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気密シートを貼らないと室内の湿気がプラスターボードを透過し壁内に移動する。
その湿気が壁内から通気層に抜ければよいが、昔ながらに構造用合板を貼っていると
湿気が抜けず壁内の湿度が上昇する。
ここで、室内側で冷房が入れられるとプラスターボードの壁内側が冷やされ
逆結露が起こる。
なので、気密シートを張って、室内の湿気が、壁内に移動しないようにし、
屋外から壁内に湿気が入っても、速やかに通気層を通って排出される様に
構造用合板でなく、透湿性の高いボードを貼っているところが多い。
これは逆結露対策であって、気にしなくてよかったら、こんなことはしない。
>今は非定常計算の結果
計算の結果、逆結露の対策をしなくても逆結露は起きないということが
証明されたということですか?
それに現実には大半の工務店ではそんな計算してません。
>>451
透湿抵抗比と言うのを知っていますか?
水蒸気は湿度の高い方(多い)から低い(少ない)方に移動する性質を利用して、室内側に透湿抵抗の高い素材を使用して外壁側に透湿抵抗比の低い素材を使用すると言うものです。
合板は確かに透湿抵抗が高いですが、内壁側に使用する気密防湿シートは合板よりはるかに透湿抵抗が高いので理論的には通気層が有れば湿度は外に抜けていきます
それと少し勘ちがいされているようですが、通常の壁内結露は湿気の流れが内から外ですが、夏型結露は湿気の流れが外から内で防湿気密シートで湿気が行き場を無くして室内側が極端に温度が低いと結露が起きます。
この室内側の防湿気密シートを改良した逆転結露対策としてはインテロとかザバーンが有名です
http://www2.dupont.com/Xavan_BF/ja_JP/
>計算の結果、逆結露の対策をしなくても逆結露は起きないということが
証明されたということですか?
昔は定常計算しか出来なくてはっきりと証明できませんでしたが、現在は非定常計算の結果で夏型結露はあまり心配しなくて良いと言われています。
これは、逆転結露が起きないのではなく、通常の生活では起きにくいことと、起こっても家の寿命を縮めるとか深刻な事態にはならないと言うことです。
1+1=2にならないのが結露の問題ですね
>452
>透湿抵抗比と言うのを知っていますか?
知っていて当たり前。だから、室内側に透湿抵抗の高い気密シートを張って、
屋外側に透湿抵抗の低いケナボードを張ったり、透湿防水シートを張ったりするんです。
そうでなければ屋外側にも気密シート張って防水性能上げますし、通気層なんて必要ないと考えますよ。
>外壁側に透湿抵抗比の低い素材を使用すると言うものです。
これが逆結露対策ですよ。
>通常の壁内結露は湿気の流れが内から外
そんなことありません。梅雨時は屋内より屋外が湿度高いですよ。
>夏型結露は湿気の流れが外から内で防湿気密シートで湿気が行き場を無くして
行き場をなくさないように、屋外側には透湿抵抗が低い合板や透湿防水シートを設置し
通気層まで設けるのです。貴方の理論だと、屋外側からの湿気流入を防ぐため、屋外側に
気密シートを張って、通気層も設けないほうが、良いということになりますね。
>現在は非定常計算の結果で夏型結露はあまり心配しなくて良いと言われています。
結局、あなたが言いたいのは、屋内側は透湿性能を高くして、屋外側は通気層を設けず
気密シートを張っても非定常計算の結果、夏型結露は心配しなくてよいということですね。
あなたのいう、夏型結露と逆結露って何がちがうの?
>逆転結露が起きないのではなく、通常の生活では起きにくいことと、
>起こっても家の寿命を縮めるとか深刻な事態にはならないと言うことです。
逆転結露だけでなく、壁面に結露が起こるとカビが生え、アレルギーを引き起こします。
これでも深刻な事態ではないと言う事ですか?
455はもう少し落ち着いて文章を読んだほうがいいと思うw
>>455
>外壁側に透湿抵抗比の低い素材を使用すると言うものです。
これが逆結露対策ですよ。
これはごく普通の通常の結露対策ですよ
>通常の壁内結露は湿気の流れが内から外
そんなことありません。梅雨時は屋内より屋外が湿度高いですよ。
言われる通りでこれが夏の湿度の流れでこのために逆転結露は夏型結露とも言われます。
>あなたが言いたいのは、屋内側は透湿性能を高くして、屋外側は通気層を設けず
気密シートを張っても非定常計算の結果、夏型結露は心配しなくてよいということですね
そんなことは一言も言ってませんし、夏型結露と逆転結露は同じものですよ
夏型結露対策は必要ないと思いますが、夏型結露対策としては下記のような商品も出ていますよ
http://www.sotodannetsu.com/support1.htm
>逆転結露だけでなく、壁面に結露が起こるとカビが生え、アレルギーを引き起こします。
通常の壁内結露は言われる通りですが、逆転結露の場合はそこまでなることは少ないようです
>これはごく普通の通常の結露対策ですよ
壁内の湿度を下げると室内に結露がおきにくいということですか?
透湿防水シートを張っても壁内の温度はさがります。
室内側のプラスターボード表面は冷たくなり室内の暖かい空気と触れれば
室内がわに結露が生じます。
通常の結露対策は断熱材で行います。そうすればプラスターボードの表面温度が
冷たくなることなく室内の暖かい空気と触れても結露を生じないからです。
>そんなことは一言も言ってませんし
あなたの文面から逆転結露対策はしなくても良いという文章に理解しましたが・・・
現場としては雨漏り防止のため、ほんとうは、屋外側にも気密シートを張りたいのです。
しかし、逆結露対策としてあえて張らず、代わりに透湿防水シートを張ってます。
貴方の文章は、「透湿抵抗比などを考えて逆転結露対策をしてれば逆転結露対策を
しなくてよい」って感じですね。よくわかりません。
>逆転結露の場合はそこまでなることは少ないようです
絶対なってはいけないのです。現場をしりませんね。
多少でもなれば、違う原因で住人がアレルギーになっても対策と賠償を請求される世の中です。
知り合いの家(高高をうたってる某中堅HM)が梅雨明け後和室の押し入れにカビが生えたらしいんですがアフターに連絡したら高高だからしょうがないという言い方をされたらしく今年は同じクレームが多いとも言われたらしいんですがこれでは高高は体に悪いじゃないかと思うんですがどうなんすかね?熱交換式の一種換気だけど上手く働いてないんすかね?
459ですが乾燥剤とスノコは置いといたそうです。たまに開けて風通さないといけないんすかねぇ
>>458
貴重な意見有難うございます
現場の生の声はいろいろと勉強になります。
現在の建築でそもそもの間違いの始まりはビニールシートで家を覆ってしまったことです。
気密シートで室内を覆えば、室内からの湿度はある程度防げますが、今度は屋外からの湿度の問題が発生します。
私の考えているのは室内の気密シートを貼らないことです。
セルロースのデコスドライ工法で検索してもらえば分かりますが、室内に気密シートを貼らなくても結露は起こりませんし、逆転結露も起こりえません。
別になんでも良いとおもうけどねーん
高高は究極的には原子炉みたいなもんか
気密が良いだけに水素が溜まって、建屋が爆発したりするんだな
ベントはすなわち換気装置か
理想を求めて優れたものを欲する気持ちは理解出来る、正しいことだろう。
しかしそんな物ほど往々に維持管理が難しくなってしまうのであろうか・・・
@280頭の馬で駆けることに陶酔した若かりし私
>>気密シートで室内を覆えば、室内からの湿度はある程度防げますが、今度は屋外からの湿度の問題が発生します。
ん、外からの湿気? 一般的な施工では室内側に気密シートを張り、壁内の合板側には透湿防水(湿気は透すが水は透さない)シートを張り通気層を作るんじゃないですか? この工法はちゃんと旧公庫仕様で定義されています。
>467
屋外側から、透湿防水シートを通って、壁内に湿気が入ってきても、また透湿防水シートを通って
通気層に出て行くので、結果的に壁内の湿度は一定水準以下となる。
湿気流入のことばかり言ってるけど、同時に湿気排出されている事もお忘れなく。
セルロースファイバーだと、壁内結露が起こっても材料が水を吸うので結露水は出ないけど
重くなって湿式であっても自沈する可能性がある。自沈したら壁内結露が発生しだす可能性がある。
セルロースファイバーの欠点は非常にホコリっぽい事。小屋裏に一分もいると気分が悪くなる。
室内側に気密シート張らないと巾木の下からとかホコリがどんどん出てくるので張ることを
お勧めします。
>>468
>気密シート張らないと巾木の下からとかホコリがどんどん出てくるので
気密シートは張らないけど、通常のシートは張るのでほこりが出ることは有りません
ほこりが出るような施工をする業者は単に技術不足なだけですよ
また、うちは無結露保証20年を出しているので安心です
>ほこりが出るような施工をする業者は単に技術不足なだけですよ
施工は専門の業者がやるんだけど、その専門業者が技術不足ってことは
安定した品質が保てない製品。もしくは、メーカーの技術教育がおろそかになっている
ってことですよね。
誰が施工しても高い品質が得られる製品でないと信頼は得られませんね。
>うちは無結露保証20年を出しているので
結露水を材料が吸っている場合、調湿効果といえば耳障りはよいのですが、
断熱材の含水率が高い場合は結露と同じ状態ですよね。
そのときは保証(建替え?)してくれるの?
聞きたいんだけど
どうやって 内部の結露を発見出来るの?
>>470
デコスドライ工法なら自信を持ってお勧めです
>断熱材の含水率が高い場合は結露と同じ状態ですよね。
結露の定義があいまいですね
>どうやって 内部の結露を発見出来るの?
内部の結露が分かる専門の機械で測定しますよ
専門の機械なのか。
いちいち 呼ばないよね 普通・・・
機械買って 押し売りしようかな?(突然 となりの内部結露調査隊)
解体時の発見じゃ 面白くないよな~
解体だから 関係ないし
解体中でも 保証されるの?
それ 面白いけど・・・
連投 ごめん
コストコで買った アップルサイダーを冷蔵庫から出したら
結露している
エアコン付けていて 親孝行なのに・・・
問題です。
日本で建てられている住宅工法で壁内結露が絶対に起こらない工法があります。
さて、それは一体どんな工法でしょうか?
木造在来か
ブルーシート工法
No.478 by 匿名さん
惜しい、もうちょっと!!
寺
壁内に空間のない工法でしょう。
日本古来の土壁。打ちっ放しのRC造。丸太組工法(ログハウス・校倉造り)ですね。
ただ打ちっ放しRCは表面結露はするでしょう。
No.483>
そう、その微細な気泡が熱伝導率を下げるから結露しないんです。
コンクリートは微罪な気泡がありながら熱伝導が木の10倍あるために表面で結露します。
やっぱり四季折々に天候や気温、湿度が極端に変わる日本では、
木造伝統工法(戦後の在来ではない)が、耐候性を含めて合ってるんだな。
寒い季節は南国に避寒に行けばいいよ。
No.486さんへ
古来の土壁に現代の床断熱や屋根断熱を組み合わせたらきっと暖かいと思います。
また、海外版校倉造りとも言えるログハウスもとっても暖かいですよね。
校倉造りの正倉院は1200年以上、土壁の家も何百年も経ったものもあり、耐久性でも現代住宅よりはるかに優れてます。
こういった素晴らしい日本建築を生かすハウスメーカーがあってもいいですよね。
正倉院は住宅とは全く工法が違います。
大工も宮大工と言う特殊技法を使う方々で作られて、補修工事時やメンテナンスも計画的にされています。
理想は分かりますが、需要は無いでしょうし土壁を塗れる職人さんが殆ど居ないのが現実です。
今の住宅だってきちんとメンテすれば、一生快適に使えますので。
土壁で高断熱住宅を作ってるところもありますよ。
土壁は熱容量があるので、オーバーヒートしにくいとか、
調湿性も期待できそうなイメージはあります。
体感したことはないので詳しいところは良く分かりませんが。
校倉造りの正倉院ではたぶん人は住めないと思いますよ
高気密高断熱の家、家自体が傷むのは在来の木造に比べたら間違いなく早いよ。
在来の木造のがたしかに冬は寒いけど家にとっては優しいんだろね。
そんなことはここの住人ならみんな分かっていると思うよ
今更在来なんて住めない
私の実家も、妻の実家も、土壁ですが、
冬は寒くて当然としても、夏も暑いですよ。夏を旨として作ってくれたんじゃないのかな。
そういう工法に価値を見つけて継続しててくれる人は必要と思いますが、
私は、もう住み飽きました。
ただ、私の実家が一部リフォームしたんですね。
真壁土壁の上に石膏ボードを張ってビニールクロスなんですが、
なんかこう、イラッとするんですよ。その部屋。軽薄感が。
前のほうが良かった。「The壁」と感じられる重厚感があったので、落ち着けました。
で、自分の家は高高の板縦張内装にでもしようかなと。
在来も外張り断熱に別の物を組み合わせたりすれば結構快適です。
要は使う素材と工法なんですよね。
外張りも一長一短だろ
外張り断熱も10年くらい前は最強とか騒がれたけど、現在もそれほど普及していない
寒い地域は付加断熱が最強かな?
壁がコンクリートとかじゃなければ、外貼り断熱はあまり意味がないよ。