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工務店に騙されて耐震等級1相当の軸組を建ててしまいました
土地も埋め立て地で、日本でも3本の指に入るほどユルユルな土地です
どうすれば地震に強い家になるでしょうか?
[スレ作成日時]2020-06-19 20:43:03
工務店に騙されて耐震等級1相当の軸組を建ててしまいました
土地も埋め立て地で、日本でも3本の指に入るほどユルユルな土地です
どうすれば地震に強い家になるでしょうか?
[スレ作成日時]2020-06-19 20:43:03
>>485
いわゆる"大工"って言われる人そのものの数が激減しており施工技術の低下は業界の問題になってるよ、実際。
また、昔の大工(棟梁)も職人気質の人が多く、ちっとも学んでない(成長していない)からもともと能力のムラが
大きいわけ(その棟梁の技量及び知識)だけど、成長しないからどんどんダメになってるのが実情。
欠陥住宅ができるのは、もちろん悪意があって(それがダメなことをわかっていて意図的に)手抜き工事をしたりすることで生まれる欠陥住宅があるけど、これは数的には少なくてほとんどは「知識、技術がない素人集団による発生」だよ。
断熱材の詰めかたすらわからない。袋を開けるのかどうか*すら*わからない、ただ「こうやれって言われた」ってことをやってるだけで、その指示してる人も「正しい施工を知らない」。そういう人も「(その人なりに)真面目に」はやってるよ。でもコスト削減の圧も凄いから未経験の中卒とか外国人が現場で見様見真似で施工してるのが現状。そしてそれを指導する棟梁とかそれに準ずる人、そして現場監督もまた知識、技術がない(または古い)ので、指示してる内容自体がそもそも「間違ってる」ってことが往々にしてあるから。
在来とツーバイでは施工難度がツーバイの方が圧倒的に簡単、シンプル、マニュアル化されてるのでそういう欠陥住宅ができにくい。
施工がどの家でも全く同じだから迷うこともなく、また単純作業の繰り返しのため「ツーバイ的な熟練度」はすぐに上がるし効率、精度も上がりやすい。
在来はこの逆になるので間違いやすいし、間違えると簡単に耐震性だけではなく住宅の気密性、断熱性に大きく影響してきてしまう。
さらに問題になるのが、「在来は昔からやってる下請け工務店が多い」ということ。
ツーバイは比較的新しく、また単純明快なので最初から正しい施工が浸透して進んでいる。
問題なのは在来の方で、在来の方は(もともと初期の在来が欠陥だったために)建築基準法の変更及び新しい施工、より耐震性を強化する金具等の使い方(過去の地震からのフィードバック)があるわけだが、これを「学んでいかない」。
進化の止まった在来大工が多く、それがちゃんと継承されて進化していかない(職人気質の世界ってこんなもの)ために、新耐震基準以後もいまだに誤った施工によって倒壊や半壊と言ったことが後を立たない。