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【#慰霊の日】“要塞化”進む沖縄「犠牲になるのは、私たち南の島々」
式典に参列した岸田総理のあいさつ中「沖縄を戦場にするな」とヤジも
沖縄県 玉城デニー知事
「自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は強い不安を抱いている」
→台頭する中国などを念頭に南西諸島で進む自衛隊の配備強化「南西シフト」に、一部からは“要塞化”との声も
▼自衛隊の基地問題に揺れる #宮古島
2019年に開設された陸上自衛隊の宮古島駐屯地では、4年前にミサイル部隊配備
→“基地に挟まれた**”も
民宿を営む 清水早子さん
「(**五十数軒が)基地と基地に挟まれて暮らすことを余儀なくされている。ミサイルとミサイルに挟まれて暮らしている」
**のメロン農家 仲里成繁さん
「ミサイル発射車両の点検作業などをやっていた。“公道のすぐそばで発射車両の整備とかをしないでください”と、直接ゲートに行って抗議したことも」
「ちゃんと、やっぱり話し合いを持ってほしいし、それをしないまま上から押さえつけるだけのやり方だと」
→2021年には島の南部に弾薬庫が、その後、射撃訓練場も開設。去年、宮古島で初めて公道を使った訓練も
▼宮古島では有事に備えたシェルターも
→老朽化に伴い建て替えられる総合体育館に、“地下シェルター”が作られる予定
民宿を営む 清水早子さん
「(政府に)有事を回避するための(外交などの)努力が全く見えないのに、“有事が起こったら避難してください。そのために軍備を拡大します”しか聞こえてこない。それは説得力ない、住民にとっては」
▼かつて沖縄戦で宮古島の街は廃墟と化す
→軍事施設を中心に連日爆撃が
民宿を営む 清水早子さん
「まず戦闘が始められるのは、犠牲になるのは、私たち南の島々だとという思いがある」
▼沖縄本島・うるま市にも“要塞化”の波が
3月、本島では初となる地対艦ミサイル部隊配備。そこへ持ち上がったのが新たな訓練場の整備計画
→年間約4万人の小学生らが訪れる「県立石川青少年の家」のすぐ隣にあるゴルフ場跡地に、訓練場などを建設する話が
県立石川青少年の家 新里誠主任
「離着陸の訓練とか、夜間訓練とか色々行う予定だと聞いて」
「訓練場の計画が出ているよと(同僚が)知らせてくれた。本当にびっくりして信じられないというか、(国から)何も説明がなかったので寝耳に水。近くにあるのではなくて、すぐ隣」
→国のやり方に住民からは不満が噴出。地元自治会や市議会、自民党県連までもが反対にまわり、計画は白紙に
自民党沖縄県連 島袋大 幹事長
「地域の合意形成が必要な中で、地域の皆さん方に何も説明をしないまま来たということは、あまりにも違うでしょうと。沖縄の自民党も政府に言われたから“はい、そうですよ”ではなくて。沖縄の自民党だからこそ、政府にきちんとものが言えるシステムを作っておかないと」
→自衛隊配備は容認も、国の進め方に不信感
▼危機感を抱く若い世代も
沖縄対話プロジェクト 神谷美由希さん
「ある意味、戦争の準備みたいなもの。“沖縄だったらいいじゃない”みたいな、“沖縄が戦争になるんだったらね”みたいな感じで思う人も多分いる。特に日本の政府とかの人たちは“自分たちは死なないけど”みたいな感じ」
→“沖縄対話プロジェクト”では、“台湾有事”を念頭に台湾や中国の専門家、市民同士で直接話し合い平和的な解決を探る
沖縄対話プロジェクト 神谷美由希さん
「(政府は)もっと平和的に外交を頑張ってほしいと思う。私たちの知らない間にどんどん色々なものが進んでいってしまっていて、すごく恐怖を感じている沖縄県民も多くいて。すごく恐怖感を感じている」
https://x.com/i/status/1804873238180438448
サンデーステーション2024/6/23
[スレ作成日時]2024-06-24 17:28:45