区分所有においては土地の持分は専有面積比率によって按分
されるので、持分が多いか少ないかという比較はあまり意味が
ないという気がします。
持分を決める要素は建物の形状で容積率によりほぼ決まります。
一部の例外を除いて現在分譲されているマンションは通常容積
率を使い切っています。
80平米のマンションを購入した場合容積率200%の低層
地区だったら土地の持分は40平米程度、容積率800%の
商業地に建つタワーマンションなら10平米程度になります。
固定資産税は土地の価格に対して課税されるので、面積が狭
くても単価が高ければ課税金額もそれなりになります。
一般に容積率が高い土地は商業地は路線化固定資産税等も
も高いので、土地の持分が低いからといって支払う固定資産税、
都市計画税額が低くなるとは限らないからです。