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自民党参院選挙候補船橋利実元衆院議員は IR汚職疑惑の一人 収支報告書と矛盾する“裏帳簿”発覚
自民・船橋利実議員、観光会社幹部から100万円寄付
IR汚職事件
2020年1月8日 14時23分
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、贈賄側の中国企業「500ドットコム」側が現金を配ったと供述した国会議員5人の一人で、自民党の船橋利実・衆院議員(59)=比例北海道=が、同社とIR事業を計画していた札幌市の観光会社幹部から2017年10月4日付で100万円の寄付を受けていたとして、自身が代表の政党支部の政治資金収支報告書を修正したことが分かった。
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修正は1月7日付。17年10月4日付で、札幌市の観光会社幹部からの寄付金100万円を追記し、その分を500万円あった借入金から減額した。関係者によると、「500」社側はこの時期に国会議員5人に現金を配ったと東京地検特捜部に供述している。
船橋氏は8日、コメントを出し、「17年9月下旬に呼ばれて飲食店に行き、店から出る時に寄付を頂いた」としたうえで、「総選挙を控えた時期に100万円の寄付を頂いたことはあるが、中国企業関係者から1円たりとも受け取ったことはない」と説明した。
報告書の修正に関しては「この100万円を事務所担当者に渡す時に(自分から政党支部への)貸付金400万円とあわせて渡したため、担当者が誤解し、記載を間違えた」とした。
船橋氏は今月4日、文書で「…
朝日新聞有料会員記事抜粋
IR汚職疑惑の船橋議員 収支報告書と矛盾する“裏帳簿”発覚
公開日:2020/02/14 14:50 更新日:2020/02/14 21:16
カジノ汚職事件で、贈賄罪に問われた中国企業から100万円の提供を受けたとされる船橋利実衆院議員(自民、比例北海道)の資金処理について、政治資金収支報告書の記載と矛盾する“裏帳簿”があることが発覚。政治資金規正法に抵触する可能性が出てきた。14日の読売新聞が報じた。
中国企業側が衆院解散日の2017年9月28日、札幌市内の料亭で船橋氏に渡したとされる100万円について、船橋氏が代表を務める自民党北海道第1選挙区支部は、料亭に同席していた観光会社会長の加森公人被告(贈賄罪で起訴)からの貸付金400万円と合わせ「貸付金500万円」と収支報告書に記載。先月7日に収支報告書を「船橋氏の貸付金400万円」と「加森被告の寄付100万円」に訂正した。
しかし、関係者によると、事務所の帳簿には船橋氏が担当者に500万円を渡した日付は「9月24日」と記載され、それを裏付ける電子データも残っているという。
帳簿や電子データの記録通りなら、収支報告書の記載は虚偽だったことになる。東京地検特捜部は帳簿を入手し、慎重に調べを進めている。
[スレ作成日時]2022-06-09 14:01:42