一般論ですが、規約や細則に書いていないことは理事会で決めることができます。決まっていない部分をローカルルールで運用することや、各期の理事会でローカルルールを都合よく変更することはありがちです。役員選出ルールを決めても辞退者が続出することがあり、変えざるを得ないことがあります。
また、一部のクレーマーの立候補を防ぐために、理事会で不適格と認定して却下する場合もあります。それを拡大解釈して、来期の立候補募集で想定される現理事会の方針に反対する多くの立候補者をクレーマー扱いする可能性もあります。
新たな立候補者に理事会の多数派を占められると現在進めている取組を白紙に戻されてしまうため、現役員に都合のよい内部ルールを新たに策定するなど自分達が多数派で居続けるためのなりふり構わない動きをしてくる可能性もあります。
そうならないよう、来期の役員選定は選定ルールや選定プロセスを理事会クローズドで秘密裏に進めるのではなく、全住民に向けてきちんと公開し透明化するよう確約させる必要があると感じます。