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北日本新聞
■20年前から不正か
とろろ昆布の賞味期限を改ざんして販売したとして、富山区検が食品表示法違反の罪で、法人としての「道正昆布」(富山市稲荷元町)を略式起訴していたことが8日、関係者への取材で分かった。富山簡裁が今後、罰金の略式命令を出すとみられる。健康被害は確認されていない。同社によると、少なくとも約20年前から改ざんが行われていた可能性があるという。
略式起訴は6月29日付。起訴状などによると、道正昆布は2019年4月、商品の詰め合わせ約10箱について、同年7月までとなっていた賞味期限シールを7カ月延長して貼り替え、販売したとされる。
同社によると、小売店に卸した売れ残りを回収し、改ざんして別の店に納めていた。シールを貼り替えた社員は社内調査に対し「当時の上司の指示でやった」と説明。「入社した約20年前には既に同様の不正が行われていた」と話したという。
現在の社長は17年4月に同社を買収。19年4月当時は経営の「引き継ぎ期間」で、前社長が会長として残っていた。現社長は「経営を引き継ぐ以前の問題だが、責任を感じている」と陳謝。自身が経営を継承した後は改ざんをしていないと断言し「二度と不正をしないよう、全社員に周知徹底している」と述べた。
道正昆布は1916年創業の昆布の卸問屋。
[スレ作成日時]2021-07-14 19:16:07