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マンション管理をしていく中で、困ったこと、聞きたいこと等をここで質問してみませんか。
マンション管理士、建築士、弁護士、宅建士、管理会社勤務の皆さん、理事の皆さん、
住民の皆さん等が質問に答えてくれると思います。
[スレ作成日時]2018-08-08 20:19:27
マンション管理をしていく中で、困ったこと、聞きたいこと等をここで質問してみませんか。
マンション管理士、建築士、弁護士、宅建士、管理会社勤務の皆さん、理事の皆さん、
住民の皆さん等が質問に答えてくれると思います。
[スレ作成日時]2018-08-08 20:19:27
>>3516さん有難うございました。
>長期修繕計画の洗い直しをしまして、やらなければならない工事のすべての工事費の算出>を建築士を雇い半年間かけて専門委員会を設置して取り組んできました。
と、ありましたので詳しい内容があると思いこんでしまいました。失礼いたしました。
<長期修繕計画作成にあたって>
*目的
適切な長期修繕計画の作成及びこれに基づいた修繕積立金の額の算出をし、マンションの
計画修繕工事の適時適切かつ円滑な実施を図ることを目的とします。
又、今までの管理会社や建築士任せの与えられた長期修繕計画ではなく、これからの建物
設備の維持管理に関して、住民がどの修繕箇所をどのレベルの工事をするかまでを建築士と
打ち合わせを行い、作成していく必要があります。
又、殆どの長期修繕計画には、やらなければならない工事の全てが網羅されていませんの
で、全て入れた中で適切な管理を行っていかなければなりません。
*長期修繕計画の作成
建築士と打ち合わせを行い、どこまで、どのレベルまでの計画を立てるのかを検討し、より綿
密な長期修繕計画を作成していくのがベターです。
それで作成された計画に基づいて、1戸当り月の必要修繕積立金の額を算出します。
長期修繕計画書を管理会社のソフトで作成したものは
積立金の額の算出には役に立ちません。
実際建築図面で積算したものでないとだめでしょうね。
しかし、それをやるには建築士でないと作れません。
工事を計画しているとき、業者選定方法はどうしていますか。
相見積もりの取り方は同じ条件で取られていますか。
同じ修繕個所、同じ平米、同じ材料での相見積もりでないと
比較ができません。
要綱書を作成して相見積もりを取りますが、金抜き計算書で
やるのが普通です。
金抜き計算書って分かりますか。
工事個所ごとに左側に平米数や数量が記載してあり、
それに基づいて各業者が右側に単価をいれて見積書を
提出するやり方です。
材料もすべて統一されています。
その金抜き計算書を作るのは建築士でないとつくれないでしょうね。
建築士でないといけないわけではないが、その知識と実務経験
があるものであればいいのでしょう。
組合役員がそれを見抜く力があるかどうかを問われるでしょう。
金抜き計算書は積算に強い、大規模修繕工事の設計監理を
経験した建築士でないと作れないと思いますよ。
それをもとに提出された見積書での比較は素人でもできるでしょうが。
大規模修繕工事に限らず、普通の工事でも合い見積もりの
取り方として金抜き計算の手法を取り入れるべきです。
素人では難しいので、まず1社に見積書を提出してもらいます。
後はその単価欄だけを消してほかの業者に相見積もりを依頼
し単価を入れてもらえば同じ条件での見積もりがとれます。
下記について教えてください
①大規模修繕工事を1回目(13年目~16年目)、2回目(28年目~30年目)に予定していますが1回目も2回目も同じ内容の修繕工事になるのですか。
②機械式駐車場(全戸の2/3の利用者)の使用料は修繕積立金に含め、点検料、諸々の修繕費費は修繕積立金から支出するべきか、または受益者負担で駐車場使用料金単独で別管理(別会計)し点検料、諸々の修繕に係る費用は駐車場使用料積立金から支出するのが良いのか。
③駐車場使用料を修繕積立金に含めた場合点検料、諸々の修繕費が積立金より多くなった時駐車場未利用者から不公平と批判が出た時の対応はどうするのか。
以上よろしくお願いします。
①基本的には同じ内容になりますが、一回目にベランダのシーリング、
開放廊下の床シートの張替えをしていなければそれがプラスになります。
大型設備の玄関扉やサッシの滑車の交換、給排水管、高置水槽、EV等は
大規模修繕工事とは別途に行われると思います。
②機械式駐車場はメンテナンス費用がかかりますので、修繕積立金と別会計
にしているマンションも多いようです。
機械式駐車場も共用部分ですから、全組合員で管理をしなければなりません。
また、機械式駐車場の建て替えはまず不可能と思われます。半年間ぐらいの
間、よそに駐車場を確保しなければならないので現実的には無理だと思います。
③機械式駐車場は共用部分ですので、全組合員で管理をしなければなりません。
しかし、建て替えは別にしてメンテナンス費用が不足するようなら、駐車料金の
値上げは検討すべきと思います。少なくともメンテナンス費用を未使用者から
負担させるのはしない方がいいと思います。
共用部分を使用者だけでお金を出しあい管理をすると
そこはもう一部共用部分となってしまい、全体での管理
はできなくなります。
あくまでそこの敷地は全体で管理すべきでしょう。
パート2より
10386 匿名さん
> 3532 匿名さん 2020/03/04 08:52:29
>共用部分を使用者だけでお金を出しあい管理をすると そこはもう一部共用部分となってしまい、
>全体での管理はできなくなります。
この内容は、もう無茶苦茶ですね。
「一部共用部分」とは、「【構造上】、一部の区分所有者のみの共用に供されるべきことが明らかな共用部分」をいうのであって、であるからこそ、「一部共用部分」は、規約に別段の定めがない限り、これを共用すべき区分所有者の「共有」に属するのである。
<共用部分の本管工事と一緒にやることの必要性について>
専有部分の配管の工事を各区分所有者の皆さんが、各自、業者に依頼してやった場合の費用は、
かかります。
それを、共用部分の本管の工事と一緒にやれば、1戸当り30~40万円程度でできるといわれています。
当然、費用面だけでなく、工事をすれば、1週間程度、給水・排水の使用制限が行われます。
例えば、朝9時から夕方5時までは、水の使用がストップしますし、トイレの使用もできません。その
場合は、架設トイレを設置するか、隣りのトイレを借りなければなりません。
又、工事のバラツキも解消されますし、工事期間の不便性も共用部分の工事と一緒にやれば、1回
で済ませることができます。
マンションの建物や設備の維持・保全が適正に行われれば、快適なマンションライフが送れますし、
資産価値が高まり、売却するときも賃貸にだすときも高い価値が出てきます。
やはり給排水管の工事は、共用部分・専有部分と一緒に
やった方がずっと効率的です。
3531です。
外壁に関しては時の経過に伴いコンクリート自体は強化されていきますので
外壁補修に関しては経費は1回目より少なくて済むかもしれません。
ベランダのシーリング塗装に関しては、大規模修繕工事2回に1回程度でも
いいのではと私自身は思っています。
解放廊下のシートの張替えについては、20年ぐらいはもつとおもいますので、
足場は必要ありませんので、そのときに考えればいいと思います。
使用料に関しては、標準管理規約でも、それらの管理に要する経費に充てるほか、
修繕積立金に積み立てるとなっています。第29条
メンテナンス費用が不足するようなときは、使用料の値上げをした方がいいと思います。
工事費に関しては、相見積もりの取り方によって大きく変わります。
公募して、同じ条件で相見積もりを取ることをお勧めします。
専門委員会の強化を図るべきです。
大規模修繕工事を進めるにあたっては、工事の進め方については
ネットで調べれば簡単に分かります。
技術的なことは業者等の専門家に任せればいいのです。
大規模修繕工事は大変な労力を伴います。
特に仕事をもっている方には負担が大きいと思います。
現役の方が修繕委員長になられた場合は、その補佐をする方に
会社をリタイアされた信頼のおける方を選んでおくといいでしょう。
※必要修繕積立金の額とは
マンション総合調査(国交省)では、駐車場使用料等からの充当分を含む望ま
れる修繕積立金の額は、1戸当り月17,515円となっています。
又、国交省から修繕積立金に関するガイドラインが発表されましたが、15階未満の専有面積
当たりの平均値は、平米当り178円/月と示されています。