- 掲示板
真面目に答えてください
[スレ作成日時]2017-01-14 12:02:39
真面目に答えてください
[スレ作成日時]2017-01-14 12:02:39
国籍欄の記載について「韓国」は大韓民国の国籍を表すものでありますが「朝鮮」は地域(朝鮮半島)を表すものに過ぎず、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国籍を表したものではないとされています。
なぜかというと、それは日本と韓国の歴史が関係しています。
1910年の韓国併合により、朝鮮半島は日本の領土となりました。そして、日本の戸籍とは別に「朝鮮戸籍」と呼ばれる戸籍が新たに作られ、朝鮮戸籍に登載された人々を「朝鮮人」と呼ぶことになりました。
その後、出稼ぎなどを理由に朝鮮から日本へ移住する朝鮮人や、戦時体制の下で日本へ強制連行された朝鮮人が日本に増えていきました。1945年8月、終戦当時の在日朝鮮人の全人口は約210万人ほどとする報告もあります。
終戦後、多くの朝鮮人が朝鮮半島に帰還する一方で、以前から滞在していた者を中心に約60万名の朝鮮人が日本に残りました。その際、日本に住んでいた朝鮮人は日本人ではなく外国人という扱いになり、国籍欄に出身地である「朝鮮」という記載が一律でされるようになりました。
更にその後、1948年8月15日に韓国が独立(建国)しました。そして、1950年(昭和25年)以降、本人の希望があった場合は、日本における外国人登録上の国籍を「朝鮮」から「韓国」へ変更することができるようになりました。その際に「朝鮮」から「韓国」へ国籍欄を変更した朝鮮人やその子孫たちは国籍欄が「韓国」となり、逆に変更せずにいた朝鮮人やその子孫たちは国籍欄が「朝鮮」のまま現在に至っています。
ちなみに、国籍欄を「韓国」から「朝鮮」へ変更してしまうと「朝鮮」へ戻すことは事実上困難となっています