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前スレ(その21):
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/89668/
それ以前のスレは>>1に記述します。
[スレ作成日時]2010-10-16 07:08:53
前スレ(その21):
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/89668/
それ以前のスレは>>1に記述します。
[スレ作成日時]2010-10-16 07:08:53
>みなさん年齢ってどれくらいですか?
住宅ローンってたぶん、35年を基準に話しをしてると思うのですが、35年ローンを定年まで返すには
25才で借りなきゃなりませんよね?てことは繰上無しで固定で借りる年齢の限界が25才になってしまいます。
リスクを考えたらローンを完済してしまえばリスクはゼロです。もちろん残債が少ないほどリスクも少なく
なります。
普通住宅の購入って30才台以降ですよね?すると35年で借りてしまうと繰上しなければ定年を過ぎてしまいます。
30年も先の年金医療退職金を充てにする事自体、とてもハイリスクだと思おうのです。
リスクの考え方が固定派と変動派では違うのだと思います。固定派は安定した支払額にする事により金利上昇
リスクが無くなるという考え。その代償として金利を多く払う分、いつまでも残債を多く残す事になります。
変動派は低金利の内に元本を減らしてしまえば、リスク自体が小さくなるという考え。支払い初期に金利上昇
リスクが高くなりますが、元本が減ってしまえば金利上昇リスクはほぼ無くなります。
例えば
3000万、35年で0.875で借りて当初3年は金利上昇無しの場合(日銀は当分の間金利を上げないと言ってる)
3%差額を繰り上げた場合の内訳
固定3%月116000円(元本41000円+利息75000円)
変動0.875月82000円(元本61000円+利息22000円)+3%差額34000円
年間408000円の繰上
変動3年後の残高2640万(当初固定3%での借り入れだったら元本は2850万円の残)
月々の返済額は78000円。この時点で変動が4%になっても最初から3%で借りるより月々の返済額は低くなります。
(実際は5年125%ルールが有るのでこの通りでは有りませんが)
変動4%というのは今より3%の金利上昇、日銀の利上げ12回分です。何が起こるか分からないと言われてしまえば
それまでですが、確率としてはかなり低いのではないでしょうか?月々の返済額が減っていれば不意な収入減や
出費(こういう事もリスクと考えるべきです)にも最悪繰上返済分を切り崩して対応出来ますが最初から固定で
借りてしまうと返済額を減らす事が出来ず、アウトです。もちろん、今はフラットSが有るので3%で計算するのは
不公平との意見もあるでしょうが、12月のフラット最低は2.4(団信込2.7)メガバンクで2.9以上となりますので
10年後は確実に3%前後になります。
変動は金利3%相当を繰上する事によって固定と同等レベルの負担をするだけで将来のリスクを軽くする返済方法
なのです。別に年齢が高いから繰上と言っているわけでは有りません。変動の借入は繰上がリスクヘッジになって
いるだけです。特に元本の多い初期に大きな効果を発揮するわけです。
ですから固定(フラット)派は一度借り入れたら何も考えずローンの事は忘れたい人に最適だと思います。
変動で借り入れた場合は、金利や経済情勢は有る程度気に掛ける必要が有ります。(これはこれで楽しい
のですが)ただ、今の金融機関は毎月手数料無料の自動繰上返済みたいな仕組みも存在しますので常に気にるす
必要はなく、5年毎に気にすればいいだけです。後、ローン控除を満額もらいたい人は金利上昇時もしくは、10年間
は繰上せずに貯蓄しておくのも良いかもしれません。こう考えると変動はかなり柔軟な対応が可能になります。
ここが変動の良い所でもあり、おもしろい所なわけです。私は別に固定を否定はしませんし、特にフラットSは
とても魅力的な選択肢だと思います。ですがやはり、変動を選んでうまく返済したほうが有利だとも思う訳です。