市町村合併が推し進められているのは
単に財政の安定した市町村と一緒になりたいという話ではなく(どうせどの市町村も将来は高齢者だらけになります)
地方分権時代を見据えて、ある程度の規模があった方が基礎自治体として効率的な行政運営が行えると考えられているからです。
簡単に言えば、自治体にもスケールメリットがあるわけです。
その意味では、蕨市は小さすぎるので、いずれは合併せざるを得ないと私は思います。(もちろん市民の意思によりますが)
さて、現状はどうかというと
蕨、川口、鳩ヶ谷の合併は破談になり、改めて川口と鳩ヶ谷だけで年内に合併する予定です。
戸田はしばらくは独自路線で行くことを模索しているようです。
さいたま市もこれ以上スケールを広げるメリットがあまりありません。
つまり、蕨は当面は合併する相手がいない状況です。
しかし繰り返しになりますが、地方分権が本格化する頃には、3つのうちどこかに吸収されるんではないかと私は思います。