植栽業者はすでに前回の総会で可決されて変更されていますが、以前のサービスレベルを維持できていないと思います。このマンションの植栽は非常に多種類の草木を植えてあるのが特徴でしたが、昨年秋にきれいな花を咲かせていた萩が刈り取られていて今年は咲いていません。萩はB棟の目隠しの役割も果たしていました。萩は雑木の針槐(はりえんじゅ)と似ているので間違って伐採してしまったのでしょう。やはり植栽を行った業者でなければ、何の草木をどういう考え方で植えてあるか理解していないのでしょう。
今回竹を伐採してマンサクに植え替えるとのことですが、私はよい考えとは思いません。竹は春になれば芽(筍)が出てきて、数年経てば数本の株になり、風にも強くなります。マンサクは樹形がさほど美しくない落葉樹ですし、竹ほどは風を感じることはできないでしょう。調べてみると西日にも弱いみたいなので、照り返しの強いあの場所に植えるのは植栽業者の判断としてどうなのかなと思っています。
もっとも、植栽に興味がある住民の方はあまりいないでしょうし、理事会の考え方なら、金のかかる植栽は全部切ってしまえということにいずれなるような気もします。そういう判断をさせないためにも各種認証は維持したほうがよいというのが私の考えです。