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ディスポーザーは便利ではあるけど、中性洗剤だけとか、ぬめりの原因となる玉ねぎの薄皮は投入しないで、だとか制約多くありすぎません???
どうですか?
[スレ作成日時]2022-02-23 08:24:31
ディスポーザーは便利ではあるけど、中性洗剤だけとか、ぬめりの原因となる玉ねぎの薄皮は投入しないで、だとか制約多くありすぎません???
どうですか?
[スレ作成日時]2022-02-23 08:24:31
https://dynax-eco.com/repo/report-50.html
生ごみから水分を除くことの意義
生ごみを分別収集して堆肥化やメタン発酵を行っている自治体はまだ多くはない。多くの自治体では、生ごみを可燃ごみとして集め焼却処理している。生ごみの含水率は80%程度と言われており、生ごみだけで焼却することはできない。生ごみ以外に紙類やプラスチック類があるからこそ焼却できているのである。焼却炉の中では、生ごみを燃やすために、生ごみの水分を蒸発させている。例えば1kgの生ごみの場合、8割を占める水分800gを蒸発させるには480kcalのエネルギーが必要となる(※)。灯油1リットルの発熱量は8,718kcalであるから、生ごみ1tにつき55リットルの灯油と同じ熱量が使われていることになる。余熱利用を行っている焼却施設においては、生ごみの水分を除くことで、より多くの熱を廃棄物発電等の余熱利用に回すことが可能となり、化石燃料の使用を減らすことにつながる。
※常温(15~25度C)の水1gを100度Cにするために必要な熱量は75~85cal、さらにそれを蒸発させるために必要な熱量は540calで、合わせて615~625cal(?600cal)である。
ごみ質改良による温暖化対策
国は発電効率の高い焼却施設の設置を進めているが、施設のハードに頼るだけでなく、焼却対象物から生ごみを除いたり、生ごみの水分を下げるなどのごみ質改良による対応も必要である。30年ほど前まではびん、缶の分別でさえ難しいと言われていたものが、今では分別が当たり前の行動となっている。住民の行動力を信じ、家庭内で生ごみから水分を除く取組、これを可燃ごみの「ごみ質改善運動」として推進してはどうだろうか。温暖化対策はもう待ったなしの状況で、ごみ処理分野でも対応することが必要となっている。
生ごみそのものは有機質であるためカーボンニュートラルであるが、含水率80%の生ごみを焼却することは、焼却エネルギーの無駄遣いで、地球温暖化対策としてはマイナスとなる。