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マイライフ・ハウジングが神社を軽視していたかもしれない。
>>1246 匿名さん
もともとパークホームズ文京小石川ヒルテラスのあった場所におわしていました。
近隣対策をした企業名は私は知りませんでしたが、かの悪名高い建築確認取消しマンション廃墟の目と鼻の先にあれだけの物件が建つことを実現したからには相当有能なんでしょうね。
>>1249 匿名さん
それです。日本建築学会でもワークショップの話題になりました
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jares/30/4/30_106/_pdf
特に討論の部分はぜひ目を通していただきたい。
>>1250 匿名さん
その討論で抜けているのは、設計者が建築基準法に適合する建築計画にしなかったから建築確認が取り消されたことではないでしょうか。日建ハウジングシステムが責められるものではないのですかね。
>>1251 匿名さん
そこは読み方が違っていて、参加者全員が建築確認取り消しになるようなミスは普遍的に起きると認識しているところがミソで、保険でカバーするとか社会的なコストの問題として論じているんですよね。言い方を変えれば、重箱の隅をつつきはじめると建築基準法に違反していると言える建築物がかなり多いというわけで、それを言い出したら建てられるものも建てられないということだと思います。これ、案外深刻な問題ですよ。
おそらく建築基準法の複雑な規定を単純化するとか、一定の手続きを経たら着工後は異議を申し立てられないなどの制度的な改良が求められているのかなあと私は感じました。
> 一定の手続きを経たら着工後は異議を申し立てられない
違反建築物を野放しにしてよいと思えないので、そうはならないでしょうね。
日大の安藤先生がリンク先でも論じていますが、建築中の騒音や振動粉塵などの不快さに耐えたあとに完成したマンションが地域社会に与えたであろうベネフィットが得られないことに対して不満を持つ近隣住民や、今後取り壊しか減築かは知らないけれど、工事がまた再開することが耐え難いと不満をもつ近隣住民もいてしかるべきです。多分いるでしょう。
一見大勝利に見えて巨大な工作物が残っていて日照や通風にも一定の悪影響を与え続けながら近隣へ与えるメリットはほぼゼロという状態は、やはり戦術では勝ったものの、戦略で負けていると個人的には思います。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jares/30/4/30_106/_pdf
なお、小石川のマンションの建築確認取消し事件は、着工の前に建築審査会の審査請求事件になっていますから、係争中に建設をすすめた業者側の問題がありました。
>>1254 匿名さん
あきらかに致命的な違反でなければ公共の利益になることを条件に現状でも取り消しをしない判断をすることも可能なので、全くありえないことはないですよ。
法の定めが絶対だという人の言いたいこともわかりますが、実際には実態に即した法の運用がされる必要がある事象も世の中いっぱいあります。これは建築の話だとわかりづらいでしょうが、車の運転をして日々道路交通法とにらめっこしているプロのドライバーさんたちならすごく理解できる話だと思います。
>>1252 匿名さん
設計者や民間確認検査機関は報酬に対して責任が大きいので、保険の商品をつくるのが大変そうですね。重箱の隅が実はアウトになっているケースは多そうです。
ただルサンクの場合は、通常なら使いづらい実質地下の1階を小分けにして「HANARE」として抱き合わせ販売していました。こうしたセコいやり方が裏目に出てしまったようも見えます。HANAREは火事の際に足腰弱い人が逃げ遅れる恐れもあったので、(残念ながら)法的判断は正しかったと思います。
>>1258 周辺住民さん
そういう個別の案件に特有の問題があった、というのならある程度理解できますね。
ただプロジェクト潰しの戦術として広く用いられるようになるとこれは社会的混乱を招くと思います。諸刃の剣ですね、建築審査会の見識が今後より重く問われるでしょう。
>>1257 匿名さん
避難路に不備があるマンションが建てられ販売されたことは大目に見るのですか。致命的だと思いますよ。
公共の利益になることはありません。施主と設計者は建築確認取り消し裁決の取り消しを求める裁判で業者側の都合を主張しましたが、東京地裁、東京高裁、最高裁で全て退けられています。
いえいえ。業者側はマンションを建設することの正当性を公共の福祉を持ち出して主張しています。当然ながら、裁判所は認めていません。