今回レポートするのは、販売も最終期に入っている「サンウッド青山」です。
こちらを見学することにしたのは、先に同じ地域でこれから建設していく物件を見に行った時に、その横にもう出来上がりつつあるマンションがあったため、見学してみようかという気になったためです。
こちらは最終期の販売になっているということもあって、残り2部屋という状況になっているようですが、せっかくなのでレポートしてみたいと思います。
今回レポートするのは、販売も最終期に入っている「サンウッド青山」です。
こちらを見学することにしたのは、先に同じ地域でこれから建設していく物件を見に行った時に、その横にもう出来上がりつつあるマンションがあったため、見学してみようかという気になったためです。
こちらは最終期の販売になっているということもあって、残り2部屋という状況になっているようですが、せっかくなのでレポートしてみたいと思います。
それでは、ゲストサロンで説明していただいたことなどをまとめていきます。
「サンウッド青山」は、とにかく駅から近く、また70㎡以上の部屋をとても贅沢に設計し、プライベートに重点を置いた、クオリティの高いマンションです。
青山一丁目という場所は、ビジネス街という意識のなかで、緑の広がる赤坂御所、オシャレな街のイメージの強い表参道、繁華街でにぎやかな赤坂を近くに持つ、とても面白い街なのです。
大通りから一歩入ると閑静な住宅街になりますが、この住宅街にはマンションなど大きく土地を使っているところが多いそうです。
元々がお屋敷街だったことから、小さな切り売りがされずに、大きな土地を大きく使うことができた特殊な地域でもあるようで、町民が住んでいた表参道や原宿などのような戸建の家はあまりありません。
そのような場所だからこそ、この「サンウッド青山」だけではなく、この辺りの場所に新築のマンションが連続で建てられているのかもしれないと思いました。
この場所について、土地の価格が上がることはあっても下がることはほぼないだろうという3A(あかさか・あおやま・あざぶ)の中に入っているということや、その3Aの辺りに今まで「サンウッド」というマンションが多く建てられてきた、などの説明もありました。
さて青山一丁目という場所の良さはわかりましたが、さらに今回「サンウッド青山」が建っている場所は、とても条件が良いのです。
それは3方向が道路だということです。しかも3つの道路ともに角地なのです。
単純に考えても、3方向道路であれば日当たりも良いでしょうし、角地であれば隣との距離のことなどの心配が減りますね。
道路に接していることを接道状況と言うそうですが、3方向が接道ということから、独立性が高く、これは防犯・防災性につながります。
プライバシーも守ることができることからも、この状況はとても素晴らしいものに思いました。
3つの道路に面しているといっても、車通りがそこまで多くない、車1台しか通れないくらいの道幅になっていました。
載せている写真は、パンフレットのランドスケープのイラストに、隣の建物までの距離を書き入れたものです。
矢印は一番短いですが、東側の道路は、道路を挟んだ正面の建物までの距離が13m以上あるということでした。
また、今回この土地自体はすごく大きいということでもなく、建築面積はほぼ250㎡です。
そのこともあったのか、今回は1フロアに1邸または2邸しか部屋がないという設計となっていました。
エレベーターを出ると右か左かに進むことになりますが、まず一つ区切りがあり、そこから自宅のドアまでのエレベーターホールが専用になります。
共用エリアに該当する場所ですが、専用として使えるというのは、バルコニーの様な感覚で使える、という事だと思います。文字だけだと分かりにくいと思うのですが、これは実際にモデルルームで体験してみると良いと思います。
実際に見てみると、ここをどう使えばいいのかアイディアも出るのではないでしょうか。
どちらにしても、1フロア2邸構造は、とても贅沢な作りである上に、中小規模マンションだからこそできる、プライベートを重視し、クオリティの高いマンションなのだと理解できました。
他に面白いと感じたことが、このマンションの窓のデザインです。
よくある、大きな窓で陽がさんさんとふりそそぐ、ということに重きをおいていないのです。
むしろ、道路があるとはいえ、周りはマンションばかりだということを考えると、窓を大きくすれば隣近所から中が見えてしまう為に、プライベートを外に漏らすだけでなく、逆に見えてしまえば興醒めするかもしれないと考えたそうで、南側や東側のメインの窓は5階まではスリットのようなデザインになっているのです。
またこの窓は外壁から窓自体までに距離を作っているので、道を歩く人などの斜めからの視線も遮っています。
陽の光は入れながらも、プライベートを重視し守っているという、マンションの方向性がとても分かり易い例だと思います。
ちなみに、5階以上は他のマンションからの視線がなくなる為に、大きな窓で見晴らしが良い、というデザインになっています。
この「サンウッド青山」が建つ場所は第2種住居地域に該当するのですが、東側の道を挟んだ先は第1種中高層住居専用地域となってしまう為、高さ制限が異なるため、目の前の建物よりも高いところまで建設することができることから、このようなデザインになったのだと思います。
それではまずリビングからです。
1枚目の写真正面くらいに、上述したスリットの窓があります。
窓からの陽がそこまで多くないという事は、家具などの日焼け防止になるので、悪くないと思います。
左側に大きく開いている窓があるように見えますが、ここにはバルコニーがあります。
少し奥に入る構造になるので、直射日光が入ってくるのかここくらいかもしれません。
また、2枚目の夜の雰囲気のリビングの写真の、右側奥にあるガラスの扉は、ここから寝室になっているのです。
間取り変更でこのような変更もできたようです。
ガラス戸にはしないかもしれませんが、リビングから直接寝室に行くことができて、引き戸、というデザイン自体は、とても良いと思いました。
今回のまとめです。
「サンウッド」というシリーズのマンションを見学したことは今回初めてで、しかしとても興味深い見学になりました。
今時の、バルコニーに窓を広くとるデザインとは全く違っており、プライバシーを守ることに重きを置いているというところが、とても印象的でした。
確かに住宅街で、周りに既にマンションが建っている状況で、広い窓はそのまま中が良く見えるということに繋がってしまうと考えると、こういうデザインにすることはとても大切なのではないかと感じました。
こうやってプライバシーが守られていることで、安心して家でくつろげるだろうと思います。
プライバシーと使いやすさにこだわって、この青山一丁目という場所に恥じないマンションを作るならば、「サンウッド青山」がこのような金額になっても仕方がないのか、と納得してしまいました。
あと2部屋だけですが、もうすぐ販売も終わってしまいそうです。
こちらに興味がある方は、早めに行ってみることをお勧めします。