなるのであるいは液状化被害が311並みになるかも知れませんが、実際の311で防潮設備に被害はありませんでした。
もちろん、直下地震で水門がやられ、復旧しないうちに3連動というのであれば、それなりに浸水する地域が広がるでしょう。ただし順序が逆なら、津波被害は限定的だと思います。
泣きっ面に蜂という言葉もありますし、最近の学者・行政の想定は、「想定外」とあとから非難されないよう最悪パターンを示し、無責任なマスコミもそれに乗っかる風潮がありますから、327さんのご紹介のようなケースも、それはそれで存在意義はありますね。
すいません、首都直下型地震と混じってしまいました。
直下型地震では東京湾に通じる水門の多くは、震度7で機能しなくなると言ってました。
また、土地は水平でも平らでもありませんので、一度侵入した水は、低いところに溜まり、流れ出ないエリアが沢山ありますので、自然に吸収されるか蒸発するまで水没したままだとも言ってました。
それよりも、高潮とは報道番組で私が「満潮」だと思っていたことを差していまして、毎日起こるものですので、そんなに少ない確立ではないと思います。
思い出しました、河川の両側にある堤防ですが、直下型地震では破壊されるのですが長周期地震動ででも緩むとも言っていました。
例えば、1mの津波とは単に水面が1m上がるのではなく、1mの高さで押し寄せてくる水の巨大な塊なのです。
1mだからと言って、1mの防波堤では、どんどん押し寄せるので、そこで水面が高く盛り上がり1mの防波堤を乗り越えてしまうのです。
同様の理屈で、1mの津波だとしても、緩やかな登り斜面での最高到達高さは1.5m以上になるようです。
津波とは、波とは違い、巨大な水の塊が長時間に渡り一定の強さで押し寄せ続けて来るものです。
津波が波と同じだと勘違いしている人が多いので、津波の怖さを知らずに海岸まで見に行こうなどと考える人が多いのです。
30センチの津波が来たら、300キロの重さの物を動かすと実験で見せていました。
3.11の津波の映像を見れば一目瞭然だと思うのですが、それでも津波は波と同じように解釈するのは他の人に誤解を与えてしまうので辞めるべきだと思います。
>>329
付け加えますと津波と言うものは、いきなり高い波が来るのだけが津波ではなく、潮位が徐々に30cm変化しただけでも津波ですよね。
押し波と引き波もありますので、押し波が来た状態で暫くその潮位が続く事もあり、今度は潮位が戻って行く水が引き始めるのが引き波ですね。
風による波に対して津波は海底下の地殻変動で隆起もしくは沈降による海水の潮位の変化は『波長』が違うと言う事を理解されていない方も多いか…と思います。
この『波長』そのものを理解するのが難しいようです。
>>326
ヘリに関する詳細な輸送力のフォローを有り難うございます。
ツイン・ローターと言うとCH-47チヌークの事ですよね。自衛隊にも多数現役で配備されていますし。
ただ、東北地方太平洋沖地震で支援物資を届けることが困難な(自衛隊では支援力の限界に来ていて米軍へ要請)場所へ輸送した米海兵隊のヘリは空自にも配備されているSH-3シーキングが活躍したそうですし。
普通の波でさえ、浜辺に打ち上げられれば、その時の平均海水面の高さよりも高い位置まで到着し、引いて行きますね。
浜辺の波打ち際に立っていると、波の強い時には引き波で足元の砂が波ですくい取られ、波が引いた直後、足が少し埋まってしまい、足で引き波の強さを感じることが出来ます。
津波では波と違い、3.11の映像でご覧になったように、まるで川の流れかのように一定の時間、同じ速度で押し寄せ続けるので、ちょっとした丘などは飲み込んでしまうのです。
押し波は水の塊が低いところから高いところへ移動するので重力がその勢いを抑えてくれるのですが、引き波では重力が加わりますので押し波よりも速度が速くなり強い力を出すのです。
この理屈は波でも同じですが、津波の場合、移動する水の塊の量と移動距離と時間が、圧倒的に多いのです。
単に見ていると穏やかにも見えるので、ニュースなどでは近付かないで直ぐに避難して下さいと言っているのが大袈裟に思い込んでしまい、大袈裟に言い過ぎているんじゃないのかと勘違いしている人も多いのでしょう。
今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称しているマンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。
しかも、津波に関しては、波と誤解しているかのような対策しか施されていないのに、東京都の発表を元に安全が確保されていると思っているのです。
スーパー堤防などと称している傾斜を使った堤防が多いのですが、津波の高さプラス1~2mくらいでしか作っていないため、今回の想定では無に等しく、過去の想定であっても津波は乗り越えて来る可能性が非常に高いのです。
タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。
更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。
火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。
最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。
東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。
地震も心配ですが、今日のような強風も、高層マンションへの影響は大きいですね。
東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。
東北でM6前後の地震があったときに拾う揺れの感じです。
目をつぶって立っていると、身体が自然にバランスをとります。
バルコニーの隔て板が風圧で割れるかも知れません。
こんな悪天候のときに大地震が重なったりすると、避難も遅れて大変ですね。
そんなに揺れるのですね。
揺れることで地震に耐えると言う建物なのでしょうが、これだけ長時間揺られていると船酔いのような状態になるのでしょうね。
直下型を含め、今問題にされている巨大地震たちが1日でも遅く起こることを祈りたいです。
>>332
専門家としての見解ですか?
湾岸地区の被災しか見ていない偏った傾向が見られますけど。
>>今、建設中の水辺に近い高層マンションでも、例えば月島や有明などのタワーマンションなどと称している
>>マンションは、過去の想定を元に建物の安全性を語っているのです。
安全性を語っていると仰っていますが、デベのアナウンスですか?
建築・土木の世界だと安全性に関して絶対などあり得ない筈です。
それは国の骨格としてのインフラで高速鉄道・高速道路の被災(損傷)も見られました。
関東平野部の茨城県側の常磐自動車道の土工区間の崩落や常磐線の土路盤の沈下で軌道が暫く崩れ不通になった区間もあります。
>>タワーマンションが出来てから経験したことがない強い長周期地震動や震度7の地震が建物を襲うので、
>>杭がどのような状態になるのか、支持層が移動したり、ずれてしまわないかなど、不安が山積しています。
その様な状況になると河川に設置されている橋梁のケーソンも同じ事になります。
まず、設計荷重が杭に何千tの荷重がかかっているか理解する必要があるのではないのでしょうか?
杭の剪断破壊は可能性がゼロとは言えず、どこかかしこか損傷する可能性はあると思います。
これが、安全性に100パーセントの絶対は無いと言う事ではないのでしょうか?
>>更に、3.11でも火災が起こった石油コンビナートなども過去に無い被害を受けるでしょうから、東京湾は火の海になるかも知れませんので、マンションも焼けてしまう可能性がありますね。
>>火災にならず倒壊しなくても、建物が傾いてしまい住めなくなるかも知れませんし、水害で大規模な補修や修理が必要となりますからね。
そうなると首都の都区内の中心部は大変な被災をしている事は変わらないのですかね?
補修にしろ大量の資材は主に海運を頼らざるを得なくなる(311時にはガソリンや軽油の燃料輸送で東北本線が被災したため、日本海側の北陸本線・羽越本線を経由した鉄道貨物輸送作戦が行われました。)為、コンビナートが被災すると内陸部とは言え陸路の道路の補修の大量の資材も海運が主になるはずです。
>>最悪の事態を考えますと、河川の堤防の修理をし、侵入した水が抜け、地下鉄などが復旧して最低限の生活が出来るようになるには、少なくとも1年以上掛かるのではないでしょうか。
湾岸部の被災ばかりに偏るとその様な見解になります。
>>東京湾に面しているエリアは長期に渡り住めなくなるでしょうね。
これにも語弊があります。
いくら内陸部とは言え、都市計画が古く街路も狭いようでは資材輸送がスムーズに行かなくなります。
超高層の揺れ、「東日本」の2倍…3連動地震
読売新聞 4月7日(土)9時17分配信
東海・東南海・南海の三連動地震が起きた場合、首都圏の超高層建物の揺れの速さは東日本大震災の2倍以上になることが、日本建築学会小委員会の分析でわかった。
建物の崩壊までは至らないが、補修が必要な損傷が生じるおそれがあるという。
分析によると、東日本大震災では高さ100メートル以上の超高層建物を大きく揺らす周期2~6秒の「長周期地震動」が、首都圏ではあまり強くなく、速度は毎秒20~50センチ程度だった。実際、10分間以上揺れ続けたが、構造被害はなかった。
これに対し、三連動地震では、同じ周期の長周期地震動は強く、速度は毎秒50~100センチと予測された。高さ60メートル以上の超高層ビルの耐震性を確保するため、建築基準法で設計用の基準とした「告示波」(地盤の揺れ)の速度を一部で上回り、損傷の可能性がある。
最終更新:4月7日(土)9時17分
>>334
>>東京湾岸の、とある50階超建てのほぼ頂上に住んでいます。
>>風強いですねー。ロールスクリーンの床まで垂らしたコードが、建物の揺れによって7~8センチ振れています。
超高層建築は地震の揺れの他にも風揺れも勘案しているのではないのでしょうか?
あの911のWTCビルですら風揺れは考えていた。
S造は良くたわむ様だけど、RC造はまだましではないか? と。
たわまないコンクリートなどこの世に存在しないのは、橋梁でPC橋梁の桁の中間部に立ち止まって居れば車両荷重の移動でも揺れていることがわかるはずです。
また、先日の瀬戸大橋の吊り橋のように巨大橋梁でも風圧の圧力によってたわんでいる事も御存知か…と。
むしろ巨大構造物がたわまない方が、驚くに値しないのでしょうか?
あらゆるものが、その差はあれど熱膨張することさえ知らないと言うよりも、考えたことのない人は多いです。
同様に、鉄筋コンクリートの壁を目の当たりにして、1m当たり数ミリも曲がるなんて信じられないようです。
風耐力は考慮されています。
しかし、原子力発電所で起こった事故同様、想定外はありますし、先日のような強風が長時間吹き続けると言う想定に対しての耐力は想定外、すなわち構造計算外です。
1度や2度で深刻なことにはなりませんが、想定外の大きな揺れが多くなれば、その分、ストレスが蓄積して巨大地震が来た時に、設計当初の耐力が出るかどうかの心配はありますね。
でも、安全率は所定の数値よりも多く見るのが通例ですので、直下型地震での震度7であっても倒壊することはないでしょうが、長周期地震動の場合は大きく揺らされてしまうため心配です。
建物の形状と振幅方向と周波数によっては、文字通り、途中で折れてしまうような破壊が起こる可能性もあるでしょうね。
高層マンションの大規模改修工事なんて想定外
現実的じゃない
341さん、どうも茶化したくてしょうがないように思うのですが違いますか?
高層マンションの大規模修繕工事が想定外だと言うのは間違いであると言い切れます。
マンションの躯体寿命100年にもなっている建物もありますので、大規模修繕工事は行えるようにするのが大前提です。
ただ、低層マンションのようには出来ませんし費用も異なります。
S造だと床面積1㎡当たりの上物重量は1トン程度、耐震のRC造だと同1.5トン近くあります。
最近のオフィスビルの階高は4.5m、一方タワーマンションは3.3mぐらいなので、容積当たりにするとRCの方が2倍近く重く、単純に、それだけ風揺れはしにくいです。
風に正対する面積が1万㎡(高さ180m×幅60m)のマンションなら、重量は15万トンぐらいになると思います。
一方風圧は、台風程度ならたぶん㎡当たり100kg単位のレベルで、1万㎡で1000トンと建物重量の1%程度しかありません。
このため一定風速ならば、風洞実験で建物形状を工夫すれば乱流を軽減でき、建物は風下に押されたままで揺れにはつながりません。
通常の対風設計はこれが主眼です。
しかし暴風の場合は風の息(強弱)があるので、強く吹けば押され、弱まると建物は元に戻ろうとし、これが揺れの主因になります。風の息がたまたま建物の固有振動周期と合致したりすると、意外な揺れにつながります。
オフィスビルではご存知のように屋上等に重りをアクティブに動かす制御装置を組み込んだりしますが、横浜のランドマークタワー70階の311映像に見るように、さすがに大きな(長周期)地震動になると軽減効果があるのかわかりませんね。
<日本海溝>巨大4地震の痕跡 日独チームが1万年分調査
毎日新聞 4月8日(日)10時28分配信
東日本大震災の震源域で海底調査をしていた日独の共同研究チームが、日本海溝の海底から過去1万年分とみられる堆積(たいせき)物を採取し、4回の巨大地震の痕跡と考えられる層を発見した。独側責任者のブレーメン大のジェラルド・ウェファー教授らが7日、毎日新聞の取材に明らかにした。日本を襲った複数の巨大地震の痕跡が海底で確認されたのは初めてという。
研究チームは東日本大震災の発生メカニズムを解明するため、ドイツ側の呼びかけを受け、ドイツの海洋調査船「ゾンネ号」で調査をした。
ウェファー教授によると、太平洋プレートが北米プレートの下に潜り込む日本海溝沿いで、地震による海底の地形変化などを調べるため堆積物を採取した。水深約7700メートルの海底15カ所で長さ10メートルの円柱状の機器を打ち込み、過去約1万年とみられる深さ10メートル分を引き上げた。
このうち宮城県牡鹿半島沖の南北65キロの間で採取した3本で、巨大地震で積もったと考えられるタービダイト(乱泥流堆積物)を4層確認。最上部が東日本大震災のものとみられ、2番目の層は火山灰層のすぐ上にあった。ウェファー教授とともに取材に答えたチューリヒ大学のミヒャエル・ストラッサー教授は「2番目のタービダイトは1000年ほど前の堆積で、文献などから(東北沿岸に大津波を起こした)貞観(じょうがん)地震(869年)のものとの仮説が立てられる」と語る。【福井聡】
【ことば】タービダイト
大地震などにより海底の斜面が崩落し、海底がかく乱するなどして砂や泥と海水が混合した「乱泥流」によりできた密度の高い層。
>343さん
超高層の風荷重はもうチョイ大きめの300kgf/m2程度になるかと思います。
ただし、おっしゃるとおりのマンションなどのRCでは自重が大きいので
地震荷重に対しては非常に小さくなりますね。
超高層マンションの平面形状が隅切りしてあるのは、風荷重時の居住性の安定だと思っていますが、違うのかな。
平面の隅切りと言うのは、おそらく4角形の平面であれば4角を45度で切り取った8角形にすると言うことだと思います。
風に対して真正面から受けるとしたら、単純に面積が小さいほうが風の影響は受けにくくなります。
しかし風は平面に対して斜めに吹く場合のほうが圧倒的に多いので、意味がないと考える設計士も多いです。
今の高層ビルの場合、天空率と言う規制がありまして、地面に立ってそのビルを見上げた時に空が多く見えるようなデザインが求められています。
ユニークな建物では、1階から建物の途中までの床面積よりも途中から最上階までの床面積のほうが広いと言う形の建物も実在します。
野球のバットのグリップを下にして立てたような建物です。
このように、4角をカットすることで見上げた時の面積が少しでも小さくなることの意味が強いと思います。
100kgfの風荷重というと、風速45m秒程度なので、平均風速20m強×最大瞬間1.5倍×高層1.3倍ぐらいな感じでしょうか。
台風としては序の口ですね。
仰るように超高層建築や長大橋などはmax80m秒(300kgf強)ぐらいの設計でしょうか。
重量の3%の荷重として、無理やり加速度換算すると30gal程度、仮に地震の加速度と同じ(ということはあり得ませんが)とすると、震度3と4の境界ぐらいですね。1%荷重でも10galで、やっぱり震度3です・・・ちょっと違いますか。。
戸建物とマンションどちらが大震災でも倒壊しにくい?
倒壊と言うのが文字通り建物が倒れて壊れてしまうような状態だとし、東京23区と言うエリアに限って、戸建やマンションの種類に関係なくと言うことですと、今の予想最大震度7での想定ならマンションのほうが倒壊し難いと思います。
昨夜のアンビリバボーの内容では長周期地震動に触れていませんでしたね。
しかし、津波が2mになる可能性があると言っていましたので、東日本大震災での津波のように、海面を移動する時の高さは15mだったのに、陸に上がり上り坂を上ったり狭い場所に入り込んだ津波の高さは2倍以上にもなったりしましたので、4mは想定していないといけませんし、満潮と干潮との差が約1mありますので、5mくらいの予想が必要でしょう。
直下型地震の場合、東京湾内が震源地になることが想定されていますので、東京湾内で起こる津波は地震発生後僅か5分で到達するので水門が壊れていなくて作動していたとしても間に合わないと言っていました。
水門を閉めるのに必要な時間は10~15分だからです。
河川に津波が入り込めば高くなるのは必死で、一部でも堤防が決壊すれば、その部分を広げながら圧倒的なちからで津波は東京を飲み込んで行くようです。
最悪の場合、東京湾周辺のコンビナートから大量の重油などが流れ出て発火し、人類がこれまでに経験したことが無いような巨大な火災が起きた場合、想像も出来ないような巨大な火災旋風で東京湾周辺の広範囲のエリアが数百度の熱風で覆われることにあるのです。
これにより火災が誘発され木造住宅は壊滅してしまうかも知れません。
高層マンションは、倒壊しないにしても、これまでにデーターのない、一般のマンションの面積当たり数倍にもなる高層マンションの自重の影響が地盤に対してどうなるのかが不安のたねです。
建物は倒壊せずに耐えたとしても、部屋の内部では家具などが凶器となり人命を奪おうとしますので、十分な配慮が必要となります。
今の耐震グッズなどは震度7には対応していないと言うことですが、知らない人も多いのではないでしょうか。
埋立地ではじばんが水平に7mも海側に移動する可能性もあると言ってましたので、湾岸エリアのマンションは高層マンションに限らず危険でしょう。
これまで地震学者などにはわかっていたことも多いようですが、国などが政治的な圧力もあり、情報を操作していたので、我々には知らされなかっただけの話です。
このような操作された情報、都合の悪いことは隠蔽されてしまった結果、いざ巨大地震や巨大津波が来ると知られてしまった今、取り返しのつかない建物の許可や都市計画によって作られた都市が対応できない状態であると明白になったのです。
年金問題などと同じです。
私利私欲でしか動かない人ばかりが立候補して、悪巧みに加担する人を集めて当選させ、今だけが良ければ将来のことなんて家計無いと言うことが正しいことだと積み重ねてきたことを許した結果がこれです。
火山活動によって生まれ、火山の上でサーフィンしているかのように存在している日本と言う国土を認識しなおすべきです。
>>350
>>直下型地震の場合、東京湾内が震源地になることが想定されていますので、
>>東京湾内で起こる津波は地震発生後僅か5分で到達するので水門が壊れて
>>いなくて作動していたとしても間に合わないと言っていました。
こんな事言ってたんですかね?
南海トラフを震源とする東海・東南海・南海の三連動型超巨大地震で南海トラフの巨大な破壊による沈降・隆起に伴う大津波の東京湾の侵入を言っていたのではないのでしょうか?
まず、直下型地震では津波は殆ど発生しないことになっています。
東京湾の水深と湾の形状、そして東京湾北部地震における海底下の活断層の段差を想定する必要があります。
せいぜい兵庫県南部地震時の野島断層と同等に段差は1mも満たないはずです。
それでは海底の隆起と沈降を勘案しても海水を押し上げるそれとも沈降させるにしても1mにも満たないことになります。
東北地方太平洋沖地震時の日本海溝の巨大な破壊は、南北500km、破壊された地殻の隆起や沈降は直下型とは比べものにならないほど超巨大なものがあのような大津波を発生させたことになっています。
スレ主さん、350です。
番組内ではそのように言っていました。
直下型地震で津波が起こると言うのは政治の力で抑えられていたようです。
東日本大震災が起こってから、これまで常識とされていたことが「想定外」として誤魔化されてしまいましたが、かなり以前から巨大地震や巨大津波のことを研究して知っていたのに少数派とされたか、原発建設に対して不利な情報だったのでもみ消されたというか隠蔽されたのでしょう。
現に数年前から福島原発は津波に耐えられないので改善すべきだと指摘されていたにもかかわらず、そんないつ来るかわからない津波対策に金を使うのは無駄だと判断して無視していた結果があのざまです。
東京湾での直下型地震による津波が起こるのは東京都の見直しでも認められたので、それも含め津波の高さが変更になったようです。
1mの隆起で起こった津波でも、起こった場所の深さ分の水が持ち上げられるため、浅瀬に行けばその分高くなることのようです。
極端な私の勝手な例えですが、震源地が水深10mだとして深さ10m分の水を1m持ち上げたとすると、その持ち上がった分が平行移動していくですが、海底が浅くなるとその分だけ津波の高さが高くなると言う感じです。
当然、液体ですので固体のようにはいかず、四方八方に逃げる部分もありますが、実際に15mと言われていた津波が陸地では40mの高さまで水に浸かったことからすれば理解出来ると思います。
>>352
>>現に数年前から福島原発は津波に耐えられないので改善すべきだと指摘されていたにもかかわらず、
>>そんないつ来るかわからない津波対策に金を使うのは無駄だと判断して無視していた結果があのざまです。
この様な事は同じ巨大技術である日本の高速鉄道も同様です。
早期地震警戒システムの元となったユレダスシステムですが、直下型地震には殆ど無効なことが中越地震じの上越新幹線脱線事故でほぼ証明されました。
その結果、土木学会(これは原発でも絡んでいますね)ではこれ以上の対策(構造物関係)は不可能だとして、車両屋よりも真っ先に脱線防止対策を車両や軌道に設置しよと打診してきた筈です。
また、茨城県の日本原電の東海原発も津波に多少襲われ、全電源消失の瀬戸際だったのも御存知ですか?
人が関わる以上どんな技術が可能だとしてもそこには人が居る。だから100パーセントの安全性は無いと言う事でも。
>>1mの隆起で起こった津波でも、起こった場所の深さ分の水が持ち上げられるため、浅瀬に行けばその分高くなることのようです。
水深が問題となるのではないのですかね?
東京湾は日本海溝に比べて水深は遙かに浅いです。
浅瀬に行くほど高くなると言うより、海底の深さと地形の形状による津波の遡上が以下の仰る結果となっていますが。
>>実際に15mと言われていた津波が陸地では40mの高さまで水に浸かったことからすれば理解出来ると思います。
まず、東京湾の直下で発生した活断層による津波は兵庫県南部地震の事例を見るとそれほどの大規模ではなく、潮位がゆっくり上がったり下がったりする可能性があると思います。
問題は相模トラフで発生した巨大地震と南海トラフを主因とする三連動型超巨大地震ですね。
その時東京湾の湾口は狭いため自然の巨大な防潮堤と言う感じで、先の東北地方太平洋沖地震で見られた防潮堤の開口部から海水が突入してくると言う感じではないのでしょうか?
東京湾北部地震・・・可能性一番高いようだから、湾岸と下町はだめ。特にゼロ・メートル地帯。
立川活断層・・・最近特に注目されてる。三鷹・多摩地区もだめ。
南埼玉地震・・・・昔から想定されている。特に川口駅周辺の乱立マンション、赤羽・川口間の荒川べりのマンション、危 険。河岸段丘という地勢の強度も不明。 埼玉県は、津波が荒川を遡上してくることも想定。
綾瀬川活断層・・・埼玉では最大の損害になると想定。「川口土建にだまされた」
というブログにも書いてあった。
昔は地震による火災を怖がってたが、今は耐震性そのものと津波になった。
特に日本は、体裁を重んじることが多いので、真実の追究を諦めてしまう傾向が強いため、一見、穏やかで良さそうに見えるのですが、自信や津波などのように利益を追求する一握りの人たちの独裁的な考えにより、日本人の性格を悪用して真実を隠蔽していたのです。
実際には世界全体で行われていることですが、大人しい国民であればあるほど、一握りの独裁的思想家が私腹を肥やしやすいのでしょう。
日本の高層マンションは、本当に大丈夫なのでしょうか?
>>355
もっと物理的な方向に話を持って頂きたいです。
>>日本の高層マンションは、本当に大丈夫なのでしょうか?
震度6以上になると流石に無傷だとは思えませんね。
ただ、倒壊はあり得ないと言って良いと思います。
無傷ではないと言うのは、柱と梁の接続部が地震動による度重なる変形によってストレスがかかり、ひび割れ多数の損傷が発生すると言う事です。
場合によっては、被りコンクリートが剥がれ主筋に囲まれているコンクリートが破壊され主筋がはらみ出す段落としも発生するかも知れません。
それそそれで、倒壊に至らないために中にいる人命の保証をされていることになり耐震性が保証されたことになるのではないのでしょうか?
でももう住めないでしょ。マンション。
物理的に展開するには本当の情報が少なすぎませんか?
巨大津波の高さ同様、我々には知らされていないが巨大地震ではもっと特殊な揺れが発せいしている可能性があるとか、実験などでは震度6までは大丈夫だとか良いながら、震度7が最大震度にしているのには隠された理由があるのかも知れません。
震度8や震度9まで設定するのに意味が無いのか、設定すると都合が悪いのかなどです。
設定を無視して震度6では大丈夫でも、震度7.1以上だと突然、階段を踏み外したように倒壊でなく崩壊することが実験では起こっているが、そんなことはまず起こらないだろうから無視しましょうと隠蔽されているかも知れません。
よって、情報操作された都合の良いデータしか与えられていない状態では理論的解析や物理的解析をしても意味がないでしょう。
私が一番心配しているのは建物本体よりも地盤です。
過去と同じ地震が起こっても、建っている建物は全く違いますし、相対的な重さも桁違いに重くなっています。
これらによって同じ地震だとしても、同じ揺れが起こるとは限りません。
地下鉄が走り回り、地下街が出来ていたりして地盤の条件も大きく変わっていることも大きな要因です。
倒れなくても液状化ではないほかの現象で建物が沈んだり、盛り上がったりすることが起こる可能性もあると思います。
そうなると、傾いた建物のように、住めなくなります。
>>設定を無視して震度6では大丈夫でも、震度7.1以上だと突然、階段を踏み外したように
>>倒壊でなく崩壊することが実験では起こっているが、そんなことはまず起こらないだろう
>>から無視しましょうと隠蔽されているかも知れません。
これは崩壊と言うのではなく柱の座屈と言いませんか?
RCの柱や橋脚ではないS造の橋脚で現に兵庫県南部地震で阪神高速の溶接部が剥がれたように鉄骨が舐める様に座屈になった現象もありましたし。
だから、隠蔽などはされていないと思います。
私の様な素人の眼では見ていない事が、土木や建築の関係者には奥深く見ている思います。
例えば土木の超専門家に聞いてみると、
『一般の人(素人)が見てバランスの悪そうな不安定な形状をしていると感じるのであれば、それは本当に危ない。』
と聞いた事があります。
如何にもバランスが悪く不安定な構造は良くないのでは? と思います。
例えば首都高速の無理矢理な橋脚で不安定な形状ですね。
地盤に関しては関東ローム層と言うのは専門家には熟知していたようで、高速道路や鉄道などで沈下が伴う土工区間よりも基礎杭を打設しわざわざ高架構造にしているのは、車両の度重なる荷重による沈下の対策の為とか。
物理的な展開のみを良しとするにはデータが乏しすぎますしどこまで信じてよいのか誰にもわかりませんね。
崩壊と称したのは、柱の座屈だけでなくせん断や捻れなどの複合要素からなる破壊が、建物の構造や形状や規模や地盤の状態などにより変わってしまうので、誰にでもわかり易いと思う表現にしたかったからです。
物理的な方向の話にされたいと言うのであれば、スレ主さんも物理的な話をされたほうが良いと思います。
でも、私は物理的な話だけに絞るのではなく、物理的な根拠をもった抽象的な表現の話でも良いと思います。
>溶接部が剥がれたように鉄骨が舐める様に座屈
これは座屈なのでしょうか?
溶接部とは柱頭の部分なのでしょうか?
写真を見ればわかるのでしょうが高速道路の柱脚とマンションなどの建築物とでは違いが大きく同じものとして見ることはできませんし、地震時のことですので、高速道路の柱脚と言う形状や重量バランスから推測すると、鉄骨で良く起こるのは捻れ、つまり曲げによる場合が多いのではないでしょうか?
物理的な話をするのなら、高速道路や鉄道などに絞った展開にされたほうが良いと思います。
>>溶接部とは柱頭の部分なのでしょうか?
>>写真を見ればわかるのでしょうが高速道路の柱脚とマンションなどの建築物とでは違いが大きく同じものとして見ることはできませんし、
ご存じ無かった様ですね。
橋脚の頭部ではありません。
箱形の鋼管鉄骨の四方溶接部です。
これが破断して、単なる一枚ごとの鋼板の状態になり、荷重が支えられずぺシャンコになった事例です。良く報道された重いPC桁を支えているRCの橋脚がせん断破壊により横倒しになったよりもあまり報道されていないもので、当時新聞の紙面に小さく書かれており、その画像も見ました。
まさか、その溶接部が破断するとは思いませんでした。
現時点では、eディフェンスの加震実験でも、S造の建築物でH鋼の梁ので溶接部が破断した事例もあるようですし。
あと『柱脚』の言い回しはなんでしょうか?
どこに居れば安全なのか。
正直、立地と環境が重要で、建物性能は二の次に思う。
近隣が壊滅的被害を受けているのに、高性能な一棟だけが助かるというのは稀な話。
反対に性能が多少悪くても立地や地盤さえ良ければ助かってしまう。
幾ら耐震性に優れた建物でも、隣に倒れそうな建物があれば安全とは言えないし、住宅密集地にあれば貰い火の確率が高くなり、水辺にあれば津波に襲われる心配がある。
まずは、原発火山津波火災断層震源等により壊滅的被害を受けそうな地域は避け、出来るだけ低リスクな土地を選びたい。
そこまで心配するとなると、日本で大都市に住むなら札幌ぐらいしかないですね。
お気持ちはわかりますが、議論の全否定になってる感じです。
本当の答えは確かにそこにあるのかも知れませんが・・・
確かに日本で安全と言われる大都市は碁盤目状に広い道路が整備され、しかも建物と土地の建坪率も首都東京に比べて過密していないから札幌は安全ですね。
ただ、北海道に今後巨大地震がないと言えば、ウソになりそうなので七大都市どこでも巨大地震に襲われる可能性はありますね。