韓国・朝鮮系企業を教えて下さい

サムスン、半導体、営業益４７％減、液晶パネルも８１％減、１０～１２月前四半期比。2011/01/28, 日本経済新聞　夕刊, 3ページ, 有, 845文字
　【ソウル＝尾島島雄】韓国のサムスン電子は２８日、２０１０年１０～１２月期の連結業績を発表した。主力の半導体部門の営業利益は１兆８０００億ウォン（約１３００億円）で７～９月期比４７％減。液晶パネルも同８１％減の１０００億ウォンだった。両部門が価格下落に見舞われ減速感が強まったものの、スマートフォン（高機能携帯電話）が好調で、全体では日本の総合電機を上回る高い利益水準を維持している。
　全体の営業利益は７～９月期比３８％減の３兆１００億ウォン。売上高は４１兆８７００億ウォンで同４％増。純利益は３兆４２００億ウォンで同２３％減った。
　半導体部門の営業利益は前年同期比では３４％増えており、高い利益率を維持している。ＤＲＡＭの価格下落に見舞われたが、回路線幅の微細加工を進め生産性を引き上げて対応。米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）４」などに搭載するシステムＬＳＩ（大規模集積回路）も好調だった。液晶パネルは世界的な供給過剰で価格が下落。営業利益は前年同期比でも８１％減った。
　業績を下支えしたのはスマートフォン「ギャラクシーＳ」が好調だった通信部門。１０～１２月期の営業利益は直前期に比べ２７％増え１兆４４００億ウォンとなった。携帯電話全体では同１３％増の８０７０万台を販売した。
　１０年１２月期通年の営業利益は１７兆３０００億ウォンで前の期比５８％増。売上高は同１３％増の１５４兆６３００億ウォン。いずれも過去最高となった。

【表】サムスン電子の２０１０年１０～１２月期部門別連結業績　　　　　　
兆ウォン。カッコ内は７～９月期比伸び率％、▲は減または赤字
　　　 　　売上高　　　　　営業利益
半導体 　９．２５（▲１３） １．８（▲４７）
液晶 　７．２（▲１１） ０．１（▲８１）
通信 １２．１１（　９） １．４４（２７）
デジタルメディア １５．９７（１３） ▲０．１７（―）
（注）通信は携帯電話、デジタルメディアはテレビ、家電が主力

ソニー、エプソンの中国液晶パネル子会社買収　９６億円
2011/02/02, 15:33, 日経速報ニュース, 205文字
　ソニーは２日、セイコーエプソンが中国に持つ液晶パネル子会社を買収すると発表した。買収額７億７５００万元（約９６億円）。関連当局の承認を得た上で、２０１１年度上期中に取得する。
　買収するのは中小型液晶パネルの組み立てを手がける「蘇州エプソン」。従業員数は約５９００人。ソニーグループは１０年４月に、エプソンの中小型液晶パネル子会社の国内の前工程資産を買い取っており、今回の買収で液晶パネルの一貫生産体制が整う。

ソニーＣＦＯ、「来期、ＴＶ黒字化へ」、構造改革の効果は４５０億円。
2011/02/08, 日本経済新聞　朝刊, 15ページ, 有, 571文字
　ソニーの加藤優・最高財務責任者（ＣＦＯ）は７日、日本経済新聞の取材に対し、２０１１年３月期に７期連続で営業赤字となる見通しのテレビ事業について「来期は黒字転換を目指す」と述べた。他の事業の改善を理由に連結ベースでも「来期は増収増益を目指す」との目標を示した。