リレー物語

コウスケは普通のちんすこうに何かプラスアルファを考え商品化したのが、栗の花フレーバーとイカフレーバーであった。

しかし大衆の反応は最悪で大阪府の条例にも触れてしまい、屋台は三日で畳む羽目になってしまった。

コウスケは心機一転、名古屋に拠点を移した。

繊維に練り込んである味噌はいろんな地方の味噌を絶妙にブレンドした絶品の味噌である事がミソであった。
作成が追いつかず一度マルコメ味噌を代用してしまったらてきめんに値が暴落してしまったのだ。
そんな失敗をいかしつつコウスケは日々日本のキルト業界のリーダーとして貢献しているのであった。

先日コウスケキルトでウェディングドレスを制作するプロジェクトを立ちあげた。しかしどうしても避けられない難点が出て来た。

とりあえずコウスケはコウスケキルトとちんすこうで多角的に事業を展開することに決めた。しかし、金も人もないことに気が付いた。あるのは屋台１台（盗品）のみ。

コウスケは屋台でちんすこうを焼きながら客待ちの間は針を黙々と動かした。

コウスケは客商売などかったるくてやってられるか！とちゃぶ台返しをし、暑さのせいもあってブチ切れた。

コウスケは初心に帰り勤め人を目指し名古屋のハローワークに足を運んだ。

しかし思ったほど求人もなく食堂で味噌カツを食べういろうを土産に買って大阪の古巣に戻った。

大阪にかえると、何やら人だかりができていた。
覗き見ると・・・。

出店で可愛いヒヨコが売られていた。

ヒヨコに人だかりができるわけ、それはヒヨコが口でバスを引っ張っていたからだ。

コウスケはどうしてもそのバスヒヨコが欲しくて欲しくてたまらなくなった。
ついに露店主の目を盗みかっさらって走り出した。

逆にヒヨコに取り押さえられコウスケは露天主のオッサンの下で働く羽目となってしまった。
そう、これは渡りに船だ！

コウスケはほくそ笑んだ

しかししばらく働いているうちにカラクリが見えた。
なんとヒヨコにはお尻からバッテリーが仕掛けられていたのだ。
コウスケはここは中国か！とひとり突っ込みを入れた。そして落胆した…

「知ってしまったか」そう言って後ろを向いた
露天主のオッサンの背中にもバッテリーがついていた。

ふと顔を上げると近くで人だかりが出来ていた。
フンッ、もう騙されるか！と思いつつ近寄ってのぞき込むと…

なぜか大阪のおばちゃんがいた。「あらあ、コウスケちゃんじゃない！　どうしたのよう！」と手招きをした。どうやら何かを売ってるらしい。それは…。

お、おばちゃん…
死んだはずでは？

おばちゃんが売っていたのは三途の川を渡る「片道渡り券」だった。

本来ならば自由に渡れる川なのだがなんせ全員が初心者…
おばちゃんはさす浪花商人、勝手に商売をしていた。

しかもお得ではないドリンクセットもあった。

喉は渇いてなかったのでドリンク付きは断った。
おばちゃんは券と一緒にアメちゃんをそっと握らせてくれた…。
アメちゃんを舐めながら川を渡っているとふと足元をチョロチョロするものがあった。魚なのだろうか…

目を凝らして見てみると小さなオッサンが群れになって泳いでいた。
みんな紺色の水泳パンツ着用の黄色い水泳帽をかぶっていた。小さなオッサンはあの世への道先案内人なのだろうか…

「ポニョー、コウスケ、ダーイスキ！」と小さなオッサンは言った。

背泳ぎでまた戻って来た。

その後、3分ほどドヤ顔でマッスルポージングをした。

コウスケは小さなオッサンに見とれて足止めをくらっているうちに上流からものすごい鉄砲水が押し寄せて来た。
あぁあ～と叫ぶ間もなく水にのまれて押し戻された。

「いらっしゃ～いコウちゃん！」
そこにはまた大阪のおばちゃんがいた。

>>876
何が？

おばちゃんの頭をよく見ると「完」の字があった場所は「続」と書いてあった。

コウスケは腹が減ったのでポケットのあめちゃんではなく、ちんすこうを食べた。

ちんすこうをかじると、中から紙がでてきた。
どうやら何かの指示書らしい。
そこに書かれていたのは・・・。

突然ですが、この物語を終了いたします。

皆様、長い間暇つぶしに協力してくれてありがとうございました。。。

またあう日を楽しみにしています。

と、書かれていた。

それを読んだコウスケは自分探しの旅にでた。

初心に返って歌舞伎町からスタートする事にした。

「オプション付けたっていいじゃない。にんげんだもの」

みつを風に自分を鼓舞するコウスケであった。

長い間放浪する間に歌舞伎町の街も変わってしまった。
場違いな自分に気付き今度はしょうがないので白金に行く事にした。

しかし白金台への行き方がわからずたどり着いたのは蒲田駅東口であった。

そこでコウスケは気まぐれで易者に占ってもらった。

隣街の、川崎のお風呂屋さんでイイコにあたるよ！
といわれてコウスケは川崎にまっしぐら。

しかし出てきた姫は、３段腹口臭女だった。。。

三段腹口臭女は、
「あたしは高学歴なのよ」
と口走っている。

しかし、下の口は・・・だった。

>>887

そのキャラ全く面白くないんだけど？
飽きたし。

完

でわ、またいつかお会いしましょう。

三段腹口臭女は飽きられたので、四段腹わきが女が現れた。

コウスケはもう女性はコリゴリと、山の中で生活することにした。
コウスケはまず・・・

買ってきたモスバーガーを三個食ったら、また街に下りたくなっちゃった。

ふと三段腹の源氏名を思い出した。

確か夢だか眠とかだったなぁ…

独り言で「むかつく！」と連呼していたなぁ

コウスケは別に山の中だからいいや、と外でブリブリした。そうしたら…。

りきみすぎて出産してしまった。
可愛い元気な女の子だった。