建設中の分譲マンション、解約へ 図面見誤り強度不足
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200611170087.html
滋賀県彦根市に建設中の「グランスイート彦根DSタワー(20階建、131戸)」で床部分の強度が計画より不足していたことが判明した。施工した大手建設会社の鉄建の大阪支店は「設計図を読み違えた現場の単純なミス」としている。2〜10階の床部分の鉄筋が計画より広い間隔で組まれ、本数が少ない部分があったという。分譲した丸紅などはすでに契約が成立した78戸分について、手付金と手付金と同額の違約金を支払って解約を求めている。丸紅などは事業撤退を決定。鉄建は今後、鉄筋を補うなどして単独で販売する予定。「できれば現在の契約者に、改めて契約をお願いしたい」としている。