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ローヤルゼリーには神経伝達物質であるアセチルコリンや長寿タンパクとも呼ばれているアピシンが含まれています。ローヤルゼリーを食べる女王蜂は実に働き蜂の40倍もの寿命と1日1,000~3,000個もの卵を産み続けるという驚異的な生命力を誇ります。このコラムでは、そんなローヤルゼリーの謎に迫ります。
ローヤルゼリーとの出会い
巣の中でも、「王台」と呼ばれる特別な場所にロ ーヤルゼリーが蓄えられる
巣の中でも、「王台」と呼ばれる特別な場所にロ ーヤルゼリーが蓄えられる
私は鍼灸院を開業する前の数年間、ローヤルゼリーの老舗企業に奉公させていただいた時期があります。そこで多く目撃してきたのが、更年期の女性の生理再開でした。「ローヤルゼリーを飲み始めたら、なぜか止まっていた生理が始まった!」というお客様に沢山出会ったのです。その後、私は鍼灸院を開業し、不妊鍼灸に特化するようになりました。そこで私は、そのローヤルゼリーの経験をはたと思い出したのです。「更年期の女性の生理が再開するのであれば、不妊にも効果があるはずだ。」と。そしてローヤルゼリー老舗企業での経験を活かし、鍼灸治療と共に高品質ローヤルゼリーをお勧めする事にしました。また、ローヤルゼリーに注目した理由がもう一つあります。それは薬効文献の多さ、そして健康食品でありながら医薬品としても認められていると言う点です。医薬品としては滋養強壮や肉体疲労、虚弱体質、食欲不振、栄養障害などを適応症とし、実際に病院でも処方されています。間脳に働きかけ、自律神経を調整するローヤルゼリー
不妊症の検査の中でホルモン検査というものがあります。妊娠に関係する各種ホルモンの測定を行いますが、これによって排卵の有無や排卵障害の程度が分かります。不妊治療では視床下部-下垂体-卵巣の3つの生体調整軸がとても大事です。この生体調整軸の異常は不妊の原因となります。ですから不妊治療で処方される薬のほとんどは視床下部―下垂体―卵巣(卵胞)のいずれかから分泌されるホルモンを製剤化したものや、それらの働きを促進・抑制するものがほとんどです。間脳は、この生体調整軸の中枢が存在する視床下部と視床で構成されます。ローヤルゼリーはこの間脳に働きかけ、「自律神経」「ホルモン」「免疫」など情報系を調整し、自然治癒能力を増強する作用があると言われています。意外と知られていない、女性の基礎体温と排卵の仕組み
女性ホルモン分泌の流れ
女性のカラダは「排卵」のため、通常基礎体温は14日間の低温期と14日間の高温期に分かれていますが、毎月規則正しく排卵するのは、その排卵をコントロールする“指揮者”がカラダの中に存在しているからです。その指揮者とは間脳の一部である「視床下部」で、そのすぐ下に位置する下垂体と連携して様々なホルモンの分泌をコントロールします。視床下部を指揮者とすると、下垂体はコンサートマスター(首席奏者)、そして卵巣、子宮、その他のカラダの部位はオーケストラの一員と言っても良いかもしれません。指揮者の役割はオーケストラの奏でる音を聞きながら、タクトを振って、音を調整する事ですが、外部からのストレスが加わる事で、タクトを上手に振れなくなってしまう事があります。また、逆に今度はオーケストラの一員である卵巣が奏でる音に指揮者が対応できない、といった事も起こり得ます。このように指揮者である視床下部の異常は、基礎体温の異常と排卵の異常の原因となるのです。
[スレ作成日時]2021-09-09 21:04:16