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5/27(木) 19:29
配信 チューリップテレビ
中国人技能実習生殺害事件 弁護側「犯人ではない」/富山
おととし社員寮で同僚の男性を殺害したとして殺人の罪に問われている中国人技能実習生の裁判員裁判が富山地裁で始まりました。
弁護側は無罪を主張しています。
殺人などの罪に問われているのは、射水市の建設会社で技能実習生として働いていた中国籍のショウ・リンイ被告(38)です。
起訴状によりますと、ショウ被告は、おととし2月、射水市内の建設会社の社員寮で同僚の中国人技能実習生ショウ・ガクセイさん(当時37)を包丁で刺しイスで殴るなどして殺害したとされています。
27日から始まった裁判員裁判は中国語と日本語の同時通訳をしながら進められ、ショウ被告は「ショウガクセイという人がいるのは知っているがどんな人かは知らない」などとして起訴内容を否認しました。
検察側は冒頭陳述で「被告は被害者が自分よりも給料が高いことなどに不満を抑えられず犯行に及んだ。当時ストレスから適応障害を発症していたが犯行への影響はなかった」と指摘。
そして、被害者の血痕が付いていたとするショウ被告の作業着などを証拠として提出しました。
一方、弁護側は「被告は犯人ではない」としたうえで、「殺害していたとしても、当時被告は心身こう弱の状態で完全な責任能力はなかった」として無罪を主張しました。
27日の法廷では、ショウ被告が検察官や弁護人をさえぎって発言したり、突然泣き出したりする場面もありました。
裁判は13回の審理を経て7月に結審する予定です。
[スレ作成日時]2021-06-28 00:39:07