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善良な市民の喫煙者皆様、人様の適法行為に難癖をつける嫌煙者のアホウな行動をここで存分にあざ笑いましょう。
[スレ作成日時]2021-12-02 08:55:21
善良な市民の喫煙者皆様、人様の適法行為に難癖をつける嫌煙者のアホウな行動をここで存分にあざ笑いましょう。
[スレ作成日時]2021-12-02 08:55:21
なぜ「タバコ」は「暴力」を生み出すのか
石田雅彦ライター、編集者
1/26(水) 9:33
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20220126-00278997
先日、栃木県の電車内で喫煙を注意された28歳の男性容疑者が、注意した高校2年生の男子生徒に暴行を加え、逮捕された。喫煙に対する批判の声の高まりとともに、タバコをやめられない喫煙者が注意されて逆上し、事件を起こすケースがある。もちろん、全ての喫煙者が暴力をふるうなどと書くつもりはないが、果たして悪いのは喫煙者だけなのだろうか。
喫煙を注意されて暴行
2020年4月1日に全面施行された改正健康増進法では、鉄道や船舶を含む多数の者が利用する施設で屋内禁煙となり、受動喫煙防止設備が整った専用喫煙号車を除き、鉄道車両内でタバコを吸うことはできない。
加熱式タバコもニコチンが入ったタバコ製品であり、JR東日本では喫煙号車のあるサンライズ瀬戸・出雲などの一部を除き、新幹線を含む全ての電車内で禁煙となっていて加熱式タバコでも規則違反となる。
男子高校生に重症を負わせたこの28歳の容疑者は、JRの電車内の優先席に寝そべって加熱式タバコを吸っていたと報じられている。報道によれば、男子高校生には喘息の持病があり、勇気を振り絞って喫煙をやめるように注意したのだろう。
これまでの報道をみると、同じような事件は枚挙にいとまがないくらい起きている。
この数年でも、例えば2015年4月には、高知県で喫煙を注意された中学校3年生の男子生徒が近所の男性を殴って怪我をさせているし、2016年3月には兵庫県でタバコのポイ捨てを注意された75歳の男性が、注意した小学校1年生の男児の首を絞めて逮捕されている。この兵庫県で起きた事件は、高齢者が男児の首を絞めたことでネット上でも大きな話題になった。
また、2016年12月には、埼玉県で駅のホームでの喫煙を注意された男性が注意した男性駅員に暴行を加えて逮捕されているし、最近でも2021年7月、禁煙の飲食店内での喫煙を注意された男性が、従業員の顔を殴って現行犯逮捕されるという事件が起きている。さらに、2021年10月31日に京王線の電車内で乗客をナイフで刺し、放火した25歳の犯人も車内でタバコを吸う様子がネット上に拡散したのも記憶に新しい。
筆者も喫煙者だったからわかるが、ニコチンが切れるとストレスを感じ、イライラしてしまう。そんなときに喫煙を注意されれば、カチンとくることがあるかもしれない。
栃木県の事件のように、真っ昼間に電車内でタバコを吸うような人間に直接、注意すれば逆上される危険性が高い。法律を無視する喫煙者は、他の違法薬物を使用しているかもしれず(※1)、見かけたら駅員や警察官などに通報したほうがいいだろう。
ちなみに、タバコを吸ってストレスが軽減されることはない。単に切れていたニコチンが補充され、それを勘違いしているだけだ。
ニコチンは脳へ作用する
傷害事件は日常的にたくさん起きている。その動機は様々で、もちろん全てがタバコが原因ではない。
だが、これまでの研究を探ってみると、タバコに含まれるニコチンなどの有害物質が、喫煙者の脳、喫煙者が女性の場合、出産前の子どもの脳へ作用し、認知機能に悪影響をおよぼしたり、衝動的な言動に走らせてしまうなどが起きるようだ。
こうしたタバコの悪影響を考えれば、喫煙やポイ捨てを注意されただけで逆上し、注意した相手を殴ったり首を絞めたりする行動との関係も無視できない。喫煙者の多くは穏やかで非暴力的な人間だが、加熱式タバコなどの新型タバコにも含まれているニコチンという物質が何らかの悪さをしている危険性がある。
妊娠中や出産時の状況、出産直後に母体から受けた影響が、犯罪行為を含めたその子の行動に大きな影響をおよぼすことはよく知られている。
例えば、母親の喫煙は低体重児出産や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクなど、胎児の健康や命に悪影響をおよぼし、また妊娠中に喫煙した母親を持つ子は犯罪を犯すリスクが高い傾向がある(※2)。
なぜなら、タバコに含まれる多種多様な有害物質が作用し、母親の喫煙によってそれらの有害物質が胎児へ影響するからだ。中でも、ニコチンによる脳への影響は大きく、それは出産前後から成長していく課程でも強く作用する(※3)。
本来、ニコチンは否定的な感情より肯定的な感情を呼び起こし、怒りや恐れ、恥などを抑える作用があると考えられてきた(※4)。
だが、思春期や青年期の脳が高度に発達する時期にニコチンが供給されると、報酬系などをつかさどるドーパミン受容体に影響をおよぼし、情動反応などの成熟度を変化させ、その結果、学習能力の成長を阻害したり、社会的な不適合などを引き起こす恐れのあることがわかっている(※5)。
また、喫煙は衝動的な行動や注意力の低下に関係し、うつや不安など、成人になってからの脳の機能に影響をおよぼすようだ。こうしたニコチンによる影響は、女性より男性で強く出てくるとされ、ニコチンが紙巻きタバコと同じくらい入っている加熱式タバコなどの新型タバコにも同じような作用があるという(※6)。
また、最近の米国の高校生のリスク行動調査による研究では、喫煙本数が増えてニコチン摂取量が多くなるほど、悲しみや絶望を感じたり自殺未遂をするリスクが高くなる傾向があったという(※7)。この報告をした研究者は、喫煙が身体の健康のみならず、精神的な健康にも悪影響をおよぼし、特に青少年期のヘビースモーカーに対して禁煙サポートなどの支援が必要と強調している。
タバコ会社や国の責任は
もちろん、これらの研究でわかった喫煙と犯罪や自殺などとの関係は、学歴や収入、家庭環境など、喫煙者が置かれている様々な要因による影響も大きいだろう。しかし、実験動物での研究はもちろん、疫学的な研究でも、喫煙以外の要素を排除し、それでも両者の間になんらかの関係があるという結論を導き出している。
では、事件を起こす喫煙者に全面的な責任があるのだろうか。
私は、タバコという依存性の強い製品を作っているタバコ会社、そしてその販売を後押ししている国にも大きな責任があると考えている。
こう書くと必ず「喫煙者は自分の意志でタバコを吸い始め、その害を承知の上で吸い続けているのだからタバコ会社や国に責任はない」という反論が出てくる。
だが、そういう人は、ニコチンの強い依存性、タバコ会社の強力なマーケティングとロビー活動、世界にも珍しい「たばこ事業法」がある日本という国の態度を知らない。ようするに、喫煙者の多くは半ば騙されて依存性の強いタバコを吸い始め、やめようとしても日本ではなかなかそれができない環境に置かれているのだ。
私の好きなお笑いコンビ、サンドウィッチマンのコントの中に「タバコがそんなに悪いのなら、はなからそんなものを売らなければいいじゃないか」というセリフがある。
全くそのとおりで、タバコなんか吸わなければよかったと後悔しつつ、禁煙できずに苦しんでいる喫煙者も多い。禁煙の難しさについての情報も少ない中、吸い始めた頃は「すぐにやめられる」と思いつつ、やがてなかなかやめられない自分に気づく。
これまでの調査研究によれば、喫煙者の多くは未成年の間にタバコを吸い始め、そのまま吸い続けた結果、禁煙が難しくなっていく。なぜなら、長く吸い続ければ吸い続けるほど、タバコをやめることは難しくなるからだ(※8)。
タバコ会社は、巧みなマーケティングを駆使し、巨額の広告宣伝費を使って日々、喫煙者を増やそうとしている。
日本も加盟する国際条約「たばこ規制枠組み条約(WHO-FCTC)」では、厳しいタバコ規制を各国で取り決め、タバコ会社の広告宣伝行為や社会活動、そしてイメージ広告も禁止している。
だが、日本ではテレビ局がJT(日本たばこ産業)のイメージCMを展開し、新聞や雑誌には加熱式タバコの宣伝がデカデカと掲載されている。
こうした状況は、日本がタバコ対策後進国と非難される理由にもなっているが、コンビニエンスストアにはレジの背後にタバコがズラリと並び、レジ横には新型タバコのPOP(Point Of Purchase、消費者が商品を購買する場で行われる)広告が置かれている。禁煙中の人をはじめ、タバコを吸わない大人も子どももみんなが目にする場所だ。
駅前には喫煙所が設置され、国際条約であるFCTCの禁止事項を知らない自治体の担当者にタバコ会社が喫煙所や灰皿の設置をうながす。
こうした状況で喫煙者が禁煙するのはなかなか難しい。やめようと思っても、常に目の前にタバコがあり、タバコを吸える場所があるからだ。
喫煙や吸い殻のポイ捨てを注意した人間に暴力をふるうのはもちろん、暴行傷害は明らかな犯罪だ。けっして許されることではない。
だが、栃木県の事件で高校生の友人以外、電車内の大人たちが沈黙していたと報じられるような喫煙に寛容な社会の風潮もさることながら、脳に悪影響をおよぼし、強い依存症のあるニコチンを入れたタバコ製品を作っているタバコ会社、そしてFCTCを批准しつつ、タバコの販売をうながしている国の責任も大きい。
非喫煙者が喫煙者を殴るなんて滅多にないが、喫煙者が非喫煙者を殴るような事件は、
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
【ひろゆき】喫煙者に容赦無く正論をぶつけるひろゆき
【実写】イキリ陰キャオタクが歯全滅させる為タバコ喫煙し始めたら口臭**以下歯真っ黄色になった
コーヒーを飲んでタバコを吸った後の口の匂いと**の匂い、どちらが臭いか検証してみましたww
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頭のおかしい嫌煙者
https://president.jp/articles/-/29020?page=1
“正義感”の発露。その代償とは
昨夏のある晩、見知らぬサラリーマンと路上でケンカになった。泥酔していた私が路上喫煙していた相手に腹を立て、激しい口論の末、相手の顔面に、思い切りパンチを打ち込んでしまったのだ。
ヤジ馬の通報で警官が駆けつけ我に返ったものの、時すでに遅し。私の両手には手錠がかかっていた。
「もう2度とあんな思いはしたくない」と語る彼は、逮捕からずっと酒を断っているという。
全ての画像を見る(2枚)
告げられた容疑は、傷害。呆然とするなか、顔から血を流していた相手は救急車で運ばれていった。
一方、私がパトカーで連行されたのは地元警察署の取調室。そこで私服の刑事から3時間以上、調書を取られた後、指紋登録や写真撮影などが行われた。いかにもな犯罪者扱いに気が滅入ったが、私が本当に絶望したのは、取り調べを終えた刑事の言葉だった。
「じゃ、今から留置場に入ってもらうから準備しようか」
留置場! 罰金を払っておしまいではないのか!
逮捕された人間は留置場に入れられ、いずれ起訴となる。知識ではもちろんわかっていたものの、“逮捕”という事実が我が身に及ぶと、現実として受け入れられなかった。
刑事によれば、留置期間は最低でも2日、場合によっては約3週間におよぶ可能性もあるという。目の前が真っ暗になりつつも、まず私が思ったのは妻に連絡を取ることだった。すでに時刻は真夜中。私が帰らぬことを心配しているに違いない。
スマホの入ったカバンに手を伸ばすと、刑事の声が飛んできた。
「ダメダメ! 留置中は外部との接触は一切禁止だから」
妻に連絡が取れない。それはつまり、会社を無断欠勤するということとイコールである。もう最悪だ!
結局、妻と会社への連絡は刑事から教えてもらった当番弁護士制度を使うことに。これは容疑者が警察に依頼すると、各地域の弁護士会から当番待機中の弁護士が面会に来てくれるというもので、初回の接見は無料。妻と会社への連絡にメドがついた私は、ひとまず胸をなでおろした。
留置場内には動物園の檻のような小部屋が5つほどあり、それぞれ3人ほどの容疑者が勾留されていた。
私が放り込まれた小部屋にも2人の容疑者がいて、翌朝、あらためて彼らと話をし、身が震えた(留置場では容疑者同士、自由に会話ができる)。両者とも40~50代の中年男なのだが、逮捕容疑は詐欺と覚せい剤。そのうえ、Tシャツの袖からは派手な刺青が見え隠れしている。話してみると意外にも気さくな性格だったとはいえ、相当に気を遣ってしまう。また、場慣れ(?)した彼らに、妙なことを吹聴されるのにも閉口した。
「傷害でパクられたんだって? だったら勾留は2週間くらいだな。それで罰金刑がついて釈放だよ」
2週間もこんなところに……。奈落の底に突き落とされるとはまさにこのことだ。
しかし実際のところ、逮捕から2日後に私は釈放となった。通常、逮捕されると48時間以内に容疑者は地検に送検され、検察の取り調べを受けるのだが、私の場合、検事から不起訴を言い渡されたのだ。
※写真はイメージです(写真=iStock.com/mrohana)
実はその前日、やって来た弁護士に示談をまとめるよう頼んでおいた。その示談の意思と、過去に前科がなかったことにより、おそらく検事が勾留は必要ナシと判断してくれたのだろう。
もっとも、それで万々歳というわけにはいかない。被害者との示談に慰謝料70万円、弁護士費用20万円、さらに会社から減給3カ月の処分。パンチ1発の代償として、私は100万円以上の金銭的ダメージを負い、妻との関係も冷え切ってしまった。私は今、失ったものを取り戻すための毎日を過ごしている
タバコ吸って口臭いはマジで嫌われる。かんたん口臭対策4つ【2】
なぜ「タバコ」は「暴力」を生み出すのか
石田雅彦ライター、編集者
1/26(水) 9:33
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20220126-00278997
先日、栃木県の電車内で喫煙を注意された28歳の男性容疑者が、注意した高校2年生の男子生徒に暴行を加え、逮捕された。喫煙に対する批判の声の高まりとともに、タバコをやめられない喫煙者が注意されて逆上し、事件を起こすケースがある。もちろん、全ての喫煙者が暴力をふるうなどと書くつもりはないが、果たして悪いのは喫煙者だけなのだろうか。
喫煙を注意されて暴行
2020年4月1日に全面施行された改正健康増進法では、鉄道や船舶を含む多数の者が利用する施設で屋内禁煙となり、受動喫煙防止設備が整った専用喫煙号車を除き、鉄道車両内でタバコを吸うことはできない。
加熱式タバコもニコチンが入ったタバコ製品であり、JR東日本では喫煙号車のあるサンライズ瀬戸・出雲などの一部を除き、新幹線を含む全ての電車内で禁煙となっていて加熱式タバコでも規則違反となる。
男子高校生に重症を負わせたこの28歳の容疑者は、JRの電車内の優先席に寝そべって加熱式タバコを吸っていたと報じられている。報道によれば、男子高校生には喘息の持病があり、勇気を振り絞って喫煙をやめるように注意したのだろう。
これまでの報道をみると、同じような事件は枚挙にいとまがないくらい起きている。
この数年でも、例えば2015年4月には、高知県で喫煙を注意された中学校3年生の男子生徒が近所の男性を殴って怪我をさせているし、2016年3月には兵庫県でタバコのポイ捨てを注意された75歳の男性が、注意した小学校1年生の男児の首を絞めて逮捕されている。この兵庫県で起きた事件は、高齢者が男児の首を絞めたことでネット上でも大きな話題になった。
また、2016年12月には、埼玉県で駅のホームでの喫煙を注意された男性が注意した男性駅員に暴行を加えて逮捕されているし、最近でも2021年7月、禁煙の飲食店内での喫煙を注意された男性が、従業員の顔を殴って現行犯逮捕されるという事件が起きている。さらに、2021年10月31日に京王線の電車内で乗客をナイフで刺し、放火した25歳の犯人も車内でタバコを吸う様子がネット上に拡散したのも記憶に新しい。
筆者も喫煙者だったからわかるが、ニコチンが切れるとストレスを感じ、イライラしてしまう。そんなときに喫煙を注意されれば、カチンとくることがあるかもしれない。
栃木県の事件のように、真っ昼間に電車内でタバコを吸うような人間に直接、注意すれば逆上される危険性が高い。法律を無視する喫煙者は、他の違法薬物を使用しているかもしれず(※1)、見かけたら駅員や警察官などに通報したほうがいいだろう。
ちなみに、タバコを吸ってストレスが軽減されることはない。単に切れていたニコチンが補充され、それを勘違いしているだけだ。
ニコチンは脳へ作用する
傷害事件は日常的にたくさん起きている。その動機は様々で、もちろん全てがタバコが原因ではない。
だが、これまでの研究を探ってみると、タバコに含まれるニコチンなどの有害物質が、喫煙者の脳、喫煙者が女性の場合、出産前の子どもの脳へ作用し、認知機能に悪影響をおよぼしたり、衝動的な言動に走らせてしまうなどが起きるようだ。
こうしたタバコの悪影響を考えれば、喫煙やポイ捨てを注意されただけで逆上し、注意した相手を殴ったり首を絞めたりする行動との関係も無視できない。喫煙者の多くは穏やかで非暴力的な人間だが、加熱式タバコなどの新型タバコにも含まれているニコチンという物質が何らかの悪さをしている危険性がある。
妊娠中や出産時の状況、出産直後に母体から受けた影響が、犯罪行為を含めたその子の行動に大きな影響をおよぼすことはよく知られている。
例えば、母親の喫煙は低体重児出産や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクなど、胎児の健康や命に悪影響をおよぼし、また妊娠中に喫煙した母親を持つ子は犯罪を犯すリスクが高い傾向がある(※2)。
なぜなら、タバコに含まれる多種多様な有害物質が作用し、母親の喫煙によってそれらの有害物質が胎児へ影響するからだ。中でも、ニコチンによる脳への影響は大きく、それは出産前後から成長していく課程でも強く作用する(※3)。
本来、ニコチンは否定的な感情より肯定的な感情を呼び起こし、怒りや恐れ、恥などを抑える作用があると考えられてきた(※4)。
だが、思春期や青年期の脳が高度に発達する時期にニコチンが供給されると、報酬系などをつかさどるドーパミン受容体に影響をおよぼし、情動反応などの成熟度を変化させ、その結果、学習能力の成長を阻害したり、社会的な不適合などを引き起こす恐れのあることがわかっている(※5)。
また、喫煙は衝動的な行動や注意力の低下に関係し、うつや不安など、成人になってからの脳の機能に影響をおよぼすようだ。こうしたニコチンによる影響は、女性より男性で強く出てくるとされ、ニコチンが紙巻きタバコと同じくらい入っている加熱式タバコなどの新型タバコにも同じような作用があるという(※6)。
また、最近の米国の高校生のリスク行動調査による研究では、喫煙本数が増えてニコチン摂取量が多くなるほど、悲しみや絶望を感じたり自殺未遂をするリスクが高くなる傾向があったという(※7)。この報告をした研究者は、喫煙が身体の健康のみならず、精神的な健康にも悪影響をおよぼし、特に青少年期のヘビースモーカーに対して禁煙サポートなどの支援が必要と強調している。
タバコ会社や国の責任は
もちろん、これらの研究でわかった喫煙と犯罪や自殺などとの関係は、学歴や収入、家庭環境など、喫煙者が置かれている様々な要因による影響も大きいだろう。しかし、実験動物での研究はもちろん、疫学的な研究でも、喫煙以外の要素を排除し、それでも両者の間になんらかの関係があるという結論を導き出している。
では、事件を起こす喫煙者に全面的な責任があるのだろうか。
私は、タバコという依存性の強い製品を作っているタバコ会社、そしてその販売を後押ししている国にも大きな責任があると考えている。
こう書くと必ず「喫煙者は自分の意志でタバコを吸い始め、その害を承知の上で吸い続けているのだからタバコ会社や国に責任はない」という反論が出てくる。
だが、そういう人は、ニコチンの強い依存性、タバコ会社の強力なマーケティングとロビー活動、世界にも珍しい「たばこ事業法」がある日本という国の態度を知らない。ようするに、喫煙者の多くは半ば騙されて依存性の強いタバコを吸い始め、やめようとしても日本ではなかなかそれができない環境に置かれているのだ。
私の好きなお笑いコンビ、サンドウィッチマンのコントの中に「タバコがそんなに悪いのなら、はなからそんなものを売らなければいいじゃないか」というセリフがある。
全くそのとおりで、タバコなんか吸わなければよかったと後悔しつつ、禁煙できずに苦しんでいる喫煙者も多い。禁煙の難しさについての情報も少ない中、吸い始めた頃は「すぐにやめられる」と思いつつ、やがてなかなかやめられない自分に気づく。
これまでの調査研究によれば、喫煙者の多くは未成年の間にタバコを吸い始め、そのまま吸い続けた結果、禁煙が難しくなっていく。なぜなら、長く吸い続ければ吸い続けるほど、タバコをやめることは難しくなるからだ(※8)。
タバコ会社は、巧みなマーケティングを駆使し、巨額の広告宣伝費を使って日々、喫煙者を増やそうとしている。
日本も加盟する国際条約「たばこ規制枠組み条約(WHO-FCTC)」では、厳しいタバコ規制を各国で取り決め、タバコ会社の広告宣伝行為や社会活動、そしてイメージ広告も禁止している。
だが、日本ではテレビ局がJT(日本たばこ産業)のイメージCMを展開し、新聞や雑誌には加熱式タバコの宣伝がデカデカと掲載されている。
こうした状況は、日本がタバコ対策後進国と非難される理由にもなっているが、コンビニエンスストアにはレジの背後にタバコがズラリと並び、レジ横には新型タバコのPOP(Point Of Purchase、消費者が商品を購買する場で行われる)広告が置かれている。禁煙中の人をはじめ、タバコを吸わない大人も子どももみんなが目にする場所だ。
駅前には喫煙所が設置され、国際条約であるFCTCの禁止事項を知らない自治体の担当者にタバコ会社が喫煙所や灰皿の設置をうながす。
こうした状況で喫煙者が禁煙するのはなかなか難しい。やめようと思っても、常に目の前にタバコがあり、タバコを吸える場所があるからだ。
喫煙や吸い殻のポイ捨てを注意した人間に暴力をふるうのはもちろん、暴行傷害は明らかな犯罪だ。けっして許されることではない。
だが、栃木県の事件で高校生の友人以外、電車内の大人たちが沈黙していたと報じられるような喫煙に寛容な社会の風潮もさることながら、脳に悪影響をおよぼし、強い依存症のあるニコチンを入れたタバコ製品を作っているタバコ会社、そしてFCTCを批准しつつ、タバコの販売をうながしている国の責任も大きい。
非喫煙者が喫煙者を殴るなんて滅多にないが、喫煙者が非喫煙者を殴るような事件は、
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
>>681 匿名さん
>>非喫煙者が喫煙者を殴るなんて滅多にないが、喫煙者が非喫煙者を殴るような事件は、
>>【枚挙にいとまがないくらい起きている】
嫌煙者が犯罪者であることを認めちゃってるんだ。
うん、うん。
よし、よし。
>>683 匿名さん
大丈夫か?
非喫煙者だって喫煙者のアホさに耐えきれずたまには喫煙者を殴るが
喫煙者の暴力犯罪は
【枚挙にいとまがないくらい起きている】
と書いているようだが?
やっぱり、
正当化と屁理屈。
非喫煙者は◯
嫌煙者は×
天と地ほどの差がある。
だけど、ウンコ臭いのは大嫌い。
非喫煙者は口臭たいしゅ◯
喫煙煙者は口臭たいしゅう×
天と地ほどの差がある。
非喫煙者は口臭体臭◯
喫煙煙者は口臭体臭×
天と地ほどの差がある。
特に敷地内喫煙可能マンションに居住する嫌煙者って何処からともなく漂う持ち主の分からない煙でストレスが溜まり、依存症になる恐れが高くなるので注意しましょう。
当然ですが、暴力等犯罪もダメですよ。