シアタールームは小さな映画館のようなつくりになっています。
上映が終わると担当の方が待っていてくれるのですが、モデルルームへ行くまでの道がトンネルのようになっています。
両サイドに完成予想の共有施設のイメージや周辺施設のイメージが描かれていて、説明を受けながら歩いていきます。
モデルルームは全部で3部屋です。
1部屋目は75.53m2・2LDKの部屋で一番オプションが少ないお部屋でした。
バスルームの扉が引き戸になっていましたが、このタイプの部屋では標準仕様だそうです。
普通はリビングのみが多い床暖房はキッチンにも標準で入っているそうで、女性には嬉しいですよね。またリビングには天カセ、いわゆる埋込型のエアコンも設置されていました。(一部住戸を除きます)
キッチンの食器棚(上下)も有償だと思っていましたが、標準でついてくるそうです。
キッチンの棚の使い勝手も良く考えてあり、ラップやアルミホイル・キッチンペーパーが収納できるストレージハンガーがあったり、よく考えられているなあと思いました。
2LDKに作り変えられてはいますが、75㎡よりも広く感じました。
物件全体の話ですが、バルコニーの奥行きは芯々で1.8mと広々とした作りでしたが、バルコニー側外壁の仕上げは吹き付けタイルでした。またこのマンションは外で洗濯物が干せないため、物干し金物はバルコニーに設置されていません。
2部屋目は61.15m2・1LDKの部屋です。
元は2LDKの部屋を変更して作ったそうです。
LINKSの夫婦の部屋の設定とのことです。
洗面所の鏡の裏にコンセントが配置されていて、外からは見えないような仕様になっています。
洗面所の扉を開けるとゴミ袋をかけることができるフロアキャビネットがついています。足元に体重計を入れるスペースもあり、細かいところに気が配られています。
ブランズタワー豊洲はミアップという企画でお客様の声を反映させて家事の機能美を追求した設計のようです。
どれも細かいところですが、女性からは嬉しい設備です。
住戸の玄関外には、住戸用防災備蓄倉庫が標準で設置されています。図面集をざっと見ましたが専有面積に応じて狭い、広いの傾向があるようです。この倉庫は、専有面積には入っていないとの説明でした。ここにスーツケースなど私物を置いて良いのか聞いたら、ダメということでした。営業の方は、立場上言えないのでしょうね。
ブランズタワー豊洲の間取りは種類がたくさんありました。
最近のマンションに多いリビングインの間取りばかりではなく、ひとつの部屋が部屋として独立している間取りが多かった印象を受けました。
次に物件の概要ですが、マンション開発が盛んな豊洲駅から徒歩4分の立地、銀座4km圏内、駅前再開発です。
新豊洲市場へも徒歩9分で歩いていくことができ、晴海フラッグで有名なBRTが豊洲駅にも停まるため新橋や虎ノ門への直接的なアクセスも可能になっています。
開発される敷地には、総戸数1152戸の超大規模タワーマンションである本物件に加え、隣接するスーパーマーケット(何が入るかは未定)、また保育施設もあるということでした。保育施設は定員200名くらいの大規模なものとのこと。
竣工予定は2021年10月下旬、入居予定は2022年3月とのこと。
保育園の定員に対する過不足についてはあくまで概算に過ぎませんが、1152戸の世帯の3割に未就学児が1.5人いると仮定して、そのうち保育園利用が半数とすると、約260名の乳幼児が利用することとなり規模的にはだいぶカバーはできそうですが、認可保育園で外部からの受け入れもあるため、必ずしも利用ができるかは分からないかな、と思いました。
また、物件の隣には区立豊洲西小学校がありますが、増設されるとのことです。(中学校は徒歩30分かかるとの話だったので遠いですね)
共有施設にフィットネスルームもありました。マンション内にプールはついていませんが豊洲西小学校のプールを利用することができます。下手に共用施設にあって管理修繕費がかかるよりは、外部の公的な施設の方が利用料が安くていいですね。(大人2時間400円)
* 2月~5月:全日 9時~21時
* 6月~11月:月火水木金: 14時~21時 土日・祝日: 9時~21時
ブランズタワー豊洲のオプションですが、すでに、5階から16階までは変更できません。
(地下1階~3階が駐車場と駐輪場、4階がロビーフロア兼共用施設・保育園などが入る予定。5階からが居住フロア)
17階から20階も申し込み期限が過ぎてしまっているので変更はできません。
管理費や修繕費ですが、少し高い印象を受けました。
管理費は平米単価約400円、修繕積立金は約100円、合計で約500円。最近は少し高くなりつつあるとは言え@400円程度が多いものが@500円まで行くと高いと感じてしまいますし、また修繕費の設定が安いため入居後の値上げ(タワマンだと@200~@250円くらいに落ち着いてくるのでしょうか)が早晩あるのは、間違いないと思います。
共用施設も充実していて、
・ゲストルーム3部屋
・パーティールーム 2室
・ワーク&スタディーブース
・パーソナルルーム(個室) 2室
・キッズルーム
・フィットネスルーム
・コワーキングルーム
・ランドリールーム
・DIYスタジオ(3階)
・スカイビューラウンジ(33階)
最近はノマドワーカーの方が増えているので、仕事や勉強ができるような共有施設を充実させたようです。デザインがおしゃれで、ここに住むんだったら頻繁に利用しそうなくらい良かったです。
パーソナルルーム(有料)では、自宅にはあげたくないけれど、商談など人に聞かれたくないような話もできるそうです。
スカイビューラウンジでは夕方からバーテンダーの方が来てくれるので、有料ですがお酒をのむことができるようです。
なお、地上48階建てのうち1~4階までは共用施設フロアとなっており、住戸は5階以上になります。
そのほか共用施設については、廊下は内廊下、各階にゴミ置き場が設置なのは嬉しいところです。エレベータは全部で25基、平面図で確認しましたが棟の東側と西側でエレベータシャフトが各6本(通常大きさ)、各1本(非常用の大きなもの)あり、合計で14本あります。階層によって可動範囲が分離されています。総戸数1152戸を14本のシャフトで割ると約82、エレベータ1基あたりざっと82戸が割り当てられる計算となり、十分な本数と言えそうです。(エレベータ本数は、待ち時間に関わりますので)
インターネットは建物に付いており月1265円、これは安いですね。駐車場は場所によりますが28000円~29000円/月が多いです。この金額は妥当だと思います。
物件見学はコロナの影響か見学している方が少なかったように感じました。
その中でも、アジア系の方と一緒になることもありました。
担当の方に聞くと、中国の方で検討・購入されている方も結構いるそうです。
〝愛が長続きするタワー〟
価格は高いです。
マンションのキャッチフレーズ通り、マンションを購入して愛が長続きするようなら安いものだねと、主人と見学へ行きました。
担当の方がとても良い方でしたので、このキャッチフレーズについてどう思うのか聞いてみました。
「このようなキャッチフレーズは、どんなものであれ、お客様の印象に残ったら成功なんです(^ ^)」
と教えて頂きました。
確かに…印象に残っているので完全に大成功です。
愛が長続きする=家事の負担を少なくし家族の時間を増やす
ということだそうです。
上記にも書きましたが、ミアップという企画です。
少しづつの家事の負担を減らす
↓
妻が夫に優しくできる環境をつくる
↓
愛が長続きする
ということのようです。