東京キラリスナのモデルルーム見学に行ってきました。
東京キラリスナのモデルルーム見学に行ってきました。
周辺環境の続きです。周辺環境としては、自転車を使えば映画館(都心の割には空いているので私も愛用しています)やイトーヨーカドーが入っている最寄は木場駅の「ギャザリア」や「木場公園」、少し北西に進めば「アリオ北砂」、東に進めば「葛西臨海公園」、また、頑張れば都心まで自転車で通勤できると説明を受けました。確かに平たんな道が続くエリアであるため、自転車移動が非常に便利な場所であるとは感じましたが、葛西臨海公園や通勤を自転車でというのは少ししんどいかな…というのが私の印象です。
リバーサイドについてです。本物件の魅力でもあり、最大のネックとなりうる「リバーサイド」という点についての説明も頂きました。まず、江東区の「浸水履歴表」なるものを資料の中で見せてもらいました。江東区での浸水履歴はゼロではありませんが、本物件およびその周辺に関しては浸水履歴はほとんどないとのことでした。その理由として、東京都下水道局での排水整備や、「南砂雨水調整池」の存在があるとのことでした。
また、「領域判定法による液状化予測図」を見ると、本物件およびその周辺は「液状化の可能性が高い地域」、「液状化の可能性がある地域」に該当しています。ただし、本物件は埋立地ではあるものの、江戸中期の地図(1658→1803)を見ると、すでに受けたてられていた場所に存するとのことで安心感があるとのことです。
最後に、隣に荒川があり、かつ本物件は堤防と比べかなり低い位置にあることが見受けられ、川の堤防の崩壊で直ぐに浸水してしまうのではないかと個人的に思っておりました。しかしあらかわは、放水路として、河口から上流22Kmまでの間は、人口的に作られた「荒川放水路」とのことで、完成してから80年以上たった今でも荒川の浸水による被害は一度もないとのことでした。
本物件は「リバーサイド」という特性を個人でどうとらえるかによって、物件価値が変わってくる物件だと感じました。
次はお待ちかねのシアターを見ました。家族三人での映像が主でした。「時短」をキーワードにしている旨説明を受けましたが、シアターでもそのキーワードがちりばめられていました。個人的には駅徒歩13分でしかも1駅行くと江戸川区という立地で時短を押していくのは少々厳しいのではないかという印象を受けました。家族三人の微笑ましい姿には少し感動を覚えましたが、なかなか「強み」が明確でない物件だと映像も少しぼかして作らざる得ないのかなと個人的には思いました。
価格について、本物件は東京駅6キロ圏内の場所の中では比較的価格に優位性があると思います(坪単価2.5百万円)。近くでは阪急阪神不動産がこれより高値でマンション分譲をするといううわさもあるとのこと。また、坪単価でいうと江戸川区並みであるとのことです。
全体的な感想ですが、本物件は強みがあいまいな物件であると感じ、販売会社もどのように売り出そうか相当悩まれたんだろうなという印象を受けます。「時短」というキーワード自体もしっくりきませんでしたし、リバーサイドも一長一短であるという印象です。個人的には、「立地で考えた時の新築での価格の値頃感」、「SUNAMO等の大型商業施設が徒歩圏に2つもあること」、「江戸川区花火大会での花火が特等席で見られること」が単純にいいなとおもったポイントでした。