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現金購入かどうかは個人情報です。
誰が個人情報を流しているんでしょうね。
ぽぽさん最近こないな~
丸の内線古いけど、それだけに深くないから使いやすくていい。
私も丸の内線派です。
改札からすぐに外出られるのは便利だし何となく安心。
確かにあまりに深いと何かあった時を思うと不安かも。
>>857
中央線沿いってそんなにいいですか?
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/96226/
断言はできないがぽぽさんみたいな人がいるよ
ぽぽさんこないな
■ 池袋 ■ M25 Y09 F09
【1日の乗降客数】東京メトロ→482,723人(平成21年度)
【駅周辺ランドマーク】西武池袋本店、サンシャインシティ、家電量販店本店、池袋西口公園
【パリのメトロに例えると…】バスティーユ駅
●解説
<<★地下鉄乗降客数1位は伊達じゃない? >>
もし、あなたが池袋という街にはじめて、それも期待を胸に訪れるのであれば絶対に
地下鉄でアクセスすることをお奨めする。なぜなら地下鉄には車窓というものがないからだ。
山手線で新宿方面から池袋に向かったとしよう。目白を過ぎ、車内アナウンスは池袋に
まもなく到着することを告げているにもかかわらず、窓の外から目に飛び込んでくる景色には
あの「有名」で「大きく」て「新宿、渋谷と並ぶ副都心」の池袋の気配が一向に感じられない。
どこまでも雑然とした、それも木造一戸建てと安アパートが線路際まで迫り来る有様に、
これから訪れる街に対する不安を覚えずにはいられないはずだ。
最悪なのは大塚、板橋方面からの来訪である。池袋北口という東京で最も悲惨な街並みが
あなたを出迎えてくれるからだ。廃墟マニアの間で絶大な支持を誇った都営アパートが
取り壊されたからまだいいようなものの、巨大なサラ金の看板と広大な青空駐車場、そして
薄汚い風俗ビルが渾然一体となって襲いかかってくる景色を目の前にして「何というところに
来てしまったんだろう…」と街に繰り出す前からいきなりゲンナリしてしまうこと請け合いだ。
その点、地下鉄の池袋駅ときたら、これはもう立派なものだ。なかでも有楽町線のホームは
豪勢で、そのホーム幅といい、天井の高さといい、それはそれは東京の他の駅ではお目に
かかることのできない立派なつくりである。東京に初めてきた者なら「やっぱ大都会は違うな」と
コロっと騙されてしまうであろう。副都心線はホームこそ上々の主要駅といった程度におさまる
ものの、改札前のコンコースが凄い。「パリをモチーフにしました」と恥ずかしげもなく呼号する
だけのことはあり、池袋に対する偏見をもった御仁が腰を抜かすほど洒落た空間となっている。
最近できた池袋の新名所「エチカ池袋」という地下街がそれだ。
このエチカをまずは歩いてオシャレな池袋の束の間の夢を見るのもいいが、副都心線ホームの
最も渋谷寄りのエスカレータをのぼってテクテクと通路を歩いていくと、正面にいきなり赤い電車の
顔が見えてくる光景に驚かされるであろう。心配ご無用。電車があなたに向かって突っ込んでくる
ことはない。そこは終点、丸ノ内線の池袋。ホームの行き先案内には「銀座・新宿・荻窪」と
あるが、今となっては副都心線経由のほうが新宿や荻窪へずっと速く到着できるのだから、
案内板を最も必要としている不慣れな人のことを考えれば、これは絶対に再考したほうがよい。
ついでにもう一つ。副都心線と丸ノ内線の連絡通路は改札こそ通らずに済むものの、競歩の
選手でもない限り、それなりに距離を感じるであろう。なんとか空間を工夫して動く歩道を
設置してもらいたかった。
<<★もはやこの世にダサイ街はない?? >>
さて、池袋駅を語るときに欠かせないキーワードとなるものが「駅袋」であろう。語源については
諸説あるが、総じて「駅の外には賑わいのない通過駅」といったものに集約される。しかし本当に
駅の外に無いのは賑わいではない。企業の本社なのだ。知名度抜群の「サンシャイン60」ビルも
あるにはあるが、入居しているテナントは支店が多いような気がする。つまるところ池袋は
支店経済なのだ。ここが新宿や渋谷に比べて決定的に劣る。多くのサラリーマンにとって池袋は
目的地たりえず、さらに電車を乗り継いで都心へと向かっていくことになる。
池袋にオフィスが少ない背景には色々あるのだろうが、特に経営のイニシアティブを取っている
年長者になればなるほど、池袋の心象がとてつもなく悪い点は無視できないであろう。
実際、ニュースなどをみていると、企業犯罪と呼ぶにはあまりにも程度の低い「違法ビデオを
販売しちゃいました」的なケースは池袋を拠点としていることが多い。よって「旧セゾングループ」
のような創業以来の地縁でもない限り、パチンコメーカーや居酒屋経営のような泥臭い商売しか
池袋に本社の地を求めないのである。
その一方、最近のトレンドとして、若い人の間では池袋のイメージが急速に向上している
兆しがある。昔ではまったく考えられなかったことだが、「あの」池袋が住みたい街ランキングで
唐突に上位に顔を出したりするのだ。しかしこれは最近の池袋をみていれば不思議でも
なんでもない。新宿や渋谷に住むというのは夢想的なように聞こえるが、これが池袋となると
話はグッと現実的になる。それでいて渋谷や新宿ほどではないにしろ、若い人の欲しがる
ものが池袋にはギュッと詰まっているのだから。
ブログ文化の影響もあると思う。ブログでは旧来のメディアがあまり取り上げてこなかった街を
テーマにした方が必然性も需要も新鮮さもあるからだ。これは何も池袋に限ったことではなく、
今まであまり日の目を見なかった地味なエリアや実力はあるのに知名度の無かった駅が
じわじわと評価を上げていく力を秘めているように思える。だいたい「住めば都」という言葉が
あるように、どんなダサイ街だって住んでみれば良いところの一つや二つはみつかるはずだ。
それどころか今の若い人にとっては、そういった自分の身近の小さな幸せをみつけることの
ほうが、背伸びして人気タウンにしがみつくよりも、自分にしっくりきたりするものなのだ。
<<★池袋とハサミは使いよう? >>
そういうこともあって今では「池袋が好き」と言いやすい環境にだいぶなったのではないか。
そもそも池袋に愛着を持つ人は非常に多い。そりゃそうだろう。渋谷なんかよりも多くの人が
毎日、池袋駅を利用しているのだから。しかし、その「好き」の中身となると「得られる利便性の
わりには居住コストが安い」といった経済的都合によるものや、「何となく落ち着く」「私は良いと
思う」といった他人を説得する力のないものになってしまう。だが、これらは素直な地元意識の
発露ではある。
タチが悪いのはつまらない文化人が池袋を語るときの常套句「都会の中の田舎なところが云々」
といったものだ。これはもう切り口としてはあまりにも使い古されていて、プロの表現者なら
たとえ本当にそう思っているとしても何か他のことを言ってほしいものだ。
ついでに言うと、雑誌の池袋特集で判を押したように「ラーメン」「エスニック」「乙女ロード」と
構成するのもいささか食傷気味だ。確かにこれらはメインストリートの「サンシャイン60通り」
ですらファーストフード、ゲーセン、パチンコ屋、居酒屋ぐらいしかめぼしいものがない池袋に
とっては欠くことのできない要素ではあるのかもしれないが。
ただ、池袋は街が小さいことがこれ幸いして、乗換えの際に買い物をするのに便利という
合理性がある。渋谷だと気取っているのか何なのか、坂の上にあるような人気ショップが
池袋では大抵の場合、駅ビルに入っていたりする。また、毎日の生活には欠かせない食料品も
地下一階で繋がる西武と東武、そして地下街を往復すれば効率よく、それも東京の中でも
とびきりの品揃えの中から選択することが可能だ。池袋のこういう点はもっと評価されて
然るべきだし、池袋を乗換えの拠点に生活する理由として大いに「アリ」であろう。
また、池袋東口では駅前の明治通りやグリーン大通りの車を排除し、欧米の都市にあるような
トランジットモールを構築しようという遠大な計画が持ち上がっている。夢物語のような話だが、
そのための前提となる都施工の環5-1号線バイパストンネルは具体化までこぎ着けた。
区役所跡地や造幣局再開発などの大規模な開発用地も残されているので東京のまさかの
「大穴」であることは記しておこう。
次はおそらく渋谷だな
ぽぽさん久しぶりですね。
今回のも楽しく読ませて頂きました。
副都心線を良く言うぽぽさんらしい。
ぽぽさん次は何処かな?