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■ 日比谷線 ■ H01~H21 (東京メトロ)
【沿線ランドマーク】南千住、アキバ、築地、六本木ヒルズ、広尾ガーデンヒルズ
【利用者イメージ】足立区民、外資系勤務者、外国人観光客
【料理に例えると…】スキヤキ
●解説
< 足立区を開拓した直通運転 >
中目黒、恵比寿、広尾と駅が続いてオシャレな路線だと勘違いすることなかれ。
この路線の利用者の圧倒的多数は、山手線に接続していない東武伊勢崎線からの
通勤客や買い物客である。なにしろ彼らにしてみれば日比谷線がなかったら上野ですら
「遠き都」になってしまうのだから。反対側の東急東横線では、直通運転が廃止になった
としても、沿線内で自給自活すら可能な東横線沿線の文化生活レベルが下がることなど
到底考えられない。が、東武伊勢崎線沿線民にしてみれば日比谷線直通電車は
まさしく都会生活そのものなのである。
< 日比谷線離れが進んでいるってホント? >
そんな東武伊勢崎線でも最近は半蔵門線直通電車なるものが存在する。が、
北千住からの乗客が多いのはもちろん日比谷線である。なにより半蔵門線直通は
線形が悪すぎる。地図を見てもらえば一目瞭然だが半蔵門線直通電車は北千住から
都心へ向かうのにベラボーに迂回しているのだ。この直通は利便性の向上と言うよりも
朝ラッシュ時の日比谷線の混雑を解消するために無理矢理くっつけたに過ぎないのだ。
一方で、西の東急東横線にとって日比谷線直通の意味はどんどん薄れている。
実際、直通本数も年々減ってラッシュ時ですら毎時4本程度。昼間時は2本しかない。
だいたい、各停しか直通していないのだし中目黒の同ホームでちゃんと接続している
のだから、直通が廃止になったところで利便性が大きく損なわれることはないのである。
< 日比谷線は東京の出島である! >
日比谷線沿線自体の特色をみてみると、これはもう国際観光路線として際だっている。
外国人観光客が大好きな築地やアキバを筆頭に、上野、銀座、六本木、東京タワーと
くれば、これはもうミシュラン三つ星級だ。試しに銀座駅ホームにでも立ってみてもらえば、
やはり大好きなキヤノンやソニーのカメラを首から提げた欧米系観光客を目にするのに
苦労はないだろう。また、中目黒~六本木はやはり欧米系外国人も多く居住していて、
ホンモノの舶来文化を東京に伝来させる現代の出島としても機能しているのである。