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1 [更新日時] 2013-06-27 12:08:43

建築関係の設計です。
本業は住宅系ではなく、インテリア・意匠系分野なのですが、住まいのこと、建築のこと、設備のこと、一般の方よりはわかりますので、質問があればできる範囲でお答えします。

■多忙のため、おそらく全ての質問に答えることができないと思います。
 また、私が詳しくない分野の話もあるかと思いますので、そんな時はその分野に詳しい方の力をお借りしながら疑問を解決できればと思います。みなさまぜひご参加ください。

[スレ作成日時]2010-05-09 11:37:46

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設計です 質問があればどうぞ

  1. 1092 設計R(スレ主)

    >現在検討中の部屋は最上階なのですが、二つ隣りの部屋の上(屋上)にディスポーザーの臭突ファンが付いています。
    >「最上階,ディスポーザー臭突管出口あり住戸にお住まいの方」というスレッドで読んだのですが臭突ファンが常に稼働しているので低周波騒音による健康被害があるというのは本当でしょうか?
    >低周波音が気になって不眠症になる方もいるらしいです。 物件自体はとても気に入っているので購入したいのですが、上記のことが気になっています。 自分の部屋の真上でなければ問題ないでしょうか?

    世の中100%と言えるものはありませんが、この場合、低周波騒音による健康被害は考えにくいです。騒音の方がまだわかります。
    理由は、臭突ファン程度であれば低出力のファンである場合が多いからです。低出力ファンが低周波騒音による健康被害に結びつく機会は稀です。このレベルを心配するのであれば、隣のエアコン室外機や給湯器を気にした方が良いかもしれません。
    臭気は風向き次第で何とも言えませんが。

  2. 1093 設計R(スレ主)

    >リビングにエアコンを購入しました。 リビングなので室内カバーをお願いしたのですが梁等の関係で化粧カバーは無理…と言われてしまいました。
    >エアコンの配管に化粧カバーの取り付けられない設計ってどうなんでしょう??

    他の方も仰られているようにがんばってカバーを付ければ付くと思いますが、もし本当にエアコンの配管に化粧カバーの取り付けられない設計であれば配慮不足と言えますね。

  3. 1094 設計R(スレ主)

    >直床でスラブ圧200mmです。絶望ですか?
    >何か手の施しようはありませんか?
    すぐに絶望する必要はありません。
    主に上階の方が五月蝿ければ、騒音が響くだけです。
    これはスラブが仮に300mmあっても、程度の差こそあれどうしようもありません。

  4. 1095 設計R(スレ主)

    >タワマンの風きり音をなんとか解消または軽減する方法はないでしょうか?
    基本的に専有部分でできることはあまりありません。
    気圧差によるサッシュからの音等は、逆に換気口を全開にすると緩和される場合もありえます。

  5. 1096 住人

    深夜に真下の部屋から叫び声がはっきり聞こえます。マンションでもコンクリートを通過して聞こえて普通なのでしょうか?よろしくお願いします。

  6. 1097 設計R(スレ主)

    >マンションはほとんど耐震等級1です。阪神淡路を超える大地震で耐震等級1の木造住宅はかなり半壊や倒壊するはずです。耐震等級1のマンションも同じように半壊や倒壊するのでしょうか?

    揺れが阪神淡路をどの程度超えるのかにもよりますが、半壊する可能性は十分にあります。
    倒壊する可能性は過去の実績から言うと低いと考えられます。
    そもそも、「半壊」と「倒壊」は大きく異なるものですし、調べていただくとわかるかと思いますが、同じ基軸に存在する言葉ですらありません。

    最近建設されたマンションにお住まいの方で、「身体の安全」という観点で震災時の話をするのであれば、地震の揺れによる建物倒壊の危険性よりも家具の転倒被害、災害後の生活の継続性、都市部の方は大規模火災延焼に注意すべきです。特に大規模火
    災はマンションであっても直接的に生命に関わります。

    震度6レベルを超える大地震では、いくら対策を練って建物を作っても何らかの損傷を受ける可能性が高いです。
    一方で耐震等級1の建物でも、高い確率で倒壊(=建築物倒壊による死傷)を免れることができます。
    ただしその建物に災害後もそれまで通り住み続けられるかどうかはわかりません。
    現行の建築物(基準法規制)はそのようなレベルにあります。
    おそらく皆さんが想像されるよりも倒壊しにくく、かつ損傷被害を受けやすいものだと思います。

  7. 1098 設計R(スレ主)

    >深夜に真下の部屋から叫び声がはっきり聞こえます。マンションでもコンクリートを通過して聞こえて普通なのでしょうか?よろしくお願いします。

    深夜に真下の部屋で叫び声があがること自体、普通のことではないので何とも言いようがないですね。
    振動ではなく空気伝播音(音声)の場合、スラブを通しての騒音なのか、換気口や窓を介してのものなのか(意外とこちらが多い)確認されることをお勧めします。
    また、戸建てにお住まいの方は経験があるかと思いますが、ベッドではなく布団に寝た状態だと格段に下階の声が聞こえやすくなります。

  8. 1099 匿名さん

    家を建てたいと考えているのですが、どの様な建材がいいのでしょうか?兄はレンガで作ったと聞きました。長女は木で作るそうです。私はわらで作っても地震に耐えられるでしょうか?一応耐火認定のわらです。

  9. 1101 匿名さん

    エアコンスリーブや換気配管のための小梁にけっこう沢山穴が貫通していることに気づきました。
    小梁1本に3〜4個、開いてます。きちんと計算されているんだろうな、と思いつつちょっと気になってます。
    これくらいはあり得るのでしょうか?

  10. 1102 匿名さん

    >1101
    スレ主ではありませんが、気になったのでコメントさせて頂きます。

    通常、小梁はスラブの中央付近などにあるものです。
    スラブの周囲は大梁が取り囲んでいますので、どうしてもサッシよりも上に配管やエアコンのスリーブを出さないといけない場合には大梁に穴を開けて通しますが、普通は梁下を通すように設計しますので、大梁ならわかるのですが小梁を貫通させると言うのはとても珍しい建物です。

    質問されている建物が銀行ローンが使える分譲マンションだとすると、建築指導課の検査を受けて合格した建物ですので、姉歯のようなことでもないなら、まともに構造計算を行った上で許可されたものですから大丈夫でしょうし有り得ます。

    普通、エアコンスリーブは室内機のドレンも通すので、柱と柱の距離が20m以上の巨大な建物で天井高さた3m以上の建物でない限り大梁を貫通させるような位置にエアコンスリーブを通すことはありません。
    エアコンのスリーブは、室内機のサイズとドレンの排水勾配を考えると、少なくとも天井から50センチは下に設置しないと使えません。
    そうなると、大梁は天井から最低でも80センチ以上下がっていないと大梁を貫通させることは不可能です。
    天井から大梁が80センチ以上も下がっていると、窓サッシの一般的な施工可能高さである210センチを足しますので、少なくとも天井高さは290センチ以上になります。
    そして柱と柱の間が20mくらいですので、おそらくワイドスパンのリビングルームの広さは60畳くらいのマンションでしょう。

    また、このような巨大な建物であっても、小梁にエアコンのスリーブを貫通させるような可能性はまずありません。

    通常のマンションは、100平方メートルの4LDKであっても、大梁の下の壁部分にエアコンのスリーブを設置します。
    部屋の外周の梁下に排気などのダクトを通すことがたまにありますが、その場合、大梁の下にダクトを通し、仕上げで梁と一緒に隠してしまうことがあります。

    ところで、どんなマンションに住んでいるのか非常に気になりますので、良かったら教えてください。

  11. 1103 匿名さん

    1102さん、

    普通の70m2くらいの分譲です。
    階高3mくらい、2重床2重天井で、LDKの天井高が2550、小梁を含む下がり天井高が2150です。
    小梁の高さは630だと思います。
    まだ入居前で平面詳細図を改めて見なおしていたところです。

    おっしゃる内容から、私の図面の読み方が違っているのかもしれないです。
    私のスリーブという言葉の使い方も、間違っていそうですね。

    エアコンの冷媒管や24時間換気の配管ラインが小梁を横切るときに貫通記号
    (バルコニー側のエアコンのドレン、冷媒管が壁を抜ける記号と同じ)らしき記号が書かれているので、
    貫通しているのかな、と思った次第です。
    スリーブが小梁を貫通するという表現は、違っていそうです。冷媒管と換気配管のことです。

    売主に確認してみます。

  12. 1104 匿名さん

    >1103
    理解して頂けたようで良かったです。
    疑問は解消しておくべきですからね。
    良い暮らしがスタートできるようにして下さい。

  13. 1105 設計R(スレ主)

    >1099さん
    藁をお勧めします。理由は私自身がそれを見てみたいからです(笑)

    >1010さん
    そりゃあサンタさんは来るに決まっているでしょう。
    なぜなら日本のサンタさんは忘年会の後にセキュリティーを解除して、鍵を開けて玄関からこっそり入って来るものですから。

  14. 1106 設計R(スレ主)

    >エアコンスリーブや換気配管のための小梁にけっこう沢山穴が貫通していることに気づきました。 小梁1本に3〜4個、開いてます。きちんと計算されているんだろうな、と思いつつちょっと気になってます。 これくらいはあり得るのでしょうか?

    >>1102さん、ありがとうございます。
    私も同じところに疑問をもち、同じ意見です。隠蔽形や天カセエアコンのドレンアップ仕様専用スリーブ!?などと逆説的に考えたりもしましたが、通常あまりないことですね。逆に換気用だと150φスリーブでも納まらないでしょうし。(一班的にRCマンションの換気系ダクトを梁スリーブで通すことはありません)
    梁に一定径以上のスリーブを入れる場合は補強筋が入っており、そのスリーブがあることを前提にした設計(強度計算)がなされているので強度的な面はご安心ください。

  15. 1107 匿名

    設計Rさん

    >>1105
    洒落の効いた回答
    いいですね

    冷静で的確な回答…いつも感心しながら読ませていただいております

    私はこの9月にマンションを購入したのですが
    このレスを知ったのは購入後でした

    次回に備えてこれからも勉強させていただきたいと思います

    頑張ってください

  16. 1108 匿名さん

    あけましておめでとうございます。
    この度入居する、木造戸建がガス床暖なのですが 、LDK14畳と続きの6畳和室に設置するエアコンをどうしようか迷ってます。 場所は都内です。
    エアコンは冷房のみを考慮すればよいと思うのですが、
    200V5.6kw1台
    100V2.8kw同じ機種2台
    100V3.6kw+100V2.2kw
    他・・

    夏前に量販店で検討しています。具体的な機種とかあればうれしいです。

  17. 1109 サラリーマンさん

    三菱の霧ヶ峰か日立な白くまくん。
    それぞれに暖房強化型のタイプあります。量販店は取り寄せかも。

  18. 1110 匿名さん

    私の部屋は東の角部屋の14階で陽射しをさえぎるものはない立地でして、南のベランダに面したLDKだと16畳になる部屋と隣接した3枚ドアでリビングに続けられる洋室6畳の部屋なのですが、普段はドアを開けて使っていますので、今年の夏も扇風機を併用しましたが、6畳に付けた6畳用のエアコンだけで過ごせましたよ。
    今のエアコンが壊れたら、リビングも6畳用にする予定です。

  19. 1111 ビギナーさん

    マンションの壁面収納についてアドバイスください。
    リビングの壁一面に、壁面収納(TVボード含む)を作りたかったのですが、天井にカセットエアコンがついていて干渉します。そのため、天井までいっぱいには作れないので、幅は壁いっぱいで 274cm, 高さは190cm にしようと考えました。(エアコン高さまで40cmほど空く)
    しかし、戸境壁(コンクリート)なので収納を壁に打ち付けることができません。この場合、地震時に倒れないように固定する手段はまったく無いのでしょうか。
    その場合、天井カセットエアコン(幅は約120cm)を避けて、その両側だけ天井まで収納を作って突っ張るというのは少しでも地震対策になるのでしょうか、また、それって見てくれとして(意匠的に)どうなんでしょうか。Webサイトを探してもそういう施工例がなく、よくわかりません。よろしくお願いいたします。

  20. 1112 匿名さん

    家具を壁ぴったりくっ付けて置いた場合、地震時の倒れ防止の突っ張り棒は、家具の奥側、壁一杯に突っ張ることで効力を最大限に発揮します。
    壁面収納も同様です。
    ただ、市販の突っ張り棒だと設置する家具に合わないと思いますので、家具と同じ面材を用いるか、壁クロスと同じか良く似たクロス仕上げにして、造作の突っ張り棒と同様の効果を発揮する「幕板」のようなものを付ければ綺麗に収まります。

    例えば、家具の奥行きが50センチだとして、突っ張り棒の代わりの幕板のようなものは奥行き3センチくらいで十分です。
    高さは家具の上端と天井までの高さです。
    幅は、綺麗に収めたいのであれば家具全体の幅に合わせると良いでしょう。

    つまり、幅274センチ 奥行き3センチくらい 高さ40センチくらい の幕板です。
    2分割か3分割にしても良いと思います。

    家具を設置した後、幕板をはめ込み、天井と家具の両方に簡単で良いので外れないように固定するだけで完了です。

    家具のデザインに合う納得できる市販の突っ張り棒があれば、それのほうが安上がりです。

    突っ張り棒の取り付け位置を知らずに、家具の表側、つまり、扉の上に取り付ける人を良く見掛けますが、突っ張り棒は嗅ぐの奥、壁の間際に取り付けるものです。

    家具の奥の壁際に取り付けるので、手前に何か置いて目隠しにしても良いと思います。

  21. 1113 匿名さん

    エアコンは暖房を下に向けて送風するので、エアコンの風の流れを邪魔しないようにしたほうがいいですね。

  22. 1114 匿名さん

    失礼、カセットエアコンでしたね。

  23. 1115 匿名さん

    規約確認してみた方が良いですよ。うちの場合(三井系の規約)コンクリアンカー打設についての仕様細目がついていて、それを守ればアンカー打てることになっているよ。

  24. 1116 匿名さん

    >1111
    1112です。
    忘れていました。
    壁幅一杯に設置するのなら、壁の両側に固定することもできますので、両側の壁がどうなっているのか確認して下さい。

  25. 1117 匿名さん

    規約を誤解して自分勝手に判断してはいけませんから、管理会社に問い合わせて確認すべきです。

  26. 1118 1111

    >1112さま、その他の皆様
    アドバイスありがとうございます。突っ張り板は奥行き3cm分あれば可能なんですね、勉強になりました。
    マンションの有償オプションに造作家具のための下地をつけるというのがあったような記憶が…見逃していました。なので、1115さんの言われるようなのは出来なさそうです。
    横の固定が可能か確認してみます。

  27. 1119 匿名さん

    1111さん。
    RC壁面にと言うことですが、RC壁に直接クロスを貼っているマンションは非常に少なく、普通はRC壁に石膏ボードを貼り付けています。
    石膏ボードの貼り付け方法ですが、GL工法が多く用いられています。
    接着剤を団子のようにして、RC壁に30センチ間隔くらいに押し付け、RC壁と石膏ボードで接着剤の団子を押しつぶすようにして石膏ボードを貼り付けているのです。
    団子以外の部分は空間です。
    他の間仕切壁で用いられている軽量鉄骨は規則正しく配置していますが、GL工法での空間は少し不規則です。
    しかし、その空間をみつけるのは容易です。
    ボードをドアのようにノックすれば音の違いで誰にでも見つけることが出来ます。
    その空間を狙って「ボードアンカー」を使って家具を固定することが出来ます。
    石膏ボード自体の耐力は、それほど強くありませんので家具の最上部にL字金物を沢山取り付けて家具にビス止めすれば、かなり期待出来ると思います。
    これに加えて、両側の壁への固定をするような検討も良いと思います。

  28. 1120 設計R(スレ主)

    >この度入居する、木造戸建がガス床暖なのですが 、LDK14畳と続きの6畳和室に設置するエアコンをどうしようか迷ってます。 場所は都内です。 エアコンは冷房のみを考慮すればよいと思うのですが・・・具体的な機種とかあればうれしいです。

    個人的にエアコンの機種や特徴などは詳しくはなくて(住宅向け民生品は特に)良いアドバイスが出来ません。ごめんなさい。
    ただ>>1110さんの例にもあるように、私も約20畳のLDKにやや弱めとされる4.2KWタイプで使っていますが、特に冷房に関しては、もう少し低出力(3KW級)でも良かったかなとすら思っています。
    まあ、RCのマンションなので戸建てとは熱負荷が違いますし、設計としては一般的に言われるように「少し余裕を持った出力で選定を・・・」と言わなければならないのですが。(ということで、あまり参考になさらずに。)
    エアコンの出力と分割はレイアウト(平面的な使い方)によりますね。2.8KW×2台というのが汎用性に長けるように思いますが、そうするとついつい片方だけをMAX運転してしまいそうな気もします。

  29. 1121 設計R(スレ主)

    >リビングの壁一面に、壁面収納(TVボード含む)を作りたかったのですが、天井にカセットエアコンがついていて干渉します・・・地震時に倒れないように固定する手段はまったく無いのでしょうか。

    うーむ、これとても重要な問題なのですが、なかなかアドバイスが難しいんですよね。
    (意外と複合的な話なので実物を見ればアドバイスできるのですが、文面だけからアドバイスするのが難しい・・・)
    やはり一義的には剛性の確保された壁面への転倒防止措置(有効なビスどめ等)が欲しいところですが、皆さんが仰るように、両サイドで固定(LGS等に複数箇所固定。LGSも所詮は0.8mmなので)することで、ある程度の転倒防止効果が期待できると思います。ただしその場合はW2.7mの壁収納造作が剛性を持って一体になっている(分割搬入設置された壁面収納が現場でボルト等で一体接合されている)ことが必要です。両サイド固定されていても、左右の中央から崩れてしまっては意味がありませんから。

    >天井カセットエアコン(幅は約120cm)を避けて・・・
    という手も施工方法次第ではアリだと思います。ただし個人的に「天井突っ張り棒」は、一見施工が簡単でありながら、有効に機能させることが難しいのであまりお勧めはしません。どうしても天井へ支持をとる場合には、「突っ張る」だけでなく、天井下地に「固定」することをお勧めします。
    また、意匠的に天カセを避けて施工するのは勇気がいる行為ですが、仮にフルオーダーであれば1.2m空いた箇所が不自然に見えないようなグリッド状の意匠を組んでごまかすこともできますし、何より固定を優先すべきだと思うので、あとは>>1111さんの拘り次第ですね。

    厚さ数センチの幕板を用いて簡易的に天井と固定する程度では、正直転倒防止の効果は、ほぼゼロと思ってください。
    少なくても「板」ではなく箱状の支輪(しりん)をもって固定しないと、家具はコケてきます。(「支輪」の分かりやすい例を紹介します)
    http://workskougeisya.blog108.fc2.com/blog-category-30.html
    市販の「突っ張り棒」は構造的に支輪の役割を代替するパーツですね。前後方向の奥行があることが重要です。

    >>1111さんのお宅は戸境壁(コンクリート)とのことで関係無いとも思いますが、ボード面自体へのボードアンカー施工もあまりお勧めはしません。マンションの多くは9.5mmの石膏ボードですが、石膏ボードは元々弱く12.5mmでも強い力で簡単に抜けます。やるのであれば本当に沢山(数十カ所)欲しいです。
    コンクリ+クロス直貼の施工方法は、遮音性の高さを理由にしてマンション界では「理想的な施工方法」と言われており、実際にも採用される割合が高いような印象があります。有名なマンション評論家(?)が「直貼施工以外はダメマンション」などと言ったりもしていますが、私個人的には以前から家具固定に難のあるコンクリ直貼仕上には反対で、戸境壁もLGSでフカして家具を固定できるようにすべきだと考えていました。(RC壁ダンゴ支持のGL工法は遮音性の低下や支持力の面から良いとは思いませんが、上下固定のLGS壁なら音振動共振も大きくありませんから)

    コンクリ+クロス直貼戸境壁でも規約(規則)さえ許せば躯体強度や防火性に影響するわけではないので、RC壁アンカーと言わずともコンクリートビスを打ち込むだけで相当な支持力を得ることが出来ます。本当はこれが理想的。

    ということで、私としては
    ・壁面をLGS(上下固定)等でフカして、そこに固定。
    ・天井に下地材を入れて(もしくは利用して)固定
     * 共に側面/床固定併用 がお勧めでしょうか。
    ただしLGS工事は大工さんができないのでもう一人職人が必要になり、結果高くつきます。
    コストをケチった自家施工の場合、他人には勧めはしませんが、意表をついて(!?)全造作収納背面全面をRC壁にコーキング止めにするかも。(規約的にアリなのか怪しいけど、支持力は期待できそうな気がする、ダメ設計案。)
    その上でオプションとして、お金があれば天カセを移設しますね。これも高くつきますが。

    何にせよ、マンションに壁面収納を設置するとあれば上下左右何分割かされて搬入されると思います。
    固定するにしても、上端だけで固定するのではなく、それぞれが積木を崩すような崩れ方をしないように緊結するなど留意する必要があります。また収納自体の素材(基材)がランバーなどのベタ芯材かスカスカなフラッシュ造か金物かによっても扱いが違いますので、できればプロ大工に施工してもらうことをお勧めします。

    今回は他にアドバイス頂いた皆さんの投稿内容を部分的に否定するような内容になってしまって申し訳ないですが、そんな皆さんへのアドバイスにもなればと。

  30. 1122 匿名さん

    スレ主さん、市販のJIS規格をとっている家具店頭防止の突っ張り棒は幅3センチくらいしかないのですが、効果ないのですか?

  31. 1123 匿名さん

    転倒防止の理屈は次の通りです。

    家具の背面を壁にぴったりと付けて設置した時、家具の奥(壁に面している側)が浮かないようにすれば家具は転倒しません。

    理屈で言えば、転倒防止の突っ張り棒の幅が1ミリでも、家具と天井との間に隙間なく、ずれないようにしておけば、その部材(痛手も棒でもなんでも良いのですが)曲がらなければ絶対に家具が転倒することはありません。

    現実には、全ての部材は少しでも撓んだり曲がったりしますので、それらを考慮して数センチの幅を与えているに過ぎないのです。

    家具の裏面一面に天井までの高さと同じ高さ、もしくは家具の上端から天井までと同じ高さになる厚さ1ミリの金属板か撓みの少ない素材のものを取り付ければ、地震の揺れによって家具の奥が持ち上がらないようになるので転倒を防止することができます。
    ただ、この方法ですと、家具を設置するのが難しくなりますので、ちょっとした工夫が必要ですが可能です。

  32. 1124 匿名さん

    >1122さま
    JIS規格で幅が3センチくらいの転倒防止製品を教えていただけないでしょうか。突っ張り棒は見た目が気になっていたので私も使ってみたいです。

  33. 1125 匿名さん

    すみません。
    幅というより奥行きですね。
    よろしくお願いします。

  34. 1126 匿名さん

    スレ主さん、良くスーパーの防災グッズコーナーに2本セットで2000円くらいでありますがメーカーとか商品名までは知りません。
    棒が1本のものや2本のものがありますが、どれも3センチくらいだったと思います。

  35. 1127 匿名さん

    家具が一本物で壁との隙間がほとんど無いのなら、家具の両側の上に厚さ2センチ程度の板をぴったりのサイズにカットして差し込んで壁に両面テープで止めれば大丈夫でしょう。
    家具が一本化されていないなら、家具の上で合わせ目に板を被せてねじで止めてしまえば良いでしょう。

  36. 1128 設計R(スレ主)

    >スレ主さん、市販のJIS規格をとっている家具店頭防止の突っ張り棒は幅3センチくらいしかないのですが、効果ないのですか?
    おっしゃっている物は正しく使えば効果を発揮するものです。ご安心ください。家具を正面から見て数センチの「幅」でも、「ある程度の奥行き」と「強度」さえあれば転倒防止に効果を発揮します。>1126であげられているものも同じですね。

    >1123さん
    >理屈で言えば、転倒防止の突っ張り棒の幅が1ミリでも、家具と天井との間に隙間
    >なく、ずれないようにしておけば、その部材(痛手も棒でもなんでも良いのですが)
    >曲がらなければ絶対に家具が転倒することはありません。

    ・・・という気もするとは思いますが、それでも実際には転倒は起きてしまいます。ご注意ください。
    まず、突っ張り棒の相手になるマンションの天井面は元々弱く、構造上「下からの押し上げ」の力は特に不得意です。また、天井面のボードはへこみや破壊が生じやすく、標準の軽鉄部材も壁に比べて格段に華奢なので歪みやすいです(軽鉄吊天井は
    外力を受けるものとして作られていないので)。面自体が弱いので、「力の集中」による破壊を避けるためには、「接点」を大きく確保する必要があります。(>1121で支輪を推したのもこのため)
    加えて、大地震時には数百分の1レベルで躯体の歪みも生じます。(1/400の歪みは2.4mで6mmに達します。)
    つまり、強い力が加わった地震時の天井面にミリ単位の精度は期待できないのです。

    一方で、壁面収納自体も変形します。壁面収納であればおそらく上下も2ピースでしょう。また、特にマンション高層階では水平方向へ家具を移動をさせるような揺れが生じがちです。家具に上下動がなくても残念ながら家具は壁から離れてしまいます。

    そのような環境の中で、1mmや数センチの「奥行き」しか持たない材に突っ張り棒のかわりをさせることは現実的ではありません。市販の突っ張り棒に数十センチの奥行きがあるのもそのためです。
    LGSを含めた内装も家具も案外華奢で歪みますから、それを前提に有効な対策をとられることをお勧めします。

  37. 1129 匿名さん

    綾野の壁面収納や食器棚には突っ張り棒が付いていませんが、天井との隙間をなくする方法はないでしょうか?
    メーカーは天井まで2cmだけ空けて設置するので転倒リスクは低いというのですが、ちょっと心配です。

  38. 1130 匿名さん

    スレ主さん、プラスチックのようなパイプですから奥行きも同じで、1本でした。
    それに天井が弱いなら、店頭防止の突っ張り棒は強くても天井が壊れてしまい、結局効果なしと言うことですか?

  39. 1131 設計R(スレ主)

    >綾野の壁面収納や食器棚には突っ張り棒が付いていませんが、天井との隙間をなくする方法はないでしょうか?
    フィラー(支輪)のカット寸を天井ぴったりで指定すれば天井との隙間は無くなると思いますよ。但し設置難度が高まり精度も必要になるのでむやみにそれを実行することはお勧めしませんが。
    什器形状や分割状況によりますが、特に奥行きが浅かったり上下什器の結合がされていない場合は、上部2センチの隙間でもあっけなく倒れます。フィラーを入れる前に壁面(または天井)に固定した上でフィラーを入れれば見た目も良いと思いますよ。
    綾野のような分割システム什器を利用される場合、食器棚を含めて、什器全体の一体化と壁面下地に対する金具を使った固定をお勧めしたいです。ちなみに大工がフィラー等を設置する場合は、多少大きめに持ってきて現場合わせでカットします。什器の重さで床が沈み込まないとも限りませんし、天井が水平かどうかもわかりませんから。

  40. 1132 設計R(スレ主)

    >プラスチックのようなパイプですから奥行きも同じで、1本でした。それに天井が弱いなら、店頭防止の突っ張り棒は強くても天井が壊れてしまい、結局効果なしと言うことですか?
    単なる「1本棒」タイプですか。。。それはあまりお勧めしませんね。
    揺れた什器の重さが棒の端点に全てかかり天井が壊れる可能性も当然ありますが、それ以上に揺れるうちに什器と天井面にズレや歪みが生じてパイプが外れ、突っ張り棒の意味が無くなる可能性が高いです。
    突っ張り棒は、有効に機能するように、外れないように設置するには結構コツがいるので、個人的にはそこを心配して壁面固定をお勧めしたいと思っています。(まあ、壁面固定にもコツは要るのですが。)

  41. 1133 匿名さん

    スレ主さん、パイプだけではありません。
    パイプの両側は長方形になっている、よく見掛けるものです。
    ごらんになったこと無いのですか?
    ネットで調べてみると、アイリスオーヤマのホームページでよく似たものを見つけました。
    一般市販のものではだめなのですね。

  42. 1134 設計R(スレ主)

    >1133さん。仰っているのはこの画像のような形状のものでしょうか?
    よく見かけるこれ(一般的な突っ張り棒)であれば>1128でも書いたように「ある程度の奥行き」をもったものなので、正しく使えば一定の効果を発揮しますよ。私が書いていた「奥行き」とは、支持棒部分の奥行き(断面形状)ではなく、家具や天井と接している部分を含めた「奥行き」です。上下端に奥行きがあれば、その中間部分を1本パイプで支持して「H形」をしていようが「ロの字」形状で支持しようが、強度さえあれば形状は関係ありません(強度と形状には関係がありますが)。
    これらの器具はある程度の強度がある天井部分に対して、家具が揺れた時にも隙間が出来て棒が脱落しないようにしっかりと取付ける必要があります。

    1. よく見かけるこれ(一般的な突っ張り棒)で...
  43. 1135 匿名さん

    この突っ張り棒は見た目が悪すぎて使いたくないです。

  44. 1136 匿名さん

    じゃあ使わなきゃいい。いちいち書き込むな。

  45. 1137 匿名さん


    1134の画像のように使う場合に注意は必要です。

    二重天井の場合、天井面と設置している部分には天井の下地材が無くて石膏ボードだけの部分になる可能性が非常に高くなります。
    一般に天井下地は、45センチ間隔で入っていますが、格子のように45センチの枡状ではなく、一方向に45センチ間隔で流すように通っています。
    それが縦に流れているとした場合、90センチ間隔で横に下地材が入っています。
    そのようにして、幅90センチで長さが180センチの石膏ボードをビス止めする下地にしています。
    それにこの下地は、天井から吊り下げ、天井の石膏ボードが落ちないようになっているだけなので、下から上の力には弱いのです。
    しかし、部屋の周囲は壁に入っている下地に固定されていますので、写真のような取り付け方法ではなく、写真の突っ張り棒の両端の長方形の設置免の取り付け方が縦だとすると、横にするようにして、家具の一番奥、天井の端のしっかりととした天井部分に来るように設置すれば、相当強固になります。

    ただし、写真のような設置方法でも、いくら天井の石膏ボードが弱いと言っても、天井下地が下から上への力に弱いと言っても、一般的な家具であれば問題ありません。

    一番重要なのは、突っ張り棒が家具から離れないようにすることです。
    家具にネジや両面テープで固定しれやれば、二重天井の天井石膏ボードが割れても、天井ボードと下地が全て落ちてしまうことはないので、何処かに引っ掛かったりして転倒せずに済む可能性があります。

    写真のように2本使うなら、家具の両端の奥に横使いで設置し、家具とはネジか両面テープで固定して、天井面の端に設置するのが良いでしょう。

  46. 1138 匿名さん

    横使い?縦使い?どっち?
    >1134の写真は縦?

  47. 1139 匿名さん

    >1138

    ちゃんと読めばわかりますよ。

    1137の一部をコピーします。

    >しかし、部屋の周囲は壁に入っている下地に固定されていますので、写真のような取り付け方法ではなく、
    >写真の突っ張り棒の両端の長方形の設置免の取り付け方が縦だとすると、横にするようにして、家具の一番奥、
    >天井の端のしっかりととした天井部分に来るように設置すれば、相当強固になります。

    この部分の2行目に書いてます。

    「写真の突っ張り棒の両端の長方形の設置免の取り付け方が縦だとすると」

    と言うことから、写真の使い方を「縦」だと最初に断っています。

  48. 1140 匿名さん

    どっち向きにすれば良いの?

  49. 1141 匿名さん

    >1140

    これも1137に書いていますので、ちゃんと読めばわかりますよ。

    1137の一部をコピーします。

    >写真の突っ張り棒の両端の長方形の設置免の取り付け方が縦だとすると、
    >横にするようにして、家具の一番奥、天井の端のしっかりととした天井部分に来るように設置すれば、相当強固になります。

    この部分の2行目に書いてあります。

    「横にするようにして、家具の一番奥、天井の端のしっかりととした天井部分に来るように設置すれば、」

    と言うことから、写真の使い方を縦だとすると、横に使い、家具の一番奥のしっかりした部分に設置すると良いと、既に書いてあります。

  50. 1142 匿名さん

    スレ主はツッパリ棒の奥行きが小さいと駄目だから縦使いがいいと言ってるけど、>1141は奥行き1ミリでも数センチでも十分で横使いがいいと言っているから訪ねました。
    結局どっちが良いの?

  51. 1143 匿名さん

    床がフローリングの場合、樹脂製の下敷きのようなものでは役に立ちませんが、1ミリのアルミ合金などの剛性の高い板を家具の幅と同じにして裏面に固定し、天井まで隙間が空かないくらいぴったりくっ付けるようにし、家具の底に滑り止めを付けておけば家具は倒れません。
    二重天井の場合、写真の位置だと天井下地のない石膏ボードだけの場合がありますので、天井にくっついている面積が大きくないと天井の石膏ボードを突き破る可能性があります。
    しかし、前に説明したように、天井の周囲には軽量鉄骨が隙間なく通っていまして、壁の軽量鉄骨に固定されていますので、天井の周囲役3センチくらいだけは非常に強固なのです。
    その強固な部分に力を伝えるようにするのが最良です。
    ただし、この方法は一般的ではありませんので、写真のような市販の突っ張り棒を用いることを前提に、横使いにして家具の奥に設置し、家具の下には滑り止めを入れることが良いのです。

    家具が倒れるのは、家具の奥側が持ち上がるからです。
    滑らなければ、家具を壁にぴったり置いておくと、大きく揺れても家具の手前が持ち上がることがないからです。

  52. 1144 設計R(スレ主)

    突っ張り棒を使うのに、縦か横かと言われれば、>1134の写真の様な方向(縦)に普通に付けた方が良いですよ。
    横だと歪みや遊びが生じなければ良いのですが、歪みやズレが発生した場合には隙間を埋めた突っ張り棒が外れやすいです。
    実際の地震ではズレや歪み、家具の滑りが生じてしまいますので、私としては>1137>1143で書かれたような方法はお勧めしません(下部に突っ張り棒を固定するのは良いのですが)。まあ、突っ張り棒の取説にも縦方向につけるように書いてありますしね。

    また、これは補足としての情報ですが、天井と壁との接点の強度は戸境壁のような「壁先行」の場合、天井と壁の軽鉄下地同士が直接固定されない(ボード同士が突きつけられているだけの)場合があり、そうした場合は天井端部であっても強度が期待できませんのでご注意ください。(マンションではあまりないと思いますが)

    何にせよ、天井はそれほど強いものではありませんし、突っ張り棒は固定が甘くなりがちです。もちろん何も対策しないよりは良いですけどね。家具の固定が済んでいない皆さんはなるべく早く、L字金物などを用いて家具を壁面に固定されることをお勧めしたいです。

  53. 1145 匿名さん

    家具がどのように倒れるのか、倒れるのを止めるにはどうすれば良いのかさえ理解できれば、どこにどのように取り付けるのが最適なのかは一目瞭然です。
    ただ、一般市販品の場合、素人が取り付けるため、最大性能を発揮させる方法よりも、取り付け方法が簡単でクレームが出ないような無難な方法を推奨するのは当然です。
    縦使いなら、最大能力は発揮できませんが、私が指摘したような床に滑りとめを付けることも不要ですし、誰でも間違いなく設置できるのです。
    私も一般市販品としての取り付け説明書を書くとしたら、スレ主さんのように書きますが、ここでは最大能力を発揮する方法を書いたのです。
    マンションであることが大前提であるので、二重天井になっているのなら、部屋の周囲に必ず軽量鉄骨の枠組みがありますし、その枠組みはビスで壁を構成する軽量鉄骨の枠に固定されます。
    一般市販の家具であれば、壁幅いっぱいに設置するのであれば、地震による振動で前にしか倒れる危険性はありませんので、壁際、家具の一番奥に設置するのが最良です。
    何故なら、縦使いの場合、家具の奥側は有効に働きますが、家具の前側には全く力が働きません。
    支えるどころか前側は、家具の奥側が持ち上がろうとした時に離れてしまい、隙間があくからです。
    そうなると、家具と天井に密着している長方形の底面はが短辺方向の小さな面でしか設置しないこととなり、スニーカーのように設置していたものが、揺れだすとピンヒールで踏んづけるようになるので、突っ張り棒が付いている家具の上面と天井面を撓みやすく、軽量鉄骨下地がない部分だと破壊させるような力に変化するのです。
    しかし、横使いに壁際に設置しておけば、そのようなとき、突っ張り棒の底面のほとんどが力を分散させるので、弱い家具の上面と天井面への負担が10分の1くらいに減少するだけでなく、家具と天井の端と言う家具と天井にとっては最も強固な部分に力を伝えることになるので、更に安定するのです。
    無難な取り付け方法を選ぶので十分な効果を発揮させることが出来ると思いますが、それが全てではありません。
    全ての状況に対応するものではありませんが、物は使いようで最大の効果を発揮させることができるのです。

  54. 1146 匿名さん

    マンション洗面室のダウンライトは、洗濯機の位置より離れたところにある事も多いのはどうしてですか? 

    洗濯機あたりへの明るさは考慮して設計しないもの?  

  55. 1147 匿名さん

    洗面所の形は他の部屋とは違い、洗濯機置き場だけが凹んでいたりします。
    照明の設計は平均値を考えて配置しますので、洗濯機の上だけに配置することはまずありません。
    それには理由があります。
    今では横ドラムの洗濯乾燥機が当たり前になってきて、昔のように洗濯機の上に乾燥機を付ける人は少なくなりましたがなくなった訳ではありません。
    洗濯機とは別に洗濯機の上に乾燥機を付けた場合、その上に照明器具があっても用を成しませんので配置しないようにしているのです。
    もしも単体の乾燥機がなくなれば、洗濯機置き場の上に単独の照明が付く時代がくるかも知れませんね。

  56. 1148 匿名さん

    投稿を読むかぎりスレ主案は実際の地震を考えての話。>1145の案は自身も言うように理論上は良いけど実際にはあやしい感じがするな。

  57. 1149 匿名さん

    洗面室のダウンライトのご回答、有難うございました。

  58. 1150 匿名さん

    1148の内容は「案」ではなく事実です。
    家具の天板が一枚板である無垢材なら、一般的な力に対して、どの部分でも同じような耐力があると考えられますが、大半の家具の天板はフラッシュ構造と言うものになっています。
    フラッシュ構造とは一般のマンションの壁などと同じような構造です。
    天板の周囲と間にだけ木材の骨組みが梯子のような形状であり、上下に薄い板を貼り付けているものです。
    骨組みの部分は強くても、薄い板だけの部分は弱いのです。

    天井も同じで、天井の周囲だけは、壁の骨組みと同じ軽量鉄骨がビスで固定されていますので上からの力にも下からの力にも強い部分になります。
    他の中央部分は、天井から長くて細いボルトを吊り下げていて、それに骨組みを吊るしているだけですから、上からの力にはある程度強くても、下かの力には弱いのです。
    しかも、骨組みの部分ならある程度の下からの力に強いのですが、骨組み以外の部分は前述のフラッシュ構造と同じで弱いのです。

    特に、RC壁に設置した家具だと言うことですので、RC壁に固定している天井の端の骨組みは非常に強いのです。

    家具の強い部分は嗅ぐの周囲です。
    二重天井の強い部分は、天井の周囲です。

    壁をコンコンとノックして見て下さい。
    ボコボコと鳴る部分が大半ですが、ところどころでコツコツと言う硬い音がする部分があります。
    それが骨組みの強い部分です。

    これは二重天井の話で、直天井の場合は全面がRCスラブなので、二重天井とは比べ物にならない強さがあります。

    よって、フラッシュの天板の家具と二重天井の場合、地震に強くしたいのなら、強い部分同士を有効に使えれば安心だと言うことです。

    しかも、それさえ知っていれば、この写真の転倒防止の突っ張り棒を取り付けるのは誰にでも出来るくらい簡単です。

  59. 1151 匿名さん

    碓井民朗氏の良識あるマンション指南を読んだのですが、私が買おうとしているマンションはよくないものようで購入を悩んでいます。やはり一流でないマンションは買わないほうが良いのでしょうか。ご存じであればアドバイスをお願いしたいです。

  60. 1152 匿名さん

    碓井民朗氏の良識あるマンション指南に関しては、この掲示板の中にスレッドがありますので、参考にされては如何でしょう。
    https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/44330/

    ちなみに私には受け入れ難い内容ばかりで、このような考え方の人も居るんだと少し呆れてしまいました。

    正しいかどうかではなく、少数派の考えであることに間違いはないと思います。

  61. 1153 匿名さん

    ありがとうございます。
    読んでみましたが、そのスレッドはやはり参考になりませんでした。
    >1152さんは碓井氏の論評を参考にされましたか?

  62. 1154 匿名さん

    1153さん、私は全く参考にはしませんでした。

    ご自分と、一緒に住む方々のことが最優先だと思います。
    当然ですが、このような考えは一般的でなく、個人に特化した考えですから、言わば偏った考えです。
    評論も同じで、著者が考える何かに偏ったものであると言う意味では同じですが、意味合いは全く違います。

    碓井氏の論評とは、文章にされたものですから、一方的なものです。
    実際に時間を掛けて自分の環境などを知ってもらうような相談が出来るとすれば、もしかすると文章で表されたものとは違う話を聞かせてもらえるかも知れませんし、もしかすると、どんな質問であれ、全て同じ返事をするのかも知れませんね。

    人生における大きな買い物です。
    十分に考えて買いたいですね。
    他人の考えを参考にするのも良いことですが、他人の意見に従うのは良くないと思います。

    色んな他人の考えなどを参考にし、ご自分に適した解答に近付けるのが良いのではないでしょうか。

    100%自分が満足するマンションは存在しないでしょう。
    自分と共に暮らす全員が、例えば50%以上満足できるマンションであれば、それでも良いのだと思います。

    後は、ご自分の考えと決断次第だと思います。

  63. 1155 設計R(スレ主)

    >マンション洗面室のダウンライトは、洗濯機の位置より離れたところにある事も多いのはどうしてですか?
    洗面室のダウンライトは空間の「ベースライト」として存在し、洗濯機の中を照らす照明として付けられた物ではないからだと思います。
    加えて言えば、洗濯機真上付近では横から覗き込むドラム式の場合に光源位置が不適となりますので、どのタイプでもある程度ファジーに使える位置へ光源を設定し、広がりのある配光特性をもって対応するのが親切でしょうね。光源が洗濯機の真上になくとも配光さえ間違わなければ、洗濯機の中を覗いた時に自分の影で困るような事態にはなりませんから。

  64. 1156 設計R(スレ主)

    >碓井民朗氏の良識あるマンション指南を読んだのですが、私が買おうとしているマンションはよくないものようで購入を悩んでいます。やはり一流でないマンションは買わないほうが良いのでしょうか。

    住まいに対するプライオリティは人それぞれですし、彼が一流と呼ぶマンション以外は価値がない訳ではないのであまり気にせず選んだ方が良いですよ。
    この機会に彼の文章を読んでみましたが、なかなか面白いですね。
    「玉石混淆」・・・と言えば確かにそうとも言えるのですが、正直に言って、間違いや誤解を含めて読み手をミスリードしやすい記述を多く含んでいますので、私個人的には、住まいや建築に詳しくない方があれを鵜呑みにして物件選びをされることはお勧めしません。何でもそうなのかもしれませんが、あれは読み手にも情報を選別する力(知識)が必要ですね。
    私の私見では、彼のマンション指南で「なるほど!」と思えたものが1割、「そうだよね」と共感できる内容が2割。他は何とも、、、という感じでした。マンション業界ではある程度名の通った方なのでしょうから、誤った情報を流し続けるのは良くないな、と感じる部分も多々ありました。
    >1154さんも仰るように、あれは「彼独自の住まいに対する価値観」によってのみ評価された内容なので、視点(評価者)が違えば結果は逆になる内容も多々含んでいます。彼のような経験豊富な人にこそ「個人的に考える理想のマンション像」ではなく、「住まいの選び方」を教えていただきたいものですね。個人個人よって出すべき答えは違うのですから。
    ・・・とは言え、情報発信のやり方としては実名での責任ある(?)解説ですので、こんなスレッドを匿名で書いている私なんかよりは遥かに立派な方だと思いますよ。おそらく ですが。

  65. 1157 匿名さん

    >1154さん、スレ主さん、アドバイスありがとうございました。
    私も立地が一番というところは碓井氏と同じ意見なのですが、探している地域には碓井氏が絶対条件としている二重床がほとんどないので、デベの体質に不安を感じていました。関東は二重床二重天井で選べて良いですよね。
    お二人のおっしゃるように自分なりのベストを探しながら物件選びをしてみようと思います。ありがとうございました。

  66. 1158 設計R(スレ主)

    >1157さん
    確かに彼は二重床を必要最低限と書いているようですが、確かに東京地区を除くと二重床はあまり多くないですよね。
    でもまあ、気にする必要はないと思いますよ。

    彼のコラムを読むと、「二重床は防音面で有利」「直床では給水ヘッダの調整ができない」「鳥居型配管は良くない」という話をあげて二重床を必須と語っていますが、それは技術的にみると正しい情報ではないと私は考えています。

    まず第一に、現在普及しているレベルの二重床は、防音面で有利ではなく、大手ゼネコンの実験結果などでは防音面(重量床衝撃音)で不利とされています。
    また、二重床の防音面でのデメリットは「現場での防音性能を予測・管理することが非常に難しい」という点にもあります。

    次に「直床はヘッダ(各々所カランへの供給水圧の強弱)の調整ができない」というように書かれている件ですが、直床の場合はヘッダがユニットバス天井点検口付近に取り付けられており、二重床の場合と同じように簡単に調整できるためネガは全くありません。(彼の単なる認識不足だと思います)

    鳥居型配管が好まれないことは間違いではないのですが、ウォーターハンマーの懸念を含め、現代のマンションでの実デメリットは極微小と考えられます(鳥居型配管はウォーターハンマーの一義的要因ではなく、デメリットは機械的に解決できます。また、彼が言うように鳥居型配管によってカランの実質的な損耗度が変わったりすることはありません)。

    私が考える二重床のメリットは、玄関の框高を大きくとることができる点、バルコニー側のガラス戸下枠を床と同面(フラット)に仕上げることができる点、フローリング仕上材の選択肢が多くなる点。好みとも言える分野だと思いますが、この3点だと考えています。それ以外は特に大きなメリットがない工法ですから、二重床でなくとも特に気にせず物件選びをされた方が良いと思います。

    私も実務で乾式二重床を多く設計施工しますが,それを採用する理由は、軽量・簡易・低コスト・短工期で床上げを行うことが出来るからです。
    計画上「床上げ」が必須な場合を除いては採用しませんし、いわゆる高級物件でも採用しません。また、採用する場合にも下地板厚を確保することを重視しており、パーティクルボードt20mmに合板t12mm×2層の計3層張りをした上でフローリング等の仕上材を施工しています。(これでも騒音面では直貼に較べるとイマイチなのですが、下地板に強度が無いと騒音が更に大きくなり歩行感も悪化しますが、マンションでは2層張りで下地を済ませるケースを多く見ますね。)

  67. 1159 匿名さん

    津田沼奏の杜の住民版で話題になっている排水管問題ですが、この設計は普通なのでしょうか?

  68. 1160 匿名さん

    直床のマンションでも水周りは二重床になっているマンションも多く、10年20年住んでいますと直床と二重床の部分での差が明らかになってきます。
    直床部分での変化はあまり感じないのですが、二重床部分は明らかに撓みが大きくなり床鳴りが出る物件も多いです。
    二重床は階高のロスにもなることも加え、リフォームの費用などを考えれば個人的には不要です。

  69. 1161 匿名さん

    今度買うマンションが直床で、私も碓井氏の解説を読み、正直、失敗したかな、と思いましたが、この掲示板で違った見方もあるのだと、ほっとしています。二重床もメリットがあると思いますが、直床もそれなりに良い面もあるのが分かり安心しました。

  70. 1162 匿名さん

    スレ主さん、>1160さん、アドバイスありがとうございます。水まわりが二重床になっているかどうかわかる方法はあるのでしょうか。全然気づきませんでした。
    >1161さん。私と同じような不安を抱えている人がいて、なんか安心してしまいました。

  71. 1163 匿名さん

    直床で水周りが二重床になっている場合、フローリングなら少し意識して裸足で踵を先に落とすようにして歩くと、手応えの違いと音の違いでわかると思います。
    直床の場合「コツコツ」と言う詰まった手応えと音がしますが、二重床の場合「ボンボン」と言う感じの空洞で響くような手応えと音がします。
    壁をノックしていると、間柱のある部分は「コツコツ」と硬い音がしますが、間柱のないところは「ボンボン」と音が響くのと同じです。
    大抵のマンションは、台所と便所と浴室が集まっていますので、その辺りが二重床になっている場合があります。

  72. 1164 匿名さん

    フローリングの継ぎ目(板と板の隙間)が気になるのですが、
    どの程度までが通常で、どの程度から異常なのか
    何か目安はありませんか?

  73. 1165 匿名さん

    大きいマンション建てるのに、ビル風は計算しないのですか?
    マンション建って、ビル風が酷くなり、ドアが開けにくくなったんです。
    この業者は金儲けしか考えてないようなデべでした。

  74. 1166 設計R(スレ主)

    >津田沼奏の杜の住民版で話題になっている排水管問題ですが、この設計は普通なのでしょうか?
    仰るスレッドを覗いてみました。
    なにかトラブルが起きていることは分かりましたが、何がどう問題になっているのかは理解が出来なかったため回答できません。ごめんなさい。

  75. 1167 設計R(スレ主)

    >フローリングの継ぎ目(板と板の隙間)が気になるのですが、どの程度までが通常で、どの程度から異常なのか何か目安はありませんか?

    目安として言い切れる数値はありません。適性値はフローリングの種類によってまちまちだからです。
    ただし隙間の幅が3倍以上の差でバラついているようであれば、何らかの問題がある可能性があります。
    それは施工のせいかもしれませんし、製品のせいかも知れません。

  76. 1168 設計R(スレ主)

    >大きいマンション建てるのに、ビル風は計算しないのですか? マンション建って、ビル風が酷くなり、ドアが開けにくくなったんです。
    自治体それぞれの基準で環境評価を行う案件もありますが、なにも計算をしないものもあります。
    形状、位置、周辺環境などによって様々です。ドアが開けにくくなったのはおそらく気圧差のせいですね。
    大きなマンションを建設すると、大なり小なりありますが、周囲に様々な変化が現れます。
    例えば日照、騒音、圧迫感、コミュニティーなど。風もそのうちの一つですね。

  77. 1169 設計R(スレ主)

    >1158に多少の補足を。
    >大手ゼネコンの実験結果などでは防音面(重量床衝撃音)で不利とされています。
    というソースはこちらです。

    大成建設技術センター報 第 41 号(2008)には、「(現在の工法の)乾式二重床では重量床衝撃音の平均的な増幅量を見込むためコンクリート床スラブの厚さを17%程度(例えば300mm厚を350mm)厚くせざるをえない」書かれています。(これを問題視した大成建設は真面目に解決方法を探っていますね。)http://www.taisei.co.jp/giken/report/2008_41/paper/A041_043.pdf
    ここで注目すべき点は、大成建設の騒音対策二重床は、現在主流の柄脚による置床工法に見切りをつけて根太併用工法とし、下地板厚を現在のマンションでは見られないレベルまで向上させ、最後に直床用のクッション付きフローリングで仕上げている点です。(これをやると現在の二重床にくらべても非常に高コストになります。)

    また、驚きの情報としては、(財)日本建築総合試験所の実験技術報告「乾式二重床における遮音性能確保の留意点」によると、「(乾式二重床の)床下への吸音材の設置は軽量床衝撃音では性能の差はほとんどなく、重量床衝撃音では室面積の小さい洋室等で床衝撃音レベル低減性能が低下する現象が顕著に生じるため注意が必要」というものがあります。
    http://www.gbrc.or.jp/contents/documents/GBRC/GBRC149_747.pdf

    音の問題に関しては,一般的なイメージと現実は異なる場合があると言う点にも注意したいですね。

  78. 1170 匿名さん

    お世話になります。
    築10年で30階建てタワーマンションの件で相談させてください。
    モルタル外壁の修繕をしている最中なのですが、写真の様な外観になっています。

    これは一般的に良くあることで、心配ないと考えてよいのでしょうか。
    ご意見をお聞かせいただきたく相談申し上げます。

    模様に見えるグレーのペイントはクラック部分に充填剤を施した跡に違いないと思うのですが、クラックラインがあまりにも多すぎるように感じた為、相談するものです。

    また、タイル貼りのマンションは躯体のコンクリートにクラックが生じても、タイルが剥がれない限りどうなっているか確認できないと思います。
    タイル外壁のマンションは、タイルが浮いたり剥がれたりしない限り、クラック部の充填工事相当の(躯体を守る)機能を果たしてくれると思ってもよいのでしょうか。

    お時間のあるときにご返事いただければ幸いです。

    1. お世話になります。築10年で30階建てタ...
  79. 1171 匿名さん

    直床たわみは、どのくらいが、許容範囲でしょうか、内覧会のときとりあえず、指摘しましたが、
    壁際の床を手で押すと一部外よりたわむ箇所がありました。よろしくお願いします。

  80. 1172 設計R(スレ主)

    >築10年で30階建てタワーマンションの件で相談させてください。 モルタル外壁の修繕をしている最中なのですが、写真の様な外観になっています。 これは一般的に良くあることで、心配ないと考えてよいのでしょうか。

    おやおや、結構派手な外観ですね。よくある話、、、では無いのではないでしょうか。パッと見ですが。
    どんなRC建築もクラックを避けて通ることはできません。一般的なクラック対応であればエポキシ樹脂注入+再仕上が第一選択ですが、クラックは幅と深さが重要ですので画像が荒く正直何とも言えない部分があります。(これ、国内の案件ですか?)


    躯体に対してのダメージが懸念される(補修が必要な)程度のクラックであれば、例えタイル仕上でも表面にクラックなり剥離なりが生じる場合が多いので、多くの場合外から見れば分かります。
    >タイル外壁のマンションは、タイルが浮いたり剥がれたりしない限り、クラック部の充填工事相当の(躯体を守る)機能を果たしてくれると思ってもよいのでしょうか。
    ほんの多少は期待できますが、あまり期待はできません。(こんな言い方でごめんなさい)
    磁器タイルであればそれ自体は吸水性が低いものですが、目地から雨水は用意に浸透します。
    タイル仕上は躯体にクラックが生じずとも目地からある程度の水が侵入しますので、マスチックや吹き付けタイルに較べてコンクリート中性化の進行が早いとする意見もありますね。(私個人も余り詳しくない分野なのですが、納得できる意見ではあります)

  81. 1173 設計R(スレ主)

    >直床たわみは、どのくらいが、許容範囲でしょうか、内覧会のときとりあえず、指摘しましたが、壁際の床を手で押すと一部外よりたわむ箇所がありました。

    たわみ(沈み)の程度はフローリング材によりけりので、なんとも言えません。
    それにしても、水回りの乾式床上げ部分との境などであれば歩行感の違いも理解できるのですが、直床で「壁際が他よりたわむ」というのはどういう理由なのか、、、私もすぐに思い浮かびませんね。(二重床での壁際のたわみは、施工不良で起こりやすいことではあるのですが。)

  82. 1174 1170

    こちらは先の震災で震度5強を受けた国内のマンションになります。
    些細なクラックが出ているだけだといいのですが。
    でも、タイル仕上げよりも簡単に修繕が進められて良かったとも言えるみたいですね。
    ご回答ありがとうございました。

  83. 1175 匿名さん

    >1171

    スレ主さんのおっしゃるように、直床のフローリングでは、遮音等級の違い、メーカーやモデル。ブランドの違いにより、コンクリート面に接着剤で貼り付ける部分の遮音性能を発揮するクッション材の違いと厚みなどの違い、上材の柔軟性などとの組み合わせなどの違いにより、素足で歩いた時の感触はかなり変わるものがあります。

    足の裏全体を同時に置いた場合なら、たわむ感覚がほとんどないのに、踵から置くとフローリングがたわみ踵の沈むのがはっきり感じられるものとか、足の裏全体で置いても沈むのがはっきりわかるものなど様々です。

    これらは全てコンクリートの上に貼るので建物によって違うことはありません。

    一部だけ壁際の沈み方が違うと言うのは、もしかすると壁際であるので、他の部分を押す時の体勢とは違う押し方になった可能性もありますが、その付近で別の箇所も確かめられたと思いますので、その部分だけたわみが多かったのは事実でしょう。

    考えられることは、その部分のコンクリートスラブに設計上の凹みがあり、その凹みをモルタルなどで埋め戻し出来ないため、発泡スチロール材と呼ばれるものなどで埋めている可能性があります。
    その設計上の凹みとは、床暖房が付いているマンションの場合、床暖房の接続に関する部分かも知れませんね。

    壁際と言うのは、通常人が歩くような繰り返し荷重が掛かる部分ではありませんし、家具などを置いて隠れてしまう部分にもなりやすいため、モルタルなどで埋め戻さずに発泡スチロール材と呼ばれるものなどで埋めておくことがあります。

    ただ、壁際と言っても、よく通行する部分であるのなら話は別ですので、今の内に改修してもらうべきです。

  84. 1176 購入検討中さん


    購入検討中のマンションが、二重床(L-45)、二重天井、ボイドスラブ(厚さ270mm)です。

    これでは、防音性能が決してよいとは言えないのでしょうか?

    また、最近のマンションと比べると、よく見かけるレベルなのでしょうか?

    どなたか教えて頂けませんでしょうか?

  85. 1177 匿名さん

    >1176
    大きく分けて音には2種類あります。
    コツコツとかドンドンと言うコンクリートなどの硬いものを伝わってくる音と、声などの空中を伝わってくる音です。
    質問の内容が、上階に住む家族に子供がいたりして、走り回ったりする音が気になるのかどうか、あるいは、下階に足音が聞こえてしまわないかと言う心配だとしたら、特に子供が走り回らない限り問題にはならないと言うのが一般的だと思います。
    神経質な人がテレビもつけずに静かに座禅を組んでいるような人なら気になるかも知れないと言う感じです。
    しっかり作ってあればあるほど、ドアの開閉の音は伝わり易く、強くバタンと閉めたりすると聴こえるでしょう。
    また同様に、サッシの開閉のお供伝わり易いでしょう。
    しかし、ドアの開閉やサッシの開閉は短時間で繰り返しませんので、下の部屋の人がテレビを見ていたとすると、「今ドアを閉めたのかな?」くらいの感じになるでしょうし、最初は気になっても慣れてくれば気にならなくなることも多いと思います。
    ところで、声などの空中を伝わってくる音なら今のマンションの性能なら、上下左右の部屋に対してサッシを開けておくとサッシ性能は関係ありませんが、閉めた場合、サッシ性能で大きく変わります。
    マンションの立地により、上下左右の部屋からの声などよりも外部の音のほうが大きいこともありますので、そのあたりも考慮されたほうがいいでしょう。

    余談ですが、あまりにも防音性能が高いと、部屋の中が静かになり過ぎてしまい落ち着かなくなるのです。
    録音質などの防音室に一人で他の音の出るものを無くして長時間入っていると、自分の呼吸音や心臓の鼓動などが気になってしまうようになります。
    ある程度の生活騒音と言うのは健全な生活を送るのには必要ですし、個人差はありますが人間は環境に対しての慣れることができますので、余程気に障る音などでないのなら神経質になることがない場合が多いと思います。

    ただ、高価な買い物ですので、神経質になる必要はありませんが、ご自分が納得できるまで調べたり確かめる必要はあると思います。

    ちょっと余計なことまで書きましたが、参考になればと思います。

  86. 1178 設計R(スレ主)

    >1176さん
    二重床の仕様や壁際端部納まりがわかればある程度のアドバイスすることができると思いますが、特に二重床ではL値表記だけではわからない部分があります。
    >(乾式二重床は)同じ建物内においても,コンクリート床スラブの厚さが同じでも,床スラブの平面寸法・寸法比が異なる場所に設置した場合にも低減効果が異なってしまう。この結果,同じ建物内でも低減効果は,10dB程度増幅するものから10dB程度低減できるものまで大きなばらつきを生じることもある。したがって,乾式二重床を採用する建物では確実な対策を実施できないのが現状である。また,乾式二重床は,下部空気層内の空気もばねとして働くので,ばね定数の小さい柔らかいゴム脚を用いても空気ばねの影響で振動系の固有振動数を十分に低くすることはできない。したがって,重量床衝撃音の一般的な決定周波数である63Hz帯域において十分な低減効果が得られないばかりか,固有振動数が63Hz帯域になっている場合には,増幅してしまう。以上のことから,乾式二重床は重量床衝撃音の確実な低減と言う面からは適正な床仕上げ工法とは言えない。(大成建設技術センター報 第 41 号)
    という話にもあるように、>1158でも書きましたが、二重床はL値通りの性能が出たり出なかったりする点に特徴があります。

    ・・・しかし、そうとばかりは言っていられないのが建設業界。
    例えば鉄建建設は床下吸音でこんなことやって遮音とその精度の向上ねらっているようですね(カタチが面白い)。
    http://www.tekken.co.jp/tech/improve/index.html
    熊谷組や万協フロアーは実験室との差をデータベース化しているようですし、>1169に書いたように大成建設では根太式を復活して音低減量の増大と安定化を試みたり、一方で床衝撃音研究会(熊谷組他)では共振防止のためにむしろ床下吸音材を入れないことを推奨して壁際納まりに注文をつけていたりしますね。
    (このような研究成果が生かされた物件はほとんど見かけないというのが一番重要で残念なところですが。)

    本題に戻りますが、残念ながらL-45だから良いとか、二重床だから良いとか(悪いとか)ではないというのが現実だと思ってください。各社各方面の研究結果を見る限り、また私の経験的にも、一般的なマンションに採用される二重床の遮音性能がとても不安定なことと、下地板材に強度が無い二重床の性能が良くないことだけはハッキリしているようです。

  87. 1179 1176


    1177様、1178様、ご丁寧な回答、ありがとうございます。

    1177様が触れておられる、心配している音は、上階からの、足音や椅子を動かす音等と、
    テレビ音や居住者の声です。

    1178様の言われる「壁際端部納まり」とは何ですか?

    勿論、全く聞こえないといったレベルは不可能だとわかっており、一般論として、
    1176の仕様ではどの程度の防音レベルなのかを知りたいと思っています。

    スラブ厚さや、ボイドスラブであることは大きな要因ではないのでしょうか?
    (ボイドは、正方形の角を切ったような6角形のような断面のものが、ポツポツと配置
    されています)

  88. 1180 匿名さん

    >1179

    ご丁寧な返事、恐れ入ります。

    上階の足音や椅子などを動かす音ですが、大人が普通に生活している場合なら、気になることはないと思います。

    初期のボイドスラブは円形の空洞であったので、文字通り、太鼓のように叩いた音を大きくするのと同じで、円の対角線に向かって響いた音が反対側に当たり跳ね返り増幅されてしまうことが起こったのですが、今ではそれを解消する工夫がされていますので「太鼓現象」と言う、上階のコツコツとかドンドンと言う音が増幅されて伝わることは無いはずです。
    その為に6角形のような形状になっていると言うことです。

    テレビの音は空気伝達音だけでなく、スピーカーから出る音でテレビ本体も少しですが振動します。
    その振動がテレビ台に伝わり床を通して下階に伝わる可能性はありますが、よほど大きな音量(通常の位置ではうるさいくらいの音量)にしない限り発生しませんし、薄型テレビの台に転倒防止などのクッションなどを敷いたりすることも多いので大丈夫だと思います。

    居住者の声も同様で、例えば郊外のマンションで窓を開けていれば普通の声で話していても聴こえますが、どちらかのサッシを閉めていれば聴こえないと思います。
    たまに24時間換気の通気口から声が聴こえると言うこともありますが、普通は通気口の中で乱反射して小さくなるか別の音に変わったりしますので気にすることはないと思います。

    普通にリビングでテレビを見ていれば、上階に子供がいても飛び跳ねたり走り回ったりしなければ気になることはないと思います。
    よほど神経質な人でないのなら、また、オーディオが好きで、静かな曲を小ボリュームで聴くのが好きだと言う人でないのなら、聴こえたとしても、上に人がいるようだ、と言うくらいのものだと思います。

    音に関しては個人差が大きく、数値で判断できない部分が多いのですが、人間には慣れと言う能力もありますし、上階からの同じ音でも、自分の気持ちが良い時には気にならないのに、嫌なことがあった時には、もの凄く耳障りでイライラすると言う違いもでます。

    実際に、新宿の歌舞伎町に住んでる人は、深夜の騒音に慣れてしまっているので、静かな場所にあるマンションだと静か過ぎて安眠できないと言う人もいるくらい音と言うのは個人差と慣れでの違いが出ます。

    臭いと同じですね。

  89. 1181 1179


    1180様、ご丁寧な回答、ありがとうございました。

  90. 1182 契約済みさん

    >1171です
    >1175さん、スレ主さんありがとうございます。
    返事が遅れましたが、無事確認会が、終わりました。
    結局クッション材のせいのようです。
    どうやら内覧会で気合を入れていたので、余計な力を
    出していたようです。
    無事引渡しを迎えることが出来そうです。

  91. 1183 購入検討中さん

    一重床の和室って良くない話を聞いたのですが、実際のところどうなんでしょうか?

  92. 1184 匿名さん

    >1183
    一重床と言うのは、直床のことですね。
    つまり、コンクリートスラブにモルタル仕上げをして水平にし、そのモルタルにフローリング材を貼るなどをして仕上げた床のことですね。

    何がどう悪いのかが分からないのですが、もしかすると、畳をモルタルの上に直接置くことに関して何か悪いことになるのか、畳の厚みがフローリングとは違うので、段差が出来ることなどに関してなのかなのでしょうか?

    もしかすると、モルタル仕上げの上に畳を置くので、竣工時には、まだコンクリートから多量の湿気が出ているので、畳が痛くと言うようなことなのでしょうか?


    段差に関しては、設計時点で和室のスラブを下げれば解決するのですが、同じ高さのスラブで出来るフリーリング仕上げとの段差は4~5センチくらいです。
    バリアフリーにはなりませんし無視は出来ませんが、それほど気になる段差でもありません。
    少なくとも玄関には同じくらいの段差がありますからね。

    湿気の問題ですが、竣工時から1年くらいは、全ての部屋で起こることですし、24時間換気や毎日の空気の入れ替えなどで問題になるようなことにはならないと思います。

    偶に女性で、肌が乾燥するから部屋には加湿器が絶対必要だと言って、冬はもちろんですが、夏でも結露が出来るくらい部屋の湿度を上げて満足している人がいますが、間違ってるようです。
    肌は、高い湿度の部屋で甘やかされると怠けてしますそうです。
    湿度50%くらいだと、肌は負けちゃいけないと頑張って元気に健康になるそうです。

    話がそれてしまいましたが、室内も湿度が低いほうが綺麗に長持ちするのです。

    湿度が高いのは良くないと言う意味で、モルタルの上に畳を置くのが良くないと言うのならわかりますが、二重床であってもそれほど変わりませんので、直床だからと言うことはないと思います。

    換気にさえ気をつけていれば大丈夫だと思います。

  93. 1185 購入検討中さん

    1184様 ご丁寧な回答ありがとうございます。
    安心しました。

  94. 1186 サラリーマンさん

    「FR板スラブ工法」のマンションを検討しているのですが、どういったものなのでしょうか。
    音に関して影響があるのでしょうか。
    ご存知であれば、教えてください。
    よろしくお願いします。

  95. 1187 匿名さん

    >1186
    FP板スラブ工法と言うと、FP板とは通常スタイロフォームを挿します、それを用いたスラブと言うのが、どういう物かが分かりません。
    コンクリートスラブの中間にスタイロフォームを入れたとは考えられませんし、スラブと言う呼称ですので、下階の天井仕上げに用いたものでもないようですし、全ての部屋に用いられたもののようですが、どういう物かわかりませんので、もう少し詳しく教えていただけませんか?

    コンクリートスラブの上にスタイロフォームだけを敷いてフローリング材を貼れば、スタイロフォームだけでは簡単につぶれてしまいますのでスタイロフォームを床下地で保護する必要があります。
    つまり、二重床と同じことです。
    しかしこれはスラブの工法ではありませんので違うでしょう。

    今考えられることと言うと、ボイドスラブ工法の中空部分にボイド管ではなくスタイロフォームを用いることですが、スタイロフォームだけでは強度が低いのでボイド管の中に充填したものを用いるしか思いつきません。
    しかし、ボイド管にスタイロフォームを充填したものがあるのかどうかは知りません。
    製品がなくても作ることは可能ですので、コストを別にすれば十分可能なことです。

    もしもボイドスラブのように用いるのであれば、ボイドスラブの欠点は中空部分が太鼓のような働きをし、上階で乱暴に歩く足音や子供が走る足音などの一部が増幅されてしまうと言う欠点ですが、スタイロフォームが充填されているので太鼓現象がおきないようになると言うことでしょうが、確証はありません。
    あくまでも想像です。

  96. 1188 匿名

    多くのマンションで実験しました。普通の動きは全く聞こえません。跳び跳ねたり足踏みしたり強く扉を閉めたりしたらどちらでもよく聞こえます。

  97. 1189 匿名

    マンションは隣接戸に住む人次第ですよ。

  98. 1190 サラリーマンさん

    1187さん
    情報が少なくてすみませんでした。
    http://www.haseko-sumai.com/syuto/sinki/g-kameari/structure-4.html
    ここのページに載っている分です。(ここのマンションを検討しているのではありません)
    室内の小梁をなくすために長谷工が採用しているようです。
    ご指摘の通り、太鼓現象が気になっています。

  99. 1191 匿名さん

    最近、某財閥系タワマンに引っ越しました。スーパーゼネコン施工です。かなり音が響き、リビングから寝室にTVの音が響きます。シャワーの音も、寝室まで響きます。歩く時も軽くドタバタ歩くとかなり響きます。タワマンは今の住居が初めてなのですが、これが普通なのですか?まだ入居したてなのでかなりブルーになっています。
    仕様は二重床・二重天井で住戸内仕切り壁はプラスターボード9.5mmX2枚張りです。床スラブは、200~300mmを確保とスペックにあります。
    外部の音はかなり遮断してくれていて、ほぼ無音です。

    まだ、両隣が引っ越してきていないのでわかりませんが、とても不安です。
    タワマンってこんなもんなんでしょうか?

  100. by 管理担当
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