「モデルルーム見学の流れ」
見学の基本的な流れはアンケートの記入から、このマンションの概要の説明、シアタールームでのマンション説明映像の鑑賞といった流れで進んでいきます。巨大なジオラマを使った案内もあり、マンションの外に広がる浜離宮恩賜庭園と部屋の位置関係を確認することが可能です。
マンションそのものというよりは、浜離宮の巨大さを改めて思い知るほどの迫力あるジオラマです。実際に完成した部屋からの眺望を早く見てみたくなるような、否が応でも期待が高まります。
「都心の一等地という贅沢」
パークコート浜離宮はJR新橋駅、浜松町駅、都営大江戸線 汐留駅、大門駅の4駅が徒歩圏内にあるアクセス抜群の立地です。東京駅、品川駅にもそれぞれ10分圏内でアクセスが可能で、フットワークの良さはどのエリアにも負けないといえると思います。
そして都心の一等地でありながら、浜離宮恩賜庭園の緑が眼下に広がり、その光景に圧倒されます。自然の緑と都心のビル群が同じ光景として楽しめる場所は貴重だと思います。
「和洋折衷の町並み」
このマンションの最大の目玉は浜離宮を望む眺望ですが、実は周辺にはイタリアのような町並みが広がっています。通称イタリア街とよばれるエリアまでは徒歩1分で到着し、そこにはさまざまな飲食店やスーパーなどが立ち並んでいます。その名の通り、異国に訪れたような錯覚に陥る、フェラーリやフィアットがよく似合うような非日常的な空間が広がっています。たびたびテレビ番組の収録や、趣味で写真を楽しんでいる人たちも訪れるほど、魅力的な場所です。「非日常」な光景も、そこに住む人にとっては「日常」の一部となります。これほど贅沢な住環境は、探してもなかなか見つけることはできないと思います。
和の情緒溢れる浜離宮恩賜庭園と、周辺のイタリア街。まさに和洋折衷の町並みがパークコート浜離宮には広がっています。
「住環境としては文句なしの汐留エリア」
都心一等地のマンションといえば、周辺の騒音や治安が心配なところです。
汐留エリアはオフィス街のため、基本的に平日日中以外は非常に静かな環境にあります。見学当日も土曜日でしたが、周辺は人通りもそれほど多くなく、住環境としては申し分ない印象を受けました。極端に人通りが少ないということもなく、治安面でも安心できると思います。
新橋駅周辺は非常に賑やかな環境ですが、汐留駅周辺は高層ビル群が立ち並ぶ立地のため、距離は近いですが対照的な雰囲気です。
また、都心のマンションでもう一つの懸念材料となりがちなのが、外国人の投資目的でのマンション購入に伴う治安悪化です。
主に都内のマンションで投資の対象となりやすいのは豊洲や有明などの湾岸エリアが中心だそうです。その理由として、比較的価格が安く、東京オリンピックの会場により近い場所であるということがあるようです。今後もますます価格は高騰していくだろうとのことでした。
汐留エリアのようなオフィス街にあるマンションは、もともと価格も安くはなく、今後も湾岸エリアほどの価格高騰の可能性は低いため、投資対象にはなりづらいようです。
「三井不動産の最上級グレードのシリーズ」
三井不動産のマンションは、その名称によってコンセプトが分けられています。「パークコート」とは、その中でも最上級のグレードに位置づけられているもので、「時を経ても決して飽きることのない品位」というテーマのもとに設計されています。
マンション自体は現在設計中なので見学できませんでしたが、カタログを見ているだけでも溜め息が出るほど圧倒されます。共用部はまるで高級ホテルのようなハイグレードな雰囲気が漂い、一瞬で世界が変わったような異次元の空間に引き寄せられます。
周辺の浜離宮やイタリア街のような環境だけではなく、建物の中に入ってからも住む人を感動させ、そのたびに「買ってよかった」と思わせる要因がいくつも見つかると思います。
「部屋タイプとモデルルームについて」
約36㎡のワンルームタイプから100㎡超の3LDKのタイプまで、実に幅広いパターンが用意されています。
ニーズもさまざまなので一概にどのタイプが売れ筋であるとは言えませんが、高層階の物件から順番に埋まってきているようです。価格は約1億円弱〜1億5,000万円台までの物件がほとんどです。ワンルームや1LDKは低層階に配置され、高層階は2LDK以上のファミリー向け物件で占められているようです。
ちなみに部屋数は1LDK〜3LDKまで割り振ることが可能で、とにかく広い部屋が良いとか、部屋数を確保したいといった要望にもしっかりと応えられるようです。
今回見学してきたモデルルームは2LDK 約75㎡のオーソドックスなタイプです。まずドアを開けて広がるのが、ピカピカのタイル張りの床です。玄関自体も非常にゆったりと広いスペースが確保されており、さすがは最上級グレードのマンションといった印象でした。
玄関からまっすぐ進むと約20畳のリビングがあり、その隣の部屋には8畳の寝室が広がります。寝室のドアを開けると横にも約6畳の寝室が見えてきます。
玄関から広がるタイル張りの床はトイレやバスルームまで広がっており、これは標準仕様だそうです。
「管理費・修繕積立金など」
部屋タイプによっても価格は変動しますが、売れ筋の2LDK・3LDKの場合は月額4万円〜5万円程度。この中にはインターネット利用料金も含まれています。
その他、修繕積立基金として引渡時に100万円程度の一括支払い金が必要です。
ちなみにこのマンションの駐車場の数は限られているため、100㎡超の3LDKタイプのみ契約が可能となっているようですが、販売戸数が極端に少ないです。駐車場が必要な場合は、周辺の月極駐車場との契約を考えておくのが良さそうです。
「価格について」
ワンルームの6,000万円台から3LDKの3億円台まで、部屋タイプにより幅広い価格設定がされています。売れ筋は1億円前半の2LDK・3LDKのタイプのようです。最上階の37階から順番に埋まっていく傾向が強いようですが、確かに高層階で1億円台前半という価格は、浜離宮を望む高級マンションということを考えるとコストパフォーマンスが高いのではないかと思いました。